JP3006579U - 野菜分割具 - Google Patents

野菜分割具

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 野菜を正確な形状に容易・効率的に分割でき
るようになす。 【構成】 刃先を適宜輪郭形状に構成して、背側に向け
て順次拡径したリング状刃1と、このリング状刃1の刃
先側に有って周面一端から他端に渡された分割刃2とで
構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、野菜分割具の改良に関するもので、特に、ジャガイモ、人参、大根 等の野菜を、適宜立体形状、例えば「シャット」と称されている略ラグビーボー ル形状に加工するに際し、前加工として断面三角柱形状または断面台形柱形状に 分割するに適した野菜分割具の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
上記「シャット」をジャガイモを例に作るには、まず、ジャガイモMの上下を 水平に切り落とし「図8」の形状となし、次いで縁を包丁で落として同図一点鎖 線で示す平面六角形状とし、さらに、該平面6角形の対角線(図に破線で示す) で切断して6個の断面三角柱形状の分割野菜片M1,M1,M1・・・となす。 そして、「図9」に示すように、各分割野菜片M1の三角柱形状の各陵辺部を包 丁で面取りして「シャット」M2を完成するようになしてある。
【0003】 すなわち、従来は上記の加工を調理人がすべてを一本の包丁を使用して行って いるものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記従来の加工法は、すべてを人手によっているため、大変手数を要 するという課題を有している。例えば、ホテルで500人の宴会が5組あるとし て、一人にシャットを5個使用するなら、12500個のシャットが必要である 。これに対して、熟練した調理人が該シャットを作ると、一時間約500個程度 であるので、8時間で4000個加工できるので、最低2人は専門にその作業に 専念しなくてはならないことになる。
【0005】 また、上記加工法は、ほとんど全ての包丁作業を目分量で行うのもので熟練が 必要で、特に、正確な平面六角形状に切り出すことはなかなか大変で、結果とし てシャットの大きさが不均一となるのは避け得ないものであるという課題を有し ている。
【0006】 そこで本考案は上記課題に鑑みなされたもので、野菜を正確な形状に容易・効 率的に分割できる野菜分割具を提供することを目的としたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的に沿い、先述実用新案登録請求の範囲を要旨とする本考案の構成は 前述課題を解決するために、刃先を適宜輪郭形状に構成して、背側に向けて順次 拡径したリング状刃1と、このリング状刃1の刃先側に有って周面一端から他端 に渡された分割刃2とで構成した技術的手段を講じたものである。
【0008】 また、「請求項2」の考案は、刃先を略正六角形の輪郭形状となし、背側に向 けて順次拡径した角錐台形状のリング状刃1と、この角錐台形状のリング状刃1 aの対向する頂点間を夫々連結する分割刃2,2,2とからなり、この分割刃2 ,2,2は刃先側から背側に向けて順次段違い状に配してなる技術的手段を講じ たものである。
【0009】 また、「請求項3」の考案は、刃先を長六角形の輪郭形状となし、背側に向け て順次拡径した角錐台形状のリング状刃1と、長手方向に対向する頂点間を刃先 側で連結して長六角形を二分して二つの台形となす中央分割刃2aと、この中央 分割刃2aによって分割される台形をさらに三つの台形に夫々分割するための交 差分割刃2b,2bとで構成され、 上記交差分割刃2b,2bは、中央分割刃2aの左右中央部に設けた一対の通 孔2h,2h内を夫々挿通して「く」の字状に折り曲げ、その両端は角錐台リン グ状刃1の長六角形の長手方向に沿って対向する両辺面部に止着してなる技術的 手段を講じたものである。
【0010】 また、「請求項4」の考案は、「請求項1」乃至「請求項3」記載の上記分割 刃2,2a,2bのいずれかが、リング状刃1の外側まで突出するようになした 技術的手段を講じたものである。
【0011】 また、「請求項5」の考案は、刃先を適宜輪郭形状に構成して、背側に向けて 順次拡径したリング状刃1と、このリング状刃1の刃先側に有って周面の一端か ら他端に渡された分割刃2とからなる野菜分割具本体10と、この野菜分割具本 体10に野菜を押しつける野菜押圧体20とで構成され、 上記野菜押圧体20は、野菜の端面略全面を押圧する主押圧面21と、この主 押圧面21内の分割刃2,2a,2bを避けた複数箇所に収納され、野菜を局所 的にさらに押圧する二次押圧面部22,22,22・・・とで構成した技術的手 段を講じたものである。
【0012】
【作用】
それ故、本考案鞄の野菜分割具は、先ず、野菜Mを包丁等で適宜厚さの輪切り となしたもの(ジャガイモの場合通常「図8」及び「図9」に示すように上下部 位を少し水平方向に切り落としたもの)を使用し、これを調理台(図示せず)に おいて、刃先を下にして野菜Mの上からリング状刃1を押し下げる。すると、野 菜Mはリング状刃1で型抜きされると共に分割刃2で分割される作用を呈する。
【0013】 なお、リング状刃1は背側が順次拡径されているので、リング状刃1内に入り 込む型抜きされた野菜Mは、周囲をリング状刃1によって規制されず多少の間隙 を有するので、分割刃2による分割が容易に行え、かつ、分割された分割野菜片 M1はリング状刃1内より容易に取り出せる作用を呈する。
【0014】 また、本考案は分割刃2をリング状刃1の刃先側のみに設けたので、この分割 刃2部位を通過する際は、野菜Mが一時的にリング状刃1内に圧入されるが、こ の部位を通過すると、圧入抵抗は無くなるので比較的小さい力で野菜Mを分割で きる作用を呈するものである。
【0015】 また、「請求項2」の考案は刃先を略正六角形の輪郭形状となし、背側に向け て順次拡径した角錐台形状のリング状刃1と、この角錐台形状のリング状刃1の 対向する頂点間を夫々連結する分割刃2,2,2とからなり、この分割刃2,2 ,2は刃先側から背側に向けて順次段違い状に配してなるので、一度に6個の三 角柱状に野菜Mを分割でき、分割刃2,2,2は両端を夫々角錐台リング状刃1 aに連結しているので、この分割刃2,2,2はジャガイモ等の硬い野菜も確実 に分割できる強度を有し、確実な分割を可能となす作用を呈するものである。
【0016】 また、「請求項3」の考案は、刃先を長六角形の輪郭形状となし、背側に向け て順次拡径した角錐台形状のリング状刃1と、長手方向に対向する頂点間を刃先 側で連結して長六角形を二分して二つの台形となす中央分割刃2aと、この中央 分割刃2aによって分割される台形をさらに三つの台形に夫々分割するための交 差分割刃2b,2bとで構成され、上記交差分割刃2b,2bは、中央分割刃2 aの左右中央部に設けた一対の通孔2h,2h内を夫々挿通して「く」の字状に 折り曲げ、その両端は角錐台リング状刃1bの長六角形の長手方向に沿って対向 する両辺面部に止着してなるので、断面円形ではなく長円となる野菜Mを一度に 6個の断面台形形状の分割野菜片M1,M1,M1・・・に分割する作用を呈す る。
【0017】 そして、リング状刃による型抜きによって、リング状刃1の外周には野菜Mの 外周部がリング状に嵌り込むことになるが、分割する野菜Mの断面が該リング状 刃1の外径に比べて対してあまり大きくない場合は、リング状刃1が押し込まれ るとその背側が順次拡径されているので、内側より押し広げてこの野菜リング( 「図8」に符号M3で示す部分)を割るよう作用する。しかし、分割しようとす る野菜Mの断面が該リング状刃1の外径に比べて相当に大きいと、この野菜リン グM3の分割は不能となりこれを一々取り除かなくてはならないことになるが、 「請求項4」の考案はリング状刃1の外側まで突出するようになした分割刃2, 2a,2bで野菜リングM3は切断して取り除かれる作用を呈する。
【0018】 そして、「請求項5」の考案では、上記では野菜Mを固定したが、逆に野菜M をリング状刃1(野菜分割具本体10)内に押し込むことで、上記と同じ作用を 呈することになる。なお、野菜Mを野菜分割具本体10に野菜押圧体20で押し つける際に、この野菜押圧体20が刃先に接触すると切れ味が悪くなるので、こ の野菜押圧体20は、刃先に接触しない段階で止めることが望ましい。しかし、 それでは野菜が完全に分割できないので、主押圧面21と、分割刃2,2a,2 bを避ける位置に設定した二次押圧面部22,22,22・・・で二段的に野菜 Mを押しつけることで刃先には接触せずに分割を確実に行うよう作用する。
【0019】
【実施例】
以下、本考案の実施例を添付図面を参照して説明する。図中、1はリング状刃 で、このリング状刃1は、刃先を適宜輪郭形状に構成してある。適宜輪郭形状と しては円、方形、多角形は無論その他、適宜図形状であってもよい。そして、刃 先を適宜輪郭形状に構成するには、一端に刃を付した帶板の板刃を折り曲げて構 成するか、複数枚の板刃を順次溶接止め、ロー付け等によって連結すればよく、 本実施例では6枚の板刃を順次連結して刃先が平面六角形の輪郭形状となるもの を使用した。
【0020】 また、上記リング状刃1は、背側に向けて順次拡径してなる。すなわち、この リング状刃1は、刃先側が小径で背側が大径となるようになしてある。この背側 を大径となしたのは、リング状刃1内に押し込まれる野菜Mは当然刃先の輪郭形 状と一致する断面形状となるので、刃先側と背側とが同形であると、リング状刃 1で型抜きされた野菜Mは該リング状刃1内に密に嵌り込み、容易にこれを取り 出せなくなるためで、背側を大径とすることで型抜きされてリング状刃1内に押 し込まれた野菜(分割野菜片M1,M1,M1・・・)を容易に取り出せるよう になしている。
【0021】 そして、上記リング状刃1の刃先側にあって周面の一端から他端に分割刃2を 渡して取り付けてなる。この分割刃2はリング状刃1によって型抜きされた野菜 Mを複数個に分割するもので、この分割は野菜Mが周囲をリング状刃1で囲まれ た中で行うので、切断時の抵抗を小さくするため、薄刃で幅(刃先より背まで) が狭いものを使用しリング状刃1の刃先側にのみで行うようになしてある。なお 、この分割刃2は両端をリング状刃1の周面に止着して取り付けてある。また、 この分割刃2は複数本使用してもよいのは無論である。
【0022】 「請求項2」の考案は、刃先を略正六角形の輪郭形状となし、背側に向けて順 次拡径した角錐台形状のリング状刃1と、この角錐台形状のリング状刃1の周面 の対向する頂点間を夫々連結する分割刃2,2,2とからなり、この分割刃2, 2,2は刃先側から背側に向けて順次段違い状に配してなる。
【0023】 すなわち、分割刃2を三本使用し、略正六角形の輪郭形状の角錐台形状のリン グ状刃1の対角線上に配すると、6つの断面三角柱状の分割野菜片M1,M1, M1・・・に分割できるが、これを本考案とは相違して略正六角形の輪郭形状の 中心より放射状に分割刃2を設ける(図示せず)と、中心部位で多数の分割刃2 を連結しなくてはならず、薄い分割刃2を使用しても中心部は比較的大きな断面 を分割刃2で占めることになり、その部位が切断抵抗が大きくなり切断しずらく なる。この方式に比較して、本考案は、分割刃2,2,2は刃先側から背側に向 けて順次段違い状に配することで、言い換えるなら各分割刃2を刃先側から背側 に順次取り付けることで、野菜Mは順次二分割ずつされることになり、小さな力 で容易に野菜Mを分割できるようになすことができるものである。
【0024】 さらに、上記分割刃2,2,2は刃先側から背側に向けて順次段違い状に配す ることで各分割刃2の両端は角錐台形状のリング状刃1にしっかりと固定でき、 薄刃で幅の狭いものを使用しても充分な強度を発揮できるものである。
【0025】 「請求項3」の考案は、刃先を長六角形の輪郭形状となし、背側に向けて順次 拡径した角錐台リング状刃1と、長手方向に対向する頂点間を連結して長六角形 を二分して二つの台形となす中央分割刃2aと、この中央分割刃2aによって分 割される台形をさらに三つの台形に夫々分割するための交差分割刃2b,2bと で構成される。
【0026】 大根、人参はほぼ真円状であるがジャガイモは長円の場合もある。そこで、こ の場合に略正六角形の輪郭形状の角錐台形状のリング状刃1を使用すると無駄が 多くなる。そこで、本考案では、刃先を長六角形の輪郭形状となして無駄を低減 するようになしてある。
【0027】 そして、上記中央分割刃2aは、角錐台形状のリング状刃1で長六角形に型抜 きした野菜Mを二分割して二つの断面台形形状となすが、さらにこの断面台形形 状のものを交差分割刃2b,2bによって三つの断面台形形状に夫々分割するも ので、この交差分割刃2b,2bは、中央分割刃2aの左右中央部に設けた一対 の通孔2h,2h内を夫々挿通して「く」の字状に折り曲げ、その両端は角錐台 形状のリング状刃1b長六角形の長手方向に沿って対向する両辺面部に止着して なる。
【0028】 「く」の字状に折り曲げた交差分割刃2b,2bを、その折り曲げ頂部を夫々 中央に向けて対向させると、「図5」に示すように中央分割刃2aで二分割して 二つの台形となしたものを夫々三つの台形に再度分割することになるが、「く」 の字状に折り曲げた交差分割刃2bはその両端を固定しても折り曲げ頂部に加わ る力に充分な抗力を有さない。そこで本考案では、該交差分割刃2b,2bは中 央分割刃2aの左右中央部に設けた一対の通孔2h,2h内を夫々挿通して「く 」の字状に折り曲げ頂部を中央分割刃2aで支承するようになしてある。
【0029】 そして、「請求項4」に考案は、「請求項1」乃至「請求項3」記載の上記分 割刃2,2a,2bのいずれかが、リング状刃1の外側まで突出するようになし てある。
【0030】 この分割刃2,2a,2bのいずれかをリング状刃1の外側まで突出させたの は、リング状刃1の外側を取り巻く野菜(野菜リングM3)を切断するもので、 リング状刃1,1a,1bの外側を取り巻く野菜をC字状にあるいは複数個に分 割してリング状刃1の外側の野菜も取り除き易いように、かつ、リング状刃1を 野菜Mに押し込み易いようになしている。
【0031】 そして、「請求項5」の考案は、刃先を適宜輪郭形状に構成して、背側に向け て順次拡径したリング状刃1と、このリング状刃1の一端から他端に渡された分 割刃2とからなる野菜分割具本体10と、この野菜分割具本体10に野菜を押し つける、野菜押圧体20とで構成され、該野菜押圧体20は、野菜の端面略全面 を押圧する主押圧面21と、この主押圧面21内の分割刃2を避けた複数箇所に 収納され、野菜を局所的にさらに押圧する二次押圧面部22,22,22・・・ とで構成してある。
【0032】 すなわち、この考案は野菜分割具本体10を適宜機台23に固定して、野菜を 主押圧面21と二次押圧面部22,22,22・・・とで野菜分割具本体10に 向けて押圧するようになしたものである。なお、該機台23にはリング状刃1と 連通する窓穴23aを設け、分割野菜片M1,M1,M1・・・は、この窓穴2 3aを通って取り出され、野菜リングM3は機台23で仕切って別の場所に排出 されるようになしてある。
【0033】 上記野菜分割具本体10に対向して野菜押圧体20が設けられ、この野菜押圧 体20を構成する主押圧面21と二次押圧面部22,22,22・・・とは手動 レバーまたはシリンダー等の駆動源(共に図示せず)で往復移動(図では昇降) するようなしてある。なお、図示はしていないが、主押圧面21と二次押圧面部 22,22,22・・・とを往動する際に一つの駆動源で共に移動し、所定位置 でストッパー等で主押圧面21のみが移動を停止しその後は二次押圧面部22, 22,22・・・のみが一定距離移動するようになしてある。(この駆動方法は 従来技術で種々可能であるので、図示及び説明は省略する。)
【0034】 なお、上記二次押圧面部22,22,22・・・はスプリング24によってそ の押圧面が主押圧面21と一致するよう方向に付勢してある。すなわち、図示例 では、主押圧面21の底段部21aと二次押圧面部22の駆動軸22aの途中に 設けた鍔部22bとの間にスプリング24を設け、駆動軸22a乃至二次押圧面 部22が主押圧面21に対して上方に向けて付勢してある。
【0035】 なお、図示はしていないが上記とは相違して、スプリング24によって該二次 押圧面部22,22,22・・・を逆方向、すなわち、主押圧面21より突出す る方向に付勢し、野菜M全体を押す時は該二次押圧面部22,22,22・・・ がスプリングの付勢力に抗して引っ込み、主押圧面21が所定位置まで往動する とその後は、スプリングの付勢力のみで二次押圧面部22,22,22・・・が さらに一定距離往動するようになしてもよい。
【0036】 なお、上記二次押圧面部22,22,22・・・は、リング状刃1と分割刃2 ,2a,2bとで囲まれた空隙部に位置を合わせ、この空隙部内に挿入されるよ うになしてあるのは無論である。
【0037】
【考案の効果】
本考案は上記のごときであるので、野菜を簡単な操作で複数分割でき、しかも すべて正確な寸法の野菜片を得ることのできる野菜分割具を提供できるものであ る。
【0038】 また、「請求項2」と「請求項3」の考案は、同じ大きさの三角柱または断面 台形柱を得られるので、これをシャットに加工するのに能率的で、大きさをそろ えることのできる野菜分割具を提供できるものである。
【0039】 また、「請求項3」の考案は、型抜きした野菜の残りを取り除き易い野菜分割 具を提供できるものである。
【0040】 また、「請求項5」の考案は、駆動源で主押圧面21と二次押圧面部22,2 2,22・・・と往動することで、自動化が可能な野菜分割具を提供できるもの である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を平面図である。
【図2】正面図である。
【図3】別の実施例平面図である。
【図4】「図3」例の正面図である。
【図5】さらに、別の実施例平面図である。
【図6】「図5」例の分割刃部の部分斜視図である。
【図7】さらに別の実施例縦断面図である。
【図8】本考案で分割する野菜の斜視図である。
【図9】本考案によって分割された野菜分割片の斜視図
である。
【符号の説明】
1 リング状刃 1a リング状刃 1b リング状刃 2 分割刃 2a 中央分割刃 2b 交差分割刃 2h 通孔 10 野菜分割具本体 20 野菜押圧体 21 主押圧面 22 二次押圧面部

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 刃先を適宜輪郭形状に構成して、背側に
    向けて順次拡径したリング状刃(1)と、このリング状
    刃(1)の刃先側に有って周面一端から他端に渡された
    分割刃(2)とからなる野菜分割具。
  2. 【請求項2】 刃先を略正六角形の輪郭形状となし、背
    側に向けて順次拡径した角錐台形状のリング状刃(1)
    と、この角錐台形状のリング状刃(1a)の対向する頂
    点間を夫々連結する分割刃(2,2,2)とからなり、
    この分割刃(2,2,2)は刃先側から背側に向けて順
    次段違い状に配してなる野菜分割具。
  3. 【請求項3】 刃先を長六角形の輪郭形状となし、背側
    に向けて順次拡径した角錐台形状のリング状刃(1)
    と、長手方向に対向する頂点間を刃先側で連結して長六
    角形を二分して二つの台形となす中央分割刃(2a)
    と、この中央分割刃(2a)によって分割される台形を
    さらに三つの台形に夫々分割するための交差分割刃(2
    b,2b)とで構成され、 上記交差分割刃(2b,2b)は、中央分割刃(2a)
    の左右中央部に設けた一対の通孔(2h,2h)内を夫
    々挿通して「く」の字状に折り曲げ、その両端は角錐台
    リング状刃(1)の長六角形の長手方向に沿って対向す
    る両辺面部に止着してなる野菜分割具。
  4. 【請求項4】 上記分割刃(2,2a,2b)のいずれ
    かが、リング状刃(1)の外側まで突出するようになし
    た「請求項1」乃至「請求項3」記載の野菜分割具。
  5. 【請求項5】 刃先を適宜輪郭形状に構成して、背側に
    向けて順次拡径したリング状刃(1)と、このリング状
    刃(1)の刃先側に有って周面の一端から他端に渡され
    た分割刃(2)とからなる野菜分割具本体(10)と、
    この野菜分割具本体(10)に野菜を押しつける野菜押
    圧体(20)とで構成され、 上記野菜押圧体(20)は、野菜の端面略全面を押圧す
    る主押圧面(21)と、この主押圧面(21)内の分割
    刃(2,2a,2b)を避けた複数箇所に収納され、野
    菜を局所的にさらに押圧する二次押圧面部(22,2
    2,22・・・)とで構成した野菜分割具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011167825A (ja) * 2010-02-22 2011-09-01 Calbee Foods Co Ltd カッタ
JP2012096330A (ja) * 2010-11-04 2012-05-24 Q P Corp 長芋の乱切り切断機

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