JPH05237434A - 塗膜の検出方法及び装置 - Google Patents

塗膜の検出方法及び装置

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JPH05237434A
JPH05237434A JP7351592A JP7351592A JPH05237434A JP H05237434 A JPH05237434 A JP H05237434A JP 7351592 A JP7351592 A JP 7351592A JP 7351592 A JP7351592 A JP 7351592A JP H05237434 A JPH05237434 A JP H05237434A
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JP
Japan
Prior art keywords
coating film
disk substrate
laser
substrate
laser light
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP7351592A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsumi Yamaguchi
勝美 山口
Kesao Ando
今朝男 安藤
Masahiko Kotoyori
正彦 琴寄
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Origin Electric Co Ltd
Original Assignee
Origin Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)
  • Manufacturing Optical Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ディスク基板上に形成されている塗膜を直接
検出して塗膜の有無の正確な検出を行うことにより,デ
ィスク基板の良品と不良品とを正確に区分することがで
きる。 【構成】 ディスク基板上に塗膜が形成されているか否
かを検出する方法及び装置において,レーザ発光部から
上記ディスク基板上に向けてレーザ光を発光すると共
に,上記ディスク基板上に塗膜が形成されている場合に
はレーザ受光部で上記レーザ光を受光し,上記ディスク
基板上に塗膜が形成されていない場合にはレーザ受光部
で上記レーザ光を受光しない。

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本発明は,光ディスク基板のよう
な光の反射鏡面を有するディスク基板上に塗膜が形成さ
れているか否かを検出する方法及び装置に関する。
【従来の技術】ディスク基板上に塗膜が形成されている
か否かを検出する従来の方法及び装置にあっては,間接
的な検出,即ち,塗布液の吐出手段である吐出ノズルの
動作確認,例えば吐出ノズルが吐出時間内に一定範囲を
動いたかどうかを確認する方法及び装置を用いていた。
【発明が解決しようとする課題】しかし,このような従
来の塗膜の検出方法及び装置にあっては,ディスク基板
上に形成されている塗膜を直接検出して塗膜の有無の正
確な検出を行っている訳ではないので,塗布液の吐出不
足等が生じて,塗膜の形成されていない部分のある塗布
不良のディスク基板が発生しても,これを知る術がな
く,塗膜の形成されている良品のディスク基板に,塗膜
の形成されていない部分のある塗布不良のディスク基板
が混入してしまうことがあった。
【課題を解決するための手段】本発明は,以上の欠点を
除去するために,ディスク基板上に塗膜が形成されてい
るか否かを検出する方法及び装置において,レーザ発光
部から上記ディスク基板上に向けてレーザ光を発光する
と共に,上記ディスク基板上に塗膜が形成されている場
合にはレーザ受光部で上記レーザ光を受光し,上記ディ
スク基板上に塗膜が形成されていない場合にはレーザ受
光部で上記レーザ光を受光しないことを特徴とする塗膜
の検出方法及び装置を提供するものである。
【実施例】図1乃至図4は本発明の一実施例を説明する
ための図である。図2において,入側基板待機位置1に
あったディスク基板2が,搬送アーム3によりターンテ
ーブル4上の基板乗込み位置5に搬送され,更にターン
テーブル4の回転により基板検出位置6に搬送される。
基板検出位置6では,図3に示すようにディスク基板2
の内側に塗布液が吐出されると共に,塗布液が吐出され
た直後のディスク基板上の塗膜の有無が検出される。図
3において,ノズル移動用モータ7によりノズルアーム
8が円弧を描くように駆動され,ノズルアーム8の先端
に取り付けられた吐出ノズル9もノズル待機位置10か
らノズル吐出位置11に円弧を描くように移動する。ま
た,同時に,ノズルアーム8に取り付けられたレーザ光
検出センサ12もセンサ待機位置13からセンサ検出位
置14に円弧を描くように移動する。ノズル吐出位置1
1で,吐出ノズル9からディスク基板2上に塗布液が吐
出される。ディスク基板2は,基板回転用モータ15に
よりほぼ60rpmで回転しているため,吐出ノズル9
より吐出された塗布液は,回転しているディスク基板2
によりセンサ検出位置14に移動してくる。そして,セ
ンサ検出位置14でレーザ光検出センサ12により塗膜
16の有無が図1に示すようにして検出される。図1に
おいて,17はレーザ光検出センサ12のレーザ発光
部,18はレーザ光検出センサ12のレーザ受光部であ
り,レーザ発光部17とレーザ受光部18とは隣合わせ
ている。19はレーザ光であり,実線は正反射,破線は
乱反射を示す。レーザ発光部17からディスク基板2の
外方向或いは内方向に向けて,図4に示すようにディス
ク基板とのなす角度θが20°〜60°,望ましくはほ
ぼ45°で,ディスク基板の円周に対してほぼ直角方向
になるように発光されたレーザ光19は,塗膜16の無
い場合には,図1に実線で示すようにディスク基板2の
アルミ蒸着面が形成する鏡面で正反射するためレーザ受
光部18に受光しない。また,塗膜16の有る場合に
は,レーザ発光部17から発光したレーザ光19は,図
1に破線で示すようにディスク基板2の塗膜16面で乱
反射してレーザ光19の一部がレーザ受光部18に受光
する。このようにして,レーザ受光部18でレーザ光1
9を受光するか否かによりディスク基板2上の塗膜16
の有無が検出される。次に,図3に示すように,ノズル
移動用モータ7によりノズルアーム8が円弧を描くよう
に駆動され,吐出ノズル9もノズル吐出位置11からノ
ズル待機位置10に円弧を描くように移動し,同時に,
ノズルアーム8に取り付けられたレーザ光検出センサ1
2もセンサ検出位置14からセンサ待機位置13に円弧
を描くように移動する。ディスク基板2上の塗膜16の
有無が検出されたディスク基板は,ほぼ3000rpm
で高速回転した後に,図2に示すようにターンテーブル
4の反転により再度基板乗込み位置5に戻る。レーザ受
光部18でレーザ光19を受光したディスク基板2は,
ディスク基板の内側に途切れることなく塗膜16が形成
されているので,ディスク基板の高速回転により,塗膜
は遠心力でディスク基板の全面に広がり,ディスク基板
の全面に塗膜を形成することができる。基板乗込み位置
5に戻ったディスク基板2は,ディスク基板上に塗膜の
形成されている場合には,搬送アーム3により出側基板
待機位置20に搬送され,次の工程に進む。また,ディ
スク基板上に塗膜の形成されていないディスク基板2
は,不良品として搬送アーム3により基板乗込み位置5
から不良品廃棄位置21に搬送され,廃棄される。この
ように,この実施例にあっては,ディスク基板上に形成
されている塗膜を直接検出して塗膜の有無の正確な検出
を行っているので,塗膜の形成されている良品のディス
ク基板に塗膜の形成されていない部分のある塗布不良の
ディスク基板が混入してしまうことがなくなり,ディス
ク基板の良品と不良品とを正確に区分することができ
る。また,ディスク基板上へ塗膜を形成する工程の中
で,同時にディスク基板上の塗膜の有無を検出すること
ができるので,時間的なロスがなく合理的である。更
に,レーザ光検出センサはディスク基板上への塗膜の形
成に必須の構成要素であるノズルアームに取り付けられ
ているので,レーザ光検出のための特別のスペースを必
要としない。尚,ディスク基板が回転する方式ではな
く,吐出ノズルが回転する方式の場合にも同様に実施す
ることができる。図5は本発明の他の一実施例を説明す
るための図である。この実施例は,上述した実施例のよ
うに,ディスク基板上へ塗膜を形成する工程の中で,同
時にディスク基板上の塗膜の有無を検出するのではな
く,ディスク基板をほぼ3000rpmで高速回転し
て,遠心力によりディスク基板の内側に吐出された塗布
液をディスク基板の外側に広げてディスク基板上の全面
に塗膜を形成した後に,ディスク基板をほぼ60rpm
で1回転以上することにより,塗膜がディスク基板上の
全面に形成されているか否かを検出するものである。図
に示すように,センサ固定金具22に2個のレーザ光検
出センサ12,12’を取り付け,一方はディスク基板
の内周面の塗膜,他方はディスク基板の外周面の塗膜を
それぞれ検出できるように配置する。この場合,2個の
レーザ光検出センサ12,12’は,それぞれのレーザ
光19,19’が相互に干渉し合わないように,レーザ
光の向きが反対になるようにしている。この実施例にあ
っては,2個のレーザ光検出センサ12,12’によ
り,塗膜がディスク基板の全面に形成されているか否か
を,上述の実施例のように間接的にではなく,直接検出
することができる。その他は,上述の実施例で説明した
のとほぼ同様である。図6は本発明の他の一実施例を説
明するための図である。この実施例は,アクチュエータ
23に1個のレーザ光検出センサ12を取り付け,アク
チュエータでレーザ光検出センサの角度を変化させて,
ディスク基板の内周面の塗膜とディスク基板の外周面の
塗膜とを検出できるようにしたものである。その他は,
図5の実施例で説明したのとほぼ同様であり,1個のレ
ーザ光検出センサにより図5の実施例とほぼ同様の効果
が得られる。
【発明の効果】本発明によれば,ディスク基板上に形成
されている塗膜を直接検出して塗膜の有無の正確な検出
を行っているので,塗膜の形成されている良品のディス
ク基板に塗膜の形成されていない部分のある塗布不良の
ディスク基板が混入してしまうことがなくなり,ディス
ク基板の良品と不良品とを正確に区分することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を説明するための図である。
【図2】本発明の一実施例を説明するための図である。
【図3】本発明の一実施例を説明するための図である。
【図4】本発明の一実施例を説明するための図である。
【図5】本発明の一実施例を説明するための図である。
【図6】本発明の一実施例を説明するための図である。
【符号の説明】
1…入側基板待機位置 2…ディスク基
板 3…搬送アーム 4…ターンテー
ブル 5…基板乗込み位置 6…基板検出位
置 7…ノズル移動用モータ 8…ノズルアー
ム 9…吐出ノズル 10…ノズル待機
位置 11…ノズル吐出位置 12,12’…
レーザ光検出センサ 13…センサ待機位置 14…センサ検
出位置 15…基板回転用モータ 16…塗膜 17…レーザ発光部 18…レーザ受
光部 19,19’…レーザ光 20…出側基板
待機位置 21…不良品廃棄位置 22…センサ固
定金具 23…アクチュエータ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスク基板上に塗膜が形成されている
    か否かを検出する方法において,レーザ発光部から上記
    ディスク基板上に向けてレーザ光を発光すると共に,上
    記ディスク基板上に塗膜が形成されている場合にはレー
    ザ受光部で上記レーザ光を受光し,上記ディスク基板上
    に塗膜が形成されていない場合にはレーザ受光部で上記
    レーザ光を受光しないことを特徴とする塗膜の検出方
    法。
  2. 【請求項2】 上記レーザ発光部から上記ディスク基板
    上に向けて,該ディスク基板とのなす角度が20°〜6
    0°でディスク基板の円周に対してほぼ直角方向になる
    ように,レーザ光を発光することを特徴とする請求項1
    記載の塗膜の検出方法。
  3. 【請求項3】 上記レーザ発光部及びレーザ受光部を有
    するレーザ検出センサにより,ディスク基板の内周面の
    塗膜と外周面の塗膜のそれぞれを検出することを特徴と
    する請求項1または2記載の塗膜の検出方法。
  4. 【請求項4】 ディスク基板上に塗膜が形成されている
    か否かを検出する方法において,吐出ノズルがノズル待
    機位置からノズル吐出位置に移動し,同時にレーザ発光
    部及びレーザ受光部を有するレーザ光検出センサもセン
    サ待機位置からセンサ検出位置に移動すると,吐出ノズ
    ルからディスク基板上に塗布液が吐出され,回転してい
    るディスク基板により塗膜が上記センサ検出位置に達す
    ると,上記レーザ光検出センサにより塗膜の有無が検出
    されることを特徴とする塗膜の検出方法。
  5. 【請求項5】 ディスク基板上に塗膜が形成されている
    か否かを検出する装置において,上記ディスク基板上に
    向けてレーザ光を発光するレーザ発光部と,上記ディス
    ク基板上に塗膜が形成されている場合には上記レーザ光
    を受光し,上記ディスク基板上に塗膜が形成されていな
    い場合には上記レーザ光を受光しないレーザ受光部とか
    らなることを特徴とする塗膜の検出装置。
JP7351592A 1992-02-25 1992-02-25 塗膜の検出方法及び装置 Withdrawn JPH05237434A (ja)

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