JPH0524389Y2 - - Google Patents

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JPH0524389Y2
JPH0524389Y2 JP1984150285U JP15028584U JPH0524389Y2 JP H0524389 Y2 JPH0524389 Y2 JP H0524389Y2 JP 1984150285 U JP1984150285 U JP 1984150285U JP 15028584 U JP15028584 U JP 15028584U JP H0524389 Y2 JPH0524389 Y2 JP H0524389Y2
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rotary
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、パチンコ機に供給される定数個の賞
球を計数するための計数装置に関する。
周知の様にパチンコ機には一定数の賞球が供給
され貯留されるようになつているが、この賞球は
供給される都度、通常は個々のパチンコ機におい
て一定個数宛例えば300個とか、400個とかの単位
で計数しながら供給されるようになつている。
この場合に使用される計数装置については従来
から数多くの提案があり、実用に供されている
が、一般的には供給される球で爪車を回転させ、
爪車に設ける爪の数と回転回数で計数し、これを
機械的に又は電気的に検出して所定数の通過があ
つたとき爪車の回転を止めて供給を停止する方法
が採られている。
しかし、従来提供されているこの種装置は例え
ば特公昭46−1729号公報に開示されるもののよう
に複雑な構造に係り、部品数が多く装置自体が大
型になる難点があつた。
ことにここに挙げた公知の装置は爪車たる鎖車
状駆動輪を軸承する高速軸と低速円盤を軸承する
低速軸の外、この両軸の間に変速歯車用の2軸を
備え合計4軸にして構成してあり、これがため装
置が極めて大型となる欠点があつた。
本考案は、従来の欠陥に鑑み、爪車を軸承する
支軸と減速歯車を軸承する支軸を合計2軸に纏
め、これによつて装置の大型化を解消し、コンパ
クトな装置にして狭い部所に取付けができるよう
にすると共に、正確な計数ができる計数装置を提
供すべく考案されたものである。
図面は本考案の一実施例を示したもので、これ
につき本考案の特徴とするところを詳述すると、
第1図は一部欠截して示した正面図で、第2図は
平面図、第3図は一部断面とした要部の分解斜視
図であり、これら図面において符号1は本考案装
置をパチンコ機若しくはこれの上方に設備する賞
球の補給装置取付枠等に固定するための取付耳片
2を備えた取付基枠、3はこの基枠の一側に沿つ
て縦に設けた流下樋、4は流下樋に縦長に開設す
るスリツト状の窓5を通して円周に沿つて設ける
爪4aの一部を突き入れ臨ませた爪車であり、6
は大小2つの歯車6a,6bを備えた減速歯車、
7はこの減速歯車を介して爪車の回転を受け低速
で回転される計数歯車を示す。
爪車4は基枠1に植設する第1の支軸8に回転
自由に軸承し、その片面には周面の一部に切欠き
凹部9を備えた回転盤10と爪車の回転を減速歯
車に伝える歯車11とを重る如く一体に設けてあ
る。
計数歯車7は予じめ設定した賞球数、例えば
400個とか500個とかのパチンコ球が通過したと
き、これを検出し、計数するもので、図示するよ
うに爪車4と同一の支軸8に回転自由に軸承して
あり、上記爪車に対向した一面には前記回転盤1
0と同種の周面に凹部12を備えた回転盤13が
一体に設けてある。
減速歯車6は前記支軸8に並行状に植設する第
2の支軸14に回転自由に軸承し、大の歯車6a
を爪車4の歯車11に、小の歯車6bを計数歯車
7に各噛合させて爪車の回転を歯数の差によつて
減速しながら計数歯車7に伝えられるようにして
ある。尚、この実施例では爪車の周面に10個の凹
所を設け、この爪車が40回転したとき計数歯車7
が1回転するよう設定して、この1回転で400個
のパチンコ球の通過を計数できるようにしてあ
る。
図中、15は第2支軸14の上方に植設する軸
16に揺動自由に枢着し、先端に下向きに設ける
係止爪17を前記爪車4に設けた回転盤10とこ
れに隣接する計数歯車7に設けた回転盤13の両
周面に跨つて摺接させ、他方後端から延設する腕
18をソレノイド19の励磁鉄芯20に臨ませ連
結させたストツパー部材で、21は爪車4の惰性
回転を防止するため爪車の上方に植設する軸22
に揺動自由に枢着した回転規制駒である。
ストツパー部材15は軸16に巻装する巻バネ
23によつて先端の係止爪17を両回転盤10,
13の周面に圧接するようにしてあり、爪車4の
回転で凹部9及び凹部12が臨んだときこれに係
入してその回転を停止できるようにしてあり、ま
た後端の腕18は失磁状態にあつて自由に上昇す
る鉄芯20に係合して上記先端の係止爪17の圧
接状態を妨げないようにしてある。
ソレノイド19はストツパー部材15が両回転
盤10,13の凹所9,12に係入して爪車4と
計数歯車7の回転が止められ、パチンコ球の通過
が止められているとき、これを解除してパチンコ
球の供給を促すもので、例えばパチンコ店の操作
管理室に備える図示しないスイツチの操作で励磁
し、鉄芯20の引付けで腕18を揺動させて係止
爪17を上記凹所9,12から引き上げられるよ
うにしてある。
さて、上記の如く構成された本考案装置は常に
はストツパー部材15の係合爪17を回転盤1
0,13に設ける凹部9,12に係入させて爪車
4と計数歯車7の回転を拘束し、これによつて流
下樋3に流入するパチンコ球の流下を阻止する状
態におかれる。そして、パチンコ店の開店に当
り、或はパチンコ機の貯留賞球が欠乏したとき、
前述した様に操作管理室に備えるスイツチを操作
して上記拘束を解き賞球、即ちパチンコ球の供給
を開始することになる。
つまり、スイツチ操作によつてソレノイド19
に通電され鉄芯20が励磁し下降すると、ストツ
パー部材の腕18が下つて係止爪17が凹部9,
12かれ外れ、この結果、爪車4は流下樋3のパ
チンコ球の重量を受けて回転し、その凹所に一個
づつのパチンコ球を受けてこれを通過させること
になる。
爪車4は前述した様に10個の凹所を有すること
から1回転することによつて10個の球の通過を許
すことになり、更にこの回転を減速歯車6を介し
て計数歯車に伝えることになる。
ところで、2つの回転盤10,13の各凹部
9,12から外されたストツパー部材15は係止
爪17が外れると同時に、回転盤が回転し凹部
9,12が移動するため直ちに係入することなく
回転が継続されることになる。そして、この回転
の継続は計数歯車が1回転し、回転盤13の凹部
12が再び係止爪17に臨むときまで続き、この
間に爪車4が前記設定の通り40回回転して400個
の球の通過を許すことになる。
第4図は上記パチンコ球の供給時におけるスト
ツパー部材と爪車4に設けた回転盤10及び計数
歯車7に設けた回転盤13の各凹部9,12の関
係を示したもので、図aは回転継続状態から上記
凹部に係止爪17が係入する直前を示している。
尚、この実施例では図示するように両回転盤の
うち計数歯車7に設ける回転盤13を他方より幾
分大径に形成して係止爪17が凹部12から外れ
たのちは爪車の回転盤に設ける凹部9が係止爪1
7に臨んでもこれに係入しないようにしてあり、
これによつてここでは凹部12からストツパー部
材が外れると、再びこの凹部12がストツパー部
材の係止爪が係入するまで、即ち回転盤13が1
回転するまで爪車4の回転が続くようにしてあ
る。
そして、第4図aに示す如く爪車の回転盤10
の回転の継続によつて他方の回転盤13の凹部1
2が係止爪17に接近し、1回転することによつ
て回転盤13の周面を滑つた係止爪17がこの凹
部12に係入し、併せて回転盤10が回転してそ
の凹部9がこの係止爪17に臨むと、係止爪17
は両凹部深く係入することになる。
第4図bはこの状態を示したもので、係止爪1
7を凹部9に受けた回転盤10は同図cのように
凹部9の一端が係止爪17に当接するまで回転し
て停止し、爪車4を止めることになる。
ところで、計数歯車の回転盤13に設ける凹部
12は係止爪17を受け入れるに必要なだけの狭
い幅に形成されているが、爪車に対して1/40の速 さで回転するため係入をもらすことがなく、また
一方高速で回転する爪車の回転盤10に設けられ
る凹部9は幅広であるので、同じく確実に係止爪
17を係入することができる。そして、この凹部
9の幅は爪車の凹所の1個若しくは2個分に相当
する幅を越えないため停止時の計数誤差は極めて
小さく1,2個を前後する程度となる。
以上説明の様に本考案装置は流下樋を通過する
パチンコ球を1個づつ捕えながら高速で回転する
爪車4と、100桁単位のパチンコ球の通過を以て
1回転する低速回転の計数歯車7とを同一支軸8
に軸装してそれぞれに回転盤10,13を付設
し、更にこれら回転盤の周面に凹部9,12を設
けてストツパー部材15を臨ませ、高低回転差の
ある両者の凹部がストツパー部材の係止爪17先
で一致したときこれの係入を許し、回転を止めて
流下樋3を流れるパチンコ球を止め、その間に通
過する球数を一定にしながら供給するもので、前
述した様に流下樋3に臨む爪車4は計数歯車7が
1回転するまでその凹部9に係止爪17が係入せ
ず回転が止められないため計数歯車7に設定した
球数を正確にカウントすることができると共に、
このカウントと同時に回転を止めて設定した球数
を正確に供給することができるものとなつてい
る。
そして、この計数装置は爪車4と計数歯車7を
同一軸8に軸装し、この軸に並行する他の支軸1
4に減速歯車6を軸装してこの減速歯車を介して
上記爪車の回転を計数歯車に伝えることによつて
両者を同一方向に回転するよう設定したことか
ら、それぞれの回転盤に設ける凹部9,12に対
し、一端を揺動自由に枢支した一つのストツパー
部材を対設するだけでよく、コンパクトに成形で
きる利点があると共に、爪車4、計数歯車7、更
に両者を連絡する減速歯車6の全てを隣接させた
2本の支軸に軸承させる構造としたことによつて
従来の同種装置に比較して小型で且つ簡潔な装置
にすることができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示したもので、第1
図は一部欠截して示した正面図、第2図は平面
図、第3図は一部断面とした要部の分解斜視図、
第4図は回転盤とストツパー部材の関係を背面側
から示す説明図で、aは凹部に係入する直前、b
は計数歯車に設ける回転盤の凹部に係入した直後
の状態、cは爪車の回転盤に設ける凹部にストツ
パー部材の係止爪が係合して回転が止められた状
態をそれぞれ示す。 1……基枠、3……流下樋、4……爪車、6…
…減速歯車、7……計数歯車、8,14……支
軸、9,12……切欠き凹部、10,13……回
転盤、15……ストツパー部材、17……係止
爪。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 取付基枠1に2本の支軸8,14を並行に植設
    し、一方の支軸8にパチンコ球の流下樋3に臨む
    爪車4と計数歯車7を同軸に各回転自由に軸装
    し、他方の支軸14に大小2つの歯車6a,6b
    を一体に有する減速歯車6を回転自由に軸装して
    互いに向い合せにして前記爪車4の歯車11を上
    記減速歯車6の大歯車6aに、また小歯車6bを
    前記計数歯車7に各噛合させ、前記流下樋3を流
    下するパチンコ球の通過に伴つて回転する上記爪
    車4の回転を減速歯車6を介して計数歯車7に伝
    達するよう構成する一方、前記爪車4と計数歯車
    7には隣り合うように回転盤10,13を各一体
    に備え、計数歯車7に設けられる一方の回転盤1
    3を他方の回転盤10より幾分大径に形成せしめ
    ると共に、これら両回転盤の周面に一方の回転盤
    13において狭く、他方の回転盤10において広
    幅な凹部12,9を各形成し、他方該両回転盤1
    0,13の周面に向けて一端を揺動自由に軸承さ
    せたストツパー部材15の係止爪17を臨ませ、
    常には前記大径な回転盤13の周面に該係止爪1
    7を周接させ、計数歯車の回転に伴つて前記凹部
    12に係入したとき他方の回転盤10の凹部9に
    対する係入を可能にして前記爪車4の回転を停止
    させ前記流下樋3を流下するパチンコ球を止めら
    れるようにしてなるパチンコ球の計数装置。
JP1984150285U 1984-10-05 1984-10-05 Expired - Lifetime JPH0524389Y2 (ja)

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JPS6165982U JPS6165982U (ja) 1986-05-06
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5555107U (ja) * 1978-10-11 1980-04-14

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5555107U (ja) * 1978-10-11 1980-04-14

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JPS6165982U (ja) 1986-05-06

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