JPH0524444U - ドアミラーブラケツト - Google Patents

ドアミラーブラケツト

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Publication number
JPH0524444U
JPH0524444U JP8246191U JP8246191U JPH0524444U JP H0524444 U JPH0524444 U JP H0524444U JP 8246191 U JP8246191 U JP 8246191U JP 8246191 U JP8246191 U JP 8246191U JP H0524444 U JPH0524444 U JP H0524444U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steel plate
press steel
insert
welding
door mirror
Prior art date
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Pending
Application number
JP8246191U
Other languages
English (en)
Inventor
康 古村
壮太 小佐々
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Molten Corp
Original Assignee
Molten Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Molten Corp filed Critical Molten Corp
Priority to JP8246191U priority Critical patent/JPH0524444U/ja
Publication of JPH0524444U publication Critical patent/JPH0524444U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ドアミラーブラケットのインサートに複数設
けられた溶接ナットの位置精度を上げる。 【構成】 ウィンドウガラス4のガイド5を形成するた
め、主プレス鋼板16と副プレス鋼板17を溶接してな
るインサート6において、複数の固定部即ち溶接ナット
18,19,21を主プレス鋼板のみに設け、これらの
位置精度が副プレス鋼板の溶接位置精度に影響されない
構造を有する。 【効果】 固定部の位置精度を高精度に保つことができ
るから、ドアミラーブラケットのドアパネルへの固定を
高精度をもって行うことができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車の昇降式ウィンドウガラスのガイドを兼ねるドアミラーブラ ケットに関し、特にその構成部分であるインサートの寸法精度の向上を図ったも のである。
【0002】
【従来の技術】
自動車のフロントドアのドアヘッドラインと傾斜ピラーの挟角部に、ドアミラ ーを取りつけるための略三角形のドアミラーブラケットが固定される。このドア ミラーブラケットは、昇降式ウィンドウガラスのガイドとして、また、水分、騒 音に対するシール材として使用される。
【0003】 図5及び図6に示すように、この種ドアミラーブラケット1は、フロントドア パネル2に設けた孔3,3,3にボルト等にて螺着される。この螺着は、ドアミ ラーブラケット1の固定を確実にするために複数箇所、通常3箇所にて行われる 。ウィンドウガラス4は、ガイド5内を摺接する。ドアミラーブラケット1は、 プレス鋼板よりなるインサート6と、このインサート6を覆って金型成形された ゴム成形層7よりなる。図中8はドアミラーブラケット1の室内側に取りつけら れるインナーガーニッシュ、9は外側に取りつけられるドアミラーである。
【0004】 従来のインサート6は、図3及び図4に示すように主プレス鋼板10と、これ に溶接固定された副プレス鋼板11よりなり、これら2つのプレス鋼板10,1 1にて所定幅のガイド5が形成される。12,12,12は溶融点である。ドア パネル2(図5)に螺着される溶接ナット13,14,15は、主プレス鋼板1 0に2箇所、副プレス鋼板11に1箇所設けられている。インサート6は、ドア ミラーブラケット1の取付強度を増すために、溶接ナット13,14,15は、 3次元的に異なる位置に配されるのが好ましい。それ故、主プレス鋼板10の2 箇所の溶接ナット13,14は、プレス加工により主プレス鋼板10の面に対し 、距離の異なる2つの平行面上に配置され、かつ主プレス鋼板10と一定の間隔 を有する副プレス鋼板11上の適所にもう1箇所の溶接ナット15が設けられる のである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来のインサート6にあっては、2種のプレス鋼板10,11のそれぞれ に溶接ナット13,14,15が設けられているために、これらの位置精度が、 溶接点12,12,12の位置精度に大きな影響を受け、精度が上がらないとい う問題があった。溶接点12,12,12の位置精度に誤差を生じると、溶接ナ ット13,14と溶接ナット15の位置関係に狂いを生じ、ドアパネル2に固定 できなくなるのである。また、ドアパネル2に固定できたとしても、上記誤差に より、水分、騒音に対するシール機能が低下すること、ウィンドウガラスとの摺 動抵抗が増大し、最悪の場合、ガラスの昇降が不可能になること、傾斜ピラーと ドアミラーのラインの歪みにより、外観上の見栄えが悪くなるという問題がある 。
【0006】 本考案はこのような事情に鑑みてなされたものであり、溶接ナットの位置が溶 接点の位置精度に影響を受けないよう構造上の改良を図ったものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、主プレス鋼板と該主プレス鋼板に溶接固定され上記主プレス鋼板と の間に所定幅のガイドを形成する副プレス鋼板とからなり、フロントドアパネル に固定されるインサート、該インサートを覆って形成されたゴム成形層よりなり 、上記ガイドに自動車の昇降式ウィンドウガラスが摺接せしめられるドアミラー ブラケットにおいて、上記主プレス鋼板のみに上記フロントドアパネルに対する 固定部が複数形成されてなるものである。
【0008】
【作用】
インサートを構成する主プレス鋼板のみに複数の固定部例えば溶接ナットが設 けられる。ガイドを構成する副プレス鋼板が主プレス鋼板に溶接されても、これ が固定部の位置に狂いを生じさせることはなく、インサートはドアパネルに確実 に固定される。
【0009】
【実施例】
図1及び図2において、6は、インサートで主プレス鋼板16と副プレス鋼板 17よりなる。主プレス鋼板16は、略三角形の板体であり、下方に2箇所の溶 接ナット18,19が設けられている。溶接ナット18,19は、主プレス鋼板 16に孔をあけ、この孔に略等しいネジ孔を有するナットをプレス鋼板16の一 面に溶接したものである。2つの溶接ナット18,19の位置は、プレス鋼板1 6の面に対し、上下方向にずれた位置関係を有するようプレス加工されている。 20は主プレス鋼板16の一辺から折り曲げ段差を有して設けられた主プレス鋼 板16と一体のフランジ部で、その下端にもう1箇所の溶接ナット21が取りつ けられている。この溶接ナット21の位置は、他の2箇所の溶接ナット18,1 9とは3次元的に異なる位置にあり、その結果、溶接ナット18,19,21は それぞれ3次元的に異なった位置に配置されることとなる。17は、フランジ部 20と所定間隔を隔てて主プレス鋼板16に溶接固定された副プレス鋼板で、フ ランジ部20との間に溝状のガイド5を形成する。副プレス鋼板17は、略長方 形の板体で、複数の突起22,22を有しており、この部分が主プレス鋼板16 に溶接される。
【0010】 かくして溶接されたインサート6は、ゴム成形金型内に固定され、インサート 成形により、周囲をゴムにて被覆される。ゴム成形層7(図6)は、小孔23, 23…に充填され、アンカー作用により、インサート6に強固に固着される。成 形加工後、ドアミラー8(図5)が取りつけられ、続いてドアパネル2(図5) に上記溶接ナット18,19,21を介してボルトにより固定される。
【0011】
【考案の効果】
本考案によれば、主プレス鋼板と副プレス鋼板を溶接してウィンドウガラスの ガイドを形成してなるインサートを、ドアパネルに固定するに際し、固定部を複 数とし、かつすべての固定部を主プレス鋼板に位置させたから、固定部の位置精 度が従来のように副プレス鋼板の溶接位置精度の影響を受けることはない。それ 故、固定部の位置誤差を最少限に抑えることができ、ドアパネルへの固定を高精 度をもって行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案一実施例に係るドアミラーブラケットの
インサートを示す斜視図である。
【図2】上記実施例の分解斜視図である。
【図3】従来例インサートを示す斜視図である。
【図4】従来例インサートの分解斜視図である。
【図5】ドアミラーブラケットの取付状態を示す分解斜
視図である。
【図6】ドアミラーブラケットの断面図である。
【符号の説明】
1 ドアミラーブラケット 2 フロントドアパネル 3 孔 4 ウィンドウガラス 5 ガイド 6 インサート 7 ゴム成形層 10,16 主プレス鋼板 11,17 副プレス鋼板 12 溶接点 13,14,15 溶接ナット 18,19,20,21 フランジ部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主プレス鋼板と該主プレス鋼板に溶接固
    定され上記主プレス鋼板との間に所定幅のガイドを形成
    する副プレス鋼板とからなり、フロントドアに固定され
    るインサート、該インサートを覆って形成されたゴム成
    形層よりなり、上記ガイドに自動車の昇降式ウィンドウ
    ガラスが摺接せしめられるドアミラーブラケットにおい
    て、上記主プレス鋼板のみに上記フロントドアに対する
    固定部が複数形成されてなることを特徴とするドアミラ
    ーブラケット。
JP8246191U 1991-09-14 1991-09-14 ドアミラーブラケツト Pending JPH0524444U (ja)

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JP8246191U JPH0524444U (ja) 1991-09-14 1991-09-14 ドアミラーブラケツト

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JPH0524444U true JPH0524444U (ja) 1993-03-30

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ID=13775149

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5729444B2 (ja) * 1973-08-27 1982-06-23

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5729444B2 (ja) * 1973-08-27 1982-06-23

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