JPH05240665A - 光学式エンコーダ用光源ユニット - Google Patents
光学式エンコーダ用光源ユニットInfo
- Publication number
- JPH05240665A JPH05240665A JP4041521A JP4152192A JPH05240665A JP H05240665 A JPH05240665 A JP H05240665A JP 4041521 A JP4041521 A JP 4041521A JP 4152192 A JP4152192 A JP 4152192A JP H05240665 A JPH05240665 A JP H05240665A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- plate
- shape
- output surface
- source unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Led Device Packages (AREA)
- Optical Transform (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 マスクが不要な光学式エンコーダ用光源ユニ
ットを提供することにある。 【構成】 LEDで拡散板を照射するようにLEDと拡
散板がベースに固定配置された光学式エンコーダ用光源
ユニットにおいて、前記拡散板は、透過出力面における
光分布が正弦波状になるように形成されたことを特徴と
する。
ットを提供することにある。 【構成】 LEDで拡散板を照射するようにLEDと拡
散板がベースに固定配置された光学式エンコーダ用光源
ユニットにおいて、前記拡散板は、透過出力面における
光分布が正弦波状になるように形成されたことを特徴と
する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光学式エンコーダ用光源
ユニットに関し、更に詳しくは、光源ユニット内部の構
造の改良に関する。
ユニットに関し、更に詳しくは、光源ユニット内部の構
造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は光学式エンコーダの原理説明図で
ある。図に示す如く、スリット4bと光の遮蔽部4aが
交互に配列されたコード板4に光源から散乱光を照射す
ると、コード板4の裏側にはスリットの周期毎にこれに
対応した周期の正弦波状の照度分布が発生する。該正弦
波の位相θは、コード板4の移動に従って変化する。
ある。図に示す如く、スリット4bと光の遮蔽部4aが
交互に配列されたコード板4に光源から散乱光を照射す
ると、コード板4の裏側にはスリットの周期毎にこれに
対応した周期の正弦波状の照度分布が発生する。該正弦
波の位相θは、コード板4の移動に従って変化する。
【0003】該原理を利用して、コード板4の後側に受
光アレイ5を固定配置することにより正弦波状の光の位
相θを検出し、該位相θをもってコード板の回転角度ま
たは変位位置の測定を行う光学式エンコーダが広く知ら
れている(例えば特願昭62-70078号)。
光アレイ5を固定配置することにより正弦波状の光の位
相θを検出し、該位相θをもってコード板の回転角度ま
たは変位位置の測定を行う光学式エンコーダが広く知ら
れている(例えば特願昭62-70078号)。
【0004】なお、図4において、受光アレイ5は、4
個の光電変換素子H1〜H4で構成され、該4個の光電
変換素子H1〜H4は、正弦波状の照度分布の1周期を
4等分するような位置に配置される。
個の光電変換素子H1〜H4で構成され、該4個の光電
変換素子H1〜H4は、正弦波状の照度分布の1周期を
4等分するような位置に配置される。
【0005】以上のような光学式エンコーダにおいて
は、スリットの1周期を1周期の正弦波照度分布に置き
換え、これを光電変換素子H1〜H4で電気信号I1〜
I4に変換しているので、この正弦波照度分布に歪みが
多いと測定誤差が増大する。
は、スリットの1周期を1周期の正弦波照度分布に置き
換え、これを光電変換素子H1〜H4で電気信号I1〜
I4に変換しているので、この正弦波照度分布に歪みが
多いと測定誤差が増大する。
【0006】そこで、従来からこの照度分布を歪みの少
ない正弦波にするための種々の試みがなされている。こ
のような試みの一つとして図5(A)の断面図,(B)
の要部斜視図に示すように光源ユニットを構成して、出
力光に重みを付けることが行われている。図5におい
て、6はLED、7は拡散板、8はマスク、9はベース
である。すなわち、LED6単体では照度分布は指向性
が強くて所望の正弦波が得られないので拡散板7で照度
分布を拡散させ、該拡散板7で拡散されたLED5の出
力光にマスク8に設けられている穴で重みを付けてマス
ク面上で正弦波分布を形成させるように構成されてい
る。
ない正弦波にするための種々の試みがなされている。こ
のような試みの一つとして図5(A)の断面図,(B)
の要部斜視図に示すように光源ユニットを構成して、出
力光に重みを付けることが行われている。図5におい
て、6はLED、7は拡散板、8はマスク、9はベース
である。すなわち、LED6単体では照度分布は指向性
が強くて所望の正弦波が得られないので拡散板7で照度
分布を拡散させ、該拡散板7で拡散されたLED5の出
力光にマスク8に設けられている穴で重みを付けてマス
ク面上で正弦波分布を形成させるように構成されてい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図5の
ような構成の光源ユニットでは部品点数が4点になり、
量産性の観点からは部品点数の削減が必要になる。
ような構成の光源ユニットでは部品点数が4点になり、
量産性の観点からは部品点数の削減が必要になる。
【0008】また、組み立てにあたっては、マスク面上
での光の分布を正弦波状にするためにLED6の発光中
心とマスク8の穴の中心を精度よく合わせる必要があ
り、該作業にかなりの工数がかかってしまうという問題
もある。
での光の分布を正弦波状にするためにLED6の発光中
心とマスク8の穴の中心を精度よく合わせる必要があ
り、該作業にかなりの工数がかかってしまうという問題
もある。
【0009】本発明の目的は、マスクが不要な光学式エ
ンコーダ用光源ユニットを提供することにある。
ンコーダ用光源ユニットを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、LEDで拡散板を照射するようにLED
と拡散板がベースに固定配置された光学式エンコーダ用
光源ユニットにおいて、前記拡散板は、透過出力面にお
ける光分布が正弦波状になるように形成されたことを特
徴とするものである。
決するために、LEDで拡散板を照射するようにLED
と拡散板がベースに固定配置された光学式エンコーダ用
光源ユニットにおいて、前記拡散板は、透過出力面にお
ける光分布が正弦波状になるように形成されたことを特
徴とするものである。
【0011】
【作用】拡散板の透過出力面における光分布が正弦波状
になっているので、従来必要であったマスクは不要にな
る。
になっているので、従来必要であったマスクは不要にな
る。
【0012】この結果、部品点数が削減でき、従来のよ
うなLEDの発光中心とマスクの中心合わせも不要にな
って組み立て調整工数も減らせる。
うなLEDの発光中心とマスクの中心合わせも不要にな
って組み立て調整工数も減らせる。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳
細に説明する。図1は本発明に係る光源ユニットの一実
施例の構成図であり、図5と共通する部分には同じ符号
を付けている。図1において、10は拡散板であり、該
拡散板10は透過出力面における光分布が正弦波状にな
るように形成されている。すなわち、入射面は中央部分
が薄くて外周部分が厚い凹形に形成されていて、透過出
力面における光分布が正弦波状になるように形成されて
いる。
細に説明する。図1は本発明に係る光源ユニットの一実
施例の構成図であり、図5と共通する部分には同じ符号
を付けている。図1において、10は拡散板であり、該
拡散板10は透過出力面における光分布が正弦波状にな
るように形成されている。すなわち、入射面は中央部分
が薄くて外周部分が厚い凹形に形成されていて、透過出
力面における光分布が正弦波状になるように形成されて
いる。
【0014】これにより、従来のマスクが不要になり、
部品点数が削減でき、組み立て調整工数も減らせる。図
2は本発明に係る光源ユニットの他の実施例の構成図で
ある。図2の拡散板11はガラスやアクリル等の透明部
材の中にオパール等の光拡散部材を混入させたものであ
り、透過出力面における光分布が正弦波状になるように
混入濃度を中央部分では薄く外周部分では濃く変化させ
ている。
部品点数が削減でき、組み立て調整工数も減らせる。図
2は本発明に係る光源ユニットの他の実施例の構成図で
ある。図2の拡散板11はガラスやアクリル等の透明部
材の中にオパール等の光拡散部材を混入させたものであ
り、透過出力面における光分布が正弦波状になるように
混入濃度を中央部分では薄く外周部分では濃く変化させ
ている。
【0015】このような構成でも、図1と同等の効果が
得られる。また、図1,図2の構成ではLED6の出力
光の分布は一様なものとしているが、図3に示すように
LED6の出力面の封止部材12を図1や図2のような
拡散板10,11と同様な構成にして、LED6の出力
光の分布が正弦波状になるようにしてもよい。なお、図
3において13はLEDチップである。
得られる。また、図1,図2の構成ではLED6の出力
光の分布は一様なものとしているが、図3に示すように
LED6の出力面の封止部材12を図1や図2のような
拡散板10,11と同様な構成にして、LED6の出力
光の分布が正弦波状になるようにしてもよい。なお、図
3において13はLEDチップである。
【0016】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、次
の効果が得られる。 (1) 光が拡散板を通過した時点で光の分布が正弦波状に
なるように構成しているのでマスクは不要になり、部品
点数が削減できる。 (2) マスクが不要になることから組み立て調整工数も減
らすことができ、コストダウンが図れ、量産性を高める
ことができる。
の効果が得られる。 (1) 光が拡散板を通過した時点で光の分布が正弦波状に
なるように構成しているのでマスクは不要になり、部品
点数が削減できる。 (2) マスクが不要になることから組み立て調整工数も減
らすことができ、コストダウンが図れ、量産性を高める
ことができる。
【図1】本発明に係る光源ユニットの一実施例の構成図
である。
である。
【図2】本発明に係る光源ユニットの他の実施例の構成
図である。
図である。
【図3】本発明に係る光源ユニットの他の実施例の構成
図である。
図である。
【図4】光学式エンコーダの原理説明図である。
【図5】従来の光源ユニットの構成例図である。
6 LED 9 ベース 10,11 拡散板 12 封止部材 13 LEDチップ
Claims (1)
- 【請求項1】 LEDで拡散板を照射するようにLED
と拡散板がベースに固定配置された光学式エンコーダ用
光源ユニットにおいて、 前記拡散板は、透過出力面における光分布が正弦波状に
なるように形成されたことを特徴とする光学式エンコー
ダ用光源ユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4041521A JPH05240665A (ja) | 1992-02-27 | 1992-02-27 | 光学式エンコーダ用光源ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4041521A JPH05240665A (ja) | 1992-02-27 | 1992-02-27 | 光学式エンコーダ用光源ユニット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05240665A true JPH05240665A (ja) | 1993-09-17 |
Family
ID=12610690
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4041521A Pending JPH05240665A (ja) | 1992-02-27 | 1992-02-27 | 光学式エンコーダ用光源ユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05240665A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100616594B1 (ko) * | 2004-07-02 | 2006-08-28 | 삼성전기주식회사 | 색 혼합성이 향상된 rgb 발광 다이오드 패키지 |
KR100665222B1 (ko) * | 2005-07-26 | 2007-01-09 | 삼성전기주식회사 | 확산재료를 이용한 엘이디 패키지 및 그 제조 방법 |
JP2008032530A (ja) * | 2006-07-28 | 2008-02-14 | Mitsutoyo Corp | 光学式エンコーダ及びコリメータレンズ |
-
1992
- 1992-02-27 JP JP4041521A patent/JPH05240665A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100616594B1 (ko) * | 2004-07-02 | 2006-08-28 | 삼성전기주식회사 | 색 혼합성이 향상된 rgb 발광 다이오드 패키지 |
US7321137B2 (en) | 2004-07-02 | 2008-01-22 | Samsung Electro-Mechanics Co., Ltd. | RGB light emitting diode package with improved color mixing properties |
KR100665222B1 (ko) * | 2005-07-26 | 2007-01-09 | 삼성전기주식회사 | 확산재료를 이용한 엘이디 패키지 및 그 제조 방법 |
US7501656B2 (en) | 2005-07-26 | 2009-03-10 | Samsung Electro-Mechanics Co., Ltd. | Light emitting diode package with diffuser and method of manufacturing the same |
US7790482B2 (en) | 2005-07-26 | 2010-09-07 | Samsung Led Co., Ltd. | Light emitting diode package with diffuser and method of manufacturing the same |
JP2008032530A (ja) * | 2006-07-28 | 2008-02-14 | Mitsutoyo Corp | 光学式エンコーダ及びコリメータレンズ |
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