JPH05236621A - ケーブルトレイ清掃機 - Google Patents

ケーブルトレイ清掃機

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Publication number
JPH05236621A
JPH05236621A JP7338292A JP7338292A JPH05236621A JP H05236621 A JPH05236621 A JP H05236621A JP 7338292 A JP7338292 A JP 7338292A JP 7338292 A JP7338292 A JP 7338292A JP H05236621 A JPH05236621 A JP H05236621A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cable tray
main body
cleaning machine
side wall
cleaner
Prior art date
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Pending
Application number
JP7338292A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Fukushima
茂 福島
Takashi Oka
隆司 岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Plant Technologies Ltd
Original Assignee
Hitachi Plant Technologies Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Plant Technologies Ltd filed Critical Hitachi Plant Technologies Ltd
Priority to JP7338292A priority Critical patent/JPH05236621A/ja
Publication of JPH05236621A publication Critical patent/JPH05236621A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 移動部分の全重量をキャスターで支えて移動
のための駆動機構に負担がかからないようにし、小型軽
量のモータの出力をケーブルトレイの内壁面に摩擦力で
伝達して駆動力とすることで、装置の小型軽量化を図り
ながら、作業効率の向上を達成できるようにする。 【構成】 清掃機本体18が、清掃対象のケーブルトレ
イ16との間に設けられて清掃機本体18全体の重量を
支える球形キャスター24、本体部に支承されると共に
ケーブルトレイ16の側壁面に当接する駆動車輪32、
この駆動車輪32を回転させる超音波モータ34、駆動
車輪32の反対側のケーブルトレイ側壁面に当接する従
動車輪36、この従動車輪36をケーブルトレイ16の
側壁面へ押圧するスウィングアーム40、及びケーブル
トレイ16内を清掃する回転ブラシ46の各々を備えて
構成され、この清掃機本体18に対しホース20を介し
て回転ブラシ46で除去された塵埃を吸引する真空掃除
機を連結する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はケーブルが敷設されたト
レイを自動清掃するためのケーブルトレイ清掃機に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】工場などにおいては、各種のケーブル類
を配線するに際しては、専用のケーブルトレイに収納し
て敷設している。通常、ケーブルトレイは、“U”字形
断面を有する金属製などの直線や曲線の長尺の構造体で
あり、これを必要数連結して設置し、その構内にケーブ
ルが敷設される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
技術にあっては、通常、ケーブルトレイには蓋が設けら
れないため、構内に塵埃などが溜まり、定期的な清掃作
業が必要になる。従来、ケーブルトレイの清掃は、図6
に示すように、作業者10が足場12に乗った姿勢で真
空掃除機の吸口部14をケーブルトレイ16内に挿入し
て手作業で行っているため、作業効率が悪いとともに多
数の人手を必要とする。
【0004】また、手作業を排除すべく、走行式の清掃
機も提案されているが、十分な駆動力を得るためには大
きな駆動源を必要とし、大型化するため作業者に負担を
強いる結果となっている。
【0005】本発明は、上記従来技術の実情に鑑みてな
されたもので、装置の小型軽量化を図り、作業効率の向
上を達成するケーブルトレイ清掃機の提供を目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明は、清掃対象のケーブルトレイとの間に
設けられて移動部分全体の重量を支えるキャスター、前
記移動部分に支承されると共に前記ケーブルトレイの側
壁面に当接する駆動車輪、該駆動車輪を回転させる超音
波モータ、前記駆動車輪の反対側のケーブルトレイ側壁
面に当接する従動車輪、該従動車輪を前記ケーブルトレ
イ側壁面へ押圧する押圧手段、及び前記ケーブルトレイ
内を清掃する回転ブラシの各々を備えて構成される清掃
機本体と、該清掃機本体に対しホースを介して連結され
て前記回転ブラシで除去された塵埃を吸引する真空掃除
機とを設けている。
【0007】
【作用】上記した手段によれば、移動部分の全重量をキ
ャスターで支えて移動のための駆動機構に全く負担がか
からないようにし、駆動力は小型軽量のモータの出力を
ケーブルトレイの内壁面に摩擦力で伝達させる。これに
より、駆動源の小型軽量化を達成しながら、作業効率を
向上させることが可能になる。
【0008】
【実施例】図1は本発明によるケーブルトレイ清掃機の
一実施例を示す斜視図である。
【0009】本発明によるケーブルトレイ清掃機は、ケ
ーブルトレイ16に載置される清掃機本体18と、この
清掃機本体18にホース20及びケーブル(電源及び信
号線)で接続される真空掃除機(不図示)とから成る。
【0010】清掃機本体18は、箱形で下部が開放され
た本体ケース22、この本体ケース22の両側に設けら
れる球形キャスター24及び超音波モータ26を内蔵す
るキャスターケース28、本体ケース22の一方の側の
前後に突出するように取り付けられると共に駆動車輪3
2及びこの駆動車輪32を駆動するための超音波モータ
34を内蔵した駆動車輪ケース30、本体ケース22の
他方の側の前後に突出するように取り付けられると共に
従動車輪36を内蔵する従動車輪ケース38、この従動
車輪ケース38に隣接させて設けられるスウィングアー
ム40、その端部に設けられるスウィングアーム支持部
42、ケーブルトレイ16の底面及び側面に接触可能に
して本体ケース22の下部及び側面に取り付けられるゴ
ムスカート44、移動方向に直交する向きにして本体ケ
ース22内に回転可能に取り付けられる回転ブラシ46
(その駆動源は超音波モータ26)からなる。なお、本
体ケース22の天井部にはホース20の一端が取り付け
られ、その他端は不図示の真空掃除機(後流電源の電力
供給を受けて回転し、ホース20内に負圧を生じさせる
ためのモータ、開閉装置などを含んで構成される)に連
結されている。
【0011】図2は回転ブラシ46の詳細構造を示す正
面図である。シャフト50の一端は超音波モータ26に
直結またはギア機構を介して連結される。そして、シャ
フト50の表面には、回転ブラシ52が螺旋状に植毛さ
れている。
【0012】図3は駆動車輪32の駆動部の詳細構造を
示す斜視図である。超音波モータ34の回転軸には擦り
合わせ伝動用のホィール54が取り付けられ、このホイ
ール54に駆動車輪32が摺接している。超音波モータ
34の回転に伴ってホイール54が回転し、この回転が
駆動車輪32に伝達される。駆動車輪32がケーブルト
レイ16の内壁に圧接していることから、清掃機本体1
8が移動する。以上の構成において、清掃機本体18の
全重量は球形キャスター24で支えられ、この球形キャ
スター24がケーブルトレイ16の上端の張出部に位置
するように清掃機本体18がセットされる。そして、ケ
ーブルトレイ16の内壁面には駆動車輪32が圧接して
おり、この駆動車輪32が超音波モータ34によって駆
動されることにより、清掃機本体18がケーブルトレイ
16に沿って移動する。このとき、従動車輪36はスウ
ィングアーム40によって他方の内壁面に押圧され、清
掃機本体18の走行時の安定生を図っている。
【0013】清掃を行うに際しては、真空掃除機の電源
をオンにし、本体ケース22内に負圧を形成させる。つ
いで移動開始のスイッチを押すと、超音波モータ26が
回転して回転ブラシ46が回転することによりケーブル
トレイ16内の塵埃が順次掻きおとされ、また、超音波
モータ34が回転することによって駆動車輪32が回転
し、掃除機本体18が移動を開始する。回転ブラシ46
によって掻き出された塵埃は順次ホース20内へ吸引さ
れ、真空掃除機に取り込まれる。
【0014】図4は電気系の詳細を示す配線図である。
まず、真空掃除機56から説明する。電源コード60は
先端にコネクタ58が取り付けられた電源コードであ
り、内蔵するモータ62(ホース20に負圧を生じさせ
るための駆動源となる)に電力を供給する。電源コード
60の他端は開閉装置64に接続されると共に掃除機本
体18側に接続される。開閉装置64は、モーター62
のオン/オフ及び清掃機本体18内の2つの超音波モー
タ34のオン/オフを行う。ホース20内は空洞であ
り、この内部に電源コード60に接続されるコード及び
開閉装置64に接続される信号線の2本が敷設され、そ
の先端はホース出口部に設けられたコネクタ66に接続
されている。このコネクタ66に嵌合するコネクタが清
掃機本体18側に設けられ、その各々には動力線68及
び信号線70が接続されている。
【0015】本体ケース22内には開閉装置及び変圧器
72が設置され、この開閉装置及び変圧器72に動力線
68及び信号線70の各々の他端が接続されている。そ
して、信号線70と開閉装置及び変圧器72の間には、
真空掃除機18の走行をオン/オフするためのスイッチ
74が接続されている。さらに、開閉装置及び変圧器7
2には超音波モータを制御するための3台のコントロー
ラ76、78、80が接続され、コントローラ76には
超音波モータ26、コントローラ78、80には2つの
超音波モータ34が接続されている。
【0016】図4において、コネクタ58を電源ライン
(商用電源)のコンセントに挿入し開閉装置64をオン
にすると、モータ62が回転を開始する。ホース20が
清掃機本体18に接続されていれば、スイッチ74をオ
ンにすることによって開閉装置及び変圧器72の変圧器
に通電され、コントローラ76、78、80が動作を開
始し、超音波モータ26、34が始動する。
【0017】以上のように、本発明では清掃機本体18
の重量を球形キャスター24で支え、走行駆動用のモー
タには負担がかからないようにしている。この結果、走
行駆動用のモータには比較的トルクの小さい超音波モー
タ34を用いることができる。また、超音波モータを用
いることによって小型化を図ることができる。さらに、
従動車輪36をスウィングアーム40を用いて押圧する
ことで、駆動車輪32の駆動力をケーブルトレイ16の
内壁に効率的に伝達される。
【0018】図5は本発明の他の実施例を示す斜視図で
ある。本実施例においては、図1と同一であるものには
同一引用数字を用いたので、ここでは重複する説明を省
略する。
【0019】前記実施例は円筒状の回転ブラシ46を用
いていたが、本実施例は、小径の複数のディスク状の回
転ブラシ82を並べ、これらを超音波モータ84で回転
させるようにしたところに特徴がある(この場合、図1
に示した超音波モータ26は不要である)。そして、清
掃機本体18の移動のための駆動機構は、前記実施例と
同一である。
【0020】
【発明の効果】以上説明した通り、この発明は、清掃対
象のケーブルトレイとの間に設けられて移動部分全体の
重量を支えるキャスター、前記移動部分に支承されると
共に前記ケーブルトレイの側壁面に当接する駆動車輪、
該駆動車輪を回転させる超音波モータ、前記駆動車輪の
反対側のケーブルトレイ側壁面に当接する従動車輪、該
従動車輪を前記ケーブルトレイ側壁面へ押圧する押圧手
段、及び前記ケーブルトレイ内を清掃する回転ブラシの
各々を備えて構成される清掃機本体と、該清掃機本体に
対しホースを介して連結されて前記回転ブラシで除去さ
れた塵埃を吸引する真空掃除機とを設けるようにしたの
で、駆動源の小型軽量化を達成しながら、作業効率を向
上させることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるケーブルトレイ清掃機の一実施例
を示す斜視図である。
【図2】回転ブラシの詳細構造を示す正面図である。
【図3】駆動車輪の駆動部の詳細構造を示す斜視図であ
る。
【図4】本発明の実施例の電気系の詳細を示す配線図で
ある。
【図5】本発明の他の実施例を示す斜視図である。
【図6】従来のケーブルトレイ清掃方法を示す説明図で
ある。
【符号の説明】
16 ケーブルトレイ 18 清掃機本体 20 ホース 22 本体ケース 24 球形キャスター 26、34、84 超音波モータ 30 駆動車輪ケース 32 駆動車輪 36 従動車輪 40 スウィングアーム 44 ゴムスカート 46 回転ブラシ 50 シャフト 52、82 回転ブラシ 54 ホイール 56 真空掃除機 72 開閉装置及び変圧器 74 スイッチ 76、78、80 コントローラ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 清掃対象のケーブルトレイとの間に設け
    られて移動部分全体の重量を支えるキャスター、前記移
    動部分に支承されると共に前記ケーブルトレイの側壁面
    に当接する駆動車輪、該駆動車輪を回転させる超音波モ
    ータ、前記駆動車輪の反対側のケーブルトレイ側壁面に
    当接する従動車輪、該従動車輪を前記ケーブルトレイ側
    壁面へ押圧する押圧手段、及び前記ケーブルトレイ内を
    清掃する回転ブラシの各々を備えて構成される清掃機本
    体と、該清掃機本体に対しホースを介して連結されて前
    記回転ブラシで除去された塵埃を吸引する真空掃除機と
    から成るケーブルトレイ清掃機。
JP7338292A 1992-02-25 1992-02-25 ケーブルトレイ清掃機 Pending JPH05236621A (ja)

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JP7338292A JPH05236621A (ja) 1992-02-25 1992-02-25 ケーブルトレイ清掃機

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JP7338292A JPH05236621A (ja) 1992-02-25 1992-02-25 ケーブルトレイ清掃機

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JPH05236621A true JPH05236621A (ja) 1993-09-10

Family

ID=13516589

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7338292A Pending JPH05236621A (ja) 1992-02-25 1992-02-25 ケーブルトレイ清掃機

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JP (1) JPH05236621A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102962213A (zh) * 2012-11-28 2013-03-13 南京航空航天大学 基于超声电机的光伏电池板除尘装置
CN106972424A (zh) * 2017-03-29 2017-07-21 成都协恒科技有限公司 除尘型电缆桥架
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