JPH05241645A - テスト運転制御方式 - Google Patents

テスト運転制御方式

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JPH05241645A
JPH05241645A JP3959092A JP3959092A JPH05241645A JP H05241645 A JPH05241645 A JP H05241645A JP 3959092 A JP3959092 A JP 3959092A JP 3959092 A JP3959092 A JP 3959092A JP H05241645 A JPH05241645 A JP H05241645A
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JP
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alarm
block
program
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JP3959092A
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Takao Sasaki
隆夫 佐々木
Toshiaki Otsuki
俊明 大槻
Kunihiko Murakami
邦彦 村上
Masafumi Sano
雅文 佐野
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Original Assignee
Fanuc Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はテスト運転制御方式に関し、NCプ
ログラムのチェックに要する時間を減少し、操作を簡便
とする。 【構成】 NCプログラム実行時にアラームとなった場
合に逆行運転とし、アラーム有りか否か判別するステッ
プS23と、アラーム有りの場合NC内部のアラームフ
ラグをキャンセル処理するステップS24と、フィード
ホールドまたはシングルブロック停止信号によりプログ
ラム編集許可し、パラメータ変更許可し、オフセット変
更許可する許可処理ステップと、プログラム編集処理す
るステップS35と、パラメータ変更処理するステップ
S37と、オフセット変更処理するステップS39と、
アラーム解除後再開のためサイクルスタート信号の有無
を判別するステップS40と、を備えて構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は作成されたNCプログラ
ムをチェックする数値制御装置のテスト運転制御方式に
関し、特にテストモードにおいて、アラーム発生時に順
行逆行運転を中断してブロック編集等が可能であり、ア
ラーム解消後直ちに運転再開可能なテスト運転制御方式
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、新規に作成されたNCプログラ
ムは、数値制御装置のメモリに登録された後、テスト運
転によって誤りがないかチェックされる。その際NCプ
ログラムの修正が必要になった場合には、例えばリバー
ス機能によって工具を所定位置まで戻した後テスト運転
を中断し、数値制御装置の動作モードをメモリモードか
らエディットモードに切り換えてNCプログラムを編集
して修正する。ここでリバース機能とはリバース指令信
号によって工具を現在の位置から今まで通って来た通路
(工具軌跡)に沿って戻す(逆行する)機能を意味す
る。リバース指令信号がなくなると再びその位置から加
工を再開する(再順行)。
【0003】しかしながら、エディットモードによって
NCプログラムを修正すると前処理時にモーダルデータ
が変わってしまうので、テスト運転が中断したブロック
の数ブロック以前に戻し、あるいは先頭ブロックから改
めてテスト運転を再開しなければならないという問題が
あり、この問題を解決するために特開平2−22010
7があり、リバース機能実行中のプログラムの編集を可
能としたテスト運転制御方式を提供している。このテス
ト運転制御方式によれば、テストモードが選択されると
プログラムの順行逆行運転が可能となり、さらに未実行
のブロックおよび逆行を行ったブロックの編集が可能と
なり、編集後の順行時あるいは再順行時には編集された
ブロックが実行される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、テスト
モードにおいて順行運転中にアラームとなって運転中止
となった場合、このテスト運転制御方式においては、ア
ラームを解除するため数値制御装置をリセットする必要
があり、リセット後にテスト運転が中断したブロックの
数ブロック以前に戻すか、あるいは、プログラムの頭出
しを行ってNCプログラムの先頭番地まで戻し、テスト
運転をやり直す必要がありオーバーヘッドとなり、NC
プログラムのチェックに時間を要するという問題があ
る。さらに、パラメータの変更はMDIモードでしかで
きず、パラメータの変更の際は、モードをMDIへ切り
換える必要があり、操作が煩雑となるという問題があ
る。
【0005】本発明の目的は上述の問題点に鑑み、NC
プログラムのチェックに要する時間を減少し、操作が簡
便であるテスト運転制御方式を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の基本動
作図である。本発明によるテスト運転制御方式は、作成
されたNCプログラムをテストモードでチェックするテ
スト運転制御方式において、NCプログラム実行時にア
ラームとなった場合に逆行運転を行いその逆行運転と同
時にNC内部のアラームフラグを解除するキャンセル処
理を行う第1ステップ(S1)と、逆行運転中断後該テ
ストモードを変更することなしに逆行運転済ブロックの
編集処理とパラメータの変更処理とオフセット量の変更
等の処理の少なくとも1つの処理を行う第2ステップ
(S2)と、からなることを特徴とする。
【0007】さらに、本発明によるテスト運転制御方式
は、作成されたNCプログラムをチェックするテスト運
転制御方式において、NCプログラム実行時にアラーム
となった場合に逆行運転とした後に順行を行ったブロッ
クが有る場合アラームが有るか否かを判別するアラーム
判別ステップと、アラーム判別ステップでアラーム有り
と判別された場合NC内部のアラームフラグを解除する
キャンセル処理ステップと、キャンセル処理ステップ後
またはアラーム判別ステップでアラーム無しと判別され
た場合逆行処理し、フィードホールドまたはシングルブ
ロック停止信号によりプログラム編集許可し、パラメー
タ変更許可し、オフセット変更許可する許可処理ステッ
プと、前記許可処理ステップ後にプログラム編集するか
否かを判別する第1判別ステップと、プログラム編集す
る場合はプログラム編集処理するプログラム編集ステッ
プと、パラメータ変更するか否かを判別する第2判別ス
テップと、パラメータ変更する場合はパラメータ変更処
理するパラメータ変更ステップと、オフセット変更する
か否かを判別する第3判別ステップと、オフセット変更
する場合はオフセット変更処理するオフセット変更ステ
ップと、アラーム解消後に再開させるサイクルスタート
信号の有無を判別するサイクルスタート判別ステップ
と、を備えることを特徴とする。
【0008】
【作用】テストモードにおいて、NCプログラム実行時
にアラームとなった場合に逆行運転を行うことによりN
C内部アラームフラグを解除するキャンセル処理を行
い、オペレータの操作によりフィードホールドまたはシ
ングルブロック停止により中断し、逆行運転済ブロック
の編集とパラメータの変更とオフセット量の変更等の少
なくとも1つを行いアラームの原因を解消した後にサイ
クルスタート信号により再順行運転を開始し運転を続行
する。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図2〜図4は本発明のテスト運転制御方式の説
明図である。図2は、順行中にリバーススイッチをオン
した場合の動作の説明図である。図2において、オペレ
ーターがサイクルスタートボタンを押すと(ST1)、
数値制御装置(CNC)はNCプログラムをブロック毎
に読み取って、これを実行ブロック形式のデータに変換
しながら、図示されていない工具を加工通路1に沿って
点P0よりブロックN101、……、N111、N11
2、N113、……の順に移動させる。この時、変換し
た実行形式のデータとモーダルデータとをリバース機能
用メモリに格納しておく。
【0010】ここで、ブロックN112の点P21でア
ラームが発生した場合、オペレーターは点P21でリバ
ーススイッチをオンとすると(ST2)、NC内部のア
ラームフラグが解除される。次に、オペレーターはリバ
ース機能用メモリに格納された実行ブロック形式のデー
タに基づいて、工具を今まで通ってきた通路に沿って戻
す。点P11でフィードホールドボタンを押すと(ST
3)、直ちに逆行を停止し、停止したブロックN111
の次のブロックN112以降の編集を許可するフラグを
立て、このテストモード中の編集を可能とする。なお、
図2には示さないが、点P11でシングルブロックスイ
ッチをオンした場合には、ブロックN111の始点P1
0まで逆行を継続してから停止し、このブロックN11
1以降の編集を許可するフラグを立てる。逆行中に、リ
バーススイッチをオフした場合の動作については後述す
る。
【0011】この後、例えばオペレーターがN112に
誤りを発見した場合は、ブロックN112aに変更する
ようにNCプログラムを編集する(ST4)。なお、オ
ペレーターが先に述べた編集許可された範囲以外のブロ
ックを編集しようとした場合にはアラームを発生して、
その操作を無効とする。さらに、必要があれば、パラメ
ータあるいはオフセット量の変更を行う。そして、再び
サイクルスタートボタンを押すと(ST5)、数値制御
装置は編集されたNCプログラムの加工通路1aに沿っ
て工具を移動させる。
【0012】図3は、逆行中にリバーススイッチをオフ
とした場合の動作の説明図である。図3において、オペ
レーターがスタートボタンを押す(ST11)ことによ
り順行を開始し、点P21でリバーススイッチをオンと
すると(ST12)、逆行する。ここで、ブロックN1
11の途中の点P12でリバーススイッチをオフとし
(ST13)、サイクルスタートボタンを押すと(ST
14)、次のブロックN112の始点P20まではリバ
ース機能用メモリに格納された実行形式のデータに基づ
いて再順行し、ブロックN112以降はリバース機能用
メモリに格納されたモーダルデータに基づいて前処理を
行い、順行する。なお、図3には示さないが、ブロック
N112の始点P20でリバーススイッチをオフした場
合には、リバース機能用メモリに格納されたブロックN
112のモーダルデータに基づいて前処理を行って順行
する。
【0013】図4は、順行中に編集を行う場合の手順を
示す説明図である。図3において、オペレータがサイク
ルスタートボタンを押す(ST21)ことにより順行を
開始し、ブロックN111の点P13でフィードホール
ドボタンを押すと(ST22)、直ちに順行を停止して
ブロックN112以降の編集を許可するフラグを立て
る。なお、図4には示さないが、点P13でシングルブ
ロックスイッチをオンした場合には、ブロックN112
の始点P20まで順行を継続してから停止し、このブロ
ックN112以降の編集を許可するフラグを立てる。そ
して、例えば、オペレーターがブロックN112をブロ
ックN112bに変更するようにNCプログラムを編集
し(ST23)、再びサイクルスタートボタンを押すと
(ST24)、数値制御装置は編集されたNCプログラ
ムの加工通路1bに沿って工具を移動させる。
【0014】図5〜図7は本発明の一実施例のテスト運
転制御方式のフローチャートである。図5〜図7におい
て、Sに続く数値はステップ番号を示す。図5は、順行
中の動作のフローチャートを示す図である。テスト信号
の有無により、動作モードをテストモードにするか否か
を判別し(ステップS1)、表示画面がプログラム画面
のとき、テストモード用のプログラム画面とし(ステッ
プS2)、サイクルスタートボタンが押された否か判別
し(ステップS3)、押された場合はステップS4へ行
く。
【0015】NCプログラムからブロック毎に所要のデ
ータを読み取り実行ブロック形式に変換しながら順行す
ると共に、この実行ブロック形式のデータと前処理に必
要なモーダルデータをリバース機能用メモリに格納する
(ステップS4)。フィードホールドボタンが押された
か否かを判別する(ステップS5)。押された場合はス
テップS6へ、押されなかった場合はステップS7へ行
く。順行あるいは再順行を直ちに停止し、現在位置がブ
ロックの途中の場合は次のブロック以降、現在位置がブ
ロックの始点の場合はこのブロック以降の範囲の編集を
許可するフラグを立てる(ステップS6)。
【0016】シングルブロックスイッチがオンされたか
否かを判別し(ステップS7)、オンされた場合はステ
ップS8へ、オンされない場合はステップS20へ行
く。シングルブロックスイッチがオンされた時点のブロ
ックの次のブロックの始点まで順行あるいは再順行して
停止し、停止したブロック以降の範囲の編集を許可する
フラグを立てる(ステップS8)。フラグで指定された
範囲の編集を許可する処理を行う(ステップS9)。編
集操作が行われた否かを判別し(ステップS10)、行
われた場合はステップS11へ、行われない場合はステ
ップS14へ行く。編集許可範囲を越えたブロックか否
かを判別する(ステップS11)。
【0017】編集許可範囲外のブロックの場合は警報を
発し(ステップS12)、次にステップS14に行く。
編集許可範囲内のブロックの場合は編集処理し(ステッ
プS13)、次にステップS14に行く。サイクルスタ
ートボタンが押されたか否かを判別し(ステップS1
4)、押された場合はステップS20へ行き、押されな
い場合はS10へ戻って次の編集操作を待つ。
【0018】図6は、逆行中の動作のフローチャートを
示す図である。リバーススイッチがオンされたか否かを
判別し(ステップS20)、オンされた場合はステップ
S21へ、オンされない場合はステップS3へ戻る。順
行を行ったブロックが有るか否かを判別し(ステップS
21)、有る場合はステップS23へ、無い場合はステ
ップS22へ行く。順行を行ったブロックが無い、すな
わちリバース機能用メモリにデータが格納されていない
ので警報を発する(ステップS22)。
【0019】順行を行ったブロックが有る場合は、アラ
ーム状態で停止しているか否かを判別する(ステップS
23)。アラーム状態でない場合はステップS25へ行
き、アラーム状態の場合はステップS24へ行く。NC
装置内部のアラームフラグをリセットするキャンセル処
理を行い(ステップS24)、それにより警報を解除し
自動運転続行可能とし、次に、ステップS25へ行く。
リバース機能用メモリに格納された実行ブロック形式の
データに基づいて逆行する(ステップS25)。リバー
ススイッチがオンされているか否かを再度判別し(ステ
ップS26)、オンされている場合はステップS27へ
行き、オフされている場合はステップS3へ戻り再順行
動作を行う。
【0020】フィードホールドボタンが押されたか否か
を判別する(ステップS27)。押された場合はステッ
プS28へ行き、押されない場合はステップS29へ行
く。逆行を直ちに停止し、現在位置がブロックの途中の
場合は次のブロック以降、現在位置がブロックの始点の
場合はこのブロック以降の範囲の編集を許可するフラグ
を立て(ステップS28)、ステップS31へ行く。シ
ングルブロックスイッチがオンされたか否かを判別する
(ステップS29)。オンされた場合はステップS30
へ、オンされない場合はステップS25へ戻って逆行を
継続する。シングルブロックスイッチがオンされた時点
のブロックの始点まで逆行して停止し、そして、このブ
ロック以降の範囲の編集を許可するフラグを立て(ステ
ップS30)、ステップS31へ行く。
【0021】図7は逆行中にアラームを解消する動作の
フローチャートを示す図である。フィードホールドスイ
ッチオンであるか否かを判別する(ステップS27)。
シングルブロック停止スイッチオンであるか否かを判別
する(ステップS29)。フィードホールド処理を行う
(ステップS28)。または、シングルブロック停止処
理を行う(ステップS30)。次に、プログラム編集許
可処理を行う(ステップS31)。パラメータ変更許可
処理を行う(ステップS32)。オフセット変換許可処
理を行う(ステップS33)。これら3つの許可処理
は、プログラム編集を行うための前段階として必要な処
理である。
【0022】ステップS33終了後、プログラム編集操
作の有無を判断する(ステップS34)。ステップS3
4で有りの場合は、プログラム編集処理を行い(ステッ
プS35)、ステップS36へ行く。ステップS34で
無しの場合は、直接ステップS36へ行く。パラメータ
変更操作の有無を判断する(ステップS36)。ステッ
プS36で有りの場合は、パラメータ変更処理し(ステ
ップS37)、ステップS38へ行く。ステップS36
で無しの場合は、直接ステップS38へ行く。オフセッ
ト変更操作の有無を判別する(ステップS38)。ステ
ップS38で有りの場合は、オフセット変更処理し(ス
テップS39)、ステップS40へ行く。ステップS3
8で無しの場合は、直接ステップS40へ行く。サイク
ルスタート押しボタンが押されたか否かを判別し(ステ
ップS40)、押された場合はステップS20へ戻り、
押されていない場合はステップS34へ戻る。
【0023】注意すべきことは、NCプログラム実行時
にアラームとなった場合に、プログラムの編集処理(S
35)、パラメータ変更処理(S37)、オフセット変
更処理(S39)は同一テストモードで処理でき、従来
のように、エディットモードまたはMDIモードまたは
メモリモードにモード切換を行う必要がないということ
である。また、モーダルデータは保存されているのでN
Cプログラムの頭出しをする必要もなく順行逆行の再開
を停止した位置から行うことが可能である。
【0024】図8は、本発明を実施するための数値制御
装置(CNC)のハードウェアのブロック構成図であ
る。図8において、10は数値制御装置(CNC)であ
る。プロセッサー11はCNC10全体の制御の中心と
なるプロセッサーであり、バス21を介してROM12
に格納されたシステムプログラムを読み出し、このシス
テムプログラムに従って、CNC全体の制御を実行す
る。RAM13には、一時的な計算データ、表示データ
等が格納される。また、RAM13の一部はリバース機
能用メモリに相当し、実行ブロック形式のデータおよび
モーダルデータが格納される。RAM13にはDRAM
が使用される。CMOS14には工具補正量、ピッチ誤
差補正量、NCプログラムおよびパラメータ等が格納さ
れる。CMOS14は、図示されていないバッテリーで
バックアップされ、CNC10の電源がオフされても不
揮発性メモリとなっているので、それらのデータはその
まま保持される。
【0025】インターフェース15は外部機器用のイン
ターフェースであり、紙テープリーダ、紙テープパンチ
ャー、紙テープリーダ・パンチャー等の外部機器31が
接続される。紙テープリーダからは加工プログラムが読
み込まれ、また、CNC10内で編集されたNCプログ
ラムを紙テープパンチャーに出力することができる。
【0026】PMC(プログラマブル・マシン・コント
ローラ)16はCNC10に内蔵され、ラダー形式で作
成されたシーケンスプログラムで機械側を制御する。す
なわち、加工プログラムで指令された、M機能、S機
能、およびT機能に従って、これらをシーケンスプログ
ラムで機械側で必要な信号に変換し、I/Oユニット1
7から機械側に出力する。この出力信号は機械側のマグ
ネット等を駆動し、油圧バルブおよび電気アクチュエー
タ等を作動させる。また、機械側のリミットスイッチお
よび機械操作盤のスイッチ等の信号を受けて、必要な処
理をして、プロセッサー11に渡す。
【0027】グラフィック制御回路18は各軸の現在位
置、アラーム、パラメータ、画像データ等のデジタルデ
ータを画像信号に変換して出力する。この画像信号はC
RT/MDIユニット25の表示装置26に送られ、表
示装置26に表示される。インターフェース19はCR
T/MDIユニット25内のキーボード27からのデー
タを受けて、プロセッサー11に渡す。
【0028】インターフェース20は手動パルス発生器
32に接続され、手動パルス発生器32からのパルスを
受ける。手動パルス発生器32は機械操作盤に実装さ
れ、手動で機械稼働部を精密に移動させるのに使用され
る。
【0029】軸制御回路41〜44はプロッセサー11
からの各軸の移動指令を受けて、各軸の指令をサーボア
ンプ51〜54に出力する。サーボアンプ51〜54は
この移動指令を受けて、各軸のサーボモータ61〜64
を駆動する。サーボモータ61〜64には位置検出用の
パルスコーダが内蔵されており、このパルスコーダから
位置信号がパルス列としてフィードバックされる。場合
によっては、位置検出器として、リニアスケールが使用
される。また、このパルス列をF/V(周波数/速度)
変換することにより、速度信号を生成することができ
る。さらに、速度検出用にタコジェネレータが使用され
る場合もある。図8ではこれらの位置信号のフィードバ
ックラインおよび速度フィードバックは省略してある。
【0030】スピンドル制御回路71はスピンドル回転
指令およびスピンドルのオリエンテーション等の指令を
受けて、スピンドルアンプ72にスピンドル速度信号を
出力する。スピンドルアンプ72はこのスピンドル速度
信号を受けて、スピンドルモータ73を指令された回転
速度で回転させる。また、オリエンテーション指令によ
って、所定の位置にスピンドルを位置決めする。
【0031】スピンドルモータ73には歯車あるいはベ
ルトでポジションコーダ82が結合されている。従っ
て、ポジションコーダ82はスピンドル73に同期して
回転し、帰還パルスを出力し、その帰還パルスはインタ
ーフェース81を経由して、プロセッサー11によっ
て、読み取られる。この帰還パルスは他の軸をスピンド
ルモータ73に同期して移動させてネジ切り等の加工を
行うために使用される。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のテスト運
転制御方式によれば、テストモードでメモリに格納され
たNCプログラムの試運転を行っている際にアラームと
なった場合、同一テストモードで逆行運転済ブロックの
編集、そして/またはパラメータの変更、そして/また
はオフセット量の変更等の処理によりアラームの解除が
でき、アラーム解除後NCプログラムの試運転の続行が
できるので、操作が簡便であり、時間的に効率のよいN
Cプログラムの試運転が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本動作図である。
【図2】順行中にリバーススイッチオンとした場合の動
作説明図である。
【図3】逆行中にリバーススイッチオフとした場合の動
作説明図である。
【図4】順行中に編集を行う場合の手順を示す動説明図
である。
【図5】本発明の一実施例のテスト運転制御方式におけ
る順行中の動作フローを示す図である。
【図6】本発明の一実施例のテスト運転制御方式におけ
る逆行中の動作フローを示す図である。
【図7】本発明の一実施例のテスト運転制御方式におけ
る逆行中にアラームを解消する動作フローを示す図であ
る。
【図8】本発明のテスト運転制御方式を実施するための
数値制御装置のハードウェアのブロック構成図である。
【符号の説明】
1…NCプログラムの加工通路 1a,1b…編集後のNCプログラムの加工通路 N101〜N113…ブロック 10…NC装置 11…CPU 12…ROM 13…RAM 16…プログラマブル・マシン・コントローラ 25…CRT/MDIユニット 31…外部機器(紙テープリーダ等) 61〜64…サーボモータ 73…スピンドルモータ 82…ポジションコーダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村上 邦彦 山梨県南都留郡忍野村忍草字古馬場3580番 地 ファナック株式会社内 (72)発明者 佐野 雅文 山梨県南都留郡忍野村忍草字古馬場3580番 地 ファナック株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作成されたNCプログラムをテストモー
    ドでチェックするテスト運転制御方式において、該NC
    プログラム実行時にアラームとなった場合に逆行運転を
    行いその逆行運転と同時にNC内部のアラームフラグを
    解除するキャンセル処理を行う第1ステップと、逆行運
    転中断後該テストモードを変更することなしに逆行運転
    済ブロックの編集処理とパラメータの変更処理とオフセ
    ット量の変更等の処理の少なくとも1つの処理を行う第
    2ステップと、からなることを特徴とするテスト運転制
    御方式。
  2. 【請求項2】 作成されたNCプログラムをチェックす
    るテスト運転制御方式において、NCプログラム実行時
    にアラームとなった場合に逆行運転とした後に順行を行
    ったブロックが有る場合アラームが有るか否かを判別す
    るアラーム判別ステップと、 該アラーム判別ステップでアラーム有りと判別された場
    合NC内部のアラームフラグを解除するキャンセル処理
    ステップと、 該キャンセル処理ステップ後または該アラーム判別ステ
    ップでアラーム無しと判別された場合逆行処理し、フィ
    ードホールドまたはシングルブロック停止信号により、
    プログラム編集許可し、パラメータ変更許可し、オフセ
    ット変更許可する許可処理ステップと、 前記許可処理ステップ後にプログラム編集するか否かを
    判別する第1判別ステップと、 プログラム編集する場合はプログラム編集処理するプロ
    グラム編集ステップと、 パラメータ変更するか否かを判別する第2判別ステップ
    と、 パラメータ変更する場合はパラメータ変更処理するパラ
    メータ変更ステップと、 オフセット変更するか否かを判別する第3判別ステップ
    と、 オフセット変更する場合はオフセット変更処理するオフ
    セット変更ステップと、 アラーム解消後に再開させるサイクルスタート信号の有
    無を判別するサイクルスタート判別ステップと、を備え
    ることを特徴とするテスト運転制御方式。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008139966A (ja) * 2006-11-30 2008-06-19 Sodick Co Ltd Nc工作機械および同nc工作機械におけるファイルの保存方法
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