JPH07225654A - 無線データ伝送装置 - Google Patents

無線データ伝送装置

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JPH07225654A
JPH07225654A JP6018330A JP1833094A JPH07225654A JP H07225654 A JPH07225654 A JP H07225654A JP 6018330 A JP6018330 A JP 6018330A JP 1833094 A JP1833094 A JP 1833094A JP H07225654 A JPH07225654 A JP H07225654A
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wireless
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隆保 輿石
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プリンタのパラメータセット方式を改良し、
プリント前に毎回セットする必要がなく、また、パラメ
ータセットにおける操作性を向上させ得る無線データ伝
送装置を提供すること。 【構成】 印刷すべきデータを送出するデータ送出送置
に接続される送信側アダプタを用いる無線データ伝送装
置であって、プリンタパラメータを記憶する手段を有
し、前記データ送出送置からの印刷すべきデータの送出
時には、前記プリンタパラメータ記憶手段から読み出し
た、印刷を実行するプリンタに設定すべきプリンタパラ
メータを、前記印刷すべきデータの前に無線送信するこ
とを特徴とする無線データ伝送装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は無線データ伝送装置に関
し、特にプリンタのパラメータセット方式を改良した無
線データ伝送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータ(以下、
「PC」という)とプリンタを接続するケーブルの代わり
に無線機を接続し、電波を利用してPCからプリンタへ
データを伝送し、印字する無線プリンタインタフェース
(I/F)が開発されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、プリンタは、
印字する内容によって各パラメータ、具体的には、用紙
サイズ(A4/B4),用紙の向き(縦/横),センター印
字/左寄せ印字,縮小率等を、オペレータがセットしな
くてはならない。従来の技術では、この点についての配
慮が充分ではなく、オペレータによるパラメータのセッ
トを、以下の如き方法で行っていた。 (1)オペレータが、プリンタのオペレーションパネル上
から、印刷の前にセットを行う方法。 (2)PCからの専用ソフトにより、接続されているプリ
ンタへのセットを行う方法。 しかし、上述の方法では、いずれも印刷の都度、毎回セ
ットを行わなければならず、オペレータの手間が大変で
あると同時に、操作性が非常に悪かった。例えば、(2)
のPCからの専用ソフトによるセットを行う場合には、
現在使用しているアプリケーションを一度終了し、「L
PSET」の如きプリンタをセットするための専用のフ
ァイルを立ち上げてセットを行い、セット終了後には、
先刻まで使用していたアプリケーションを再度立ち上げ
て、印刷モードを開始するという操作を行わなければな
らず、操作性が非常に悪かった。本発明は上記事情に鑑
みてなされたもので、その目的とするところは、従来の
技術における上述の如き問題を解消し、プリンタのパラ
メータセット方式を改良し、プリント前に毎回セットす
る必要がなく、また、パラメータセットにおける操作性
を向上させ得る無線データ伝送装置を提供することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の上述の目的は、
印刷すべきデータを送出するデータ送出送置に接続され
る送信側アダプタを用いる無線データ伝送装置であっ
て、プリンタパラメータを記憶する手段を有し、前記デ
ータ送出送置からの印刷すべきデータの送出時には、前
記プリンタパラメータ記憶手段から読み出した、印刷を
実行するプリンタに設定すべきプリンタパラメータを、
前記印刷すべきデータの前に無線送信することを特徴と
する無線データ伝送装置によって達成される。
【0005】
【作用】本発明に係る無線データ伝送装置においては、
無線プリンタI/F内にプリンタにセットするパラメー
タを記憶して、プリント毎にプリンタに対して出力する
ようにしたので、印刷の都度、オペレータが毎回セット
を行う必要がなくなり、操作性が飛躍的に向上する。ま
た、請求項2に記載した如く、PC上からソフトウェア
によってセットするようにした場合には、オペレータが
プリンタのところまで行く必要もなくなり、更に操作性
が向上する。なお、これ以外の請求項に係る発明につい
ての作用は、以下の実施例の説明中で明らかにされる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1に、本発明の一実施例に係る無線デー
タ伝送装置をアダプタとして用いる無線データ伝送シス
テムの概略構成を示す。図において、1は送信側無線ア
ダプタ、1aはその無線アンテナ、2は受信側無線アダ
プタ、2aはその無線アンテナ、3はデータ送信元とな
るPC、4はデータ受信側となるレーザプリンタ(以
下、「LP」という)を示している。なお、PC3と送信
側無線アダプタ1の間,LP4と受信側無線アダプタ2
の間は、それぞれ、セントロニクスI/Fで接続されて
いる。上述の如く構成された無線データ伝送システムに
おいては、PC3上のデータがLP4に送られて印字が
可能になっている。
【0007】図2に、PC3上でソフトウェアによって
セットするプリンタのパラメータの例を示す。パラメー
タは、図2に示す如く、プリンタの各内容、すなわち、
給紙トレイ(上/下),用紙方向(縦/横),縮小率,領域
指定(印字/左寄せ印字)等を含んでいる。図3に、上述
の送信側無線アダプタ1,受信側無線アダプタ2の内部
構成を示す。前述の如く、送信側無線アダプタ1はPC
3に接続されており、受信側無線アダプタ2はプリンタ
(LP)4に接続されている。送信側無線アダプタ1は、
公知の高周波部41,モデム部と全般制御部を構成する
システム制御部やCPU42,パラメータ記憶部43,
データインタフェース(I/F)部44,接続コネクタ4
5等から構成されている。
【0008】また、受信側無線アダプタ2は、公知の高
周波部31,モデム部32,パラメータ記憶部33,デ
ータインタフェース(I/F)部34,接続コネクタ3
5,システム制御部36とCPU37,データ処理部3
8等から構成されている。本実施例に係る無線データ伝
送装置の動作について、以下、説明する。本実施例に係
る無線データ伝送装置の基本的な動作例では、送信側無
線アダプタ1をパラメータ記憶モードにしておき、PC
3から付属のパラメータ設定用ソフトウェアにより、プ
リンタのパラメータの設定を行う。この状況を図4のフ
ローチャートに示す。すなわち、送信側無線アダプタ1
をパラメータ記憶モードにし(ステップ51)、PC3上の
ソフトウェアを用いて設定したいプリンタパラメータ
を、送信側無線アダプタ1に送出する(ステップ52)。
【0009】送信側無線アダプタ1では、受信したプリ
ンタパラメータを、パラメータ記憶部33内の適宜の位
置に記憶する(ステップ53)。これでパラメータのセット
が完了する。なお、パラメータの設定の際には、複数の
種類のものを、モード1,2,・・・・nの如く設定すること
ができる。これには、送信側無線アダプタ1にダイヤル
の如き選択設定手段を設けておき、PC3からの設定時
に、各ダイヤル対応に異なったパラメータを割り付けて
記憶させる。例えば、ダイヤル1 上トレイ,縦置き,・・
・・ダイヤル2 下トレイ,横置き,・・・・・・・・という如き設
定が可能である。
【0010】次に、印刷を実行する際には、図5に示す
如き動作により、まず、送信側無線アダプタ1のダイヤ
ル番号を、使用したいプリンタパラメータが設定されて
いる番号に合わせてセットし(ステップ61)、これに続け
て、PC3から、印刷すべきデータを送信側無線アダプ
タ1に送出する(ステップ62)。送信側無線アダプタ1
は、パラメータ記憶部43を介して、まず、セットされ
ているダイヤル番号に対応するプリンタパラメータを取
り出し、これを受信側無線アダプタ2に無線送信する
(ステップ63)。受信側無線アダプタ2では、受信したプ
リンタパラメータを接続コネクタを介してLP4に送出
し、次いで、印刷すべきデータを送出する(ステップ6
4)。LP4では、受信したプリンタパラメータに従っ
て、なず、プリンタ設定を行った後、データの印刷を実
行する。
【0011】上記実施例によれば、送信側無線アダプタ
1で、予め設定されているプリンタパラメータのうちか
ら、使用したいプリンタパラメータに対応するダイヤル
番号を選択した後、印刷すべきデータを送出するだけ
で、プリンタのパラメータ設定が自動的に行われるよう
になり、印刷の都度、オペレータが毎回セットを行う必
要がなくなり、操作性が飛躍的に向上する。次に、請求
項4に記載したパラメータ記憶部の記憶内容の出力手段
について、図6を用いて説明する。まず、送信側機器
(送信側無線アダプタ1,PC3)をパラメータ印字モー
ドにし(ステップ71)。この状態で送信側から印刷開始を
指示する(ステップ72)。
【0012】すると、パラメータ記憶部43を介してプ
リンタパラメータを取り出し、受信側機器(受信側無線
アダプタ2,LP4)へ無線送信する(ステップ73)。受
信側機器では、受信したプリンタパラメータを、通常の
印刷データとして扱い、その印字を行う(ステップ74)。
上記実施例によれば、送信側無線アダプタ1に予め設定
されているプリンタパラメータの内容を、印字すること
ができ、これを送信側機器の近くに提示しておけば、選
択すべきプリンタパラメータを簡単に決定することが可
能になる。なお、本実施例に係る無線データ伝送装置の
オペレーションパネル80の一構成例を、図7に示す。
この例では、オペレーションパネル80のLCD表示部
81上で、各パラメータの設定が可能に構成されてい
る。
【0013】すなわち、本実施例に係る無線データ伝送
装置のオペレーションパネル80上で、上述のLCD表
示部81を見ながら、モード選択ボタン84を押すこと
により、種々のモードが順次表示されるので、この中の
所望のモードを選択する。次に、パラメータ記憶部43
に記憶したいプリンタパラメータに対応するダイヤル番
号を、ダイヤル選択ボタン82,83により決定する。
この状態で、PC3からプリンタパラメータを送信側無
線アダプタ1に送信すれば、送信したプリンタパラメー
タが、上で選択したダイヤル番号に対応した状態でパラ
メータ記憶部43に記憶される。
【0014】上述の手順により、例えば、 ダイヤル番号0 何もパラメータを設定しないモード プリンタ1 ダイヤル番号1 上トレイ,縦置き,等倍モード プリンタ2 ダイヤル番号2 下トレイ,横置き,等倍モード プリンタ2 ダイヤル番号3 上トレイ,縦置き,縮小70%モード プリンタ2・・・・ という如き設定が可能である。印刷実行時には、前
述の如く、上で設定したモードのうちから使用したいモ
ードに合わせてダイヤルを選択する。なお、このダイヤ
ルには、受信側のプリンタ選択の機能を兼ねさせること
も可能である。
【0015】また、上述のオペレーションパネル80を
用いて、プリンタパラメータの印字を行うことも可能で
ある。この場合には、モードボタン84でパラメータ印
字を選択して、セットボタン85によりプリンタパラメ
ータの送信を開始する。このデータが受信側機器によ
り、前述の如き手順で印字される。なお、上記実施例は
本発明の一例を示したものであり、本発明はこれに限定
されるべきものではないことは言うまでもないことであ
る。例えば、プリンタパラメータを選択するためのダイ
ヤル選択方式は、図7に示したオペレーションパネル8
0のLCD表示部81上の表示を利用するものに限ら
ず、直接的な回転式ダイヤルを用いても良い等である。
【0016】
【発明の効果】以上、詳細に説明した如く、本発明によ
れば、プリント前に毎回セットする必要がなく、また、
パラメータセットにおける操作性を向上させ得る無線デ
ータ伝送装置を実現できるという顕著な効果を奏するも
のである。なお、上記実施例は本発明の一例を示したも
のであり、本発明はこれに限定されるべきものではない
ことは言うまでもないことである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る無線データ伝送装置を
アダプタとして用いる無線データ伝送システムの概略構
成を示す図である。
【図2】PC3上でソフトウェアによってセットするプ
リンタのパラメータの例を示す図である。
【図3】実施例に係る無線データ伝送システムの送信側
無線アダプタ1,受信側無線アダプタ2の内部構成を示
す図である。
【図4】実施例に係る無線データ伝送システムにおけ
る、PC付属のパラメータ設定用ソフトウェアによりプ
リンタのパラメータの設定を行う状況を示すフローチャ
ートである。
【図5】実施例に係る無線データ伝送システムにおけ
る、印刷を実行する際の動作を示すフローチャートであ
る。
【図6】実施例に係る無線データ伝送システムにおけ
る、パラメータ記憶部の記憶内容の出力方法を説明する
図である。
【図7】実施例に係る無線データ伝送装置のオペレーシ
ョンパネルの構成例を示す図である。
【符号の説明】
1 送信側無線アダプタ 1a 送信側無線アダプタ1の無線アンテナ 2 受信側無線アダプタ 2a 受信側無線アダプタ2の無線アンテナ 3 PC 4 LP 33,43 パラメータ記憶部 35,45 接続コネクタ 80 オペレーションパネル 81 LCD表示部 82,83 ダイヤル選択ボタン 84 モード選択ボタン 85 セットボタン

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷すべきデータを送出するデータ送出
    送置に接続される送信側アダプタを用いる無線データ伝
    送装置であって、プリンタパラメータを記憶する手段を
    有し、前記データ送出送置からの印刷すべきデータの送
    出時には、前記プリンタパラメータ記憶手段から読み出
    した、印刷を実行するプリンタに設定すべきプリンタパ
    ラメータを、前記印刷すべきデータの前に無線送信する
    ことを特徴とする無線データ伝送装置。
  2. 【請求項2】 前記プリンタパラメータを複数の種類設
    定するための、プリンタパラメータ設定手段を有するこ
    とを特徴とする請求項1記載の無線データ伝送装置。
  3. 【請求項3】 前記プリンタパラメータ設定手段が、プ
    リンタを選択するための選択手段を兼ねていることを特
    徴とする請求項1または2のいずれかに記載の無線デー
    タ伝送装置。
  4. 【請求項4】 前記プリンタパラメータ設定手段の設定
    内容を出力する手段を有することを特徴とする請求項3
    記載の無線データ伝送装置。
JP01833094A 1994-02-15 1994-02-15 無線データ伝送印刷方法と無線データ伝送装置 Expired - Fee Related JP3309540B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6614543B1 (en) 1996-08-27 2003-09-02 Riso Kagaku Corporation Image forming machine-computer interface system

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6614543B1 (en) 1996-08-27 2003-09-02 Riso Kagaku Corporation Image forming machine-computer interface system

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