JPH0523650U - 受信回路 - Google Patents

受信回路

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JPH0523650U
JPH0523650U JP7874991U JP7874991U JPH0523650U JP H0523650 U JPH0523650 U JP H0523650U JP 7874991 U JP7874991 U JP 7874991U JP 7874991 U JP7874991 U JP 7874991U JP H0523650 U JPH0523650 U JP H0523650U
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JP
Japan
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circuit
data
noise
filter
output
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Pending
Application number
JP7874991U
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English (en)
Inventor
智之 浅井
茂 斉藤
Original Assignee
株式会社カンセイ
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ノイズを確実に除去できる受信回路を得る。 【構成】 データ線51に積分回路としてのフィルタ5
2を設けると共に、このフィルタ52の積分出力を基準
レベルVref と比較する比較回路64を設けることによ
り、ノイズフィルタ65を構成し、データ線51上のデ
ータに含まれるノイズを除去する。 【効果】 データに含まれるノイズが完全に除去されて
矩形波形を有する出力データを得ることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、複数の送受信回路間でデータ線を通じて通信を行う多重通信シス テム等において、上記送受信回路の受信回路として用いて好適な受信回路に関す るものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の多重通信システムに用いられる送受信回路の受信回路としては、例えば 、図7に示すものがある。図7において、50は受信回路を全体として示す。 この受信回路50はディジタル比較器57、出力レジスタ58、パルス幅検知 回路55及びカウンタ56等より構成される。出力レジスタ58から出力された データ信号はアクチュエータ等に供給される。
【0003】 51はデータ線であり、このデータ線には図6に示したパルス信号としてのデ ータ信号が出力されている。さらにデータ線51には積分回路としてのフィルタ 52が挿入されている。このフィルタ52は抵抗とコンデンサとからなるローパ スフィルタであり、データ信号に重畳したインパルス性のノイズを減衰させる。
【0004】 53はアドレス線であり、このアドレス線53には図6に示したアドレス信号 が出力されている。さらに、アドレス線53には抵抗とコンデンサとからなるフ ィルタ54が挿入されていて、アドレス信号に重畳したインパルス性のノイズを 減衰させる。
【0005】 パルス幅検知回路55はアドレス線53に出力される図6のアドレス信号間に 設けられたリセット信号部(Trの期間)を検知してリセット信号を出力する。 カウンタ56はアドレス線53に出力されるパルス数により規定されるアドレ ス信号を計数し通信中のアドレス値を出力する。また、パルス幅検知回路55の 出力するリセット信号により初期化される。
【0006】 ディジタル比較器57は設定されたアドレス値とカウンタ56より出力される アドレス値とを比較して、一致したときに一致信号を出力する。 出力レジスタ58には上記データ線51とディジタル比較器57の出力側が接 続されていて、データ線51より送られてくるデータ信号をディジタル比較器5 7の出力する一致信号を基にアクチュエータ等に出力する。 上述したように、従来の受信回路はデータ線51,アドレス線53に乗ったイ ンパルス性のノイズをアナログ的なフィルタ52,54により除去している。
【0007】 図5は上述した受信回路50を有する送受信回路を適用し得る多重通信システ ムの一例を示す構成図であり、同期用の基準信号発生回路59にアドレス線53 を通じて複数の送受信回路60が接続されている。各送受信回路60はデータ線 51を通じて相互に通信を行う。
【0008】 各送受信回路60には、上述した図7の受信回路50が設けられていて、受信 したデータをアクチュエータ61やコントローラ62に送ったり、あるいはスイ ッチ63からON/OFFデータを受信するようにしている。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】
上述した、アナログ的なフィルタによりデータ信号のノイズを低減する構成に よれば、確実にノイズを除去することができず、データ誤りが発生する等の問題 点があった。
【0010】 この考案は、このような従来の問題点に着目してなされたものであり、簡単な 構成で確実にノイズ除去ができる受信回路を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
この考案は、積分回路とその積分出力と基準レベルとを比較する比較回路とに より構成されたノイズフィルタをデータ線に挿入するようにしたものである。
【0012】
【作用】
上記積分回路からノイズによる歪みを有する積分波形が得られるが、この積分 波形が比較回路において基準レベルと比較されることにより、この比較回路より 歪みの除去された矩形波信号が得られる。
【0013】
【実施例】
以下、この考案を、基準信号発生用発振回路と、夫々固有のアドレス数が設定 された複数個の送受信回路と、この発信回路と各送受信回路とを接続するアドレ ス線と、各送受信回路間を接続するデータ線とからなり、各送受信回路でアドレ ス線上の基準信号をカウントし、その値が設定アドレス数と一致した送受信回路 の夫々に接続された外部装置間の通信を可能な構成とした多重通信システムに適 用した実施例について、図面に基づいて説明する。 図1ないし図2は、この考案の一実施例を示す図である。 まず構成を説明すると、図2はノイズフィルタを示す回路図であり、前記デー タ線51には積分回路としてのフィルタ52が挿入されている。このフィルタ5 2は抵抗52a,コンデンサ52bで構成され、a点からデータが入力される。
【0014】 64は比較回路であり、コンパレータ64a、分圧用抵抗64b,64c、バ イパス用64d,64e等で構成されている。この比較回路64は積分回路52 からb点に得られる積分出力のレベルと基準レベルVref とを比較し、その比較 出力をc点から前記出力レジスタ58に加える。65は積分回路52と比較回路 64とで構成されるノイズフィルタである。
【0015】 図1は上記ノイズフィルタ65を用いた受信回路50のブロック図であり、図 7と対応する部分には同一符号を付して説明を省略する。 ノイズフィルタ65はデータ線51に挿入され、a点に加えられるデータから ノイズを除去してc点に出力データが得られる。 図3,図4の(a),(b),(c)は図1,図2のa,b,c点に得られる 信号波形の一例を示す。
【0016】 次に作用を説明する。 図2において、データ線51のa点より図3(a)に示すようなノイズ66を 含む“H”のデータがフィルタ52に加えられたとする。このデータはフィルタ 52で積分されてb点に図3(b)に示す積分波形が得られる。この積分波形は 図示のように上記ノイズ66の部分で歪んだ波形となっている。
【0017】 この積分波形は比較回路64に加えられ、そのコンパレータ64aで基準レベ ルVref (例えば、5/2(V))と比較される。コンパレータ64aからは、 積分波形が基準レベルVref を越えたとき“H”となり、基準レベルVref 以下 のとき“L”となる図3(c)に示す出力データがc点に得られる。この出力デ ータは図示のように上記ノイズ66の除去された“H”の矩形波形となっている 。
【0018】 また、a点から図4(a)に示すようなノイズ67を含む“L”のデータが加 えられた場合は、フィルタ52からは図4(b)に示す積分波形が得られる。こ の積分波形が比較回路64に加えられることにより、図4(c)に示すような上 記ノイズ67の除去された“L”の矩形波形を有する出力データが得られる。
【0019】
【考案の効果】
以上説明してきたように、この考案によれば、その構成を積分回路と比較器と から成るノイズフィルタを設ける構成としたため、ノイズを確実に除去してデー タを誤りなく受信することができる。また、1個のコンパレータと抵抗,コンデ ンサ等による簡単な回路で実現できるので、配線が簡素で実装面積を小さくする ことができるという効果が得られる。
【提出日】平成4年1月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】
従来の多重通信システムに用いられる送受信回路の受信回路としては、例えば 、図に示すものがある。図において、50は受信回路を全体として示す。 この受信回路50はディジタル比較器57、出力レジスタ58、パルス幅検知 回路55及びカウンタ56等より構成される。出力レジスタ58から出力された データ信号はアクチュエータ等に供給される。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】 図は上述した受信回路50を有する送受信回路を適用し得る多重通信システ ムの一例を示す構成図であり、同期用の基準信号発生回路59にアドレス線53 を通じて複数の送受信回路60が接続されている。各送受信回路60はデータ線 51を通じて相互に通信を行う。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】 各送受信回路60には、上述した図の受信回路50が設けられていて、受信 したデータをアクチュエータ61やコントローラ62に送ったり、あるいはスイ ッチ63からON/OFFデータを受信するようにしている。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】
【実施例】
以下、この考案を、基準信号発生用発振回路と、夫々固有のアドレス数が設定 された複数個の送受信回路と、この発信回路と各送受信回路とを接続するアドレ ス線と、各送受信回路間を接続するデータ線とからなり、各送受信回路でアドレ ス線上の基準信号をカウントし、その値が設定アドレス数と一致した送受信回路 の夫々に接続された外部装置間の通信を可能な構成とした多重通信システムに適 用した実施例について、図面に基づいて説明する。 図1ないし図2は、この考案の一実施例を示す図である。 まず構成を説明すると、図はノイズフィルタを示す回路図であり、前記デー タ線51には積分回路としてのフィルタ52が挿入されている。このフィルタ5 2は抵抗52a,コンデンサ52bで構成され、a点からデータが入力される。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】 図は上記ノイズフィルタ65を用いた受信回路50のブロック図であり、図 と対応する部分には同一符号を付して説明を省略する。 ノイズフィルタ65はデータ線51に挿入され、a点に加えられるデータから ノイズを除去してc点に出力データが得られる。 図3,図4の(a),(b),(c)は図1,図2のa,b,c点に得られる 信号波形の一例を示す。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】 次に作用を説明する。 図において、データ線51のa点より図3(a)に示すようなノイズ66を 含む“H”のデータがフィルタ52に加えられたとする。このデータはフィルタ 52で積分されてb点に図3(b)に示す積分波形が得られる。この積分波形は 図示のように上記ノイズ66の部分で歪んだ波形となっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例による受信回路に用いられ
るノイズフィルタの回路構成図である。
【図2】同ノイズフィルタを用いた受信回路の一実施例
を示すブロック図である。
【図3】同ノイズフィルタの動作を説明するための波形
図である。
【図4】同ノイズフィルタの動作を説明するための波形
図である。
【図5】従来の受信回路のブロック図である。
【図6】同受信回路に用いられるデータ信号,アドレス
信号を示す波形図である。
【図7】同受信回路が用いられる多重通信システムのブ
ロック図である。
【符号の説明】
50 受信回路 51 データ線 52 フィルタ(積分回路) 64 比較回路 65 ノイズフィルタ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ線からパルス信号を受信する受信
    回路において、上記データ線からのパルス信号が加えら
    れる積分回路とこの積分回路の出力レベルと所定の基準
    レベルとを比較する比較回路とから構成されるノイズフ
    ィルタを設けたことを特徴とする受信回路。
JP7874991U 1991-09-04 1991-09-04 受信回路 Pending JPH0523650U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7874991U JPH0523650U (ja) 1991-09-04 1991-09-04 受信回路

Applications Claiming Priority (1)

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JP7874991U JPH0523650U (ja) 1991-09-04 1991-09-04 受信回路

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JPH0523650U true JPH0523650U (ja) 1993-03-26

Family

ID=13670544

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JP7874991U Pending JPH0523650U (ja) 1991-09-04 1991-09-04 受信回路

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