JPH05240387A - 迅速連結挿入指示装置、迅速コネクタおよび保持具 - Google Patents
迅速連結挿入指示装置、迅速コネクタおよび保持具Info
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- JPH05240387A JPH05240387A JP4339015A JP33901592A JPH05240387A JP H05240387 A JPH05240387 A JP H05240387A JP 4339015 A JP4339015 A JP 4339015A JP 33901592 A JP33901592 A JP 33901592A JP H05240387 A JPH05240387 A JP H05240387A
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L37/00—Couplings of the quick-acting type
- F16L37/08—Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members
- F16L37/084—Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members combined with automatic locking
- F16L37/098—Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members combined with automatic locking by means of flexible hooks
- F16L37/0985—Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members combined with automatic locking by means of flexible hooks the flexible hook extending radially inwardly from an outer part and engaging a bead, recess or the like on an inner part
- F16L37/0987—Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members combined with automatic locking by means of flexible hooks the flexible hook extending radially inwardly from an outer part and engaging a bead, recess or the like on an inner part the flexible hook being progressively compressed by axial tensile loads acting on the coupling
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L2201/00—Special arrangements for pipe couplings
- F16L2201/10—Indicators for correct coupling
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S285/00—Pipe joints or couplings
- Y10S285/921—Snap-fit
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 迅速コネクタの適切な結合をひと目で確認す
ることができる単純な構造で安価な視覚的挿入指示装置
を提供する。 【構成】 挿入指示装置１０は、雄部材１４と雌部材１
６とを具備する迅速コネクタ１２組体と共に用いられ
る。指示装置１０は雌部材１６内に担持された基部部材
１１２を具備する。２個以上の脚部材１１４，１１６が
基部部材１１２から軸線方向に延びており、かつ軸線方
向のハウジング開口に隣接して終わっている。全体的に
環状の指示部材１１８が上述の開口にほぼ隣接して配置
され、脚部材１１４，１１６の端部と係合離脱可能に係
合する。雄部材１４と雌部材１６との係合に際して基部
部材１１２を軸線方向に移動させる手段が設けられ、こ
れにより基部部材１１２と指示部材１１８との分離が達
成される。
ることができる単純な構造で安価な視覚的挿入指示装置
を提供する。 【構成】 挿入指示装置１０は、雄部材１４と雌部材１
６とを具備する迅速コネクタ１２組体と共に用いられ
る。指示装置１０は雌部材１６内に担持された基部部材
１１２を具備する。２個以上の脚部材１１４，１１６が
基部部材１１２から軸線方向に延びており、かつ軸線方
向のハウジング開口に隣接して終わっている。全体的に
環状の指示部材１１８が上述の開口にほぼ隣接して配置
され、脚部材１１４，１１６の端部と係合離脱可能に係
合する。雄部材１４と雌部材１６との係合に際して基部
部材１１２を軸線方向に移動させる手段が設けられ、こ
れにより基部部材１１２と指示部材１１８との分離が達
成される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は迅速コネクタに関し、特
にコネクタの雄部と雌部間の適切な結合がなされたこと
を外部からの検査によって決定することを可能にする手
段を有する迅速コネクタに関する。
にコネクタの雄部と雌部間の適切な結合がなされたこと
を外部からの検査によって決定することを可能にする手
段を有する迅速コネクタに関する。
【０００２】本発明は、本出願と同じ発明者および譲受
人による『ポップオフ迅速連結指示装置（Ｐｏｐ−Ｏｆ
ｆ Ｑｕｉｃｋ Ｃｏｎｎｅｃｔ Ｉｎｄｉｃａｔｏ
ｒ）』という名称の１９９１年７月１日に出願された米
国特許出願第０７／７２４，２２５号に関係する。この
米国特許出願第０７／７２４，２２５号は参照されるこ
とにより本明細書内に組み込まれる。
人による『ポップオフ迅速連結指示装置（Ｐｏｐ−Ｏｆ
ｆ Ｑｕｉｃｋ Ｃｏｎｎｅｃｔ Ｉｎｄｉｃａｔｏ
ｒ）』という名称の１９９１年７月１日に出願された米
国特許出願第０７／７２４，２２５号に関係する。この
米国特許出願第０７／７２４，２２５号は参照されるこ
とにより本明細書内に組み込まれる。
【０００３】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】流体
を取り扱う導管において、使用されるコネクタが互いに
適切に結合された雄部と雌部とを有することを確保する
ことが望ましい。不完全なコネクタを用いると、関連す
るホストシステムで流体が漏れることになる。このこと
は、システムが圧力下にあって漏洩するコネクタが加圧
流体を吐き出す場合に特に不利となる。
を取り扱う導管において、使用されるコネクタが互いに
適切に結合された雄部と雌部とを有することを確保する
ことが望ましい。不完全なコネクタを用いると、関連す
るホストシステムで流体が漏れることになる。このこと
は、システムが圧力下にあって漏洩するコネクタが加圧
流体を吐き出す場合に特に不利となる。
【０００４】コネクタの雄部と雌部とが摩擦による錠止
部材によって互いに保持される迅速コネクタの分野で
は、雄部と雌部とが適切に結合されることが重要であ
る。適切な結合を確保するために取り付け者は、コネク
タが完全に係合されたことを確かめるためにコネクタを
引っ張る又は操作することができる。また、視覚的な検
査装置は、取り付け者が雄部と雌部とが互いに適切に結
合されたことを単に観察により確認することを可能にす
る。
部材によって互いに保持される迅速コネクタの分野で
は、雄部と雌部とが適切に結合されることが重要であ
る。適切な結合を確保するために取り付け者は、コネク
タが完全に係合されたことを確かめるためにコネクタを
引っ張る又は操作することができる。また、視覚的な検
査装置は、取り付け者が雄部と雌部とが互いに適切に結
合されたことを単に観察により確認することを可能にす
る。
【０００５】Ｋｅｔｃｈａｍによる米国特許明細書第
４，９２５，２１７号には視覚的な検査特徴を有する迅
速コネクタが開示されており、この迅速コネクタでは、
結合前には雄部と雌部間でハウジングの外に延びており
且つひとたび結合が達成されると引っ込められてもはや
見えなくなる細長い部材を具備する取り付け部内に変形
可能な部材が組み込まれている。このタイプのコネクタ
はその意図された目的のためには満足に作用することが
できるが、設計者は常にその分野を改良しようとするも
のである。更に、Ｋｅｔｃｈａｍによって用いられたよ
うな構造は指示部材の比較的小さい軸線方向移動のみを
与え、このことは比較的低いコストで大きな公差の製造
法で用いられたときには識別される指示の信頼性を制限
し、その代りにより高度な精密な構造のためには付加的
なコストが付け加わる。最後に、Ｋｅｔｃｈａｍによる
ヴォールト形に湾曲された環状部材のばね状の作動は比
較的高価な材料を使用することを必要とし、この環状部
材のばね状の作動は、適切な結合作動と干渉するであろ
う脚部４６および４８の一方の破壊といったような追加
の故障モードにつながる可能性がある。
４，９２５，２１７号には視覚的な検査特徴を有する迅
速コネクタが開示されており、この迅速コネクタでは、
結合前には雄部と雌部間でハウジングの外に延びており
且つひとたび結合が達成されると引っ込められてもはや
見えなくなる細長い部材を具備する取り付け部内に変形
可能な部材が組み込まれている。このタイプのコネクタ
はその意図された目的のためには満足に作用することが
できるが、設計者は常にその分野を改良しようとするも
のである。更に、Ｋｅｔｃｈａｍによって用いられたよ
うな構造は指示部材の比較的小さい軸線方向移動のみを
与え、このことは比較的低いコストで大きな公差の製造
法で用いられたときには識別される指示の信頼性を制限
し、その代りにより高度な精密な構造のためには付加的
なコストが付け加わる。最後に、Ｋｅｔｃｈａｍによる
ヴォールト形に湾曲された環状部材のばね状の作動は比
較的高価な材料を使用することを必要とし、この環状部
材のばね状の作動は、適切な結合作動と干渉するであろ
う脚部４６および４８の一方の破壊といったような追加
の故障モードにつながる可能性がある。
【０００６】関連する問題が、商業的に利用可能な迅速
連結装置の二つの局面から起こる。即ち、二つの局面と
は、高価ではなく多少柔軟な材料の使用をしばしば必要
とする大量性と低価格性の面と、極めて小形の相互に嵌
合する構成要素の複雑な輪郭の面とである。これらの局
面は集合的に、誤った組み立ての可能性を増大させる。
自動組み立てを含む大量生産技術は、誤った組み立てや
構成要素の許容できない寸法変動を検出することが困難
であるという問題を深刻化させる傾向にある。
連結装置の二つの局面から起こる。即ち、二つの局面と
は、高価ではなく多少柔軟な材料の使用をしばしば必要
とする大量性と低価格性の面と、極めて小形の相互に嵌
合する構成要素の複雑な輪郭の面とである。これらの局
面は集合的に、誤った組み立ての可能性を増大させる。
自動組み立てを含む大量生産技術は、誤った組み立てや
構成要素の許容できない寸法変動を検出することが困難
であるという問題を深刻化させる傾向にある。
【０００７】従って本発明の目的は、取り付け者がコネ
クタの適切な結合をひと目で確認することができる視覚
的な検査装置を提供することにある。また本発明は、上
述の従来技術における欠点を克服する単純で高価ではな
い検査装置に関する技術を提供する。
クタの適切な結合をひと目で確認することができる視覚
的な検査装置を提供することにある。また本発明は、上
述の従来技術における欠点を克服する単純で高価ではな
い検査装置に関する技術を提供する。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明による迅速コネク
タは全体的に円筒状をなすコネクタハウジングを具備
し、このコネクタハウジングは雄部材をかみ合うように
受容するための軸線方向の開口を形成する。ハウジング
内に実質的に配置された保持具（リテーナ）が、コネク
タハウジングと雄部材とを係合離脱可能に相互に連結す
る。やはりハウジング内に部分的に配置された挿入指示
装置が、コネクタハウジングと雄部材との相互連結に際
して軸線方向に移動され、これにより相互連結の視覚的
な指示が与えられる。最後に、割出し手段が、コネクタ
ハウジングに対して保持具および挿入指示装置を回転方
向に固定すると共にそれらの間の相対的な軸線方向移動
の制限された自由を許容する。この配置は、迅速コネク
タの雌部の高速自動事前組み立てを可能にすると共にそ
の誤った整列または誤った組み立てを防止するという利
点を有し、この配置は外部の整列部材の必要をなくす
る。
タは全体的に円筒状をなすコネクタハウジングを具備
し、このコネクタハウジングは雄部材をかみ合うように
受容するための軸線方向の開口を形成する。ハウジング
内に実質的に配置された保持具（リテーナ）が、コネク
タハウジングと雄部材とを係合離脱可能に相互に連結す
る。やはりハウジング内に部分的に配置された挿入指示
装置が、コネクタハウジングと雄部材との相互連結に際
して軸線方向に移動され、これにより相互連結の視覚的
な指示が与えられる。最後に、割出し手段が、コネクタ
ハウジングに対して保持具および挿入指示装置を回転方
向に固定すると共にそれらの間の相対的な軸線方向移動
の制限された自由を許容する。この配置は、迅速コネク
タの雌部の高速自動事前組み立てを可能にすると共にそ
の誤った整列または誤った組み立てを防止するという利
点を有し、この配置は外部の整列部材の必要をなくす
る。
【０００９】広い意味で、迅速連結挿入指示装置は全体
的に環状の形態をなす基部部材を具備し、この基部部材
はコネクタハウジング内で雄導管の回りに位置するよう
になっている。２個以上の脚部材が基部部材から軸線方
向に延びており、これらの脚部材は開口の近くで終わっ
ている。開口にほぼ隣接して位置する全体的に環状の指
示部材が、脚部材の終端部と係合離脱可能に係合され
る。最後に、導管とコネクタハウジングとの係合に際し
て基部部材を軸線方向に移動させて基部部材と指示部材
とを分離させるように作用する手段が設けられる。案内
手段は、コネクタの結合が完了するまでハウジングの開
口に対する指示部材の同心状の位置決めを提供する。
的に環状の形態をなす基部部材を具備し、この基部部材
はコネクタハウジング内で雄導管の回りに位置するよう
になっている。２個以上の脚部材が基部部材から軸線方
向に延びており、これらの脚部材は開口の近くで終わっ
ている。開口にほぼ隣接して位置する全体的に環状の指
示部材が、脚部材の終端部と係合離脱可能に係合され
る。最後に、導管とコネクタハウジングとの係合に際し
て基部部材を軸線方向に移動させて基部部材と指示部材
とを分離させるように作用する手段が設けられる。案内
手段は、コネクタの結合が完了するまでハウジングの開
口に対する指示部材の同心状の位置決めを提供する。
【００１０】本発明の好ましい実施例では挿入指示装置
は環状の基部部材と、周方向に間隔を隔てられた二つの
軸線方向に細長い脚部材とを具備し、脚部材は、脚部材
が軸線方向のハウジング開口に形成された段部に隣接し
た内部で終わるようにその寸法が形成される。案内手段
が、少くとも部分的にハウジング開口内で指示部材の同
心状の位置決めを維持するために設けられ、基部部材
は、導管とコネクタハウジングとの係合に際して基部部
材および脚部材を軸線方向に移動させて基部部材と指示
部材とを同時に分離させるようにするために導管によっ
て形成されたかみ合い当接表面と係合するように配置さ
れた当接表面を形成する。この配置は、迅速連結取り付
け部の軸線方向の全体の長さを最小化して迅速連結取り
付け部の梱包性を高めるという利点を提供すると共に、
この配置では特別な解放工具の使用を必要とすることに
よって不注意による解放が回避される。
は環状の基部部材と、周方向に間隔を隔てられた二つの
軸線方向に細長い脚部材とを具備し、脚部材は、脚部材
が軸線方向のハウジング開口に形成された段部に隣接し
た内部で終わるようにその寸法が形成される。案内手段
が、少くとも部分的にハウジング開口内で指示部材の同
心状の位置決めを維持するために設けられ、基部部材
は、導管とコネクタハウジングとの係合に際して基部部
材および脚部材を軸線方向に移動させて基部部材と指示
部材とを同時に分離させるようにするために導管によっ
て形成されたかみ合い当接表面と係合するように配置さ
れた当接表面を形成する。この配置は、迅速連結取り付
け部の軸線方向の全体の長さを最小化して迅速連結取り
付け部の梱包性を高めるという利点を提供すると共に、
この配置では特別な解放工具の使用を必要とすることに
よって不注意による解放が回避される。
【００１１】本発明のもう一つの局面によれば、挿入指
示装置は軸線方向に細長い案内面を形成し、これらの案
内面はコネクタハウジング内に形成された軸線方向に細
長い案内スリットと係合するように作用し、その結果挿
入指示装置とコネクタハウジング間の相対移動の軸線方
向の自由が与えられると共にこれらの間の相対的な回転
移動が禁止される。この配置は雌ハウジング内での挿入
指示装置の精密な位置決めのために備えられており、そ
の結果結合係合の間において構成要素の誤った組み立て
又はゆがみが生じる可能性を最小化するようにしてい
る。スリット及び案内面は、係合工程の間に相対的な軸
線方向移動のみが起きると共に構成要素の回転およびね
じれが起きないようにしている。
示装置は軸線方向に細長い案内面を形成し、これらの案
内面はコネクタハウジング内に形成された軸線方向に細
長い案内スリットと係合するように作用し、その結果挿
入指示装置とコネクタハウジング間の相対移動の軸線方
向の自由が与えられると共にこれらの間の相対的な回転
移動が禁止される。この配置は雌ハウジング内での挿入
指示装置の精密な位置決めのために備えられており、そ
の結果結合係合の間において構成要素の誤った組み立て
又はゆがみが生じる可能性を最小化するようにしてい
る。スリット及び案内面は、係合工程の間に相対的な軸
線方向移動のみが起きると共に構成要素の回転およびね
じれが起きないようにしている。
【００１２】本発明の別の局面によれば、案内スリット
が、脚部材を受容するように雌部材の内壁内に凹んで形
成され、脚部材は全体的に矩形断面を有し、かつ案内面
を形成する。脚部材は基部部材の外径表面のほぼ半径方
向外側に配置される。更に、保持具は一対の対向する半
径方向外方を向いた割出しタブを具備し、これら割出し
タブは案内スリット内に摺動可能に受容される。この配
置は、雌ハウジング内で保持具および挿入指示要素の両
方を同時に整列させるという利点を与える。
が、脚部材を受容するように雌部材の内壁内に凹んで形
成され、脚部材は全体的に矩形断面を有し、かつ案内面
を形成する。脚部材は基部部材の外径表面のほぼ半径方
向外側に配置される。更に、保持具は一対の対向する半
径方向外方を向いた割出しタブを具備し、これら割出し
タブは案内スリット内に摺動可能に受容される。この配
置は、雌ハウジング内で保持具および挿入指示要素の両
方を同時に整列させるという利点を与える。
【００１３】本発明の別の局面によれば、指示部材の小
さな弧状部分が除去される。或いはこの代りに指示部材
内に破壊部が設けられ、この破壊部は好ましくは全体的
に平坦をなすタブ部材と共に設けられ、タブ部材は指示
部材と一体的に形成されかつ指示部材から半径方向に延
びている。この配置は、結合が達成された後に導管上に
指示部材を保持するという利点と、もし必要ならばその
後における指示部材の取り外しがしやすくなるという利
点を与える。
さな弧状部分が除去される。或いはこの代りに指示部材
内に破壊部が設けられ、この破壊部は好ましくは全体的
に平坦をなすタブ部材と共に設けられ、タブ部材は指示
部材と一体的に形成されかつ指示部材から半径方向に延
びている。この配置は、結合が達成された後に導管上に
指示部材を保持するという利点と、もし必要ならばその
後における指示部材の取り外しがしやすくなるという利
点を与える。
【００１４】本発明の更に別の特徴によれば、基部部材
および脚部材は指示部材と一体的に形成され、指示部材
または脚部材のいずれかが例えば断面積を減少させるこ
とによる予め定められた弱い部分を有し、これらの弱い
部分は、導管とそれにかみ合うコネクタハウジングとの
間の結合によって引き起こされる軸線方向荷重により予
知可能に同時に破壊する。
および脚部材は指示部材と一体的に形成され、指示部材
または脚部材のいずれかが例えば断面積を減少させるこ
とによる予め定められた弱い部分を有し、これらの弱い
部分は、導管とそれにかみ合うコネクタハウジングとの
間の結合によって引き起こされる軸線方向荷重により予
知可能に同時に破壊する。
【００１５】
【実施例】本発明の特徴および利点は、本発明の好まし
い実施例に関する以下の詳細な記載を図面と共に読むこ
とにより明らかになる。開示される実施例の詳細な記載
では添付図面が参照される。
い実施例に関する以下の詳細な記載を図面と共に読むこ
とにより明らかになる。開示される実施例の詳細な記載
では添付図面が参照される。
【００１６】図１を参照すると、その全体を参照符号１
０によって表わされる本発明による挿入指示装置が示さ
れており、この挿入指示装置１０はその全体を参照符号
１２によって表わされる迅速コネクタと共に用いられ、
迅速コネクタ１２は雄部材１４と雌部材１６と錠止部材
または保持具１８とを具備する。迅速コネクタ１２は、
以下に記載する変更点を除けば、商業的に利用可能な公
知の装置の内の代表的なものである。ここで図示されて
いる迅速コネクタ１２は管状の導管を用いたシステム内
に適用されるようになっているが、本発明は他の構造形
態および適用の仕方で用いられることもできると考えら
れる。
０によって表わされる本発明による挿入指示装置が示さ
れており、この挿入指示装置１０はその全体を参照符号
１２によって表わされる迅速コネクタと共に用いられ、
迅速コネクタ１２は雄部材１４と雌部材１６と錠止部材
または保持具１８とを具備する。迅速コネクタ１２は、
以下に記載する変更点を除けば、商業的に利用可能な公
知の装置の内の代表的なものである。ここで図示されて
いる迅速コネクタ１２は管状の導管を用いたシステム内
に適用されるようになっているが、本発明は他の構造形
態および適用の仕方で用いられることもできると考えら
れる。
【００１７】雄部材１４は薄肉の金属管として図示され
ており、この薄肉金属管は、雌部材１６内の段付き貫通
通路２４内に挿入されるようになっている開放端部２２
に隣接して一体的に形成されたアプセットフランジ又は
外周フランジ２０を有する。雄部材１４から遠い側の雌
部材１６の端部は、弾力性のある導管（図示しない）と
錠止係合するようになっている一連の外周かかり部（バ
ーブ）２６を有する。錠止部材１８は雄部材１４に近い
側の雌部材１６の膨大端部２８内に担持されるが、この
詳細については後述する。
ており、この薄肉金属管は、雌部材１６内の段付き貫通
通路２４内に挿入されるようになっている開放端部２２
に隣接して一体的に形成されたアプセットフランジ又は
外周フランジ２０を有する。雄部材１４から遠い側の雌
部材１６の端部は、弾力性のある導管（図示しない）と
錠止係合するようになっている一連の外周かかり部（バ
ーブ）２６を有する。錠止部材１８は雄部材１４に近い
側の雌部材１６の膨大端部２８内に担持されるが、この
詳細については後述する。
【００１８】図２に示されるように、雌部材１６の貫通
通路２４はその膨大端部２８内に段部３０を具備する。
雌部材１６内で雄部材１４を密封するために、追加の段
部がＯリング等の部材（図示しない）を受容するように
設けられることができる。
通路２４はその膨大端部２８内に段部３０を具備する。
雌部材１６内で雄部材１４を密封するために、追加の段
部がＯリング等の部材（図示しない）を受容するように
設けられることができる。
【００１９】図２および図９から図１１に最もよく示さ
れるように、保持具１８は全体的に環状をなす基部３２
を具備し、この基部３２は貫通通路２４内に同心状にぴ
ったり収まるように配置され、基部３２は半径方向外方
に延びるフランジ部３４で終わっている。このフランジ
部３４は雌部材１６内に形成された段部３６内に受容さ
れ、この段部３６は段部３０内に開口し、フランジ部３
４は座部３８を形成するように段部３０と協働する。４
個の延長部４０ａから４０ｄが基部３２と一体的に形成
され、これらの延長部４０ａ〜４０ｄは基部３２回りに
周方向に等間隔を隔てて配置され、延長部４０ａ〜４０
ｄは、雄部材１４を受容するように雌部材１６の端部に
よって形成された開口４２に向けて基部３２から軸線方
向に延びている。錠止部材１８は、対をなす隣接した延
長部４０の自由端部（４０ａ，４０ｄと４０ｂ，４０
ｃ）から垂下する内側を向いた二つの雄部材係合フィン
ガ４４，４６を形成する。フィンガ４４，４６は、フィ
ンガ上に形成された半径方向外方に向かう当接表面４
８，５０を画定し、当接表面４８，５０は雌部材１６内
に形成された一対の対向する半径方向開口部５２，５４
の一つと錠止可能に係合する。開口部５２，５４を画定
する雌部材１６の最上方（図２において）の横方向に延
びる表面は当接表面５６，５８として示されており、こ
れらの当接表面５６，５８は保持具１８の当接表面４
８，５０と接するように係合する。フィンガ４４，４６
の軸線方向に対向する端部は半径方向に延びる当接表面
６０，６２を形成し、これらの当接表面６０，６２は後
述するように組み立て時には座部３８から寸法“Ｄ”だ
け軸線方向に間隔を隔てられる。フィンガ４４，４６
は、フィンガの軸線方向長さを通して延びる半径方向内
方にテーパが付けられた傾斜表面６４，６６を形成す
る。
れるように、保持具１８は全体的に環状をなす基部３２
を具備し、この基部３２は貫通通路２４内に同心状にぴ
ったり収まるように配置され、基部３２は半径方向外方
に延びるフランジ部３４で終わっている。このフランジ
部３４は雌部材１６内に形成された段部３６内に受容さ
れ、この段部３６は段部３０内に開口し、フランジ部３
４は座部３８を形成するように段部３０と協働する。４
個の延長部４０ａから４０ｄが基部３２と一体的に形成
され、これらの延長部４０ａ〜４０ｄは基部３２回りに
周方向に等間隔を隔てて配置され、延長部４０ａ〜４０
ｄは、雄部材１４を受容するように雌部材１６の端部に
よって形成された開口４２に向けて基部３２から軸線方
向に延びている。錠止部材１８は、対をなす隣接した延
長部４０の自由端部（４０ａ，４０ｄと４０ｂ，４０
ｃ）から垂下する内側を向いた二つの雄部材係合フィン
ガ４４，４６を形成する。フィンガ４４，４６は、フィ
ンガ上に形成された半径方向外方に向かう当接表面４
８，５０を画定し、当接表面４８，５０は雌部材１６内
に形成された一対の対向する半径方向開口部５２，５４
の一つと錠止可能に係合する。開口部５２，５４を画定
する雌部材１６の最上方（図２において）の横方向に延
びる表面は当接表面５６，５８として示されており、こ
れらの当接表面５６，５８は保持具１８の当接表面４
８，５０と接するように係合する。フィンガ４４，４６
の軸線方向に対向する端部は半径方向に延びる当接表面
６０，６２を形成し、これらの当接表面６０，６２は後
述するように組み立て時には座部３８から寸法“Ｄ”だ
け軸線方向に間隔を隔てられる。フィンガ４４，４６
は、フィンガの軸線方向長さを通して延びる半径方向内
方にテーパが付けられた傾斜表面６４，６６を形成す
る。
【００２０】雌部材１６と保持具１８の双方は射出成形
用プラスチック又は他の適切な材料から形成される。雌
部材１６の中心軸線Ａ−Ａに関して構造がほぼ対称形を
なすので、図５では単純化のために４分の１の断面図
（ｑｕａｒｔｅｒ ｃｒｏｓｓ−ｓｅｃｔｉｏｎ）が示
されている。最後に、雌部材１６と共に用いられる典型
的な内部の構成要素、例えば貫通通路２４内に通常配置
される密閉用Ｏリングやスペーサ等は、簡略化のために
ここでは図示していない。
用プラスチック又は他の適切な材料から形成される。雌
部材１６の中心軸線Ａ−Ａに関して構造がほぼ対称形を
なすので、図５では単純化のために４分の１の断面図
（ｑｕａｒｔｅｒ ｃｒｏｓｓ−ｓｅｃｔｉｏｎ）が示
されている。最後に、雌部材１６と共に用いられる典型
的な内部の構成要素、例えば貫通通路２４内に通常配置
される密閉用Ｏリングやスペーサ等は、簡略化のために
ここでは図示していない。
【００２１】本発明と同じ譲受人に譲渡された、１９９
１年３月１６日に出願された、『迅速連結挿入指示クリ
ップ（Ｑｕｉｃｋ Ｃｏｎｎｅｃｔ Ｉｎｓｅｒｔｉｏ
ｎＩｎｄｉｃａｔｏｒ Ｃｌｉｐ）』という名称の係属
中の米国特許出願第０７／６７５，３７４号に記載され
ているように、雌部材１６の外側表面内に形成された整
列した対をなす接線方向のスリット６８が半径方向の開
口部５２，５４内に開口する。上述の米国特許出願第０
７／６７５，３７４号は参照されることによって本明細
書に組み込まれる。
１年３月１６日に出願された、『迅速連結挿入指示クリ
ップ（Ｑｕｉｃｋ Ｃｏｎｎｅｃｔ Ｉｎｓｅｒｔｉｏ
ｎＩｎｄｉｃａｔｏｒ Ｃｌｉｐ）』という名称の係属
中の米国特許出願第０７／６７５，３７４号に記載され
ているように、雌部材１６の外側表面内に形成された整
列した対をなす接線方向のスリット６８が半径方向の開
口部５２，５４内に開口する。上述の米国特許出願第０
７／６７５，３７４号は参照されることによって本明細
書に組み込まれる。
【００２２】図４および図５を参照すると、雌部材１６
の段部３０は、相補状をなす周方向に対向した軸線方向
に細長い案内溝７０，７２を有し、案内溝７０，７２
は、端部２８の内径側の表面内に形成されかつ貫通通路
２４内に開口する。溝７０，７２は半径方向の開口部５
２，５４から回転方向に約９０度偏倚して配置される。
横方向に対向する側方溝７４，７６が溝７０をまたぐよ
うに配置され、これら側方溝７４，７６は、段部３０を
軸線方向に貫通しかつ貫通通路２４内に開口する。同様
に、側方溝７８，８０は溝７２に対し軸線方向に平行を
なしかつ溝７２をまたぐように配置され、側方溝７８，
８０は貫通通路２４内に半径方向に開口する。
の段部３０は、相補状をなす周方向に対向した軸線方向
に細長い案内溝７０，７２を有し、案内溝７０，７２
は、端部２８の内径側の表面内に形成されかつ貫通通路
２４内に開口する。溝７０，７２は半径方向の開口部５
２，５４から回転方向に約９０度偏倚して配置される。
横方向に対向する側方溝７４，７６が溝７０をまたぐよ
うに配置され、これら側方溝７４，７６は、段部３０を
軸線方向に貫通しかつ貫通通路２４内に開口する。同様
に、側方溝７８，８０は溝７２に対し軸線方向に平行を
なしかつ溝７２をまたぐように配置され、側方溝７８，
８０は貫通通路２４内に半径方向に開口する。
【００２３】開口４２は、軸線方向外方に面する当接表
面８４と半径方向外方に広がる整列した表面８６とから
構成される段付き環状溝８２を形成する。
面８４と半径方向外方に広がる整列した表面８６とから
構成される段付き環状溝８２を形成する。
【００２４】図９から図１１を参照すると、保持具１８
の構造の詳細が示されている。基部３２のフランジ部３
４と一体的に形成された割出しタブ８８，９０が基部３
２から半径方向外方に延びており、これらの割出しタブ
８８，９０は案内溝７０，７２内に滑り嵌合するように
寸法が定められている。同様に、横方向に間隔を隔てて
配置された接線方向の割出しタブ９２，９４，９６及び
９８が、タブ８８，９０に全体的に平行をなして半径方
向外方に延びている。タブ９２から９８は同様に、対応
する溝７４から８０内に嵌合するように寸法が定められ
ている。平坦部または逃げ部（ｒｅｌｉｅｆ）１００，
１０２が、タブ８８，９０から接線方向に９０度偏倚し
た位置においてフランジ３４の周壁内に形成され、これ
ら平坦部１００，１０２は、半径方向の開口部５２，５
４を形成する端部２８の内径側の表面部分から半径方向
内方に間隔を隔てられ、これにより、雌部材１６から保
持具１８を解放させるためにＯ．Ｄ．解放工具が開口部
５２，５４に侵入するときにフランジ３２がＯ．Ｄ．解
放工具の使用と確実に干渉しないようにしている。図２
および図４に最も良く示されているように、図４におい
て破線で示されるＯ．Ｄ．解放工具１６６は、解放させ
るために当接表面４８，５０の半径方向の最も外側の縁
部が当接表面５６，５８の最も内側の縁部から半径方向
内方に間隔を隔てられるようになるまで、フィンガ４
４，４６を半径方向内方に押し込む。従来技術の典型的
な保持具は一定の半径のフランジを有しており、この一
定の半径のフランジは、工具１６６の軸線方向の最も内
側の横表面１６５と干渉して解放を妨げる恐れがあっ
た。平坦部１００，１０２によって与えられる局部的な
半径方向クリアランス１６８（図４において参照符号Ｒ
で示される）により、工具１６６が依然として所定の位
置にある状態で保持具１８を取り外すことができる。理
想的には、平坦部１００，１０２の半径方向外側表面は
当接表面５６，５８の半径方向の最も内側の縁部の実質
的に内側に配置される。工具１６６と本発明との相互関
係については、本発明と共通の譲受人および発明者によ
る１９９１年１２月１３日に出願された『万能Ｏ．Ｄ．
解放工具（Ｕｎｉｖｅｒｓａｌ Ｏ．Ｄ． Ｒｅｌｅａ
ｓｅ Ｔｏｏｌ）』という名称の米国特許出願第０７／
号から更なる理解を得ることができ、この米国特許出願
は参照されることにより本明細書に組み込まれる。解放
させる間に雄部材１４と保持具１８との間が結合してし
まわないようにテーパ付きクリアランス逃げ面１０４，
１０６，１０８及び１１０が延長部４０内に形成され
る。最後に、延長部４０ａ〜４０ｄの軸線方向の全長は
短縮され、これにより基部３２から離れた側の延長部の
自由端部４１ａ〜４１ｄは雌部材１６の当接表面８４に
隣接して終わるように寸法が定められている。
の構造の詳細が示されている。基部３２のフランジ部３
４と一体的に形成された割出しタブ８８，９０が基部３
２から半径方向外方に延びており、これらの割出しタブ
８８，９０は案内溝７０，７２内に滑り嵌合するように
寸法が定められている。同様に、横方向に間隔を隔てて
配置された接線方向の割出しタブ９２，９４，９６及び
９８が、タブ８８，９０に全体的に平行をなして半径方
向外方に延びている。タブ９２から９８は同様に、対応
する溝７４から８０内に嵌合するように寸法が定められ
ている。平坦部または逃げ部（ｒｅｌｉｅｆ）１００，
１０２が、タブ８８，９０から接線方向に９０度偏倚し
た位置においてフランジ３４の周壁内に形成され、これ
ら平坦部１００，１０２は、半径方向の開口部５２，５
４を形成する端部２８の内径側の表面部分から半径方向
内方に間隔を隔てられ、これにより、雌部材１６から保
持具１８を解放させるためにＯ．Ｄ．解放工具が開口部
５２，５４に侵入するときにフランジ３２がＯ．Ｄ．解
放工具の使用と確実に干渉しないようにしている。図２
および図４に最も良く示されているように、図４におい
て破線で示されるＯ．Ｄ．解放工具１６６は、解放させ
るために当接表面４８，５０の半径方向の最も外側の縁
部が当接表面５６，５８の最も内側の縁部から半径方向
内方に間隔を隔てられるようになるまで、フィンガ４
４，４６を半径方向内方に押し込む。従来技術の典型的
な保持具は一定の半径のフランジを有しており、この一
定の半径のフランジは、工具１６６の軸線方向の最も内
側の横表面１６５と干渉して解放を妨げる恐れがあっ
た。平坦部１００，１０２によって与えられる局部的な
半径方向クリアランス１６８（図４において参照符号Ｒ
で示される）により、工具１６６が依然として所定の位
置にある状態で保持具１８を取り外すことができる。理
想的には、平坦部１００，１０２の半径方向外側表面は
当接表面５６，５８の半径方向の最も内側の縁部の実質
的に内側に配置される。工具１６６と本発明との相互関
係については、本発明と共通の譲受人および発明者によ
る１９９１年１２月１３日に出願された『万能Ｏ．Ｄ．
解放工具（Ｕｎｉｖｅｒｓａｌ Ｏ．Ｄ． Ｒｅｌｅａ
ｓｅ Ｔｏｏｌ）』という名称の米国特許出願第０７／
号から更なる理解を得ることができ、この米国特許出願
は参照されることにより本明細書に組み込まれる。解放
させる間に雄部材１４と保持具１８との間が結合してし
まわないようにテーパ付きクリアランス逃げ面１０４，
１０６，１０８及び１１０が延長部４０内に形成され
る。最後に、延長部４０ａ〜４０ｄの軸線方向の全長は
短縮され、これにより基部３２から離れた側の延長部の
自由端部４１ａ〜４１ｄは雌部材１６の当接表面８４に
隣接して終わるように寸法が定められている。
【００２５】図６から図８を参照すると、本発明による
挿入指示装置１０の構造の詳細が示されている。指示装
置１０は射出成形用プラスチック又は他の適切な材料か
ら一体的に構成される。指示装置１０は、全体的に環状
をなす基部部材１１２と、周方向に対向した軸線方向に
細長い二つの脚部材１１４，１１６と、全体的に環状を
なす指示部材１１８とを具備する。基部部材１１２は、
工具１６６の表面１６５と干渉しないように平坦部１０
０，１０２の横方向の間隔と等しいか或いはそれよりも
わずかに小さい特徴的な外径を有する。指示部材１１８
は周方向に約９０度の部分が除去されたＵ字形状をな
し、周方向に延びるフィンガ１２０，１２２の間に永久
的な開口が形成される。フィンガ１２０，１２２は雄部
材１４の直径の約１／２だけ間隔を隔てられ、その結果
結合された後に、指示部材１１８が関連する雄部材１４
から意図的に取り除かれるまで指示部材１１８が関連す
る雄部材１４は係合した状態に保たれるようにしてい
る。脚部材１１４，１１６の半径方向の最も内側の表面
は基部部材１１２の外径側の周表面１２４上に形成され
た首部１１５，１１７と接線方向に一体的に結合され、
そこから半径方向外方に延びている。脚部材１１４，１
１６は全体的に矩形断面をなし、脚部材１１４，１１６
は半径方向外方を向いた対向する案内面１２６，１２８
と、対向する側方の案内面１３０から１３６とを形成す
る。各脚部材１１４，１１６は基部部材１１２から、指
示部材１１８と一体的に形成された対向する端部まで延
びている。好ましい実施例では脚部材１１４，１１６と
指示部材１１８間の境界部は首付き領域１３８，１４０
を形成し、首付き領域１３８，１４０は、できるだけ等
しい引き離し強さを確保するように互いに同一の寸法に
形成されている。
挿入指示装置１０の構造の詳細が示されている。指示装
置１０は射出成形用プラスチック又は他の適切な材料か
ら一体的に構成される。指示装置１０は、全体的に環状
をなす基部部材１１２と、周方向に対向した軸線方向に
細長い二つの脚部材１１４，１１６と、全体的に環状を
なす指示部材１１８とを具備する。基部部材１１２は、
工具１６６の表面１６５と干渉しないように平坦部１０
０，１０２の横方向の間隔と等しいか或いはそれよりも
わずかに小さい特徴的な外径を有する。指示部材１１８
は周方向に約９０度の部分が除去されたＵ字形状をな
し、周方向に延びるフィンガ１２０，１２２の間に永久
的な開口が形成される。フィンガ１２０，１２２は雄部
材１４の直径の約１／２だけ間隔を隔てられ、その結果
結合された後に、指示部材１１８が関連する雄部材１４
から意図的に取り除かれるまで指示部材１１８が関連す
る雄部材１４は係合した状態に保たれるようにしてい
る。脚部材１１４，１１６の半径方向の最も内側の表面
は基部部材１１２の外径側の周表面１２４上に形成され
た首部１１５，１１７と接線方向に一体的に結合され、
そこから半径方向外方に延びている。脚部材１１４，１
１６は全体的に矩形断面をなし、脚部材１１４，１１６
は半径方向外方を向いた対向する案内面１２６，１２８
と、対向する側方の案内面１３０から１３６とを形成す
る。各脚部材１１４，１１６は基部部材１１２から、指
示部材１１８と一体的に形成された対向する端部まで延
びている。好ましい実施例では脚部材１１４，１１６と
指示部材１１８間の境界部は首付き領域１３８，１４０
を形成し、首付き領域１３８，１４０は、できるだけ等
しい引き離し強さを確保するように互いに同一の寸法に
形成されている。
【００２６】指示部材１１８は、指示部材１１８の内径
側の表面１４３内に形成された全体的に矩形をなす凹部
１４２を具備する。指示部材１１８は典型的な段付き断
面を有し、この段付き断面は、半径方向外方に延びる右
側を向いた（図８において）周方向に当接表面１４４
と、右側の最も内側の当接表面１４６とによって形成さ
れ、当接表面１４４と当接表面１４６とは周方向に延び
るテーパ付きフィレット部１４８によって相互に連結さ
れる。
側の表面１４３内に形成された全体的に矩形をなす凹部
１４２を具備する。指示部材１１８は典型的な段付き断
面を有し、この段付き断面は、半径方向外方に延びる右
側を向いた（図８において）周方向に当接表面１４４
と、右側の最も内側の当接表面１４６とによって形成さ
れ、当接表面１４４と当接表面１４６とは周方向に延び
るテーパ付きフィレット部１４８によって相互に連結さ
れる。
【００２７】迅速コネクタ１２および指示装置１０には
案内面系が設けられ、これら案内面系は自動組立をしや
すくさせると共に組立工程から生ずる誤った組立または
構成要素の損傷の可能性を実質的に低減させる。溝７０
から８０は保持具１８上の割出しタブ８８から９８およ
び指示装置１０の脚部材１１４，１１６と相互に作用
し、その結果これらの間で回転方向に誤った位置決めが
なされないように積極的な割出し作用が与えられる。横
方向に間隔を隔てられた複数の溝の組７４，７０，７６
及び７８，７２，８０は、雌部材１６上への（夫々、タ
ブ９８，９０，９４及び９６，８８，９２を介した）保
持具１８のてこ作用（ｐｕｒｃｈａｓｅ）を増大させる
ために設けられ、その結果中心軸線からの特徴的な最大
の弦の寸法が増大せしめられることによって回転方向の
誤った位置決めがなされる可能性が更に低減される。溝
７０から８０は雌部材１６の端部２２の軸線方向の全長
に亘って延びているので、これらの溝７０から８０は組
立工程全体の間において保持具１８および指示装置１０
の適切な割出し作用を与える。なお、この組立工程では
保持具１８、次いで指示装置１０が開口４２を介して雌
部材１６内に順次軸線方向に挿入される。完全に挿入さ
れたとき、保持具１８の基部３２は雌部材１６の段部３
６上に当接し、かつ係合フィンガ４４，４６の当接表面
４８，５０が半径方向の開口部５２，５４内に弾性的に
広がってこれらの間が錠止的に嵌合される。その後指示
装置１０が挿入されるとき、指示装置の基部部材１１２
が軸線方向に当接表面６０，６２と座部３８との中間に
位置するまで、基部部材１１２は、フィンガ４４，４６
を半径方向外方に向けて一時的に弾性的に変位させつつ
当接表面６４，６６に沿って軸線方向に移動する。斯く
して指示装置１０は保持具１８によって雌部材１６内に
積極的に保持される。指示装置１０の挿入は、指示部材
１１８の表面１４４，１４６及び１４８が夫々雌部材１
６の表面８３，８４及び８６に当接したときに完了す
る。当接表面６０，６２に面した基部部材１１２の半径
方向に延びる表面は雄部材１４のフランジ２０の前縁部
のための座部を形成する。従って、図２に最も良く示さ
れるように寸法Ｄがフランジ２０、基部部材１１２およ
び基部３２の軸線方向の寸法の公差の累積を考慮に入れ
て定められていることが必要不可欠である。
案内面系が設けられ、これら案内面系は自動組立をしや
すくさせると共に組立工程から生ずる誤った組立または
構成要素の損傷の可能性を実質的に低減させる。溝７０
から８０は保持具１８上の割出しタブ８８から９８およ
び指示装置１０の脚部材１１４，１１６と相互に作用
し、その結果これらの間で回転方向に誤った位置決めが
なされないように積極的な割出し作用が与えられる。横
方向に間隔を隔てられた複数の溝の組７４，７０，７６
及び７８，７２，８０は、雌部材１６上への（夫々、タ
ブ９８，９０，９４及び９６，８８，９２を介した）保
持具１８のてこ作用（ｐｕｒｃｈａｓｅ）を増大させる
ために設けられ、その結果中心軸線からの特徴的な最大
の弦の寸法が増大せしめられることによって回転方向の
誤った位置決めがなされる可能性が更に低減される。溝
７０から８０は雌部材１６の端部２２の軸線方向の全長
に亘って延びているので、これらの溝７０から８０は組
立工程全体の間において保持具１８および指示装置１０
の適切な割出し作用を与える。なお、この組立工程では
保持具１８、次いで指示装置１０が開口４２を介して雌
部材１６内に順次軸線方向に挿入される。完全に挿入さ
れたとき、保持具１８の基部３２は雌部材１６の段部３
６上に当接し、かつ係合フィンガ４４，４６の当接表面
４８，５０が半径方向の開口部５２，５４内に弾性的に
広がってこれらの間が錠止的に嵌合される。その後指示
装置１０が挿入されるとき、指示装置の基部部材１１２
が軸線方向に当接表面６０，６２と座部３８との中間に
位置するまで、基部部材１１２は、フィンガ４４，４６
を半径方向外方に向けて一時的に弾性的に変位させつつ
当接表面６４，６６に沿って軸線方向に移動する。斯く
して指示装置１０は保持具１８によって雌部材１６内に
積極的に保持される。指示装置１０の挿入は、指示部材
１１８の表面１４４，１４６及び１４８が夫々雌部材１
６の表面８３，８４及び８６に当接したときに完了す
る。当接表面６０，６２に面した基部部材１１２の半径
方向に延びる表面は雄部材１４のフランジ２０の前縁部
のための座部を形成する。従って、図２に最も良く示さ
れるように寸法Ｄがフランジ２０、基部部材１１２およ
び基部３２の軸線方向の寸法の公差の累積を考慮に入れ
て定められていることが必要不可欠である。
【００２８】溝７０，７２は、基部部材１１２の軸線方
向移動の自由度を維持しつつ雄部材１４の挿入のための
クリアランスを確保するように脚部材１１４，１１６の
部分をほぼ受容するのに十分なほど半径方向に深く形成
される。
向移動の自由度を維持しつつ雄部材１４の挿入のための
クリアランスを確保するように脚部材１１４，１１６の
部分をほぼ受容するのに十分なほど半径方向に深く形成
される。
【００２９】図２において指示装置１０は、雄部材１４
は雌部材１６とが係合していないことを示す第１の状態
で示されている。脚部材１１４，１１６は指示部材１１
８と係合するように開口４２に向けて軸線方向に延びて
おり、その結果指示部材１１８の当接表面１４４が雌部
材１６の最上方部８３（図２および図３において最も上
方）または横面１５０に当接する。指示部材１１８の実
質的な部分は溝８２内にぴったり収まり、このとき当接
表面１４６が当接表面８４に当接し、かつ整列用表面８
６がフィレット部１４８の輪郭に従うことにより開口４
２内での指示部材１１８の自己心出し作用が達成され
る。
は雌部材１６とが係合していないことを示す第１の状態
で示されている。脚部材１１４，１１６は指示部材１１
８と係合するように開口４２に向けて軸線方向に延びて
おり、その結果指示部材１１８の当接表面１４４が雌部
材１６の最上方部８３（図２および図３において最も上
方）または横面１５０に当接する。指示部材１１８の実
質的な部分は溝８２内にぴったり収まり、このとき当接
表面１４６が当接表面８４に当接し、かつ整列用表面８
６がフィレット部１４８の輪郭に従うことにより開口４
２内での指示部材１１８の自己心出し作用が達成され
る。
【００３０】脚部材１１４，１１６は、図２に示される
結合前の状態において保持具１８の基部３２の座部３８
から基部部材１１２を軸線方向に懸架させるような特徴
的な長さを有する。表面１２６から１３６は溝１７０か
ら１８０に対して密接な摺動関係にあるので、迅速コネ
クタ１２の結合工程前、結合工程中および結合工程後に
おいて基部部材１１２が回転されないように或いはねじ
られないようになっている。
結合前の状態において保持具１８の基部３２の座部３８
から基部部材１１２を軸線方向に懸架させるような特徴
的な長さを有する。表面１２６から１３６は溝１７０か
ら１８０に対して密接な摺動関係にあるので、迅速コネ
クタ１２の結合工程前、結合工程中および結合工程後に
おいて基部部材１１２が回転されないように或いはねじ
られないようになっている。
【００３１】図２および図３を参照すると、コネクタ１
２をかみ合わせる工程の間に、雄部材１４の端部２２は
貫通通路２４に侵入し、指示装置１０の指示部材１１８
および基部部材１１２および保持具１８の基部３２の各
内径部を通過する。雄部材１４のフランジ２０は、フラ
ンジ２０の後縁部が当接表面６０，６２を通るまでフィ
ンガ４４，４６の表面６４，６６に沿って軸線方向に移
動するように寸法が定められ、フランジ２０の後縁部が
当接表面６０，６２を通ったときにフィンガ４４，４６
は、フランジ２０を図３に示される位置にはめ込むよう
に半径方向内方に弾性的に素早く締まる。挿入工程が続
けられたとき、当接フランジ２０の前縁部（最下方縁
部）が基部部材１１２の最上方の当接表面と接触する。
雄部材１４の更なる下方への移動は挿入装置１０の基部
部材１１２を一緒に運ぶ。このようにして脚部材１１
４，１１６に張力がかけられ、その結果首領域１３８，
１４０において脚部材の破壊が生じせしめられる。指示
装置１０が結合工程の間に位置的に制御されるので、首
領域１３８，１４０における破壊は極めて確実に予知可
能でありかつほぼ同時に起こる。このことは従来の構造
と際立った対照をなす。従来の構造ではしばしば一方の
脚部が他方の脚部に先立って分離し、その結果基部部材
１１２がねじられ、迅速コネクタ１２の完全な係合が阻
止される恐れがあった。周方向のフランジ２０によって
駆動される基部部材１１２の前縁部（最下方縁部）が座
部３８に当接したときに挿入が完了する。このときにフ
ランジ２０の後縁部はフィンガ部材４４，４６の当接表
面６０，６２を通りすぎるように下方に通され、このと
きフィンガ部材４４，４６は半径方向内方に素早く締ま
り、フランジ２０および指示装置１０の基部部材１１２
を図３に示される設置位置にはめ込む。
２をかみ合わせる工程の間に、雄部材１４の端部２２は
貫通通路２４に侵入し、指示装置１０の指示部材１１８
および基部部材１１２および保持具１８の基部３２の各
内径部を通過する。雄部材１４のフランジ２０は、フラ
ンジ２０の後縁部が当接表面６０，６２を通るまでフィ
ンガ４４，４６の表面６４，６６に沿って軸線方向に移
動するように寸法が定められ、フランジ２０の後縁部が
当接表面６０，６２を通ったときにフィンガ４４，４６
は、フランジ２０を図３に示される位置にはめ込むよう
に半径方向内方に弾性的に素早く締まる。挿入工程が続
けられたとき、当接フランジ２０の前縁部（最下方縁
部）が基部部材１１２の最上方の当接表面と接触する。
雄部材１４の更なる下方への移動は挿入装置１０の基部
部材１１２を一緒に運ぶ。このようにして脚部材１１
４，１１６に張力がかけられ、その結果首領域１３８，
１４０において脚部材の破壊が生じせしめられる。指示
装置１０が結合工程の間に位置的に制御されるので、首
領域１３８，１４０における破壊は極めて確実に予知可
能でありかつほぼ同時に起こる。このことは従来の構造
と際立った対照をなす。従来の構造ではしばしば一方の
脚部が他方の脚部に先立って分離し、その結果基部部材
１１２がねじられ、迅速コネクタ１２の完全な係合が阻
止される恐れがあった。周方向のフランジ２０によって
駆動される基部部材１１２の前縁部（最下方縁部）が座
部３８に当接したときに挿入が完了する。このときにフ
ランジ２０の後縁部はフィンガ部材４４，４６の当接表
面６０，６２を通りすぎるように下方に通され、このと
きフィンガ部材４４，４６は半径方向内方に素早く締ま
り、フランジ２０および指示装置１０の基部部材１１２
を図３に示される設置位置にはめ込む。
【００３２】図２に示されるように、基部部材１１２の
最下面と座部３８の最上面との間の軸線方向の間隔（Ｂ
−Ａ）は、指示装置１０を形成する材料に固有の少程度
の弾性に適応して首領域１３８，１４０での破壊を確保
するのに十分でなければならない。このような破壊に際
し、脚部材１１４，１１６にかかっていた引張荷重は矢
印１５２で示されるようにスナップバック反作用を引き
起こし、これにより指示部材１１８は雌部材１６から軸
線方向に離れる方向に実際にはじき出される。その後、
この指示部材１１８は、分離したことを明瞭に示すよう
に結合部（カップリング）から遠去かる雄部材１４の部
分上にゆるやかに保持され、斯くして完全な結合が達成
される。代わりに、指示部材１１８は、指示部材１１８
の周表面をつかんで雄部材１４から取り外すようにフィ
ンガ１２０，１２２を弾性的にゆがませることにより取
り外されることができる。凹部１４２は、雄部材１４か
らの指示部材１１８の取り外しをしやすくするために弱
い部分またはヒンジ部分を生成するという第２の機能を
有する。
最下面と座部３８の最上面との間の軸線方向の間隔（Ｂ
−Ａ）は、指示装置１０を形成する材料に固有の少程度
の弾性に適応して首領域１３８，１４０での破壊を確保
するのに十分でなければならない。このような破壊に際
し、脚部材１１４，１１６にかかっていた引張荷重は矢
印１５２で示されるようにスナップバック反作用を引き
起こし、これにより指示部材１１８は雌部材１６から軸
線方向に離れる方向に実際にはじき出される。その後、
この指示部材１１８は、分離したことを明瞭に示すよう
に結合部（カップリング）から遠去かる雄部材１４の部
分上にゆるやかに保持され、斯くして完全な結合が達成
される。代わりに、指示部材１１８は、指示部材１１８
の周表面をつかんで雄部材１４から取り外すようにフィ
ンガ１２０，１２２を弾性的にゆがませることにより取
り外されることができる。凹部１４２は、雄部材１４か
らの指示部材１１８の取り外しをしやすくするために弱
い部分またはヒンジ部分を生成するという第２の機能を
有する。
【００３３】図１２を参照すると、指示装置の別の実施
例が示されている。図１２に示す指示装置１５３は、関
連する指示部材１５４が完全に環状をなす点のみが異な
っており、この指示装置１５３は、指示部材１５４が嵌
合（ｆｉｔｔｉｎｇ）のライフサイクルを通して雄部材
１４を永久的に包囲することができることが望ましい適
用分野に適用されることが意図されている。指示部材１
５４には半径方向のスリット１５６，１５８が設けら
れ、これらスリット１５６，１５８間にはウェブ１６０
の薄い部分のみが残される。もし取り外すことが望まれ
る場合には指示部材１５４は、手または工具で指示部材
１５４をつかんで雄部材１４から半径方向に離れる方向
に引くことにより取り外されることができ、この工程に
おいてウェブ１６０が破壊される。指示部材１５４から
半径方向に延びる全体的に平坦なフィンガタブ１６２を
設けることにより、取り外しが更にしやすくなる。この
フィンガタブ１６２は指示装置１５３の指示部材１５４
と一体的に形成され、フィンガタブ１６２には教示的な
印１６４が選択自由に設けられる。指示装置１５３の残
りの構造は、図６から図８に詳細に示す好ましい実施例
に関して説明した構造と同様である。
例が示されている。図１２に示す指示装置１５３は、関
連する指示部材１５４が完全に環状をなす点のみが異な
っており、この指示装置１５３は、指示部材１５４が嵌
合（ｆｉｔｔｉｎｇ）のライフサイクルを通して雄部材
１４を永久的に包囲することができることが望ましい適
用分野に適用されることが意図されている。指示部材１
５４には半径方向のスリット１５６，１５８が設けら
れ、これらスリット１５６，１５８間にはウェブ１６０
の薄い部分のみが残される。もし取り外すことが望まれ
る場合には指示部材１５４は、手または工具で指示部材
１５４をつかんで雄部材１４から半径方向に離れる方向
に引くことにより取り外されることができ、この工程に
おいてウェブ１６０が破壊される。指示部材１５４から
半径方向に延びる全体的に平坦なフィンガタブ１６２を
設けることにより、取り外しが更にしやすくなる。この
フィンガタブ１６２は指示装置１５３の指示部材１５４
と一体的に形成され、フィンガタブ１６２には教示的な
印１６４が選択自由に設けられる。指示装置１５３の残
りの構造は、図６から図８に詳細に示す好ましい実施例
に関して説明した構造と同様である。
【００３４】これまで上述の特徴および利点を提供する
ために特定の実施例および変形例について説明してきた
が、これらの実施例は、当業者にとって明らかであるよ
うに変更が可能であることが理解されるべきである。例
えば、脚部材１１４，１１６は、米国特許出願第０７／
７２４，２２５号に記載されているようなスナップ的に
離れる再使用可能な取り付け部で終わることができると
考えられる。従って、上述した実施例は限定的な意味で
解釈されるべきではない。
ために特定の実施例および変形例について説明してきた
が、これらの実施例は、当業者にとって明らかであるよ
うに変更が可能であることが理解されるべきである。例
えば、脚部材１１４，１１６は、米国特許出願第０７／
７２４，２２５号に記載されているようなスナップ的に
離れる再使用可能な取り付け部で終わることができると
考えられる。従って、上述した実施例は限定的な意味で
解釈されるべきではない。
【図１】本発明を具現化する導管の迅速連結組体の分解
斜視図である。
斜視図である。
【図２】かみ合っていないコネクタハウジングと雄導管
を示す破断拡大断面図である。
を示す破断拡大断面図である。
【図３】結合した状態にある図２のコネクタハウジング
と雄導管を示す拡大断面図である。
と雄導管を示す拡大断面図である。
【図４】図２のIV−IV線に沿ってみた拡大断面図であ
る。
る。
【図５】図２の雌ハウジングの１／４断面平面図であ
る。
る。
【図６】本発明による好ましい迅速連結挿入指示装置の
平面図である。
平面図である。
【図７】図６の挿入指示装置の正面図である。
【図８】図６の挿入指示装置の側面図である。
【図９】本発明と共に用いられる保持具の平面図であ
る。
る。
【図１０】図９のＸ−Ｘ線に沿ってみた断面図である。
【図１１】図９の保持具の正面図である。
【図１２】本発明による迅速連結挿入指示装置の別の実
施例の平面図である。
施例の平面図である。
１０…挿入指示装置 １２…迅速コネクタ １４…雄部材 １６…雌部材 １８…保持具（錠止部材） ２０…フランジ ３２…基部 ３８…座部 ４０ａ，４０ｂ，４０ｃ，４０ｄ…延長部 ４４，４６…フィンガ １１２…基部部材 １１４，１１６…脚部材 １１８…指示部材 １５３…指示装置 １５４…指示部材
Claims (31)
- 【請求項１】 迅速連結挿入指示装置であって、 導管の回りに位置するようになっているコネクタハウジ
ングで担持された全体的に環状の基部部材と、 該基部部材から軸線方向に延びかつ軸線方向のハウジン
グ開口に隣接して終わる複数の脚部材と、 該開口にほぼ隣接して配置されて該脚部材の終端部と係
合離脱可能に係合する全体的に環状の指示部材と、 該基部部材と指示部材とを分離させるように該導管とコ
ネクタハウジングとの係合に際して該基部部材を軸線方
向に移動させるように作用する手段と、 該コネクタハウジングに対する該指示装置の同心状の位
置決めを維持するように作用する案内手段とを具備する
迅速連結挿入指示装置。 - 【請求項２】 迅速連結挿入指示装置であって、 コネクタハウジング内で導管の回りに位置するようにな
っている全体的に環状の基部部材を具備し、 更に、周方向に間隔を隔てられた軸線方向に延びる複数
個の細長い脚部材を具備し、該脚部材は軸線方向のハウ
ジング開口に隣接した内部で終わっており、 更に、該開口にほぼ隣接して配置されて該脚部材の終端
部と係合離脱可能に係合する全体的に環状の指示部材を
具備し、 更に、該コネクタハウジングに対する該指示装置の同心
状の位置決めを維持するように作用する案内手段を具備
し、該基部部材は、該基部部材と指示部材とをほぼ同時
に分離させるように該導管とコネクタハウジングとの係
合に際して該基部部材および脚部材を軸線方向に移動さ
せるために該導管によって形成されたかみ合い当接表面
と係合するように配置された当接表面を形成する、 迅速連結挿入指示装置。 - 【請求項３】 該基部部材と脚部材とは射出成形プラス
チックで一体的に形成される、請求項２に記載の迅速連
結挿入指示装置。 - 【請求項４】 該基部部材は、該ハウジング開口の内径
寸法よりも小さい寸法の外径と、該導管の公称の外径寸
法よりもわずかに大きくかつ該導管の当接表面の外径寸
法よりもわずかに小さい寸法の内径とを有する、請求項
２に記載の迅速連結挿入指示装置。 - 【請求項５】 該指示部材は、該導管の当接表面の外径
寸法よりもわずかに大きい寸法の内径を有する、請求項
２に記載の迅速連結挿入指示装置。 - 【請求項６】 該指示部材は該基部部材および脚部材と
一体的に形成され、該脚部材は、上記分離を達成するた
めに軸線方向荷重下で予期可能に破壊するように作用す
る予め定められた弱い部分を有する、請求項２に記載の
迅速連結挿入指示部材。 - 【請求項７】 該指示部材は該基部部材および脚部材と
一体的に形成され、該指示部材は、上記分離を達成する
ために軸線方向荷重下で予期可能に破壊するように作用
する少くとも一つの予め定められた弱い部分を有する、
請求項２に記載の迅速連結挿入指示部材。 - 【請求項８】 該指示部材は、該脚部材から分離された
後に該導管から指示部材を取り外すことを可能にするよ
うに作用する少くとも一つの予め定められた破壊すべき
部分を有する、請求項２に記載の迅速連結挿入指示装
置。 - 【請求項９】 更に、該指示部材から半径方向に延びる
全体的に平坦なタブ部材を具備する、請求項２に記載の
迅速連結挿入指示装置。 - 【請求項１０】 該タブ部材は視覚的に感知可能な印を
具備する、請求項９に記載の迅速連結挿入指示装置。 - 【請求項１１】 該指示部材が、指示部材内に周方向の
開口を有する、請求項２に記載の迅速連結挿入指示装
置。 - 【請求項１２】 該周方向の開口が約９０度延びてい
る、請求項１１に記載の迅速連結挿入指示装置。 - 【請求項１３】 該案内手段は該指示部材の半径方向に
段付きの外周面を具備し、該外周面は該ハウジング開口
内の半径方向に段付きの凹部内にぴったり収まるように
受容されるようになっている、請求項２に記載の迅速連
結挿入指示装置。 - 【請求項１４】 該段付きの外周面は、該ハウジング開
口に対して該指示部材を自己心出しするように作用する
半径方向上方に向かうテーパ付き表面部分を有する、請
求項１３に記載の迅速連結挿入指示装置。 - 【請求項１５】 該指示装置は、使用時に該コネクタハ
ウジング内に形成された軸線方向に細長い案内スリット
と係合するように作用する軸線方向に細長い案内面を形
成して、指示装置とコネクタハウジング間の軸線方向の
相対移動の自由を与えると共に相対的な回転移動を禁止
するようにした、請求項２に記載の迅速連結挿入指示装
置。 - 【請求項１６】 該案内面が該脚部材上に形成される、
請求項１５に記載の迅速連結挿入指示装置。 - 【請求項１７】 該脚部材が該基部部材の外径表面の実
質的に半径方向外側に配置される、請求項１６に記載の
迅速連結挿入指示装置。 - 【請求項１８】 該脚部材は全体的に矩形断面をなし、
半径方向の案内面および対向する側方の案内面の双方を
形成する、請求項１７に記載の迅速連結挿入指示装置。 - 【請求項１９】 迅速コネクタ組体と挿入指示装置との
組合せであって、 該迅速コネクタ組体は、互いにかみ合う雄部材および雌
部材と、該雄部材および該雌部材を固定された相対方向
に積極的に相互連結させるように作用する錠止手段とを
具備し、該雌部材は該錠止手段をほぼ包囲する全体的に
円筒状のハウジング部を形成し、該ハウジング部は、該
雄部材を受容するためのハウジング部の開放端部におけ
る半径方向外方を向いた段部と、該開放端部と対向する
端部における座部とを形成し、該雄部材は、該座部によ
ってぴったり収まるように受容されるように寸法が形成
された外部環状ビード部を形成し、該錠止手段は周方向
に間隔を隔てられた軸線方向に延びる複数個の弾性的な
フィンガ部材を形成し、該フィンガ部材は、半径方向内
方に向いた傾斜表面と、該ハウジング開放端部から遠い
フィンガ部材の端部における当接表面とを形成し、該当
接表面は該座部と当接表面間に該ビード部をはめ込むよ
うに作用し、 該挿入指示装置は、該雌部材内で該雄部材の回りに配置
された全体的に環状の基部部材を具備し、該挿入指示装
置は更に、周方向に間隔を隔てられた軸線方向に延びる
複数個の細長い脚部を具備し、該脚部は該基部部材によ
って担持されかつ該開放端部に隣接して終わっており、
該挿入指示装置は更に、該開放端部にほぼ隣接して配置
されて該脚部材の終端部と係合離脱可能に係合する全体
的に環状の指示部材を具備し、該挿入指示装置は更に、
少くとも部分的に該コネクタハウジング内で該指示装置
の同心状の位置決めを維持するように作用する案内手段
を具備し、該基部部材は、該基部部材と指示部材とを同
時に分離させるように該雄部材と該雌部材との相互連結
に際して該基部部材を軸線方向に移動させるために該環
状ビード部と係合するように配置された内部当接表面を
形成する、 迅速コネクタ組体と挿入指示装置との組合せ。 - 【請求項２０】 該フィンガ部材が周方向に等しい間隔
を隔てて配置される、請求項１９に記載の迅速コネクタ
組体と挿入指示装置との組合せ。 - 【請求項２１】 該脚部とフィンガ部材とが周方向にお
いて互いに間に入るように組み合っている、請求項２０
に記載の迅速コネクタ組体と挿入指示装置との組合せ。 - 【請求項２２】 二つのフィンガ部材および二つの脚部
材が備えられる、請求項１９に記載の迅速コネクタ組体
と挿入指示装置との組合せ。 - 【請求項２３】 係合前において該基部部材は該雌部材
の開放端部から軸線方向に間隔（寸法Ａ）を隔てられ、
かつ該座部は該雌部材の開放端部から軸線方向に間隔
（寸法Ｂ）を隔てられ、ＡがＢよりも小さい、請求項１
９に記載の迅速コネクタ組体と挿入指示装置との組合
せ。 - 【請求項２４】 該ハウジング部と挿入指示装置とは協
働する軸線方向に細長い案内面を具備し、該案内面は、
ハウジング部と挿入指示装置間の軸線方向の相対移動の
自由を与えると共に相対的な回転移動を禁止するように
作用する、請求項１９に記載の迅速コネクタ組体と挿入
指示装置との組合せ。 - 【請求項２５】 該挿入指示装置に関連する該案内面が
該脚部上に形成される、請求項２４に記載の迅速コネク
タ組体と挿入指示装置との組合せ。 - 【請求項２６】 該ハウジング部に関連する該案内面
は、ハウジング部の内径表面上に形成された軸線方向に
延びる通路を具備する、請求項２４に記載の迅速コネク
タ組体と挿入指示装置との組合せ。 - 【請求項２７】 該ハウジング部に関連する該案内面
は、ハウジング部の内径表面上に形成された第１および
第２の組の平行で横方向に間隔を隔てられて半径方向内
方を向いた軸線方向に延びる通路を具備する、請求項２
６に記載の迅速コネクタ組体と挿入指示装置との組合
せ。 - 【請求項２８】 迅速コネクタであって、 全体的に円筒状をなすコネクタハウジングを具備し、該
コネクタハウジングは雄部材をかみ合うように受容する
ための軸線方向の開口を形成し、 更に、実質的に該ハウジング内に配置された保持具を具
備し、該保持具は該コネクタハウジングと雄部材とを係
合離脱可能に相互に連結させるように作用し、 更に、該コネクタハウジングに対して該保持具を回転方
向に固定すると共にコネクタハウジングと保持具間の相
対的な軸線方向移動の限定された自由を達成するように
作用する割出し手段を具備する、迅速コネクタ。 - 【請求項２９】 更に、部分的に該ハウジング内に配置
された挿入指示装置を具備し、該挿入指示装置は該コネ
クタハウジングと雄部材との相互連結に応じて軸線方向
に移動可能となっていて相互連結の視覚的に感知可能な
指示を達成するようにし、該割出し手段は更に、該コネ
クタハウジングに対して該挿入指示装置を回転方向に固
定すると共にコネクタハウジングと挿入指示装置間の相
対的な軸線方向移動の限定された自由を達成するように
作用する、請求項２８に記載の迅速コネクタ。 - 【請求項３０】 該割出し手段は、該コネクタハウジン
グの内径表面内に形成された少くとも一つの軸線方向に
延び半径方向内方に開口した案内スリットと、該保持具
と挿入指示装置の両方により担持された協働する位置決
めタブとを具備し、該位置決めタブは、該ハウジングと
保持具と挿入指示装置とを回転方向に固定すると共にこ
れらの間の限定された相対的な軸線方向移動を可能にす
るように該スリット内で半径方向外方に延びている、請
求項２９に記載の迅速コネクタ。 - 【請求項３１】 雄部材をかみ合うように受容するため
の軸線方向の開口を形成する全体的に円筒状のコネクタ
ハウジング内に実質的に配置されるようになっている保
持具であって、該保持具は該コネクタハウジングと雄部
材とを係合離脱可能に相互に連結させるように作用し、
該保持具は、 全体的に環状をなす基部を具備し、 更に、該基部から垂下する少くとも一つの軸線方向を向
いた延長部材を具備し、 更に、該延長部材によって弾性的に担持された少くとも
一つの係合フィンガを具備し、該係合フィンガは、ハウ
ジング内の半径方向の通路によって形成されるハウジン
グ表面と係合離脱可能に係合するように作用する第１の
係合表面と、該雄部材によって形成される環状フランジ
と係合するように作用する第２の係合表面とを形成し、 更に、該基部上に形成された接線方向に配置された逃げ
部を具備し、該逃げ部は、該フィンガと周方向に整列さ
れかつ該第１係合表面から半径方向内方に間隔を隔てら
れる、 保持具。
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|---|---|---|---|
| US07/809,826 US5297818A (en) | 1991-12-18 | 1991-12-18 | Retainer for pop-top indicator |
| US809826 | 1991-12-18 |
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9191463A Division JP2837663B2 (ja) | 1991-12-18 | 1997-07-16 | 迅速コネクタ継合表示具と迅速コネクタ組体 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
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| JP2714337B2 JP2714337B2 (ja) | 1998-02-16 |
Family
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Family Applications (2)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4339015A Expired - Lifetime JP2714337B2 (ja) | 1991-12-18 | 1992-12-18 | 迅速コネクタ継合表示具と迅速コネクタ組体 |
| JP9191463A Expired - Fee Related JP2837663B2 (ja) | 1991-12-18 | 1997-07-16 | 迅速コネクタ継合表示具と迅速コネクタ組体 |
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9191463A Expired - Fee Related JP2837663B2 (ja) | 1991-12-18 | 1997-07-16 | 迅速コネクタ継合表示具と迅速コネクタ組体 |
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|---|---|
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| EP (1) | EP0547489B1 (ja) |
| JP (2) | JP2714337B2 (ja) |
| DE (1) | DE69222126T2 (ja) |
| ES (1) | ES2106122T3 (ja) |
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| US5297818A (en) * | 1991-12-18 | 1994-03-29 | Itt Corporation | Retainer for pop-top indicator |
| FR2705133B1 (fr) * | 1993-05-10 | 1995-08-04 | Caillau Ets | Connexion rapide. |
| US5425556A (en) * | 1993-09-24 | 1995-06-20 | Itt Corporation | Pop top insertion indicator for thin walled connectors |
| US5441313A (en) * | 1994-01-18 | 1995-08-15 | Bundy Corporation | Insertion indicator for quick connector |
| US5518276A (en) * | 1994-09-16 | 1996-05-21 | Bundy Corporation | Quick connector with pull back verification method |
| US5499848A (en) * | 1994-09-26 | 1996-03-19 | Bundy Corporation | Connection verifier for a quick connector coupling |
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