JPS584510Y2 - 消火ノズル - Google Patents

消火ノズル

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JPS584510Y2
JPS584510Y2 JP9151580U JP9151580U JPS584510Y2 JP S584510 Y2 JPS584510 Y2 JP S584510Y2 JP 9151580 U JP9151580 U JP 9151580U JP 9151580 U JP9151580 U JP 9151580U JP S584510 Y2 JPS584510 Y2 JP S584510Y2
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JP
Japan
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plate
bottom plate
nozzle body
umbrella
nozzle
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Expired
Application number
JP9151580U
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English (en)
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JPS5713058U (ja
Inventor
雄三 森
Original Assignee
高圧瓦斯工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は消火剤を平面方向180°に飛散させるように
した壁ぎわ用消火ノズルに関するものである。
図面の実施例において、1は消火ノズルの本体で、胴部
2と底板6からなる肉厚の有底円筒状を呈し、胴部の内
周面に雌ねじ3を切り、胴部の外周面の上部を少し削取
って小径部4と段面5を設ける。
ノズル本体の底板6は中心に小径のねじ孔7を有し、こ
れを囲む円周上に数個のオリフィス8・・・・・・をあ
け、底板6の下面に浅い截頭円錐面の凹み9を削取る。
10はノズル本体の底板6に相対する拡散板で、低い截
頭円錐面を呈する上面11を底板の凹み9に向わせて適
度の傘形間隙Aを形成し、芯枠12を底板のねじ孔7に
螺合して拡散板10をノズル本体1に取付ける。
なお拡散板10の下面を低い截頭円錐面に作り、底板6
の外周縁を逆円錐形に削取ったのは体裁を良くするため
である。
13は建物の天井(図示なし)から垂下する立管で、建
物の壁面14に添わせた配管(図示なし)に連結されて
おり、この立管13に向って建物の壁ぎわで2重天井1
5に大き目の抜孔16を剖抜く。
17は2重天井の抜孔16を塞ぐ化粧フランジで、ノズ
ル本体の胴部2に嵌合する短筒18の下縁に連設し、短
筒18の上縁に鍔19を設けて胴部の小径部4に接近さ
せ、この鍔とノズル本体の段面5とこの間にコイルばね
20を介装して突張らせ、ばねの突張りで短筒18を押
上げて化粧フランジ17を2重天井15の下面に密接さ
せる。
21は傘形間隙Aの半分を埋める閉塞板で上方よりみて
半円形を呈し、上面22と下面23をそれぞれノズル本
体の底板の凹み9及び拡散板の上面11の各截頭円錐面
と同じ形状に作り、半円形の中心に拡散板の芯枠12の
半分を納める切込み24を設ける。
本考案の一実施例は以上の構成がらなり、拡散板の芯枠
12をねし孔7に螺合して拡散板10をノズル本体1に
取付け、閉塞板21をノズル本体と拡散板との傘形間隙
Aに嵌込み、拡散板10で閉塞板21を締付けて両者を
ノズル本体の底板6に固定し、オリフィス8・・・・・
・の半数と傘形間隙Aの半分を閉塞板21で密閉する。
次に胴部2に短筒18を嵌めて鍔19と段面5との間に
ばね20を介装し、このノズル本体を2重天井の抜孔1
6に通して雌ねじ3を立管13に嵌谷し、ばね20の突
張りで短筒18を押上げて化粧プランジ17を2重天井
の下面に密接させ、閉塞板21を壁側にしてノズル本体
1を立管13に接続すると共に化粧フランジ17で抜孔
16を塞ぐ。
このようにして立管13に接続した消火ノズルに消火剤
が送られると、消火剤は閉塞板21で埋められていない
室内側のオリフィス8・・・・・・を通過して拡散板の
低い截頭円錐面をなす上面11に当り、この上面11が
ノズル本体の底板の凹み9に相対して傘形間隙Aを形成
し、この傘形間隙の壁側の半分が閉塞板21で密閉され
ているので、薬剤は平面方向180°に飛散して室内へ
広範囲にかつ均一に分散する。
最近は消火剤の配管を工事のしやすい壁ぎわに取付ける
場合が多くなり、又複数本のボンベや制御機器を縦長の
収納箱に納めてこれの上面に複数の消火ノズルを逆向き
に取付け、この収納箱(キューピック形と称す)を建物
の壁ぎわに設置して配管工事を省略する場合もある。
いずれの場合も消火剤が180°に飛散するような消火
ノズルを使用する必要があり、このためにはノズル本体
の底板の半分にオリフィスをあけただけでは駄目であっ
て、ノズル本体の底板6と拡散板10との間の傘形間隙
Aの半分を埋めなければならない。
本実施例は上方よりみて半円形をなす閉塞板21を傘形
間隙Aに嵌込み、これの上面22と下面23をそれぞれ
ノズル本体の底板の凹み9及び拡散板の上面11と同じ
形状の截頭円錐面に作り、半円形の中心に拡散板の芯枠
12の半分を納める切込み24を設けたから、拡散板1
0で閉塞板21を締付けることにより極めて簡単にかつ
確実に傘形間隙Aの半分を密閉することができ、閉塞板
21は同時にオリフィス8・・・・・・の半数を塞ぐか
ら底板6の全面にオリフィス8・・・・・・をあけた3
60°用消火ノズルを簡単に転用できることになり、工
場においては360°用消火ノズルのみを生産すればよ
いから生産コストの低下をはかりうるのである。
本考案によるときはノズル本体の底板に浅い截頭円錐面
の凹みを刑取り、この底板に上面が低い截頭円錐面をな
す拡散板の芯枠を螺合し、ノズル本体の底板の凹みと拡
散板の上面との間の傘形間隙のほぼ半分に上下の両面を
傘形間隙の各截頭円錐面と同じ形状に作った閉塞板を嵌
込み、拡散板で閉塞板を締付けて両者をノズル本体の底
板に固定したから、極めて簡単に消火剤を180°に飛
散させる消火ノズルを作ることができ、従来の360°
用消火ノズルを転用できるからコストの低下をはかりう
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る消火ノズルの一実施例を示すもので
、第1図はその中央部の縦断面図、第2図は第1図のB
−B断面図、第3図は閉塞板の斜視図である。 なお1はノズル本体、6はその底板、7はねし孔、8は
オリフィス、9は凹み、10は拡散板、11はその上面
、12は芯枠、Aは傘形間隙、21は閉塞板、22はそ
の上面、23は下面、24は切込みである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 有底の筒状をなすノズル本体の底板に中心のねし孔とこ
    れを囲む数個のオリフィスをあけ、ノズル本体の底板の
    下面に浅い截頭円錐面の凹みを削取り、上面が低い截頭
    円錐面をなす拡散板の芯枠を底板のねし孔に螺合し、ノ
    ズル本体の底板の凹みと拡散板の上面との間の傘形間隙
    のほぼ半分に上下の両面を傘形間隙の各截頭円錐面と同
    じ形状を作った閉塞板を嵌込み、拡散板で閉塞板を締付
    けて両者をノズル本体の底板に固定したことを特徴とす
    る消火ノズル。
JP9151580U 1980-06-27 1980-06-27 消火ノズル Expired JPS584510Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP9151580U JPS584510Y2 (ja) 1980-06-27 1980-06-27 消火ノズル

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JP9151580U JPS584510Y2 (ja) 1980-06-27 1980-06-27 消火ノズル

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JPS5713058U JPS5713058U (ja) 1982-01-23
JPS584510Y2 true JPS584510Y2 (ja) 1983-01-26

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ID=29453491

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0736673Y2 (ja) * 1990-11-29 1995-08-23 株式会社初田製作所 消火用泡ヘッド
JP2013230185A (ja) * 2012-04-27 2013-11-14 Hochiki Corp 火災防災装置及び帯電散布ヘッド
JP7171018B2 (ja) * 2018-06-19 2022-11-15 ヤマトプロテック株式会社 噴霧ヘッド、及びその噴霧ヘッドを含む噴霧設備

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JPS5713058U (ja) 1982-01-23

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