JPH05240028A - 電気シースヒータおよびこれが組み込まれたディーゼル機関用パティキュレートトラップ - Google Patents

電気シースヒータおよびこれが組み込まれたディーゼル機関用パティキュレートトラップ

Info

Publication number
JPH05240028A
JPH05240028A JP4078630A JP7863092A JPH05240028A JP H05240028 A JPH05240028 A JP H05240028A JP 4078630 A JP4078630 A JP 4078630A JP 7863092 A JP7863092 A JP 7863092A JP H05240028 A JPH05240028 A JP H05240028A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electric
sheath
sheath heater
ceramic
heating wire
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP4078630A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Takehara
徹雄 竹原
Yasuhiko Endo
康彦 遠藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Glass Co Ltd filed Critical Asahi Glass Co Ltd
Priority to JP4078630A priority Critical patent/JPH05240028A/ja
Publication of JPH05240028A publication Critical patent/JPH05240028A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B3/00Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition
    • F02B3/06Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition with compression ignition

Abstract

(57)【要約】 【目的】逆洗を行うディーゼル機関用パティキュレート
トラップのパティキュレート焼却部の着火手段に好適
な、耐久性のある電気シースヒータと、これが組み込ま
れた信頼性の高いディーゼル機関用パティキュレートト
ラップを提供する。 【構成】抵抗発熱線3がセラミック軸2に巻き付けられ
た発熱素子4を内蔵する電気シースヒータ1のシース管
5を、絶縁性があって熱伝導率が良好な窒化アルミニウ
ムセラミックスで構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車などの車両のディ
ーゼル機関、あるいは船舶の動力や発電の動力などに使
用されている大型のディーゼル機関から排出される排気
ガス中に含まれる炭素を主成分とするパティキュレート
をフィルタ中に捕捉した後、逆洗操作によってフィルタ
から別の場所に移した後着火して焼却処理するパティキ
ュレートトラップの着火手段として好適な電気シースヒ
ータとこの電気シースヒータが組み込まれたディーゼル
機関用パティキュレートトラップに関する。
【0002】
【従来の技術】セラミックスのフィルタが組み込まれた
ディーゼル機関用パティキュレートトラップには、多孔
質のセラミックスの壁で区画された互いに平行な多数の
ガス流路を有するハニカム体のガス流路の両側の開口
を、両側において交互に塞いだハニカム型フィルタを使
用するもの(特開昭56−124417、特開平1−1
59408など)と、多孔質のセラミックスの壁で区画
されて互いに交差する方向に含塵ガス流路と清浄ガス流
路が設けられているクロスフロー型のフィルタを使用す
るもの(特開昭55−174812、特開平1−777
15など)があり、いずれの型のフィルタを使用する場
合にも、パティキュレートがフィルタに捕捉された状態
(フィルタ上)で焼却処理を行うものと、フィルタに捕
捉されたパティキュレートを逆洗操作により別の場所に
移してから焼却処理を行うものとが提案されている。
【0003】車両のディーゼル機関の排気ガスを処理す
るパティキュレートトラップとしては、車載に適するよ
うにコンパクトであって、道路条件などによって刻々変
化する運転条件に対応でき、長時間にわたる耐久性を有
するものであることが要求されており、パティキュレー
ト中に灰として残る不燃焼成分が含まれているので、フ
ィルタ中に捕捉された状態でパティキュレートを焼却す
るとフィルタの目詰まりが避けられないことから、フィ
ルタを逆洗操作によってパティキュレートを別の場所に
移してから着火して焼却処理を行うパティキュレートト
ラップの方がフィルタの目詰まりを回避し、フィルタ中
で焼却する場合にしばしば起きるフィルタの溶損や熱割
れを回避することができるので優れていると考えられ
る。
【0004】ディーゼル機関の排気ガスの処理に使用さ
れるパティキュレートトラップとしては、予想されるマ
ーケットが大きいことから、もっぱら車両に積む目的の
ものに開発の努力が注がれていて、車載用の開発が先行
している。
【0005】クロスフロー型のセラミックスのフィルタ
を使用し、逆洗操作を行うパティキュレートトラップに
ついては、既に車両に積まれた状態での耐久性を確保す
る検討の段階、あるいは耐久性を実証する詰めを行う段
階に到達しつつある。
【0006】船舶用のディーゼル機関、あるいは据えつ
けられた状態で使用される発電用のディーゼル機関など
の場合には、高負荷の状態で長時間に亙って運転される
ことが多いことによって排気ガス中には多量のパティキ
ュレートが含まれ、さらに使用される燃料として車両の
燃料よりも重質の品種が使用される場合には、そのパテ
ィキュレート中には車両のディーゼル機関から排出され
る排気ガス中のパティキュレートと比べて炭素以外の燃
えない成分が相当多く含まれることになる。
【0007】このような条件が付加されていることか
ら、船舶の動力や発電用に使用される大型のディーゼル
機関の排気ガス処理を目的とするパティキュレートトラ
ップには、フィルタ中でパティキュレートの焼却処理を
行うパティキュレートトラップよりも、フィルタの逆洗
を行って別の場所にパティキュレートを移してから焼却
処理を行うパティキュレートトラップの方が不燃焼成分
によるフィルタの目詰まりが避けられ、フィルタの通気
圧損を長時間低く維持できるので適している。
【0008】これらの比較的大型あるいは固定された状
態で運転されるディーゼル機関の排気ガスの処理に使用
されるパティキュレートトラップとしては、車載用のパ
ティキュレートトラップの構造を部分的に手直しして大
容量化すれば対応できると考えられる。
【0009】クロスフロー型のセラミックスのフィルタ
が組み込まれ、フィルタの逆洗が行われるパティキュレ
ートトラップにおいて、耐久性を確保する上での問題点
の一つは、別の場所に移されたパティキュレートに着火
する手段として使用される電気シースヒータ(shea
thed heater)の耐久性にあることが突き止
められた。
【0010】フィルタの逆洗を行って別の場所でパティ
キュレートの着火と焼却処理がされるパティキュレート
トラップに使用されている従来の電気シースヒータは、
シース管(管状のさや)として、ステンレス鋼、インコ
ネル(Ni−Cr系の合金)、ハステロイ(Ni−Mo
系の合金)などの耐熱鋼が使用されており、抵抗発熱体
とシース材の間の電気絶縁性を確保するためにマグネシ
ア(MgO)の粉末をシース管中に充填したり、ムライ
ト(3Al23 ・2SiO2 )系のセラミックスの内
挿管を差し込んだりしたものが使用されている。
【0011】シース管を構成する耐熱鋼はディーゼル機
関の排気ガス中に存在する酸性物質との接触して錆び、
徐々に腐食が進行する他、電気シースヒータの周囲に堆
積したパティキュレートが部分的に燃えることによって
シース管に温度ムラが生じ、この温度ムラと温度変化に
よってシース管が変形し、シース管が曲がって電気絶縁
材であるマグネシア粉末の移動やセラミック軸の破損に
よる絶縁不良などを起こし、パティキュレートへの着火
がなされなくなる現象も認められている。
【0012】また電気シースヒータの発熱時には、内部
の抵抗発熱線の温度はシース管の表面温度より高くなっ
ており、シース管の表面温度が部分的に高くなるとカン
タル線などのより耐熱性のある抵抗発熱線を使用しても
抵抗発熱線の温度が許容温度を超えて断線を起こす現象
が認められる。
【0013】シース管としては太い方がシース管の肉厚
を厚くでき、より太い抵抗発熱線を使用することによっ
て耐久性を向上せしめることができるが、依然として充
分な耐久性は得られていない。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】本発明はディーゼル機
関の排気ガス中のパティキュレートの除去をセラミック
フィルタで行い、フィルタに捕捉されたパティキュレー
トを逆洗によって別の場所に移してから焼却処理するパ
ティキュレートトラップに好適な耐久性の優れた電気シ
ースヒータと、この電気シースヒータが組み込まれたデ
ィーゼル機関用パティキュレートトラップを提供しよう
とするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
すべくなされたものであり、本発明の電気シースヒータ
は、セラミック軸の周りに抵抗発熱線を巻き付けられて
なる発熱素子が、外径8mm以上40mm以下、肉厚1
mm以上6mm以下である窒化アルミニウムセラミック
スのシース管中に収納されていることを特徴とする。
【0016】本発明の電気シースヒータの好ましい態様
では、セラミック軸が直管であり、セラミック軸がシー
ス管の両端において支持され、シース管の一方の端に電
源との接続部が取り付けられ、シース管の他方の端にセ
ラミック軸を支持するとともにシース管を塞ぐセラミッ
クスの蓋が取り付けられている。
【0017】本発明の電気シースヒータの他の好ましい
態様では、セラミック軸が窒化アルミニウムセラミック
スからなるものである。
【0018】緻密な窒化アルミニウムセラミックスは、
電気絶縁体であって熱伝導率が150〜230W/m/
Kと大きく、熱伝導率はベリリアセラミックス(Be
O、約200W/m/K)と炭化珪素セラミックス(S
iC、150〜270W/m/K、但し導電性がある)
を除く他のセラミックスより大きく(アルミナセラミッ
クスの約20W/m/Kより一桁大きい)、かつ電気絶
縁性があるという特有の性質を有する材料であり、緻密
な焼結体であれば空気中において数百度℃の温度に加熱
された状態で使用されても充分な耐酸化性を有してい
る。
【0019】ベリリアセラミックスはこのシース管の材
料として性能的には好ましい材料であると考えられる
が、非常に毒性の強い物質であるので製造が容易でな
く、かつ市販品を入手できても非常に高価であって実用
性に欠けている。また、炭化珪素セラミックスは電気伝
導性があるのでショートの問題がある。
【0020】本発明の電気シースヒータでは、このよう
な特性を有する窒化アルミニウムセラミックスのシース
管を使用しているので、発熱素子の熱がシース管の表面
に速やかに伝わることによってスタート時の温度の立ち
上がりが早く、放熱性が良好であることによって抵抗発
熱線の温度がシース管の表面温度と比べてそれほど高く
ならない。
【0021】また、シース管が電気絶縁性であるので抵
抗発熱線がシース管と接触してもショートの恐れがな
く、シース管と抵抗発熱線との間の間隔を狭くすること
ができ、シース管への熱伝導をさらに良好にできる。こ
の間隔は好ましくは平均して1mm以下とするが、平均
して0.1mm以上として緊密にシース管と接触しない
寸法とする。
【0022】従って、電気シースヒータの表面温度をパ
ティキュレートに着火するのに適した温度である600
℃以上の温度に保持する場合にも、内部に組み込まれて
いる発熱素子、すなわち抵抗発熱線の温度を従来の電気
シースヒータと比べてより低く保持することが可能であ
り、抵抗発熱線の耐久性を充分に確保できる。
【0023】また、シース管の表面がパティキュレート
の燃焼熱によって局部的に高い温度に加熱されることが
あっても、熱がシース管を伝わって拡散することによっ
て温度が均一化するので、シース管の局部過熱を回避す
ることができ、シース管の表面温度を同じレベルの温度
に保持するとき、内部の抵抗発熱線の温度ムラが小さく
なり、抵抗発熱線の温度があまり高くならないように、
かつ相対的に低く保つことができることによって抵抗発
熱線の耐久性を確保することができる。
【0024】抵抗発熱線をセラミックス軸の周りに巻き
付けるのは、抵抗発熱線が撓んでショートしたり一方に
偏ってシース管への熱伝導が不均等にならないようにす
るためであり、らせん状に巻き付けることでシース管の
外径を大きくしても抵抗発熱線をシース管の内周面に近
付けて配置でき、抵抗発熱線の熱をシース管に伝わり易
くできるためである。
【0025】セラミック軸の材質としては、急激に加熱
しても破損しないように、絶縁体であって1200℃ま
での温度で使用でき、かつ熱衝撃に強い材料、すなわち
熱膨張率が小さいおよび/または熱伝導率の大きい材料
を選ぶのが好ましく、たとえばムライト、コーディェラ
イト、ジルコン、窒化珪素、窒化アルミニウムなどのセ
ラミックスが好ましく使用できる。
【0026】シース管の外径を8mm以上とするのは、
パティキュレートトラップに使用してパティキュレート
に着火する電気シースヒータとしてはこの程度の太さが
あれば発熱容量を使い易い程度に大きくでき、表面があ
る程度パティキュレートの灰で覆われてもパティキュレ
ートへの着火が確実にでき、かつ抵抗発熱線の太さをあ
る程度大きくして電気シースヒータの耐久性を確保でき
るからである。
【0027】また、シース管の外径が40mmより大き
くなるとパティキュレートトラップのパティキュレート
焼却部を大きくしないと電気シースヒータが取り付け難
くなり、必要な場合には複数の電気シースヒータを取り
付けることもできるので、発熱容量がそれほど大きい電
気シースヒータを使用する必要はなく、40mm以下で
充分なためである。使い易さを考慮した好適なシース管
の太さは外径が12mm以上30mm以下である。
【0028】シース管の肉厚は1mmより薄いと破損し
易くなり、逆に8mmより厚いと発熱素子の外径をこの
分細くしなければならないので発熱素子の発熱容量が小
さくなる他、窒化アルミニウムセラミックスは余り厚く
ない方が緻密で熱伝導率の良い焼結体が得られるので都
合が良いからである。シース管の製造上の容易さと電気
シースヒータの使い易さを併せて考慮すると、シース管
のより好ましい肉厚は1.5〜5mmである。
【0029】セラミック軸を中空の管とすることで抵抗
発熱線の戻りの通路を確保できるとともに電気シースヒ
ータの熱容量を小さくして温度の立ち上がり速度を大き
くすることができ、セラミック軸の内部の温度差(熱応
力に比例する)が小さくできることによってセラミック
軸の耐熱衝撃性を増すことができる。
【0030】また、セラミック軸を直管(真っ直ぐな
管)とすることで、シース管の端部を塞ぐと同時に発熱
素子の端を支持するセラミックスの蓋を配置して、発熱
素子のシース管中における軸芯からの偏りを小さくする
ことができ、直管のシース管と管状のセラミック軸は精
度良く製造することが容易であることもあって、発熱素
子とシース管の内周面の距離を小さくして両者の間の熱
伝達を良くすることができ、これによってシース管の表
面温度が同じであっても抵抗発熱線の温度をより低く維
持することができ、耐久性のある電気シースヒータを、
さらには長尺の電気シースヒータを容易に製造すること
ができる。
【0031】電源と接続する場合、片側のみに端子箱が
あることによってパティキュレートトラップ焼却部への
組み込みを簡単に行うことができる。
【0032】また、セラミック軸を熱伝導性の良い窒化
アルミニウムセラミックスとすることによって、セラミ
ック軸の耐熱衝撃性を確保でき、セラミック軸に伝えら
れた抵抗発熱線からの熱がセラミック軸の内部を通って
軸方向に速やかに伝わるので、抵抗発熱線の局部的な過
熱をさらに確実に回避することができ、耐久性がより優
れた電気シースヒータを得ることができる。
【0033】さらに、セラミック軸の表面にらせん状の
溝が概ね抵抗発熱線の直径の深さに形成され、この溝の
中に抵抗発熱線が納められていることによって、抵抗発
熱線とシース管の内周面との間の距離だけでなく、セラ
ミック軸の外周面とシース管の内周面の間の距離も小さ
くすることができ、この距離を好ましくは0.6mm以
下とすることによって抵抗発熱線からシース管への熱伝
達がセラミック軸を介する熱伝達によってさらに促進さ
れ、抵抗発熱線の局部的な過熱をより完全に避けられる
ことになる。
【0034】しかし、組み込まれた材料の間の熱膨張の
差を吸収できる余裕を残して置く必要があるので、互い
に緊密な接触状態とするのは好ましくなく、製造上の容
易さを考慮して平均で0.1mm以上の隙間を残して置
くのが好ましい。
【0035】本発明のディーゼル機関用パティキュレー
トトラップは、ディーゼル機関の排気ガスをセラミック
スのフィルタで濾過し、フィルタ中に捕捉された炭素を
主成分とするパティキュレートを、フィルタ中に逆方向
から空気を吹き込む逆洗操作によってパティキュレート
受部に移し、パティキュレートをパティキュレート受部
に取り付けられた着火手段を備えるパティキュレート焼
却部において着火し焼却するパティキュレートトラップ
であって、セラミック軸の周りに抵抗発熱線を巻き付け
られた発熱素子が窒化アルミニウムセラミックスのシー
ス管中に収納されてなる電気シースヒータがパティキュ
レート焼却部に着火手段として備えられていることを特
徴とする。
【0036】本発明のディーゼル機関用パティキュレー
トトラップに組み込まれるセラミックスフィルタとして
は、ハニカム型のフィルタも使用できるが、フィルタに
捕捉されたパティキュレートを逆洗によってパティキュ
レート焼却部へ移動するのに排気ガスの流れに逆らわな
いで行え、かつ直方体の形状のフィルタを多数個組み合
わせるのが容易な構造のクロスフロー型のフィルタを用
いるのが好ましい。
【0037】本発明のディーゼル機関用パティキュレー
トトラップでは、使用時における抵抗発熱線の温度を均
等に、かつ全体的に低く保て、腐食や、変形の問題がな
いシース管を使用した電気シースヒータが組み込まれて
いるので、シース管の損傷や抵抗発熱線の断線によって
パティキュレートトラップが運転を継続できなくなる問
題点が回避され、信頼性の高いディーゼル機関用パティ
キュレートトラップが実現された。
【0038】以下本発明を、実施例によって具体的に詳
しく説明するが、本発明はこれらの実施例によってなん
ら限定されるものではない。
【0039】
【実施例】図1は本発明の電気シースヒータの一例を示
す断面図であり、1は電気シースヒータ、2はセラミッ
ク軸、3は抵抗発熱線、4は発熱素子、5はシース管、
6は端子箱、7は電線である。
【0040】この例では、セラミック軸2として熱膨張
率が1.7×10-7/℃と小さく、外径20mm、内径
10mm、全長900mmのコーディェライトセラミッ
クスの管が使用されている。このセラミックス軸2の表
面には浅い溝がらせん状に刻まれていて、この溝の中に
約半分が埋まった状態で抵抗発熱線3が巻き付けられ、
抵抗発熱線3の一端はセラミック軸2の先端付近に設け
られた穴からセラミック軸の内側に入り、他端ととも
に、端子箱6に接続されている。
【0041】シース管5としては、緻密であって通気性
がなく、熱伝導率が170W/m/Kと大きく、熱膨張
率が2.7×10-6/℃の窒化アルミニウムセラミック
スが使用され、このシース管5の寸法は、外径が30m
m、肉厚が4mm、全長が900mmであって先端が閉
じた管となっており、シース管5は発熱素子4とともに
端子箱6に固定かつ保持されている。
【0042】抵抗発熱線3には、ニクロム線より耐熱性
が高いとされている線径0.9mmのカンタル線が約1
7m使用されていて、この抵抗発熱線3の先端が端子箱
6の中で電線7と接続され、この電線7はさらに図示し
ない電源とつながれている。
【0043】図2は本発明の電気シースヒータの他の一
例を示す断面図であり、図1に示された例と異なる点
は、セラミック軸2がシース管5と同じ窒化アルミニウ
ムセラミックスで作成されていて、発熱素子4のセラミ
ック軸2に巻き付けられる抵抗発熱線3が完全に収納さ
れる深さの溝がらせん状に刻まれていることと、セラミ
ック軸2の先端が、シース管5の先端を塞いでいるジル
コン(ZrSiO4 )セラミックスからなる蓋8(セラ
ミックス接着材でシース管と接合される)によってシー
ス管5と同軸に支持され、シース管5の内周面と発熱素
子4の外周面との間の間隔が狭く保持されていることで
ある。
【0044】この例における窒化アルミニウムのシース
管の外径は図1に示された例と同じであるが、肉厚は
4.6mmと厚くなっており、発熱素子4とシース管5
の間の隙間は0.4mmとされている。
【0045】図3は本発明のディーゼル機関用パティキ
ュレートトラップに好ましく使用されるクロスフロー型
のフィルタの一例を示す斜視図であり、図においてフィ
ルタ10は、フィルタ機能を有する多孔質コーディェラ
イトセラミックス(気孔率%、熱膨張率1.7×10-6
/℃)からなり、パティキュレートを含む排気ガスを通
す複数の含塵ガス流路11が互いに平行に貫通している
板状のフィルタ素子12を、間にセラミックスのスペー
サ13を挟んで複数枚積層されている。
【0046】かくして、各フィルタ素子間には清浄ガス
流路14が含塵ガス流路11と交差する方向に形成され
る。
【0047】図4は本発明のディーゼル機関用パティキ
ュレートトラップに使用可能なハニカム型のフィルタの
一例を示すカット部のある斜視図である。図において、
Aを排気ガスの入り口側、Bを排気ガスの出口側とする
と、多孔質セラミックスの濾壁17で仕切られた含塵ガ
ス流路15と清浄ガス流路16は互いに平行な方向に延
在しており、含塵ガス流路15はBの側が閉塞材18に
よって塞がれており、清浄ガス流路16はAの側におい
て閉塞材19によって塞がれている。
【0048】図5は本発明による電気シースヒータをパ
ティキュレート焼却部に組み込んだ本発明のディーゼル
機関用パティキュレートトラップの一例を示すカット部
のある斜視図である。
【0049】このディーゼル機関用パティキュレートト
ラップ20は、図3に例示された構造のコーディェライ
トセラミックスで製造されたクロスフロー型フィルタ1
0がそれぞれ5個ずつ組み込まれたフィルタモジュール
21を3組内蔵するように構成されている。
【0050】このフィルタモジュール21中に組み込ま
れた一個のクロスフロー型のフィルタの寸法は、含塵ガ
ス流路の開口する面の寸法が118mm×177mm、
清浄ガス流路の開口する面の寸法が177mm×216
mm、ガス流路が開口していない面の寸法が118mm
×216mmであり、有効フィルタ面積、すなわち含塵
ガス流路11を囲む壁面の合計面積が約0.64m2
ものである。
【0051】各フィルタモジュール21はパッキン22
を間に挟んでパティキュレートトラップ20のケーシン
グ23の一側面にスタッドボルト24を介して図示しな
いナットをねじ込んで固定される。
【0052】このパティキュレートトラップ20では、
図示しないディーゼル機関から排出されるパティキュレ
ートを含む排気ガスが入口配管25から導入され、フィ
ルタモジュール21の表面に開口している含塵ガス流路
11に流入し、フィルタモジュール21の内部で濾過さ
れ、清浄ガスとなって流出口26を経て排気管27から
外系に排出される。
【0053】ある程度パティキュレートがフィルタモジ
ュール21中に蓄積されると、排気ガスの通気圧損が増
大してパティキュレートトラップの処理能力が低下して
くるので、フィルタモジュール21を順々に逆洗して再
生する。
【0054】まず、最上段のフィルタモジュール21を
逆洗する場合には、対応する排気管27に取り付けられ
ている開閉弁28を閉じ、排気管27の開閉弁28の上
流側に接続されている圧縮空気配管29から短時間(た
とえば0.1秒間)圧縮空気を吹き込んでフィルタモジ
ュール21の逆洗を行う。吹き込まれた圧縮空気はフィ
ルタモジュール21の流出口26を経て各フィルタブロ
ック10の清浄ガス流路14に入り、フィルタブロック
10の多孔質の壁を通常時とは逆方向に通過して含塵ガ
ス流路11へ流入する。
【0055】このとき含塵ガス流路11の壁面に捕捉さ
れているパティキュレートは壁面から剥離して離脱し、
フィルタモジュール21の両側にある含塵ガス流路11
の開口からケーシング23の内部の空間に逆洗の気流と
ともに流れ出し、パティキュレートは落下してケーシン
グ23の底部に設けられている図示しないパティキュレ
ート受部に移される。
【0056】時間が重ならないようにずらして、同様の
逆洗を中段と下段のフィルタモジュール21について行
い、パティキュレートトラップ20の排気ガス処理能力
が低下しないように維持する。
【0057】開閉弁28としては、たとえばトラックな
どでエキゾーストブレーキに使用されているバタフライ
弁が使用できる。
【0058】図5に示されたディーゼル機関用パティキ
ュレートトラップの例では、パティキュレート受部に移
されたパティキュレートはパティキュレート受部の上面
に取り付けられた2個の電気シースヒータ1によって着
火され、燃えて容積の小さい灰になる。
【0059】ディーゼル機関の排気ガス中には通常相当
量の酸素が含まれており、パティキュレート受部の上面
にある程度の厚さに堆積したパティキュレートに着火す
ると、着火線が移動することによってパティキュレート
が残らず燃え尽きる。酸素の量が不足している排気ガス
の場合や、燃焼が速やか進むようにしたい場合には、パ
ティキュレート焼却部に空気を注入するようにすると良
い。
【0060】パティキュレート受部に溜ったパティキュ
レートの灰は、ディーゼル機関の停止時に、または排気
ガスをバイパスを経て放出される状態としておいてか
ら、ケーシング23の底部に設けた取出し口30を開い
て取り出され、廃棄される。
【0061】試験のため、図1に示された構造の、窒化
アルミニウムのシース管が取り付けられた前記寸法の電
気シースヒータ(a)と、同じ寸法の窒化珪素セラミッ
クス(Si34 )のシース管が取り付けられた電気シ
ースヒータ(b)(いずれもコーディェライトのセラミ
ック軸を使用)およびシース管の外寸法がほとんど同じ
であるハステロイのシース管(肉厚約3mm)が取り付
けられ、発熱素子がマグネシア(MgO)の粉体中に埋
め込まれた市販の電気シースヒータ(c)を用意した。
【0062】シース管の材料の違いを比較する材料とし
て窒化珪素セラミックスを選んだのは、窒化珪素セラミ
ックスが電気絶縁性の材料であって熱伝導率が比較的大
きく(約33W/m/K)て熱膨張率が比較的小さい
(3×10-6/℃)熱衝撃に強い材料であり、有力な候
補材料の一つと考えられるからである。
【0063】また、図2に示された構造の、窒化アルミ
ニウムのシース管と窒化アルミニウムのセラミック軸を
取り付けた電気シースヒータ(d)を用意した。
(a)、(b)および(d)の電気シースヒータのセラ
ミック軸の内部の中央付近にはシース熱電対の先端を差
し込んで他端を端子箱の部分から引き出し、ヒータの内
部の温度を計れるようにした。
【0064】試験例1 まず最初に電気シースヒータ(a)と電気シースヒータ
(b)とを前述のパティキュレートトラップ20に組み
込んだ。両方の電気シースヒータを電圧が制御できる交
流電源とそれぞれ接続し、ディーゼル機関からの排気ガ
スを流さない状態において赤外線温度計で電気シースヒ
ータのシース管の表面温度を測定しながら徐々に電圧を
上げ、それぞれに1kWの負荷を入力したところ、電気
シースヒータの表面温度はいずれも780℃になってい
るのを認めた。
【0065】このときの電気シースヒータ(a)の熱電
対温度計による内部の温度は965℃であり、電気シー
スヒータ(b)の内部温度は1020℃となっていた。
次に、排気容量6000cm3 で230馬力の発電用デ
ィーゼル機関を80%の出力で運転し、その排気ガスを
入口配管25からこのパティキュレートトラップ20に
導入し、5分間隔でフィルタモジュールを順々に逆洗し
て、パティキュレートトラップの底のパティキュレート
受部にパティキュレートを集めた。
【0066】ディーゼル機関の運転を開始すると同時に
電気シースヒータに通電を開始し、電気シースヒータ
(a)の内部の温度を950℃に保持するように制御し
た。電気シースヒータ(b)には電気シースヒータ
(a)と同じ電力を投入するように電圧を制御した。こ
の運転機関中における電気シースヒータ(b)の内部の
温度は常に電気シースヒータ(a)の温度より高く、温
度差は50〜120℃となっていた。
【0067】その後150時間運転を継続したところで
電気シースヒータ(b)への通電ができなくなり、その
後は電気シースヒータ(a)のみで運転が続けられ、合
計220時間の後にディーゼル機関の運転が停止され
た。
【0068】電気シースヒータ(b)を取り出して分解
したところ、抵抗発熱線が断線しており、発熱素子の先
端がシース管の中央軸からずれているのを認めた。
【0069】試験例2 次に同じ電気シースヒータ(a)と電気シースヒータ
(c)を前述のパティキュレートトラップ20に組み込
んで同様の試験を行った。
【0070】その結果、ディーゼル機関の排気ガスを導
入し始めてから約60時間運転を継続したところで電気
シースヒータ(c)が断線したのを認めた。電気シース
ヒータ(a)については合計220時間の運転に使用さ
れたが、この間故障なく継続して使用さできた。
【0071】試験例3 同じ電気シースヒータ(a)と電気シースヒータ(d)
を前述のパティキュレートトラップ21のパティキュレ
ート焼却部に組み込んで電圧を徐々に上げ、両者に約1
kWの電力を通じたところ、赤外線温度計で測定した両
者の表面温度はいずれも約800℃となった。このとき
熱電対によって測定された電気シースヒータ(a)の内
部の温度は電気シースヒータ(d)の内部の温度より約
20℃高くなっているのを認めた。
【0072】引き続いて前記と同じ条件でディーゼル機
関の排気ガスを導入してパティキュレートを除去する運
転を夜間も継続して行い、合計約200時間にわたって
運転を継続したが、いずれの電気シースヒータも故障な
く使用でき、メインテナンスの手間としては二日に一回
灰を取り出せば良く、本発明のディーゼル機関用パティ
キュレートトラップの信頼性が優れていることが確認さ
れた。
【0073】
【発明の効果】本発明の電気シースヒータでは、窒化ア
ルミニウムセラミックスをシース管に使用し、その絶縁
性と優れた熱伝導性を有効に利用しており、これによっ
て内部に組み込まれている抵抗発熱線の温度をより均等
に、かつ低く保て、その結果ディーゼル機関用パティキ
ュレートトラップのパティキュレート焼却部に着火手段
として使用されるとき、抵抗発熱線の断線などによる故
障がない耐久性に優れた電気シースヒータとして機能す
る。
【0074】さらに、セラミック軸を窒化アルミニウム
セラミックスとすることによって抵抗発熱線の温度ムラ
をさらに小さくして耐久性をさらに高めることができ、
セラミック軸の先端をシース管の先端部に取り付けた蓋
で支持し、セラミック軸に抵抗発熱線を収納するらせん
状の溝を刻んで抵抗発熱線をこの中に納め、セラミック
軸とシース管の間の隙間を0.6mm以下と狭くするこ
とにより熱伝達がさらに良好になって、電気シースヒー
タの耐久性をさらに向上せしめることが可能になる。
【0075】本発明のディーゼル機関用パティキュレー
トトラップは、上記の耐久性の優れた電気シースヒータ
がパティキュレート焼却部に組み込まれたものであり、
電気シースヒータの抵抗発熱線の断線などによる故障の
恐れがなく、夜間における無人の自動運転が可能な信頼
性の高いものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電気シースヒータの一例を示す断
面図。
【図2】本発明による電気シースヒータの他の一例を示
す断面図。
【図3】本発明のディーゼル機関用パティキュレートト
ラップに好ましく使用されるクロスフロー型フィルタの
一例を示す斜視図。
【図4】本発明のディーゼル機関用パティキュレートト
ラップに使用できるハニカム型フィルタの一例を示すカ
ット部のある斜視図。
【図5】本発明によるディーゼル機関用パティキュレー
トトラップの一例を示すカット部のある斜視図。
【符号の説明】
1 :電気シースヒータ 2 :セラミック軸 3 :抵抗発熱線 4 :発熱素子 5 :シース管 6 :端子箱 7 :電線 8 :蓋 9 :らせん溝 10 :フィルタ 11、15 :含塵ガス流路 12 :フィルタ素子 13 :スペーサ 14、16 :清浄ガス流路 17 :濾壁 18、19 :閉塞材 20 :ディーゼル機関用パティキュレートトラ
ップ 21 :フィルタモジュール 22 :パッキン 23 :ケーシング 24 :スタッドボルト 25 :入口配管 26 :流出口 27 :排気管 28 :開閉弁 29 :圧縮空気配管 30 :取出し口

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】セラミック軸の周りに抵抗発熱線を巻き付
    けられてなる発熱素子が、外径8mm以上40mm以
    下、肉厚1mm以上8mm以下である窒化アルミニウム
    セラミックスのシース管中に収納されていることを特徴
    とする電気シースヒータ。
  2. 【請求項2】請求項1において、セラミック軸が直管で
    あり、セラミック軸がシース管の両端において支持さ
    れ、シース管の一方の端に電源との接続部が取り付けら
    れ、シース管の他方の端にセラミック軸を支持するとと
    もにシース管を塞ぐセラミックスの蓋が取り付けられて
    いる電気シースヒータ。
  3. 【請求項3】請求項1または2において、セラミック軸
    が窒化アルミニウムセラミックスからなる電気シースヒ
    ータ。
  4. 【請求項4】請求項3において、セラミック軸の表面に
    抵抗発熱線を巻き付けるらせん状の溝が概ね抵抗発熱線
    の直径の深さに形成されていて、抵抗発熱線がこの溝の
    中に納められ、セラミック軸の外周面とシース管の内周
    面の間の間隔が平均して0.6mm以下とされている電
    気シースヒータ。
  5. 【請求項5】ディーゼル機関の排気ガスをセラミックス
    のフィルタで濾過し、フィルタ中に捕捉された炭素を主
    成分とするパティキュレートを、フィルタ中に逆方向か
    ら空気を吹き込む逆洗操作によってパティキュレート受
    部に移し、パティキュレートをパティキュレート受部に
    取り付けられた着火手段を備えるパティキュレート焼却
    部において着火し焼却するパティキュレートトラップで
    あって、セラミック軸の周りに抵抗発熱線を巻き付けら
    れた発熱素子が窒化アルミニウムセラミックスのシース
    管中に収納されてなる電気シースヒータがパティキュレ
    ート焼却部に着火手段として備えられていることを特徴
    とするディーゼル機関用パティキュレートトラップ。
JP4078630A 1992-02-28 1992-02-28 電気シースヒータおよびこれが組み込まれたディーゼル機関用パティキュレートトラップ Withdrawn JPH05240028A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4078630A JPH05240028A (ja) 1992-02-28 1992-02-28 電気シースヒータおよびこれが組み込まれたディーゼル機関用パティキュレートトラップ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4078630A JPH05240028A (ja) 1992-02-28 1992-02-28 電気シースヒータおよびこれが組み込まれたディーゼル機関用パティキュレートトラップ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05240028A true JPH05240028A (ja) 1993-09-17

Family

ID=13667200

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4078630A Withdrawn JPH05240028A (ja) 1992-02-28 1992-02-28 電気シースヒータおよびこれが組み込まれたディーゼル機関用パティキュレートトラップ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05240028A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2720888A1 (fr) * 1994-06-03 1995-12-08 Electricite De France Enveloppe protectrice perfectionnée pour composant électrique.
KR100682709B1 (ko) * 2003-11-25 2007-02-15 가부시키가이샤 코쿠사이덴키 세미컨덕터 서비스 연소 히터 및 배기가스 연소장치
JP2009144049A (ja) * 2007-12-13 2009-07-02 Kimtec:Kk 油化システム
JP2010059329A (ja) * 2008-09-04 2010-03-18 Kimtec:Kk 油化システム
KR200453865Y1 (ko) * 2009-09-21 2011-05-30 이성록 카트리지 히터용 파이프 마개
CN109396168A (zh) * 2018-12-01 2019-03-01 中节能城市节能研究院有限公司 污染土壤原位热修复用组合换热器及土壤热修复系统
JP3222440U (ja) * 2019-05-20 2019-08-01 真弘 藤川 ナノカーボンヒーター用構造体及び当該ナノカーボンヒーター用構造体を用いたナノカーボンヒーター
JP2021536108A (ja) * 2018-09-21 2021-12-23 深セン市博迪科技開発有限公司Shenzhen Buddy Technology Development Co., Ltd. セラミック発熱体及び電子タバコ

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2720888A1 (fr) * 1994-06-03 1995-12-08 Electricite De France Enveloppe protectrice perfectionnée pour composant électrique.
KR100682709B1 (ko) * 2003-11-25 2007-02-15 가부시키가이샤 코쿠사이덴키 세미컨덕터 서비스 연소 히터 및 배기가스 연소장치
KR100830029B1 (ko) * 2003-11-25 2008-05-15 가부시키가이샤 코쿠사이덴키 세미컨덕터 서비스 배기가스 연소장치
JP2009144049A (ja) * 2007-12-13 2009-07-02 Kimtec:Kk 油化システム
JP2010059329A (ja) * 2008-09-04 2010-03-18 Kimtec:Kk 油化システム
KR200453865Y1 (ko) * 2009-09-21 2011-05-30 이성록 카트리지 히터용 파이프 마개
JP2021536108A (ja) * 2018-09-21 2021-12-23 深セン市博迪科技開発有限公司Shenzhen Buddy Technology Development Co., Ltd. セラミック発熱体及び電子タバコ
CN109396168A (zh) * 2018-12-01 2019-03-01 中节能城市节能研究院有限公司 污染土壤原位热修复用组合换热器及土壤热修复系统
CN109396168B (zh) * 2018-12-01 2023-12-26 中节能城市节能研究院有限公司 污染土壤原位热修复用组合换热器及土壤热修复系统
JP3222440U (ja) * 2019-05-20 2019-08-01 真弘 藤川 ナノカーボンヒーター用構造体及び当該ナノカーボンヒーター用構造体を用いたナノカーボンヒーター

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3355943B2 (ja) 排ガス浄化方法及び排ガスフィルタ並びにこれを用いた排ガスフィルタ浄化装置
EP1348843B1 (en) Ceramic honeycomb filter and exhaust gas-cleaning method
US4505107A (en) Exhaust gas cleaning apparatus
US4427418A (en) Device for collecting particulates in exhaust gases
US5053062A (en) Ceramic foam prefilter for diesel exhaust filter system
US5551971A (en) Particulate filter, and system and method for cleaning same
US8011177B2 (en) Exhaust particulate filter
KR930000473B1 (ko) 디이젤엔진의 배기정화장치
US20050115224A1 (en) Exhaust emission control device and casing structure of the control device
US4503672A (en) Diesel exhaust cleaner with glow plug igniters and flow limiting valve
JP2001207831A (ja) 測定装置および煤煙フィルタの動作性監視方法
JPH04148013A (ja) 排気ガス微粒子捕集用フィルタ
JP2001173429A (ja) 排気ガス浄化装置及び排気ガス浄化装置のヒータ制御方法
JPH05240028A (ja) 電気シースヒータおよびこれが組み込まれたディーゼル機関用パティキュレートトラップ
JP3390055B2 (ja) 排気ガス浄化装置
JP3257370B2 (ja) 排ガスフィルター浄化方法、及び排ガスフィルター浄化装置
JP3587270B2 (ja) ヒーターを用いたdpf再生システム
JPH1089050A (ja) 排気ガス用のフィルタ装置
JP2004160351A (ja) セラミックフィルター
JP4219420B2 (ja) 排ガスフィルター浄化方法、及び排ガスフィルター浄化装置
JPH10252446A (ja) 排ガス浄化装置
JPH01125515A (ja) ディーゼルパティキュレート捕集装置
JPH06299839A (ja) 排気ガス浄化装置
JPH04298625A (ja) 内燃機関用フィルタ再生装置
JPH03258910A (ja) 内燃機関の排気浄化装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990518