JPH0524594A - スピン安定型人工衛星 - Google Patents

スピン安定型人工衛星

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JPH0524594A
JPH0524594A JP3186562A JP18656291A JPH0524594A JP H0524594 A JPH0524594 A JP H0524594A JP 3186562 A JP3186562 A JP 3186562A JP 18656291 A JP18656291 A JP 18656291A JP H0524594 A JPH0524594 A JP H0524594A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
solar cell
satellite
cell panel
spin
satellite structure
Prior art date
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Pending
Application number
JP3186562A
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English (en)
Inventor
Koichi Furukawa
功一 古川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH0524594A publication Critical patent/JPH0524594A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明は、小形化を確保したうえで、発生電
力の大電力化を図ることにある。 【構成】衛星構体10の周囲に折畳み展開自在な第1乃
至第4の支持構造体11a〜11dをスピン軸に対して
略直交する方向に略十字状に配設し、この第1乃至第4
の支持構造体11a〜11dの先端部に太陽電池パネル
14を取付けて、これら太陽電池パネル14間にフレキ
シブル太陽電池パネル15を張設することにより、衛星
打上げ時にフレキシブル太陽電池パネル15をqe94
電池パネル14間に折畳み収容して小形化を確保し、電
力発生時に太陽電池パネル14及びフレキシブル太陽電
池パネル15で大面積のパネル構造を実現するようにし
たものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば衛星通信や気
象観測等に用いられるスピン安定型人工衛星に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、スピン安定型人工衛星
は、衛星構体をスピンさせ、そのスピンのジャイロ効果
を利用して姿勢が制御される。ところで、このようなス
ピン安定型人工衛星にあっては、回転駆動される円柱形
状等の衛星構体の周囲に太陽電池セルを配設して、この
太陽電池セルからのて電力を電力源として運用されてい
ることで、周知の3軸姿勢制御方式に比べて構成が比較
的簡易で、軽量に形成することが可能であるという特徴
を有しており、衛星通信や気象観測等に用いられてい
る。
【0003】しかしながら、上記スピン安定型人工衛星
では、その太陽電池パネルの約半分程度しか常時、使用
できないために、搭載されるミッション機器に制約を受
けることにより、電力確保が大きな問題となる。これ
は、打ち上げ手段等の関係から衛星構体の形状寸法に制
約を受けるために、衛星構体の大形化が困難なことによ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、従
来のスピン安定型人工衛星では、電力確保が大きな問題
となっていた。
【0005】この発明は上記の事情に鑑みてなされたも
ので、構成簡易にして、電力発生効率の向上を図り得る
ようにしたスピン安定型人工衛星を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、衛星構体を
スピンさせ、そのスピンによるジャイロ効果を利用して
姿勢を制御するスピン安定型人工衛星において、前記衛
星構体のスピン軸に対して略直交する方向に略十字状に
配設されるもので、前記衛星構体の周囲に折畳み収容さ
れる第1の位置及び前記衛星構体の周囲に略十字状に延
出される第2の位置を司る折畳み展開自在な支持構造体
と、これら支持構造体の各先端部にそれぞれ支持される
もので、該支持構造体の第1の位置で前記衛星構体の周
囲に近接して対向配置され、該支持構想体の第2の位置
で衛星構体の周囲より離間されて対向配置される太陽電
池パネルと、この太陽電池パネル間に張設されるもの
で、前記支持構造体の第1の位置で前記太陽電池パネル
間に折畳み収容され、前記支持構体の第2の位置で前記
太陽電池パネル間に展張される折り畳み展開自在なフレ
キシブル太陽電池パネルとを備えて構成したものであ
る。
【0007】
【作用】上記構成によれば、支持構造体は第1の位置に
折畳まれると、太陽電池パネルを衛星構体の周囲に近接
させることにより、フレキシブル太陽電池パネルを該太
陽電池パネル間に折畳み収容し、第2の位置に展開され
ると、太陽電池パネルを衛星構体の周囲より離間させる
ことにより、その太陽電池パネル間を広げて相互間にフ
レキシブル太陽電池パネルを展張する。即ち、支持構造
体を第1の位置に折畳むことにより、衛星打上げに適し
た形状寸法が確保され、かつ、第2の位置に展開させる
ことにより、太陽電池パネルとフレキシブル太陽電池パ
ネルが衛星構体の周囲に敷設されて比較的大面積のパネ
ル面積が確保され、大電力の発生が可能となる。
【0008】
【実施例】以下、この発明の実施例について、図面を参
照して詳細に説明する。
【0009】図1はこの発明の一実施例に係るスピン安
定型人工衛星を示すもので、回転駆動自在な略円柱形状
の衛星構体10の周囲には略同様に構成される第1乃至
第4の支持構造体11a〜11dがスピン軸に対して略
直交する方向に略十字状に配設される。この支持構造体
11a〜11dは、例えば2本の折曲部材12がスピン
軸方向に所定の間隔に対向配置され、この折曲部材12
間にはワイヤ部材13が略十字状にトラス結合される。
この折曲部材12は、中間部が折曲自在に設けられてお
り、例えば内蔵される駆動モータ(図示せず)を介して
折曲駆動制御される。
【0010】上記第1乃至第4の支持構造体11a〜1
1dの各折曲部材12には一端が衛星構体10に結合さ
れ、他端にはソリッドタイプの太陽電池パネル14がそ
れぞれ支持される。そして、この太陽電池パネル14間
には折曲自在に形成される周知のフレキシブル太陽電池
パネル15が収容箱16を介して張設される。なお、図
1中17はアンテナ装置である。
【0011】上記構成において、第1乃至第4の支持構
造体11a〜11dは、図2に示す各折曲部材12の折
曲状態において、太陽電池パネル14を衛星構体10の
周囲に近接して対向配置する(図3(a)参照)。この
際、太陽電池パネル14はフレキシブル太陽電池パネル
15を、例えば谷折り状に折畳んで収容箱16内に収容
させる。そして、このフレキシブル太陽電池パネル15
の折畳み状態において、上記駆動モータ(図示せず)が
駆動されて、各折曲部材12が展開されると、第1乃至
第4の支持構造体11a〜11dは、衛星構体10から
延出する如く展開される(図3(b),(c)参照)。
これにより、太陽電池パネル14は図1に示すように、
衛星構体10から大きく離間して対向配置されて相互間
が大きく広がり、レキシブル太陽電池パネル15を衛星
構体15の周囲に展張させ、該フレキシブル太陽電池パ
ネル15とともに衛星構体10の周囲に敷設されて太陽
光に対設される。
【0012】このように、上記スピン安定型人工衛星
は、衛星構体10の周囲に折畳み展開自在な第1乃至第
4の支持構造体11a〜11dをスピン軸に対して略直
交する方向に略十字状に配設し、この第1乃至第4の支
持構造体11a〜11dの先端部に太陽電池パネル14
を取付けて、これら太陽電池パネル14間にフレキシブ
ル太陽電池パネル15を張設するように構成した。これ
によれば、第1乃至第4の支持構造体11a〜11dを
折畳み収容すると、太陽電池パネル14が衛星構体10
の周囲に近接して対向配置されて、該太陽電池パネル1
4間にフレキシブル太陽電池パネル15が折畳み収容さ
れることにより、衛星打上げに適した形状寸法が確保さ
れる。また、第1乃至第4の支持構造体11a〜11d
を展開させると、太陽電池パネル14が衛星構体10の
周囲より離間して対向配置されて、該太陽電池パネル1
4間にフレキシブル太陽電池パネル15が展張されるこ
とにより、大面積のパネル面積が確保され、比較的大電
力の発生が可能となる。
【0013】なお、上記実施例では、第1乃至第4の支
持構造体11a〜11dの各折曲部材12を駆動モータ
(図示せず)で折曲制御するように構成したが、これに
限ることなく、例えばばね機構を用いて折曲制御するよ
うに構成することも可能である。また、衛星の回転によ
る円心力を利用して構成することも可能である。
【0014】さらに、上記実施例では、略円柱形状の衛
星構体10を用いて構成した場合で説明したが、この形
状に限ることなく、多角柱形状等の各種の形状のものに
も適用可能である。よって、この発明は上記実施例に限
ることなく、その他、この発明の要旨を逸脱しない範囲
で種々の変形を実施し得ることは勿論である。
【0015】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、構成簡易にして、電力発生効率の向上を図り得るよ
うにしたスピン安定型人工衛星を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係るスピン安定型人工衛
星を示した図。
【図2】図1の折畳み状態を示した図。
【図3】図1の折畳み展開状態を示した図。
【符号の説明】
10…衛星構体、11a〜11…第1乃至第4の支持構
造体、12…折曲部材、13…ワイヤ部材、14…太陽
電池パネル、15…フレキシブル太陽電池パネル、16
…収容箱、17…アンテナ装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 衛星構体をスピンさせ、そのスピンによ
    るジャイロ効果を利用して姿勢を制御するスピン安定型
    人工衛星において、 前記衛星構体のスピン軸に対して略直交する方向に略十
    字状に配設されるもので、前記衛星構体の周囲に折畳み
    収容される第1の位置及び前記衛星構体の周囲に略十字
    状に延出される第2の位置を司る折畳み展開自在な支持
    構造体と、 これら支持構造体の各先端部にそれぞれ支持されるもの
    で、該支持構造体の第1の位置で前記衛星構体の周囲に
    近接して対向配置され、該支持構想体の第2の位置で衛
    星構体の周囲より離間されて対向配置される太陽電池パ
    ネルと、 この太陽電池パネル間に張設されるもので、前記支持構
    造体の第1の位置で前記太陽電池パネル間に折畳み収容
    され、前記支持構体の第2の位置で前記太陽電池パネル
    間に展張される折り畳み展開自在なフレキシブル太陽電
    池パネルとを具備したことを特徴とするスピン安定型人
    工衛星。
JP3186562A 1991-07-25 1991-07-25 スピン安定型人工衛星 Pending JPH0524594A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104058105A (zh) * 2014-06-24 2014-09-24 中国空间技术研究院 一种利用太阳光压力驱动的深空太阳帆航天器
KR101614889B1 (ko) 2014-10-30 2016-04-29 한국항공우주연구원 태양 전지 패널의 검사 장치 및 방법

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104058105A (zh) * 2014-06-24 2014-09-24 中国空间技术研究院 一种利用太阳光压力驱动的深空太阳帆航天器
CN104058105B (zh) * 2014-06-24 2015-12-30 中国空间技术研究院 一种利用太阳光压力驱动的深空太阳帆航天器
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