JPH05236605A - ブレーキシステム用バイパス弁−遅延弁装置 - Google Patents
ブレーキシステム用バイパス弁−遅延弁装置Info
- Publication number
- JPH05236605A JPH05236605A JP23260292A JP23260292A JPH05236605A JP H05236605 A JPH05236605 A JP H05236605A JP 23260292 A JP23260292 A JP 23260292A JP 23260292 A JP23260292 A JP 23260292A JP H05236605 A JPH05236605 A JP H05236605A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- bypass valve
- delay
- delay valve
- braking system
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T15/00—Construction arrangement, or operation of valves incorporated in power brake systems and not covered by groups B60T11/00 or B60T13/00
- B60T15/02—Application and release valves
- B60T15/025—Electrically controlled valves
- B60T15/028—Electrically controlled valves in hydraulic systems
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T8/00—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
- B60T8/26—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force characterised by producing differential braking between front and rear wheels
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T137/00—Fluid handling
- Y10T137/8593—Systems
- Y10T137/87265—Dividing into parallel flow paths with recombining
- Y10T137/87338—Flow passage with bypass
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
- Braking Systems And Boosters (AREA)
- Braking Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 電気自動車用の混成電気−液圧ブレーキシス
テムに用いるバイパス弁−遅延弁装置を提供すること。 【構成】 一緒に連結され相互に垂直に配設されたバイ
パス弁部分(2)と遅延弁部分(3)とのふたつの部分
を包含する単一の本体(1)をそなえること。
テムに用いるバイパス弁−遅延弁装置を提供すること。 【構成】 一緒に連結され相互に垂直に配設されたバイ
パス弁部分(2)と遅延弁部分(3)とのふたつの部分
を包含する単一の本体(1)をそなえること。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はブレーキシステム用のバ
イパス弁−遅延弁装置に関する。
イパス弁−遅延弁装置に関する。
【0002】さらに詳しくは、本発明は電気自動車に取
付けられる混成電気−液圧ブレーキシステムに用いられ
るバイパス弁−遅延弁装置に関する。
付けられる混成電気−液圧ブレーキシステムに用いられ
るバイパス弁−遅延弁装置に関する。
【0003】
【従来の技術】たとえば都市交通用の環境にやさしい自
動車などのような電気駆動の自動車に用いる混成ブレー
キシステムが現在開発研究中であるが、このような混成
ブレーキシステムでは、伝統的な液圧ブレーキ回路とと
もに電気ブレーキ装置をそなえている。この電気ブレー
キ装置は、電気的トルクの存在する速度よりも低い速度
条件にある時を除外しては、液圧ブレーキに優先して作
動する。これは、制動をかけるという要求がある時電動
機によってエネルギ出力を最大限に回収するためであ
り、これによってバッテリーの再充電をなして、自動車
の走行可能距離を経済的に増加せしめるのである。
動車などのような電気駆動の自動車に用いる混成ブレー
キシステムが現在開発研究中であるが、このような混成
ブレーキシステムでは、伝統的な液圧ブレーキ回路とと
もに電気ブレーキ装置をそなえている。この電気ブレー
キ装置は、電気的トルクの存在する速度よりも低い速度
条件にある時を除外しては、液圧ブレーキに優先して作
動する。これは、制動をかけるという要求がある時電動
機によってエネルギ出力を最大限に回収するためであ
り、これによってバッテリーの再充電をなして、自動車
の走行可能距離を経済的に増加せしめるのである。
【0004】液圧回路にはバイパス弁と遅延弁とが設け
てあり、これらの弁は次のように作用する。まずバイパ
ス弁の機能は、電気ブレーキシステムがその能力一杯作
用できるように液圧回路を除外することにあり、遅延弁
の機能は電気制動作用がその最大限に達した時この電気
制動作用に加えて、変調モードで液圧制動を開始せしめ
ることにある。
てあり、これらの弁は次のように作用する。まずバイパ
ス弁の機能は、電気ブレーキシステムがその能力一杯作
用できるように液圧回路を除外することにあり、遅延弁
の機能は電気制動作用がその最大限に達した時この電気
制動作用に加えて、変調モードで液圧制動を開始せしめ
ることにある。
【0005】これらのふたつの型式の弁は一般に各別に
設けられ、いずれも大型のものであった。
設けられ、いずれも大型のものであった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、電気
ブレーキシステムおよび液圧ブレーキシステムの両方の
機能的およびシーケンス的な作動要求を達成せしめるこ
とができる混成電気−液圧ブレーキシステムのための単
一のバイパス弁−遅延弁装置を提供することにある。
ブレーキシステムおよび液圧ブレーキシステムの両方の
機能的およびシーケンス的な作動要求を達成せしめるこ
とができる混成電気−液圧ブレーキシステムのための単
一のバイパス弁−遅延弁装置を提供することにある。
【0007】本発明の他の目的は、機能的、合理的、効
率的、経済的で非常に小型の単一の混成電気−液圧ブレ
ーキシステムを提供することにある。
率的、経済的で非常に小型の単一の混成電気−液圧ブレ
ーキシステムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、これら
の目的およびその他の目的は、液圧ブレーキ回路活性化
流体通路ダクトが、コントロールセンタから来る電気信
号によって作動せしめられるソレノイドにより可動コア
と固定コアとの間を出入運動する手段によりさえぎられ
るようにする第1のバイパス部分と、液圧回路活性化流
体が浮動レギュレータピストンに配設された遅延弁でさ
えぎられており、この浮動レギュレータピストンの最大
ストロークが電動機の制動作用から得られる最大エネル
ギ回収性能に対応する圧力と同じ圧力である第2の部分
とを包含するバイパス弁−遅延弁装置により達成され
る。
の目的およびその他の目的は、液圧ブレーキ回路活性化
流体通路ダクトが、コントロールセンタから来る電気信
号によって作動せしめられるソレノイドにより可動コア
と固定コアとの間を出入運動する手段によりさえぎられ
るようにする第1のバイパス部分と、液圧回路活性化流
体が浮動レギュレータピストンに配設された遅延弁でさ
えぎられており、この浮動レギュレータピストンの最大
ストロークが電動機の制動作用から得られる最大エネル
ギ回収性能に対応する圧力と同じ圧力である第2の部分
とを包含するバイパス弁−遅延弁装置により達成され
る。
【0009】
【作用】第1の部分のバイパスを閉じることは、液圧ブ
レーキ回路を全くさえぎり、電動機によって生ずるエネ
ルギ回収制動作用を一杯に投入することに対応する。
レーキ回路を全くさえぎり、電動機によって生ずるエネ
ルギ回収制動作用を一杯に投入することに対応する。
【0010】遅延弁の開放は、前述の電動機で間に合う
以上の制動要求が生じた時になされる。すなわち、作動
流体の圧力の増大が遅延弁の変調開放を生じさせ、液圧
回路の圧力増大がこの液圧回路の制動作用を増加させ
て、これが電動機により生ずる制動作用に加わるのであ
る。
以上の制動要求が生じた時になされる。すなわち、作動
流体の圧力の増大が遅延弁の変調開放を生じさせ、液圧
回路の圧力増大がこの液圧回路の制動作用を増加させ
て、これが電動機により生ずる制動作用に加わるのであ
る。
【0011】
【実施例】本発明による、電気自動車混成電気−液圧ブ
レーキシステムに特に適したブレーキシステム用バイパ
ス弁−遅延弁装置は、基本的にはふたつの各別の部分に
分けられている単一の本体1を包含するものである。こ
れらふたつの部分とは、線2で囲んで示してあるバイパ
ス弁部分と、線3で囲んで示してある遅延弁部分であ
る。
レーキシステムに特に適したブレーキシステム用バイパ
ス弁−遅延弁装置は、基本的にはふたつの各別の部分に
分けられている単一の本体1を包含するものである。こ
れらふたつの部分とは、線2で囲んで示してあるバイパ
ス弁部分と、線3で囲んで示してある遅延弁部分であ
る。
【0012】これらふたつの部分2,3は、それらの軸
線が互いに垂直であるような位置として設けてある。
線が互いに垂直であるような位置として設けてある。
【0013】バイパス弁部分2は、図示していないコン
トロールセンタにより電気コネクタ20を介して電気的
に作動せしめられるソレノイド4と、中央のダクト7を
有する固定コア6と、ボールシャッタ21をそなえた可
動コア5とを包含する。固定コア6と可動コア5とは互
いに同軸であって、ソレノイド4がこれらの上に嵌めて
ある。
トロールセンタにより電気コネクタ20を介して電気的
に作動せしめられるソレノイド4と、中央のダクト7を
有する固定コア6と、ボールシャッタ21をそなえた可
動コア5とを包含する。固定コア6と可動コア5とは互
いに同軸であって、ソレノイド4がこれらの上に嵌めて
ある。
【0014】たとえば、コントロールセンタは、ブレー
キペダルによって作動せしめられるストップライトスイ
ッチから来る電気信号で作動せしめられる。
キペダルによって作動せしめられるストップライトスイ
ッチから来る電気信号で作動せしめられる。
【0015】ブレーキペダルが踏まれると、コントロー
ルセンタが作動し、電気信号がソレノイド4に送られ、
このソレノイド4が作動してバイパス弁すなわちアイソ
レータの可動コア5が固定コア6に接近し、ボールシャ
ッタ21でこれが閉成し、ダクト7をダクト8にリンク
する通路22を閉じる。
ルセンタが作動し、電気信号がソレノイド4に送られ、
このソレノイド4が作動してバイパス弁すなわちアイソ
レータの可動コア5が固定コア6に接近し、ボールシャ
ッタ21でこれが閉成し、ダクト7をダクト8にリンク
する通路22を閉じる。
【0016】このようにして、液圧ブレーキ回路がポン
プすなわちコントロールシリンダから隔離される。同時
にこのポンプからは入口室9へ流体が送られる。閉塞さ
れているダクト7へ出ることが出来ない前述の流れは、
閉じている小さな遅延弁10でさえぎられる。このため
入口室9内で生ずる過圧はフロート12の表面に作用し
てこれを動かす(図1の右方へ)。
プすなわちコントロールシリンダから隔離される。同時
にこのポンプからは入口室9へ流体が送られる。閉塞さ
れているダクト7へ出ることが出来ない前述の流れは、
閉じている小さな遅延弁10でさえぎられる。このため
入口室9内で生ずる過圧はフロート12の表面に作用し
てこれを動かす(図1の右方へ)。
【0017】フロート12のこの動きは、流体を出口2
3に向う後部室11へと差し向けて、ブレーキに作用
し、パッドをディスクへ、またはシューをドラムへ近付
け、このようにしていわゆるアイドルストロークを行な
わせる。
3に向う後部室11へと差し向けて、ブレーキに作用
し、パッドをディスクへ、またはシューをドラムへ近付
け、このようにしていわゆるアイドルストロークを行な
わせる。
【0018】このような条件下では、制動作用は電動機
のエネルギ回収だけで行なわれる。この時電動機のトル
クはコントロールセンタからの指令を介して逆転せしめ
られている。
のエネルギ回収だけで行なわれる。この時電動機のトル
クはコントロールセンタからの指令を介して逆転せしめ
られている。
【0019】コントロールポンプまたはシリンダによっ
て入口24を介して差し向けられる流体が到着すること
によって入口室9内に生ずる過圧は、反対に作用するば
ね13でバランスされる。このばね13は、電動機の最
大エネルギ回収性能と合致する圧力において、フロート
12が肩部15と当接する当接位置に達するように較正
されている。
て入口24を介して差し向けられる流体が到着すること
によって入口室9内に生ずる過圧は、反対に作用するば
ね13でバランスされる。このばね13は、電動機の最
大エネルギ回収性能と合致する圧力において、フロート
12が肩部15と当接する当接位置に達するように較正
されている。
【0020】このばね13の反作用は、ブレーキペダル
に加えた作動が、電気制動相だけにおいて変調されるこ
とを許容するものである。
に加えた作動が、電気制動相だけにおいて変調されるこ
とを許容するものである。
【0021】フロート12のストロークCは、入口室1
1からブレーキへと動く流体が前述のようにパッドをデ
ィスクへ、またはシューをドラムへとブレーキ作用を及
ぼさずに近接せしめるに適当かつ充分であるように定め
てある。
1からブレーキへと動く流体が前述のようにパッドをデ
ィスクへ、またはシューをドラムへとブレーキ作用を及
ぼさずに近接せしめるに適当かつ充分であるように定め
てある。
【0022】このようにして、入口室9内に溜った流体
はまた電気制動中ブレーキペダルの移動を変調させる。
はまた電気制動中ブレーキペダルの移動を変調させる。
【0023】電動機で生じた制動作用が適度であれば、
ブレーキシステムは、制動が終るまで前述のようにして
平衡を維持している。
ブレーキシステムは、制動が終るまで前述のようにして
平衡を維持している。
【0024】ブレーキペダルを踏む力を増して制動力を
強めることが要求されるとすると、入口室9内の圧力が
それに対応して高まり、この圧力で遅延弁10が開かれ
るのである。この開放によって、入口室9から後部室1
1へと流体が流れる。
強めることが要求されるとすると、入口室9内の圧力が
それに対応して高まり、この圧力で遅延弁10が開かれ
るのである。この開放によって、入口室9から後部室1
1へと流体が流れる。
【0025】この段階にあっては、ばね13はその作用
を増大させない。これはフロート12が既に肩部15に
当っているからである。
を増大させない。これはフロート12が既に肩部15に
当っているからである。
【0026】流体が入口室9から後部室11へと流れる
時、後部室11で圧力の増大があり、出口23ではこの
結果として液圧ブレーキシステムの制動作用が増して、
この液圧ブレーキシステムの制動作用が電気制動作用に
つけ加えられるのである。
時、後部室11で圧力の増大があり、出口23ではこの
結果として液圧ブレーキシステムの制動作用が増して、
この液圧ブレーキシステムの制動作用が電気制動作用に
つけ加えられるのである。
【0027】このようにして、遅延弁10のシャフトに
作用するばね14の較正に対応するデルタ圧力によって
増大する、入口室9内の圧力に等しい圧力が液圧ブレー
キシステムに達するのである。
作用するばね14の較正に対応するデルタ圧力によって
増大する、入口室9内の圧力に等しい圧力が液圧ブレー
キシステムに達するのである。
【0028】この制動作用は、得ようとする減速に依存
して安定化され、制動の各相において変調されることが
できる。自動車の速度が、電動機がもはや制動トルクを
出力できない条件に対応する最小値以下に落ちると、前
述のコントロールセンタはソレノイド4を不作動化し、
この結果可動コア5は固定コア6から遠ざかり、ボール
シャッタ21が通路22からはずれて、ダクト7とダク
ト8との間の連通が回復する。このようにして、入口室
9と後部室11とはダクト7,8および16を介して連
通し、入口室9内にある全圧力は後部室11へ、従って
ブレーキへと放出される。
して安定化され、制動の各相において変調されることが
できる。自動車の速度が、電動機がもはや制動トルクを
出力できない条件に対応する最小値以下に落ちると、前
述のコントロールセンタはソレノイド4を不作動化し、
この結果可動コア5は固定コア6から遠ざかり、ボール
シャッタ21が通路22からはずれて、ダクト7とダク
ト8との間の連通が回復する。このようにして、入口室
9と後部室11とはダクト7,8および16を介して連
通し、入口室9内にある全圧力は後部室11へ、従って
ブレーキへと放出される。
【0029】ブレーキにおけるこの圧力増加は、電動機
の制動作用が低下し始めるや否やこれを償う。圧力との
バランスにより、ばね13はフロート12を押して、こ
れを元の位置とし、ばね14は再び遅延弁10を閉じ
る。
の制動作用が低下し始めるや否やこれを償う。圧力との
バランスにより、ばね13はフロート12を押して、こ
れを元の位置とし、ばね14は再び遅延弁10を閉じ
る。
【0030】ブレーキペダルを再び釈放すると、入口室
9の圧力は落ちて、ブレーキシステム内に存在する流体
は前述のダクト16,8及び7と逆に通って放出され
る。
9の圧力は落ちて、ブレーキシステム内に存在する流体
は前述のダクト16,8及び7と逆に通って放出され
る。
【0031】最後には全体が元の状態に戻って、次のブ
レーキをかけることにそなえるようになる。
レーキをかけることにそなえるようになる。
【0032】電動機によるエネルギ回収を計る電気的制
動が存在しない場合、または電気エネルギがない場合、
従って速度とは無関係に、対応制御が作動不能である場
合には、ソレノイド4は作動せず、この結果室9と室1
0との間の通路が開放したままで、流体は流れて正常な
液圧ブレーキシステムが機能するのである。
動が存在しない場合、または電気エネルギがない場合、
従って速度とは無関係に、対応制御が作動不能である場
合には、ソレノイド4は作動せず、この結果室9と室1
0との間の通路が開放したままで、流体は流れて正常な
液圧ブレーキシステムが機能するのである。
【0033】以上本発明を添付図面に例示したその好適
な実施例について詳述したが、本発明はこの特定の実施
例に限定されるものではなく、本発明の精神を逸脱しな
いで幾多の変化変形がなし得ることはもちろんである。
な実施例について詳述したが、本発明はこの特定の実施
例に限定されるものではなく、本発明の精神を逸脱しな
いで幾多の変化変形がなし得ることはもちろんである。
【図1】本発明によるバイパス弁−遅延弁装置の好適な
実施例の断面図である。
実施例の断面図である。
1 本体 2 バイパス弁部分 3 遅延弁部分 4 ソレノイド 5 可動コア 6 固定コア 7 中央のダクト 8 ダクト 9 入口室 10 遅延弁 11 後部室 12 フロート 13 ばね 14 ばね 15 肩部 16 ダクト 20 電気コネクタ 21 ボールシャッタ 22 通路 23 出口 24 入口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ロベルト・ラベッジ イタリー国ベルガーモ州クルノ24035 ビ ア・ブレンボ(番地なし)
Claims (8)
- 【請求項1】電気自動車に適用できる混成電気−液圧ブ
レーキシステムに特に好適なブレーキシステム用バイパ
ス弁−遅延弁装置において、一緒に連結され相互に垂直
に配設されたバイパス弁部分(2)と遅延弁部分(3)
とのふたつの各別の部分を包含する単一の本体(1)か
ら成ることを特徴とするブレーキシステム用バイパス弁
−遅延弁装置。 - 【請求項2】請求項1記載のブレーキシステム用バイパ
ス弁−遅延弁装置において、前記バイパス弁部分が、中
央のダクト(7)をそなえた固定のコア(6)と、スト
ップライトスイッチから来る電気信号によって電気コネ
クタ(20)を介し電気的に作動させ得るソレノイド
(4)に組み合わされ互いに同軸のボールシャッタ(2
1)をそなえた可動コア(5)とを包含し、前記中央の
ダクト(7)が、前記ソレノイド(4)の作動、不作動
に依存して、前記ボールシャッタ(21)でさえぎられ
るか、またはダクト(8)に連結されるかとなることを
特徴とするブレーキシステム用バイパス弁−遅延弁装
置。 - 【請求項3】請求項1または2記載のブレーキシステム
用バイパス弁−遅延弁装置において、前記中央のダクト
(7)が室(9)に接続され、この室(9)から入口ダ
クト(24)に通ずることを特徴とするブレーキシステ
ム用バイパス弁−遅延弁装置。 - 【請求項4】請求項1ないし3のいずれかに記載のブレ
ーキシステム用バイパス弁−遅延弁装置において、前記
遅延弁部分(3)が入口室(9)と出口室(11)との
間に配置したフロート(12)を包含しこのフロート
(12)がハウジング内で滑動して肩部(15)に当接
すると共に、このフロート(12)には反対に作用する
ばね(13)を設け、またこのフロート(12)に、反
対に作用するばね(14)をそなえた遅延弁(10)を
設けて前記室(9)および(11)を変調接続するよう
にしたことを特徴とするブレーキシステム用バイパス弁
−遅延弁装置。 - 【請求項5】請求項1ないし4のいずれかに記載のブレ
ーキシステム用バイパス弁−遅延弁装置において、入口
(24)および出口(23)が、ソレノイド(4)が作
動されていない時室(9)、ダクト(7)(8)および
(16)および室(11)を介して相互に接続されてい
ることを特徴とするブレーキシステム用バイパス弁−遅
延弁装置。 - 【請求項6】請求項1ないし5のいずれかに記載のブレ
ーキシステム用バイパス弁−遅延弁装置において、電気
ブレーキシステムが作動中でその最大エネルギ回収能力
に至るまで、入口(24)と出口(23)のダクトがさ
えぎられることを特徴とする、ブレーキシステム用バイ
パス弁−遅延弁装置。 - 【請求項7】請求項1ないし6のいずれかに記載のブレ
ーキシステム用バイパス弁−遅延弁装置において、電気
制動効果が、弁(10)と室(11)の変調を伴って開
放された通路により室(9)を介して入口(24)と出
口(23)とを接続する流体により液圧制動効果で増強
されるようにしたことを特徴とするブレーキシステム用
バイパス弁−遅延弁装置。 - 【請求項8】請求項1ないし7のいずれかに記載のブレ
ーキシステム用バイパス弁−遅延弁装置において、フロ
ート(12)のストローク(C)がブレーキのパッドま
たはシューをそれぞれディスクまたはドラムに接近せし
めるように後部室から充分に流体を移動させるのに対応
していることを特徴とするブレーキシステム用バイパス
弁−遅延弁装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
IT91BG31 IT1253751B (it) | 1991-09-05 | 1991-09-05 | Insieme valvola bypass - ritardatrice per sistemi frenanti |
IT91A000031 | 1991-09-05 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05236605A true JPH05236605A (ja) | 1993-09-10 |
Family
ID=11336066
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23260292A Pending JPH05236605A (ja) | 1991-09-05 | 1992-08-10 | ブレーキシステム用バイパス弁−遅延弁装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5312167A (ja) |
JP (1) | JPH05236605A (ja) |
IT (1) | IT1253751B (ja) |
Cited By (1)
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---|---|---|---|---|
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DE4239386A1 (de) * | 1992-11-24 | 1994-05-26 | Teves Gmbh Alfred | Bremsanlage für Kraftfahrzeuge mit elektrischem Antrieb |
DE4305679A1 (de) * | 1993-02-24 | 1994-08-25 | Knorr Bremse Ag | Druckluftbremse für Schienenfahrzeuge |
JP2000038148A (ja) * | 1998-07-24 | 2000-02-08 | Toyota Autom Loom Works Ltd | 車両用の電磁弁、油圧式パワーステアリング装置及び車両 |
CA2439063A1 (en) * | 2001-03-12 | 2002-09-19 | Novartis Ag | Combination of nateglinide or repaglinide with at least one further antidiabetic compound |
US20100301653A1 (en) * | 2009-05-29 | 2010-12-02 | Daran Churovich | Seat for assisted sitting and standing |
EP3118077B1 (en) * | 2015-07-15 | 2021-06-16 | KNORR-BREMSE Systeme für Nutzfahrzeuge GmbH | Relay valve and method of controlling a relay valve |
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- 1992-07-31 US US07/923,303 patent/US5312167A/en not_active Expired - Fee Related
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