JPH05237461A - 馬鈴薯の選別装置 - Google Patents
馬鈴薯の選別装置Info
- Publication number
- JPH05237461A JPH05237461A JP3777692A JP3777692A JPH05237461A JP H05237461 A JPH05237461 A JP H05237461A JP 3777692 A JP3777692 A JP 3777692A JP 3777692 A JP3777692 A JP 3777692A JP H05237461 A JPH05237461 A JP H05237461A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sorting
- potatoes
- shape
- sorted
- conveyor
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 馬鈴薯の階級選別装置について、小玉では球
状を呈し、大玉では形状が不揃いとなる馬鈴薯の特性を
活かした選別部の構成とし、従来のカメラ撮像手段に対
しコストダウンをはかる。 【構成】 選別ラインを少なくとも前後２行程に分け、
前行程には被選別馬鈴薯を外形形状に基づいて選別する
機械式形状選別部３に構成し、後行程にはこの形状選別
部３に残る外形の大きい被選別馬鈴薯を受けて個別に重
量選別する重量選別部４を配設し、小玉は機械式形状選
別部３で異なる階級に選別し、大玉は重量選別部４で異
なる階級に選別する。
状を呈し、大玉では形状が不揃いとなる馬鈴薯の特性を
活かした選別部の構成とし、従来のカメラ撮像手段に対
しコストダウンをはかる。 【構成】 選別ラインを少なくとも前後２行程に分け、
前行程には被選別馬鈴薯を外形形状に基づいて選別する
機械式形状選別部３に構成し、後行程にはこの形状選別
部３に残る外形の大きい被選別馬鈴薯を受けて個別に重
量選別する重量選別部４を配設し、小玉は機械式形状選
別部３で異なる階級に選別し、大玉は重量選別部４で異
なる階級に選別する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、馬鈴薯の選別装置に
関する。
関する。
【０００２】
【従来技術及び発明が解決しようとする課題】従来、馬
鈴薯選別装置にはＣＣＤカメラによる形状選別装置を配
設して順次繰り出される被選別馬鈴薯を一個あて測定
し、所定の分級位置で排出される形態としていた。とこ
ろが、上記のＣＣＤカメラ形態は高価であり、安価な施
設が要望されていた。
鈴薯選別装置にはＣＣＤカメラによる形状選別装置を配
設して順次繰り出される被選別馬鈴薯を一個あて測定
し、所定の分級位置で排出される形態としていた。とこ
ろが、上記のＣＣＤカメラ形態は高価であり、安価な施
設が要望されていた。
【０００３】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記に鑑
み、選別ラインを少なくとも前後２行程に分け、前行程
には被選別馬鈴薯を外形形状に基づいて選別する機械式
形状選別部３に構成し、後行程にはこの形状選別部３に
残る外形の大きい被選別馬鈴薯を受けて個別に重量選別
する重量選別部４を配設してなる馬鈴薯の選別装置の構
成とする。
み、選別ラインを少なくとも前後２行程に分け、前行程
には被選別馬鈴薯を外形形状に基づいて選別する機械式
形状選別部３に構成し、後行程にはこの形状選別部３に
残る外形の大きい被選別馬鈴薯を受けて個別に重量選別
する重量選別部４を配設してなる馬鈴薯の選別装置の構
成とする。
【０００４】
【発明の作用及び効果】馬鈴薯は階級選別部３と重量選
別部４とで分担して選別作用を受け、形状小さく比較的
球状を呈する小玉は機械式形状選別部３で選別し、形状
不揃いで比較的高値で取引される大玉は重量選別部４に
て精度良く選別するものであるから、従来のようにＣＣ
Ｄカメラを用いないでよく安価に構成できる。殊に比較
的安値で取引される小玉群は機械式形状選別部３にて最
も安価な方法を採用できてコスト低減に都合のよいもの
である。
別部４とで分担して選別作用を受け、形状小さく比較的
球状を呈する小玉は機械式形状選別部３で選別し、形状
不揃いで比較的高値で取引される大玉は重量選別部４に
て精度良く選別するものであるから、従来のようにＣＣ
Ｄカメラを用いないでよく安価に構成できる。殊に比較
的安値で取引される小玉群は機械式形状選別部３にて最
も安価な方法を採用できてコスト低減に都合のよいもの
である。
【０００５】
【実施例】この発明の一実施例を図面に基づいて説明す
る。馬鈴薯選別施設は荷受部１、外観評価部２、前後選
別部３，４からなる選別ライン等からなる。荷受部１の
荷受用ベルトコンベア５からの馬鈴薯は外観評価部２の
ローラコンベア６面に供給される構成とする。７は目視
検査によって仕分けられる「くされ」を移送すべき引出
コンベア、９は選りだされた「奇形・きず・緑化」を受
けて移送する引出コンベアである。
る。馬鈴薯選別施設は荷受部１、外観評価部２、前後選
別部３，４からなる選別ライン等からなる。荷受部１の
荷受用ベルトコンベア５からの馬鈴薯は外観評価部２の
ローラコンベア６面に供給される構成とする。７は目視
検査によって仕分けられる「くされ」を移送すべき引出
コンベア、９は選りだされた「奇形・きず・緑化」を受
けて移送する引出コンベアである。
【０００６】上記ローラコンベア６に続いて選別ライン
が構成されるが、このコンベア６直後には６連のベルト
を配設したベルト式形状選別部３を備える。このベルト
式形状選別部３は、被選別物の移送方向始端側から終端
側にかけて順次穴径を大きく形成したベルト１１ａ，１
１ｂ…を張設してなり、これらベルト面を転動する被選
別物のうち穴径規格に沿うものをくぐり抜けさせてベル
ト面に残る径の大きいものと分離選別できる構成で、機
械式形状選別装置の一形態である。尚、ベルト穴をくぐ
り抜けた被選別物は各ベルト部に配設した引出コンベア
１２ａ，１２ｂ…にて受けられて搬出され所定の出荷形
態に加工される。１３はパッキングテーブル、１４は半
自動秤量機である。
が構成されるが、このコンベア６直後には６連のベルト
を配設したベルト式形状選別部３を備える。このベルト
式形状選別部３は、被選別物の移送方向始端側から終端
側にかけて順次穴径を大きく形成したベルト１１ａ，１
１ｂ…を張設してなり、これらベルト面を転動する被選
別物のうち穴径規格に沿うものをくぐり抜けさせてベル
ト面に残る径の大きいものと分離選別できる構成で、機
械式形状選別装置の一形態である。尚、ベルト穴をくぐ
り抜けた被選別物は各ベルト部に配設した引出コンベア
１２ａ，１２ｂ…にて受けられて搬出され所定の出荷形
態に加工される。１３はパッキングテーブル、１４は半
自動秤量機である。
【０００７】ベルト式形状選別部３のうち終端の選別部
に接続して拡散ローラ１５を設け、後行程の重量選別部
４に被選別物を拡散供給できる構成としている。重量選
別部４は図例では４条に構成され、各条に秤量カップ１
６，１６…を数珠つなぎに設けチェンで移送可能に設け
る。この秤量カップによる移送始端側部分に秤量部１
７、即ち被選別物をカップ毎受けてその計量信号を図外
制御部に送るロードセル（図示せず）を各条毎に配設し
ている。制御部からの分級信号を受けてカップは転倒し
所定階級毎に引出コンベア１８に移され自動秤量機１９
部で所定に計量箱詰される構成である。２０は計量ミス
等の理由で再度秤量部１７を通過させるべき被選別物の
リターンコンベア、２１は半自動秤量機である。
に接続して拡散ローラ１５を設け、後行程の重量選別部
４に被選別物を拡散供給できる構成としている。重量選
別部４は図例では４条に構成され、各条に秤量カップ１
６，１６…を数珠つなぎに設けチェンで移送可能に設け
る。この秤量カップによる移送始端側部分に秤量部１
７、即ち被選別物をカップ毎受けてその計量信号を図外
制御部に送るロードセル（図示せず）を各条毎に配設し
ている。制御部からの分級信号を受けてカップは転倒し
所定階級毎に引出コンベア１８に移され自動秤量機１９
部で所定に計量箱詰される構成である。２０は計量ミス
等の理由で再度秤量部１７を通過させるべき被選別物の
リターンコンベア、２１は半自動秤量機である。
【０００８】２２は建屋２階部分に設ける段ボール製函
機、２３は配凾コンベア、２４，２４は各秤量機１９部
に案内するシュートである。上例の作用について説明す
る。荷受された馬鈴薯はローラコンベア６面に移され、
ここではコンベア６横にて待機する評価員が転動する馬
鈴薯の外観を評価し、「くされ」等を選りだして引出コ
ンベア７，９に移す。残りはベルト式形状選別部３に至
る。始端側に近いベルト１１ほど穴径は小に形成され、
即ち引出コンベア１２から移送方向上手側から順次階級
Ｓ下，２Ｓ，Ｓ，Ｍ下，Ｍ，Ｍが各取り出される。尚
「下」は小玉の意味し、Ｍ階級は数量が大と判断される
ため２ケ所から取出可能に設定している。
機、２３は配凾コンベア、２４，２４は各秤量機１９部
に案内するシュートである。上例の作用について説明す
る。荷受された馬鈴薯はローラコンベア６面に移され、
ここではコンベア６横にて待機する評価員が転動する馬
鈴薯の外観を評価し、「くされ」等を選りだして引出コ
ンベア７，９に移す。残りはベルト式形状選別部３に至
る。始端側に近いベルト１１ほど穴径は小に形成され、
即ち引出コンベア１２から移送方向上手側から順次階級
Ｓ下，２Ｓ，Ｓ，Ｍ下，Ｍ，Ｍが各取り出される。尚
「下」は小玉の意味し、Ｍ階級は数量が大と判断される
ため２ケ所から取出可能に設定している。
【０００９】ベルト式形状選別部３にて最後まで残った
馬鈴薯は、後続の拡散ローラ１５面に至る。ここから重
量選別部４の秤量カップ１６，１６…に一個あて移しか
えられる。秤量カップ１６は馬鈴薯を載せて移送し秤量
部１７のロードセルでカップごとの重量が測定され、制
御部に計量信号として出力される。制御部はこの計量信
号を受けてカップ重量を差し引いて馬鈴薯の重量を算出
する。こうして各馬鈴薯は重量毎に予め設定した階級
Ｌ，２Ｌ，３Ｌ毎に仕分けられ、分級位置で各階級毎に
排出されるものである。尚、本実施例ではＬ階級の多い
ことが予想され２出口から分級排出される。
馬鈴薯は、後続の拡散ローラ１５面に至る。ここから重
量選別部４の秤量カップ１６，１６…に一個あて移しか
えられる。秤量カップ１６は馬鈴薯を載せて移送し秤量
部１７のロードセルでカップごとの重量が測定され、制
御部に計量信号として出力される。制御部はこの計量信
号を受けてカップ重量を差し引いて馬鈴薯の重量を算出
する。こうして各馬鈴薯は重量毎に予め設定した階級
Ｌ，２Ｌ，３Ｌ毎に仕分けられ、分級位置で各階級毎に
排出されるものである。尚、本実施例ではＬ階級の多い
ことが予想され２出口から分級排出される。
【００１０】引出コンベア１８からの馬鈴薯は半自動秤
量機２１にて所定の箱乃至袋に所定重量毎詰められる。
上記のように馬鈴薯は階級選別部３と重量選別部４とで
分担して選別作用を受ける。つまり、形状小さく比較的
球状を呈する小玉はベルト式形状選別部３で選別し、形
状不揃いで比較的高値で取引される大玉は重量選別機に
て精度良く選別するものであるから、従来のようにＣＣ
Ｄカメラを用いないでよく安価に構成できる。殊に比較
的安値で取引される小玉群は機械式形状選別機にて最も
安価な方法を採用できてコスト低減に大きく貢献してい
る。
量機２１にて所定の箱乃至袋に所定重量毎詰められる。
上記のように馬鈴薯は階級選別部３と重量選別部４とで
分担して選別作用を受ける。つまり、形状小さく比較的
球状を呈する小玉はベルト式形状選別部３で選別し、形
状不揃いで比較的高値で取引される大玉は重量選別機に
て精度良く選別するものであるから、従来のようにＣＣ
Ｄカメラを用いないでよく安価に構成できる。殊に比較
的安値で取引される小玉群は機械式形状選別機にて最も
安価な方法を採用できてコスト低減に大きく貢献してい
る。
【図１】全体平面図である。
【図２】その側面図である。
１ 荷受部 ２ 外観評価部 ３ 前選別部（機械式形状選別部） ４ 後選別部（重
量選別部） ５ 荷受用ベルトコンベア ６ ローラコンベ
ア ７〜９ 引出コンベア １１ ベルト １２ 引出コンベア １３ パッキング
テーブル １４ 半自動秤量機 １５ 拡散ローラ １６，１６… 秤量カップ１６，１６ １７ 秤量部 １８ 引出コンベア １９ 自動秤量
機 ２０ リターンコンベア ２１ 半自動秤
量機
量選別部） ５ 荷受用ベルトコンベア ６ ローラコンベ
ア ７〜９ 引出コンベア １１ ベルト １２ 引出コンベア １３ パッキング
テーブル １４ 半自動秤量機 １５ 拡散ローラ １６，１６… 秤量カップ１６，１６ １７ 秤量部 １８ 引出コンベア １９ 自動秤量
機 ２０ リターンコンベア ２１ 半自動秤
量機
Claims (1)
- 【請求項１】 選別ラインを少なくとも前後２行程に分
け、前行程には被選別馬鈴薯を外形形状に基づいて選別
する機械式形状選別部３に構成し、後行程にはこの形状
選別部３に残る外形の大きい被選別馬鈴薯を受けて個別
に重量選別する重量選別部４を配設してなる馬鈴薯の選
別装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3777692A JPH05237461A (ja) | 1992-02-25 | 1992-02-25 | 馬鈴薯の選別装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3777692A JPH05237461A (ja) | 1992-02-25 | 1992-02-25 | 馬鈴薯の選別装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05237461A true JPH05237461A (ja) | 1993-09-17 |
Family
ID=12506888
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3777692A Pending JPH05237461A (ja) | 1992-02-25 | 1992-02-25 | 馬鈴薯の選別装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05237461A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014210261A (ja) * | 2014-05-16 | 2014-11-13 | 株式会社ケイ・アイ・ディ | 重量選別装置 |
| CN104960901A (zh) * | 2015-06-25 | 2015-10-07 | 渤海现代物流股份有限公司 | 待分类传送轨道 |
-
1992
- 1992-02-25 JP JP3777692A patent/JPH05237461A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014210261A (ja) * | 2014-05-16 | 2014-11-13 | 株式会社ケイ・アイ・ディ | 重量選別装置 |
| CN104960901A (zh) * | 2015-06-25 | 2015-10-07 | 渤海现代物流股份有限公司 | 待分类传送轨道 |
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