JPH05237877A - ディスク用射出成形金型およびディスクの製造方法 - Google Patents

ディスク用射出成形金型およびディスクの製造方法

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JPH05237877A
JPH05237877A JP4143692A JP4143692A JPH05237877A JP H05237877 A JPH05237877 A JP H05237877A JP 4143692 A JP4143692 A JP 4143692A JP 4143692 A JP4143692 A JP 4143692A JP H05237877 A JPH05237877 A JP H05237877A
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disk
gate
injection
molten resin
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    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/26Moulds
    • B29C45/263Moulds with mould wall parts provided with fine grooves or impressions, e.g. for record discs

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  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 段差部周辺域の複屈折率が良好なディスクを
成形可能なディスク用射出成形金型を提供する。 【構成】 射出孔31に挿通するホットプランジャ43
の閉塞部45をキャビティ11に突出させ、閉塞部45
の外周面の延長面、すなわち製品ディスクの段差部内周
に相当する位置にゲート48を形成する。溶融樹脂はゲ
ート48から外周部および中心部への2方向に流れて、
キャビティ11を密に満たすが、ゲート48から外周部
へ流れる溶融樹脂は、円盤状のキャビティ11の軸と直
交する方向、即ち製品ディスクの段差部から外周へ向か
う方向のみに流動するので、配向されることがない。こ
れにより、ゲート48から外周へ流動した樹脂にて形成
される、製品ディスクの段差部よりも外周部分にては、
樹脂の配向を原因とする複屈折率の悪化は防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオディスクやコン
パクトディスク等のディスクを射出成形するディスク用
射出成形金型に係り、特にホールド部と記録部との間に
段差部を有するディスク用射出成形金型に関する。
【0002】
【従来の技術】従来よりコンパクトディスク等の平板状
のディスクが情報担体として使用されており、それらを
成形する射出成形金型が各種知られている。一方、新規
な規格のディスクとして、ミニディスクが使用されるよ
うになった。ミニディスクは、情報域を有する記録部と
再生装置がディスクを保持するために設けられている中
心孔周辺のホールド部とを軸方向に沿ってずらせた形状
で、記録部とホールド部との間に段差部を有するため、
従来の平板状のディスクに適した射出成形金型にて成形
すると、下記のような新たな問題が発生した。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、図10にキ
ャビティ付近の断面図を示したような、従来のディスク
用射出成形金型では、スプルー孔201を経てキャビテ
ィ203内に射出された溶融樹脂は、成形されるディス
ク205の中心孔端面207に相当する位置から外周部
へと流動していくことになる。
【0004】この際、溶融樹脂が段差部209を流動通
過するときに配向されるため、製品ディスクの段差部2
09周辺部分では、複屈折率が図8のように悪化してし
まう。比較のために、図9に段差部のないディスクの複
屈折率を示す。光ディスクにては、複屈折率はなるべく
0に近いことが望ましく、複屈折率が悪化する(0から
+あるいは−側に大きくなる)と光ディスクとしての使
用に差し障ることがあり、ミニディスク成形上の問題と
なっていた。
【0005】そこで本発明は上記の課題を解決すること
を目的とし、ホールド部と記録部との間に段差部を有す
るディスク、例えばミニディスクの射出成形において、
段差部周辺域の複屈折率が良好なディスクを成形可能な
ディスク用射出成形金型および該金型を備えた射出成形
機によるディスクの製造方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成すべ
く、本発明は課題を解決するための手段として次の構成
を取った。即ち、請求項1記載のディスク用射出成形金
型は、射出成形機の固定盤に固定する固定側金型と、可
動盤に固定する可動側金型とからなり、両者金型が閉じ
たときの接合面に形成されるディスク状キャビティを設
けたディスク用射出成形金型において、前記固定側金型
に設けられ前記キャビティの中心部にて前記キャビティ
と連通し溶融樹脂の通路となる射出孔を有する固定スリ
ーブと、ディスク中央部に段差部を生じさせるように前
記キャビティ内に突出可能な閉塞部を先端部に備えると
ともに保芯作用を有する摺動部を備え前記射出孔内に溶
融樹脂の通路となる空間を形成して前記射出孔に摺動自
在に挿通するホットプランジャとを設け、前記固定スリ
ーブのキャビティ側端部と、前記閉塞部とで、前記キャ
ビティの成形されるディスクの記録部の内周縁部に対応
する位置に、前記内周縁部と直交する方向に溶融樹脂が
通過可能かつ開閉動作により溶融樹脂の前記キャビティ
内への流入ならびにその阻止の制御をするゲートを形成
したことを特徴とする。
【0007】また、請求項4記載のディスクの製造方法
は、請求項1記載のディスク用射出成形金型を備えた射
出成形機を使用して、所定の射出圧にて射出ノズルから
前記射出孔および前記ゲートを経て前記キャビティ内へ
溶融樹脂を射出し、前記キャビティ内を前記射出された
溶融樹脂でほぼ満たした後、前記溶融樹脂の射出を継続
しつつ前記ゲートの閉鎖を開始し、少なくとも該ゲート
の閉鎖が完了するまで前記射出圧を維持することを特徴
とする。
【0008】
【作用】前記構成を有するディスク用射出成形金型にて
は、固定側金型及び可動側金型が相対移動して型閉し、
所定の型締圧にて型締され、接合面間にディスク成形用
のキャビティを形成する。この際、ゲートは開状態にあ
る。
【0009】続いて射出ノズルから溶融樹脂が射出さ
れ、ゲートを経てキャビティへ流入する。ゲートは、製
品ディスクの記録部の内周縁部に対応する位置に、該内
周縁部と直交する方向に溶融樹脂が通過可能に設けられ
ているので、ゲートを通過した溶融樹脂はキャビティ
を、ディスクの記録部の内周縁部に対応する位置から記
録部およびホールド部への2方向に流れて、キャビティ
を密に満たしてゆく。
【0010】記録部の内周縁部に対応する位置から記録
部への溶融樹脂はディスク面に沿った方向のみに流動す
るので、配向されることがない。これにより、段差部よ
りも外周の記録部にては、樹脂の配向を原因とする複屈
折率の悪化は防止される。段差部よりも内周側のホール
ド部は、情報域としては使用されないので、樹脂の配向
によって複屈折率が悪化しても問題とはならない。
【0011】溶融樹脂がキャビティをほぼ満たすと、溶
融樹脂の射出を継続しつつ、ゲートの閉鎖を開始する。
このゲートの閉鎖が完了するまでは、溶融樹脂を射出す
るための射出圧が維持され、溶融樹脂の射出は継続す
る。したがって、ゲートの閉鎖に伴ってキャビティの見
かけ容積が大きくなっても、ゲートが完全に閉鎖される
まではキャビティへの溶融樹脂の流入が継続し、見かけ
容積の拡大分を満たす。このため、溶融樹脂の充填不足
は生じない。
【0012】ゲートの閉鎖が完了するとキャビティへの
溶融樹脂の流入は停止する。キャビティへの溶融樹脂の
流入が停止した後も樹脂が固化するまで、金型は型締さ
れている。キャビティの樹脂が固化した後、金型は型開
され、製品ディスクが取り出される。
【0013】
【実施例】以下本発明のディスク用射出成形金型および
該金型を備えた射出成形機を使用するディスクの製造方
法を実施例に基づいて詳細に説明する。図1および図2
は本発明の一実施例であるディスク用射出成形金型を備
えたディスク用射出成形機の断面図である。
【0014】本実施例のディスク用射出成形金型を備え
たディスク用射出成形機1は、複数本のステー3にそれ
ぞれナット5で締結固定された固定盤7と、ステー3に
沿って摺動可能に取り付けられた可動盤9とを圧接する
ことにより円板状のキャビティ11を形成し、例えばミ
ニディスクのような、ホールド部と記録部との間に段差
部を有するディスクを成形するこのとできる装置であ
る。
【0015】固定盤7には図示省略したボルト締めによ
り、第1固定部材13a、第2固定部材13bおよび第
3固定部材13cからなる、固定金型13が取り付けら
れている。また、可動盤9には同じく図示省略したボル
ト締めにより、第1可動部材15a、第2可動部材15
bおよび第3可動部材15cからなる、可動金型15が
取り付けられている。そして、両金型13、15の接合
面にはそれぞれ対向して固定側鏡面盤17、可動側鏡面
盤19がやはりボルト締結により各対向して取り付けら
れている。これら対向する固定側鏡面盤17−可動側鏡
面盤19の間の空間として上述のキャビティ11が形成
される。なお、各鏡面盤17、19には冷却溝20が設
けてある。
【0016】まず、固定金型13側の構造について説明
する。固定金型13には、固定側鏡面盤17の中心に開
口し、内筒部21aと張り出し部21bとを備え、一部
が二重円筒状の固定スリーブ21が、第2固定部材13
bおよび第3固定部材13cにて張り出し部21bを挟
持されて配設されている。この固定スリーブ21の内部
に内壁23にて射出孔31が形成されている。また、二
重円筒状の内筒部21aと張り出し部21bとの間は空
間が形成されている。内筒部21aの外周にはヒータ2
4aが配されていて、固定スリーブ21を介して射出孔
31内を加熱可能になっている。
【0017】固定側鏡面盤17には、さらに、固定スリ
ーブ21に外嵌してスタンパホルダ25が貫通してい
る。スタンパホルダ25の一端は固定側鏡面盤17から
わずかに突出していて、他端は固定スリーブ21の張り
出し部21bに接している。スタンパホルダ25の固定
側鏡面盤17からわずかに突出している部分は、図3に
示すように、ディスクの情報面を形成するために固定側
鏡面盤17に取り付けられているスタンパ27の内周部
を保持可能になっている。また、スタンパ27の外周部
は、固定側鏡面盤17の外周部に取り付けられた環状の
外周リング28と固定側鏡面盤17とで挟持されてい
る。
【0018】スタンパ27には成形されるディスクに応
じた凹凸が施されており、ディスクの情報面にはこの凹
凸が転写されることになる。また、キャビティ11は、
正確には、可動側鏡面盤19のキャビティ面19aとス
タンパ27との間に円板状に形成されることになる。
【0019】一方、スタンパホルダ25の張り出し部2
1bよりの端部は、第3固定部材13cを貫いて設けら
れたホルダ押え29によって、固定側鏡面盤17から離
脱しないように保持されている。固定スリーブ21の固
定側鏡面盤17とは逆の端部はスプルーブッシング33
と連結されていて、事実上一体となっている。また、ス
プルーブッシング33は第1固定部材13aに固定され
ている。
【0020】スプルーブッシング33には射出孔31と
連通する内孔37が設けられており、内孔37の一方の
端は、スプルーブッシング33に形成された凹面状のノ
ズル当接面35にて開口している。また、スプルーブッ
シング33の外周にはヒータ24bが配されていて、ス
プルーブッシング33を介して射出孔31内を加熱可能
になっている。
【0021】スプルーブッシング33のノズル当接面3
5には、フィード装置(図示略)に取り付けられた射出
ノズル39の先端が密着当接されている。射出ノズル3
9には中心軸に沿って射出路41が設けられている。こ
の射出路41はフィード装置の樹脂溜りと連通してい
て、フィード装置から、射出路41を経て溶融樹脂を射
出可能になっている。射出ノズル39は、フィード装置
に従って軸方向に往復動可能で、ノズル当接面35から
離脱、当接自在になっている。
【0022】さらに、固定スリーブ21およびスプルー
ブッシング33には、射出孔31と同軸のホットプラン
ジャ43が、射出孔31の軸に沿った方向に摺動可能に
挿通している。ホットプランジャ43のキャビティ11
側の端部には、内壁23を密接、摺動可能な外径を有
し、射出孔31内に収納可能な、鍔状の閉塞部45が設
けられている。固定スリーブ21のキャビティ11側の
端部と閉塞部45とでゲートを構成する。また、このホ
ットプランジャ43のキャビティ11側の端部には、横
断面が円形の挿入孔47が端面に開口して設けられてい
る。閉塞部45は、キャビティ11に突出して固定スリ
ーブ21との間に溶融樹脂が通過可能なゲート48を形
成し、射出孔31内に収納されると射出孔31を閉塞し
キャビティ11との連通を断つこと(ゲートカット)が
可能になっている。
【0023】ホットプランジャ43の他の端部からほぼ
中央付近にかけて、摺動部43aが形成されている。こ
の摺動部43aは射出孔31に摺動自在に嵌合するよう
な外径になっている。また、摺動部43aには複数の貫
通孔からなる樹脂通路43bが設けられている。
【0024】ホットプランジャ43の摺動部43aと閉
塞部45との間には、摺動部43aに続いて摺動部43
aよりも外径が小さい小径部43dが形成されている。
小径部43dと内壁23との間には溶融樹脂が通過可能
な環状空間43cが形成されている。この環状空間43
cは、樹脂通路43bと連通していて、環状空間43c
の断面積は樹脂通路43bの樹脂通過面積よりも大きく
なっている。
【0025】上記の射出路41、小径孔37、射出孔3
1、樹脂通路43b、環状空間43c、ゲート48およ
びキャビティ11とで連通した空間を形成し、フィード
装置から供給される溶融樹脂の射出経路(ホットラン
ナ)を構成している。さらに、摺動部43aは、固定ス
リーブ21に形成されている開口部分で一部露出してい
る。この開口部分を貫通するロッド53が摺動部43a
に連結している。ロッド53は前記開口部分内を、ホッ
トプランジャ43の軸方向に沿って往復動可能になって
いる。また、ロッド53は、ゲートカットシリンダ49
内に摺動自在に挿通するゲートカットピストン51に連
結されていて、ゲートカットピストン51の往復動に応
じて、ホットプランジャ43が往復動可能になってい
る。
【0026】また、ゲートカットシリンダ49は、図示
省略した油圧供給装置からの作動油が油圧給排路50
a、50bを介して給排される、2つの油室49a、4
9bを備えていて、作動油の給排によりゲートカットピ
ストン51を、往復動させることができる。
【0027】次に可動金型15側の構造を説明する。可
動盤9の背後には、可動盤9を固定盤7に対して前進後
退させる型締ラム55がボルト締結により固定されてい
る。型締ラム55は、図示省略した型締めシリンダに挿
嵌されたピストンに連結されており、ステー3に沿って
可動盤9を進退摺動させる働きを受け持っている。これ
によって可動金型15は、固定金型13に対して型閉、
型締、型開の各動作を行うことができる。
【0028】可動盤9を貫通してマシンエジェクタ57
が設けられている。マシンエジェクタ57の一方の端部
は、油圧シリンダ61内のピストン63に連結されてい
て、図示省略した油圧供給装置からの2つの油室61
a、61bへの作動油の給排により往復動するピストン
63の動きに応じて、マシンエジェクタ57が往復動可
能になっている。
【0029】マシンエジェクタ57の他方の端部は、第
1可動部材15aを貫通して、エジェクタスリーブ65
の後端部に当接している。エジェクタスリーブ65は、
第2可動部材15b、第3可動部材15cおよび可動側
鏡面盤19を貫通し、第3可動部材15cおよび可動側
鏡面盤19を貫通して配設されたエジェクタブッシング
67に摺動可能に挿通している。
【0030】エジェクタスリーブ65の先端はキャビテ
ィ11に達していて、後端にフランジ部65a備えてい
る。フランジ部65aとエジェクタブッシング67との
間にはスプリング69が、フランジ部65aを第1可動
部材15a側へ付勢するように配されている。エジェク
タスリーブ65はスプリング69の作用にてフランジ部
65aを第1可動部材15aに当接しているが、マシン
エジェクタ57によってフランジ部65aを押圧される
と、スプリング69に抗して前進しキャビティ11内に
突出可能になっている。また、第2可動部材15bに
は、スプリング69を収容し、エジェクタスリーブ65
が往復動可能な空間が形成されている。
【0031】エジェクタスリーブ65には、第1可動部
材15aに取り付けられた管状のセンタロッド71が挿
通されている。センタロッド71の後端は第1可動部材
15aにボルト締めされていて、先端はキャビティ11
の中心部を貫いてホットプランジャ43の挿入孔47の
挿入されている。
【0032】センタロッド71、エジェクタスリーブ6
5およびエジェクタブッシング67は同芯で、エジェク
タスリーブ65が、センタロッド71の外周面およびエ
ジェクタブッシング67の内周面を摺動可能となってい
る。次に、本実施例のディスク用射出成形金型を備えた
ディスク用射出成形機1を用いて、請求項4記載のディ
スクの製造方法によって、ディスクを成形する場合につ
いて説明する。なお、成形されるディスクに対応するス
タンパ27は、予めスタンパホルダ25および外周リン
グ28を介して固定側鏡面盤17に取り付けられてい
る。
【0033】まず、型締ラム55にて可動盤9と共に可
動金型15を前進させ、固定金型13に当接し型閉し、
所定の型締圧にて圧締状態にして円盤状のキャビティ1
1を構成する。この状態を図1に示す。この際、ゲート
カットピストン51の操作にて、ホットプランジャ43
はキャビティ11に最大限突出していて、閉塞部45と
固定スリーブ21との間にゲート48を形成している。
ゲート48の開度(閉塞部45と固定スリーブ21との
距離)は、成形されるディスクに応じた適切な溶融樹脂
のゲート通過量となるように、挿入孔47へのセンタロ
ッド71の挿入長さにて、調節されている。このゲート
48の適切な開度は、ディスク成形実験などにより求め
られている。
【0034】次に、フィード装置から供給される溶融樹
脂を、ノズル当接面35に密着している射出ノズル39
の射出路41から射出し、内孔37、射出孔31、樹脂
通路43b、環状空間43c、ゲート48を経てキャビ
ティ11へ充填する。このホットランナ中、特に固定ス
リーブ21およびスプルーブッシング33の外周にはヒ
ータ24a、ヒータ24bが配されていて、射出孔31
内の溶融樹脂を加熱するので、溶融樹脂はホットランナ
を通過中も適切な温度に保たれる。
【0035】また、環状空間43cの断面積が樹脂通路
43bの樹脂通過面積よりも大きくなっているので、溶
融樹脂が樹脂通路43bを構成する貫通孔を通過する際
に受けた流動履歴は、環状空間43cにて解放される。
溶融樹脂が、例えば樹脂通路43bのような管状、溝状
などの通路を通過すると、その通路の断面形状に応じた
流動履歴を与えられる。この流動履歴を保ったままであ
ると、例えば樹脂通路43bの断面形状に応じた花弁状
になってキャビティ11内を流動拡散することになり、
成形されたディスクの品質を損ねることがある。ところ
が、上述のように本実施例の金型にては、環状空間43
cにおいて流動履歴の解放がなされるので、ここに述べ
たような不具合は防がれ、良好な品質のディスクが成形
される。
【0036】ゲート48は、固定スリーブ21と閉塞部
45との間で、閉塞部45の外周面の延長面、すなわち
製品ディスクの記録部の内周縁部に相当する位置に形成
されるので、溶融樹脂はキャビティ11を、ゲート48
から外周部および中心部への2方向に流れて、キャビテ
ィ11を密に満たしてゆく。
【0037】ゲート48から外周部へ流れる溶融樹脂
は、円盤状のキャビティ11の軸と直交する方向、即ち
製品ディスクの段差部から外周へ向かう方向のみに流動
するので、配向されることがない。これにより、ゲート
48から外周へ流動した樹脂にて形成される、製品ディ
スクの段差部よりも外周部分にては、樹脂の配向を原因
とする複屈折率の悪化は防止される。
【0038】ゲート48から中心部へ流動する樹脂は、
途中でほぼ直角に流動方向を変えるため配向されるが、
この樹脂にて形成される内周部分は情報域としては使用
されないので、樹脂の配向によって複屈折率が悪化して
も問題とはならない。キャビティ11内が溶融樹脂でほ
ぼ満たされると、なお溶融樹脂の射出を継続しつつ、ゲ
ートカットが開始される。
【0039】ゲートカットの開始は、ゲートカットシリ
ンダ49の図示下側の油室49bに作動油を供給すると
共に上側の油室49aから作動油を排出する様に、油圧
給排路50a、50bを調整することによってなされ
る。この調整は、図示しないメインコントローラにより
実行される。具体的には、メインコントローラは、型締
め完了から所定時間経過したことをタイマにより判断
し、各油圧給排路50a、50bのバルブ(図示略)を
駆動制御する。なお、タイマには、前もってディスク試
作などの際に求めた時間が設定される。
【0040】この作動油の給排により、ゲートカットピ
ストン51が油室49b側(図示上側)に移動し、ゲー
トカットピストン51に連結されているホットプランジ
ャ43も同方向に移動する。ホットプランジャ43の移
動によって閉塞部45が固定スリーブ21内に移動して
射出孔31を閉塞する(図2)。これによりゲートカッ
トされ、キャビティ11へこれ以上の溶融樹脂が射出さ
れるのを防止する。
【0041】この際、閉塞部45の固定スリーブ21内
への移動にともなって、該移動分に相当するだけ、キャ
ビティ11の見かけ容積が大きくなる。しかし、ゲート
カットが完了するまでは、溶融樹脂の射出圧が維持され
て溶融樹脂のキャビティ11への流入が続いているの
で、閉塞部45の移動分を溶融樹脂で満たしていく。し
たがって、閉塞部45の移動によりキャビティ11の見
かけ容積が大きくなっても、これによる不具合は生じな
い。
【0042】ホットプランジャ43の挿入孔47にはセ
ンタロッド71の先端が挿入されていてホットプランジ
ャ43の芯ずれを防止するので、ホットプランジャ43
の軸方向に沿っての移動は正確になされる。したがっ
て、閉塞部45は固定スリーブ21内に正確に収納さ
れ、射出孔31を閉塞する。
【0043】センタロッド71は同時にキャビティ11
内の樹脂に中心孔を形成する作用をも奏する。従来の中
心孔開口手法では、一旦、中心孔形成位置に充填された
溶融樹脂を、例えばキャビティ内に前進突出するカッタ
ポンチ等にて排除して中心孔を形成する形式で実施され
ていたが、本実施例ではセンタロッド71があるため中
心孔位置への樹脂の充填がなされないので、そもそも中
心孔開口作業を必要としない点で大きく異なっている。
【0044】この図2の状態で樹脂の固化を待つ。これ
もディスク試作において必要な固化時間を求めてあり、
メインコントローラの所定のタイマに時間設定してあ
る。固化時間が経過すると、型締ラム55を後退させて
型開状態とする。図3に型開後の可動側鏡面盤19の状
態を示す。
【0045】型開を開始すると、固化したディスク10
0はスタンパ27から剥離していく。このとき、スタン
パ27の内周はスタンパホルダ25によって保持されて
おり、スタンパ27の外周部は外周リング28にて固定
側鏡面盤17に押圧され、保持されている。すなわち、
スタンパ27は、スタンパホルダ25及び外周リング2
8にて、固定側鏡面盤17に密着するように保持されて
いる。このため、可動側鏡面盤19と共にディスク10
0がスタンパ27から剥離する際に、ディスク100を
介して、スタンパ27を固定側鏡面盤17から引き剥そ
うとする力が作用しても、スタンパ27は固定側鏡面盤
17に密着保持され、また、この引き剥そうとする力に
よる変形から守られる。
【0046】図3の状態にては、可動側鏡面盤19の表
面には、固化したディスク100が貼り付いている。次
に、油圧シリンダ61の図示下側の油室61bに作動油
を供給すると共に上側の油室61aから作動油を排出す
る様に、油室61a、61bへの作動油の給排を調整す
る。この調整も、メインコントローラにより各油室61
a、61bへの油圧給排路のバルブ(図示略)を駆動制
御することにより実行される。
【0047】油圧シリンダ61への油圧給排制御が実行
されると、これに応じて、油圧シリンダ61内のピスト
ン63が油室61a側へ移動する。同時にピストン63
に連結されているマシンエジェクタ57が第1可動部材
15aから第2可動部材15b内へ前進突出して、エジ
ェクタスリーブ65のフランジ部65aを押圧する。フ
ランジ部65aを押圧されたエジェクタスリーブ65
は、前進し可動側鏡面盤19から突出して、ディスク1
00を可動側鏡面盤19から剥す(図4)。剥されたデ
ィスク100は、吸盤などを備えた適宜の取り出し手段
にて、射出成形機より取り出される。
【0048】こうして、本実施例のディスク用射出成形
機1によれば、内壁23からキャビティ11へ溶融樹脂
を導入するゲート48は、内壁23と閉塞部45との間
で、閉塞部45の外周面の延長面、すなわち製品ディス
クの記録部の内周縁部に相当する位置に形成されるの
で、ゲート48から外周部へ流れる溶融樹脂は、円盤状
のキャビティ11の軸と直交する方向、即ち製品ディス
クの段差部から外周へ向かう方向のみに流動する。した
がって、流動する樹脂が段差などによって配向されるこ
とがない。これにより、製品ディスクの情報域を含む、
段差部よりも外周の記録部にては、樹脂の配向を原因と
する複屈折率の悪化は防止される。
【0049】また、センタロッド71の先端がホットプ
ランジャ43の挿入孔47に挿入されているので、ホッ
トプランジャ43の芯ずれを防止する。このため、ホッ
トプランジャ43の軸方向に沿っての移動は中心軸に沿
って正確になされ、閉塞部45の内壁23からの出入は
正確になされる。併せて、センタロッド71は、ホット
プランジャ43のキャビティ11への突出距離を制限す
るので、挿入孔47へのセンタロッド71の挿入長さに
て、ゲート48の開度(閉塞部45と固定スリーブ21
との距離)が調整される。このため、成形されるディス
ク100に応じた、適切な溶融樹脂のゲート通過量が実
現される。
【0050】また、本実施例に示したディスクの製造方
法にては、キャビティ11内が溶融樹脂でほぼ満たされ
ると、なお溶融樹脂の射出を継続しつつ、ゲートカット
が開始される。ゲートカットは、閉塞部45が固定スリ
ーブ21内に移動して射出孔31を閉塞することでなさ
れ、キャビティ11への溶融樹脂の射出量を適切な量に
規制する。
【0051】この閉塞部45の固定スリーブ21内への
移動にともなって、該移動分に相当するだけ、キャビテ
ィ11の見かけ容積が大きくなるが、ゲートカットが完
了するまでは、溶融樹脂の射出圧が維持されて溶融樹脂
のキャビティ11への流入が続いているので、閉塞部4
5の移動分を溶融樹脂で満たしていく。
【0052】したがって、本実施例に示したディスクの
製造方法によれば、閉塞部45の移動によりキャビティ
11の見かけ容積が大きくなっても、これによる不具合
は生じない。なお、本実施例にては、固定側鏡面盤にス
タンパを設置しているが、成形されるディスクに応じて
スタンパを可動側に設けてもよい。また、可動側鏡面盤
から空気吹き出し可能として、製品ディスクを該鏡面盤
から剥す際に空気を吹き出せば、製品ディスクはさらに
剥がれ易くなる。
【0053】また、本実施例にては、固定スリーブ21
とスプルーブッシング33とを連結して事実上一体とし
ているが、必ずしも両者を一体とする必要はなく、別個
の部品として装着してもよい。以上本発明はこの様な実
施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸
脱しない範囲において種々なる態様で実施し得る。
【0054】
【発明の効果】以上詳述したように本発明のディスク用
射出成形金型およびディスクの製造方法によれば、ホー
ルド部と記録部との間に段差部を有するディスク、例え
ばミニディスクの射出成形において、段差部周辺域の複
屈折率が良好なディスクを成形可能となる。
【0055】また、センタロッドにて中心孔を形成する
ので、中心孔を開口するための作業を必要としない。そ
のため、該作業に伴うバリの発生等がなく、良好な中心
孔を有するディスクを成形可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例のディスク用射出成形金型の型閉時の
断面図である。
【図2】 実施例のディスク用射出成形金型にて、ゲー
トカットした際の断面図である。
【図3】 実施例のディスク用射出成形金型のキャビテ
ィに溶融樹脂を射出充填した状態の一部拡大断面図であ
る。
【図4】 実施例のディスク用射出成形金型にて、射出
孔を閉塞した際の一部拡大断面図である。
【図5】 実施例のディスク用射出成形金型が型開した
際の、可動側鏡面盤付近の説明図である。
【図6】 実施例のディスク用射出成形金型にてエジェ
クタスリーブが前進突出した際の、可動側鏡面盤付近の
説明図である。
【図7】 実施例のディスク用射出成形金型にて成形し
たディスクの情報域の複屈折率を示す説明図である。
【図8】 従来技術のディスク用射出成形金型にて成形
した段差部を有するディスクの情報域の複屈折率を示す
説明図である。
【図9】 従来技術のディスク用射出成形金型にて成形
した段差部のないディスクの情報域の複屈折率を示す説
明図である。
【図10】 従来技術のディスク用射出成形金型のキャ
ビティ付近の説明図である。
【符号の説明】
1・・・ディスク用射出成形機、3・・・ステー、5・
・・ナット、7・・・固定盤、9・・・可動盤、11・
・・キャビティ、13・・・固定金型、15・・・可動
金型、17・・・固定側鏡面盤、19・・・可動側鏡面
盤、19a・・・キャビティ面、20・・・冷却溝、2
1・・・固定スリーブ、21a・・・内筒部、21b・
・・張り出し部、23・・・内壁、24a、24b・・
・ヒータ、25・・・スタンパホルダ、27・・・スタ
ンパ、28・・・外周リング、29・・・ホルダ押え、
31・・・射出孔、33・・・スプルーブッシング、3
5・・・ノズル当接面、37・・・内孔、39・・・射
出ノズル、41・・・射出路、43・・・ホットプラン
ジャ、43a・・・摺動部、43b・・・樹脂通路、4
3c・・・環状空間、45・・・閉塞部、47・・・挿
入孔、48・・・ゲート、49・・・ゲートカットシリ
ンダ、49a、49b・・・油室、50a、50b・・
・油圧給排路、51・・・ゲートカットピストン、53
・・・ロッド、55・・・型締ラム、57・・・マシン
エジェクタ、61・・・油圧シリンダ、61a、61b
・・・油室、63・・・ピストン、65・・・エジェク
タスリーブ、65a・・・フランジ部、67・・・エジ
ェクタブッシング、69・・・スプリング、71・・・
センタロッド、100・・・ディスク、201・・・ス
プルー孔、205・・・ディスク、207・・・中心孔
端面、209・・・段差部、

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 射出成形機の固定盤に固定する固定側金
    型と、可動盤に固定する可動側金型とからなり、両者金
    型が閉じたときの接合面に形成されるディスク状キャビ
    ティを設けたディスク用射出成形金型において、 前記固定側金型に設けられ前記キャビティの中心部にて
    前記キャビティと連通し溶融樹脂の通路となる射出孔を
    有する固定スリーブと、 ディスク中央部に段差部を生じさせるように前記キャビ
    ティ内に突出可能な閉塞部を先端部に備えるとともに保
    芯作用を有する摺動部を備え前記射出孔内に溶融樹脂の
    通路となる空間を形成して前記射出孔に摺動自在に挿通
    するホットプランジャとを設け、 前記固定スリーブのキャビティ側端部と、 前記閉塞部とで、 前記キャビティの成形されるディスクの記録部の内周縁
    部に対応する位置に、前記内周縁部と直交する方向に溶
    融樹脂が通過可能かつ開閉動作により溶融樹脂の前記キ
    ャビティ内への流入ならびにその阻止の制御をするゲー
    トを形成したことを特徴とするディスク用射出成形金
    型。
  2. 【請求項2】 前記ホットプランジャの前記摺動部に複
    数の貫通孔からなる樹脂通路を設けるとともに前記摺動
    部に続けて小径部を設けて該小径部と前記固定スリーブ
    内壁との間に前記樹脂通路と連通し少なくとも該樹脂通
    路の樹脂通過面積以上の断面積を有する環状空隙を形成
    したことにより、 該環状空間にて前記貫通孔を通過した溶融樹脂の有する
    流動履歴の解放を可能としたことを特徴とする請求項1
    記載のディスク用射出成形金型。
  3. 【請求項3】 型閉時には前記ホットプランジャのキャ
    ビティ側端面または該端面に形成された凹所に前記ホッ
    トプランジャの前進限度を規制可能に当接し前記ゲート
    の開度を制限する先端部を有するセンタロッドを、成形
    されるディスクに中心孔を形成するように前記キャビテ
    ィ内に突出させて前記可動側金型のキャビティ面中心部
    に前記ホットプランジャと同軸に設けたことを特徴とす
    る請求項1または2記載のディスク用射出成形金型。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のディスク用射出成形金型
    を備えた射出成形機を使用して、 所定の射出圧にて射出ノズルから前記射出孔および前記
    ゲートを経て前記キャビティ内へ溶融樹脂を射出し、 前記キャビティ内を前記射出された溶融樹脂でほぼ満た
    した後、 前記溶融樹脂の射出を継続しつつ前記ゲートの閉鎖を開
    始し、 少なくとも該ゲートの閉鎖が完了するまで前記射出圧を
    維持することを特徴とするディスクの製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPWO2005095082A1 (ja) * 2004-03-31 2008-02-21 住友重機械工業株式会社 ディスク成形用金型、鏡面板及び成形品
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