JPH05244773A - 変換器の制御装置 - Google Patents

変換器の制御装置

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JPH05244773A
JPH05244773A JP4265892A JP4265892A JPH05244773A JP H05244773 A JPH05244773 A JP H05244773A JP 4265892 A JP4265892 A JP 4265892A JP 4265892 A JP4265892 A JP 4265892A JP H05244773 A JPH05244773 A JP H05244773A
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JP4265892A
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Inventor
Nobuo Sashida
伸夫 佐志田
Kazunori Sanada
和法 真田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 直流電流の負荷分担を安定して制御する変換
器の制御装置を得る。 【構成】 各々の交流−直流変換器21,31から直流
母線5に流れる電流を検出する電流検出器211Aと、
この検出信号に応じて交流−直流変換器21,31の出
力を調整することにより、直流電流の負荷分担を制御す
る制御手段210,212A〜218とで構成する。 【効果】 各々の交流−直流変換器の出力電流をほぼ一
致させることができるので、負荷電流の影響を受けず、
信頼性の高い安定した並列運転ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、変換器の制御装置に
関し、特に、複数組の交流−直流変換器から構成され、
各々の直流回路が共通の直流母線に接続され、例えば並
列運転される直流電源装置や、並列運転される無停電電
源装置に適用される変換器の並列運転装置の直流電流の
負荷分担を制御する制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図10は例えば特願昭63−133827号公報
に示された従来の変換器の並列運転装置を示す構成図で
ある。図において、1は交流電源、2は交流電源1に接
続された1号変換器であって、この1号変換器2は、交
流−直流変換器21及び直流−交流変換器22から成
る。3は1号変換器2に並列接続されてこれと並列運転
を行う2号変換器であって、この2号変換器3は、交流
−直流変換器31及び直流−交流変換器32から成る。
4は変換器2及び3の出力側に接続された負荷、5は変
換器2及び3の直流回路、即ち交流−直流変換器21及
び31の出力側を共通接続する直流母線、6は直流母線
5に接続された電力蓄積手段としての蓄電池である。
【0003】次に動作について説明する。交流電源1が
その交流電力は交流−直流変換器21及び31に供給さ
れて一旦直流電力に変換された後、夫々直流−交流変換
器22及び32に供給されて再度交流電力に変換されて
負荷4に供給される。
【0004】この通常運転時には、また交流−直流変換
器21及び31からの直流電流が蓄電池6に供給されて
いわゆる浮動充電がなされている。
【0005】そして、停電時には蓄電池6からの直流電
流が直流−交流変換器22及び32で交流電流に変換さ
れて負荷4に供給される。このように、蓄電池6を共用
することにより、個別に蓄電池を持つよりも設備容量が
小さくなり、経済的な並列運転装置を構成することがで
きる。
【0006】また、図11は従来の別な変換器の並列運
転装置を示す構成図であり、交流−直流変換器21及び
31を並列運転させ、蓄電池6を浮動充電しながら交流
−直流変換器21及び31からの直流電力を夫々負荷4
1及び42に供給するものである。
【0007】図12は同一構成をとる交流−直流変換器
21及び31のうち、代表的に交流−直流変換器21の
具体例を示す回路図である。図において、TRCはトラ
ンス、THY1〜THY6はトランスTRCに接続さ
れ、3相ブリッジ回路を構成する制御整流素子例えばサ
イリスタ、DCLは3相ブリッジ回路の出力側に接続さ
れた直流リアクトルである。
【0008】図12において、サイリスタTHY1〜T
HY6の点弧位相を制御することにより、入力端子U,
V,Wから入力された交流電圧が所定の直流電圧に変換
されて出力端子P,Nに出力される。
【0009】図13は同一構成をとる直流−交流変換器
22及び32のうち、代表的に直流−交流変換器22の
具体例を示す回路図である。図において、Cは入力端子
p,n間に接続された直流コンデンサ、Q1〜Q6は直
流コンデンサCの両端間に接続され、3相ブリッジイン
バータ回路を構成する自己消弧素子例えばトランジスタ
Q1〜Q6、LSは3相ブリッジインバータ回路の出力
側に接続されたフィルタリアクトル、CPはフィルタリ
アクトルの出力側に接続されたフィルタコンデンサ、T
RIはフィルタコンデンサCPの出力側に接続されるト
ランスである。
【0010】図13において、3相ブリッジインバータ
回路の各アームに設けられたトランジスタQ1〜Q6を
出力周波数(例えば60Hz)の10倍から数100倍
程度の高周波でスイッチングすることにより、入力端子
p,n側からの直流電圧が正弦波の基本波を含んだ矩形
波状の高周波交流電圧に変換される。この高周波交流電
圧はフィルタリアクトルLS及びフィルタコンデンサC
Pに供給されて高調波が除去され、トランスTRIを介
して出力端子u,v,wに正弦波の交流電圧として出力
される。
【0011】図14は従来の変換器の制御装置を示す構
成図であって、ここでは、交流−直流変換器21及び3
1のうち、代表的に交流−直流変換器21に適用された
ものを示している。
【0012】図14において、210は直流電圧の基準
地Vrefを発生する電圧基準発生回路、211は交流−
直流変換器21から出力される直流電流を検出する電流
検出器、212は電流検出器211で検出される出力直
流電流が増大するとこれに比例して電圧が負側に増大す
るFなる特性を有する電流制御回路、213は電圧基準
発生回路210からの電圧基準値Vrefと電流制御回路
212の出力を加算する加算器、214は交流−直流変
換器21から出力される直流電圧を検出する電圧検出器
である。
【0013】215は加算器213の出力と電圧検出器
214の出力を加算する加算器、216は加算器215
の出力に応じて電圧制御信号を発生する電圧制御回路、
217は交流電源1からの交流電圧に同期した同期信号
を発生するフェーズロックドループ(PLL)回路、2
18はPLL回路217からの同期信号に同期して電圧
制御回路216からの電圧制御信号に応じたゲートパル
スを交流−直流変換器21のサイリスタの点弧信号とし
て発生するゲートパルス発生回路である。
【0014】次に図14の動作について説明する。交流
電源1からの交流電力が交流−直流変換器21で直流電
力に変換されて負荷側に供給されると共に直流母線5を
介して蓄電池6に供給される。
【0015】電流検出器211により交流−直流変換器
21からの出力直流電流IRDが検出されて電流制御回路
212に供給される。電流制御回路212は出力直流電
流IRDに応じて負の電圧を加算器213に発生して電圧
基準発生回路210からの電圧基準値Vrefを下げるよ
うに働く。
【0016】加算器213の出力が加算器215に供給
され、また、電圧検出器214で検出された交流−直流
変換器21からの出力直流電圧VDが加算器215に逆
極性で帰還されて加算される。電圧制御回路216は加
算器215からの出力に応じて電圧制御信号をゲートパ
ルス発生回路218に供給する。
【0017】ゲートパルス発生回路218は、PLL回
路217からの同期信号に同期して電圧制御回路216
からの電圧制御信号に応じてゲートパルスを交流−直流
変換器21のサイリスタの点弧信号として発生する。
【0018】交流−直流変換器21は、ゲートパルス発
生回路218からの点弧信号に応じてその出力直流電圧
Dを制御される。つまり、電圧制御回路216は、交
流−直流変換器21の出力直流電圧VDが電圧基準値V
refどおりになるようにサイリスタの点弧位相を制御す
る。従って、交流−直流変換器21の出力直流電圧
D、即ち直流母線5の電圧は出力直流電流IRDに応じ
て垂下特性を有する。
【0019】そして、2台の交流−直流変換器21及び
31は同一の垂下特性を持つので、それぞれの出力直流
電流IRDが等しくなるように、即ち出力直流電流IRD
等しく分担されるように制御される。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】従来の変換器の制御装
置は以上のように構成されているので、次の3つの問題
点があった。第1の問題点は、2台の変換器及び制御装
置には構成部品の特性のばらつきなどにより電圧制御特
性(出力直流電圧VD)、垂下特性(加算器213の出
力)に若干の誤差を生じるために出力直流電流ISDの分
担制御が実質的には難しいという点である。第2の問題
点は、このような出力直流電流分担不平衡は当然交流入
力電流の不平衡にもなるので、各変換器の負荷率が違う
ために1台だけ過負荷になり運転信頼性に影響がでた
り、交流−直流変換器を組み合わせ多相整流回路で構成
してその入力側に流出する高調波を低減しようとしても
理論通りには高調波が低減できないという点である。第
3の問題点は、交流−直流変換器の出力直流電流には蓄
電池への充電電流の外に、直流−交流変換器を介して負
荷に供給される電流も含まれているために、分担制御が
変換器の並列運転装置の負荷率による影響を受け安定し
た並列運転が難しいという点である。
【0021】この発明は、このような問題点を解決する
ためになされたもので、直流電流を安定して分担制御す
る変換器の制御装置を提供することを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る変換器
の制御装置は、複数組の交流−直流変換器と、該交流−
直流変換器の各々の直流回路の共通母線に接続された電
力蓄積手段とを有する変換器の並列運転装置において、
上記各々の交流−直流変換器から上記直流母線に流れる
電流を検出する検出手段と該検出手段からの検出信号に
応じて上記交流−直流変換器の出力を調整して直流電流
の負荷分担を制御する第1の制御手段とを備えたもので
ある。
【0023】また、第2の発明に係る変換器の制御装置
は、複数組の交流−直流変換器と、該交流−直流変換器
の各々の直流回路の共通母線に接続された電力蓄積手段
とを有する変換器の並列運転装置において、上記各々の
交流−直流変換器から上記直流母線に流れる電流を検出
する検出手段と、該検出手段からの検出信号に応じて上
記交流−直流変換器の出力を調整して直流電流の負荷分
担を制御するとともに、上記各々の交流−直流変換器か
ら上記直流母線に流れる電流が所定の値を越えると上記
交流−直流変換器の出力電圧を低下させる第2の制御手
段とを備えたものである。
【0024】また、第3の発明に係る変換器の制御装置
は、複数組の交流−直流変換器と、該交流−直流変換器
の各々の直流回路の共通母線に接続された電力蓄積手段
とを有する変換器の並列運転装置において、上記各々の
交流−直流変換器から上記直流母線に流れる電流を検出
する検出手段と、該検出手段からの検出信号に応じて上
記交流−直流変換器の出力を調整して直流電流の負荷分
担を制御するとともに、上記各々の交流−直流変換器か
ら上記直流母線に流れる電流が所定の値を越えると上記
交流−直流変換器の出力電圧を上記電力蓄積手段の放電
開始電圧よりもやや高い電圧値に低下させる第3の制御
手段とを備えたものである。
【0025】また、第4の発明に係る変換器の制御装置
は、交流−直流変換器は入力トランスの移相角を互いに
変えた多相整流回路で構成されるものである。
【0026】また、第5の発明に係る変換器の制御装置
は、交流−直流変換器は、双方向に電力変換可能である
ものである。
【0027】
【作用】第1の発明においては、各交流−直流変換器か
ら直流母線に流れる電流を検出し、その検出信号のレベ
ルに応じて各交流−直流変換器の出力直流電流がほぼ等
しくなるように制御して信頼性の高い安定した並列運転
を得る。
【0028】また、第2の発明においては、各交流−直
流変換器から直流母線に流れる電流を検出し、その検出
信号のレベルに応じて各交流−直流変換器の出力直流電
流がほぼ等しくなるように制御すると共に、各交流−直
流変換器から直流母線に流れる電流が所定の値を越えた
ら当該交流−直流変換器の出力電圧を低下させて電力蓄
積手段に過大な電流が流れるのを防ぐ。
【0029】また、第3の発明においては、各交流−直
流変換器から直流母線に流れる電流を検出し、その検出
信号のレベルに応じて各交流−直流変換器の出力直流電
流がほぼ等しくなるように制御すると共に、各交流−直
流変換器から直流母線に流れる電流が所定の値を越えた
ら当該交流−直流変換器の出力電圧を電力蓄積手段の放
電開始電圧よりもやや高い電圧値に低下させて、並列運
転の信頼性を高める。
【0030】また、第4の発明においては、複数組の交
流−直流変換器の入力トランスの移相角を互いに変えた
多層整流回路に構成して入力高調波を低減する。
【0031】また、第5の発明においては、交流−直流
変換器を双方向に電力変換可能となし、負荷電流、蓄電
池充電電流が零か非常に小さい領域でも安定した並列運
転を得る。
【0032】
【実施例】以下、この発明の諸実施例を図について説明
する。 実施例1.図1はこの発明の一実施例を示す構成図であ
って、ここでは、交流−直流変換器21及び31のうち
代表的に交流−直流変換器21に適用されたものを示し
ている。図1において、図14と対応する部分には同一
符号を付し、その詳細説明を省略する。211Aは交流
−直流変換器21から直流母線5に流れる電流IBを検
出する電流検出手段としての電流検出器、212Aは電
流検出器211Aで検出された電流IBに応じて出力直
流電圧VDを下げる図2に示すようなG1なる電圧−電流
特性を有する電流制御回路である。なお、210,21
2A〜218は第1の制御手段を構成する。
【0033】次に動作について図2を参照して説明す
る。なお、図2において、横軸は直流線5に流れる電流
B、縦軸は交流−直流変換器21,31より出力され
る直流電圧VDである。また、301a,301bはそ
れぞれ交流−直流変換器21,31のIB−VD特性を示
しており、主回路、制御回路のわずかの特性差により異
なる特性になっている。また、Vrefa,Vrefbはそれぞ
れ交流−直流変換器21,31内の電圧基準値、IBa
Bbはそれぞれ交流−直流変換器21,31より直流母
線に流れ出る電流である。
【0034】交流電源1からの交流電力が交流−直流変
換器21で直流電力に変換されて負荷側に供給されると
共に直流母線5を介して蓄電池6に供給される。
【0035】電流検出器211Aにより交流−直流変換
器21から直流母線5に流れる電流IBが検出されて電
流制御回路212Aに供給される。電流制御回路212
Aは電流IBに応じて低下する電圧を加算器213に発
生して電圧基準発生回路210からの電圧基準値Vref
を下げるように働く。
【0036】加算器213の出力が加算器215に供給
され、また、電圧検出器214で検出された交流−直流
変換器21からの出力直流電圧VDが加算器215に逆
極性で帰還されて加算される。電圧制御回路216は加
算器215からの出力に応じて電圧制御信号をゲートパ
ルス発生回路218に供給する。
【0037】ゲートパルス発生回路218は、PLL回
路217からの同期信号に同期して電圧制御回路216
からの電圧制御信号に応じてゲートパルス交流−直流変
換器21のサイリスタの点弧信号として発生する。
【0038】交流−直流変換器21は、ゲートパルス発
生回路218からの点弧信号に応じてその出力直流電圧
Dを制御される。つまり、電圧制御回路216は、交
流−直流変換器21の出力直流電圧VDが電圧基準値V
refどおりになるようにサイリスタの点弧位相を制御す
る。従って、交流−直流変換器21の出力直流電圧
D、即ち直流母線5の電圧は出力直流電流IRDに応じ
て垂下特性を有する。
【0039】そして、2台の交流−直流変換器21及び
31は同一の垂下特性を持つので、それぞれの出力直流
電流IRDが等しくなるように、即ち出力直流電流IRD
等しく分担されるように制御される。
【0040】ここで、直流母線5の電圧VDは、各変換
器の出力電流即ち負荷に流れる電流と充電電流の和(I
RD=ID+IB)によっては決まらず、充電電流IBによ
る垂下特性G1によってのみ定まる。即ち、交流−直流
変換器21,31の出力側は共通の直流母線5に接続さ
れているので、それぞれの直流電圧は等しい値、例えば
図2のVdになり、各変換器21,31から直流母線5
に流れる電流は、それぞれIBa,IBbになり、特性30
1a,bによって定まるほぼ一致した電流が流れる。こ
れらの電流の和(IBa+IBb)が蓄電池6を充電する電
流になる。
【0041】このように本実施例では、各交流−直流変
換器の出力電流を実質的に一致させることができ、ま
た、負荷電流を含まない蓄電池へ流れる充電電流のみを
検出しているので、分担制御が変換器の並列運転装置の
負荷率による影響を受けない。
【0042】実施例2.図3はこの発明の他の実施例を
示す構成図であって、本実施例でも上述同様、交流−直
流変換器21及び31のうち代表的に交流−直流変換器
21に適用されたものを示している。図3において、図
14及び図1と対応する部分には同一符号を付し、その
詳細説明を省略する。212Bは電流検出器211Aで
検出された電流IBに応じて下げ、そして充電制限電流
(IBL/n)以上の電流が流れようとすると出力直流電
圧を垂下させる図4に示すようなG2なる電圧−電流特
性を有する電流制御回路である。ここで、IBLは蓄電池
6が受け入れられる充電電流の最大値であり、蓄電池の
特性及びシステム設計上定まる値、nは並列運転する変
換器の数である。なお、210,212B〜218は第
2の制御手段を構成する。
【0043】次に動作について図4を参照して説明す
る。なお、図4において、302a,302bはそれぞ
れ交流−直流変換器21,31のIB−VD特性を示して
おり、主回路、制御回路のわずかの特性差により異なる
特性になっている。変換器21から直流母線5に流れる
電流がIBL/n以下の時は実施例1と同様の動作をす
る。
【0044】そして、蓄電池6が放電した後の回復充電
期間等にIBL/nを越える電流が流れようとすると、図
4の特性に従って出力直流電圧VDが垂下して蓄電池6
の充電状態に応じて定まるある動作点の回復充電電圧
(充電中の蓄電池6の端子電圧)になる。従って、蓄電
池に過大な電流が流れずに定電圧−定電流充電をするこ
とができる。
【0045】このように本実施例では、蓄電池に過大な
充電電流が流れるのを防ぐことができ、安定した運転が
可能となる。
【0046】実施例3.図5はこの発明の他の実施例を
示す構成図であって、本実施例でも上述同様、交流−直
流変換器21及び31のうち代表的に交流−直流変換器
21に適用されたものを示している。図5において、図
14及び図1と対応する部分には同一符号を付し、その
詳細説明を省略する。212Cは電流検出器211Aで
検出された電流IBに応じて下げ、そして充電制限電流
(IBL/n)以上の電流が流れようとすると出力直流電
圧を蓄電池の放電開始電圧(VDL)まで垂下させる図6
に示すようなG3なる電圧−電流特性を有する電流制御
回路である。ここで、IBLは蓄電池6が受け入れられる
充電電流の最大値であり、蓄電池の特性及びシステム設
計上定まる値、nは並列運転する変換器の数である。な
お、210,212C〜218は第3の制御手段を構成
する。
【0047】次に動作について図6を参照して説明す
る。なお、図4において、302a,302bはそれぞ
れ交流−直流変換器21,31のIB−VD特性を示して
おり、主回路、制御回路のわずかの特性差により異なる
特性になっている。変換器21から直流母線5に流れる
電流がIBL/n以下の時は実施例1,2と同様の動作を
する。
【0048】そして、蓄電池6が放電した後の回復充電
期間等にIBL/nを越える電流が流れようとすると、図
6の特性に従って出力直流電圧VDが垂下して蓄電池6
の充電状態に応じて定まるある動作点の回復充電電圧
(充電中の蓄電池6の端子電圧)になるのは実施例2と
同様である。但し、この回復充電電圧は放電開始電圧V
DLよりも必ず高くなる。
【0049】ここで例えば交流−直流変換器31が1台
故障した場合を考える。直流−交流変換器32の入力直
流電流は変わらないので、直流母線5を介して交流−直
流変換器21から直流−交流変換器32にも直流電流が
供給されることになる。交流−直流変換器21の制御装
置では、この電流を電流検出器211Aで検出するが、
蓄電池6の充電電流であるか、他の変換器に供給される
電流であるかは区別できない。
【0050】そして、変換器21の出力直流電圧VD
図6の特性に従って垂下するが、放電開始電圧VDL以下
に低下しようとすると充電電流制限が外れるので、直流
−交流変換器32に電流を供給することができる。並列
冗長運転をしている無停電電源装置では、通常1台の変
換器が故障しても給電を継続できるだけの負荷しか接続
されていないので、容量的には交流−直流変換器21か
ら2台の直流−交流変換器22,32に対して直流電流
を供給できる。この場合、出力直流電圧VDは蓄電池6
の放電開始電圧VDLよりも低くはならないので、蓄電池
6が放電することはない。従って、1台の交流−直流変
換器が故障しても並列運転装置としては運転を継続する
ことができる。
【0051】このように本実施例では、並列運転中の交
流−直流変換器21,31のうちの一方が故障したとき
には、他方の交流−直流変換器から故障した交流−直流
変換器に対応した直流−交流変換器22、又は32に対
して直流電力を融通することができる。
【0052】実施例4.図7はこの発明の他の実施例を
示す回路図である。図7において、図12と対応する部
分には同一符号を付し、その詳細説明を省略する。21
A,31Aは交流−直流変換器、TRCa,TRCbは入
力端子U,V,Wに接続されたトランスであって、トラ
ンスTRCaは1次巻線及び2次巻線共デルタ接続され
ており、トランスTRCbは1次巻線がデルタ接続、2
次巻線がスター接続されており、互いに30度の位相差
を有している。DCLa,DCLbはそれぞれ後段のサイ
リスタTHY1〜THY6から成る3相ブリッジ回路に
接続された直流リアクトルである。斯る構成によりいわ
ゆる12相整流回路を形成している。
【0053】このような組み合わせ多相整流回路により
交流−直流変換器21Aの入力電流に含まれる高調波成
分と交流−直流変換器31Aの入力電流に含まれる高調
波成分のうち特定の次数は位相がまったく正反対にな
り、入力側で合成されて相殺され、入力端子U,V,W
には流出しなくなる。例えば12相整流回路では、5,
7,17,19・・・次の高調波電流は入力側には流出
しない。
【0054】しかしながら、これらの高調波電流が理論
的に完全に相殺されるためには、交流−直流変換器21
Aの入力電流と交流−直流変換器31Aの入力電流との
大きさがまったく一致している必要があるが、両者の直
流側の電流が違うと入力電流もそれに比例して異なるた
め、相殺されない大きな高調波電流成分が流出すること
になる。
【0055】このように本実施例では、交流−直流変換
器の制御装置により直流母線に流れる電流が実質的に一
致し、また、直流−交流変換器の電流も並列運転制御に
より実質的に一致させることができるので、交流−直流
変換器21Aと31Aとの入力電流はほぼ同じ大きさに
なり、高調波電流をほぼ理論通りに相殺し低減させるこ
とができる。
【0056】実施例5.図8はこの発明の他の実施例を
示す回路図である。図8において、21Bは交流−直流
変換器であり、これは、図13に示すようなインバータ
としての直流−交流変換器をまったく逆に接続したよう
に、トランスTRC、フィルタコンデンサCP、フィル
タリアクトルLS、自己消弧素子としてのトランジスタ
Q1〜Q6の3相ブリッジインバータ回路、直流コンデ
ンサC、で構成されている。インバータのそれぞれのア
ームを構成するトランジスタは入力周波数(例えば60
Hz)の10倍から数100倍程度の高周波でスイッチ
ングするもので、交流を直流に変換する。この電力変換
は、制御装置の動作により交流から直流へも、直流から
交流へも双方向に電力変換可能である。
【0057】図9はこのときの交流−直流変換器21B
の動作を示す特性図である。図において、304a,3
04bはそれぞれ交流−直流変換器21B,31B(図
示せず)のIB−VD特性を示しており、主回路、制御回
路のわずかの特性差により異なる特性になっている。
【0058】ところで、図12に示した制御整流素子に
よる交流−直流変換器では交流から直流への一方向しか
電力変換できない。したがって、負荷電流が零の場合に
は、図2,図4及び図6の特性図で電流IBが負の領域
では制御できない。ここでさらに蓄電池への充電電流も
零であるとすると、垂下特性が正方向にしか効かず、並
列運転がうまくできないことになる。
【0059】ところが本実施例では、交流−直流変換器
は双方向に電力変換可能であるので、負荷電流も充電電
流も零もしくは極端に小さい領域においても安定して並
列運転することができる。また、図示せずも交流−直流
変換器21B−直流母線5−交流−直流変換器31B−
交流−直流変換器21Bのループにより回生電力発生機
能も達成できる。
【0060】なお、上記実施例では、2台の変換器から
構成される装置について説明したが、3台以上の変換器
を並列にした装置でもそれぞれの変換器に同様な制御装
置を適用すれば並列運転することができ、同様な効果を
奏する。また、上記実施例では1号変換器と2号変換器
を同一容量としているが、異なる容量の変換器でもそれ
ぞれの容量に応じた直流電流によって直流電圧を制御す
れば、並列運転することができる。
【0061】また、図1,図3,図5の構成は、アナロ
グ演算増幅器等を用いたディスクリート回路でも実現す
ることもできるし、マイクロプロセッサなどによるディ
ジタル制御でソフトウェア処理により実現することもで
きる。
【0062】
【発明の効果】以上のように、第1の発明よれば、複数
組の交流−直流変換器と、該交流−直流変換器の各々の
直流回路の共通母線に接続された電力蓄積手段とを有す
る変換器の並列運転装置において、上記各々の交流−直
流変換器から上記直流母線に流れる電流を検出する検出
手段と、該検出手段からの検出信号に応じて上記交流−
直流変換器の出力を調整して直流電流の負荷分担を制御
する第1の制御手段とを備えたので、各々の交流−直流
変換器の出力電流を実質的に一致させることができ、そ
れぞれの変換器毎に受けるストレスを均一化でき、信頼
性の高い安定した並列運転ができると共に、また、負荷
電流の影響を受けず安定した並列運転をできるという効
果を奏する。また、通常の運転状態では直流母線を介し
て他の変換器の並列運転装置に電力を融通することがな
くなるので、並列運転の独立性を高め信頼性を向上させ
ることができるという効果も奏する。
【0063】また、第2の発明によれば、複数組の交流
−直流変換器と、該交流−直流変換器の各々の直流回路
の共通母線に接続された電力蓄積手段とを有する変換器
の並列運転装置において、上記各々の交流−直流変換器
から上記直流母線に流れる電流を検出する検出手段と、
該検出手段からの検出信号に応じて上記交流−直流変換
器の出力を調整して直流電流の負荷分担を制御するとと
もに、上記各々の交流−直流変換器から上記直流母線に
流れる電流が所定の値を越えると上記交流−直流変換器
の出力電圧を低下させる第2の制御手段とを備えたの
で、蓄電池等の電力蓄積手段に過大な充電電流が流れる
のを防ぐことができ、安定した運転をできるという効果
を奏する。
【0064】また、第3の発明によれば、複数組の交流
−直流変換器と、該交流−直流変換器の各々の直流回路
の共通母線に接続された電力蓄積手段とを有する変換器
の並列運転装置において、上記各々の交流−直流変換器
から上記直流母線に流れる電流を検出する検出手段と、
該検出手段からの検出信号に応じて上記交流−直流変換
器の出力を調整して直流電流の負荷分担を制御するとと
もに、上記各々の交流−直流変換器から上記直流母線に
流れる電流が所定の値を越えると上記交流−直流変換器
の出力電圧を上記電力蓄積手段の放電開始電圧よりもや
や高い電圧値に低下させる第3の制御手段とを備えたの
で、並列運転中の1台が故障したときには残りの交流−
直流変換器から故障した変換器の並列運転装置の直流−
交流変換器に対して直流電力を融通することができ、信
頼性をより高めることができるという効果を奏する。
【0065】また、第4の発明によれば、交流−直流変
換器は入力トランスの移相角を互いに変えた多相整流回
路で構成されるので、入力側に流出する高調波電流を低
減するために交流−直流変換器の入力トランスの移相角
を変えて組み合わせ多相整流を行う並列運転装置で、1
号変換器と2号変換器の入力電流の大きさがほぼ一致す
るため相殺される高調波電流も逆位相でほぼ同一の値に
なり、入力高調波を効率良く低減できるという効果を奏
する。
【0066】また、第5の発明によれば、交流−直流変
換器は、双方向に電力変換可能であるので、負荷電流、
蓄電池充電電流が零か非常に小さい領域でも、安定して
並列運転できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す構成図である。
【図2】この発明の他の一実施例の動作説明に供するた
めの特性図である。
【図3】この発明の他の実施例を示す構成図である。
【図4】この発明の他の実施例の動作説明に供するため
の特性図である。
【図5】この発明の他の実施例を示す構成図である。
【図6】この発明の他の実施例の動作説明に供するため
の特性図である。
【図7】この発明の他の実施例による交流−直流変換器
の一例を示す回路図である。
【図8】この発明の他の実施例による交流−直流変換器
の他の例を示す回路図である。
【図9】この発明の他の実施例の動作説明に供するため
の特性図である。
【図10】従来の変換器の並列運転装置を示す構成図で
ある。
【図11】従来の変換器の並列運転装置の他の例を示す
構成図である。
【図12】従来の変換器の並列運転装置に用いる交流−
直流変換器の一例を示す回路図である。
【図13】従来の変換器の並列運転装置に用いる直流−
交流変換器の一例を示す回路図である。
【図14】従来の変換器の制御装置を示す構成図であ
る。
【符号の説明】
1 交流電源 4,41,42 負荷 5 直流母線 6 蓄電池 21,21A,21B,31,31A,31B 交流−
直流変換器 22,32 直流−交流変換器 210 電圧基準発生回路 211A 電流検出器 212A,212B,212C 電流制御回路 213,215 加算器 214 電圧検出器 216 電圧制御回路 217 フェーズロックドループ回路 218 ゲートパルス発生回路
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年7月23日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】次に動作について説明する。交流電源1
らの交流電力は交流−直流変換器21及び31に供給さ
れて一旦直流電力に変換された後、夫々直流−交流変換
器22及び32に供給されて再度交流電力に変換されて
負荷4に供給される。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】
【発明が解決しようとする課題】従来の変換器の制御装
置は以上のように構成されているので、次の3つの問題
点があった。第1の問題点は、2台の変換器及び制御装
置には構成部品の特性のばらつきなどにより電圧制御特
性(出力直流電圧VD)、垂下特性(加算器213の出
力)に若干の誤差を生じるために出力直流電流RD の分
担制御が実質的には難しいという点である。第2の問題
点は、このような出力直流電流分担不平衡は当然交流入
力電流の不平衡にもなるので、各変換器の負荷率が違う
ために1台だけ過負荷になり運転信頼性に影響がでた
り、交流−直流変換器を組み合わせ多相整流回路で構成
してその入力側に流出する高調波を低減しようとしても
理論通りには高調波が低減できないという点である。第
3の問題点は、交流−直流変換器の出力直流電流には蓄
電池への充電電流の外に、直流−交流変換器を介して負
荷に供給される電流も含まれているために、分担制御が
変換器の並列運転装置の負荷率による影響を受け安定し
た並列運転が難しいという点である。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】また、第4の発明においては、複数組の交
流−直流変換器の入力トランスの移相角を互いに変えた
多相整流回路に構成して入力高調波を低減する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0033
【補正方法】変更
【補正内容】
【0033】次に動作について図2を参照して説明す
る。なお、図2において、横軸は直流母線5に流れる電
流IB、縦軸は交流−直流変換器21,31より出力さ
れる直流電圧VDである。また、301a,301bは
それぞれ交流−直流変換器21,31のIB−VD特性を
示しており、主回路、制御回路のわずかの特性差により
異なる特性になっている。また、Vrefa,Vrefbはそれ
ぞれ交流−直流変換器21,31内の電圧基準値、
Ba,IBbはそれぞれ交流−直流変換器21,31より
直流母線に流れ出る電流である。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数組の交流−直流変換器と、該交流−
    直流変換器の各々の直流回路の共通母線に接続された電
    力蓄積手段とを有する変換器の並列運転装置において、 上記各々の交流−直流変換器から上記直流母線に流れる
    電流を検出する検出手段と、 該検出手段からの検出信号に応じて上記交流−直流変換
    器の出力を調整して直流電流の負荷分担を制御する第1
    の制御手段とを備えたことを特徴とする変換器の制御装
    置。
  2. 【請求項2】 複数組の交流−直流変換器と、該交流−
    直流変換器の各々の直流回路の共通母線に接続された電
    力蓄積手段とを有する変換器の並列運転装置において、 上記各々の交流−直流変換器から上記直流母線に流れる
    電流を検出する検出手段と、 該検出手段からの検出信号に応じて上記交流−直流変換
    器の出力を調整して直流電流の負荷分担を制御するとと
    もに、上記各々の交流−直流変換器から上記直流母線に
    流れる電流が所定の値を越えると上記交流−直流変換器
    の出力電圧を低下させる第2の制御手段とを備えたこと
    を特徴とする変換器の制御装置。
  3. 【請求項3】 複数組の交流−直流変換器と、該交流−
    直流変換器の各々の直流回路の共通母線に接続された電
    力蓄積手段とを有する変換器の並列運転装置において、 上記各々の交流−直流変換器から上記直流母線に流れる
    電流を検出する検出手段と、 該検出手段からの検出信号に応じて上記交流−直流変換
    器の出力を調整して直流電流の負荷分担を制御するとと
    もに、上記各々の交流−直流変換器から上記直流母線に
    流れる電流が所定の値を越えると上記交流−直流変換器
    の出力電圧を上記電力蓄積手段の放電開始電圧よりもや
    や高い電圧値に低下させる第3の制御手段とを備えたこ
    とを特徴とする変換器の制御装置。
  4. 【請求項4】 交流−直流変換器は入力トランスの移相
    角を互いに変えた多相整流回路で構成されることを特徴
    とする請求項第1項ないし第3項のいずれかに記載の変
    換器の制御装置。
  5. 【請求項5】 交流−直流変換器は双方向に電力変換可
    能であることを特徴とする請求項第1項ないし第3項の
    いずれかに記載の変換器の制御装置。
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