JPH05244625A - ビデオカメラ - Google Patents
ビデオカメラInfo
- Publication number
- JPH05244625A JPH05244625A JP4044099A JP4409992A JPH05244625A JP H05244625 A JPH05244625 A JP H05244625A JP 4044099 A JP4044099 A JP 4044099A JP 4409992 A JP4409992 A JP 4409992A JP H05244625 A JPH05244625 A JP H05244625A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- circuit
- frequency
- contour
- mhz
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
- Color Television Image Signal Generators (AREA)
- Processing Of Color Television Signals (AREA)
- Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 回路の消費電力を比較的に小さくするととも
に、水平解像度を向上させる。 【構成】 空間画素ずらしを行った50万画素を有するC
CD1〜3を採用して、基本的に、輪郭信号形成回路3
0とLPF33の1部とレート変換回路60と加算器6
1とエンコーダ49とはクロック周波数36MHzで動作
させ、それら以外の回路は、CCD1〜3の水平駆動周
波数18MHzと同一のクロック周波数18MHzで動作さ
せている。このように動作させた場合、映像信号形成回
路50から出力されるのディジタル複合映像信号CV2
に基づいて形成される映像の水平限界解像度として1000
TV本程度を得ることが可能になる。また、全回路を36
MHzで動作させた場合に比較して回路の消費電力が低
減される。
に、水平解像度を向上させる。 【構成】 空間画素ずらしを行った50万画素を有するC
CD1〜3を採用して、基本的に、輪郭信号形成回路3
0とLPF33の1部とレート変換回路60と加算器6
1とエンコーダ49とはクロック周波数36MHzで動作
させ、それら以外の回路は、CCD1〜3の水平駆動周
波数18MHzと同一のクロック周波数18MHzで動作さ
せている。このように動作させた場合、映像信号形成回
路50から出力されるのディジタル複合映像信号CV2
に基づいて形成される映像の水平限界解像度として1000
TV本程度を得ることが可能になる。また、全回路を36
MHzで動作させた場合に比較して回路の消費電力が低
減される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、輪郭補正回路を有する
ビデオカメラに関する。
ビデオカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、ビデオカメラには輪郭補正回
路が搭載されている。この輪郭補正回路は、良く知られ
ているように、上記ビデオカメラにおける撮像デバイス
のレスポンス劣化の補償や鮮鋭度を強調するために使用
されている。また、最近、40万画素CCDを搭載したビ
デオカメラが製品化されている。上記40万画素CCD
は、14.3MHzの水平駆動周波数で動作されている。
路が搭載されている。この輪郭補正回路は、良く知られ
ているように、上記ビデオカメラにおける撮像デバイス
のレスポンス劣化の補償や鮮鋭度を強調するために使用
されている。また、最近、40万画素CCDを搭載したビ
デオカメラが製品化されている。上記40万画素CCD
は、14.3MHzの水平駆動周波数で動作されている。
【0003】上記ビデオカメラでは、上記40万画素CC
Dの出力信号がA/D変換器で本線信号であるディジタ
ル信号に変換される。変換されたディジタル信号から、
輪郭信号形成回路により輪郭信号が形成される。そし
て、形成された輪郭信号と上記本線信号であるディジタ
ル信号とが加算回路により加算されて補正後のディジタ
ル信号が得られるようになっている。
Dの出力信号がA/D変換器で本線信号であるディジタ
ル信号に変換される。変換されたディジタル信号から、
輪郭信号形成回路により輪郭信号が形成される。そし
て、形成された輪郭信号と上記本線信号であるディジタ
ル信号とが加算回路により加算されて補正後のディジタ
ル信号が得られるようになっている。
【0004】この補正後のディジタル信号が映像信号形
成回路によっディジタル輝度・色差信号またはディジタ
ルコンポジット映像信号に変換される。
成回路によっディジタル輝度・色差信号またはディジタ
ルコンポジット映像信号に変換される。
【0005】このように構成される従来の技術によるビ
デオカメラでは、上記A/D変換器,上記輪郭信号形成
回路および上記映像信号形成回路が、すべて、上記40万
画素CCDの水平駆動周波数と同一の周波数である14.3
MHzのクロック周波数で動作されている。また、その
場合には、水平限界解像度として560 TV本得られてい
た。
デオカメラでは、上記A/D変換器,上記輪郭信号形成
回路および上記映像信号形成回路が、すべて、上記40万
画素CCDの水平駆動周波数と同一の周波数である14.3
MHzのクロック周波数で動作されている。また、その
場合には、水平限界解像度として560 TV本得られてい
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、水平限界解
像度しては、高品位用として900 TV本程度が望まれて
いる。そこで、上記した従来のビデオカメラでは、水平
限界解像度を上げるために、画素Gが画素Rおよび画素
Bに対して1/2画素ピッチ分空間的にずらされるよう
にして使用に供することにより、上記40万画素CCDと
上記A/D変換器とは、14.3MHzのクロック周波数で
動作させ、それ以外の上記輪郭信号形成回路および輪郭
信号と本線信号との加算回路以降の上記映像信号形成回
路等は28.6MHzで信号処理するように構成していた。
このように構成することにより水平限界解像度を900 T
V本に増加させることができる。しかしながら、このよ
うに構成した場合には、回路の消費電力、特に、上記映
像信号形成回路の消費電力がきわめて大きくなるという
問題があった。
像度しては、高品位用として900 TV本程度が望まれて
いる。そこで、上記した従来のビデオカメラでは、水平
限界解像度を上げるために、画素Gが画素Rおよび画素
Bに対して1/2画素ピッチ分空間的にずらされるよう
にして使用に供することにより、上記40万画素CCDと
上記A/D変換器とは、14.3MHzのクロック周波数で
動作させ、それ以外の上記輪郭信号形成回路および輪郭
信号と本線信号との加算回路以降の上記映像信号形成回
路等は28.6MHzで信号処理するように構成していた。
このように構成することにより水平限界解像度を900 T
V本に増加させることができる。しかしながら、このよ
うに構成した場合には、回路の消費電力、特に、上記映
像信号形成回路の消費電力がきわめて大きくなるという
問題があった。
【0007】本発明はこのような課題に鑑みてなされた
ものであり、回路の消費電力が比較的に小さくなるとと
もに、水平限界解像度が比較的に向上するビデオカメラ
を提供することを目的とする。
ものであり、回路の消費電力が比較的に小さくなるとと
もに、水平限界解像度が比較的に向上するビデオカメラ
を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明ビデオカメラは、
例えば、図1に示すように、3原色を構成するチャネル
のうち、1つのチャネルの画素が他の2つのチャネルの
画素に対して空間的に1/2画素分ずらして配された3
個の撮像デバイス1〜3と、これら3個の撮像デバイス
1〜3から得られるアナログ3原色信号G0 ,R0 ,B
0 をディジタル3原色信号G1 ,R1 ,B1 に変換する
A/D変換器7〜9と、ディジタル3原色信号G2 ,R
2 ,B2 から輪郭信号DTL1 を形成する輪郭信号形成
回路30と、輪郭信号DTL3 ,DTL4 とディジタル
3原色信号(G4 ,R4 ,B4 ),(G6 ,R6 ,
B6 )とを加算する第1の加算回路36〜38,43〜
45と、この第1の加算回路43〜45の出力信号
G7 ,R7 ,B7 に基づく色差信号R−Y,B−Yと第
1の輝度信号Y1 ,Y2 とを形成するマトリクス回路4
8と、第1の輝度信号Y1 ,Y2 に対して輪郭信号DT
L5を加算して第2の輝度信号Y5 を形成する第2の加
算回路61とを備え、輪郭信号形成回路30および第2
の加算回路61のクロック周波数が、撮像デバイス1〜
3、A/D変換器7〜9およびマトリクス回路48のク
ロック周波数の2倍の周波数にされたものである。
例えば、図1に示すように、3原色を構成するチャネル
のうち、1つのチャネルの画素が他の2つのチャネルの
画素に対して空間的に1/2画素分ずらして配された3
個の撮像デバイス1〜3と、これら3個の撮像デバイス
1〜3から得られるアナログ3原色信号G0 ,R0 ,B
0 をディジタル3原色信号G1 ,R1 ,B1 に変換する
A/D変換器7〜9と、ディジタル3原色信号G2 ,R
2 ,B2 から輪郭信号DTL1 を形成する輪郭信号形成
回路30と、輪郭信号DTL3 ,DTL4 とディジタル
3原色信号(G4 ,R4 ,B4 ),(G6 ,R6 ,
B6 )とを加算する第1の加算回路36〜38,43〜
45と、この第1の加算回路43〜45の出力信号
G7 ,R7 ,B7 に基づく色差信号R−Y,B−Yと第
1の輝度信号Y1 ,Y2 とを形成するマトリクス回路4
8と、第1の輝度信号Y1 ,Y2 に対して輪郭信号DT
L5を加算して第2の輝度信号Y5 を形成する第2の加
算回路61とを備え、輪郭信号形成回路30および第2
の加算回路61のクロック周波数が、撮像デバイス1〜
3、A/D変換器7〜9およびマトリクス回路48のク
ロック周波数の2倍の周波数にされたものである。
【0009】
【作用】本発明ビデオカメラによれば、輪郭信号形成回
路30および第2の加算回路61のクロック周波数が、
撮像デバイス1〜3、A/D変換器7〜9およびマトリ
クス回路48のクロック周波数の2倍の周波数にされて
いる。このため、2倍のクロック周波数で動作する輪郭
信号形成回路30および第2の加算回路61に基づく輪
郭補正処理により高品位性が確保されて、水平解像度が
向上する。また、輪郭信号形成回路30および第2の加
算回路61以外の回路の消費電力が比較的に小さくなる
ので、回路全体としての消費電力が比較的に低減され
る。
路30および第2の加算回路61のクロック周波数が、
撮像デバイス1〜3、A/D変換器7〜9およびマトリ
クス回路48のクロック周波数の2倍の周波数にされて
いる。このため、2倍のクロック周波数で動作する輪郭
信号形成回路30および第2の加算回路61に基づく輪
郭補正処理により高品位性が確保されて、水平解像度が
向上する。また、輪郭信号形成回路30および第2の加
算回路61以外の回路の消費電力が比較的に小さくなる
ので、回路全体としての消費電力が比較的に低減され
る。
【0010】
【実施例】以下、本発明ビデオカメラの一実施例につい
て図面を参照して説明する。
て図面を参照して説明する。
【0011】図1において、1〜3は、2次元撮像デバ
イスであり、3原色の各チャネルに対応して割り当てら
れたCCDを示している。これらのCCD1〜3は、3
原色画素を構成する1つの画素(この場合、画素G)が
残り2つの画素(したがって、画素Rと画素B)に対し
て空間的(光学的)に1/2画素ピッチずらして配され
ている。これらのCCD1〜3は、それぞれ、50万画素
を有し、かつ水平駆動周波数が18MHzで動作される。
イスであり、3原色の各チャネルに対応して割り当てら
れたCCDを示している。これらのCCD1〜3は、3
原色画素を構成する1つの画素(この場合、画素G)が
残り2つの画素(したがって、画素Rと画素B)に対し
て空間的(光学的)に1/2画素ピッチずらして配され
ている。これらのCCD1〜3は、それぞれ、50万画素
を有し、かつ水平駆動周波数が18MHzで動作される。
【0012】CCD1〜3から出力されるアナログ3原
色信号G0 ,R0 ,B0 は、それぞれ増幅器4〜6を通
じて、クロック周波数が18MHzであるA/D変換器7
〜9に供給される。A/D変換器7〜9は、CCD1〜
3から供給された電気信号を、それぞれ、ディジタル3
原色信号である信号R1 ,G1 ,B1 変換する。なお、
図1中、各回路のクロック周波数(MHz)は、ブロッ
ク内または信号線の近くに、例えば、(18MHz)また
は(18)等、括弧内に表示している。
色信号G0 ,R0 ,B0 は、それぞれ増幅器4〜6を通
じて、クロック周波数が18MHzであるA/D変換器7
〜9に供給される。A/D変換器7〜9は、CCD1〜
3から供給された電気信号を、それぞれ、ディジタル3
原色信号である信号R1 ,G1 ,B1 変換する。なお、
図1中、各回路のクロック周波数(MHz)は、ブロッ
ク内または信号線の近くに、例えば、(18MHz)また
は(18)等、括弧内に表示している。
【0013】図2Aは、信号G1 の周波数特性{横軸は
周波数f(MHz)、縦軸は規格された振幅A}を示し
ている。このうち、直流(以下、必要に応じてDCとい
う)から18MHzまでの実線で表した周波数特性101
はベースバンド成分であり、DC〜18MHzまでの点線
で表した周波数特性102は折り返し成分である。な
お、この実施例において、マトリクス回路48で必要と
なるアナログ映像信号の帯域は9MHzに制限されるの
で、ここでは、18MHz以上の成分については考慮する
必要はない。信号G1 ,R1 ,B1 について18MHzま
で考慮するのは、上記CCD1〜3と図示しないレンズ
との間に挿入される光学LPF(図示しない)の特性が
DC〜18MHzの帯域を有しているからである。ここに
挿入される上記光学LPFは、その性質上、減衰特性が
なだらかな特性を有している。このため、最初からDC
〜9 MHzの光学LPFを使用すると、9 MHzまでの
信号成分が小さくなりすぎてS/Nが劣化してしまうの
で、DC〜18MHzの上記光学LPFを使用している。
周波数f(MHz)、縦軸は規格された振幅A}を示し
ている。このうち、直流(以下、必要に応じてDCとい
う)から18MHzまでの実線で表した周波数特性101
はベースバンド成分であり、DC〜18MHzまでの点線
で表した周波数特性102は折り返し成分である。な
お、この実施例において、マトリクス回路48で必要と
なるアナログ映像信号の帯域は9MHzに制限されるの
で、ここでは、18MHz以上の成分については考慮する
必要はない。信号G1 ,R1 ,B1 について18MHzま
で考慮するのは、上記CCD1〜3と図示しないレンズ
との間に挿入される光学LPF(図示しない)の特性が
DC〜18MHzの帯域を有しているからである。ここに
挿入される上記光学LPFは、その性質上、減衰特性が
なだらかな特性を有している。このため、最初からDC
〜9 MHzの光学LPFを使用すると、9 MHzまでの
信号成分が小さくなりすぎてS/Nが劣化してしまうの
で、DC〜18MHzの上記光学LPFを使用している。
【0014】図2Bは、信号R1 と信号B1 の周波数特
性を示している。このうちDC〜18MHzまでの実線で
表した周波数特性103は、ベースバンド成分であり、
点線で示した周波数特性104はその折り返し成分を表
している。
性を示している。このうちDC〜18MHzまでの実線で
表した周波数特性103は、ベースバンド成分であり、
点線で示した周波数特性104はその折り返し成分を表
している。
【0015】上記周波数特性102,104を有する折
り返し成分は、A/D変換器7〜9におけるサンプリン
グ処理によって発生したものである。なお、図2A,B
中、折り返し成分の周波数特性102,104が周波数
軸を中心軸として反転した形状になっているのは、上記
したようにCCD1〜3が空間的に1/2画素ずらしに
されていることからサブナイキスト・サンプリングにな
って、A/D変換器8,9におけるサンプリング周期が
A/D変換器7に対して位相πだけずらされていること
を原因としている。
り返し成分は、A/D変換器7〜9におけるサンプリン
グ処理によって発生したものである。なお、図2A,B
中、折り返し成分の周波数特性102,104が周波数
軸を中心軸として反転した形状になっているのは、上記
したようにCCD1〜3が空間的に1/2画素ずらしに
されていることからサブナイキスト・サンプリングにな
って、A/D変換器8,9におけるサンプリング周期が
A/D変換器7に対して位相πだけずらされていること
を原因としている。
【0016】図2A中、18MHzのクロック(サンプリ
ング)周波数には正方向向きの矢印105を描き、図2
B中、18MHzのクロック(サンプリング)周波数に
は、負方向向きの矢印106を描いている。負方向向き
に矢印106を描いたのは、正方向向きの矢印105で
示すクロック周波数の周期に対して位相がπだけずれて
いることを表すためである。
ング)周波数には正方向向きの矢印105を描き、図2
B中、18MHzのクロック(サンプリング)周波数に
は、負方向向きの矢印106を描いている。負方向向き
に矢印106を描いたのは、正方向向きの矢印105で
示すクロック周波数の周期に対して位相がπだけずれて
いることを表すためである。
【0017】上記したような周波数特性を有する信号G
1 ,R1 ,B1 がプリプロセス回路25に供給される。
プリプロセス回路25は、信号G1 ,R1 ,B1 に対し
て欠陥画素の補間処理等を行って、補間後の信号G2 ,
R2 ,B2 を出力する。なお、この実施例において、補
間後の信号G2 ,R2 ,B2 の周波数特性は、信号
G 1 ,R1 ,B1 の周波数特性101,103に等しい
特性であるものとする。
1 ,R1 ,B1 がプリプロセス回路25に供給される。
プリプロセス回路25は、信号G1 ,R1 ,B1 に対し
て欠陥画素の補間処理等を行って、補間後の信号G2 ,
R2 ,B2 を出力する。なお、この実施例において、補
間後の信号G2 ,R2 ,B2 の周波数特性は、信号
G 1 ,R1 ,B1 の周波数特性101,103に等しい
特性であるものとする。
【0018】信号G2 は、LPF26に供給されるとと
もに、輪郭信号形成回路30を構成する加算回路31の
一方の入力端子に供給される。信号R2 は、補間フィル
タ(以下、IPFという)27に供給されるとともに、
加算回路31の他方の入力端子に供給される。信号B2
は、IPF28に供給される。
もに、輪郭信号形成回路30を構成する加算回路31の
一方の入力端子に供給される。信号R2 は、補間フィル
タ(以下、IPFという)27に供給されるとともに、
加算回路31の他方の入力端子に供給される。信号B2
は、IPF28に供給される。
【0019】図2Cは、信号G2 が供給される遮断周波
数9 MHzのLPF26の周波数特性106を示してい
る。図2Dは、信号R2 が供給されるIPF27および
信号B2 が供給されるIPF28の周波数特性107を
示している。なお、IPF27,29は、信号R2と信
号B2 の位相を信号G2 の位相に合致させるための1/
2画素群遅延器とLPF26と同一構成のLPFとから
構成されている。
数9 MHzのLPF26の周波数特性106を示してい
る。図2Dは、信号R2 が供給されるIPF27および
信号B2 が供給されるIPF28の周波数特性107を
示している。なお、IPF27,29は、信号R2と信
号B2 の位相を信号G2 の位相に合致させるための1/
2画素群遅延器とLPF26と同一構成のLPFとから
構成されている。
【0020】図2Eは、周波数特性101を有する信号
G2 がLPF26を通過して形成された信号G3 の周波
数特性を示している。図2Eにおいても、DC〜9 MH
zまでの実線で示す周波数特性109のみを考慮すれば
よい。この図2Eに示す信号G3 の周波数特性は、図2
Aに示す信号G1 と図2Cに示すLPF26のそれぞれ
の伝達関数の積に対応して得られる。
G2 がLPF26を通過して形成された信号G3 の周波
数特性を示している。図2Eにおいても、DC〜9 MH
zまでの実線で示す周波数特性109のみを考慮すれば
よい。この図2Eに示す信号G3 の周波数特性は、図2
Aに示す信号G1 と図2Cに示すLPF26のそれぞれ
の伝達関数の積に対応して得られる。
【0021】図2Fは、周波数特性103を有する信号
R2 および信号B2 がそれぞれIPF27およびIPF
28を通過して形成された信号R3 ,G3 の周波数特性
を示している。DC〜9 MHzまでの実線で示す周波数
特性114のみを考慮すればよい。この図2Fに示す信
号R3 ,B3 の周波数特性は、図2Bに示す信号R1,
B1 と図2Dに示すIPF27,28のそれぞれの伝達
関数の積に対応して得られる。
R2 および信号B2 がそれぞれIPF27およびIPF
28を通過して形成された信号R3 ,G3 の周波数特性
を示している。DC〜9 MHzまでの実線で示す周波数
特性114のみを考慮すればよい。この図2Fに示す信
号R3 ,B3 の周波数特性は、図2Bに示す信号R1,
B1 と図2Dに示すIPF27,28のそれぞれの伝達
関数の積に対応して得られる。
【0022】図2Eおよび図2Fから分かるように、こ
の場合、周波数帯域がDC〜9 MHzに制限されて、そ
の周波数帯域内の折り返し成分は点線で示す周波数特性
115,116に減衰される。
の場合、周波数帯域がDC〜9 MHzに制限されて、そ
の周波数帯域内の折り返し成分は点線で示す周波数特性
115,116に減衰される。
【0023】位相差が合致された信号G3 ,R3 ,B3
はマスク回路35を通じて色の補正がなされ、信号
G4 ,R4 ,B4 にされる。信号G4 ,R4 ,B4 は、
加算回路36〜38でそれぞれ輪郭信号DTL3 と加算
されて信号G5 ,R5 ,B5 にされる。信号G5 ,
R5 ,B5 は、それぞれ、γ/ニー補正回路40〜42
でγ補正とニー特性の補正がなされた信号G6 ,R6 ,
B6 にされる。信号G6 ,R6,B6 は、加算回路43
〜45でそれぞれ輪郭信号DTL4 と加算されて輪郭補
正後の信号G7 ,R7 ,B7 にされる。なお、輪郭補正
処理を行わない場合には、加算回路36〜38および加
算回路43〜45に供給される輪郭信号DTL3,DT
L4 は、図示しないシステムコントローラから端子4
6,47を通じて乗算回路32,33に供給される混合
比信号M1 ,M2 の値がゼロ値になっているので、共に
ゼロ値になっている。
はマスク回路35を通じて色の補正がなされ、信号
G4 ,R4 ,B4 にされる。信号G4 ,R4 ,B4 は、
加算回路36〜38でそれぞれ輪郭信号DTL3 と加算
されて信号G5 ,R5 ,B5 にされる。信号G5 ,
R5 ,B5 は、それぞれ、γ/ニー補正回路40〜42
でγ補正とニー特性の補正がなされた信号G6 ,R6 ,
B6 にされる。信号G6 ,R6,B6 は、加算回路43
〜45でそれぞれ輪郭信号DTL4 と加算されて輪郭補
正後の信号G7 ,R7 ,B7 にされる。なお、輪郭補正
処理を行わない場合には、加算回路36〜38および加
算回路43〜45に供給される輪郭信号DTL3,DT
L4 は、図示しないシステムコントローラから端子4
6,47を通じて乗算回路32,33に供給される混合
比信号M1 ,M2 の値がゼロ値になっているので、共に
ゼロ値になっている。
【0024】信号G7 ,R7 ,B7 は、マトリクス回路
48とレート変換回路60と加算回路61とエンコーダ
49とから構成される映像信号形成回路50のうち、マ
トリクス回路48に供給される。このマトリクス回路4
8は、信号G7 ,R7 ,B7をディジタル映像信号であ
る輝度信号Y1 ,Y2 および色差信号(R−Y),(B
−Y)に変換する。
48とレート変換回路60と加算回路61とエンコーダ
49とから構成される映像信号形成回路50のうち、マ
トリクス回路48に供給される。このマトリクス回路4
8は、信号G7 ,R7 ,B7をディジタル映像信号であ
る輝度信号Y1 ,Y2 および色差信号(R−Y),(B
−Y)に変換する。
【0025】図3Aは、輪郭補正処理を行わない場合の
輝度信号Y1 の周波数特性を示している。このうち、D
C〜9 MHzまでの実線で示したベースバンド成分の周
波数特性117を考慮すればよい。この周波数特性11
7から分かるように、信号G 3 ,R3 ,B3 が有する周
波数特性115,116(それぞれ、図2Eおよび図2
F参照)の折り返し成分がマトリクス回路48内の演算
により打ち消されるで、輝度信号Y1 のベースバンド成
分には、折り返し成分が存在しない。
輝度信号Y1 の周波数特性を示している。このうち、D
C〜9 MHzまでの実線で示したベースバンド成分の周
波数特性117を考慮すればよい。この周波数特性11
7から分かるように、信号G 3 ,R3 ,B3 が有する周
波数特性115,116(それぞれ、図2Eおよび図2
F参照)の折り返し成分がマトリクス回路48内の演算
により打ち消されるで、輝度信号Y1 のベースバンド成
分には、折り返し成分が存在しない。
【0026】一方、輪郭補正処理後の輝度信号Y2 を得
る場合には、まず、輪郭信号形成回路30内の加算回路
31で、信号G2 と信号R2 を2倍のクロック周波数36
MHzで加算して加算信号(G2 +R2 )を得る。36M
Hzで加算するのは、上記1/2画素ずらしのために、
信号R2 の信号成分の間に信号G2 の信号成分が存在す
るからである。図3Bは、この加算信号(G2 +R2 )
の周波数特性を示している。この周波数特性120は、
図2Aに示す周波数特性と図2Bに示す周波数特性とを
合成した特性であるので、この周波数特性120では、
直流〜18MHzまでの折り返し成分が打ち消されている
ので存在しない。
る場合には、まず、輪郭信号形成回路30内の加算回路
31で、信号G2 と信号R2 を2倍のクロック周波数36
MHzで加算して加算信号(G2 +R2 )を得る。36M
Hzで加算するのは、上記1/2画素ずらしのために、
信号R2 の信号成分の間に信号G2 の信号成分が存在す
るからである。図3Bは、この加算信号(G2 +R2 )
の周波数特性を示している。この周波数特性120は、
図2Aに示す周波数特性と図2Bに示す周波数特性とを
合成した特性であるので、この周波数特性120では、
直流〜18MHzまでの折り返し成分が打ち消されている
ので存在しない。
【0027】図3Cは、輪郭補正回路30を構成するH
PF32とその出力に接続されるLPF33の総合の周
波数特性123を表すものであり、BPF特性、言い換
えれば微分的特性を示している。なお、LPF33で
は、36MHzのクロック周波数で輪郭信号DTL1 の帯
域をDC〜9MHzに制限した後、18MHzのクロック
周波数でいわゆるダウンサンプリング処理をおこなって
データを間引いている。ダウンサンプリング処理を行う
のは、18MHzで動作する本線信号である信号G 4 ,R
4 ,B4 および信号G6 ,R6 ,B6 に輪郭信号DTL
2 を加算できるようにするためである。
PF32とその出力に接続されるLPF33の総合の周
波数特性123を表すものであり、BPF特性、言い換
えれば微分的特性を示している。なお、LPF33で
は、36MHzのクロック周波数で輪郭信号DTL1 の帯
域をDC〜9MHzに制限した後、18MHzのクロック
周波数でいわゆるダウンサンプリング処理をおこなって
データを間引いている。ダウンサンプリング処理を行う
のは、18MHzで動作する本線信号である信号G 4 ,R
4 ,B4 および信号G6 ,R6 ,B6 に輪郭信号DTL
2 を加算できるようにするためである。
【0028】図3Dは、LPF31の出力信号である輪
郭信号DTL2 の周波数特性を示している。この周波数
特性は、図3Bに示す周波数特性120に対応する伝達
関数と図3Cに示す周波数特性120に対応する伝達関
数の積に対応して得られる。DC〜9 MHzまでの周波
数特性126を考慮すればよい。
郭信号DTL2 の周波数特性を示している。この周波数
特性は、図3Bに示す周波数特性120に対応する伝達
関数と図3Cに示す周波数特性120に対応する伝達関
数の積に対応して得られる。DC〜9 MHzまでの周波
数特性126を考慮すればよい。
【0029】このような特性を有する輪郭信号DTL2
が乗算回路32,33で混合比M1,M2 と乗算され
て、所定振幅の輪郭信号DTL3 および輪郭信号DTL
4 にされ、それぞれ、信号G4 ,R4 ,B4 および信号
G6 ,R6 ,B6 に加算される。
が乗算回路32,33で混合比M1,M2 と乗算され
て、所定振幅の輪郭信号DTL3 および輪郭信号DTL
4 にされ、それぞれ、信号G4 ,R4 ,B4 および信号
G6 ,R6 ,B6 に加算される。
【0030】図3Eは、マトリクス回路48の出力信号
である輪郭補正処理後の輝度信号Y 2 の周波数特性12
7を示している。この周波数特性127は、図3Aに示
す周波数特性117を有する輝度信号Y1 と図3Dに示
す周波数特性126を有する輪郭信号DTL2 とを加算
した輝度信号Y2 の周波数特性を示している。この輝度
信号Y2 のDC〜9 MHzまでの周波数特性127に
は、折り返し成分が含まれていない。
である輪郭補正処理後の輝度信号Y 2 の周波数特性12
7を示している。この周波数特性127は、図3Aに示
す周波数特性117を有する輝度信号Y1 と図3Dに示
す周波数特性126を有する輪郭信号DTL2 とを加算
した輝度信号Y2 の周波数特性を示している。この輝度
信号Y2 のDC〜9 MHzまでの周波数特性127に
は、折り返し成分が含まれていない。
【0031】なお、輪郭補正処理を行っても行わなくて
も信号G4 ,R4 ,B4 に同一振幅の輪郭補正信号DT
L3 が加算され、また、信号G5 ,R5 ,B5 に同一振
幅の輪郭補正信号DTL4 が加算されるので、色差信号
(R−Y),(B−Y)は、輪郭補正処理を行わない場
合の輝度信号Y1 が輪郭補正処理後の輝度信号Y2 に変
化しても変化しない。
も信号G4 ,R4 ,B4 に同一振幅の輪郭補正信号DT
L3 が加算され、また、信号G5 ,R5 ,B5 に同一振
幅の輪郭補正信号DTL4 が加算されるので、色差信号
(R−Y),(B−Y)は、輪郭補正処理を行わない場
合の輝度信号Y1 が輪郭補正処理後の輝度信号Y2 に変
化しても変化しない。
【0032】輝度信号Y1 ,Y2 と色差信号(R−
Y),(B−Y)は、レート変換回路56を通じて、一
旦、18MHzと13.5MHzとの最小公倍数である54MH
zに変換された後、それぞれ、クロック周波数が13.5M
Hzの輝度信号Y3 およびクロック周波数が6.75MHz
の色差信号(R−Y),(B−Y)のいわゆるD1フォ
ーマットのディジタル映像信号Y3 ,(R−Y)3 ,
(B−Y)3 に変換される。
Y),(B−Y)は、レート変換回路56を通じて、一
旦、18MHzと13.5MHzとの最小公倍数である54MH
zに変換された後、それぞれ、クロック周波数が13.5M
Hzの輝度信号Y3 およびクロック周波数が6.75MHz
の色差信号(R−Y),(B−Y)のいわゆるD1フォ
ーマットのディジタル映像信号Y3 ,(R−Y)3 ,
(B−Y)3 に変換される。
【0033】図3Fは、レート変換回路56内のLPF
の周波数特性134を示している。このレート変換回路
56は、上記LPFにより、一旦、帯域を6.75MHzに
帯域制限した後に、データを4つおきに間引いて13.5M
Hzの出力を得るようになっている。このようにして、
D1フォーマットに変換されたディジタル映像信号であ
る輝度信号Y3 および色差信号(R−Y)3 ,(B−
Y)3 は、出力端子57〜59を通じて図示しないビデ
オテープレコーダに供給される。図3Gは、輝度信号Y
3 の周波数特性137を示している。
の周波数特性134を示している。このレート変換回路
56は、上記LPFにより、一旦、帯域を6.75MHzに
帯域制限した後に、データを4つおきに間引いて13.5M
Hzの出力を得るようになっている。このようにして、
D1フォーマットに変換されたディジタル映像信号であ
る輝度信号Y3 および色差信号(R−Y)3 ,(B−
Y)3 は、出力端子57〜59を通じて図示しないビデ
オテープレコーダに供給される。図3Gは、輝度信号Y
3 の周波数特性137を示している。
【0034】一方、輝度信号Y1 ,Y2 は、レート変換
回路60を通じてクロック周波数が2倍の周波数36MH
zである輝度信号Y4 に変換される。図4Aは、レート
変換回路60の周波数特性138(9 MHzのLPF特
性)を示している。図4Bは、レート変換回路60の出
力信号である輝度信号Y4 の周波数特性139を示して
いる。この輝度信号Y4 は、加算回路61の一方の入力
端子に供給される。図4Cは、加算回路61の他方の入
力端子に供給される輪郭信号DTL5 の周波数特性14
0を示している。
回路60を通じてクロック周波数が2倍の周波数36MH
zである輝度信号Y4 に変換される。図4Aは、レート
変換回路60の周波数特性138(9 MHzのLPF特
性)を示している。図4Bは、レート変換回路60の出
力信号である輝度信号Y4 の周波数特性139を示して
いる。この輝度信号Y4 は、加算回路61の一方の入力
端子に供給される。図4Cは、加算回路61の他方の入
力端子に供給される輪郭信号DTL5 の周波数特性14
0を示している。
【0035】この輪郭信号DTL5 は、信号G2 と信号
R2 に基づき輪郭信号形成回路30で形成された輪郭信
号DTL1 に対して、図示しないシステムコントローラ
から端子62を通じて乗算回路63に供給される混合比
信号M3の値が乗算されて減衰された信号である。この
輪郭信号DTL5 が加算回路61で本線信号である輝度
信号Y4 に加算されることで高域成分が補われた周波数
特性141を有する輝度信号Y5 が得られる。輝度信号
Y5 の動作周波数は、36MHzである。
R2 に基づき輪郭信号形成回路30で形成された輪郭信
号DTL1 に対して、図示しないシステムコントローラ
から端子62を通じて乗算回路63に供給される混合比
信号M3の値が乗算されて減衰された信号である。この
輪郭信号DTL5 が加算回路61で本線信号である輝度
信号Y4 に加算されることで高域成分が補われた周波数
特性141を有する輝度信号Y5 が得られる。輝度信号
Y5 の動作周波数は、36MHzである。
【0036】輝度信号Y5 と色差信号(R−Y),(B
−Y)とはエンコーダ49に供給される。エンコーダ4
9では、まず、色差信号(R−Y)と色差信号(B−
Y)とが図示しない2つの平衡変調回路により搬送波信
号(図示していない)と混合されて搬送色信号(図示し
ていない)が形成され、この搬送色信号が、図示しない
レート変換回路によってクロック周波数18MHzからク
ロック周波数36MHzの搬送色信号とされる。次に、こ
の36MHzの搬送色信号と上記36MHzの輝度信号と
が、クロック周波数36MHzの加算回路(図示していな
い)で加算されることで、輝度信号Y5 と搬送色信号と
が重畳された信号になり、この重畳された信号に同期信
号が付加されて、ディジタル映像信号である複合映像信
号CV2 (カラー)に変換される。また、輝度信号Y5
に同期信号が付加されてディジタル映像信号である複合
信号CV1 (モノクローム)に変換される。
−Y)とはエンコーダ49に供給される。エンコーダ4
9では、まず、色差信号(R−Y)と色差信号(B−
Y)とが図示しない2つの平衡変調回路により搬送波信
号(図示していない)と混合されて搬送色信号(図示し
ていない)が形成され、この搬送色信号が、図示しない
レート変換回路によってクロック周波数18MHzからク
ロック周波数36MHzの搬送色信号とされる。次に、こ
の36MHzの搬送色信号と上記36MHzの輝度信号と
が、クロック周波数36MHzの加算回路(図示していな
い)で加算されることで、輝度信号Y5 と搬送色信号と
が重畳された信号になり、この重畳された信号に同期信
号が付加されて、ディジタル映像信号である複合映像信
号CV2 (カラー)に変換される。また、輝度信号Y5
に同期信号が付加されてディジタル映像信号である複合
信号CV1 (モノクローム)に変換される。
【0037】複合映像信号CV1 ,CV2 は、D/A変
換器51,52を通じてアナログ複合映像信号CV3 ,
CV4 に変換され、出力端子53を通じてビューファイ
ンダ(図示していない)に供給されるとともに、出力端
子54を通じて外部に出力される。なお、このようにし
て変換されたアナログ複合映像信号CV3 ,CV4 は、
使用に供される前にアナログLPFによって約18MHz
に帯域制限される。
換器51,52を通じてアナログ複合映像信号CV3 ,
CV4 に変換され、出力端子53を通じてビューファイ
ンダ(図示していない)に供給されるとともに、出力端
子54を通じて外部に出力される。なお、このようにし
て変換されたアナログ複合映像信号CV3 ,CV4 は、
使用に供される前にアナログLPFによって約18MHz
に帯域制限される。
【0038】このように上記した実施例によれば、空間
画素ずらしを行って配置されている50万画素を有するC
CD1〜3を採用して、輪郭信号形成回路30とLPF
33の1部とレート変換回路56,60,加算回路61
およびエンコーダ49以外は、上記CCD1〜3の水平
駆動周波数18MHzと同一のクロック周波数18MHzで
動作させている。また、輪郭信号形成回路30で信号G
2 ,R2 の高域成分を上記クロック周波数18MHzの2
倍の周波数である36MHzで加算処理した後HPF32
で高域成分のみを通過させて輪郭信号DTL1 を形成
し、その後、LPF33とそのLPF33内のいわゆる
ダウンサンプリング処理により18MHzに間引いて輪郭
信号DTL2 を形成して、この輪郭信号DTL2 に対応
する輪郭信号DTL3 ,4を、それぞれ、本線信号であ
る信号G4 ,R4 ,B4 および信号G6 ,R6 ,B6 に
18MHzの動作周波数で加算するようにしている。
画素ずらしを行って配置されている50万画素を有するC
CD1〜3を採用して、輪郭信号形成回路30とLPF
33の1部とレート変換回路56,60,加算回路61
およびエンコーダ49以外は、上記CCD1〜3の水平
駆動周波数18MHzと同一のクロック周波数18MHzで
動作させている。また、輪郭信号形成回路30で信号G
2 ,R2 の高域成分を上記クロック周波数18MHzの2
倍の周波数である36MHzで加算処理した後HPF32
で高域成分のみを通過させて輪郭信号DTL1 を形成
し、その後、LPF33とそのLPF33内のいわゆる
ダウンサンプリング処理により18MHzに間引いて輪郭
信号DTL2 を形成して、この輪郭信号DTL2 に対応
する輪郭信号DTL3 ,4を、それぞれ、本線信号であ
る信号G4 ,R4 ,B4 および信号G6 ,R6 ,B6 に
18MHzの動作周波数で加算するようにしている。
【0039】そして、輪郭補正処理後の信号G7 ,
R7 ,B7 に基づき映像信号形成回路50を構成するマ
トリクス回路48によりディジタル映像信号である輝度
信号Y2および色差信号(R−Y),(B−Y)を形成
し、さらに、レート変換回路60と加算回路61とによ
り高域成分を補った輝度信号Y5 を形成している。その
後、エンコーダ49によりディジタル映像信号である複
合映像信号CV1 ,CV2を形成するようにしている。
R7 ,B7 に基づき映像信号形成回路50を構成するマ
トリクス回路48によりディジタル映像信号である輝度
信号Y2および色差信号(R−Y),(B−Y)を形成
し、さらに、レート変換回路60と加算回路61とによ
り高域成分を補った輝度信号Y5 を形成している。その
後、エンコーダ49によりディジタル映像信号である複
合映像信号CV1 ,CV2を形成するようにしている。
【0040】このように処理した場合には、2倍のクロ
ック周波数36MHzで動作する輪郭信号形成回路30に
基づく輪郭補正処理により高品位性が確保されて複合映
像信号CV1 ,CV2 に基づき表示される映像の水平限
界解像度は、実質的に約1000TV本になり、比較的に高
解像度になる。
ック周波数36MHzで動作する輪郭信号形成回路30に
基づく輪郭補正処理により高品位性が確保されて複合映
像信号CV1 ,CV2 に基づき表示される映像の水平限
界解像度は、実質的に約1000TV本になり、比較的に高
解像度になる。
【0041】さらに、クロック周波数36MHzで動作す
る回路を、輪郭信号形成回路30,レート変換回路60
およびエンコーダ49等に限定しているので、回路全体
の消費電力を比較的に低減することが可能になるという
効果が得られる。
る回路を、輪郭信号形成回路30,レート変換回路60
およびエンコーダ49等に限定しているので、回路全体
の消費電力を比較的に低減することが可能になるという
効果が得られる。
【0042】さらにまた、本発明は上記の実施例に限ら
ず本発明の要旨を逸脱することなく種々の構成を採る得
ることはもちろんである。
ず本発明の要旨を逸脱することなく種々の構成を採る得
ることはもちろんである。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明ビデオカメ
ラによれば、輪郭信号形成回路および第2の加算回路の
クロック周波数が、撮像デバイス、A/D変換器および
マトリクス回路のクロック周波数の2倍の周波数にされ
ている。このため、2倍のクロック周波数で動作する上
記輪郭信号形成回路および上記第2の加算回路に基づく
輪郭補正処理により高品位性が確保されて、水平解像度
が向上する。また、上記輪郭信号形成回路および上記第
2の加算回路以外の回路の消費電力が比較的に小さくな
るので、回路全体としての消費電力が比較的に低減され
る。
ラによれば、輪郭信号形成回路および第2の加算回路の
クロック周波数が、撮像デバイス、A/D変換器および
マトリクス回路のクロック周波数の2倍の周波数にされ
ている。このため、2倍のクロック周波数で動作する上
記輪郭信号形成回路および上記第2の加算回路に基づく
輪郭補正処理により高品位性が確保されて、水平解像度
が向上する。また、上記輪郭信号形成回路および上記第
2の加算回路以外の回路の消費電力が比較的に小さくな
るので、回路全体としての消費電力が比較的に低減され
る。
【図1】本発明によるビデオカメラの一実施例の構成を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図2】図1例に示すビデオカメラの動作説明に供され
る周波数特性図である。
る周波数特性図である。
【図3】図1例に示すビデオカメラの動作説明に供され
る周波数特性図である。
る周波数特性図である。
【図4】図1例に示すビデオカメラの動作説明に供され
る周波数特性図である。
る周波数特性図である。
1〜3 CCD 7〜9 A/D変換器 30 輪郭信号形成回路 33 LPF 36〜38,43〜45,61 加算回路 48 マトリクス回路 50 映像信号形成回路 60 レート変換回路
Claims (1)
- 【請求項1】 3原色を構成するチャネルのうち、1つ
のチャネルの画素が他の2つのチャネルの画素に対して
空間的に1/2画素分ずらして配された3個の撮像デバ
イスと、 これら3個の撮像デバイスから得られるアナログ3原色
信号をディジタル3原色信号に変換するA/D変換器
と、 上記ディジタル3原色信号から輪郭信号を形成する輪郭
信号形成回路と、 上記輪郭信号と上記ディジタル3原色信号とを加算する
第1の加算回路と、 この第1の加算回路の出力信号に基づく色差信号と第1
の輝度信号とを形成するマトリクス回路と、 上記第1の輝度信号に対して上記輪郭信号を加算して第
2の輝度信号を形成する第2の加算回路とを備え、 上記輪郭信号形成回路および上記第2の加算回路のクロ
ック周波数が、上記撮像デバイス、上記A/D変換器お
よび上記マトリクス回路のクロック周波数の2倍の周波
数にされたことを特徴とするビデオカメラ。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4044099A JPH05244625A (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | ビデオカメラ |
EP93301464A EP0558338B1 (en) | 1992-02-28 | 1993-02-26 | Video camera |
KR1019930002812A KR100281787B1 (ko) | 1992-02-28 | 1993-02-26 | 비디오 카메라 |
US08/023,931 US5349381A (en) | 1992-02-28 | 1993-02-26 | Video camera with aperture correction having reduced power consumption |
DE69316408T DE69316408T2 (de) | 1992-02-28 | 1993-02-26 | Videokamera |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4044099A JPH05244625A (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | ビデオカメラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05244625A true JPH05244625A (ja) | 1993-09-21 |
Family
ID=12682172
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4044099A Pending JPH05244625A (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | ビデオカメラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05244625A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016063488A (ja) * | 2014-09-19 | 2016-04-25 | 株式会社東芝 | 画像処理装置、画像処理システム及び画像処理方法 |
-
1992
- 1992-02-28 JP JP4044099A patent/JPH05244625A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016063488A (ja) * | 2014-09-19 | 2016-04-25 | 株式会社東芝 | 画像処理装置、画像処理システム及び画像処理方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040706 |