JPH0523766A - 材料供給装置のクランプ位置決め装置 - Google Patents

材料供給装置のクランプ位置決め装置

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JPH0523766A
JPH0523766A JP17956991A JP17956991A JPH0523766A JP H0523766 A JPH0523766 A JP H0523766A JP 17956991 A JP17956991 A JP 17956991A JP 17956991 A JP17956991 A JP 17956991A JP H0523766 A JPH0523766 A JP H0523766A
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axis carriage
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Abstract

(57)【要約】 【目的】クランパの位置決めを確実ならしめるとともに
精度の向上を図る。 【構成】クランパ9の目標位置P2が設定されると、基
準位置Cに配設されたクランパ位置検出手段によってキ
ャリッジ7に固定されたクランパ9が検出されるまでキ
ャリッジ7が移動される。この間の移動距離D2と基準
のCの位置Dとに基づきクランパ9の現在位置X2がD
ーD2のごとく演算される。クランパ9はキャリッジ7
に固定されたまま移動でき、ロック機構を解除する煩わ
しさがない。キャリッジ7そのものを移動させるだけで
よくキャリッジ7に対してクランパ9を移動させキャリ
ッジ7上の原点位置たる左端まで復帰させる手間がいら
ない。位置決めの際には上述するようにしてクランパ9
の現在位置X2が自動的に求められるので、手動による
位置決めが行われた後で現在位置が不明であったり、自
動位置決め中に現在位置が不正確、不明となったとして
も、クランパ9の現在位置が確実かつ正確に得られる。
このため、このクランパの現在位置X2に基づく位置決
めが常に確実かつ正確に行われる

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、板材をクランプして所
定の加工位置まで搬送する材料供給装置に関し、特に板
材をクランプする位置を所望の位置に自動設定すること
ができるクランプ位置決め装置に関する。
【0002】
【従来の技術】タレットパンチプレス等の板材加工機械
においては、X軸およびY軸の2軸のテーブルを有し、
この2軸のテーブルを駆動することにより、クランパで
クランプしたワーク(板材)を2次元方向に搬送して所
定の加工位置まで供給するようにしている。
【0003】ここで、Y軸方向の搬送はY軸キャリッジ
であるベースにより行われ、X軸方向の搬送は、ベース
に対してX軸方向に移動自在に装着されたX軸キャリッ
ジ(以下、単にキャリッジという)により行われる。キ
ャリッジにはたとえば2つのクランパがX軸方向に移動
自在に配設され、これらクランパを、板材の幅寸法およ
び加工位置に応じてキャリッジ上の所定位置に位置決め
固定する。
【0004】クランパの位置決めの手法としては、特開
昭62ー21433号公報に見られるものがあり、以下
のように行われる。
【0005】すなわち、キャリッジ上にクランパの原点
位置を検出する原点位置検出センサが設けられる。そし
て、クランパをキャリッジに固定するロック機構を解除
してクランパを上記原点位置検出センサで検出されるま
でキャリッジに沿って移動させ、クランパを原点位置に
復帰させる。そしてクランパのキャリッジ上の目標位置
が与えられると、この目標位置と上記原点位置とに基づ
き目標位置までの移動距離を求め、この移動距離だけク
ランパをキャリッジに沿って移動させ上記目標位置に自
動的に位置させる。ここで、クランパのキャリッジ上に
おける位置は原点位置からスタートしてるので、原点位
置からの移動距離を把握しておけばクランパの現在位置
は計算によって容易に求めることができる。
【0006】そして、段取り変えなどによりクランパの
目標位置の変更がなされる度に目標位置とクランパの現
在位置とに基づき目標位置までの移動距離が演算され、
この移動距離だけクランパをキャリッジに沿って移動さ
せ上記目標位置に位置させるようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述するように目標位
置への位置決めが自動的に行われて、移動距離が常に把
握されている場合には、クランパの現在位置を捕らえる
ことができる。
【0008】しかし、段取り換えのとき手動でクランパ
の位置の調整が行われて、その移動距離が不明な場合に
は、当のクランパの現在位置が捕らえることができなく
なる。かかる場合には、手動でロック機構を解除してク
ランパを原点位置に復帰させてやり原点位置検出センサ
で原点位置を現在位置として検出する必要がある。この
ため、オペレータに多大な負担を課すとともにロック機
構の解除および原点復帰に要する時間だけ作業効率が大
幅に損なわれるという不都合が招来する。
【0009】また、位置決めが自動的に行われる場合に
も、振動等によるずれのため、計算で求めた現在位置に
誤差が含まれ値が不正確であったり、メモリ上における
現在位置が不明になってしまうことがある。かかる場合
に、そのまま位置決めを行おうとすると、クランパの現
在位置が不正確、不明であるため位置決めが正確に行う
ことができなくなったり、位置決めそのものが不可能と
なる事態が招来する。また、上記特開昭62ー2143
3号公報に記載の技術では、クランパを原点位置へ復帰
させる処理およびクランパを所望の位置に位置決めする
処理はいくつかのパターンに分類され、このパターンに
応じて原点復帰および位置決めを行うようにしている。
このため、位置決めはパターンで決められた場所のみに
限られ、キャリッジ上の任意の場所への位置決めを行う
ことができないという不都合がある。また、パターンの
作成作業が必要であり、その分、作業効率がよくないと
いう面がある。しかもクランパが多数になればなるほど
作成作業は複雑となり、作業効率がより損なわれるとい
う面がある。
【0010】本発明はこうした実状に鑑みてなされたも
のであり、手動による位置決め等が行われるなどしてキ
ャリッジ上のクランパの現在位置が不明、不正確の場合
であっても、オペレータに負担を課すことなく自動的か
つ正確に現在位置の検出を行うようにしてクランパの位
置決めを確実かつ正確に行うようにすることを目的とす
るとともに、クランパの位置決め場所に制約がないよう
にすることを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明では、
Y軸方向に移動自在のY軸キャリッジと、前記Y軸キャ
リッジに対してX軸方向に移動自在に配設されたX軸キ
ャリッジと、前記X軸キャリッジに対してX軸方向に移
動自在に配設され、板材をクランプするクランパとを有
し、前記クランパを前記X軸キャリッジ上に位置決め固
定して、前記X軸キャリッジおよびY軸キャリッジを移
動させることにより前記クランパによりクランプされた
板材を所定の加工位置に供給する材料供給装置におい
て、前記クランパを前記X軸キャリッジに固定する第1
の固定手段と、前記クランパを前記Y軸キャリッジに固
定する第2の固定手段と、前記Y軸キャリッジ上の基準
位置に設けられ、当該基準位置に前記クランパが位置さ
れたことを検出するクランパ位置検出手段と、前記X軸
キャリッジ上における前記クランパの目標位置が設定さ
れた場合に、前記第1の固定手段により前記クランパを
前記X軸キャリッジに固定するとともに前記第2の固定
手段をオフした状態で前記X軸キャリッジを前記Y軸キ
ャリッジ上の原点位置から前記クランパ位置検出手段で
前記クランパが検出されるまで移動させ、このときの移
動距離と前記基準位置とに基づいて前記X軸キャリッジ
上における前記クランパの現在位置を演算するクランパ
現在位置演算手段と、前記クランパの目標位置と前記ク
ランパ現在位置演算手段で演算された前記クランパの現
在位置との偏差に基づいて前記クランパの目標移動距離
を演算し、前記第2の固定手段により前記クランパを前
記Y軸キャリッジに固定するとともに前記第1の固定手
段をオフした状態で前記演算目標移動距離だけ前記X軸
キャリッジを移動させて前記クランパを前記目標位置に
位置決めする位置決め手段とを具えるようにしている。
【0012】
【作用】すなわち、かかる本発明の構成によれば、クラ
ンパの目標位置が設定されると、基準位置に配設された
クランパ位置検出手段によってX軸キャリッジに固定さ
れたクランパが検出されるまでX軸キャリッジが移動さ
れる。そして、この間の移動距離と基準位置とに基づき
クランパの現在位置が演算される。ここで、クランパは
X軸キャリッジに固定されたまま移動でき、ロック機構
たる第1の固定手段を解除する煩わしさがない。しか
も、X軸キャリッジそのものを移動させるだけでよくX
軸キャリッジに対してクランパを移動させX軸キャリッ
ジ上の原点位置まで復帰させる手間がいらない。そし
て、位置決めの際には上述するようにして必ずクランパ
の現在位置が自動的に求められるので、手動による位置
決めが行われた後で現在位置が不明であったり、自動位
置決め中に現在位置が不正確、不明となったとしても、
クランパの現在位置が確実かつ正確に得られる。このた
め、このクランパの現在位置に基づく位置決め手段によ
る位置決めが常に確実かつ正確に行われる。また、クラ
ンパは任意の位置に位置決めされ、位置決め場所の制約
がない。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照して本発明に係る材料供給
装置のクランプ位置決め装置の実施例について説明す
る。
【0014】なお、実施例では材料供給装置としてタレ
ットパンチプレスのタレットに材料たる板材を供給する
材料供給装置を想定するとともに、この材料供給装置に
よる供給の際、2つのクランパによって板材をクランプ
するクランプ位置決め装置を想定している。
【0015】図1は実施例のタレットパンチプレス1の
全体構成を示す図であり、同図(a)は上面図、同図
(b)は側面図である。
【0016】同図に示すように実施例装置は大きくは、
フレーム2と、板材(以下、ワークという)WKを、プ
レス加工が行われるタレット4に搬送するテーブル5と
から構成されている。図中Cはフレーム2の長手方向中
心軸、ないしはテーブル5のX軸方向中心軸を示してい
る。
【0017】周知のようにタレットパンチプレスでは、
ワークWKが搬送されてタレット4の所定位置に供給さ
れると、プレス機構部3のパンチが下降することにより
ワークWKの所定位置にタレット4の回転位置に応じた
所定の大きさの穴が打ち抜かれる。
【0018】さて、テーブル5の上面にはX軸とその長
手方向が平行となるようにベース6が配設されている。
そしてベース6には同様にX軸とその長手方向が平行と
なるようにキャリッジ7が移動自在に配設されている。
ベース6、ベース7は、図示せぬサーボモータを駆動源
としてそれぞれY軸方向およびX軸方向に移動される。
なお、図において2点鎖線で示したテーブル5は、ベー
ス6が矢印Aに示すようにY軸方向に移動されたときの
最大移動位置を示している。
【0019】キャリッジ7には、X軸方向に移動自在に
2つのクランパ8、9が配設されており、これらクラン
パ8、9によりワークWKがクランプされる。NC装置
10は図示せぬ中央処理装置で作成されたプログラムを
ダウンロードして、キャリッジ7に対するクランパ8、
9の位置決めを後述する態様で行うとともに、上記サー
ボモータを駆動制御して加工位置までのワークWKの搬
送、そしてプレス機構部3を駆動制御してプレス加工を
行う。NC装置10にはオペレータが視認できる位置に
表示装置10aが付設されており、その表示画面上には
後述する処理に応じた所要の表示がなされる。
【0020】さて、矢印Bで示すように上記中心軸Cの
ベース6上における位置には、クランパ8、9がキャリ
ッジ7とともに移動されて当該ベース6上の中心軸C位
置(以下、このベース6上の中心軸Cの位置を基準位置
Cという)に位置されたことを検出する後述する近接ス
イッチが配設されている。そして基準位置Cには後述す
る係合部材が配設され、当該基準位置Cにクランパ8、
9が位置されたときにクランパ8、9に配設された後述
する係合部材と、基準位置Cに配設された係合部材とが
係合することによりクランパ8、9がベース6に固定さ
れる(以下、この機構をストッパ機構と称する)。ま
た、クランパ8、9にはキャリッジ7に当該キャリッジ
8、9を固定する機構(以下、この機構をロック機構と
称する)が配設されている。
【0021】図2(a)、(b)はそれぞれ、上記近接
スイッチ、ストッパ機構およびロック機構を示す側面図
および底面図である。
【0022】・ロック機構 同図に示すようにベース6にはブラケット18が配設さ
れ、このブラケット18には、X軸方向に沿ってボール
ネジ19が回転自在に軸支されている。このボールネジ
19が上記サーボモータの駆動力に応じて回転されるこ
とにより、キャリッジ7がX軸方向に移動される。キャ
リッジ7にはクランパ8、9との結合を行うためのテー
パ部材16が配設されている。
【0023】クランパ8、9の上部には下方にシリンダ
ロッド13を有した油圧シリンダ12が配設されてい
る。いま、油圧シリンダ12のロッド13が縮退されて
いるとすると、ロッド13の先端に接しているブロック
14(これを斜線にて示す)にはシリンダ12の油圧力
に応じた下向きの力が加えられていないので、ブロック
14の下方のテーパ面とテーパ部材16のテーパ面とは
摺動自在である。またテーパ部材16の下方を支持する
ブロック17のテーパ面とテーパ部材16のテーパ面と
も互いに摺動自在となっている。したがって、クランパ
8、9はキャリッジ7に対してX軸方向に移動自在とな
る(ロック機構オフの状態)。
【0024】一方、油圧シリンダ12が駆動され、ロッ
ド13が伸張すると、ブロック14にはシリンダ12の
油圧力に応じた下向きの力が加えられ、ブロック14の
下方のテーパ面がテーパ部材16のテーパ面に圧接され
る。また、テーパ部材16のテーパ面がブロック17の
テーパ面に圧接される。したがって、クランパ8、9は
キャリッジ7に対して固定される(ロック機構オンの状
態)。なお、ピンボルト15は、ロッド13の押し付け
力によってブロック14が図面右方向にずれてしまうこ
とを防止するために設けられている。
【0025】・ストッパ機構 ベース6内には、エアシリンダ20が配設されており、
このシリンダ20のロッド21には連結部材22の一端
が接続されている。連結部材22の他端は、ベース6の
下方に設けられた摺動部材23にY軸方向に摺動自在に
配設されたストッパ24に連結されている。したがっ
て、エアシリンダ20の駆動に応じてロッド21が伸
張、縮退すると、これに応じてストッパ24がベース6
側からキャリッジ7側に前進するとともに、キャリッジ
7側からベース6側に後退する。ストッパ24の先端に
は凹部が形成されている。
【0026】一方、クランパ8、9の上記ストッパ24
に対向する側には、上記凹部に係合し得る凸部が先端に
形成されたストッパ25が配設されている。したがっ
て、クランパ8、9が基準位置Cに位置された場合に、
エアシリンダ20をロッド21伸張方向に駆動すること
によりストッパ24の凹部とストッパ25の凸部が係合
して、クランパ8、9はベース6に固定される(ストッ
パ機構オン状態)。
【0027】逆に、クランパ8、9が基準位置Cに位置
されていないとき、およびクランパ8、9が基準位置C
に位置されていたとしてもエアシリンダ20がロッド2
1伸張方向に駆動されていないときにはクランパ8、9
はベース6に固定されることがなく、クランパ8、9と
してはキャリッジ7の移動に応じてベース6に対してX
軸方向に移動自在である(ストッパ機構オフの状態)。
【0028】・近接スイッチ 近接スイッチについて以下図2と図9を併せ参照して説
明するに、基準位置CよりX軸マイナス方向に所定距離
l2 だけ離間した位置に近接スイッチS1がブラケット
27に配設されている。また、基準位置CよりX軸プラ
ス方向に同距離l2 だけ離間した位置に近接スイッチS
3がブラケット27に配設されている。そして近接スイ
ッチS3より基準位置C側に所定距離l3 だけ離間した
位置に近接スイッチS2が配設されている。そして、こ
れら近接スイッチS1〜S3間の距離2l2 (=l1 )
よりもわずかの距離2Δlだけ大きい幅Lを有したドッ
ク26がクランパ8、9に配設されている。近接スイッ
チS1、S2およびS3はドック26の先端面26aを
検出することによりオンされる。これよりクランパ8、
9が基準位置Cに位置されたことは、近接スイッチS
1、S2およびS3がすべてオンになったことをもって
検出され、このときドック中心DCと基準位置Cとが一
致し、ストッパ24、25同士が係合可能となる。
【0029】以下、図3から図6に示すフローチャート
およびキャリッジ7、クランパ8、9の動きを示す図7
および図8を参照してNC装置10で行われる処理につ
いて説明する。
【0030】上述した中央制御装置では、生産計画に応
じてタレットパンチプレス1で行われる加工の種類に応
じた加工プログラムが作成されるとともに、加工の種類
に応じてワークの幅寸法および加工位置が異なるので、
それに応じてキャリッジ7上のクランパ8、9の目標位
置が設定される。かかるクランパ8、9の目標位置を示
すデータはNC装置10にダウンロードされ、この目標
位置データに基づきキャリッジ7上にクランパ8、9を
位置決めする処理が行われる。なお、クランパ8、9の
目標位置P1、P2は図8(b)に示すようにキャリッ
ジ7の左端(X軸マイナス方向側端部)が原点位置であ
るとして設定される。
【0031】まず、最初に図3のステップ101に示す
ようにクランパ8、9の目標位置P1、P2が適正範囲
内にあるか否かが判断される。すなわち、クランパ8、
9はキャリッジ7上に両クランパ8、9が重なることな
く位置決めされる必要がある。そこで、キャリッジ7の
X軸方向の長さ、クランパ8、9のX軸方向の幅等を示
す寸法データと目標位置P1、P2とに基づきクランパ
8、9が物理的に移動可能であるか否かが判断される
(ステップ101)。たとえば、図10(a)の矢印Q
に示すようにクランパ9がキャリッジ7外へ移動してし
まったり、矢印Rに示すように移動後のクランパ9が移
動後のクランパ8と重なってしまったりする目標位置で
ある場合には、「適正範囲にない」と判断され、手順は
ステップ102に移行され、表示装置10aの表示画面
上に「目標位置は適正範囲外、正しい位置を指定してく
ださい」という異常を示す表示がなされるとともに、運
転が中止される。
【0032】しかして、オペレータはかかる表示を認識
することにより正しいデータを入力し直すことができ、
再び運転が再開される(ステップ102)。
【0033】一方、ステップ101で目標位置P1、P
2は「適正範囲内にある」と判断された場合には、つぎ
にキャリッジ7上におけるクランパ8、9の現在位置が
判明しているか否かが判断される。すなわち、NC装置
10の図示せぬメモリに現在位置を示すデータが記憶さ
れているか否か、前回、手動によるクランパ8、9の移
動が行われたか否かがが判断される(ステップ10
3)。ここで、前回、現在位置の検出が行われ、メモリ
に位置データが記憶されており、しかも手動による位置
決めが行われた後でない場合には、現在位置をあらため
て検出することなくつぎのステップ105に移行される
が、位置データが記憶されていなかったり、また手動に
よる位置決めの後である場合には、記憶データを使用す
ることができないので、クランパ8、9の現在位置を検
出すべく手順は「現在位置検出サブルーチン」に移行さ
れる(ステップ104)。
【0034】・現在位置検出サブルーチン 図4は上記「現在位置検出サブルーチン」を示してお
り、図7はこの「現在位置検出サブルーチン」の実行に
伴うキャリッジ7の動きを示している。
【0035】まず、上記ロック機構をオン、ストッパ機
構をオフした状態で、キャリッジ7駆動用のサーボモー
タを駆動してキャリッジ7の左端をベース6の原点位置
OP(ベース6の左端)まで復帰させる(ステップ20
1、図7(a)参照)。ここで原点位置OPと基準位置
Cとの距離をDとする。そして、基準位置Cに近いクラ
ンパ9のドック26が基準位置Cにおける上記近接スイ
ッチS1〜S3で検出されるまでキャリッジ7をX軸プ
ラス方向に定量づつ移動させる。このときの動きの様子
を図9に示す。同図9に示すように一回目の移動ではド
ック26の長さLよりも少々大きい距離だけ移動され
る。このとき各スイッチはオンされていない(矢印J参
照)。2回目以降の移動では、スイッチS1がオンする
まで距離l2 づつ移動される。このため、ドック26の
右端は矢印Kに示すように移動され基準位置C直前まで
到達することになる。そして、スイッチS1がオンされ
た後スイッチS2がオンされるまでは矢印Mに示すよう
に距離l3 よりもわずかに小さい距離づつ移動される。
このため、ドック26右端はスイッチS2、S3間内に
位置される(ステップ202、ステップ203の判断結
果NO)。
【0036】以後、スイッチS3がオンされるまでは矢
印Nに示すように微小量づつ移動され、やがてスイッチ
S3がオンされると、Δlだけ移動される。これにより
2点鎖線でドック26を示すようにその中心DCが基準
位置Cに位置され、ストッパ機構を作動させることがで
きるようになる。逆にいえば、かかるクランパ9の基準
位置Cへの位置決めが正確に行われず、中心DCが基準
位置Cに一致しないとストッパ機構を作動させてもスト
ッパ24、25同士が係合せずストッパ機構オン状態と
はならない(ステップ202、ステップ203の判断結
果YES、図7(b)参照)。クランパ9が基準位置C
に位置されると、キャリッジ7駆動用のサーボモータに
付設されたエンコーダの出力に基づき原点位置OPをス
タートしてからクランパ9が基準位置Cへ位置されるま
での距離D2が得られる。
【0037】したがって、クランパ9の現在位置X2は
容易に演算、 X2=DーD2 …(1) を行うことにより求められる(ステップ204)。
【0038】他のクランパ8について現在位置の演算が
行われていない場合には(ステップ205の判断YE
S)、手順は再びステップ202に移行され、以下クラ
ンパ8について上記ステップ202、203と同様な処
理がなされ、クランパ8が基準位置Cに位置される(図
7(c)参照)。そして、上記エンコーダの出力に基づ
き原点位置OPからクランパ8が基準位置Cに位置され
るまでの距離D1が求められ、演算、 X1=DーD1 …(2) によりクランパ8の現在位置X1が得られる。以後、キ
ャリッジ7が原点位置OPに復帰される(図7(d)参
照)。
【0039】以上のようにして両クランパ8、9の現在
位置X1、X2が演算されると、これら演算値はメモリ
に記憶され、後述する処理に使用される。
【0040】上記「現在位置検出サブルーチン」が終了
すると、図3のステップ105にリターンされ、クラン
パ8、9のキャリッジ7上における移動が必要であるか
否かが判断される。移動が必要でない場合とは、目標位
置P1、P2と現在位置X1、X2とが一致している場
合であり、かかる場合には、加工処理を行うべくステッ
プ114に移行される。すると、クランパ8、9のクラ
ンプ機構が作動されワークWKがクランプされる。そし
て、ベース6、キャリッジ7のサーボモータが駆動され
タレット4までワークWKが搬送され、プレス機構部3
による打ち抜き加工が行なわれる。一方、ステップ10
5で移動が必要であると判断された場合には、つぎに移
動順序が判明しているか否かが判断される(ステップ1
06)。ここで、すでに移動順序が判明していれば、
「位置決めサブルーチン」(ステップ108)に移行さ
れるが、移動順序が判明していないと「移動順序判別サ
ブルーチン」(ステップ107)に移行される。
【0041】・移動順序判別サブルーチン 図5に示すように、まず、第2のクランパ9が先に移動
可能か否かが判断される。すなわち、第1のクランパ8
の現在位置X1と第2のクランパ9の目標位置P2とに
基づき目標位置P2が現在位置X1よりも大きいか否か
が判断される(ステップ301)。この結果、移動後の
クランパ9がクランパ8の現在位置より右方に位置さ
れ、第2のクランパ9が第1のクランパ8の現在位置と
重なったり、これを飛び越すとがなく、移動可能と判断
されると、つぎに第1のクランパ8が移動可能か否かが
判断される。すなわち、第1のクランパ8の目標位置P
1が第2のクランパ9の目標位置P2よりも小さいか否
かが判断される(ステップ302)。この結果、移動後
のクランパ8が移動後のクランパ9よりも左方にあると
判断されると、第2、第1のクランパの順序で移動を行
うことが決定され、この内容が記憶される(ステップ3
06)。
【0042】ステップ301でNOと判断されると、上
記ステップ301と同様にして第1のクランパ8が第2
のクランパ9の現在位置と重なったり、飛び越すことが
なく移動可能であるか否かが判断される(ステップ30
3)。つぎに上記ステップ302と同様にして第2のク
ランパ9が第1クランパ8移動後に移動可能か否かが判
断される(ステップ304)。ステップ303、304
の判断結果がともにYESの場合は、先に第1のクラン
パを移動すれば移動可能の場合であり、第1、第2のク
ランパの順序で移動を行うものと決定される(ステップ
306)。
【0043】一方、ステップ302、ステップ303、
ステップ304でNOと判断されると、移動そのものが
不可能であるとして、表示装置10aの画面上にたとえ
ば「移動順序決定不能、正しい位置を指定してくださ
い」といった異常を示す表示がなされ、運転が中止され
る。オペレータが表示に基づき目標位置データを設定し
直すと、運転が再開される。なお、移動そのものが不可
能である場合とは、図10(b)に示すように、本来、
クランパ8よりも右方にあるべきクランパ9が、移動
後、逆転してクランパ8の左側に位置されるような場合
であり、物理的に移動が不可能な場合である(ステップ
205)。上記「移動順序判別サブルーチン」が終了す
ると、手順はステップ108にリターンされ、「位置決
めサブルーチン」が実行される。
【0044】・位置決めサブルーチン 図6はこの処理の手順を、図8は図6の処理の実行に伴
うキャリッジ7等の動きを示している。
【0045】まず、図6のステップ401では上記「現
在位置検出サブルーチン」で演算、記憶されたクランパ
8、9の現在位置X1、X2に基づき上記「移動順序判
別サブルーチン」で決定された移動順序にしたがい最初
に移動を行うクランパが基準位置Cに位置されるようキ
ャリッジ7が移動される。
【0046】以下、クランパ9、8の順序で移動が行わ
れるものとする。キャリッジ7は原点位置OPに復帰さ
れており(図8(a)参照)、ロック機構オン、ストッ
パ機構オフの状態となっている。そこで、上記(1)式
を逆算して得られる距離DーX2だけキャリッジ7を矢
印Fに示すように移動することにより、クランパ9は基
準位置Cに位置される(ステップ401、図8(c)参
照)。
【0047】ここで、演算された現在位置X2が正しい
値であるか否かが判断される。つまり、現在位置X2が
演算された後で何等かの原因によりキャリッジ7に対し
てクランパ9が移動してしまうような事態が考えられ、
かかる場合には演算現在位置X2はデータとして信頼で
きないからである。ここで、位置X2が正しい値である
ならば、距離DーX2だけ移動したときにクランパ9は
基準位置Cに正確に位置されるはずであり、そうでない
場合には基準位置Cからずれて位置されるはずである。
そこで、距離DーX2だけ移動されたときに、スイッチ
S1〜S3がすべてオン状態になっているか否かを判断
することにより、クランパ9が基準位置Cに正確に位置
されたか否かを、つまり演算現在位置X2が正しい値で
あるか否かを判断する。また、距離DーX2だけ移動さ
れたときにストッパ機構を作動させてやり、確実にスト
ッパ24、25同士が係合するか否かによって演算位置
X2が正しいか否かを判断するようにしてもよい(ステ
ップ402)。
【0048】ステップ402の判断結果がNOであり、
クランパ9が正確には基準位置Cに位置されていないと
されると、クランパ9の現在位置X2が正しくないこと
を記憶して(ステップ403)、手順は「現在位置検出
サブルーチン」に再び移行され、ステップ403で記憶
されたクランパ9について再度現在位置を検出する処理
が行われる(ステップ404)。
【0049】一方、クランパ9が基準位置Cに正確に位
置しており、クランパ9の現在位置X2が正確であると
されると、つぎのステップ405でクランパ9が目標位
置P2に位置されるようにキャリッジ7を移動する。
【0050】すなわち、図8(b)から明らかなように
クランパ9を現在位置X2から目標位置P2まで移動さ
せるには、クランパ9をキャリッジ7に対して相対的に
距離X2ーP2だけ移動させればよい。そこで、クラン
パ9がいま基準位置Cに位置されているので、ロック機
構を解除するともに、ストッパ機構をオンしてクランパ
9をベース7に固定するとともに、クランパ9とキャリ
ッジ7との固定状態を解除する。この状態で上記距離X
2ーP2だけキャリッジ7を矢印Gに示すように移動す
ることによりクランパ9は上記距離だけキャリッジ7に
対して相対的に移動することになり、クランパ9は目標
位置P2に位置される(ステップ405、図8(d)参
照)。
【0051】今度は、他方のクランパ8について上記ス
テップ401、402、403と同様の処理がステップ
406、407、408で実行される。
【0052】すなわち、演算、記憶されている現在位置
X1に基づき距離DーX1だけ矢印Hに示すようにキャ
リッジ7が移動され(ステップ406、図8(e)参
照)、クランパ8が基準位置Cに正確に位置されていな
いことが検出された場合には(ステップ407の判断結
果YES)、クランパ8について現在位置の検出が再度
行われる(ステップ403、404)。
【0053】現在位置X1が正確である場合には、クラ
ンパ8を基準位置Cに固定してキャリッジ7を距離X1
ーP1だけ矢印Iに示すように相対的に移動させて、ク
ランパ8を目標位置P1に位置決めする(ステップ40
8、図8(f)参照)。こうして、クランパ8、9それ
ぞれについて目標位置P1、P2への位置決めがなされ
ると、ロック機構が再びオンとなるとともに、ストッパ
機構がオフとなり、キャリッジ7が原点位置POに復帰
される(図8(g)参照)。
【0054】上記「位置決めサブルーチン」が終了する
と、手順はステップ109にリターンされ、正誤確認の
処理が必要であるか否かが判断される。この正誤確認と
は上記クランパの位置決めが行われたが、この位置決め
後の現在位置が目標位置と一致しているか否かを判断す
ることをいう。位置決め制御の精度がよくない場合には
誤差が生じることが考えられるからである。すなわち、
上記「現在位置検出サブルーチン」が実行され、クラン
パ8、9の現在位置X1、X2が検出される。そしてこ
の現在位置X1、X2と目標位置P1、P2とが比較さ
れ、それらの偏差X1ーP1、X2ーP2が所定のしき
い値以下であるか否かが判断される(ステップ11
0)。
【0055】この結果、目標位置P1、P2に位置決め
されていると判断されると、手順はステップ114の加
工処理に移行され、位置決めされたクランパ8、9によ
ってワークWKをクランプすることによりプレス加工が
行われる。
【0056】一方、クランパ8、9のいずれかが目標位
置に位置決めされていないと判断されると、上記偏差X
1ーP1、X2ーP2だけクランパ8、9をキャリッジ
7に対して補正移動させるべく、手順は再びステップ1
06に移行され、再び上記「位置決めサブルーチン」に
よる位置決め等が行われる(ステップ111、ステップ
112の判断結果YES)。
【0057】補正移動が3回を越えて行われるようとす
ると(ステップ112の判断結果NO)、正しい位置決
めが不可能であると判断して、表示装置10aの画面上
に「位置決め不可能、機械を点検してください」という
異常を示す表示がなされるとともに、運転が中止され
る。。これによりオペレータは位置決めが正しくなされ
るよう所要の点検、修理を行うことができ、正常に復帰
された後運転が再開される(ステップ113)。
【0058】なお、実施例では、クランパが2つの場合
を想定しているが、これに限定されることなく、3以上
あるいは1つの場合も同様に実施可能である。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように実施例によれば、手
動による位置決め等が行われるなどしてキャリッジ上の
クランパの現在位置が不明、不正確の場合であっても、
現在位置がオペレータに負担を課すことなく自動的かつ
正確に検出される。したがってた現在位置に基づいたク
ランパの位置決めが正確かつ確実に行われる。しかもク
ランパはキャリッジ上の任意の位置に位置決めすること
ができ位置決め場所に制約がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)、(b)は本発明に係る材料供給装
置のクランプ位置決め装置の実施例装置を示す上面図、
側面図である。
【図2】図2(a)、(b)は図1に示すベースの中央
を示す側面図、底面図である。
【図3】図3は図1に示すNC装置で行われる処理を示
すフローチャートである。
【図4】図4は図1に示すNC装置で行われる処理を示
すフローチャートである。
【図5】図5は図1に示すNC装置で行われる処理を示
すフローチャートである。
【図6】図6は図1に示すNC装置で行われる処理を示
すフローチャートである。
【図7】図7は図4に示す処理を説明するために用いた
説明図である。
【図8】図8は図6に示す処理を説明するために用いた
説明図である。
【図9】図9は図4に示す処理を説明するために用いた
説明図である。
【図10】図10は、クランパの不可能な動きを例示し
た図である。
【符号の説明】
6 ベース 7 キャリッジ 8 クランパ 9 クランパ 10 NC装置 12 油圧シリンダ 14 ブロック 16 テーパ部材 20 エアシリンダ 24 ストッパ 25 ストッパ S1 近接スイッチ S2 近接スイッチ S3 近接スイッチ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Y軸方向に移動自在のY軸キャリッ
    ジと、前記Y軸キャリッジに対してX軸方向に移動自在
    に配設されたX軸キャリッジと、前記X軸キャリッジに
    対してX軸方向に移動自在に配設され、板材をクランプ
    するクランパとを有し、前記クランパを前記X軸キャリ
    ッジ上に位置決め固定して、前記X軸キャリッジおよび
    Y軸キャリッジを移動させることにより前記クランパに
    よりクランプされた板材を所定の加工位置に供給する材
    料供給装置において、 前記クランパを前記X軸キャリッジに固定する第1の固
    定手段と、 前記クランパを前記Y軸キャリッジに固定する第2の固
    定手段と、 前記Y軸キャリッジ上の基準位置に設けられ、当該基準
    位置に前記クランパが位置されたことを検出するクラン
    パ位置検出手段と、 前記X軸キャリッジ上における前記クランパの目標位置
    が設定された場合に、前記第1の固定手段により前記ク
    ランパを前記X軸キャリッジに固定するとともに前記第
    2の固定手段をオフした状態で前記X軸キャリッジを前
    記Y軸キャリッジ上の原点位置から前記クランパ位置検
    出手段で前記クランパが検出されるまで移動させ、この
    ときの移動距離と前記基準位置とに基づいて前記X軸キ
    ャリッジ上における前記クランパの現在位置を演算する
    クランパ現在位置演算手段と、 前記クランパの目標位置と前記クランパ現在位置演算手
    段で演算された前記クランパの現在位置との偏差に基づ
    いて前記クランパの目標移動距離を演算し、前記第2の
    固定手段により前記クランパを前記Y軸キャリッジに固
    定するとともに前記第1の固定手段をオフした状態で前
    記演算目標移動距離だけ前記X軸キャリッジを移動させ
    て前記クランパを前記目標位置に位置決めする位置決め
    手段とを具えた材料供給装置のクランプ位置決め装置。
  2. 【請求項2】 前記クランパは前記X軸キャリッジ
    に2以上配設され、各クランパについて前記クランパ現
    在位置演算手段による演算および前記位置決め手段によ
    る位置決めが行われる請求項1記載の材料供給装置のク
    ランプ位置決め装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の固定手段は、前記クラン
    パが前記基準位置に位置されたときに前記クランパに設
    けられた係合部材と前記基準位置に設けられた係合部材
    とが係合して前記クランパを前記Y軸キャリッジに固定
    するものであり、 前記位置決め手段は、前記クランパ現在位置演算手段の
    演算位置と前記基準位置とに基づき前記クランパを前記
    基準位置まで移動させる基準位置移動距離を演算し、前
    記第1の固定手段により前記クランパを前記X軸キャリ
    ッジに固定した状態で前記演算基準位置移動距離だけ前
    記X軸キャリッジを移動させてから、前記第2の固定手
    段を作動させるものである請求項1記載の材料供給装置
    のクランプ位置決め装置。
  4. 【請求項4】 前記基準位置移動距離だけ前記X軸
    キャリッジを移動させた際に前記クランパが前記基準位
    置に位置されないことが検出された場合には、前記クラ
    ンパ現在位置演算手段による演算を再度行う請求項3記
    載の材料供給装置のクランプ位置決め装置。
  5. 【請求項5】 前記クランパが前記基準位置に位置
    されないことは、前記クランパ位置検出手段の出力に基
    づき検出する請求項4記載の材料供給装置のクランプ位
    置決め装置。
  6. 【請求項6】 前記クランパが前記基準位置に位置
    されないことは、前記第2の固定手段を作動させても前
    記係合部材同士が係合されないことをもって検出する請
    求項4記載の材料供給装置のクランプ位置決め装置。
  7. 【請求項7】 前記位置決め手段による位置決めが
    終了した際に前記クランパ現在位置演算手段による演算
    を再度行い、この結果得られた現在位置が前記設定され
    た目標位置と一致しない場合には、前記位置決め手段に
    よる位置決めを再度行う請求項1記載の材料供給装置の
    クランプ位置決め装置。
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