JPH05245424A - 立体構造物の表面に樹脂被膜を形成するための装置 - Google Patents
立体構造物の表面に樹脂被膜を形成するための装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 樹脂硬化室から不活性ガスの漏れ及び空気の
侵入を防ぐ装置。 【構成】 樹脂硬化室は実質上外気を遮断状態にあり、
そして物品搬送手段用入口及び出口を有し、該入口及び
出口には実質上同じ断面形状の案内部材が設けられ、前
記物品搬送手段は、該案内部材の断面形状と実質的に同
じ形状の少なくとも1個の板状部材及び1個又は複数の
物品保持手段を有しており、物品搬送手段が物品案内部
材内を通過している間には常に前記板状部材の少なくと
も一つが該物品案内部材の断面部分を封止していること
を特徴とする不活性雰囲気で樹脂硬化を行なう装置。
侵入を防ぐ装置。 【構成】 樹脂硬化室は実質上外気を遮断状態にあり、
そして物品搬送手段用入口及び出口を有し、該入口及び
出口には実質上同じ断面形状の案内部材が設けられ、前
記物品搬送手段は、該案内部材の断面形状と実質的に同
じ形状の少なくとも1個の板状部材及び1個又は複数の
物品保持手段を有しており、物品搬送手段が物品案内部
材内を通過している間には常に前記板状部材の少なくと
も一つが該物品案内部材の断面部分を封止していること
を特徴とする不活性雰囲気で樹脂硬化を行なう装置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は強化されたガラス容器等
の立体構造物品の製造装置に関し、詳しくは立体構造物
品の表面に樹脂被膜を形成する装置に関する。
の立体構造物品の製造装置に関し、詳しくは立体構造物
品の表面に樹脂被膜を形成する装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】現在ではビール等を収
容して販売するため多くのガラス容器等が使用されてい
る。費用の節減及び低重量化のためにガラス容器の肉厚
を薄くすることが好ましい。しかしガラス容器の肉厚を
薄くしすぎるとガラス容器の強度は弱くなる。最近ガラ
ス容器の肉厚を薄くしてガラス容器の肉厚を薄くし、容
器に強度をもたせるためガラス容器の表面に樹脂被膜を
形成する研究が行なわれている。例えば、ヨーロッパ特
許出願86474号において立体構造物品に硬化可能な
樹脂液を被覆の後、不活性雰囲気又は空気中で紫外線を
照射してその樹脂を硬化させている。ヨーロッパ特許出
願86474号には、樹脂被膜を不活性雰囲気で紫外線
照射により硬化させることが記載されてあっても、不活
性ガスの漏れ及び空気の侵入を防止する手段についてま
ったく記載がない。
容して販売するため多くのガラス容器等が使用されてい
る。費用の節減及び低重量化のためにガラス容器の肉厚
を薄くすることが好ましい。しかしガラス容器の肉厚を
薄くしすぎるとガラス容器の強度は弱くなる。最近ガラ
ス容器の肉厚を薄くしてガラス容器の肉厚を薄くし、容
器に強度をもたせるためガラス容器の表面に樹脂被膜を
形成する研究が行なわれている。例えば、ヨーロッパ特
許出願86474号において立体構造物品に硬化可能な
樹脂液を被覆の後、不活性雰囲気又は空気中で紫外線を
照射してその樹脂を硬化させている。ヨーロッパ特許出
願86474号には、樹脂被膜を不活性雰囲気で紫外線
照射により硬化させることが記載されてあっても、不活
性ガスの漏れ及び空気の侵入を防止する手段についてま
ったく記載がない。
【0003】すなわち紫外線照射室又は電子線照射室を
不活性雰囲気(例えば窒素雰囲気)にする場合、不活性
雰囲気に保たれている照射室に被処理物品を搬入しその
搬出の際に、不活性ガスの漏れ及びそれに伴なう空気の
侵入が問題となる。被処理物品がシート状(平面的)な
らばシート状物品を照射室に搬入しそして搬出の際に、
出入口部の開口部をスリット状にすることによって不活
性ガスの漏れ及び空気の侵入を防ぐことが容易である。
しかし被処理物品がガラス瓶等の立体構造物品の場合、
その立体構造物品を照射室に搬入しそして搬出の際に、
照射室から不活性ガスの漏れ及び空気の侵入を実質上な
くすことは従来では非常に困難であった。例えば同じビ
ール瓶でも、その大きさは完全に製品の種類により異な
り、又配列も同じでない。又通常立体構造物品の表面に
樹脂液をコーティングする場合、物品搬送部材に複数
本、例えば数十本のガラス容器を保持し、樹脂液のコー
ティング、乾燥及び樹脂の硬化は物品搬送部材に数十本
の容器が保持されたまま同時に行なう。従って同じ物品
搬送部材では保持される容器のサイズや数量が変わる場
合がある。従って従来ではこのような複雑な構造の物品
搬送手段を不活性ガス雰囲気の硬化室に搬入及び搬出の
際に硬化室からの不活性ガスの漏れ及び室外からの空気
の侵入を防ぐことはきわめて困難であると考えられてい
た。不活性ガスの漏れは、追加の不活性ガスを硬化室に
導入しなければならず、不経済である。又空気が侵入す
ると未反応樹脂が酸素で酸化されて重合度が低下し樹脂
被膜が劣化する。
不活性雰囲気(例えば窒素雰囲気)にする場合、不活性
雰囲気に保たれている照射室に被処理物品を搬入しその
搬出の際に、不活性ガスの漏れ及びそれに伴なう空気の
侵入が問題となる。被処理物品がシート状(平面的)な
らばシート状物品を照射室に搬入しそして搬出の際に、
出入口部の開口部をスリット状にすることによって不活
性ガスの漏れ及び空気の侵入を防ぐことが容易である。
しかし被処理物品がガラス瓶等の立体構造物品の場合、
その立体構造物品を照射室に搬入しそして搬出の際に、
照射室から不活性ガスの漏れ及び空気の侵入を実質上な
くすことは従来では非常に困難であった。例えば同じビ
ール瓶でも、その大きさは完全に製品の種類により異な
り、又配列も同じでない。又通常立体構造物品の表面に
樹脂液をコーティングする場合、物品搬送部材に複数
本、例えば数十本のガラス容器を保持し、樹脂液のコー
ティング、乾燥及び樹脂の硬化は物品搬送部材に数十本
の容器が保持されたまま同時に行なう。従って同じ物品
搬送部材では保持される容器のサイズや数量が変わる場
合がある。従って従来ではこのような複雑な構造の物品
搬送手段を不活性ガス雰囲気の硬化室に搬入及び搬出の
際に硬化室からの不活性ガスの漏れ及び室外からの空気
の侵入を防ぐことはきわめて困難であると考えられてい
た。不活性ガスの漏れは、追加の不活性ガスを硬化室に
導入しなければならず、不経済である。又空気が侵入す
ると未反応樹脂が酸素で酸化されて重合度が低下し樹脂
被膜が劣化する。
【0004】本件の第1番目の発明は、高さと断面形状
とを有する容器等の立体構造物品の表面に樹脂被膜を形
成する装置であって、(i)物品表面に樹脂液のコーテ
ィングと及び任意に乾燥を行なうコンパートメント
(a)、(ii)樹脂液の硬化を行なうコンパートメント
(b)及び(iii)これらのコンパートメントを介して順
次物品を搬送する物品搬送手段を少なくとも含み、コン
パートメント(b)は実質上外気を遮断状態にあり、そ
して、該物品搬送手段用入口及び出口を有し、該入口及
び出口には実質上同じ断面形状の案内部材が設けられ、
前記物品搬送手段は、該案内部材の断面形状と実質的に
同じ形状の少なくとも1個の板状部材及び1個又は複数
の物品保持手段を有しており、物品搬送手段が物品案内
部材内を通過している間には常に前記板状部材の少なく
とも一つが該物品案内部材の断面部分を封止しており、
そしてコンパートメント(b)内を照射するために1個
又はそれ以上の紫外線照射装置又は電子線照射装置を設
け、そして不活性ガス導入手段がコンパートメント
(b)に設けたことを特徴とする立体構造物品の表面に
樹脂被膜を形成する装置に関する。
とを有する容器等の立体構造物品の表面に樹脂被膜を形
成する装置であって、(i)物品表面に樹脂液のコーテ
ィングと及び任意に乾燥を行なうコンパートメント
(a)、(ii)樹脂液の硬化を行なうコンパートメント
(b)及び(iii)これらのコンパートメントを介して順
次物品を搬送する物品搬送手段を少なくとも含み、コン
パートメント(b)は実質上外気を遮断状態にあり、そ
して、該物品搬送手段用入口及び出口を有し、該入口及
び出口には実質上同じ断面形状の案内部材が設けられ、
前記物品搬送手段は、該案内部材の断面形状と実質的に
同じ形状の少なくとも1個の板状部材及び1個又は複数
の物品保持手段を有しており、物品搬送手段が物品案内
部材内を通過している間には常に前記板状部材の少なく
とも一つが該物品案内部材の断面部分を封止しており、
そしてコンパートメント(b)内を照射するために1個
又はそれ以上の紫外線照射装置又は電子線照射装置を設
け、そして不活性ガス導入手段がコンパートメント
(b)に設けたことを特徴とする立体構造物品の表面に
樹脂被膜を形成する装置に関する。
【0005】本件の第2の発明は、(i)物品表面に樹
脂液のコーティングと及び任意に乾燥を行なうコンパー
トメント(a)、(ii)樹脂液の硬化を行なうコンパー
トメント(b)及び(iii)これらのコンパートメントを
介して順次物品を搬送する物品搬送手段を少なくとも含
み、コンパートメント(a)及び(b)は実質上外気を
遮断した状態にあり、コンパートメント(a)には物品
搬送手段用の入口を有し、該入口には案内部材が設けら
れ、不活性ガス導入手段がコンパートメント(a)に設
けられ、さらにコーティング液中の溶剤、モノマー及び
/又はプレポリマーを回収するための手段がコンパート
メント(a)に付随して設けられ、コンパートメント
(a)からコンパートメント(b)への入口及びコンパ
ートメント(b)の出口に案内部材が設けられ、三つの
案内部材の断面形状は実質上同一であり、前記物品搬送
手段は、該案内部材の断面形状と実質的に同じ形状の少
なくとも1個の板状部材及び1個又は複数の物品保持手
段を有しており、物品搬送手段が物品案内部材内を通過
している間には常に前記板状部材の少なくとも一つが該
物品案内部材の断面部分を封止しており、そしてコンパ
ートメント(b)内を照射するために1個又はそれ以上
の紫外線照射装置又は電子線照射装置を設け、そして不
活性ガス導入手段がコンパートメント(b)に設けたこ
とを特徴とする立体構造物品の表面に樹脂被膜を形成す
る装置に関する。
脂液のコーティングと及び任意に乾燥を行なうコンパー
トメント(a)、(ii)樹脂液の硬化を行なうコンパー
トメント(b)及び(iii)これらのコンパートメントを
介して順次物品を搬送する物品搬送手段を少なくとも含
み、コンパートメント(a)及び(b)は実質上外気を
遮断した状態にあり、コンパートメント(a)には物品
搬送手段用の入口を有し、該入口には案内部材が設けら
れ、不活性ガス導入手段がコンパートメント(a)に設
けられ、さらにコーティング液中の溶剤、モノマー及び
/又はプレポリマーを回収するための手段がコンパート
メント(a)に付随して設けられ、コンパートメント
(a)からコンパートメント(b)への入口及びコンパ
ートメント(b)の出口に案内部材が設けられ、三つの
案内部材の断面形状は実質上同一であり、前記物品搬送
手段は、該案内部材の断面形状と実質的に同じ形状の少
なくとも1個の板状部材及び1個又は複数の物品保持手
段を有しており、物品搬送手段が物品案内部材内を通過
している間には常に前記板状部材の少なくとも一つが該
物品案内部材の断面部分を封止しており、そしてコンパ
ートメント(b)内を照射するために1個又はそれ以上
の紫外線照射装置又は電子線照射装置を設け、そして不
活性ガス導入手段がコンパートメント(b)に設けたこ
とを特徴とする立体構造物品の表面に樹脂被膜を形成す
る装置に関する。
【0006】樹脂液硬化用コンパートメントには、処理
室内で発生する溶剤、水分、モノマー、プレポリマー及
び/又はダストを系外で除去する手段が付設されていて
も良い。
室内で発生する溶剤、水分、モノマー、プレポリマー及
び/又はダストを系外で除去する手段が付設されていて
も良い。
【0007】第2番目の発明は樹脂液のコーティング及
び場合によっては乾燥を行なうコンパートメント(a)
から樹脂コーティング液中の溶剤、モノマー及び/又は
プレポリマーを回収しようとする時、コンパートメント
(a)内に空気(すなわち酸素濃度が約10%以上存在
していると爆発の危険が生ずる。そのためコンパートメ
ント(a)内も又不活性雰囲気としていることを特徴と
する。
び場合によっては乾燥を行なうコンパートメント(a)
から樹脂コーティング液中の溶剤、モノマー及び/又は
プレポリマーを回収しようとする時、コンパートメント
(a)内に空気(すなわち酸素濃度が約10%以上存在
していると爆発の危険が生ずる。そのためコンパートメ
ント(a)内も又不活性雰囲気としていることを特徴と
する。
【0008】硬化室で発生する溶剤や水分、モノマー、
ダストを密閉構造内から、一部の不活性ガスとともに外
部へ循環回路に導びき、冷却、加熱等の温度調節を行な
い、凝縮回収し、又はフィルターボックスでゴミやダス
トを除去する装置を取り付け、再度処理設備内に還すこ
とにより、清掃な不活性雰囲気を形成しても良い。
ダストを密閉構造内から、一部の不活性ガスとともに外
部へ循環回路に導びき、冷却、加熱等の温度調節を行な
い、凝縮回収し、又はフィルターボックスでゴミやダス
トを除去する装置を取り付け、再度処理設備内に還すこ
とにより、清掃な不活性雰囲気を形成しても良い。
【0009】紫外線硬化処理室内のガスをサンプリング
し、O2 分析計にてO2 濃度を管理し、処理設備内のO
2 濃度が一定の値以上になると常時不活性ガスを自動的
に導入し、O2 濃度を一定の範囲内に保持しても良い。
し、O2 分析計にてO2 濃度を管理し、処理設備内のO
2 濃度が一定の値以上になると常時不活性ガスを自動的
に導入し、O2 濃度を一定の範囲内に保持しても良い。
【0010】不活性ガス導入管は直接コンパートメント
に取付けても良く、又溶剤等の処理設備と連結しても良
い。
に取付けても良く、又溶剤等の処理設備と連結しても良
い。
【0011】案内部材は内部が空胴となってる筒状物で
ある。外気とコンパートメント間の案内部材に物品搬送
部材が入る度に幾分かの外気(空気)がコンパートメン
ト内に入り込む。通常この程度の空気の侵入は、装置の
運転に差し支えないがほぼ完全に空気の侵入を防ぐため
に、外気とコンパートメント間の筒状の案内部材の内部
に不活性ガスを定時吹き込み、空気をパージしても良
い。この場合の空気の排出は、案内部材の内面と物品搬
入部材の板状部材の外面との隙間である。案内部材の内
面の形状は、少なくとも2つ以上の板状部材を内包でき
る奥行を持ち、立体構造物品より大きな高さを持ち、立
体構造物品と非接触で、連続通過できる構造を有する。
不活性ガスは、安全性の見地から紫外熱硬化処理室を初
期に不活性ガスで置換するため好ましくは液化窒素ガス
を使用し常時バックアップとしてN2 PSAや膜分離等
の発生装置を並設しても良い。
ある。外気とコンパートメント間の案内部材に物品搬送
部材が入る度に幾分かの外気(空気)がコンパートメン
ト内に入り込む。通常この程度の空気の侵入は、装置の
運転に差し支えないがほぼ完全に空気の侵入を防ぐため
に、外気とコンパートメント間の筒状の案内部材の内部
に不活性ガスを定時吹き込み、空気をパージしても良
い。この場合の空気の排出は、案内部材の内面と物品搬
入部材の板状部材の外面との隙間である。案内部材の内
面の形状は、少なくとも2つ以上の板状部材を内包でき
る奥行を持ち、立体構造物品より大きな高さを持ち、立
体構造物品と非接触で、連続通過できる構造を有する。
不活性ガスは、安全性の見地から紫外熱硬化処理室を初
期に不活性ガスで置換するため好ましくは液化窒素ガス
を使用し常時バックアップとしてN2 PSAや膜分離等
の発生装置を並設しても良い。
【0012】案内部材の内部は、紫外線硬化処理設備の
構造体にフレキシブルな処理クロスやラバーやステンレ
スフレキ等で接続し、レベルや開口部高さを調整できる
機構を持つものであっても良い。各セパレーターは、プ
レート状のセンター部にスリット加工穴あけ加工をした
ものでセパレーター間の空気をパージをしやすくできる
構造を有しても良い。
構造体にフレキシブルな処理クロスやラバーやステンレ
スフレキ等で接続し、レベルや開口部高さを調整できる
機構を持つものであっても良い。各セパレーターは、プ
レート状のセンター部にスリット加工穴あけ加工をした
ものでセパレーター間の空気をパージをしやすくできる
構造を有しても良い。
【0013】硬化室(コンパートメント(b))には物
品搬送部材用の入口と出口とを有している。場合によっ
てはコーティング室(コンパートメント(a))には入
口を有している。その入口及び出口の位置は、水平方
向、又は上部、下部いずれでも良いが方向によっては、
保持部材の角度を変えて被処理容器を一定角度に保持す
る手段を設ける必要がある。
品搬送部材用の入口と出口とを有している。場合によっ
てはコーティング室(コンパートメント(a))には入
口を有している。その入口及び出口の位置は、水平方
向、又は上部、下部いずれでも良いが方向によっては、
保持部材の角度を変えて被処理容器を一定角度に保持す
る手段を設ける必要がある。
【0014】又はコンパートメント(b)に不活性ガス
を供給し、コンパートメント(a)にはコンパートメン
ト(b)から不活性ガスを供給しても良い。
を供給し、コンパートメント(a)にはコンパートメン
ト(b)から不活性ガスを供給しても良い。
【0015】物品搬送手段の前後にそれぞれ2枚の板状
部材を設けても良い。又物品搬送手段の板状部材と案内
部材の内面との形状は実質上同じであるが、ぴったり嵌
合することは必ずしも必要としない。両者の間に幾分隙
間があっても良い。その隙間から不活性ガスが漏れても
ほとんど損失とならない。
部材を設けても良い。又物品搬送手段の板状部材と案内
部材の内面との形状は実質上同じであるが、ぴったり嵌
合することは必ずしも必要としない。両者の間に幾分隙
間があっても良い。その隙間から不活性ガスが漏れても
ほとんど損失とならない。
【0016】同様に本発明の閉鎖コンパートメントは完
全に密閉構造でなくても良い。
全に密閉構造でなくても良い。
【0017】図面によって本発明をさらに詳しく説明す
る。
る。
【0018】
【実施例】図1は物品搬送手段Aの側面図、図2は案内
部材Bの斜視図、図3は案内部材に物品を保持した物品
搬送手段が通過する状態の概略図である。
部材Bの斜視図、図3は案内部材に物品を保持した物品
搬送手段が通過する状態の概略図である。
【0019】図1において1は板状部材、5は物品保持
部材、3は被処理容器、7はコンベアである。物品搬送
手段Aは板状部材および物品保持部材を有していること
が要件であり、その構造は任意である。容器の側方位置
に板状部材を設けても良い。板状部材は平面板であって
も曲面板であっても良い。板状部材の材質は金属、プラ
スチック、木等であっても良く、表面をクロス等で覆っ
ても良い。1つの物品搬送手段に板状部材を2個以上設
けても良い。
部材、3は被処理容器、7はコンベアである。物品搬送
手段Aは板状部材および物品保持部材を有していること
が要件であり、その構造は任意である。容器の側方位置
に板状部材を設けても良い。板状部材は平面板であって
も曲面板であっても良い。板状部材の材質は金属、プラ
スチック、木等であっても良く、表面をクロス等で覆っ
ても良い。1つの物品搬送手段に板状部材を2個以上設
けても良い。
【0020】図2は案内部材Bの斜面図である。案内部
材の材質は金属、プラスチック、木等であっても良く、
同様にクロス等で覆っても良い。案内部材Bに物品搬送
手段が通過する際に幾分かの空気がコンパートメントの
内部に入り込むのを防ぐために不活性ガス導入口(図示
せず)を設けても良い。不活性ガスの導入によって内部
の空気をパージする。その際空気の排出口(図示せず)
を設けても良い。
材の材質は金属、プラスチック、木等であっても良く、
同様にクロス等で覆っても良い。案内部材Bに物品搬送
手段が通過する際に幾分かの空気がコンパートメントの
内部に入り込むのを防ぐために不活性ガス導入口(図示
せず)を設けても良い。不活性ガスの導入によって内部
の空気をパージする。その際空気の排出口(図示せず)
を設けても良い。
【0021】案内部材Bの内部断面形状は必ずしも長方
形でなくても良く、円形、楕円等の任意の形であっても
良い。物品搬送手段Aの板状部材1と案内部材Bの内面
断面形状は実質上同一でなければならない。しかしぴっ
たり嵌合することは必ずしも必要ではない。両者の間に
隙間があっても良い。もし案内部材Bに不活性ガス導入
口を設ける場合、その両者の隙間がパージされる空気の
出口となる。物品搬送手段Aに1個の物品又は多数個の
物品を保持できる。物品搬送手段は、物品製造工程(図
示せず)に直結しても良い。
形でなくても良く、円形、楕円等の任意の形であっても
良い。物品搬送手段Aの板状部材1と案内部材Bの内面
断面形状は実質上同一でなければならない。しかしぴっ
たり嵌合することは必ずしも必要ではない。両者の間に
隙間があっても良い。もし案内部材Bに不活性ガス導入
口を設ける場合、その両者の隙間がパージされる空気の
出口となる。物品搬送手段Aに1個の物品又は多数個の
物品を保持できる。物品搬送手段は、物品製造工程(図
示せず)に直結しても良い。
【0022】図3において11はコンパートメントの壁
である。図3の左側はコンパートメントの外部であり、
右側がコンパートメントの内部である。この場合1つの
物品搬送手段Aに設けた2つの板状部材1間又は隣接す
る物品搬送手段A,Aのそれぞれの板状部材1,1間の
距離は案内部材の長さよりも小さいことが必要である。
このような構成を取ることにより、運転中常に物品搬送
手段Aの板状部材1が案内部材B内に存在することにな
り、コンパートメント内の大量の不活性ガスの漏れ及び
コンパートメント内への空気の侵入を防ぐことができ
る。
である。図3の左側はコンパートメントの外部であり、
右側がコンパートメントの内部である。この場合1つの
物品搬送手段Aに設けた2つの板状部材1間又は隣接す
る物品搬送手段A,Aのそれぞれの板状部材1,1間の
距離は案内部材の長さよりも小さいことが必要である。
このような構成を取ることにより、運転中常に物品搬送
手段Aの板状部材1が案内部材B内に存在することにな
り、コンパートメント内の大量の不活性ガスの漏れ及び
コンパートメント内への空気の侵入を防ぐことができ
る。
【0023】図4は第1の発明を実施するための好まし
い態様を示すフローシートである。21はコンパートメ
ント(a)であり、23はコンパートメント(b)であ
る。斜線の部分が不活性雰囲気である。Aは物品搬送手
段である。
い態様を示すフローシートである。21はコンパートメ
ント(a)であり、23はコンパートメント(b)であ
る。斜線の部分が不活性雰囲気である。Aは物品搬送手
段である。
【0024】物品搬送手段は一部のみ図示されている。
コンベア7に物品搬送手段が存在するが、特にコンパー
トメント(a)中には物品搬送手段は省略されている。
コンベア7に物品搬送手段が存在するが、特にコンパー
トメント(a)中には物品搬送手段は省略されている。
【0025】物品(図示されていない)がコンベア7で
運ばれ、コンパートメント(a)21に入り、コーティ
ング液が入っている浸漬容器25の中に物品が浸漬され
て容器表面に樹脂液がコーティングされる。樹脂液のコ
ーティングは他の手段、例えばスプレー塗布であっても
良い。その物品表面上の樹脂液はコンパートメント
(a)21中で乾燥しても良い。乾燥は自然乾燥強風乾
燥であっても良い。27は排気手段である。コンパート
メント(a)21内はコーティング液中の溶剤、モノマ
ー等が蓄積されてくる。それを避けるために排気を行な
う。29は新規空気導入ラインである。コーティングが
終った物品は物品搬送手段Aに保持された状態で案内部
材Bを通ってコンパートメント(b)23に導入され
る。コンパートメント(b)23内で紫外線照射装置3
1で照射され樹脂が硬化される。その次に出口の案内部
材Bを通って物品が外部に取り出される。紫外線照射装
置31は不活性雰囲気中に存在しても良いが、ランプを
空気で冷やす必要がある場合は、不活性雰囲気中に存在
しないことが好ましい。33は酸素分析計であり、コン
パートメント(b)23内の酸素が多くなると不活性ガ
スを導入するため不活性ガス導入機構35に信号を送
る。37は溶剤、ダスト、モノマー等の除去手段であ
り、不純物が除去された不活性ガスをコンパートメント
(b)23に循環される。38は不活性ガス局部排気手
段である。不活性ガス局部排気手段38を用いることに
より、作業環境中に不活性ガス、例えばN2 ガスが多く
なることを防ぐ。図5は第2番目の発明を実施する好ま
しい装置のフローシートである。斜線の部分が不活性ガ
ス雰囲気である。この場合コンパートメント(a)21
も不活性ガス雰囲気に保たれる。そのため外気からのコ
ンパートメント(a)21の入口に案内部材Bを設け
る。コンパートメント(a)21内の不活性ガスの導入
は、別に不活性ガス導入ライン39を設けても良く、又
コンパートメント(b)23から不活性ガスを導入して
も良い。この場合コンパートメント(a)21内の溶
剤、モノマー等は回収装置41で回収される。
運ばれ、コンパートメント(a)21に入り、コーティ
ング液が入っている浸漬容器25の中に物品が浸漬され
て容器表面に樹脂液がコーティングされる。樹脂液のコ
ーティングは他の手段、例えばスプレー塗布であっても
良い。その物品表面上の樹脂液はコンパートメント
(a)21中で乾燥しても良い。乾燥は自然乾燥強風乾
燥であっても良い。27は排気手段である。コンパート
メント(a)21内はコーティング液中の溶剤、モノマ
ー等が蓄積されてくる。それを避けるために排気を行な
う。29は新規空気導入ラインである。コーティングが
終った物品は物品搬送手段Aに保持された状態で案内部
材Bを通ってコンパートメント(b)23に導入され
る。コンパートメント(b)23内で紫外線照射装置3
1で照射され樹脂が硬化される。その次に出口の案内部
材Bを通って物品が外部に取り出される。紫外線照射装
置31は不活性雰囲気中に存在しても良いが、ランプを
空気で冷やす必要がある場合は、不活性雰囲気中に存在
しないことが好ましい。33は酸素分析計であり、コン
パートメント(b)23内の酸素が多くなると不活性ガ
スを導入するため不活性ガス導入機構35に信号を送
る。37は溶剤、ダスト、モノマー等の除去手段であ
り、不純物が除去された不活性ガスをコンパートメント
(b)23に循環される。38は不活性ガス局部排気手
段である。不活性ガス局部排気手段38を用いることに
より、作業環境中に不活性ガス、例えばN2 ガスが多く
なることを防ぐ。図5は第2番目の発明を実施する好ま
しい装置のフローシートである。斜線の部分が不活性ガ
ス雰囲気である。この場合コンパートメント(a)21
も不活性ガス雰囲気に保たれる。そのため外気からのコ
ンパートメント(a)21の入口に案内部材Bを設け
る。コンパートメント(a)21内の不活性ガスの導入
は、別に不活性ガス導入ライン39を設けても良く、又
コンパートメント(b)23から不活性ガスを導入して
も良い。この場合コンパートメント(a)21内の溶
剤、モノマー等は回収装置41で回収される。
【0026】両方の態様においてコンベアの経路は、乾
燥を完全に行なうために蛇行していても良い。
燥を完全に行なうために蛇行していても良い。
【0027】物品搬送手段は角度を変えることができる
機構でベルトコンベアに取付けられている。物品搬送手
段がベルトコンベアに取付ける態様はヨーロッパ特許出
願公開442735に記載されている。
機構でベルトコンベアに取付けられている。物品搬送手
段がベルトコンベアに取付ける態様はヨーロッパ特許出
願公開442735に記載されている。
【0028】本発明の第3の態様は、ガラス容器等に樹
脂液のコーティングを別の装置で行なう場合である。こ
の場合本発明では容器の表面に存在する樹脂の硬化を行
なう。このための装置のフローシートは図6に示す。こ
の場合硬化室43は、第1の態様(図4)のコンパート
メント(b)とまったく同じ機能をなす。従って図6の
説明を省略する。
脂液のコーティングを別の装置で行なう場合である。こ
の場合本発明では容器の表面に存在する樹脂の硬化を行
なう。このための装置のフローシートは図6に示す。こ
の場合硬化室43は、第1の態様(図4)のコンパート
メント(b)とまったく同じ機能をなす。従って図6の
説明を省略する。
【0029】
【発明の効果】本発明では閉鎖コンパートメントの入口
及び出口に物品案内部材を設け、そして実質上同じ形状
の搬送手段の板状部材を設けたので、運転中も閉鎖コン
パートメントから不活性ガスは実質上漏れないし、空気
の侵入も防止される。
及び出口に物品案内部材を設け、そして実質上同じ形状
の搬送手段の板状部材を設けたので、運転中も閉鎖コン
パートメントから不活性ガスは実質上漏れないし、空気
の侵入も防止される。
【図1】物品搬送手段の正面図。
【図2】案内部材の斜面図。
【図3】案内部材を物品搬送手段が通過する状態の斜面
図。
図。
【図4】第1発明を実施する好ましい装置のフローシー
ト。
ト。
【図5】第2発明を実施する好ましい装置のフローシー
ト。
ト。
【図6】第3発明を実施する好ましい装置のフローシー
ト。
ト。
A:物品搬送手段、B:案内部材、1:板状部材、3:
被処理容器、5:物品保持部材、7:コンベア、21:
コンパートメント(a)、23:コンパートメント
(b)、31:紫外線照射装置。
被処理容器、5:物品保持部材、7:コンベア、21:
コンパートメント(a)、23:コンパートメント
(b)、31:紫外線照射装置。
Claims (3)
- 【請求項1】 高さと断面形状とを有する容器等の立体
構造物品の表面に樹脂被膜を形成する装置であって、 (i)物品表面に樹脂液のコーティングと及び任意に乾
燥を行なうコンパートメント(a)、 (ii)樹脂液の硬化を行なうコンパートメント(b)及
び (iii)これらのコンパートメントを介して順次物品を搬
送する物品搬送手段を少なくとも含み、 コンパートメント(b)は実質上外気を遮断状態にあ
り、そして、該物品搬送手段用入口及び出口を有し、該
入口及び出口には実質上同じ断面形状の案内部材が設け
られ、前記物品搬送手段は、該案内部材の断面形状と実
質的に同じ形状の少なくとも1個の板状部材及び1個又
は複数の物品保持手段を有しており、物品搬送手段が物
品案内部材内を通過している間には常に前記板状部材の
少なくとも一つが該物品案内部材の断面部分を封止して
おり、そしてコンパートメント(b)内を照射するため
に1個又はそれ以上の紫外線照射装置又は電子線照射装
置を設け、そして不活性ガス導入手段がコンパートメン
ト(b)に設けたことを特徴とする立体構造物品の表面
に樹脂被膜を形成する装置。 - 【請求項2】 (i)物品表面に樹脂液のコーティング
と及び任意に乾燥を行なうコンパートメント(a)、 (ii)樹脂液の硬化を行なうコンパートメント(b)及
び (iii)これらのコンパートメントを介して順次物品を搬
送する物品搬送手段を少なくとも含み、 コンパートメント(a)及び(b)は実質上外気を遮断
した状態にあり、コンパートメント(a)には物品搬送
手段用の入口を有し、該入口には案内部材が設けられ、
不活性ガス導入手段がコンパートメント(a)に設けら
れ、さらにコーティング液中の溶剤、モノマー及び/又
はプレポリマーを回収するための手段がコンパートメン
ト(a)に付随して設けられ、コンパートメント(a)
からコンパートメント(b)への入口及びコンパートメ
ント(b)の出口に案内部材が設けられ、三つの案内部
材の断面形状は実質上同一であり、前記物品搬送手段
は、該案内部材の断面形状と実質的に同じ形状の少なく
とも1個の板状部材及び1個又は複数の物品保持手段を
有しており、物品搬送手段が物品案内部材内を通過して
いる間には常に前記板状部材の少なくとも一つが該物品
案内部材の断面部分を封止しており、そしてコンパート
メント(b)内を照射するために1個又はそれ以上の紫
外線照射装置又は電子線照射装置を設け、そして不活性
ガス導入手段がコンパートメント(b)に設けたことを
特徴とする立体構造物品の表面に樹脂被膜を形成する装
置。 - 【請求項3】 樹脂硬化室は、実質上外気の遮断状態に
あり、そして物品搬送手段用の入口および出口を有し、
該入口及び出口には実質上同じ断面形状の案内部材が設
けられ、前記物品搬送手段は、該案内部材の断面形状と
実質的に同じ形状の少なくとも1個の板状部材及び1個
又は複数の物品保持手段を有しており、物品搬送手段が
物品案内部材内を通過している間には常に前記板状部材
の少なくとも一つが該物品案内部材の断面部分を封止し
ており、そして硬化室内を照射するために1個又はそれ
以上の紫外線照射装置又は電子線照射装置を設け、そし
て不活性ガス導入手段が硬化室に設けたことを特徴とす
る立体構造物品の表面上の樹脂を硬化させるための装
置。
Priority Applications (8)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04985992A JP3150746B2 (ja) | 1992-03-06 | 1992-03-06 | 立体構造物の表面に樹脂被膜を形成するための装置 |
AU33995/93A AU664594B2 (en) | 1992-03-06 | 1993-03-04 | Apparatus for forming resin coating on surface of article having three-dimensional structure |
US08/026,399 US5385611A (en) | 1992-03-06 | 1993-03-04 | Apparatus for forming resin coating on surface of article having three-dimensional structure |
DE69310250T DE69310250T2 (de) | 1992-03-06 | 1993-03-08 | Vorrichtung zur Herstellung von Harzbeschichtung auf der Oberfläche eines dreidimensionalen Objektes |
EP93301731A EP0559500B1 (en) | 1992-03-06 | 1993-03-08 | Apparatus for forming resin coating on surface of article having three-dimensional structure |
AT93301731T ATE152374T1 (de) | 1992-03-06 | 1993-03-08 | Vorrichtung zur herstellung von harzbeschichtung auf der oberfläche eines dreidimensionalen objektes |
ES93301731T ES2101225T3 (es) | 1992-03-06 | 1993-03-08 | Aparato para la formacion de un revestimiento de resina sobre la superficie de un articulo con una estructura tridimensional. |
DK93301731.1T DK0559500T3 (da) | 1992-03-06 | 1993-03-08 | Apparatur til fremstilling af en harpiksbelægning på overfladen af en artikel, som har en tredimensional struktur |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04985992A JP3150746B2 (ja) | 1992-03-06 | 1992-03-06 | 立体構造物の表面に樹脂被膜を形成するための装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05245424A true JPH05245424A (ja) | 1993-09-24 |
JP3150746B2 JP3150746B2 (ja) | 2001-03-26 |
Family
ID=12842783
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04985992A Expired - Fee Related JP3150746B2 (ja) | 1992-03-06 | 1992-03-06 | 立体構造物の表面に樹脂被膜を形成するための装置 |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5385611A (ja) |
EP (1) | EP0559500B1 (ja) |
JP (1) | JP3150746B2 (ja) |
AT (1) | ATE152374T1 (ja) |
AU (1) | AU664594B2 (ja) |
DE (1) | DE69310250T2 (ja) |
DK (1) | DK0559500T3 (ja) |
ES (1) | ES2101225T3 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007083232A (ja) * | 2005-09-21 | 2007-04-05 | General Electric Co <Ge> | コンポーネントを製造するための方法および装置 |
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DE19957900A1 (de) | 1999-12-01 | 2001-06-07 | Basf Ag | Lichthärtung von strahlungshärtbaren Massen unter Schutzgas |
DE20203305U1 (de) * | 2002-03-01 | 2003-05-08 | Dr. Hönle AG, 82152 Planegg | Vorrichtung zum Aufblasen von CO¶2· zur UV-Härtung |
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DE10242719A1 (de) | 2002-09-13 | 2004-03-18 | Cetelon Lackfabrik Walter Stier Gmbh & Co.Kg | Vorrichtung zur Härtung strahlungshärtbarer Beschichtungen |
ITRM20060277A1 (it) * | 2006-05-24 | 2007-11-25 | Sipa Societa Industrializzazio | Impianto e processo di verniciatura di contenitori |
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US9069252B2 (en) | 2011-08-26 | 2015-06-30 | E I Du Pont De Nemours And Company | Method for preparing a relief printing form |
US9097974B2 (en) | 2012-08-23 | 2015-08-04 | E I Du Pont De Nemours And Company | Method for preparing a relief printing form |
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CN106824668B (zh) * | 2015-12-07 | 2020-01-03 | 中国石油化工股份有限公司 | 一种岩心密封保鲜固封机 |
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US3060057A (en) * | 1959-08-21 | 1962-10-23 | Owens Illinois Glass Co | Method and apparatus for controlling distribution of plastic coatings on articles |
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-
1992
- 1992-03-06 JP JP04985992A patent/JP3150746B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1993
- 1993-03-04 US US08/026,399 patent/US5385611A/en not_active Expired - Fee Related
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- 1993-03-08 DE DE69310250T patent/DE69310250T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1993-03-08 EP EP93301731A patent/EP0559500B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1993-03-08 AT AT93301731T patent/ATE152374T1/de active
- 1993-03-08 DK DK93301731.1T patent/DK0559500T3/da active
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DE69310250D1 (de) | 1997-06-05 |
AU3399593A (en) | 1993-09-09 |
ATE152374T1 (de) | 1997-05-15 |
DK0559500T3 (da) | 1997-06-02 |
EP0559500B1 (en) | 1997-05-02 |
ES2101225T3 (es) | 1997-07-01 |
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