JP2758072B2 - 板材加工機 - Google Patents

板材加工機

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JP2758072B2
JP2758072B2 JP2205232A JP20523290A JP2758072B2 JP 2758072 B2 JP2758072 B2 JP 2758072B2 JP 2205232 A JP2205232 A JP 2205232A JP 20523290 A JP20523290 A JP 20523290A JP 2758072 B2 JP2758072 B2 JP 2758072B2
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稔 早川
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は例えばパンチプレス等のごとき板材加工機に
関する。
(従来の技術) 従来の板材加工機においてのワーク原点設定の確認
は、板状のワークを把持するワーククランプ装置にワー
クとの当接を検出するセンサを設け、またこのワークク
ランプ装置で把持されるワーク端縁に対して直交する端
縁と原点位置決めするためのロケートピンとの当接を検
出するセンサを設け、これらセンサのオンオフにより、
ワークが所定の原点位置に位置決めされたことが確認さ
れていた。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記の如きセンサによるワークの原点
確認方式は、全てのセンサがオンしなければ加工開始で
きないため、原点位置決めに失敗したワークについて
は、再度原点設定させるため、再設定までに多くの時間
を要すると共に、オペレータの手動による確認操作が必
要となるなど、機械稼働率を低下させ、かつ完全自動化
を阻害しているという問題点があった。
(課題を解決するための手段) 上記のごとき従来の問題に鑑みて、本発明は、板状の
ワークを把持して板材加工機の加工部へ供給する一対の
ワーククランプ装置に、Y方向からのワークの当接を検
出するセンサを設け、かつワークのX端を原点位置決め
するためのロケートピンを設けてなる板材加工機におい
て、当該板材加工機を数値制御するためのNC装置に、画
像処理装置を内蔵したコントローラを接続して設け、ワ
ークが原点位置決めされたときに前記ロケートピンとワ
ークのX端との間のずれ量を検出するためのカメラを前
記コントローラに接続して設け、上記カメラの撮像によ
って前記ずれ量を検出し、このずれ量により前記NC装置
のデータを補正してワークの位置決めを行い加工を行う
構成としてなるものである。
(実施例) 本発明の一実施例の作用を示す第1図において、板状
のワークWは、ワークWのX,Y方向の位置決めを行うた
めの一対のワーククランプ装置1,2で把持されて、図示
しない板状加工機の加工部へ移動提供されるようになっ
ている。図において左右方向をX方向とし、上下方向を
Y方向とする。各ワーククランプ装置1,2には、ワーク
Wとの当接を検出するセンサS1,S2が設けられ、またワ
ークWのX端を原点位置決めするためにロケートピン3
が設けられ、このロケートピン3付近を含めた視野4を
撮像する画像処理用のカメラ5(第2図参照)が設けら
れている。
第2図に、この場合の装置例を示すように、板材加工
機としてのパンチプレス6を数値制御するNC装置7に
は、マニピュレータ8と接続されるコントローラ9が接
続されており、このコントローラ9には前記カメラ5が
接続されている。コントローラ9は画像処理装置を内蔵
している。マニピュレータ8は前記ワーククランプ装置
1,2を備えているものと、このワーククランプ装置1,2に
対しワークをローディングするものが有る。
上記構成においては、視野4を撮像するカメラ5を設
けるので、ワークWがY方向に原点位置決めされたと
き、ロケートピン3とワークWのX端との間にずれが生
じていてもこのずれ量ΔXを検出することができる。こ
の量ΔXを補正処理して、このずれ量ΔXが発生しなか
った場合と同様の加工を行うことができる。言い換えれ
ば、ずれ量ΔXが発生して、ワークWがロケートピン3
と当接しなくとも、この状態をワークWのX方向の原点
位置決め失敗と見る必要がなく、続けて加工できる。カ
メラ5は、目的に応じ1台または複数台設置すれば良
い。
以上のように、本例では、パンチプレス機6とマニピ
ュレータ8及び他のレーザー加工機、シャーリングマシ
ン、ベンダー等の板材加工機において、ワーク搬入時に
ワークWの位置をカメラ5により認識し、その位置のデ
ータによりNC装置7のデータを補正し、補正されたデー
タによりワークWの位置決めを行い加工を行うシステム
であるので、ワークWのX方向の位置決め失敗を補正で
き、X方向のずれ量ΔXが生じても、ワークWの原点位
置決めを再び行うことなしに続けて加工を行うことがで
きる。
本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、適
宜の設計的変更を行うことにより、適宜態様で実施し得
るものである。
[発明の効果] 以上のごとき実施例の説明より理解できるように、要
するに本発明は、板状のワーク(W)を把持して板材加
工機の加工部へ供給する一対のワーククランプ装置(1,
2)に、Y方向からのワーク(W)の当接を検出するセ
ンサ(S1,S2)を設け、かつワーク(W)のX端を原点
位置決めするためのロケートピン(3)を設けてなる板
材加工機において、当該板材加工機を数値制御するため
のNC装置(7)に、画像処理装置を内蔵したコントロー
ラ(9)を接続して設け、ワーク(W)が原点位置決め
されたときに前記ロケートピン(3)とワーク(W)の
X端との間のずれ量(ΔX)を検出するためのカメラ
(5)を前記コントローラ(9)に接続して設け、上記
カメラ(5)の撮像によって前記ずれ量(ΔX)を検出
し、このずれ量(ΔX)により前記NC装置(7)のデー
タを補正してワーク(W)の位置決めを行い加工を行う
構成としてなるものである。
したがって、本発明によれば、ワークWの原点位置決
め時にロケートピン3にワークWのX端が当接しない場
合であっても、カメラ5の撮像結果によって上記ロケー
トピン3からワークWのX端のずれ量ΔXを検出でき、
このずれ量ΔXを補正してワークWの位置決めを行って
加工することができるので、ワークWの原点位置決めを
再び行う必要がなく、能率良くワークの加工を続行する
ことができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る板材加工機のワーク原
点設定の作用を示す説明図、第2図は上記ワーク原点設
定を行うための構成例を示すブロック図である。 5……カメラ 6……パンチプレス機 7……NC装置 8……マニピュレータ 9……コントローラ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】板状のワーク(W)を把持して板材加工機
    の加工部へ供給する一対のワーククランプ装置(1,2)
    に、Y方向からのワーク(W)の当接を検出するセンサ
    (S1,S2)を設け、かつワーク(W)のX端を原点位置
    決めするためのロケートピン(3)を設けてなる板材加
    工機において、当該板材加工機を数値制御するためのNC
    装置(7)に、画像処理装置を内蔵したコントローラ
    (9)を接続して設け、ワーク(W)が原点位置決めさ
    れたときに前記ロケートピン(3)とワーク(W)のX
    端との間のずれ量(ΔX)を検出するためのカメラ
    (5)を前記コントローラ(9)に接続して設け、上記
    カメラ(5)の撮像によって前記ずれ量(ΔX)を検出
    し、このずれ量(ΔX)により前記NC装置(7)のデー
    タを補正してワーク(W)の位置決めを行い加工を行う
    構成としてなることを特徴とする板材加工機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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