JPH05235632A - 展開アンテナ - Google Patents
展開アンテナInfo
- Publication number
- JPH05235632A JPH05235632A JP3339692A JP3339692A JPH05235632A JP H05235632 A JPH05235632 A JP H05235632A JP 3339692 A JP3339692 A JP 3339692A JP 3339692 A JP3339692 A JP 3339692A JP H05235632 A JPH05235632 A JP H05235632A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- antenna
- mast
- expansion
- expanded
- extension
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】この発明は、信頼性の高い折畳み・展開動作を
繰返し行い得るようにすることにある。 【構成】アンテナ反射鏡１０を伸縮自在な伸展マスト１
１に伸縮動作に連動して展開・折畳み収容されるように
取付けて、伸展マスト１１をマスト伸展機構１２を介し
て伸縮駆動することにより、アンテナ反射鏡１０を展開
・折畳み収納するように構成して、所期の目的を達成し
たものである。
繰返し行い得るようにすることにある。 【構成】アンテナ反射鏡１０を伸縮自在な伸展マスト１
１に伸縮動作に連動して展開・折畳み収容されるように
取付けて、伸展マスト１１をマスト伸展機構１２を介し
て伸縮駆動することにより、アンテナ反射鏡１０を展開
・折畳み収納するように構成して、所期の目的を達成し
たものである。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば人工衛星に搭
載され、宇宙空間において展開して使用される展開アン
テナに関する。
載され、宇宙空間において展開して使用される展開アン
テナに関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に、この種の展開アンテナは、地上
において反射鏡面を構成する複数の鏡面板を中央鏡面の
周囲に折畳み収容した状態で人工衛星等の宇宙航行体に
搭載して宇宙空間まで輸送し、宇宙空間に到達した状態
で、複数の鏡面板が中央鏡面の周囲に展開されて構築さ
れる。
において反射鏡面を構成する複数の鏡面板を中央鏡面の
周囲に折畳み収容した状態で人工衛星等の宇宙航行体に
搭載して宇宙空間まで輸送し、宇宙空間に到達した状態
で、複数の鏡面板が中央鏡面の周囲に展開されて構築さ
れる。
【０００３】ところで、今後の宇宙開発においては、宇
宙航行体の軌道変更を度々行ったり、あるいは環境汚染
等の観点から、一旦、宇宙空間に構築した展開アンテナ
をスペースシャトル等で回収したりする運用の多様化が
考えられている。
宙航行体の軌道変更を度々行ったり、あるいは環境汚染
等の観点から、一旦、宇宙空間に構築した展開アンテナ
をスペースシャトル等で回収したりする運用の多様化が
考えられている。
【０００４】そこで、上記展開アンテナにあっては、軌
道変更や回収を円滑に実施し得るように、アンテナを展
開して宇宙空間に構築した後、再び折畳み収納するアン
テナ収納機能を備えることが要求される。この場合、単
に展開後のアンテナを折畳み収納可能に構成すれば良い
ものでなく、折畳み収納状態の小形化を実現したうえ
で、安全にして、信頼性の高い展開・折畳み動作制御を
実現する必要がある。これは、最近の宇宙開発で要請さ
れているアンテナの大形化を図った場合に、特に重大と
なる。
道変更や回収を円滑に実施し得るように、アンテナを展
開して宇宙空間に構築した後、再び折畳み収納するアン
テナ収納機能を備えることが要求される。この場合、単
に展開後のアンテナを折畳み収納可能に構成すれば良い
ものでなく、折畳み収納状態の小形化を実現したうえ
で、安全にして、信頼性の高い展開・折畳み動作制御を
実現する必要がある。これは、最近の宇宙開発で要請さ
れているアンテナの大形化を図った場合に、特に重大と
なる。
【０００５】
【発明が解決しようと課題】以上述べたように、従来の
展開アンテナでは、展開して構築した後、折畳み収納
し、再び展開して使用するような場合、その折畳み・展
開動作制御の信頼性の点で満足の行くものでなかった。
展開アンテナでは、展開して構築した後、折畳み収納
し、再び展開して使用するような場合、その折畳み・展
開動作制御の信頼性の点で満足の行くものでなかった。
【０００６】この発明は上記の事情に鑑みてなされたも
ので、構成簡易にして、信頼性の高い折畳み・展開動作
を実現し得るようにした展開アンテナを提供することを
目的とする。
ので、構成簡易にして、信頼性の高い折畳み・展開動作
を実現し得るようにした展開アンテナを提供することを
目的とする。
【０００７】
【課題を解決するため手段】この発明は折畳み展開自在
に設けられるアンテナ本体と、このアンテナ本体が折畳
み展開自在に支持されるものであって、伸縮自在に設け
られる伸展マストと、この伸展マストを伸縮駆動して前
記アンテナ本体を展開・折畳み収納するマスト伸展機構
とを備えて展開アンテナを構成したものである。
に設けられるアンテナ本体と、このアンテナ本体が折畳
み展開自在に支持されるものであって、伸縮自在に設け
られる伸展マストと、この伸展マストを伸縮駆動して前
記アンテナ本体を展開・折畳み収納するマスト伸展機構
とを備えて展開アンテナを構成したものである。
【０００８】
【作用】上記構成によれば、伸縮自在な伸展マストに折
畳み・展開自在に支持されたアンテナ本体は、マスト伸
展機構が駆動されて伸展マストが伸縮されると、これに
連動して、展開・折畳み収容される。これにより、アン
テナ本体の展開・折畳み動作が伸展マストを伸縮駆動す
るだけの動作制御で確実に行われ、信頼性の高い展開・
折畳み動作制御が可能となる。実施例以下、この発明の
実施例について、図面を参照して詳細に説明する。
畳み・展開自在に支持されたアンテナ本体は、マスト伸
展機構が駆動されて伸展マストが伸縮されると、これに
連動して、展開・折畳み収容される。これにより、アン
テナ本体の展開・折畳み動作が伸展マストを伸縮駆動す
るだけの動作制御で確実に行われ、信頼性の高い展開・
折畳み動作制御が可能となる。実施例以下、この発明の
実施例について、図面を参照して詳細に説明する。
【０００９】図１はこの発明の一実施例に係る展開アン
テナの要部を示すもので、図中１０はアンテナ本体を構
成するアンテナ反射鏡である。このアンテナ反射鏡１０
は、例えば周知の非導電性の複数のリブ１０ａ間にワイ
ヤ１０ｂが架設されて所定の鏡面形状に組合わされて、
その一方面に導電性繊維を織り込んだメッシュ材１１ｃ
が展張されて折畳み展開自在に形成される。そして、こ
のアンテナ反射鏡１０のリブ１０ａは、周知の伸展マス
ト１１に取付けられる。この伸展マスト１１は矢印Ａ，
Ｂ方向に伸縮自在に設けられ、その矢印Ａ，Ｂ方向の伸
縮に連動して、リブ１０ａを介してワイヤ１０ｂ及びメ
ッシュ材１０ｃを展張・折畳んで、アンテナ反射鏡１０
を展開・折畳み収容する。また、伸展マスト１１の基部
にはマスト伸展機構１２が設けられる。このマスト伸展
機構１２は、その駆動に連動して伸展マスト１１を矢印
Ａ，Ｂ方向に伸縮駆動させる。
テナの要部を示すもので、図中１０はアンテナ本体を構
成するアンテナ反射鏡である。このアンテナ反射鏡１０
は、例えば周知の非導電性の複数のリブ１０ａ間にワイ
ヤ１０ｂが架設されて所定の鏡面形状に組合わされて、
その一方面に導電性繊維を織り込んだメッシュ材１１ｃ
が展張されて折畳み展開自在に形成される。そして、こ
のアンテナ反射鏡１０のリブ１０ａは、周知の伸展マス
ト１１に取付けられる。この伸展マスト１１は矢印Ａ，
Ｂ方向に伸縮自在に設けられ、その矢印Ａ，Ｂ方向の伸
縮に連動して、リブ１０ａを介してワイヤ１０ｂ及びメ
ッシュ材１０ｃを展張・折畳んで、アンテナ反射鏡１０
を展開・折畳み収容する。また、伸展マスト１１の基部
にはマスト伸展機構１２が設けられる。このマスト伸展
機構１２は、その駆動に連動して伸展マスト１１を矢印
Ａ，Ｂ方向に伸縮駆動させる。
【００１０】上記構成において、アンテナ反射鏡１０
は、伸展マスト１１がマスト伸展機構１２を介して矢印
Ａ方向に伸展されると、その伸展動作に連動してリブ１
０ａが展開され、そのワイヤ１０ｂ及びメッシュ材１０
が所定の鏡面形状に展開される。そして、マスト伸展機
構１２が反転されて伸展マスト１１が矢印Ｂ方向に収縮
されると、アンテナ反射鏡１０は、そのリブ１０ａが同
方向に移動して一箇所に集合される。これにより、アン
テナ反射鏡１０は、そのワイヤ１０ｂ及びメッシュ材１
０ｃが折畳み収容される。
は、伸展マスト１１がマスト伸展機構１２を介して矢印
Ａ方向に伸展されると、その伸展動作に連動してリブ１
０ａが展開され、そのワイヤ１０ｂ及びメッシュ材１０
が所定の鏡面形状に展開される。そして、マスト伸展機
構１２が反転されて伸展マスト１１が矢印Ｂ方向に収縮
されると、アンテナ反射鏡１０は、そのリブ１０ａが同
方向に移動して一箇所に集合される。これにより、アン
テナ反射鏡１０は、そのワイヤ１０ｂ及びメッシュ材１
０ｃが折畳み収容される。
【００１１】また、上記のように展開されたアンテナ反
射鏡１０は、再びマスト伸展機構１２が駆動されて伸展
マスト１１が矢印Ａ方向に伸展されると、上述したよう
にリブ１０ｂが展開されてワイヤ１０ｂ及びメッシュ材
１０ｃが鏡面形状に展開される。
射鏡１０は、再びマスト伸展機構１２が駆動されて伸展
マスト１１が矢印Ａ方向に伸展されると、上述したよう
にリブ１０ｂが展開されてワイヤ１０ｂ及びメッシュ材
１０ｃが鏡面形状に展開される。
【００１２】このように、上記展開アンテナは、アンテ
ナ反射鏡１０を伸縮自在な伸展マスト１１に伸縮動作に
連動して展開・折畳み収容されるように取付けて、伸展
マスト１１をマスト伸展機構１２を介して伸縮駆動する
ことにより、アンテナ反射鏡１０を展開・折畳み収納す
るように構成した。これによれば、アンテナ反射鏡１０
の展開・折畳み動作が伸展マスト１１を伸縮駆動するだ
けの動作制御で確実に行うことができることにより、信
頼性の高い展開・折畳み動作制御が可能となる。また、
これによれば、伸展マスト１１が比較的小さく縮小可能
であることにより、折畳み収納状態の小形化が図れると
いう利点を有する。
ナ反射鏡１０を伸縮自在な伸展マスト１１に伸縮動作に
連動して展開・折畳み収容されるように取付けて、伸展
マスト１１をマスト伸展機構１２を介して伸縮駆動する
ことにより、アンテナ反射鏡１０を展開・折畳み収納す
るように構成した。これによれば、アンテナ反射鏡１０
の展開・折畳み動作が伸展マスト１１を伸縮駆動するだ
けの動作制御で確実に行うことができることにより、信
頼性の高い展開・折畳み動作制御が可能となる。また、
これによれば、伸展マスト１１が比較的小さく縮小可能
であることにより、折畳み収納状態の小形化が図れると
いう利点を有する。
【００１３】なお、上記実施例では、折畳み展開自在な
アンテナ本体として、メッシュ材１０ｃで形成したアン
テナ反射鏡１０を用いて構成した場合で説明したが、こ
れに限ることなく、例えば図２に示すようにアレー素子
を配置した複数のアレーアンテナパネル２０ａを屏風状
に折畳み展開自在に組合わせたアレーアンテナ２０を伸
展マスト１１と組合わせて展開・折畳み収容するように
構成することも可能である。
アンテナ本体として、メッシュ材１０ｃで形成したアン
テナ反射鏡１０を用いて構成した場合で説明したが、こ
れに限ることなく、例えば図２に示すようにアレー素子
を配置した複数のアレーアンテナパネル２０ａを屏風状
に折畳み展開自在に組合わせたアレーアンテナ２０を伸
展マスト１１と組合わせて展開・折畳み収容するように
構成することも可能である。
【００１４】また、アンテナ本体としては、上述したメ
ッシュ材１０ｃ及びアレー素子を用いて構成したものに
限ることなく、その他、各種のアンテナ構造のものに適
用可能である。よって、この発明は上記実施例に限るこ
となく、その他、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種
々の変形を実施し得ることは勿論のことである。
ッシュ材１０ｃ及びアレー素子を用いて構成したものに
限ることなく、その他、各種のアンテナ構造のものに適
用可能である。よって、この発明は上記実施例に限るこ
となく、その他、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種
々の変形を実施し得ることは勿論のことである。
【００１５】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、構成簡易にして、信頼性の高い折畳み・展開動作を
実現し得るようにした展開アンテナを提供することがで
きる。
ば、構成簡易にして、信頼性の高い折畳み・展開動作を
実現し得るようにした展開アンテナを提供することがで
きる。
【図１】この発明の一実施例に係る展開アンテナを示す
図。
図。
【図２】この発明の他の実施例を示した図。
１０…アンテナ反射鏡、１０ａ…リブ、１０ｂ…ワイ
ヤ、１０ｃ…メッシュ材、１１…伸展マスト、１２…マ
スト伸展機構、２０…アレーアンテナ、２０ａ…アレー
アンテナパネル。
ヤ、１０ｃ…メッシュ材、１１…伸展マスト、１２…マ
スト伸展機構、２０…アレーアンテナ、２０ａ…アレー
アンテナパネル。
Claims (1)
- 【請求項１】 折畳み展開自在に設けられるアンテナ本
体と、 このアンテナ本体が折畳み展開自在に支持されるもので
あって、伸縮自在に設けられる伸展マストと、 この伸展マストを伸縮駆動して前記アンテナ本体を展開
・折畳み収納するマスト伸展機構とを具備したことを特
徴とする展開アンテナ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3339692A JPH05235632A (ja) | 1992-02-20 | 1992-02-20 | 展開アンテナ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3339692A JPH05235632A (ja) | 1992-02-20 | 1992-02-20 | 展開アンテナ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05235632A true JPH05235632A (ja) | 1993-09-10 |
Family
ID=12385436
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3339692A Pending JPH05235632A (ja) | 1992-02-20 | 1992-02-20 | 展開アンテナ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05235632A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US11319093B2 (en) | 2019-05-06 | 2022-05-03 | Eagle Technology, Llc | Deployment mechanism for reflector antenna system |
-
1992
- 1992-02-20 JP JP3339692A patent/JPH05235632A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US11319093B2 (en) | 2019-05-06 | 2022-05-03 | Eagle Technology, Llc | Deployment mechanism for reflector antenna system |
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