JPH0524271A - 小型プリンタ - Google Patents
小型プリンタInfo
- Publication number
- JPH0524271A JPH0524271A JP17787491A JP17787491A JPH0524271A JP H0524271 A JPH0524271 A JP H0524271A JP 17787491 A JP17787491 A JP 17787491A JP 17787491 A JP17787491 A JP 17787491A JP H0524271 A JPH0524271 A JP H0524271A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drum
- printing
- motor
- type
- step motor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明の目的は、小型のモータを使用した、低
消費電力・低騒音なプリンタを安価に提供することであ
る。 【構成】外周に活字4−aを配した活字ドラム3と活字
ドラムの逆転を防止する逆止め機構とステップモータ2
を構成要素とし、活字ドラムとステップモータ間に緩衝
機構を設けた。
消費電力・低騒音なプリンタを安価に提供することであ
る。 【構成】外周に活字4−aを配した活字ドラム3と活字
ドラムの逆転を防止する逆止め機構とステップモータ2
を構成要素とし、活字ドラムとステップモータ間に緩衝
機構を設けた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電卓等に搭載する小型プ
リンタに関する。
リンタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種のプリンタは、特開昭61−
164865に開示されるようにモータと活字ドラムは
直に接続されていた。
164865に開示されるようにモータと活字ドラムは
直に接続されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述の従来技
術では、活字ドラムの回転開始時や紙送り行程時には大
きなモータトルクが必要であった。また、活字ドラムが
停止直前に持っていた運動エネルギーは熱・振動・音と
いう形で無駄に放出されていた。従って、モータの大型
化・大消費電力・大騒音・コストアップという問題を避
けることができなかった。
術では、活字ドラムの回転開始時や紙送り行程時には大
きなモータトルクが必要であった。また、活字ドラムが
停止直前に持っていた運動エネルギーは熱・振動・音と
いう形で無駄に放出されていた。従って、モータの大型
化・大消費電力・大騒音・コストアップという問題を避
けることができなかった。
【0004】本発明は、上記の欠点を解決するために成
されたものであり、小型のモータを使用した、低消費電
力・低騒音なプリンタを安価に提供することを目的とす
る。
されたものであり、小型のモータを使用した、低消費電
力・低騒音なプリンタを安価に提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のプリンタは、外
周に活字を配設し回動可能な活字ドラムと、活字ドラム
を回動せしめるモータと該活字ドラムの逆転を防ぐ逆転
防止機構を備え、該モータから該活字ドラムへの動力伝
達区間内に緩衝機構を配置したことを特徴とする。
周に活字を配設し回動可能な活字ドラムと、活字ドラム
を回動せしめるモータと該活字ドラムの逆転を防ぐ逆転
防止機構を備え、該モータから該活字ドラムへの動力伝
達区間内に緩衝機構を配置したことを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明の上記の構成によれば、プリンタの1印
字ライン中で負荷の高いタイミング即ち、活字ドラムの
回転開始時、紙送り行程においては、衝撃的な負荷を緩
衝機構が吸収し、モータにかかるピーク負荷を大幅に低
減できる。また、印字の為に活字ドラムが停止しスター
トする場合には、活字ドラムが停止前に持っていた運動
エネルギーが緩衝機構に一旦蓄えられ、活字ドラムスタ
ート時に有効利用することができる。
字ライン中で負荷の高いタイミング即ち、活字ドラムの
回転開始時、紙送り行程においては、衝撃的な負荷を緩
衝機構が吸収し、モータにかかるピーク負荷を大幅に低
減できる。また、印字の為に活字ドラムが停止しスター
トする場合には、活字ドラムが停止前に持っていた運動
エネルギーが緩衝機構に一旦蓄えられ、活字ドラムスタ
ート時に有効利用することができる。
【0007】
【実施例】図1から図5はそれぞれ本発明の実施例にお
ける主要部品の分解斜視図、緩衝機構の側断面図、主要
部分の側断面図、逆止め機構の側面図、タイムチャート
である。また図6以降図12までは、実施例の説明文中
で補足説明のために使う図である。
ける主要部品の分解斜視図、緩衝機構の側断面図、主要
部分の側断面図、逆止め機構の側面図、タイムチャート
である。また図6以降図12までは、実施例の説明文中
で補足説明のために使う図である。
【0008】まず、プリンタの機構説明をする。図1か
ら図3において2はステップモータであり、側面に動力
伝達用のピン2−aと軸受2−bが設けてある。13は
伝達軸受でありキー溝13−aとストッパー13−bが
設けてあり、モータ軸受2−bにより軸支される。14
は伝達バネであり、伝達軸受13のストッパー13−b
が伝達バネ14の両端14−aの度当たりになってい
る。伝達バネ14はステップモータ2と伝達軸受13に
回転位置のずれが生じた時に、それを修正する方向にス
テップモータ2と伝達軸受13を付勢する。なおこれら
ピン2−aと伝達軸受13と伝達バネ14はステップモ
ータ2にかかるピーク負荷を低減させるための緩衝機構
を構成する。3は活字ドラムであり、ラチェット3−
a、紙送り駆動歯車3−bキー3−cが一体成形されて
おり、外周に貫通穴3−dが設けてある。4は活字シー
トであり、表面に活字4−aと、裏面には活字4−aに
対応して突起4−bとを配設してあり、突起4−bを貫
通穴3−dに挿通して活字ドラム3に巻装されている。
軸受け11は活字ドラム3を軸支し、活字ドラム3のキ
ー3−cは伝達軸受のキー溝13−aと係合する。ステ
ップモータ2、軸受け11、伝達軸受13は桁方向に揺
動不能であるが、活字ドラム3は桁方向に揺動可能であ
る。
ら図3において2はステップモータであり、側面に動力
伝達用のピン2−aと軸受2−bが設けてある。13は
伝達軸受でありキー溝13−aとストッパー13−bが
設けてあり、モータ軸受2−bにより軸支される。14
は伝達バネであり、伝達軸受13のストッパー13−b
が伝達バネ14の両端14−aの度当たりになってい
る。伝達バネ14はステップモータ2と伝達軸受13に
回転位置のずれが生じた時に、それを修正する方向にス
テップモータ2と伝達軸受13を付勢する。なおこれら
ピン2−aと伝達軸受13と伝達バネ14はステップモ
ータ2にかかるピーク負荷を低減させるための緩衝機構
を構成する。3は活字ドラムであり、ラチェット3−
a、紙送り駆動歯車3−bキー3−cが一体成形されて
おり、外周に貫通穴3−dが設けてある。4は活字シー
トであり、表面に活字4−aと、裏面には活字4−aに
対応して突起4−bとを配設してあり、突起4−bを貫
通穴3−dに挿通して活字ドラム3に巻装されている。
軸受け11は活字ドラム3を軸支し、活字ドラム3のキ
ー3−cは伝達軸受のキー溝13−aと係合する。ステ
ップモータ2、軸受け11、伝達軸受13は桁方向に揺
動不能であるが、活字ドラム3は桁方向に揺動可能であ
る。
【0009】軸受け11には、図4に示す様に3箇所に
穴11−aが開いている。これらの穴11−aの一箇所
には、逆止め軸15がその軸を揺動中心として揺動自在
に軸支される逆止め爪16を挿通して圧入される。逆止
め爪16は前述の活字ドラム3の内壁に形成されたラチ
ェット歯群3−aの歯面に向けてねじりコイル式の逆止
めバネ17によって付勢されている。活字ドラム3のラ
チェット歯3−aは、活字ドラム3の活字ポジション数
に等しい分割ピッチでカム面3−hと度当り面3−iが
交互に割当られている。また、この分割ピッチはステッ
プモータ2の分割ピッチとも等しい。なおこれら軸受1
1とラチェト歯群3−aと逆止め爪16と逆止めバネ1
7は活字ドラム3を安定停止させるための逆止め機構を
構成する。
穴11−aが開いている。これらの穴11−aの一箇所
には、逆止め軸15がその軸を揺動中心として揺動自在
に軸支される逆止め爪16を挿通して圧入される。逆止
め爪16は前述の活字ドラム3の内壁に形成されたラチ
ェット歯群3−aの歯面に向けてねじりコイル式の逆止
めバネ17によって付勢されている。活字ドラム3のラ
チェット歯3−aは、活字ドラム3の活字ポジション数
に等しい分割ピッチでカム面3−hと度当り面3−iが
交互に割当られている。また、この分割ピッチはステッ
プモータ2の分割ピッチとも等しい。なおこれら軸受1
1とラチェト歯群3−aと逆止め爪16と逆止めバネ1
7は活字ドラム3を安定停止させるための逆止め機構を
構成する。
【0010】18はインクローラカバーであり、黒イン
クローラ19及び赤インクローラ20の両端を回転自在
に保持する。黒インクローラ18及び赤インクローラ1
9は段付構造であり、活字4−aを桁毎に異なる色で塗
り分けている。
クローラ19及び赤インクローラ20の両端を回転自在
に保持する。黒インクローラ18及び赤インクローラ1
9は段付構造であり、活字4−aを桁毎に異なる色で塗
り分けている。
【0011】25は紙押えローラであり、両端をフレー
ム1に支持された紙押え軸(不図示)に挿通され、紙押
え軸のばね力により印字紙31を紙送りゴム21に押し
付けている。
ム1に支持された紙押え軸(不図示)に挿通され、紙押
え軸のばね力により印字紙31を紙送りゴム21に押し
付けている。
【0012】以上の構成からなる機構の動きを説明す
る。本実施例では、図5に示すように活字ドラム3の2
回転を1行の印字サイクルとし、1行の印字サイクルは
第1行程から第5行程までの5行程により構成される。
活字ドラム3の回転及び停止はステップモータ2の通電
制御により行なわれる(詳細は省略)。
る。本実施例では、図5に示すように活字ドラム3の2
回転を1行の印字サイクルとし、1行の印字サイクルは
第1行程から第5行程までの5行程により構成される。
活字ドラム3の回転及び停止はステップモータ2の通電
制御により行なわれる(詳細は省略)。
【0013】第1行程において活字ドラム3はステップ
モータ2の側、即ち下位桁側に寄った位置にあり、ハン
マ9と活字4−aとの位置関係は図6に示す通りであ
る。なお、1個のハンマ9は活字4−aの2桁分の印字
を担当する。ステップモータ2に通電する前はステップ
モータ2と活字ドラム3は図2(a)の状態にある。ス
テップモータ2に通電し矢印A方向に回転させると、図
2(b)のように伝達バネ14のたわみにより活字ドラ
ム3も矢印A方向に回転力を受ける。この伝達バネ14
の緩衝効果によりステップモータ2には活字ドラム3の
慣性力が直にかかることがないのでステップモータ2は
スムースに活字ドラム3を回転させることが出来る。こ
の回転にともない印字位置33には順次活字4−aが位
置する(図3)。所望の色の所望の活字4−aが印字位
置33に対向する少し手前でステップモータ2を制御し
停止させるが、活字ドラム3はステップモータ2が停止
した後も活字ドラム3の持つ運動エネルギーによりステ
ップモータ2に先行した図2(c)の位相になる。この
時、活字ドラム3の持っていた運動エネルギーは伝達バ
ネ14に蓄えられ、活字ドラム3の回転速度はゼロにな
る。回転速度がゼロになった後、活字ドラム3は逆転を
開始するが、この少し手前で活字ドラム3のラチェット
3−iが逆止め爪16を乗り越えるのでラチェット3−
iが逆止め爪16と度当り停止する(図4)。この時、
所望の活字4−aが印字位置33に位置している。活字
ドラム3の停止中に所望の桁のコイル8に通電し吸引板
10を吸引させ、ハンマ9を動作させ活字4−aを印字
紙31に押圧し印字を行なう。コイル8の通電を遮断
後、再びステップモータ2を矢印A方向に回転させる。
ステップモータ2は活字ドラム3との位相ずれがなくな
るまで、伝達バネ14により矢印A方向に力を受けるた
め、低トルクでも迅速に回転を始める。次に、ステップ
モータ2が活字ドラム3より進んだ位相になっても緩衝
機構の効果により活字ドラム3の慣性力がステップモー
タ2に直にかかることがない。図7は印字行程における
ステップモータ2と活字ドラム3の挙動を示すグラフで
あり、横軸に時間:T、縦軸にモータ回転量:θを取っ
ている。ステップモータ2と活字ドラム3の停止タイミ
ングのずれと活字ドラム3の急停止を防止することによ
り、プリンタの騒音を低減出来る。また、ステップモー
タ2の停止挙動が不安定でも活字ドラム3は逆止め爪1
6に度当たった位置で安定するので良好の印字が得られ
る。このように、所望の各活字4−aにおいて同様の動
作を繰り返し、第1行程を終了する。
モータ2の側、即ち下位桁側に寄った位置にあり、ハン
マ9と活字4−aとの位置関係は図6に示す通りであ
る。なお、1個のハンマ9は活字4−aの2桁分の印字
を担当する。ステップモータ2に通電する前はステップ
モータ2と活字ドラム3は図2(a)の状態にある。ス
テップモータ2に通電し矢印A方向に回転させると、図
2(b)のように伝達バネ14のたわみにより活字ドラ
ム3も矢印A方向に回転力を受ける。この伝達バネ14
の緩衝効果によりステップモータ2には活字ドラム3の
慣性力が直にかかることがないのでステップモータ2は
スムースに活字ドラム3を回転させることが出来る。こ
の回転にともない印字位置33には順次活字4−aが位
置する(図3)。所望の色の所望の活字4−aが印字位
置33に対向する少し手前でステップモータ2を制御し
停止させるが、活字ドラム3はステップモータ2が停止
した後も活字ドラム3の持つ運動エネルギーによりステ
ップモータ2に先行した図2(c)の位相になる。この
時、活字ドラム3の持っていた運動エネルギーは伝達バ
ネ14に蓄えられ、活字ドラム3の回転速度はゼロにな
る。回転速度がゼロになった後、活字ドラム3は逆転を
開始するが、この少し手前で活字ドラム3のラチェット
3−iが逆止め爪16を乗り越えるのでラチェット3−
iが逆止め爪16と度当り停止する(図4)。この時、
所望の活字4−aが印字位置33に位置している。活字
ドラム3の停止中に所望の桁のコイル8に通電し吸引板
10を吸引させ、ハンマ9を動作させ活字4−aを印字
紙31に押圧し印字を行なう。コイル8の通電を遮断
後、再びステップモータ2を矢印A方向に回転させる。
ステップモータ2は活字ドラム3との位相ずれがなくな
るまで、伝達バネ14により矢印A方向に力を受けるた
め、低トルクでも迅速に回転を始める。次に、ステップ
モータ2が活字ドラム3より進んだ位相になっても緩衝
機構の効果により活字ドラム3の慣性力がステップモー
タ2に直にかかることがない。図7は印字行程における
ステップモータ2と活字ドラム3の挙動を示すグラフで
あり、横軸に時間:T、縦軸にモータ回転量:θを取っ
ている。ステップモータ2と活字ドラム3の停止タイミ
ングのずれと活字ドラム3の急停止を防止することによ
り、プリンタの騒音を低減出来る。また、ステップモー
タ2の停止挙動が不安定でも活字ドラム3は逆止め爪1
6に度当たった位置で安定するので良好の印字が得られ
る。このように、所望の各活字4−aにおいて同様の動
作を繰り返し、第1行程を終了する。
【0014】第2行程は、活字ドラム3が下位桁側から
上位桁側に移動する行程である。ステップモータ2の回
転にともない揺動機構(不図示)により活字ドラム3が
1桁分上位桁側に移動する。
上位桁側に移動する行程である。ステップモータ2の回
転にともない揺動機構(不図示)により活字ドラム3が
1桁分上位桁側に移動する。
【0015】第3行程では活字ドラム3は上位桁側に位
置し、ハンマ9と活字4−aとの位置関係は図8に示す
通りになる。この位置関係において、第1行程と同様の
動作を繰り返し、所望の活字を印字する。また第3行程
初期において、活字ドラム3の紙送り駆動歯車3−bは
紙送り歯車23と噛み合う角度まで回転してくるが、紙
送り駆動歯車3−bと紙送り歯車23との桁方向の位置
関係は図10及び図12に示すように噛み合い不能とな
っているため、紙送り歯車23は回転せず、従って紙送
りも行なわれない。
置し、ハンマ9と活字4−aとの位置関係は図8に示す
通りになる。この位置関係において、第1行程と同様の
動作を繰り返し、所望の活字を印字する。また第3行程
初期において、活字ドラム3の紙送り駆動歯車3−bは
紙送り歯車23と噛み合う角度まで回転してくるが、紙
送り駆動歯車3−bと紙送り歯車23との桁方向の位置
関係は図10及び図12に示すように噛み合い不能とな
っているため、紙送り歯車23は回転せず、従って紙送
りも行なわれない。
【0016】第4行程は、活字ドラム3が上位桁側から
下位桁側に移動する行程である。ステップモータ2の回
転にともない揺動機構(不図示)により活字ドラム3が
1桁分下位桁側に移動する。
下位桁側に移動する行程である。ステップモータ2の回
転にともない揺動機構(不図示)により活字ドラム3が
1桁分下位桁側に移動する。
【0017】第5行程は紙送りの行程である。この行程
において活字ドラム3は下位桁側に位置し、紙送り駆動
歯車3−bと紙送り歯車23との位置関係は図9及び図
11に示すように噛み合い可能となっている。活字ドラ
ム3の回転にともない紙送り駆動歯車3−bと紙送り歯
車23とが噛み合い、紙送り歯車23が所定量回転し1
行分の紙送りを行なう。この時も、緩衝機構の効果によ
りステップモータ2にかかるピーク負荷を大幅に低減出
来る。またこの紙送りの最中に検出機構(不図示)より
リセット信号が発生する。このリセット信号を検出した
後、所定の位置でステップモータ2を停止させ、1行の
印字サイクルが終了する。
において活字ドラム3は下位桁側に位置し、紙送り駆動
歯車3−bと紙送り歯車23との位置関係は図9及び図
11に示すように噛み合い可能となっている。活字ドラ
ム3の回転にともない紙送り駆動歯車3−bと紙送り歯
車23とが噛み合い、紙送り歯車23が所定量回転し1
行分の紙送りを行なう。この時も、緩衝機構の効果によ
りステップモータ2にかかるピーク負荷を大幅に低減出
来る。またこの紙送りの最中に検出機構(不図示)より
リセット信号が発生する。このリセット信号を検出した
後、所定の位置でステップモータ2を停止させ、1行の
印字サイクルが終了する。
【0018】全行程中、インクローラ19、20はイン
クローラカバー18とともに活字ドラム3と一体的に揺
動し、活字4−aにインクを供給する。
クローラカバー18とともに活字ドラム3と一体的に揺
動し、活字4−aにインクを供給する。
【0019】本実施例においては、黒と赤の2色印字を
行なっているが、必要に応じてどんな色をどんな配列で
使用してもよく、1色のみ、あるいは3色以上を用いて
もよい。従って、活字ドラム3を揺動させる機構がなく
てもよい。また、本実施例では動力源としてステップモ
ータを使用しているが、DCモータあるいはACモータ
と選択機構を組合わせたプリンタでも同様の効果が期待
でき何等本発明の主旨を逸脱しない。
行なっているが、必要に応じてどんな色をどんな配列で
使用してもよく、1色のみ、あるいは3色以上を用いて
もよい。従って、活字ドラム3を揺動させる機構がなく
てもよい。また、本実施例では動力源としてステップモ
ータを使用しているが、DCモータあるいはACモータ
と選択機構を組合わせたプリンタでも同様の効果が期待
でき何等本発明の主旨を逸脱しない。
【0020】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、プリ
ンタの1印字ライン中で負荷の高いタイミング即ち、活
字ドラムの回転開始時、紙送り行程においては、衝撃的
な負荷を緩衝機構が吸収し、モータにかかるピーク負荷
を大幅に低減出来る。また、印字の為に活字ドラムが停
止する場合には、活字ドラムが停止前に持っていた運動
エネルギーが緩衝機構に一旦蓄えられ、活字ドラムスタ
ート時に有効利用されるので、エネルギーの無駄が減少
する。さらに、活字ドラムの停止時の衝撃も緩和される
ので、騒音や振動といった問題を大幅に低減できる。
ンタの1印字ライン中で負荷の高いタイミング即ち、活
字ドラムの回転開始時、紙送り行程においては、衝撃的
な負荷を緩衝機構が吸収し、モータにかかるピーク負荷
を大幅に低減出来る。また、印字の為に活字ドラムが停
止する場合には、活字ドラムが停止前に持っていた運動
エネルギーが緩衝機構に一旦蓄えられ、活字ドラムスタ
ート時に有効利用されるので、エネルギーの無駄が減少
する。さらに、活字ドラムの停止時の衝撃も緩和される
ので、騒音や振動といった問題を大幅に低減できる。
【0021】従って、小型モータを使用した、低消費電
力・低騒音なプリンタを安価に提供できるという効果を
有する。
力・低騒音なプリンタを安価に提供できるという効果を
有する。
【0022】故に、本発明の持つ技術的効果は大きく、
産業的意義も絶大である。
産業的意義も絶大である。
【図1】本発明の一実施例を示す分解斜視図。
【図2】本発明の一実施例の緩衝機構を示す側断面図。
【図3】本発明の一実施例の主要部分を示す側断面図。
【図4】本発明の一実施例の逆止め機構を示す側面図。
【図5】本発明の一実施例のタイミングチャート。
【図6】本発明の一実施例の第1行程、第5行程での活
字とハンマとの桁方向の位置関係を示す図。
字とハンマとの桁方向の位置関係を示す図。
【図7】本発明の一実施例の印字行程でのステップモー
タと活字ドラムの挙動を示す図。
タと活字ドラムの挙動を示す図。
【図8】本発明の一実施例の第3行程での活字とハンマ
との桁方向の位置関係を示す図。
との桁方向の位置関係を示す図。
【図9】本発明の一実施例を示す第1行程、第5行程で
の紙送り駆動歯車と紙送り歯車との桁方向の位置関係を
示す斜視図。
の紙送り駆動歯車と紙送り歯車との桁方向の位置関係を
示す斜視図。
【図10】本発明の一実施例の第3行程での紙送り駆動
歯車と紙送り歯車との桁方向の位置関係を示す斜視図。
歯車と紙送り歯車との桁方向の位置関係を示す斜視図。
【図11】本発明の一実施例の第1行程、第5行程での
紙送り駆動歯車と紙送り歯車との桁方向の位置関係を示
す平断面図。
紙送り駆動歯車と紙送り歯車との桁方向の位置関係を示
す平断面図。
【図12】本発明の一実施例の第3行程での紙送り駆動
歯車と紙送り歯車との桁方向の位置関係を示す平断面
図。
歯車と紙送り歯車との桁方向の位置関係を示す平断面
図。
2 ステップモータ 3 活字ドラム 11 軸受 13 伝達軸受 14 伝達バネ 15 逆止め軸 16 逆止め爪 17 逆止めバネ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 外周に活字を配設し回動可能な活字ドラ
ムと、該活字ドラムを回動せしめるモータと該活字ドラ
ムの逆転を防ぐ逆転防止機構を備えるプリンタにおい
て、該モータから該活字ドラムへの動力伝達区間内に緩
衝機構を配置したことを特徴とする小型プリンタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17787491A JPH0524271A (ja) | 1991-07-18 | 1991-07-18 | 小型プリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17787491A JPH0524271A (ja) | 1991-07-18 | 1991-07-18 | 小型プリンタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0524271A true JPH0524271A (ja) | 1993-02-02 |
Family
ID=16038571
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17787491A Pending JPH0524271A (ja) | 1991-07-18 | 1991-07-18 | 小型プリンタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0524271A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5883258A (en) * | 1996-12-09 | 1999-03-16 | Bayer Aktiengesellschaft | Process for preparing 3-chlorobenzisothiazoles |
US6979523B1 (en) | 1995-04-07 | 2005-12-27 | Hewlett-Packard Development Company, Lp | Toner material and method utilizing same |
-
1991
- 1991-07-18 JP JP17787491A patent/JPH0524271A/ja active Pending
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