JPH05241427A - カラー画像形成装置 - Google Patents
カラー画像形成装置Info
- Publication number
- JPH05241427A JPH05241427A JP11380491A JP11380491A JPH05241427A JP H05241427 A JPH05241427 A JP H05241427A JP 11380491 A JP11380491 A JP 11380491A JP 11380491 A JP11380491 A JP 11380491A JP H05241427 A JPH05241427 A JP H05241427A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- toner
- charging
- voltage
- roller
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- Pending
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- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
- Color Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】像担持体とこれに近接配置されて選択的に作動
状態になる複数の現像器をそなえたカラー画像形成装置
において、カラートナーの混色を防止することを目的と
する。 【構成】像担持体表面を帯電させる帯電手段に接触タイ
プの帯電手段を用い、該帯電手段に印加する帯電バアイ
スとして、交流電圧にに直流電圧を重畳して印加すると
ともに、非画像領域では印加バイアスの直流分をカット
する。
状態になる複数の現像器をそなえたカラー画像形成装置
において、カラートナーの混色を防止することを目的と
する。 【構成】像担持体表面を帯電させる帯電手段に接触タイ
プの帯電手段を用い、該帯電手段に印加する帯電バアイ
スとして、交流電圧にに直流電圧を重畳して印加すると
ともに、非画像領域では印加バイアスの直流分をカット
する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、静電複写機、同プリ
ンタなど、静電転写プロセスを利用するカラー画像形成
装置に関するものである。
ンタなど、静電転写プロセスを利用するカラー画像形成
装置に関するものである。
【0002】
【従来技術と解決すべき課題】非磁性1成分トナーを用
い、反転現像によるカブリの少ない現像方式を利用した
カラー画像形成装置が既にひろく実用されている。
い、反転現像によるカブリの少ない現像方式を利用した
カラー画像形成装置が既にひろく実用されている。
【0002】「図5」はこのような画像形成措置の一例
を示すものであって、この構成作用について略述する。
を示すものであって、この構成作用について略述する。
【0003】紙面に垂直方向に軸線を有し、図示矢印方
向に回転走行する像担持体3の表面が帯電器4によって
一様に帯電され、これに第1色目の黒色の画像情報に基
づいた画像露光Lが照射されて静電潜像が形成される。
この潜像が現像部位に到達するまでに、それぞれ黒、イ
エロー、マゼンタ、シアン色のトナーを収納した4個現
像器10BK、10Y、10M、10Cのうち、現像器
10BKが像担持体に近接する作動状態になり、現像ロ
ーラ11BKによって黒色トナーを前記潜像に供給して
黒色画像が形成される。
向に回転走行する像担持体3の表面が帯電器4によって
一様に帯電され、これに第1色目の黒色の画像情報に基
づいた画像露光Lが照射されて静電潜像が形成される。
この潜像が現像部位に到達するまでに、それぞれ黒、イ
エロー、マゼンタ、シアン色のトナーを収納した4個現
像器10BK、10Y、10M、10Cのうち、現像器
10BKが像担持体に近接する作動状態になり、現像ロ
ーラ11BKによって黒色トナーを前記潜像に供給して
黒色画像が形成される。
【0004】ついで、像担持体3が再び帯電器4を通過
し、イエローの画像情報による画像露光Lを受けて現像
部位に達すると、このときイエロートナーを収納した現
像器10Yが作動状態となってイエロー画像が形成され
る。
し、イエローの画像情報による画像露光Lを受けて現像
部位に達すると、このときイエロートナーを収納した現
像器10Yが作動状態となってイエロー画像が形成され
る。
【0005】同様にして、像担持体3表面にマゼンタト
ナー、シアントナーによってそれぞれの色の画像が形成
されて、像担持体表面には各色が重畳してカラー画像が
形成されて、これが像担持体3と転写帯電器20とが対
向する転写部位に到来すると、これにタイミングを合わ
せて、紙などの転写材Pが該転写部位に供給され、これ
とともに転写バイアスが印加されて像担持体側のトナー
画像は転写材Pに転移する。
ナー、シアントナーによってそれぞれの色の画像が形成
されて、像担持体表面には各色が重畳してカラー画像が
形成されて、これが像担持体3と転写帯電器20とが対
向する転写部位に到来すると、これにタイミングを合わ
せて、紙などの転写材Pが該転写部位に供給され、これ
とともに転写バイアスが印加されて像担持体側のトナー
画像は転写材Pに転移する。
【0006】トナー画像を担持する転写材は像担持体か
ら分離して定着装置19に至ってトナー像が定着されて
機外に排出されるとともに、転写時に転写材に転移しな
かった残留トナーはクリーナ12によって除去されて、
像担持体は次の画像形成工程に入り得る状態となる。
ら分離して定着装置19に至ってトナー像が定着されて
機外に排出されるとともに、転写時に転写材に転移しな
かった残留トナーはクリーナ12によって除去されて、
像担持体は次の画像形成工程に入り得る状態となる。
【0007】このようなカラー画像形成装置にあって
は、鮮明な画像を得るためには、各色のトナーによる混
色を阻止することが必要であり、このための手段として
は、たとえば、特開昭55ー137546号公報に開示
されているように、非現像時にトナーが像担持体へ飛翔
しないように現像ローラに印加するバイアス電圧を現像
時とは異なるように切り替えることが提案されている。
は、鮮明な画像を得るためには、各色のトナーによる混
色を阻止することが必要であり、このための手段として
は、たとえば、特開昭55ー137546号公報に開示
されているように、非現像時にトナーが像担持体へ飛翔
しないように現像ローラに印加するバイアス電圧を現像
時とは異なるように切り替えることが提案されている。
【0008】しかしとながら、非現像時に像担持体、現
像ローラの駆動を停止して直流電界のみでトナーを現像
ローラにとどめておくことは困難で、像担持体側のトナ
ーと現像ローラ側のトナーとが接触したり、電界のバラ
ンスが崩れて像担持体側のトナー像を乱したりして混色
が生じやすく、長期にわたって安定した画像を得ること
は難しかった。
像ローラの駆動を停止して直流電界のみでトナーを現像
ローラにとどめておくことは困難で、像担持体側のトナ
ーと現像ローラ側のトナーとが接触したり、電界のバラ
ンスが崩れて像担持体側のトナー像を乱したりして混色
が生じやすく、長期にわたって安定した画像を得ること
は難しかった。
【0009】このような問題を解決するため、非現像時
には、その現像器を像担持体から離隔し、必要な時点で
のみ、像担持体に近接するような提案もなされている
が、このように現像器をその都度動かすと、その機械的
な衝撃によってトナーがこぼれ落ちて装置内各部を汚染
したり、他色のトナーと混ざって画像の混濁を生ずるな
どの問題があった。
には、その現像器を像担持体から離隔し、必要な時点で
のみ、像担持体に近接するような提案もなされている
が、このように現像器をその都度動かすと、その機械的
な衝撃によってトナーがこぼれ落ちて装置内各部を汚染
したり、他色のトナーと混ざって画像の混濁を生ずるな
どの問題があった。
【0010】さらに、この場合の対策として、たとえ
ば、特開昭55ー138762号公報にみるうに非現像
時には現像ローラの回転を停止し、その表面のトナーを
像担持体側に飛翔させてトナーの混在を防止するような
ものも提案されて一定の効果をあげている。
ば、特開昭55ー138762号公報にみるうに非現像
時には現像ローラの回転を停止し、その表面のトナーを
像担持体側に飛翔させてトナーの混在を防止するような
ものも提案されて一定の効果をあげている。
【0011】しかしながら前述の公知手段において反転
現像を行なう場合、像担持体の非画像領域の一部の表面
電位をほぼ0Vにするか、現像バイアスを現像ローラ側
から像担持体側へトナーが飛翔するような電位を与える
必要がある。
現像を行なう場合、像担持体の非画像領域の一部の表面
電位をほぼ0Vにするか、現像バイアスを現像ローラ側
から像担持体側へトナーが飛翔するような電位を与える
必要がある。
【0012】上記前者の場合には帯電装置をオフする
か、画像形成用の発光素子たるレーザダイオード、LE
Dなどを常時発光させておくことになる。
か、画像形成用の発光素子たるレーザダイオード、LE
Dなどを常時発光させておくことになる。
【0013】ところが、帯電装置をオフすると、通常帯
電手段として利用されているコロナ放電器では、その像
担持体に対向する開口部の巾が15〜40mm程度あり、
さらにコロナ放電の立ち上がり立ち下がりを考慮する
と、非画像領域を大きくとる必要があり、それだけ像担
持体の周長を十分にとることを要する。
電手段として利用されているコロナ放電器では、その像
担持体に対向する開口部の巾が15〜40mm程度あり、
さらにコロナ放電の立ち上がり立ち下がりを考慮する
と、非画像領域を大きくとる必要があり、それだけ像担
持体の周長を十分にとることを要する。
【0014】また、前記のように発光素子を制御する
と、非画像領域の巾を自由に設定できるが、レーザダイ
オード、LEDなどの素子の寿命を縮めることになって
メンテナンス上の問題が生ずるので好ましくない。
と、非画像領域の巾を自由に設定できるが、レーザダイ
オード、LEDなどの素子の寿命を縮めることになって
メンテナンス上の問題が生ずるので好ましくない。
【0015】さらに、前述の現像ローラ側から像担持体
側へトナーを飛翔させる仕方は、このために現像ローラ
に像担持体の表面電位の2倍以上の電位を与える必要が
あるため、そのための装置の大型、複雑化、絶縁保持の
ための手段などが必要となりこれまた好ましくない。
側へトナーを飛翔させる仕方は、このために現像ローラ
に像担持体の表面電位の2倍以上の電位を与える必要が
あるため、そのための装置の大型、複雑化、絶縁保持の
ための手段などが必要となりこれまた好ましくない。
【0016】本発明はこのような事態に対処すべくなさ
れたものであって、帯電手段として接触帯電手段を用
い、バイアス電圧には直流に交流を重畳したものを印加
するとともに、直流成分を制御することによって前述の
ような問題を生起することなく、常時安定して良好な現
像を行ない得るようなカラー画像形成装置を提供するこ
とを目的とするものである。
れたものであって、帯電手段として接触帯電手段を用
い、バイアス電圧には直流に交流を重畳したものを印加
するとともに、直流成分を制御することによって前述の
ような問題を生起することなく、常時安定して良好な現
像を行ない得るようなカラー画像形成装置を提供するこ
とを目的とするものである。
【0017】
【課題を解決する技術手段、その作用】上記の目的を達
成するため、本発明は、像担持体と、これに当接する帯
電手段と、選択的に作動する複数個の現像器ををそな
え、該帯電手段によって像担持体表面を一様に帯電させ
る工程を含むカラー画像形成装置において、帯電バイア
スとして直流電圧に交流電圧を重畳印加するとともに、
非画像領域において前記直流電圧をカットするように構
成したことを特徴とするものである。
成するため、本発明は、像担持体と、これに当接する帯
電手段と、選択的に作動する複数個の現像器ををそな
え、該帯電手段によって像担持体表面を一様に帯電させ
る工程を含むカラー画像形成装置において、帯電バイア
スとして直流電圧に交流電圧を重畳印加するとともに、
非画像領域において前記直流電圧をカットするように構
成したことを特徴とするものである。
【0018】このように構成することによって、極めて
簡単な構成によって、カラー画像における混色を確実に
防止し、鮮明な画像を得ることができる。
簡単な構成によって、カラー画像における混色を確実に
防止し、鮮明な画像を得ることができる。
【0019】
【実施例の説明】「図1」本発明の実施態様を示す画像
形成装置の概略側面図であって、前記「図4」の装置と
対応する部分には同一の符号を付して示してある。
形成装置の概略側面図であって、前記「図4」の装置と
対応する部分には同一の符号を付して示してある。
【0020】図示の装置にあっては、像担持体3は直径
50mmのアルミシリンダ1にOPC半導体からなる感光
層2を形成してなり、周速50mm/sec で回転走行する
ものとする。
50mmのアルミシリンダ1にOPC半導体からなる感光
層2を形成してなり、周速50mm/sec で回転走行する
ものとする。
【0021】図示の装置では、像担持体3に転写ドラム
16が当接してこれと同期回転する様に配設されおり、
該転写ドラム16は、直径116mmの金属シリンダ14
に厚み2mmで、樹脂にカーボンを分散させて体積抵抗を
107 〜1013Ωcm程度に調整した誘電体シートを巻回
して構成され、外部電源17によって電圧が印加され
る。
16が当接してこれと同期回転する様に配設されおり、
該転写ドラム16は、直径116mmの金属シリンダ14
に厚み2mmで、樹脂にカーボンを分散させて体積抵抗を
107 〜1013Ωcm程度に調整した誘電体シートを巻回
して構成され、外部電源17によって電圧が印加され
る。
【0022】像担持体3には電源45によって、直流に
交流を重畳した帯電バイアスが印加される帯電ローラ
4’が当接しており(これについては後述する)、これ
によって像担持体感光層2は、−600V程度に均一に
帯電され、この帯電面に画像変調されたイエロー画像信
号Lが照射されて当該部分が−60V程度に減衰して静
電潜像が形成される。
交流を重畳した帯電バイアスが印加される帯電ローラ
4’が当接しており(これについては後述する)、これ
によって像担持体感光層2は、−600V程度に均一に
帯電され、この帯電面に画像変調されたイエロー画像信
号Lが照射されて当該部分が−60V程度に減衰して静
電潜像が形成される。
【0023】像担持体3が回転走行して、前記潜像がイ
エロー現像器10Yの位置にくると該現像器の現像ロー
ラ11Yを回転作動させるとともに、これに感光層2と
同極性でほぼ同電位、たとえば−500V、の現像バイ
アスが印加され、イエロートナーが前記潜像部分に付着
して反転現像が行なわれる。現像バイアスは−500V
の直流電圧にピーク間電圧数千Vの交流電圧を重畳して
印加してもよい。
エロー現像器10Yの位置にくると該現像器の現像ロー
ラ11Yを回転作動させるとともに、これに感光層2と
同極性でほぼ同電位、たとえば−500V、の現像バイ
アスが印加され、イエロートナーが前記潜像部分に付着
して反転現像が行なわれる。現像バイアスは−500V
の直流電圧にピーク間電圧数千Vの交流電圧を重畳して
印加してもよい。
【0024】イエロー画像の形成が終了するとともに現
像ローラ11Yは停止し、帯電ローラ4’への直流成分
を像担持体3の表面電位をほぼ0Vとすることによっ
て、現像ローラ側のトナーは像担持体側に飛翔して現像
ローラ11Yにはトナーは残留しない。
像ローラ11Yは停止し、帯電ローラ4’への直流成分
を像担持体3の表面電位をほぼ0Vとすることによっ
て、現像ローラ側のトナーは像担持体側に飛翔して現像
ローラ11Yにはトナーは残留しない。
【0025】イエロートナーによる画像が、像担持体3
の回転によって、像担持体と転写ドラム16が当接する
転写部位に到来すると、この時までにカセット21から
給紙ローラ13によって取り出された転写材Pが転写ド
ラム16に供給され、グリッパによって把持されあるい
は静電吸着作用によって転写ドラムに巻回されて前記転
写部位に到来する。
の回転によって、像担持体と転写ドラム16が当接する
転写部位に到来すると、この時までにカセット21から
給紙ローラ13によって取り出された転写材Pが転写ド
ラム16に供給され、グリッパによって把持されあるい
は静電吸着作用によって転写ドラムに巻回されて前記転
写部位に到来する。
【0026】これとともに、転写ドラム16には電源1
7からトナーとは逆極性、この場合+1〜5KVの転写
バイアスを印加して、巾210mm、秤量80g/m2 の
転写紙の場合、1〜1.5μAの転写電流を得、よって
形成される電界の作用によって像担持体側のトナー像を
転写材に転移させる。
7からトナーとは逆極性、この場合+1〜5KVの転写
バイアスを印加して、巾210mm、秤量80g/m2 の
転写紙の場合、1〜1.5μAの転写電流を得、よって
形成される電界の作用によって像担持体側のトナー像を
転写材に転移させる。
【0027】転写のさい、転写材に転移せず像担持体3
に残る残留トナーはクリーナ12によって除去され、像
担持体3は再度画像形成可能の状態となって帯電ローラ
4’の位置に至る。以後、上記と同様に現像器10M、
10C、10BKによってマゼンタ、シアンおよび黒色
画像が、前述のイエロー画像に重畳してカラー画像が形
成されたのち、転写材Pは転写ドラム16から分離され
て定着部位19にいたって該カラー画像が転写材に定着
固定されて排紙トレイ20に排出される。
に残る残留トナーはクリーナ12によって除去され、像
担持体3は再度画像形成可能の状態となって帯電ローラ
4’の位置に至る。以後、上記と同様に現像器10M、
10C、10BKによってマゼンタ、シアンおよび黒色
画像が、前述のイエロー画像に重畳してカラー画像が形
成されたのち、転写材Pは転写ドラム16から分離され
て定着部位19にいたって該カラー画像が転写材に定着
固定されて排紙トレイ20に排出される。
【0028】「図2」は上記現像時の、帯電ローラ4’
へのバイアス印加のタイミングを示すもので、図示c、
d、e、fはそれぞれ前記現像ローラ11Y、同11
C、同11M、11BKの駆動領域、aは帯電ローラ
4’への直流バイアス印加の、またbは交流バイアス印
加のタイミングである。
へのバイアス印加のタイミングを示すもので、図示c、
d、e、fはそれぞれ前記現像ローラ11Y、同11
C、同11M、11BKの駆動領域、aは帯電ローラ
4’への直流バイアス印加の、またbは交流バイアス印
加のタイミングである。
【0029】また、図示tY 、tC 、tM 、tBKは帯電
ローラ4’への直流バイアスの印加を停止してから像担
持体3の非画像領域先端が各現像ローラに到達して現像
ローラが停止するまでの時間を示している。
ローラ4’への直流バイアスの印加を停止してから像担
持体3の非画像領域先端が各現像ローラに到達して現像
ローラが停止するまでの時間を示している。
【0030】つぎに、帯電ローラ4’について説明する
と、「図2」は該ローラの側断面図であって、金属製の
軸41に導電性樹脂層42、高抵抗層43、保護層44
が形成されている。これら構成、作用は、特開昭63ー
149669号公報、特開平1ー267667号公報あ
るいはJapan Hard Copy ’90論文集、37〜40頁に
詳述されている。
と、「図2」は該ローラの側断面図であって、金属製の
軸41に導電性樹脂層42、高抵抗層43、保護層44
が形成されている。これら構成、作用は、特開昭63ー
149669号公報、特開平1ー267667号公報あ
るいはJapan Hard Copy ’90論文集、37〜40頁に
詳述されている。
【0031】電源45によって、周波数1000Hz、
ピーク間電圧Vppが1500Vの交流に、−620V
の直流電圧を重畳して、前記「図2」のチャートに符号
aで示すタイミングで印加することによって、各現像ロ
ーラ11Y、11C、11Mおよび11BKが不作動の
時には、これらのトナーが像担持体側に飛ばされて各ロ
ーラには担持されていないので混色のない鮮明な画像を
得ることができる。
ピーク間電圧Vppが1500Vの交流に、−620V
の直流電圧を重畳して、前記「図2」のチャートに符号
aで示すタイミングで印加することによって、各現像ロ
ーラ11Y、11C、11Mおよび11BKが不作動の
時には、これらのトナーが像担持体側に飛ばされて各ロ
ーラには担持されていないので混色のない鮮明な画像を
得ることができる。
【0032】また、各現像ローラが停止後、像担持体に
トナーを多く飛翔させたくない時には、前記直流電圧は
0Vとせず−200〜−300Vとしてもよいし、又は
現像バイアスを、トナーが多く飛翔しないように−30
0〜−200Vに変化させてもよい。
トナーを多く飛翔させたくない時には、前記直流電圧は
0Vとせず−200〜−300Vとしてもよいし、又は
現像バイアスを、トナーが多く飛翔しないように−30
0〜−200Vに変化させてもよい。
【0033】上記以外の仕方として、像担持体の表面電
位が0Vの時にAPC(Auto PowerControl)を行なっ
てもよい。
位が0Vの時にAPC(Auto PowerControl)を行なっ
てもよい。
【0034】「図5」は帯電手段の他の実施態様を示す
もので、図のように、帯電手段として像担持体に当接す
るブレード状の帯電ブレード4”を利用することも可能
である。帯電ブレード4”は、導電性薄板41の表面
に、導電性樹脂層42、高抵抗層43および保護層44
を被覆形成してあり、これに電源45によって直流に交
流を重畳した帯電バイアスを印加するとともに、所定の
タイミングで直流成分をカットするものとする。このよ
うなものが、前記帯電ローラの場合と同様の作用を奏し
得ることは容易に理解できるところであろう。
もので、図のように、帯電手段として像担持体に当接す
るブレード状の帯電ブレード4”を利用することも可能
である。帯電ブレード4”は、導電性薄板41の表面
に、導電性樹脂層42、高抵抗層43および保護層44
を被覆形成してあり、これに電源45によって直流に交
流を重畳した帯電バイアスを印加するとともに、所定の
タイミングで直流成分をカットするものとする。このよ
うなものが、前記帯電ローラの場合と同様の作用を奏し
得ることは容易に理解できるところであろう。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によるとき
は、像担持体に接触して像担持体表面感光層を一様に帯
電させるカラー画像形成装置の帯電手段において、帯電
バイアスとして直流電圧に交流電圧を重畳仕手印加し、
非画像領域においてその直流成分をほぼ0Vにするとい
う簡単な手段によって、混色を確実に阻止して鮮明な画
像を得ることが可能となり、帯電部材には常時交流電圧
が印加されているので、帯電面を均一に帯電するのにも
有効である。
は、像担持体に接触して像担持体表面感光層を一様に帯
電させるカラー画像形成装置の帯電手段において、帯電
バイアスとして直流電圧に交流電圧を重畳仕手印加し、
非画像領域においてその直流成分をほぼ0Vにするとい
う簡単な手段によって、混色を確実に阻止して鮮明な画
像を得ることが可能となり、帯電部材には常時交流電圧
が印加されているので、帯電面を均一に帯電するのにも
有効である。
【図1】本発明の実施態様を示す画像形成装置の概略側
面図
面図
【図2】同上帯電ローラの印加時と各現像ローラの作動
の時間的関係を示すタイミングチャート
の時間的関係を示すタイミングチャート
【図3】同上帯電ローラの構成を示す側断面図
【図4】帯電手段のたの実施態様を示す側断面図
【図5】公知のカラー画像形成装置の作動を示す概略側
面図
面図
3 像担持体 4、4’ 帯電ローラ 10Y、10C、10M、10BK 現像器 11Y、11C、11M、11BK 現像ローラ 12 クリーナ 16 転写ドラム 17、45 電源 19 定着部位
Claims (3)
- 【請求項1】像担持体と、これに当接する帯電手段と、
選択的に作動する複数個の現像器ををそなえ、該帯電手
段によって像担持体表面を一様に帯電させる工程を含む
カラー画像形成装置において、帯電バイアスとして直流
電圧に交流電圧を重畳印加するとともに、非画像領域に
おいて前記直流電圧をカット又は変化するカラー画像形
成装置。 - 【請求項2】帯電手段が帯電ローラである特許請求の範
囲第1項記載のカラー画像形成装置。 - 【請求項3】帯電手段が帯電ブレードである特許請求の
範囲第1項記載のカラー画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11380491A JPH05241427A (ja) | 1991-04-19 | 1991-04-19 | カラー画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11380491A JPH05241427A (ja) | 1991-04-19 | 1991-04-19 | カラー画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05241427A true JPH05241427A (ja) | 1993-09-21 |
Family
ID=14621488
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11380491A Pending JPH05241427A (ja) | 1991-04-19 | 1991-04-19 | カラー画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05241427A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6950620B2 (en) * | 2001-09-04 | 2005-09-27 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus with settable peak to peak voltages applied to image bearing member |
-
1991
- 1991-04-19 JP JP11380491A patent/JPH05241427A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6950620B2 (en) * | 2001-09-04 | 2005-09-27 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus with settable peak to peak voltages applied to image bearing member |
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