JPH05241274A - 写真印画紙用支持体の製造方法 - Google Patents

写真印画紙用支持体の製造方法

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JPH05241274A
JPH05241274A JP4358792A JP4358792A JPH05241274A JP H05241274 A JPH05241274 A JP H05241274A JP 4358792 A JP4358792 A JP 4358792A JP 4358792 A JP4358792 A JP 4358792A JP H05241274 A JPH05241274 A JP H05241274A
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JP
Japan
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resin
layer
paper
polyolefin
substrate
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JP4358792A
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English (en)
Inventor
Kazuhiko Nakajima
和彦 中島
Hiroshi Uehara
廣 上原
Kazuki Nakajima
一樹 中島
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Mitsubishi Paper Mills Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Paper Mills Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】良好な接着によりカッティング性とエッジ汚れ
防止性を有し、更に、優れた樹脂被覆面の面質を有する
写真印画紙用支持体の製造方法を提供するものである。 【構成】原紙基体に溶融樹脂を押出塗布する際のフィル
ム状樹脂組成物を多層化し、更に、原紙基体面側の層の
温度を冷却ロール側の層よりも高くして加工する方法で
ある。 【効果】原紙基体とポリオレフィン樹脂とが接着するこ
とにより、カッティング性やエッジ汚れ防止性が向上す
るとともに、冷却ロールとの剥離性が良化して、剥離筋
を発生させることなく高速加工が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シート状基体の両面側
に耐水性樹脂被覆層を有する写真印画紙用支持体の製造
方法に関するものである。更に詳しく述べるならば、本
発明は、シート状基体と耐水性樹脂被覆層とを含み、前
記シート状基体と樹脂被覆層との接着性が優れており、
かつ、良好なカッティング性とエッジ汚れ防止性を有
し、更に、優れた樹脂被覆面の面質を有する写真印画紙
用支持体の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】写真印画紙用支持体は、近年、従来使用
されていたバライタ紙に代わって、紙基体と、その両面
上に形成された耐水性樹脂被覆層とを含み、現像処理に
おける耐水性および寸法安定性が高く、かつ、物理的強
度の優れた複合支持体が広く使用されるようになり、こ
のような耐水性支持体の使用により、写真現像処理の効
率が著しく向上した。耐水性樹脂被覆層を有する写真印
画紙用支持体は、一般に、純度の高い高白色度のパルプ
を用い、かつ、サイズのよく効いた紙基体の表面(乳剤
塗布面)に二酸化チタン等の白色顔料を含有するポリオ
レフィン系樹脂組成物を、また、その裏面には、ポリオ
レフィン系樹脂を溶融押出塗布法により被覆したもので
あって、必要に応じ、更に樹脂層を表面活性化した後、
裏面側に帯電防止並びに印字性を向上させる為のバック
塗工層が設けられている。
【0003】耐水性樹脂としては、ポリエチレンなどの
ポリオレフィン樹脂が用いられている。しかしながら、
ポリオレフィンは、無極性高分子であって、紙基体に対
する接着性は必ずしも十分ではなく、素材あるいは製造
方法の如何によっては、紙基体とポリオレフィンとの接
着性が不十分な被覆紙となる事があり、これを印画紙用
支持体として使用した場合には、次に述べるような実用
上の問題点が発生する。即ち、紙基体とポリオレフィン
との接着性の不十分な被覆紙を耐水性印画紙用支持体と
して使用した場合、印画紙の端部(切口)において、摩
擦等によりポリオレフィン層が紙基体から剥離して、こ
のため印画紙としての外観を損ない、特に現像処理中の
湿濁状態で端部の剥離が生じた場合は剥離部分におい
て、現像処理液が吸収され、エッジ汚れを起こす。
【0004】また、現像処理が終了した耐水性印画紙を
専用の刃物によって所定の大きさに切断する際に、紙基
体とポリオレフィンとの接着が不十分の場合には、その
切口にひげ状のポリオレフィン延伸部分が発生すること
が多く、このため、切口の外観不良となり、著しい場合
には、延伸されたポリオレフィンが完全には切断されな
い事もある。従って、ポリオレフィン被覆紙を印画紙用
支持体として使用するにあたっては、紙基体とポリオレ
フィンとの接着が十分である事が極めて重要な要件とな
る。
【0005】紙基体とポリオレフィンとの接着性を良好
とするための最も簡易な方法は、押出コーティングの際
の樹脂温度を、320℃乃至それ以上の高温にする事で
あるが、ポリオレフィン樹脂被覆紙は、スリットダイか
らフィルム状に押出されたポリオレフィン樹脂組成物
を、紙または合成紙基体上に加圧ロールと冷却ロールの
間で圧着し、冷却後、冷却ロールから剥されるという一
連の過程で製造される為、樹脂温度を上げる製造方法に
於いては、製造速度が速くなると冷却ロールによるポリ
オレフィン樹脂の冷却が不十分となり、冷却ロールから
ポリオレフィン樹脂被覆紙を剥す過程で、冷却ロールに
ポリオレフィン樹脂が粘着したり、ポリオレフィン樹脂
被覆紙の面に、幅方向の筋(以下、単に剥離筋と呼ぶ)
が発生し、相矛盾する問題点が生じる。この為、製造さ
れたポリオレフィン樹脂被覆紙の面質は著しく損なわ
れ、優れた面質を要求する写真用支持体としては、全く
不適等で商品価値のないものになる。また、被覆ポリオ
レフィンの厚みを増す事によっても紙基体とポリオレフ
ィンとの接着性を向上させる事が可能であるが、この方
法によれば、印画紙のカールバランスが変化し、品質的
な観点から採用が困難である。
【0006】一般に、写真用紙基体はクラフト紙等と異
なり、表面が平滑であるために、上述のいずれの方法あ
るいは、紙基体面に対するコロナ放電等の活性化処理に
よっても、著しい接着強度の向上は見られないのが普通
である。この様な紙基体とポリエチレン樹脂被覆層との
接着性を向上させる方法としてコーティングの直前に紙
基体を加熱しておく方法(特開昭57−102622号
公報)、紙基体のサイズ剤として特定のアルキルコハク
酸サイズ剤を選択する事により接着性を向上させる方
法。(特開昭51−21074号公報)、紙基体にポリ
オレフィンとの接着性を向上させるためのアンダーコー
ト層を設ける方法(特告昭51−25337号公報、特
告昭59−12167号公報他)、ポリオレフィン樹脂
の組成を工夫して接着性を向上させる方法(特告昭52
−26258号公報、特開昭60−150049号公
報)、ポリオレフィン中に含まれる二酸化チタンを多価
アルコールにより処理して樹脂層の接着性を向上させる
方法(特開昭58−58542号公報)等の、多くの方
法が提案されている。しかし、これらの既知の方法は、
いづれもいまだ十分に満足できるものではない。
【0007】
【発明が解決しようとする問題点】本発明は、耐水性写
真印画紙用支持体における紙基体と、ポリオレフィン樹
脂被覆層との接着性を向上させ、それによって、印画紙
現像の際に発生するエッジ汚れや、カッティングの際に
発生する切断面不良、また、高速製造時に発生する剥離
スジ等の問題点を同時に解決する写真印画紙用支持体の
製造方法を提供しようとするものである。
【0008】
【問題を解決するための手段】本発明の写真印画紙用支
持体の製造方法は、紙よりなる基体の両面に形成された
ポリエチレン樹脂被覆層が、少なくとも2層の互に積層
された部分層からなり、これら部分層のうち溶融押出塗
布時、スリットダイからフィルム状に溶融押出されたポ
リエチレン樹脂の、冷却ロールに接触する側の最外層
(以下、単に最上部分層と呼ぶ)と、紙基体に接触する
側の最外層(以下、単に最下部分層と呼ぶ)において、
溶融押出塗布時の最下部分層の樹脂温度が、最上部分層
の樹脂温度より高く、且つ、最下部分層が10μm以上
であることを特徴とするものである。
【0009】本発明の支持体において、紙基体上に形成
される樹脂被覆層は、少なくとも2層の互に積層された
部分層からなる多層構造を有し、溶融押出塗布時、最上
部分層の樹脂温度を最下部分層より低い条件で形成す
る。この様な多層構造の被覆層を溶融押出法により形成
するとき、最上部分層は樹脂温度が比較的低いため冷却
ロールとの剥離性が良好となり、剥離筋の発生が皆無、
又は少なくなる。このことは塗布速度が速くなるにつれ
て顕著な効果となって現れる。また、最下部分層は樹脂
温度が比較的高いため、紙基体との接着性が良好とな
る。更に、各部分層の構造を詳述する。最上部分層と最
下部分層の層厚みは、各々、10μm以上が好ましく、
より好ましくは、15μm以上である。最上部分層、最
下部分層の層厚みが10μm未満になると冷却ロールと
の剥離性、紙基体との接着性が悪化する。最上部分層の
樹脂温度は塗布速度や冷却ロールの能力にもよるが29
0℃以下が好ましく290℃以上になると剥離筋が発生
し易くなる。また、最下部分層の樹脂温度は310℃以
上が好ましい。本発明の支持体の製造に用いる溶融押出
機は、一般に用いられる2台以上の押出機と2層以上の
コエキストルージョンダイ、フィードブロック、アダプ
ターからなるものである。
【0010】本発明におけるポリオレフィン樹脂組成物
中には、二酸化チタン、酸化亜鉛、タルク、炭酸カルシ
ウムなどの白色顔料、ステアリン酸アミド、アラキジン
酸アミド等の脂肪酸アミド、群青、ベンガラなどの有色
顔料、蛍光増白剤などを加えても良いし、通常市販され
ている酸化防止剤であって、写真用樹脂組成物に適用し
た場合に障害のないものであればフェノール系、フォス
ファイト系の酸化防止剤を加えても良い。本発明におけ
る、ポリオレフィン樹脂被覆紙は、通常走行する紙基体
上にポリオレフィン樹脂組成物をスリットダイからフィ
ルム状に溶融押出塗布して製造されるが、その際、樹脂
組成物を紙基体に塗布する前に、予め紙基体にコロナ放
電処理、フレーム処理などの活性化処理を施すのが好ま
しい。また、二酸化チタンを含む樹脂表面(乳剤塗布
面)は、その用途に応じて光沢面、マット面、絹目面な
どを有し、裏面は通常無光沢面であり、表面あるいは必
要に応じて表裏両面にもコロナ放電処理、フレーム処理
等の活性化処理を施すことができる。
【0011】本発明の実施に用いられる紙基体には、針
葉樹パルプ、広葉樹パルプ、針葉樹広葉樹混合パルプの
木材パルプを主成分とする天然パルプ紙が有利に用いら
れている。また、紙基体の厚みに関しては特に制限はな
いが、表面の平滑性のよい基体が好ましく、その坪量は
50g/m2〜250g/m2が好ましい。本発明の実施
に有利に用いられる天然パルプを主成分とする基体に
は、各種の高分子化合添加剤を含有せしめることができ
る。例えば、乾燥紙力強度剤としてカチオン化澱粉、カ
チオン化ポリアクリルアミド、アニオン化ポリアクリル
アミド、カルボキシ変性ポリビニルアルコール、ゼラチ
ンなど、サイズ剤として、脂肪酸塩、ロジン誘導体、ジ
アルキルケテンダイマー乳化物、石油樹脂エマルジョ
ン、スチレン−無水マレイン酸共重合体アルキルエステ
ルのアンモニウム塩など、顔料としてクレー、カオリ
ン、炭酸カルシウム、塩化カルシウム、硫酸バリウム、
二酸化チタンなど、湿潤紙力強度剤として、メラミン樹
脂、エポキシ化ポリアミド樹脂など、定着剤として、硫
酸アルミニウム、塩化アルミニウムなどの多価金属塩、
カチオン化澱粉などのカチオン性ポリマーなど、pH調
節剤として、苛性ソーダ、炭酸ソーダ、塩酸など、無機
電解質として、食塩など、そのほか染料、蛍光増白剤、
ラテックスなどを適宜組み合わせて含有せしめることが
出来る。
【0012】本発明に係わる写真用支持体には各種のハ
ロゲン化銀写真乳剤層を設けることができる。例えば、
塩化銀、臭化銀、塩臭化銀、よう臭化銀を設けることが
できる。また、ハロゲン化銀写真乳剤層にカラーカプラ
ーを含有せしめて、多層ハロゲン化銀写真構成層を設け
ることができる。それらのハロゲン化銀乳剤層の結合剤
としては、通常のゼラチンの他に、ポリビニルピロリド
ン、ポリビニルアルコール、多糖類の硫酸エステル化合
物などの親水性高分子物質を用いることができる。ま
た、上記のハロゲン化銀乳剤層には各種の添加剤を含有
せしめることができる。例えば、増感色素として、シア
ニン色素、メロシアニン色素など、化学増感剤として水
溶性金化合物、イオウ化合物など、カブリ防止剤もしく
は安定剤として、ヒドロキシ−トリアゾロピリミジン化
合物、メルカプト−複素環化合物など、硬膜剤として、
ホルマリン、ビニルスルフォン化合物、アジリジン化合
物など、塗布助剤として、ベンゼンスルフォン酸塩、ス
ルフオコハク酸エステル塩など、汚染防止剤として、ジ
アルキルハイドロキノン化合物など、紫外線吸収剤とし
て、ベンゼントリアゾール化合物など、そのほか蛍光増
白剤、鮮鋭度向上色素、帯電防止剤、更にハロゲン化銀
の生成・分散時に水溶性イリジウム、ロジウム化合物な
どを適宜組み合わせて含有せしめることができる。
【0013】
【実施例】以下実施例により本発明を詳細に説明する
が、本発明の範囲は下記の実施例に限定されるものでは
ない。 実施例1〜6および比較例1〜12 各実施例および比較例において、リファイナーによりカ
ナダスタンダードフリーネス(JIS P−8121−
76)250mlまで叩解した針葉樹晒亜硫酸塩法パル
プ(NBSP)20%と、280mlまで叩解した広葉
樹晒亜硫酸塩パルプ(LBKP)80%とを混合して製
紙原料とした。抄紙用添加剤は、対パルプ絶乾重量に対
し、下記の表の通りの量で使用された。 カチオン化澱粉 2.0% アルキルケテンダイマー樹脂 0.4% アニオン性ポリアクリルアミド樹脂 0.1% ポリアミドポリアミンエピクロール ヒドリン樹脂 0.7% 苛性ソーダ pH 7.5に調節
【0014】上記添加剤を使用して長網マシンで抄紙
し、サイズプレス、マシンカレンダーを施し、米坪量1
70g/m2、緊度1.0、水分8%の原紙を得た。サ
イズプレスのために、カルボキシル変性PVAと塩化ナ
トリウムとを2:1の比率で水に溶解し、5%サイズ液
としたものを紙の両面に22g/m2の塗布量で塗布し
た。表面塗布用二酸化チタン含有樹脂組成物を下記のよ
うにして作成した。高密度ポリエチレンと低密度ポリエ
チレンの混合樹脂(密度 0.936、MI 5.0)に
対し、含水酸化アルミ処理したアナターゼ型二酸化チタ
ン(トーケムプロダクト社製)を、組成重量の30%に
なるように混合し、得られたマスターバッチと、および
希釈混合樹脂を混合し、混合物を基体に被覆した。この
マスターバッチに対し押出塗布の際に、組成物中の酸化
防止剤(チバガイギー社製イルガノックス1010)の
含有率が300ppmに、ステアリン酸亜鉛の含有量が
3部、群青の含有量が0.6部となる様に添加し、バン
バリーミキサーを用いて混合し、30%二酸化チタン含
有マスターバッチを作成した。
【0015】次いで、紙基体の表面に前記30%二酸化
チタン含有マスターバッチを前記の高低密度ポリエチレ
ンを用いて二酸化チタン含有率13%となる様に希釈混
練しこれらを、厚さ30μmとなる様に、予めコロナ放
電した基体の上に多層塗布した。裏面塗布用樹脂組成物
を下記のようにして作成した。高密度ポリエチレンと低
密度ポリエチレンの混合樹脂(密度0.9520、MI
5.3)に対し、組成物中の酸化防止剤(チバガイギー
社製イルガノックス1010)の含有率が200ppm
に、ステアリン酸カルシウムの含有率が200ppmと
なるように混合し、混合物を厚さ30μmとなる様に、
予めコロナ放電した基体の上に多層塗布した。上記塗布
に用いた1層押出塗布機は、スクリュー径=40mm、
L/D=29のスクリュー押出機と450mm開口長の
Tダイを有するものであった。また、共押出塗布(2
層)の際には、上記押出塗布機に、更にスクリュー径=
30mm、L/D=22のスクリュー押出機を組み合わ
せ、前記のTダイに2層用フィードブロックを挿入した
ものを用いた。
【0016】前記紙基体に溶融押出塗布を実施し剥離筋
が発生する速度と製造速度が300m/min時におけ
る接着性を、測定し、その結果を表1に掲げた。尚、接
着性については下記の方法で評価を行った。 接着性:印画紙の紙基体面にナイフで切れ目を入れ、ゆ
っくりポリエチレン被覆層を剥したときの状態を次の4
段階で官能評価した。 4級:紙基体の剥離面に光沢がなく毛羽立っている。 3級:紙基体の剥離面に若干光沢のある部分がある。 2級:紙基体の剥離面にかなりの光沢のある部分があ
る。 1級:紙基体の剥離面が全面的に光沢があり毛羽立ちが
ない。 上記4階級のうち3級以上の支持体が実用可能である。
【0017】
【表1】
【0018】
【発明の効果】本発明の写真印画紙用支持体において、
その樹脂被覆層を、特定の温度条件で製造することによ
り、樹脂被覆の際の剥離筋の発生を防止し、基体と樹脂
被覆層との接着が良好であるので印画紙現像の際に発生
するエッジ汚れや、カッティングの際に発生する切断面
不良などの問題点のないすぐれた支持体を得ることがで
きる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート状基体の両面を樹脂被覆し、か
    つ、少なくとも片面側に二酸化チタンを含む耐水性ポリ
    オレフィン樹脂からなる表面樹脂被覆層を有する写真印
    画紙用支持体の製造方法であって、前記樹脂被覆層が、
    少なくとも2層の互いに積層された部分層からなり、前
    記シート状基体を被覆する2層の樹脂層の最上面を形成
    する上面部分層と最下面を形成する下面部分層が溶融押
    出塗布法によって同時に形成される際、これら部分層の
    うち溶融押出し時の樹脂温度が上面部分層より下面部分
    層のほうが高く、且つ、下面部分層が10μm以上であ
    ることを特徴とする写真印画紙用支持体の製造方法。
JP4358792A 1992-02-28 1992-02-28 写真印画紙用支持体の製造方法 Pending JPH05241274A (ja)

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