JPH0523920B2 - - Google Patents

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JPH0523920B2
JPH0523920B2 JP1233910A JP23391089A JPH0523920B2 JP H0523920 B2 JPH0523920 B2 JP H0523920B2 JP 1233910 A JP1233910 A JP 1233910A JP 23391089 A JP23391089 A JP 23391089A JP H0523920 B2 JPH0523920 B2 JP H0523920B2
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JP
Japan
Prior art keywords
pressurizing
die
resin plate
cutting blade
closed
Prior art date
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Application number
JP1233910A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0398796A (ja
Inventor
Nobuhiro Ikegawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IKESHIN FUOOMU KK
Original Assignee
IKESHIN FUOOMU KK
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Publication date
Application filed by IKESHIN FUOOMU KK filed Critical IKESHIN FUOOMU KK
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  • Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、独立気泡の発泡樹脂板を使用して化
粧用パフなどを製造する場合に好適に使用される
独立気泡の化粧用塗布具の加工方法と加工装置に
関する。
[従来の技術] 化粧用パフを例に取ると、近時においては製造
が容易で安価な発泡樹脂が従来の海綿などに代わ
つて使用されており、特に液状の化粧品を塗布さ
せる場合には、吸水性の少ない独立した気泡の発
泡樹脂が好まれて使用されている。
ところが、従来の発泡樹脂を加工して化粧用パ
フを形成する場合の製造工程を説明すると、第4
図a〜cに示したように、先端に刃部300aを
形成した型抜刃300を設けた下抜型200と、
平坦な加圧面100aを形成した上型100との
間に、発泡樹脂板400を挟んでから、上型10
0を押し付けて、第5図に示したような型抜きさ
れた一次加工品500を得た後、その一次加工品
500の切断端面(周端部)をグラインダ(不図
示)で削り取つて中央が膨らんだ湾曲面500a
を面取形成するようしている(第6図a,b参
照)。
[発明が解決しようとする課題] しかし、かかる従来の方法だと、発泡樹脂板を
適当な形状に板抜きしてから、更にグラインダ加
工を行なう工程が必要となり、しかもグラインド
加工は面倒で製造コストの面で不利になるという
問題があつた。
本発明は、型抜き加工時に、型抜きと同時に加
工品の切断端面に面取アール加工が出来て、加工
能率の向上できる安価で構造の簡単な独立気泡の
化粧用塗布具の加工装置を提供することを目的と
している。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために提案される本発明
は、平坦な加圧面を有した第1の加圧体と、平坦
な加圧面の中央に形成した型抜孔にリング状の型
抜刃を、その先端が僅かに突出する程度に嵌入さ
せた第2の加圧体と、上記第1、第2の加圧体で
独立気泡の樹脂材料を挟圧するための加圧機構と
を備えたことを特徴としている。
また、請求項2においては、第2の加圧体の加
圧面には、型抜刃の先端部が殆ど突出させないよ
うに、弾性シートを貼付させた構造とした化粧用
塗布具の加工装置が提案されている。
このような本発明の加工装置では、第2の加圧
体の型抜孔の形状を種々選択することによつて、
任意形状の化粧用パフが得られることはいうまで
もない。
[作用] 本発明の加工装置によれば、上下1組の加圧体
で独立気泡の樹脂板を圧縮すると、双方の加圧面
に接し押しつぶされて上下の部分が規制された独
立気泡の樹脂板の型抜孔周囲の内部組織が抜孔内
に移動する。
したがつて、この状態で更に上方の加圧体を押
し付けると、上下の部分が押しつぶされて固定さ
れた独立気泡の樹脂板が裁断されるが、このとき
型抜孔内に移動した周囲の内部組織は型抜孔内に
移動したままの状態で裁断されるので、裁断され
た樹脂板を型抜孔より取り出せば、移動した樹脂
組織は、自らの弾性力によつて裁断された樹脂板
の周囲端面より突出する。このため、切断端面に
は中央が膨出したアール面が形成される。
請求項2において、提案された本発明の加工装
置では、更に第2の加圧体の型抜孔の周囲には、
弾性シートを貼付して、型抜孔に嵌入された型抜
刃を殆ど突出させない程度にしているので、樹脂
板の型抜孔の周囲の組織を、型抜孔に充分に移動
させることができるので、柔軟な樹脂板を上下の
加圧体で加圧するときに特に有効である。
以下に、本発明の実施例について、図面に基づ
いて説明する。
第1図は、本発明の加工装置Aの要部構造を示
した分解斜視図である。
1は平坦な加圧面1aを有した第1の加圧体
で、加圧面1aには保護シート4を張り付けてい
る(第2図参照)。また、2は中央に型抜孔2b
を有した第2の加圧体であり、この加圧体2の型
抜孔2bには、型抜刃3を、その先端の刃部3a
が平坦な加圧面2aより僅かに突出するようにし
て嵌め込んだ構造となつており、これらの第1、
第2の加圧体1,2の間には、独立気泡の平板状
発泡樹脂板5が置かれ、1組の加圧体1,2で樹
脂板5を挟んでから加圧機構(不図示)によつて
加圧させて、型抜孔2bより樹脂板5を抜落とす
構造となつている。
ここに、型抜刃3はリング状に形成されてお
り、第1、第2の加圧体1,2は、木製で形成さ
れたモリソン型となつている。
本発明は、このようにして1組の加圧体1,2
の間に置かれた独立気泡の発泡樹脂板5を、これ
らの加圧体1,2でそのまま加圧し、圧縮するだ
けの簡単な操作で、第3図a,bに示したような
加工品Bを得るものである。
ついで、本発明装置における操作方法を更に詳
細に説明すると、第2図a〜cは、このような本
発明装置における作業工程の手順を示したもので
ある。
まず、型抜孔2bを有した第2の加圧体2を下
に、平坦な加圧面1aを有した第1の加圧体1を
上方に配置し、型抜孔2bを有した第2の加圧体
2に独立気泡の発泡樹脂板5を載せる(第2図a
参照)。
次に、上方に位置した第1の加圧体1を下方に
押し下げると、本発明では独立気泡の発泡樹脂板
5の双方の加圧体1,2の加圧面1a,2aに接
した部分の動きが規制され、更に加圧が進につれ
て、発泡樹脂板5は第2の加圧体2に形成した抜
孔2bに落込んで行き、このとき発泡樹脂板5の
内部の型抜孔2bの外方に位置した部分は、矢符
で示したように型抜孔2bの内方に向かつて移動
して行くことになる。
そして、上方の第1の加圧体1が押し下げられ
て圧縮が進むと、下方の加圧体2側の型抜孔2b
に嵌め込んだ型抜刃3が樹脂板5の下側より食い
込んで行き、このとき、樹脂板5の樹脂材料の型
抜孔2b方向への移動も阻止され、型抜刃3の先
端部3aが樹脂板5の上面に達することによつて
切断が完了する。そして、切断された樹脂板5
は、第3図に示したような加工品Bとなつて、型
抜孔2bより落下する。
このようにして、型抜刃2bによつて切断され
た発泡樹脂板5の切断端面(周端面)は、樹脂板
5の圧縮時に抜孔2b側に移動した部分が、樹脂
板5の弾性復元力によつてもとに戻ることによ
り、第3図bに示したように、中央に頂部5aを
有した湾曲面となる。
なお、第2図の工程図では、第2の加圧体2の
加圧面2aには、型抜刃3の先端部3aが殆ど突
出しない程度に、弾性シート6を貼付させた構造
としたものを示しているが、このような構造のも
のでは、型抜刃3が樹脂板5に食い込むまでの圧
縮時における樹脂素材の移動を効果的に行うこと
ができるので、中央の湾曲部の一層顕著な加工品
が得られる(請求項2に対応)。
[発明の効果] 本発明の加工装置によれば、独立気泡の樹脂材
料を抜取りして、取り出すだけで、切断端面にア
ール面を形成した面取り加工ができるので、グラ
インダ加工による面取作業を要せず化粧用パフが
製造できる。
また、このような本発明の加工装置は、上下の
加圧体を木で製造できる構造なので軽量な上に製
造コストも安価である。更に、上下の型には対応
した歯を設けた構造でもないので、抜取り時に面
倒な位置合わせを行う必要もなく、抜取加工時の
作業性もよいなど、実用的価値の高いものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の加工装置の一実施例分解斜視
図、第2図a,b,cは本発明装置における動作
工程の説明図、第3図a,bは本発明装置により
得られた加工品の斜視図と断面図、第4図a,
b,cは従来方法を示す工程図、第5図は従来方
法による加工品の斜視図、第6図a,bは従来方
法による加工工程の説明断面図である。 (符号の説明)、A……本発明の加工装置、1
……第1の加圧体、1a……その平坦な加圧面、
2……第2の加圧体、2a……その加圧面、2b
……型抜孔、3……型抜刃、3……型抜刃、3a
……先端の刃部、5……独立気泡の発泡樹脂板、
6……弾性シート。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 平坦な加工面を有した第1の加圧体と、 平坦な加圧面の中央に形成した型抜孔にリング
    状の型抜刃を、その先端が僅かに突出する程度に
    嵌入させた第2の加圧体と、 上記第1、第2の加圧体で独立気泡の樹脂材料
    を挟圧するための加圧機構とを備えたことを特徴
    とする化粧用塗布具の加工装置。 2 上記第2の加圧体の加圧面には、型抜刃の先
    端部が殆ど突出しない程度に、弾性シートを貼付
    させた構造とした請求項1に記載の化粧用塗布具
    の加工装置。
JP1233910A 1989-09-08 1989-09-08 化粧用塗布具の加工装置 Granted JPH0398796A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1233910A JPH0398796A (ja) 1989-09-08 1989-09-08 化粧用塗布具の加工装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP1233910A JPH0398796A (ja) 1989-09-08 1989-09-08 化粧用塗布具の加工装置

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Publication Number Publication Date
JPH0398796A JPH0398796A (ja) 1991-04-24
JPH0523920B2 true JPH0523920B2 (ja) 1993-04-06

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ID=16962505

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