JP2003087479A - 画像読取システム - Google Patents

画像読取システム

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JP2003087479A
JP2003087479A JP2001270512A JP2001270512A JP2003087479A JP 2003087479 A JP2003087479 A JP 2003087479A JP 2001270512 A JP2001270512 A JP 2001270512A JP 2001270512 A JP2001270512 A JP 2001270512A JP 2003087479 A JP2003087479 A JP 2003087479A
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JP2001270512A
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Kenji Kameyama
憲二 亀山
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明はネットワークに接続された画像読取装
置の読取条件や宛先等の読取情報の設定が容易で利用性
の良好な画像読取システムを提供する。 【解決手段】画像読取システム1は、スキャンサーバ3
が、利用者IDと当該利用者IDの利用者によって設定
されたスキャナ2での原稿の読取条件等の読取情報を内
部メモリに記憶し、利用者IDがスキャナ2で入力され
ると、スキャナ2が利用者IDをネットワークNWを介
してスキャンサーバ3に送信し、スキャンサーバ3が、
送信されてきた利用者IDと一致する利用者IDが内部
メモリに登録されていると、当該利用者IDに対応する
読取情報をスキャナ2に送信し、スキャナ2が、受信し
た読取情報を操作表示部に表示して、読取情報の設定変
更を可能とし、受信した読取情報、または、操作表示部
で設定変更が行われると、変更後の読取情報に基づいて
原稿の読み取りを行っている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像読取システム
に関し、詳細には、読取条件や宛先等の読取情報の設定
が容易で利用性の良好な画像読取システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、原稿の画像を読み取る画像読取装
置、例えば、スキャナは、SCSI等のインターフェイ
スでコンピュータに直接接続されており、スキャナで読
み取った原稿の画像を当該接続されたコンピュータに転
送して、コンピュータで各種画像処理等を行って当該画
像の利用を行っている。
【0003】したがって、従来、スキャナは、コンピュ
ータと1対1での使用となっており、スキャナに接続さ
れたコンピュータ以外の他のコンピュータ等で当該スキ
ャナで読み取った画像を利用する場合には、スキャナで
読み取った画像を当該スキャナに接続されたコンピュー
タで、フロッピーディスク(登録商標)等の書込・読取
可能で着脱可能な記録媒体に保管し、当該記録媒体を、
当該画像を利用する他のコンピュータで読み取らせる方
法が用いられていた。
【0004】一方、近時、ネットワーク接続可能なスキ
ャナが出現し、ネットワークに、スキャナ、スキャンサ
ーバ及び複数のクライアントコンピュータが接続された
ネットワーク環境において、複数の利用者が1台のスキ
ャナを共有して使用する場面が増えている。
【0005】従来のこのようなネットワークにおいて
は、ある利用者がスキャナで原稿を読み取る場合、ま
ず、スキャナの操作部において読取条件、画像の宛先
(送信先)等の設定を行う。読取条件は、スキャナの仕
様によって差異はあるが、多種にわたるため、利用者
は、その目的にあった条件をその都度設定する必要があ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のネットワークに接続されたスキャナを利用す
る場合、ネットワークに接続されたクライアントコンピ
ュータからスキャナにアクセスして原稿の画像を読み取
る場合、その都度、スキャナの操作部において読取条
件、画像の宛先(送信先)等の設定を行うようになって
いたため、面倒であるという問題があった。
【0007】この場合、従来、読取条件をスキャナに予
めユーザ毎に予約登録し、読取条件の設定時に、予め設
定登録されている読取条件から適宜選択することが提案
されているが、1台のスキャナを複数の利用者が利用す
る場合、利用者は、スキャナに登録されている複数の読
取条件をスキャナの操作部で順次表示部に表示させて、
これらの複数の読取条件の中から自分が予約した読取条
件を選択する必要があり、自分が登録した読取条件を表
示部に表示させるまでに、操作部で、読取条件の選択操
作を幾度となく行う必要があり、なお、面倒であるとい
う問題があった。また、読み取った画像の宛先(送信
先)においても、予めスキャナに各利用者が予め設定登
録して、この登録されている宛先から選択することが提
案されているが、この宛先の選択操作においては、スキ
ャナに既に登録済みの多数の宛先リストからその都度選
択しなければならず、最も頻度が高いと思われる利用者
自身への送信でさえ、多数の宛先リストから選択して設
定しなければならず、なお、面倒であるという問題があ
った。
【0008】そこで、請求項1記載の発明は、ネットワ
ークに画像読取装置、当該画像読取装置の管理を行うス
キャンサーバ及び複数のクライアント端末が接続され、
画像読取装置で所定の読取条件で読み取られた原稿の画
像データをネットワークを介して一旦スキャンサーバに
送信し、スキャンサーバから指定されたクライアント端
末に画像データを送信するに際して、スキャンサーバ
が、利用者IDと当該利用者IDの利用者によって設定
された画像読取装置での原稿の読取条件等の読取情報を
内部メモリに記憶し、画像読取装置が、利用者IDが入
力手段から入力されると、当該利用者IDをネットワー
クを介してスキャンサーバに送信し、スキャンサーバ
が、送信されてきた利用者IDと一致する利用者IDが
内部メモリに登録されていると、当該利用者IDに対応
して内部メモリに登録されている読取情報を画像読取装
置に送信し、読取情報を受信した画像読取装置が、受信
した読取情報を表示手段に表示して、当該表示した読取
情報に対して操作手段で読取情報の設定変更を可能と
し、当該受信した読取情報、または、当該操作手段で設
定変更が行われると、当該変更後の読取情報に基づいて
原稿の読み取りを行うことにより、入力された利用者I
Dに基づいて、複数の登録者の中から利用者を特定する
とともに、利用者IDの所有者が予め登録した読取情報
を表示手段に表示して読取情報の確認と必要な変更を行
え、読取条件や宛先等の読取情報の設定を煩雑な操作を
行うことなく、簡単かつ適切に行って、利用性の良好な
画像読取システムを提供することを目的としている。
【0009】請求項2記載の発明は、ネットワークに画
像読取装置及び複数のクライアント端末が接続され、画
像読取装置で所定の読取条件で読み取られた原稿の画像
データをネットワークを介して指定されたクライアント
端末に送信するに際して、画像読取装置が、利用者ID
と当該利用者IDの利用者によって設定された原稿の読
取条件等の読取情報を内部メモリに記憶し、利用者ID
が入力手段から入力されると、当該利用者IDと一致す
る利用者IDが内部メモリに登録されていると、当該利
用者IDに対応して内部メモリに登録されている読取情
報を表示手段に表示して、当該表示した読取情報に対し
て操作手段で読取情報の設定変更を可能とし、当該受信
した読取情報、または、当該操作手段で設定変更が行わ
れると、当該変更後の読取情報に基づいて原稿の読み取
りを行うことにより、ネットワークにスキャンサーバが
接続されている場合にも、利用者IDを画像読取装置で
管理して、利用者IDをスキャンサーバに送信すること
なく、入力された利用者IDに基づいて、複数の登録者
の中から利用者を特定するとともに、利用者IDの所有
者が予め登録した読取情報を表示手段に表示して読取情
報の確認と必要な変更を速やかに行え、読取条件や宛先
等の読取情報の設定を煩雑な操作を行うことなく、簡単
かつ適切に行って、より一層利用性の良好な画像読取シ
ステムを提供することを目的としている。
【0010】請求項3記載の発明は、読取情報を、画像
読取装置の操作手段で入力し、ネットワークを介してス
キャンサーバに送信して当該スキャンサーバの内部メモ
リに格納、または、当該画像読取装置の内部メモリに格
納することにより、利用者IDと読取情報の設定を画像
読取装置で行えるようにし、読取情報の設定者を明確に
するとともに、煩雑な操作を行うことなく、読取情報の
内部メモリへの登録を行って、利用性のより一層良好な
画像読取システムを提供することを目的としている。
【0011】請求項4記載の発明は、読取情報を、クラ
イアント端末で入力し、ネットワークを介して、スキャ
ンサーバに送信して当該スキャンサーバの内部メモリに
格納、または、画像読取装置に送信して当該画像読取装
置の内部メモリに格納することにより、利用者IDと読
取情報の設定をクライアント端末で行えるようにし、読
取情報の設定者を明確にするとともに、煩雑な操作を行
うことなく、読取情報の内部メモリへの登録を行って、
利用性のより一層良好な画像読取システムを提供するこ
とを目的としている。
【0012】請求項5記載の発明は、画像読取装置が、
スキャンサーバまたはクライアント端末に送信する画像
データに当該画像データを読み取った際の利用者IDを
付加して送信することにより、複数の登録されている利
用者から選択するという煩雑な操作を行うことなく、送
信者を通知できるようにするとともに、受信側で送信者
が適切に分かるようにし、より一層利用性の良好な画像
読取システムを提供することを目的としている。
【0013】請求項6記載の発明は、スキャンサーバに
保管された画像データまたは画像読取装置で読み取られ
て当該画像読取装置内に保管された画像データに対して
は、当該画像データの宛先のユーザにのみアクセスを許
可することにより、アクセス権を与えられた宛先のユー
ザが、登録済みの利用者IDと同じ利用者IDを持つク
ライアント端末からの操作に限り画像にアクセスするこ
とができるようにして、スキャンサーバまたは画像読取
装置内に宛先に応じた蓄積先を持つことなく、送信画像
の機密性を保つことのできる画像読取システムを提供す
ることを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の画
像読取システムは、ネットワークに画像読取装置、当該
画像読取装置の管理を行うスキャンサーバ及び複数のク
ライアント端末が接続され、前記画像読取装置で所定の
読取条件で読み取られた原稿の画像データを前記ネット
ワークを介して一旦前記スキャンサーバに送信し、当該
スキャンサーバから指定された前記クライアント端末に
当該画像データを送信する画像読取システムにおいて、
前記スキャンサーバは、利用者IDと当該利用者IDの
利用者によって設定された前記画像読取装置での原稿の
読取条件等の読取情報を内部メモリに記憶し、前記画像
読取装置は、前記利用者IDが入力手段から入力される
と、当該利用者IDを前記ネットワークを介して前記ス
キャンサーバに送信し、前記スキャンサーバは、送信さ
れてきた利用者IDと一致する利用者IDが前記内部メ
モリに登録されていると、当該利用者IDに対応して当
該内部メモリに登録されている前記読取情報を前記画像
読取装置に送信し、当該読取情報を受信した画像読取装
置は、当該受信した読取情報を表示手段に表示して、当
該表示した読取情報に対して操作手段で読取情報の設定
変更を可能とし、当該受信した読取情報、または、当該
操作手段で設定変更が行われると、当該変更後の読取情
報に基づいて前記原稿の読み取りを行うことにより、上
記目的を達成している。
【0015】上記構成によれば、ネットワークに画像読
取装置、当該画像読取装置の管理を行うスキャンサーバ
及び複数のクライアント端末が接続され、画像読取装置
で所定の読取条件で読み取られた原稿の画像データをネ
ットワークを介して一旦スキャンサーバに送信し、スキ
ャンサーバから指定されたクライアント端末に画像デー
タを送信するに際して、スキャンサーバが、利用者ID
と当該利用者IDの利用者によって設定された画像読取
装置での原稿の読取条件等の読取情報を内部メモリに記
憶し、画像読取装置が、利用者IDが入力手段から入力
されると、当該利用者IDをネットワークを介してスキ
ャンサーバに送信し、スキャンサーバが、送信されてき
た利用者IDと一致する利用者IDが内部メモリに登録
されていると、当該利用者IDに対応して内部メモリに
登録されている読取情報を画像読取装置に送信し、読取
情報を受信した画像読取装置が、受信した読取情報を表
示手段に表示して、当該表示した読取情報に対して操作
手段で読取情報の設定変更を可能とし、当該受信した読
取情報、または、当該操作手段で設定変更が行われる
と、当該変更後の読取情報に基づいて原稿の読み取りを
行うので、入力された利用者IDに基づいて、複数の登
録者の中から利用者を特定することができるとともに、
利用者IDの所有者が予め登録した読取情報を表示手段
に表示して読取情報の確認と必要な変更を行うことがで
き、読取条件や宛先等の読取情報の設定を煩雑な操作を
行うことなく、簡単かつ適切に行って、利用性を向上さ
せることができる。
【0016】請求項2記載の発明の画像読取システム
は、ネットワークに画像読取装置及び複数のクライアン
ト端末が接続され、前記画像読取装置で所定の読取条件
で読み取られた原稿の画像データを前記ネットワークを
介して指定された前記クライアント端末に送信する画像
読取システムにおいて、前記画像読取装置は、利用者I
Dと当該利用者IDの利用者によって設定された原稿の
読取条件等の読取情報を内部メモリに記憶し、前記利用
者IDが入力手段から入力されると、当該利用者IDと
一致する利用者IDが前記内部メモリに登録されている
と、当該利用者IDに対応して当該内部メモリに登録さ
れている前記読取情報を表示手段に表示して、当該表示
した読取情報に対して操作手段で読取情報の設定変更を
可能とし、当該受信した読取情報、または、当該操作手
段で設定変更が行われると、当該変更後の読取情報に基
づいて前記原稿の読み取りを行うことにより、上記目的
を達成している。
【0017】上記構成によれば、ネットワークに画像読
取装置及び複数のクライアント端末が接続され、画像読
取装置で所定の読取条件で読み取られた原稿の画像デー
タをネットワークを介して指定されたクライアント端末
に送信するに際して、画像読取装置が、利用者IDと当
該利用者IDの利用者によって設定された原稿の読取条
件等の読取情報を内部メモリに記憶し、利用者IDが入
力手段から入力されると、当該利用者IDと一致する利
用者IDが内部メモリに登録されていると、当該利用者
IDに対応して内部メモリに登録されている読取情報を
表示手段に表示して、当該表示した読取情報に対して操
作手段で読取情報の設定変更を可能とし、当該受信した
読取情報、または、当該操作手段で設定変更が行われる
と、当該変更後の読取情報に基づいて原稿の読み取りを
行うので、ネットワークにスキャンサーバが接続されて
いる場合にも、利用者IDを画像読取装置で管理して、
利用者IDをスキャンサーバに送信することなく、入力
された利用者IDに基づいて、複数の登録者の中から利
用者を特定することができるとともに、利用者IDの所
有者が予め登録した読取情報を表示手段に表示して読取
情報の確認と必要な変更を速やかに行うことができ、読
取条件や宛先等の読取情報の設定を煩雑な操作を行うこ
となく、簡単かつ適切に行って、より一層利用性を向上
させることができる。
【0018】上記各場合において、例えば、請求項3に
記載するように、前記読取情報は、前記画像読取装置の
操作手段で入力され、前記ネットワークを介して前記ス
キャンサーバに送信して当該スキャンサーバの前記内部
メモリに格納、または、当該画像読取装置の前記内部メ
モリに格納されてもよい。
【0019】上記構成によれば、読取情報を、画像読取
装置の操作手段で入力し、ネットワークを介してスキャ
ンサーバに送信して当該スキャンサーバの内部メモリに
格納、または、当該画像読取装置の内部メモリに格納す
るので、利用者IDと読取情報の設定を画像読取装置で
行うことができ、読取情報の設定者を明確にすることが
できるとともに、煩雑な操作を行うことなく、読取情報
の内部メモリへの登録を行って、より一層利用性を向上
させることができる。
【0020】また、例えば、請求項4に記載するよう
に、前記読取情報は、前記クライアント端末で入力さ
れ、前記ネットワークを介して、前記スキャンサーバに
送信して当該スキャンサーバの前記内部メモリに格納、
または、前記画像読取装置に送信して当該画像読取装置
の前記内部メモリに格納されてもよい。
【0021】上記構成によれば、読取情報を、クライア
ント端末で入力し、ネットワークを介して、スキャンサ
ーバに送信して当該スキャンサーバの内部メモリに格
納、または、画像読取装置に送信して当該画像読取装置
の内部メモリに格納するので、利用者IDと読取情報の
設定をクライアント端末で行うことができ、読取情報の
設定者を明確にすることができるとともに、煩雑な操作
を行うことなく、読取情報の内部メモリへの登録を行っ
て、より一層利用性を向上させることができる。
【0022】さらに、例えば、請求項5に記載するよう
に、前記画像読取装置は、前記スキャンサーバまたは前
記クライアント端末に送信する画像データに当該画像デ
ータを読み取った際の前記利用者IDを付加して送信す
るものであってもよい。
【0023】上記構成によれば、画像読取装置が、スキ
ャンサーバまたはクライアント端末に送信する画像デー
タに当該画像データを読み取った際の利用者IDを付加
して送信するので、複数の登録されている利用者から選
択するという煩雑な操作を行うことなく、送信者を通知
できるようにすることができるとともに、受信側で送信
者が適切に分かるようにすることができ、より一層利用
性を向上させることができる。
【0024】また、例えば、請求項6に記載するよう
に、前記画像読取システムは、前記スキャンサーバに保
管された画像データまたは前記画像読取装置で読み取ら
れて当該画像読取装置内に保管された画像データに対し
ては、当該画像データの宛先のユーザにのみアクセスを
許可するものであってもよい。
【0025】上記構成によれば、スキャンサーバに保管
された画像データまたは画像読取装置で読み取られて当
該画像読取装置内に保管された画像データに対しては、
当該画像データの宛先のユーザにのみアクセスを許可す
るので、アクセス権を与えられた宛先のユーザが、登録
済みの利用者IDと同じ利用者IDを持つクライアント
端末からの操作に限り画像にアクセスすることができ、
スキャンサーバまたは画像読取装置内に宛先に応じた蓄
積先を持つことなく、送信画像の機密性を保つことがで
きる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であるか
ら、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本
発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定す
る旨の記載がない限り、これらの態様に限られるもので
はない。
【0027】図1〜図3は、本発明の画像読取システム
の第1の実施の形態を示す図であり、図1は、本発明の
画像読取システムの第1の実施の形態の画像読取システ
ムを適用した画像読取システム1のシステム構成図であ
る。
【0028】図1において、画像読取システム1は、ス
キャナ(画像読取装置)2、スキャンサーバ3及び複数
のクライアントコンピュータ(クライアント端末)PC
1〜PCnがLAN(Local Area Network)等のネット
ワークNWに接続されている。
【0029】スキャンサーバ3は、図2に示すように、
サーバ機能部3aを備え、サーバ機能部3aは、ネット
ワークNWに接続されたスキャナ2及び各クライアント
コンピュータPC1〜PCnを登録して管理するととも
に、これらの各機器との間でデータの授受を行って、内
蔵メモリ(ハードディスク等)に保存したり、指定され
た機器にデータを処理内容の指示とともに転送する。特
に、スキャンサーバ3のサーバ機能部3aは、スキャナ
2を利用する各クライアントコンピュータPC1〜PC
nの利用者のID(利用者ID)とスキャナ2での読取
条件等の読取情報を各利用者IDに関連づけて内部メモ
リに記憶し、後述するように、スキャナ2から利用者I
Dが送信されてくると、当該利用者IDが内部メモリに
登録されていると、当該利用者IDに対して登録されて
いる読取情報を読み出して、スキャナ2に転送する。
【0030】スキャナ2は、図2に示すように、CPU
(Central Processing Unit)10、ROM(Read Only
Memory)11、RAM(Random Access Memory )12、
ネットワーク制御部13、スキャナ制御部14、画像読
取部15、操作表示制御部16、操作表示部17及びI
/F制御部18等を備えており、主要各部は、バス19
に接続されている。
【0031】ROM11には、スキャナ2としての基本
制御プログラムや読取情報設定制御プログラム等の各種
プログラム及びこれらの各種プログラムを実行するのに
必要な各種データが格納されており、RAM12は、C
PU10のワークメモリとして利用され、スキャナ2の
動作に必要な各種データをCPU10の制御下で記憶す
る。
【0032】CPU10は、ROM11内のプログラム
に基づいて、RAM12をワークメモリとして利用しつ
つスキャナ2の各部を制御して、スキャナ2としての基
本処理を実行するとともに、後述する読取情報制御処理
を実行する。
【0033】ネットワーク制御部13には、ネットワー
クNWが接続されており、ネットワーク制御部13は、
CPU10の制御下で、スキャンサーバ3との間での画
像データ、各種コマンド及び動作条件データ(読取情報
等)のやりとりを制御する。
【0034】スキャナ制御部14には、画像読取部15
が接続されており、画像読取部15は、例えば、CCD
(Charge Coupled Device)を利用したイメージスキャ
ナが利用されて、スキャナ制御部14の制御下で動作し
て、原稿を走査して原稿の画像を所定の解像度で読み取
る。スキャナ制御部14は、CPU10からの制御信号
に応じて、画像読取部15の動作を制御して、画像読取
部15により原稿の画像を読み取らせ、画像読取部15
の読み取った原稿の画像に必要な画像処理を施す。
【0035】操作表示制御部16には、操作表示部17
が接続れており、操作表示部(操作手段)17は、テン
キーやスタートキー等の各種操作キーを備えるととも
に、表示部(例えば、液晶ディスプレイ)を備えてい
る。操作表示部17では、操作キーにより読取情報の設
定等のスキャナ2を操作するのに必要な各種命令の入力
操作、特に、後述する利用者IDや読取情報の入力操作
が行われ、表示部(表示手段)には、操作キーで入力さ
れた各種命令内容やスキャナ2からオペレータに通知す
る各種情報、特に、スキャンサーバ3から転送されてき
た読取情報が表示される。そして、操作表示制御部16
は、操作表示部17での操作内容を取得して、CPU1
1に出力し、また、CPU11の制御下で、表示部に上
記各種情報を表示させる。
【0036】I/F制御部18には、スキャナ2の機能
を拡張する各種外部機器、特に、本実施の形態のスキャ
ナ2では、IDカード読取部20が接続され、I/F制
御部18は、接続された外部機器、特に、IDカード読
取部20の動作を制御する。IDカード読取部20に
は、予めスキャナ2の各利用者毎に割り当てられた利用
者IDが記憶されたIDカードが着脱可能に挿入され、
IDカード読取部20は、挿入されたIDカードをI/
F制御部18の制御下で読み取って、I/F制御部18
に出力する。I/F制御部18は、IDカード読取部2
0の読み取った利用者IDをCPU10に転送する。上
記操作表示部17及びIDカード読取部20は、利用者
IDを入力する入力手段として機能している。
【0037】次に、本実施の形態の作用を説明する。本
実施の形態のスキャナシステム1は、スキャンサーバ3
に予め利用者ID毎に読取条件等の読取情報が設定登録
されており、利用者がスキャナ2で利用者IDを操作表
示部17またはIDカードで入力すると、スキャンサー
バ3から当該利用者IDに対応して予め登録されている
読取情報をスキャナ2に転送して、スキャナ2の操作表
示部17の表示部で当該読取情報を確認・必要な修正を
行って、スキャナ2に読み取りを行わせるところにその
特徴がある。
【0038】そして、この利用者ID毎の読取情報の設
定は、予めスキャナ2の設定登録モードで操作表示部1
7を操作して設定して、スキャナ2からスキャンサーバ
3に転送してスキャンサーバ3のサーバ機能部3aの内
部メモリに登録される。すなわち、各利用者は、スキャ
ナ2の操作表示部17でスキャナ2を読取情報の設定登
録モードにし、操作表示部17の表示部の設定登録画面
の表示に従って利用者IDと読取情報を設定入力する。
スキャナ2は、設定入力された読取情報をCPU10の
制御下でネットワーク制御部13からスキャンサーバ3
に送信し、スキャンサーバ3のサーバ機能部3aの内部
メモリに読取情報を利用者IDに対応して登録させる。
【0039】また、この利用者ID毎の読取情報の設定
は、各クライアントコンピュータPC1〜PCnから設
定登録することもできる。すなわち、各利用者は、クラ
イアントコンピュータPC1〜PCnの搭載しているス
キャナ2を利用するためのスキャナアプリケーションを
立ち上げて、当該スキャナアプリケーションの読取情報
の設定登録モードで、当該読取情報設定登録モードの設
定登録画面表示に従って利用者IDと読取情報を設定入
力する。クライアントコンピュータPC1〜PCnは、
スキャナアプリケーションからの要請に応じて、設定入
力された読取情報をスキャンサーバ3に送信し、スキャ
ンサーバ3のサーバ機能部3aの内部メモリに読取情報
を利用者IDに対応して登録させる。
【0040】なお、この読取情報とは、スキャナ2での
原稿の読取条件、読み取った原稿の画像の宛先(送信
先)、例えば、クライアントコンピュータPC1〜PC
nのネットワーク上のアドレス、送信者(原稿の送信
元)及び原稿のセット条件等である。
【0041】このようにして、利用者ID毎の読取情報
がスキャンサーバ3に登録されている状態で、図3に示
すように、スキャナ2の画像読取部15に原稿がセット
され、スキャナ2の操作表示部17で利用者IDを使用
するか否かの選択操作が行われると、CPU10は、利
用者IDの使用が選択されたかチェックする(ステップ
S101)。
【0042】ステップS101で、利用者IDの使用が
選択されないときには、CPU10は、操作表示部17
の表示部に読取情報の設定画面を表示して操作表示部1
7のキー操作等での読取情報の設定を可能として(ステ
ップS102)、操作表示部17で設定された読取情
報、特に、読取条件でスキャナ制御部14の制御下で、
画像読取部15を駆動して、原稿の読み取り(スキャ
ン)を行って、処理を終了する(ステップS103)。
【0043】ステップS101で、利用者IDの使用が
選択されると、CPU10は、IDの入力画面を操作表
示部17の表示部に表示して、操作表示部17でのID
の入力が行われると、または、操作表示部17の表示部
にIDカード読取部20への利用者IDの記録されてい
るIDカードのセットを促す表示を行って、IDカード
読取部20にIDカードが装着されると、I/F制御部
18を介してIDカード読取部20にIDカードから利
用者IDを読み取らせ(ステップS104)、当該入力
された利用者IDまたは読み取った利用者IDをネット
ワーク制御部13及びネットワークNWを介してスキャ
ンサーバ3に送信する(ステップS104)。
【0044】スキャンサーバ3は、利用者IDが送信さ
れてくると、サーバ機能部3aが当該送信されてきた利
用者IDが内部メモリに予め登録されている利用者ID
と一致するかチェックし(ステップS106)、一致す
る利用者IDが登録されていないときには、一致する利
用者IDが登録されていない旨をネットワークNWを介
してスキャナ2に送信する。
【0045】スキャナ2は、ネットワーク制御部13か
らスキャンサーバ3から一致する利用者IDが登録され
ていない旨を受信すると、CPU10は、ステップS1
04に戻って、利用者IDの入力またはIDカードから
の利用者IDの読み取りから上記同様に処理する。
【0046】また、サーバ機能部3aは、一致する利用
者IDが登録されていると(ステップS106)、当該
一致する利用者IDに対応して登録されている読取情報
を内部メモリから読み出して当該読取情報をネットワー
クNWを介してスキャナ2に送信する(ステップS10
7)。
【0047】スキャナ2は、スキャンサーバ3から読取
情報が送信されてくると、ネットワーク制御部13が当
該読取情報を受信して、CPU10に渡し、CPU10
は、操作表示部制御部16を介して操作表示部17の表
示部に当該読取情報と読取情報設定画面を表示させる
(ステップS108)。
【0048】この読取情報設定画面には、読取条件、宛
先(送信先)、送信者(原稿の送信元)、原稿のセット
条件等を表示し、また、デフォルトの読取情報(設定変
更可能)も表示する。
【0049】利用者は、この読取情報設定画面で、操作
表示部17から必要な読取情報の設定変更を行うことが
でき、例えば、読取情報設定ボタンを押すことで、当該
利用者IDの保有者が登録した読取情報からの選択、ま
たは、マニュアル設定を行うことができ、以降は、ケー
スバイケースで設定を行うことができる。また、このと
き、利用者は、宛先設定ボタンを押すことで、自分自身
への送信、利用者IDが登録した宛先からの選択または
マニュアル設定を行うことができ、以降は、ケースバイ
ケースで設定を行うことができる。
【0050】CPU10は、このようにして設定された
読取情報に基づいて読取情報を設定し(ステップS10
9)、設定した読取情報、特に、読取条件で、スキャナ
制御部14の制御下で、画像読取部15を駆動して、原
稿の読み取り(スキャン)を行って、処理を終了する
(ステップS103)。
【0051】そして、CPU10は、画像読取部15の
読み取った原稿の画像データを宛先情報とともにネット
ワーク制御部13からネットワークNWを介してスキャ
ンサーバ3に送信し、スキャンサーバ3は、送信されて
きた画像データを一旦内部メモリに格納した後、指定の
宛先のクライアントコンピュータPC1〜PCnに送信
する。
【0052】また、CPU10は、上記読取情報の設定
の変更が行われると、当該読取情報をネットワーク制御
部13を介してスキャンサーバ3に送信し、スキャンサ
ーバ3のサーバ機能部3aのメモリに新たな読取情報と
して登録させ、または、既存の読取情報と入れ換えて上
書きさせる。
【0053】このように、本実施の形態の画像読取シス
テム1は、スキャンサーバ3が、利用者IDと当該利用
者IDの利用者によって設定されたスキャナ2での原稿
の読取情報等の読取情報を内部メモリに記憶し、スキャ
ナ2が、利用者IDが操作表示部17またはIDカード
読取部20から入力されると、当該利用者IDをネット
ワークNWを介してスキャンサーバ3に送信し、スキャ
ンサーバ3が、送信されてきた利用者IDと一致する利
用者IDが内部メモリに登録されていると、当該利用者
IDに対応して内部メモリに登録されている読取情報を
スキャナ2に送信し、読取情報を受信したスキャナ2
が、受信した読取情報を操作表示部17の表示部に表示
して、当該表示した読取情報に対して操作表示部17で
読取情報の設定変更を可能とし、当該受信した読取情
報、または、当該操作表示部17で設定変更が行われる
と、当該変更後の読取情報に基づいて原稿の読み取りを
行っている。
【0054】したがって、入力された利用者IDに基づ
いて、複数の登録者の中から利用者を特定することがで
きるとともに、利用者IDの所有者が予め登録した読取
情報を操作表示部17の表示部に表示して読取情報の確
認と必要な変更を行うことができ、読取条件や宛先等の
読取情報の設定を煩雑な操作を行うことなく、簡単かつ
適切に行って、利用性を向上させることができる。
【0055】また、本実施の形態の画像読取システム1
は、読取情報を、スキャナ2の操作表示部17で入力
し、ネットワークNWを介してスキャンサーバ3に送信
して当該スキャンサーバ3の内部メモリに格納してい
る。
【0056】したがって、利用者IDと読取情報の設定
をスキャナ2で行うことができ、読取情報の設定者を明
確にすることができるとともに、煩雑な操作を行うこと
なく、読取情報の内部メモリへの登録を行って、より一
層利用性を向上させることができる。
【0057】さらに、本実施の形態の画像読取システム
1は、読取情報を、クライアントコンピュータPC1〜
PCnで入力できるようにし、ネットワークNWを介し
て、スキャンサーバ3に送信して当該スキャンサーバ3
の内部メモリに格納している。
【0058】したがって、利用者IDと読取情報の設定
をクライアントコンピュータPC1〜PCnで行うこと
ができ、読取情報の設定者を明確にすることができると
ともに、煩雑な操作を行うことなく、読取情報の内部メ
モリへの登録を行って、より一層利用性を向上させるこ
とができる。
【0059】また、本実施の形態の画像読取システム1
は、スキャナ2が、スキャンサーバ3に送信する画像デ
ータに当該画像データを読み取った際の利用者IDを付
加して送信している。
【0060】したがって、複数の登録されている利用者
から選択するという煩雑な操作を行うことなく、送信者
を通知できるようにすることができるとともに、受信側
で送信者が適切に分かるようにすることができ、より一
層利用性を向上させることができる。
【0061】さらに、本実施の形態の画像読取システム
1は、スキャンサーバ3に保管された画像データまたは
画像読取装置で読み取られて当該画像読取装置内に保管
された画像データに対しては、当該画像データの宛先の
ユーザにのみアクセスを許可してもよい。
【0062】このようにすると、アクセス権を与えられ
た宛先のユーザが、登録済みの利用者IDと同じ利用者
IDを持つクライアントコンピュータPC1〜PCnか
らの操作に限り画像にアクセスすることができ、スキャ
ンサーバ3またはスキャナ2内に宛先に応じた蓄積先を
持つことなく、送信画像の機密性を保つことができる。
【0063】図4は、本発明の画像読取システムの第2
の実施の形態を適用した画像読取システム30のスキャ
ナ31を示す要部ブロック構成図である。
【0064】なお、本実施の形態は、上記第1の実施の
形態の画像読取システム1と同様の画像読取システムに
適用したものであり、本実施の形態の説明においては、
上記第1の実施の形態の画像読取システム1と同様の構
成部分には、同一の符号を付してその詳細な説明を省略
するとともに、図示しない部分についても、必要に応じ
て、第1の実施の形態で用いた符号をそのまま説明す
る。
【0065】本実施の形態の画像読取システム30は、
そのスキャナ31が、上記第1の実施の形態のスキャナ
2と同様のCPU10、ROM11、RAM12、ネッ
トワーク制御部13、スキャナ制御部14、画像読取部
15、操作表示部制御部16、操作表示部17及びI/
F制御部18等を備えているとともに、サーバ機能部3
2を備えており、また、I/F制御部18には、IDカ
ード読取部20が接続されている。
【0066】サーバ機能部32は、少なくともスキャナ
2を利用する各クライアントコンピュータPC1〜PC
nの利用者のID(利用者ID)とスキャナ2での読取
情報を各利用者IDに関連づけて内部メモリに記憶し、
入力された利用者IDと内部メモリに登録されている利
用者IDが一致するかチェックして、一致する利用者I
Dが内部メモリに登録されていると、当該利用者IDに
対して登録されている読取情報を読み出して、CPU1
0に渡す。
【0067】したがって、本実施の形態の画像読取シス
テム30では、図3に示した処理では、スキャナ31で
の原稿の読取時に、利用者IDの使用が選択されると
(ステップS101)、利用者IDの入力またはIDカ
ードからの利用者IDの読み取りを行って、サーバ機能
部32に利用者IDを渡す(ステップS104)。
【0068】サーバ機能部32は、当該入力された利用
者IDが内部メモリに予め登録されている利用者IDと
一致するかチェックし(ステップS106)、一致する
利用者IDが登録されていないときには、一致する利用
者IDが登録されていない旨をCPU10に通知する。
【0069】CPU10は、サーバ機能部32が一致す
る利用者IDが登録されていないと判断すると、ステッ
プS104に戻って、利用者IDの入力またはIDカー
ドからの利用者IDの読み取りから上記同様に処理す
る。
【0070】サーバ機能部32は、一致する利用者ID
が登録されていると(ステップS106)、当該一致す
る利用者IDに対応して登録されている読取情報を内部
メモリから読み出して当該読取情報をCPU10に渡す
(ステップS107)。
【0071】CPU10は、サーバ機能部32から読取
情報が渡されると、操作表示部制御部16を介して操作
表示部17の表示部に当該読取情報と読取情報設定画面
を表示させ(ステップS108)、以降、上記第1の実
施の形態の場合と同様に処理する(ステップS109、
S103)。
【0072】利用者は、この読取情報設定画面で、操作
表示部17から必要な読取情報の設定変更を行うことが
でき、例えば、読取情報設定ボタンを押すことで、当該
利用者IDの保有者が登録した読取情報からの選択、ま
たは、マニュアル設定を行うことができ、以降は、ケー
スバイケースで設定を行うことができる。また、このと
き、利用者は、宛先設定ボタンを押すことで、自分自身
への送信、利用者IDが登録した宛先からの選択または
マニュアル設定を行うことができ、以降は、ケースバイ
ケースで設定を行うことができる。
【0073】CPU10は、このようにして設定された
読取情報に基づいて読取情報を設定し(ステップS10
9)、設定した読取情報で、スキャナ制御部14の制御
下で、画像読取部15を駆動して、原稿の読み取り(ス
キャン)を行って、処理を終了する(ステップS10
3)。
【0074】そして、CPU10は、上記読取情報の設
定の変更が行われると、当該読取情報をサーバ機能部3
2に渡し、サーバ機能部32の内部メモリに新たな読取
情報として登録させ、または、既存の読取情報と入れ換
えて上書きさせる。
【0075】また、本実施の形態で、スキャンサーバ3
がサーバ機能部3aを備えていてもよく、この場合、ス
キャナ30のサーバ機能部32とスキャンサーバ3のサ
ーバ機能部3aのいずれを使用するかを利用者が操作表
示部17のキー操作で、または、クライアントコンピュ
ータPC1〜PCnから選択できるようにしてもよい。
【0076】このように、本実施の形態の画像読取シス
テム30は、スキャナ31が、利用者IDと当該利用者
IDの利用者によって設定された原稿の読取条件等の読
取情報をサーバ機能部32の内部メモリに記憶し、利用
者IDが操作表示部17またはIDカード読取部20か
ら入力されると、当該利用者IDと一致する利用者ID
がサーバ機能部32の内部メモリに登録されていると、
当該利用者IDに対応して内部メモリに登録されている
読取情報を操作表示部17の表示部に表示して、当該表
示した読取情報に対して操作表示部17で読取情報の設
定変更を可能とし、当該受信した読取情報、または、当
該操作表示部17で設定変更が行われると、当該変更後
の読取情報に基づいて原稿の読み取りを行っている。
【0077】したがって、ネットワークNWにスキャン
サーバ3が接続されている場合にも、利用者IDをスキ
ャナ31で管理して、利用者IDをスキャンサーバ3に
送信することなく、入力された利用者IDに基づいて、
複数の登録者の中から利用者を特定することができると
ともに、利用者IDの所有者が予め登録した読取情報を
操作表示部17の表示部に表示して読取情報の確認と必
要な変更を速やかに行うことができ、読取条件や宛先等
の読取情報の設定を煩雑な操作を行うことなく、簡単か
つ適切に行って、より一層利用性を向上させることがで
きる。
【0078】以上、本発明者によってなされた発明を好
適な実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は
上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱
しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもな
い。
【0079】例えば、上記各実施の形態においては、ス
キャナ2、31が、I/F制御部18を介してIDカー
ド読取部20が外付けで接続されている場合について説
明しているが、内蔵されていてもよい。
【0080】また、利用者IDを入力する手段として
は、操作表示部17の操作キーやIDカード読取部20
に限るものではなく、適切に利用者IDを入力する手段
であれば、何ら限定されるものではない。
【0081】
【発明の効果】請求項1記載の発明の画像読取システム
によれば、ネットワークに画像読取装置、当該画像読取
装置の管理を行うスキャンサーバ及び複数のクライアン
ト端末が接続され、画像読取装置で所定の読取条件で読
み取られた原稿の画像データをネットワークを介して一
旦スキャンサーバに送信し、スキャンサーバから指定さ
れたクライアント端末に画像データを送信するに際し
て、スキャンサーバが、利用者IDと当該利用者IDの
利用者によって設定された画像読取装置での原稿の読取
条件等の読取情報を内部メモリに記憶し、画像読取装置
が、利用者IDが入力手段から入力されると、当該利用
者IDをネットワークを介してスキャンサーバに送信
し、スキャンサーバが、送信されてきた利用者IDと一
致する利用者IDが内部メモリに登録されていると、当
該利用者IDに対応して内部メモリに登録されている読
取情報を画像読取装置に送信し、読取情報を受信した画
像読取装置が、受信した読取情報を表示手段に表示し
て、当該表示した読取情報に対して操作手段で読取情報
の設定変更を可能とし、当該受信した読取情報、また
は、当該操作手段で設定変更が行われると、当該変更後
の読取情報に基づいて原稿の読み取りを行うので、入力
された利用者IDに基づいて、複数の登録者の中から利
用者を特定することができるとともに、利用者IDの所
有者が予め登録した読取情報を表示手段に表示して読取
情報の確認と必要な変更を行うことができ、読取条件や
宛先等の読取情報の設定を煩雑な操作を行うことなく、
簡単かつ適切に行って、利用性を向上させることができ
る。
【0082】請求項2記載の発明の画像読取システムに
よれば、ネットワークに画像読取装置及び複数のクライ
アント端末が接続され、画像読取装置で所定の読取条件
で読み取られた原稿の画像データをネットワークを介し
て指定されたクライアント端末に送信するに際して、画
像読取装置が、利用者IDと当該利用者IDの利用者に
よって設定された原稿の読取条件等の読取情報を内部メ
モリに記憶し、利用者IDが入力手段から入力される
と、当該利用者IDと一致する利用者IDが内部メモリ
に登録されていると、当該利用者IDに対応して内部メ
モリに登録されている読取情報を表示手段に表示して、
当該表示した読取情報に対して操作手段で読取情報の設
定変更を可能とし、当該受信した読取情報、または、当
該操作手段で設定変更が行われると、当該変更後の読取
情報に基づいて原稿の読み取りを行うので、ネットワー
クにスキャンサーバが接続されている場合にも、利用者
IDを画像読取装置で管理して、利用者IDをスキャン
サーバに送信することなく、入力された利用者IDに基
づいて、複数の登録者の中から利用者を特定することが
できるとともに、利用者IDの所有者が予め登録した読
取情報を表示手段に表示して読取情報の確認と必要な変
更を速やかに行うことができ、読取条件や宛先等の読取
情報の設定を煩雑な操作を行うことなく、簡単かつ適切
に行って、より一層利用性を向上させることができる。
【0083】請求項3記載の発明の画像読取システムに
よれば、読取情報を、画像読取装置の操作手段で入力
し、ネットワークを介してスキャンサーバに送信して当
該スキャンサーバの内部メモリに格納、または、当該画
像読取装置の内部メモリに格納するので、利用者IDと
読取情報の設定を画像読取装置で行うことができ、読取
情報の設定者を明確にすることができるとともに、煩雑
な操作を行うことなく、読取情報の内部メモリへの登録
を行って、より一層利用性を向上させることができる。
【0084】請求項4記載の発明の画像読取システムに
よれば、読取情報を、クライアント端末で入力し、ネッ
トワークを介して、スキャンサーバに送信して当該スキ
ャンサーバの内部メモリに格納、または、画像読取装置
に送信して当該画像読取装置の内部メモリに格納するの
で、利用者IDと読取情報の設定をクライアント端末で
行うことができ、読取情報の設定者を明確にすることが
できるとともに、煩雑な操作を行うことなく、読取情報
の内部メモリへの登録を行って、より一層利用性を向上
させることができる。
【0085】請求項5記載の発明の画像読取システムに
よれば、画像読取装置が、スキャンサーバまたはクライ
アント端末に送信する画像データに当該画像データを読
み取った際の利用者IDを付加して送信するので、複数
の登録されている利用者から選択するという煩雑な操作
を行うことなく、送信者を通知できるようにすることが
できるとともに、受信側で送信者が適切に分かるように
することができ、より一層利用性を向上させることがで
きる。
【0086】請求項6記載の発明の画像読取システムに
よれば、スキャンサーバに保管された画像データまたは
画像読取装置で読み取られて当該画像読取装置内に保管
された画像データに対しては、当該画像データの宛先の
ユーザにのみアクセスを許可するので、アクセス権を与
えられた宛先のユーザが、登録済みの利用者IDと同じ
利用者IDを持つクライアント端末からの操作に限り画
像にアクセスすることができ、スキャンサーバまたは画
像読取装置内に宛先に応じた蓄積先を持つことなく、送
信画像の機密性を保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像読取システムの第1の実施の形態
の画像読取システムを適用した画像読取システムのシス
テム構成図。
【図2】図1のスキャナの要部ブロック構成図。
【図3】図1の画像読取システムによる読取情報制御処
理を示すフローチャート。
【図4】本発明の画像読取システムの第2の実施の形態
の画像読取システムを適用した画像読取システムのスキ
ャナの要部ブロック構成図。
【符号の説明】
1 画像読取システム 2 スキャナ 3 スキャンサーバ 3a サーバ機能部 PC1〜PCn クライアントコンピュータ NW ネットワーク 10 CPU 11 ROM 12 RAM 13 ネットワーク制御部 14 スキャナ制御部 15 画像読取部 16 操作表示制御部 17 操作表示部 18 I/F制御部 19 バス 20 IDカード読取部 30 画像読取システム 31 スキャナ 32 サーバ機能部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ネットワークに画像読取装置、当該画像読
    取装置の管理を行うスキャンサーバ及び複数のクライア
    ント端末が接続され、前記画像読取装置で所定の読取条
    件で読み取られた原稿の画像データを前記ネットワーク
    を介して一旦前記スキャンサーバに送信し、当該スキャ
    ンサーバから指定された前記クライアント端末に当該画
    像データを送信する画像読取システムにおいて、前記ス
    キャンサーバは、利用者IDと当該利用者IDの利用者
    によって設定された前記画像読取装置での原稿の読取条
    件等の読取情報を内部メモリに記憶し、前記画像読取装
    置は、前記利用者IDが入力手段から入力されると、当
    該利用者IDを前記ネットワークを介して前記スキャン
    サーバに送信し、前記スキャンサーバは、送信されてき
    た利用者IDと一致する利用者IDが前記内部メモリに
    登録されていると、当該利用者IDに対応して当該内部
    メモリに登録されている前記読取情報を前記画像読取装
    置に送信し、当該読取情報を受信した画像読取装置は、
    当該受信した読取情報を表示手段に表示して、当該表示
    した読取情報に対して操作手段で読取情報の設定変更を
    可能とし、当該受信した読取情報、または、当該操作手
    段で設定変更が行われると、当該変更後の読取情報に基
    づいて前記原稿の読み取りを行うことを特徴とする画像
    読取システム。
  2. 【請求項2】ネットワークに画像読取装置及び複数のク
    ライアント端末が接続され、前記画像読取装置で所定の
    読取条件で読み取られた原稿の画像データを前記ネット
    ワークを介して指定された前記クライアント端末に送信
    する画像読取システムにおいて、前記画像読取装置は、
    利用者IDと当該利用者IDの利用者によって設定され
    た原稿の読取条件等の読取情報を内部メモリに記憶し、
    前記利用者IDが入力手段から入力されると、当該利用
    者IDと一致する利用者IDが前記内部メモリに登録さ
    れていると、当該利用者IDに対応して当該内部メモリ
    に登録されている前記読取情報を表示手段に表示して、
    当該表示した読取情報に対して操作手段で読取情報の設
    定変更を可能とし、当該受信した読取情報、または、当
    該操作手段で設定変更が行われると、当該変更後の読取
    情報に基づいて前記原稿の読み取りを行うことを特徴と
    する画像読取システム。
  3. 【請求項3】前記読取情報は、前記画像読取装置の操作
    手段で入力され、前記ネットワークを介して前記スキャ
    ンサーバに送信して当該スキャンサーバの前記内部メモ
    リに格納、または、当該画像読取装置の前記内部メモリ
    に格納されることを特徴とする請求項1または請求項2
    記載の画像読取システム。
  4. 【請求項4】前記読取情報は、前記クライアント端末で
    入力され、前記ネットワークを介して、前記スキャンサ
    ーバに送信して当該スキャンサーバの前記内部メモリに
    格納、または、前記画像読取装置に送信して当該画像読
    取装置の前記内部メモリに格納されることを特徴とする
    請求項1または請求項2記載の画像読取システム。
  5. 【請求項5】前記画像読取装置は、前記スキャンサーバ
    または前記クライアント端末に送信する画像データに当
    該画像データを読み取った際の前記利用者IDを付加し
    て送信することを特徴とする請求項1から請求項4のい
    ずれかに記載の画像読取システム。
  6. 【請求項6】前記画像読取システムは、前記スキャンサ
    ーバに保管された画像データまたは前記画像読取装置で
    読み取られて当該画像読取装置内に保管された画像デー
    タに対しては、当該画像データの宛先のユーザにのみア
    クセスを許可することを特徴とする請求項1から請求項
    5のいずれかに記載の画像読取システム。
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