JPS5835266Y2 - フラッシュ型スプリンクラ−ヘッド - Google Patents
フラッシュ型スプリンクラ−ヘッドInfo
- Publication number
- JPS5835266Y2 JPS5835266Y2 JP16770381U JP16770381U JPS5835266Y2 JP S5835266 Y2 JPS5835266 Y2 JP S5835266Y2 JP 16770381 U JP16770381 U JP 16770381U JP 16770381 U JP16770381 U JP 16770381U JP S5835266 Y2 JPS5835266 Y2 JP S5835266Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- deflector
- valve body
- sprinkler head
- type sprinkler
- flush type
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は火災発生時、デフレクタ−が本体内より落下し
て消火液の均一散布を行うフラッシュ型スプリンクラ−
ヘッドの弁機構に関する。
て消火液の均一散布を行うフラッシュ型スプリンクラ−
ヘッドの弁機構に関する。
近時、高層建築においては各階の天井面を低くして階数
を多くすることが行われている。
を多くすることが行われている。
該低天井に取付けるスプリンクラ−ヘッドはなるべく天
井面からの突出を少くしなければならない。
井面からの突出を少くしなければならない。
なぜならば天井面からの突出が大きいと外的衝撃に遭遇
しやすくなって火災が発生していないにもかかわらず消
火液が散布されてしまう所謂暴発事故を起してしまうか
らであり、またスプリンクラ−ヘッドの大きな突出は美
観的にも好ましいものではないからである。
しやすくなって火災が発生していないにもかかわらず消
火液が散布されてしまう所謂暴発事故を起してしまうか
らであり、またスプリンクラ−ヘッドの大きな突出は美
観的にも好ましいものではないからである。
このため低天井に取付けるスプリンクラ−ヘッドは天井
に埋込むことのできるフラッシュ型スプリンクラ−ヘッ
ドが適している。
に埋込むことのできるフラッシュ型スプリンクラ−ヘッ
ドが適している。
フラッシュ型スプリンクラ−ヘッドは組立時、本体とフ
レームとを螺合することにより弁体を本体の弁座に押し
付ける。
レームとを螺合することにより弁体を本体の弁座に押し
付ける。
ようになっているが、この螺合では弁体が弁座に密着す
るため弁体は本体と一緒に回転する。
るため弁体は本体と一緒に回転する。
従来のフラッシュ型スプリンクラ−ヘッドは弁体とデフ
レクタ−とが一体、或いは固定された状態となっている
ため組立時の螺合では当然デフレクタ−も本体と一緒に
回転するが、−古註本体と逆の回転をして本体と螺合す
るフレームは前記弁体、デフレクタ−以外の部品、例え
ば加圧板や分解部分等を伴って回転する。
レクタ−とが一体、或いは固定された状態となっている
ため組立時の螺合では当然デフレクタ−も本体と一緒に
回転するが、−古註本体と逆の回転をして本体と螺合す
るフレームは前記弁体、デフレクタ−以外の部品、例え
ば加圧板や分解部分等を伴って回転する。
この本体側とフレーム側の回転時の接点はデフレクタ−
中央に設けた突部と加圧板との間で行われ、該接点は組
立後弁体を弁座に均一に押付けるピボット部となる。
中央に設けた突部と加圧板との間で行われ、該接点は組
立後弁体を弁座に均一に押付けるピボット部となる。
しかるに、デフレクタ−がフレームのガイド部によりガ
イドされたり、或いはテ゛フレクターに設置された摺動
棒に沿って落下する機構のフラッシュ型スプリンクラ−
ヘッドにおいては、本体とフレームとの螺合時、テ゛フ
レクターはフレーム側と同一の回転を行うようになる。
イドされたり、或いはテ゛フレクターに設置された摺動
棒に沿って落下する機構のフラッシュ型スプリンクラ−
ヘッドにおいては、本体とフレームとの螺合時、テ゛フ
レクターはフレーム側と同一の回転を行うようになる。
斯様にテ゛フレクターがフレーム側と一緒に回転するこ
とは即ち該デフレクタ−と一体となった弁体、或いは固
定された弁体もフレームと同一回転となるため、本体側
とフレーム側の回転の接点は弁座と弁体のパツキンとな
ってしまう。
とは即ち該デフレクタ−と一体となった弁体、或いは固
定された弁体もフレームと同一回転となるため、本体側
とフレーム側の回転の接点は弁座と弁体のパツキンとな
ってしまう。
しかしながら、パツキンは軟質の銅であり、一方の弁座
はエッヂとなっているためこの様に弁座と弁体とが接点
となって行う回転では銅パツキンが傷つけられてしまい
組立後漏洩を起すようになる。
はエッヂとなっているためこの様に弁座と弁体とが接点
となって行う回転では銅パツキンが傷つけられてしまい
組立後漏洩を起すようになる。
本考案は上述本体とフレームの螺合時、弁座が銅パツキ
ンを傷つけるような不良を全く起すことのないフラッシ
ュ型スプリンクラ−ヘッドを提供することにあり、その
特徴とするところは弁体とデフレクタ−とが回動自在に
嵌合されていることにある。
ンを傷つけるような不良を全く起すことのないフラッシ
ュ型スプリンクラ−ヘッドを提供することにあり、その
特徴とするところは弁体とデフレクタ−とが回動自在に
嵌合されていることにある。
以下図面に基づいて本考案を説明する。
第1図は本考案フラッシュ型スプリンクラ−ヘッドの正
面中央断面図、第2図は同拡散分解図、第3図は要部の
拡大正面中央断面図である。
面中央断面図、第2図は同拡散分解図、第3図は要部の
拡大正面中央断面図である。
フラッシュ型スプリンクラ−ヘッドは本体10、弁体2
0、摺動落下部30、加圧板40および分解部50から
構成されている。
0、摺動落下部30、加圧板40および分解部50から
構成されている。
本体10は中央にノズル11が開口しており、上部は図
示しない立下り管と螺合するネジ12が螺設され、ノズ
ル下端は弁座13となっている。
示しない立下り管と螺合するネジ12が螺設され、ノズ
ル下端は弁座13となっている。
また、本体の下部には下端が内方フランジ14となった
円筒状フレーム15が螺合されている。
円筒状フレーム15が螺合されている。
弁体20は上部にパツキン21が被されており、下部は
先端が傘状に広がった突起22となっている。
先端が傘状に広がった突起22となっている。
弁体は前記弁座13を閉塞するものである。摺動落下部
30はデフレクタ−31,複数の摺動棒32,32.3
2およびガイドリング33から構成されている。
30はデフレクタ−31,複数の摺動棒32,32.3
2およびガイドリング33から構成されている。
デフレクタ−31は円形で外周囲には複数の羽根34・
・・・・・が形成されており、またその内側周辺には複
数個の摺動孔35,35.35が穿設されていて、該摺
動孔にはそれぞれ前記摺動棒が挿通されている。
・・・・・が形成されており、またその内側周辺には複
数個の摺動孔35,35.35が穿設されていて、該摺
動孔にはそれぞれ前記摺動棒が挿通されている。
摺動棒は下端に係止片36.36.36が設置されてお
り、上端はガイドリング33に固定されている。
り、上端はガイドリング33に固定されている。
本考案は前記弁体とデフレクタ−とが回動自在に嵌合さ
れていることに特徴を有するものでその詳細を説明する
と、デフレクタ−の中央には穿孔37が施されており該
穿孔に弁体下部の突起22が挿通されている。
れていることに特徴を有するものでその詳細を説明する
と、デフレクタ−の中央には穿孔37が施されており該
穿孔に弁体下部の突起22が挿通されている。
該弁体突起は先端が傘状に広がっていて、突起の中央部
の径はデフレクタ−の穿(LSIよりもやや小さくなっ
ており、また先端の傘状部の外径はデフレクタ−の穿孔
37よりも広くなっている。
の径はデフレクタ−の穿(LSIよりもやや小さくなっ
ており、また先端の傘状部の外径はデフレクタ−の穿孔
37よりも広くなっている。
従って、テ゛フレクターの穿孔に突起を挿通した弁体は
デフレクタ−からは容易に抜けることはなく、自由に回
転が可能な状態となっている。
デフレクタ−からは容易に抜けることはなく、自由に回
転が可能な状態となっている。
加圧板40は四本の足41.41(二本は図示せず)を
有しており、後述分解部分からの押圧力を前記弁体に伝
える仲介となるものである。
有しており、後述分解部分からの押圧力を前記弁体に伝
える仲介となるものである。
分解部分50は二本のアーム51.51が本体フレーム
15の内方フランジ14に係合するとともに感熱体52
にも係合しており、更に前記加圧板40を介して弁体2
0を押圧している。
15の内方フランジ14に係合するとともに感熱体52
にも係合しており、更に前記加圧板40を介して弁体2
0を押圧している。
分解部分の構造は周知であり(実用新案登録第1315
395号)、また本考案の要旨に関係がないため詳細な
説明は省略する。
395号)、また本考案の要旨に関係がないため詳細な
説明は省略する。
53は感熱体52に設置された集熱カバーであり、該集
熱カバーは感熱体への集熱効果、スプリンクラ−ヘッド
内部の目隠し効果、および内部への塵埃が侵入するのを
防ぐ効果を有するものである。
熱カバーは感熱体への集熱効果、スプリンクラ−ヘッド
内部の目隠し効果、および内部への塵埃が侵入するのを
防ぐ効果を有するものである。
次に本考案フラッシュ型スプリンクラ−ヘッドの組立に
ついて説明する。
ついて説明する。
フラッシュ型スプリンクラ−ヘッドは前もって組立られ
である分解部分50の二本のアーム51゜51をフレー
ム15の内方フランジ14に係合させる。
である分解部分50の二本のアーム51゜51をフレー
ム15の内方フランジ14に係合させる。
そして該アームの上端部に加圧板40を載置し、更に加
圧板の上にデフレクタ−が回動自在に嵌合された弁体2
0を載置する。
圧板の上にデフレクタ−が回動自在に嵌合された弁体2
0を載置する。
この時、弁体突起22の下端は加圧板の上でピボット状
態となっている。
態となっている。
それから本体10とフレーム15とを適宜な力で螺合す
るが、この力はフレームの内方フランジに係合した二本
のアームから加圧板を経て弁体突起へ、そして弁体が弁
座を押圧してノズル内の消火液の漏洩を防ぐことになる
。
るが、この力はフレームの内方フランジに係合した二本
のアームから加圧板を経て弁体突起へ、そして弁体が弁
座を押圧してノズル内の消火液の漏洩を防ぐことになる
。
本体とフレームの螺合を行う時、弁体突起と加圧板とが
ピボット状態となっているため、ここを回転の接点とし
、弁体は本体と、加圧板はフレームと一体となって回転
する。
ピボット状態となっているため、ここを回転の接点とし
、弁体は本体と、加圧板はフレームと一体となって回転
する。
しかるに、弁体に設置されたテ゛フレクターは該デフレ
クタ−を摺動落下させる複数本の摺動棒が加圧板を跨い
でいるため、加圧板と同一回転をしなければならないが
、本考案フラッシュ型スプリンクラ−ヘッドはデフレク
タ−が弁体に設置されていてもその設置状態が回動自在
な嵌合であるため決して弁体の回転に従うことなく加圧
板と一緒に回転することができる。
クタ−を摺動落下させる複数本の摺動棒が加圧板を跨い
でいるため、加圧板と同一回転をしなければならないが
、本考案フラッシュ型スプリンクラ−ヘッドはデフレク
タ−が弁体に設置されていてもその設置状態が回動自在
な嵌合であるため決して弁体の回転に従うことなく加圧
板と一緒に回転することができる。
従って、本考案はテ゛フレクターが弁体と同一回転をし
ないため弁体と弁座とを回転接触部とすることがなく、
パツキンを傷つけて漏洩を起すような事故を全く起さな
いという信頼性に優れたフラッシュ型スプリンクラ−ヘ
ッドである。
ないため弁体と弁座とを回転接触部とすることがなく、
パツキンを傷つけて漏洩を起すような事故を全く起さな
いという信頼性に優れたフラッシュ型スプリンクラ−ヘ
ッドである。
第1図は本考案フラッシュ型スプリンクラ−ヘッドの中
央断面図、第2図は同拡散分解図、第3図は要部拡大中
央断面図である。 20・・・・・・弁体、22・・・・・・傘状突起、3
1・・・・・・デフレクタ−、37・・・・・・デフレ
クタ−の中央穿孔。
央断面図、第2図は同拡散分解図、第3図は要部拡大中
央断面図である。 20・・・・・・弁体、22・・・・・・傘状突起、3
1・・・・・・デフレクタ−、37・・・・・・デフレ
クタ−の中央穿孔。
Claims (2)
- (1)弁体がデフレクタ−に設置されているフラッシュ
型スプリンクラ−ヘッドにおいて、弁体とデフレクタ−
とが回動自在に嵌合されていることを特徴とするフラッ
シュ型スプリンクラ−ヘッド。 - (2)前記弁体とデフレクタ−の回動自在な嵌合は弁体
の下部に設置された傘状突起をデフレクタ−中央の穿孔
に挿通したことにより行われていることを特徴とする実
用新案登録請求の範囲第(1)項記載のフラッシュ型ス
プリンクラ−ヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16770381U JPS5835266Y2 (ja) | 1981-11-12 | 1981-11-12 | フラッシュ型スプリンクラ−ヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16770381U JPS5835266Y2 (ja) | 1981-11-12 | 1981-11-12 | フラッシュ型スプリンクラ−ヘッド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5873268U JPS5873268U (ja) | 1983-05-18 |
JPS5835266Y2 true JPS5835266Y2 (ja) | 1983-08-08 |
Family
ID=29959777
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16770381U Expired JPS5835266Y2 (ja) | 1981-11-12 | 1981-11-12 | フラッシュ型スプリンクラ−ヘッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5835266Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2505646Y2 (ja) * | 1989-02-16 | 1996-07-31 | 能美防災株式会社 | フラッシュ型スプリンクラヘッド |
-
1981
- 1981-11-12 JP JP16770381U patent/JPS5835266Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5873268U (ja) | 1983-05-18 |
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