JPH0524348Y2 - - Google Patents

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JPH0524348Y2
JPH0524348Y2 JP1281787U JP1281787U JPH0524348Y2 JP H0524348 Y2 JPH0524348 Y2 JP H0524348Y2 JP 1281787 U JP1281787 U JP 1281787U JP 1281787 U JP1281787 U JP 1281787U JP H0524348 Y2 JPH0524348 Y2 JP H0524348Y2
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valve body
sprinkler head
frame
nozzle
packing
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  • Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は消火用のスプリンクラーヘツド、特に
ノズル両側から突出した馬蹄形のフレームヨーク
でデフレクターを吊設したフレームヨーク型のス
プリンクラーヘツドに関する。
〔従来の技術〕
フレームヨーク型のスプリンクラーヘツド(以
下、単にスプリンクラーヘツドという)は作動
時、第5図に示すように弁体30がノズルから棒
状に噴出する消火液で均一に押圧され、ボス14
上でバランスをとつて乗つたままとなることが稀
にあつた。このような弁体がボス上に乗つてしま
うことをロツヂメントと称しているが、ロツヂメ
ントは弁体に限らず分解部分の部品でも起ること
がある。分解部分のロツヂメントはボス上に乗る
他、デフレクターに係合してしまうものもある。
スプリンクラーヘツドでロツヂメントが起ると噴
出消火液が弁体や部品であらぬ方向へ飛散させら
れてしまうため所望の散水状態を得ることができ
なくなる。
従来よりロツヂメントを防止したスプリンクラ
ーヘツドは多数提案されてきた(実公昭57−
10698号、同57−42456号、実開昭59−26660号、
同59−102053号、同59−159455号、同61−151750
号)。実公昭57−10698号は弁体の落下軌道に弁体
の垂直落下を妨げる障害物を設置したものであ
り、実公昭57−42456号はパツキンの一部を帯状
に突出させるとともにその先端をフレームに係合
させたものであり、実開昭59−26660号は弁に軸
対称でない突出を設けたものであり、実開昭59−
102053号は弁体に支柱の横倒れを防止するキヤツ
プを嵌合したものであり、実開昭59−159455号は
弁体に軸対称でない突起を設けたものであり、実
開昭61−151750号は作動時に弁体を横方にはじき
飛ばすバネを設置したものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
これらロツヂメントを防止したスプリンクラー
ヘツドは、それぞれ皆確実な効果をあげている
が、製造時、加工に手間がかかつたり、組立時に
手間がかかるという問題があつた。
本考案は加工や組立が従来の一般のスプリンク
ラーヘツドと全く変りなく行えて、しかもロツヂ
メントの防止効果も有しているというスプリンク
ラーヘツドを提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
前記ロツヂメント防止スプリンクラーヘツドは
次のようなところにロツヂメント防止の策を施し
たものである。
スプリンクラーヘツドに他の物を付設する
(実公昭57−10698号、実開昭59−102053号、実
開昭61−151750号) 弁体の形状(実開昭59−26660号、実開昭59
−159455号) パツキンの形状(実公昭57−42456号) 本考案者らがスプリンクラーヘツドや部品の加
工、組立について検討をしてみた結果、は組立
に、または弁体の板厚が厚い(2〜3mm)こと
から加工に、それぞれ手間のかかることが判明し
た。そこで本考案者らは組立に全く手間がかから
ないばかりか板厚が0.2〜0.4mmと薄く、しかも材
料が軟かい銅を使用したパツキンにロツヂメント
防止の策を施すことが一番容易であることに着目
したものである。
パツキンにロツヂメント防止の策を施したスプ
リンクラーヘツドとしては実公昭57−42456号が
あるが、これはパツキンの形状が複雑であるばか
りでなく、スプリンクラーヘツドのフレームにも
パツキンの一部を係合させる部分の加工が必要で
あり、さらには組立時に該係合作業が非常に手間
のかかるものであつた。そこで本考案者らはパツ
キンだけでロツヂメントを防止できる機構につい
て鋭意研究し本考案を完成させた。
本考案の特徴とするところは、ノズル両側から
馬蹄形に突出したフレームヨークのボスとノズル
を閉塞する弁体の間で分解部分を保持するスプリ
ンクラーヘツドにおいて、弁体と弁座間に設置す
るパツキンには舌状の突出部を形成するととも
に、該突出部の先端をフレーム方向に屈曲させた
スプリンクラーヘツドである。
〔作用〕
スプリンクラーヘツドの作動時、噴出消火液は
パツキンに当り、パツキンに沿つて流れる。従つ
てパツキンが従来の一般のスプリンクラーヘツド
のように円形であればパツキンの中心から総ての
方向に均一に流れるため、パツキンは垂直落下し
てロツヂメントを起こすことになる。本考案スプ
リンクラーヘツドはパツキンの一部を舌状に突出
させ、しかも該舌状部の先端をフレーム方向、即
ち水の流れに逆らうように屈曲させてあるため、
第3図に示すようにパツキンに沿つて流れる消火
液は突出部に当り突出部を下方に押し下げてパツ
キンとともに弁体を傾斜させ、(一点鎖線)スプ
リンクラーヘツドの外部に飛ばしてしまうように
なる。
分解部分の部品がロツヂメントを起こすのは、
分解作動時、部品がやはりボスやデフレクター上
に落下するためであるが、傾斜して落下する弁体
は分解部分の部品をスプリンクラーヘツドの外
方、即ちデフレクターよりも外方に飛ばしてしま
う作用を有している。つまり、弁体が第4図の一
点鎖線のように傾斜すると弁体に隣接している支
柱は弁体に押されて外方に傾斜するが、この時、
フレームヨークや分解部分自体のたわみで部品
は、横方にはじけ飛びボスやデフレクター上には
落下しない。
〔実施例〕
フレーム10は内側にノズル11、外側に配管
(図示せず)に螺入するネジ12を有し、ノズル
両側からは一対のアーム13,13が馬蹄形状を
程して下方に伸びている。そしてアーム13,1
3の交点は一体に形成されたボス14となり、こ
こには頂部が凹所となつた止めネジ15が螺合さ
れている。該凹所は分解部分20をピボツト保持
するためのボール21を載置するものである。ボ
ス14の下端にはノズル11から噴出された棒状
消火液を均一に散布するデフレクター16が設置
されている。
フレーム10の下端のノズル出口の弁座17に
は弁体30がパツキン31を介して設置され、弁
体30の下面とボス14の間には分解部分20が
配置されている。この分解部分については本考案
の要部でないので説明は省略する。
パツキン31には第1〜4図に示すように舌状
の突出部32が形成されており、該突出部は隣接
する弁体とは反対方向、即ちスプリンクラーヘツ
ドに取付けた時にフレーム方向となるように屈曲
している。
次に上記スプリンクラーヘツドの作動について
説明する。
火災が発生し、火災の異常高温で分解部分20
が分解すると圧力のある消火液で弁体は下方に押
しやられる。この時、従来の一般のスプリンクラ
ーヘツドでは噴出する消火液で均一に押出される
ため、弁体は垂直落下してボス上に乗ることがあ
るが、本考案スプリンクラーヘツドでは弁体が消
火液で押出される時、弁体上部のパツキンに沿つ
て流れる消火液の一部がパツキンの突出部に当り
弁体を傾斜させる。従つて弁体はボスに達する前
に棒状に噴出する消火液の外方に出てしまうこと
になる。また、分解部分も弁体の傾斜により横方
に向いてはじき飛ぶためスプリンクラーヘツドの
外方に出てしまう。
〔効果〕
本考案スプリンクラーヘツドはパツキンに加工
を施すだけでロツヂメントを防止できるものであ
り、ロツヂメントを施す加工や組立が従来のロツ
ヂメント防止スプリンクラーヘツドよりも極めて
容易に行えるという優れた効果を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案スプリンクラーヘツドの正面
図、第2図は第1図−線断面図、第3図は本
考案スプリンクラーヘツドに使用する弁体と一体
となつたパツキンの斜視図、第4図は噴出消火液
による弁体の傾斜を説明する図、第5図は弁体の
ロツヂメントを説明する図である。 10……フレーム、11……ノズル、13……
フレームヨーク、14……ボス、17……弁座、
20……分解部分、30……弁体、31……パツ
キン、32……突出部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ノズル両側から馬蹄形に突出したフレームヨー
    クのボスとノズルを閉塞する弁体の間で分解部分
    を保持するスプリンクラーヘツドにおいて、弁体
    と弁座間に設置するパツキンには舌状の突出部を
    形成するとともに、該突出部の先端をフレームの
    方向に屈曲させてあることを特徴とするスプリン
    クラーヘツド。
JP1281787U 1987-02-02 1987-02-02 Expired - Lifetime JPH0524348Y2 (ja)

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JPS63122452U JPS63122452U (ja) 1988-08-09
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