JPH048919Y2 - - Google Patents

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JPH048919Y2
JPH048919Y2 JP7225286U JP7225286U JPH048919Y2 JP H048919 Y2 JPH048919 Y2 JP H048919Y2 JP 7225286 U JP7225286 U JP 7225286U JP 7225286 U JP7225286 U JP 7225286U JP H048919 Y2 JPH048919 Y2 JP H048919Y2
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JP
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cover
rotating body
center
fire extinguishing
cylindrical body
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JP7225286U
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  • Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、天井に設置する消化ノズルに関す
るものである。
〔従来の技術〕
天井に設置されたスプリンクラーヘツドは、火
災による熱によつて作動温度に達すると、ヘツド
が開放して水や消火粉末の供給が開始され、そし
てデフレクターで拡散させて撒布している。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ヘツドの拡散撒布角度は、60°〜80°のため、配
置数が多くなると共に、特に天井面に取付ける間
隔を3mで、床面積9平方メートルないし10平方
メートル当たりにヘツドを1個配置すると、壁面
への撒布は、床面近くになつて有効に壁面を消火
することができない問題があつた。
また、デフレクターに衝突させて放射方向に拡
散するので、デフレクター直下の撒布濃度が低下
する問題もあつた。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の問題点を解決するために、この考案は頂
壁を有する筒体と、この筒体の下縁に鈍角以上に
拡散させるよう設けた逆漏斗壁とで構成したカバ
ーと、カバーの頂壁中心に設けてある消火粉末或
は消火水の流入口部のセンターに軸線を合致させ
て前記カバー内の定位置で回転するよう組み込ん
だ逆涙滴形の回転体と、この回転体の外周に設け
た羽根とで構成したものである。
〔作用〕
感知器により火災の発生を感知して電磁弁を開
くと、流入口からカバー内に消火粉末或は消火水
が供給されて回転体の上端面に向け流下するの
で、羽根に衝突する前記消火粉末或は消火水によ
り回転体が強制的に回転する。
上記回転体の回転にともない回転体とカバーと
の間隙を流下する消火粉末或は消火水には、旋回
流が働き、逆漏斗壁から拡散されて散布される。
〔実施例〕
図において、1はカバーである。
上記のカバー1は、頂壁2を有する筒体3と、
この筒体3の下縁に鈍角以上に拡散させるよう設
けた逆漏斗壁4とで構成されている。
また、カバー1内には、頂壁2の中心に設けて
ある消火粉末或は消火水の流入口部5のセンター
に軸線を合致させてフリー回転する逆涙滴形の回
転体6が組み込まれている。
さらに、回転体6の外周には、流下する消火粉
末或は消火水を受けて回転体6を回転させる羽根
7が設けられている。
前記のカバー1の逆漏斗壁4は、図示の場合筒
状体8の下縁から連なつて連成されており、まず
筒体3の外周上縁近くのネジ部9にリング10の
内周ネジ部11をねじ込み、次いでリング10の
外周ネジ部12に筒状体8の内周上縁近くのネジ
部13をねじ込んで組み立て、また回転体6は、
上下端の中心にV字状の突起14を設けて、この
突起14を流入口部5の内周一部から突出する突
片16の下面と、前記リング10から延びるアー
ム17の集合下端を連結する連結部18の上面と
に設けてある凹部19に嵌め込んで軸承したが、
その他のカバーや軸承方法であつてもよい。
なお、逆漏斗壁4は、図示の場合110°位に広が
つている。
図中20は天井裏側にノズルを取付ける金具、
21は流入口部5にパイプ22を接続するねじ込
み金具である。
〔効果〕
以上のように、この考案に係る消火ノズルによ
れば、火災の発生にともない流入口部に供給する
消火粉末或は消火水を流下させて羽根に作用さ
せ、そして回転体を強制回転させながらカバーと
回転体との間隙を流下する消火粉末或は消火水に
旋回流を発生させて広範囲に拡散させるようにし
てあるので、壁の床上方部分迄散布することがで
きる。
このため、有効に消火することができ、かつ消
火面積を著しく向上させることができる。
また、消火ノズルの設置数を少なくすることが
できる。
さらに、回転体の中心直下の部分にあつても散
布濃度が低下しない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る消火ノズルの分解斜視
図、第2図は消火ノズルの縦断正面図である。 1……カバー、2……頂壁、3……筒体、4…
…逆漏斗壁、5……流入口部、6……回転体、7
……羽根、8……筒状体、9……ネジ部、10…
…リング、11……内周ネジ部、12……外周ネ
ジ部、13……ネジ部、14……突起、16……
突片、17……アーム、18……連結部、19…
…凹部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 頂壁を有する筒体と、この筒体の下縁に鈍角以
    上に拡散させるよう設けた逆漏斗壁とで構成した
    カバーと、カバーの頂壁中心に設けてある消火粉
    末或は消火水の流入口部のセンターに軸線を合致
    させて前記カバー内の定位置で回転するよう組み
    込んだ逆涙滴形の回転体と、この回転体の外周に
    設けた羽根とから成る消化ノズル。
JP7225286U 1986-05-13 1986-05-13 Expired JPH048919Y2 (ja)

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JP7225286U JPH048919Y2 (ja) 1986-05-13 1986-05-13

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JP7225286U JPH048919Y2 (ja) 1986-05-13 1986-05-13

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JPS62183865U JPS62183865U (ja) 1987-11-21
JPH048919Y2 true JPH048919Y2 (ja) 1992-03-05

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JP6957008B2 (ja) * 2017-08-15 2021-11-02 株式会社モリタホールディングス 流体導出装置、この流体導出装置を用いた排煙消火方法、及びこの流体導出装置を用いた可搬式排煙消火装置

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Publication number Publication date
JPS62183865U (ja) 1987-11-21

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