JPH0525003Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0525003Y2 JPH0525003Y2 JP1988002200U JP220088U JPH0525003Y2 JP H0525003 Y2 JPH0525003 Y2 JP H0525003Y2 JP 1988002200 U JP1988002200 U JP 1988002200U JP 220088 U JP220088 U JP 220088U JP H0525003 Y2 JPH0525003 Y2 JP H0525003Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- input
- integrator
- output
- integrated
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- Expired - Lifetime
Links
- 238000001228 spectrum Methods 0.000 claims description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 5
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000010354 integration Effects 0.000 description 2
- 238000013016 damping Methods 0.000 description 1
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は積分回路に係り、特にスペクトラム拡
散受信機等に好適な積分回路の改良に関する。
散受信機等に好適な積分回路の改良に関する。
[考案の概要]
積分器の入出力間に正帰還路が設けられてお
り、出力の一部が入力に正帰還されるように構成
された積分回路であり、積分値を長時間一定保持
が可能で、例えばスペクトラム拡散受信機の相関
器出力から得られる相関スパイク等の積分に好適
である。
り、出力の一部が入力に正帰還されるように構成
された積分回路であり、積分値を長時間一定保持
が可能で、例えばスペクトラム拡散受信機の相関
器出力から得られる相関スパイク等の積分に好適
である。
[従来の技術]
スペクトラム拡散受信機においては、相関器と
してマツチドフイルタあるいはコンボルバを用い
てスペクトラム拡散された信号を復調し、その復
調出力を積分器によりある一定時間積分すること
により、マルチパスの影響を減少できることは周
知の通りであり、第5図にその回路構成例を示
す。
してマツチドフイルタあるいはコンボルバを用い
てスペクトラム拡散された信号を復調し、その復
調出力を積分器によりある一定時間積分すること
により、マルチパスの影響を減少できることは周
知の通りであり、第5図にその回路構成例を示
す。
同図においては、1はマツチドフイルタ(又は
コンボルバ)、2は1ビツト遅延回路、3は掛算
器、4は積分回路、5は零スレツシヨルド回路で
ある。
コンボルバ)、2は1ビツト遅延回路、3は掛算
器、4は積分回路、5は零スレツシヨルド回路で
ある。
マツチドフイルタ1の復調出力Y,tと、Y,
tを遅延回路2で1ビツト遅延させた信号Z,t
とは、掛算器3に与えられて掛算され、その出力
信号M,t=Y,t・Z,tを、積分器4によ
り、時間A〜Bの期間において積分し、時間B〜
Cの期間積分値を保持し、その積分値出力X,t
を零スレツシヨルド回路5に与えて、0レベルを
基準としたデータ復調出力O,tを得る。
tを遅延回路2で1ビツト遅延させた信号Z,t
とは、掛算器3に与えられて掛算され、その出力
信号M,t=Y,t・Z,tを、積分器4によ
り、時間A〜Bの期間において積分し、時間B〜
Cの期間積分値を保持し、その積分値出力X,t
を零スレツシヨルド回路5に与えて、0レベルを
基準としたデータ復調出力O,tを得る。
第6図は、上記各信号の波形を示すもので、同
図から分かるように、上記積分器にて、前記信号
M,tをA〜Bの期間内で積分し、B〜Cの期間
内で積分値を保持し、Cの時間で積分値を初期化
(ダンプ)し、更に同様の動作を行うことによつ
てデータ復調が可能である。
図から分かるように、上記積分器にて、前記信号
M,tをA〜Bの期間内で積分し、B〜Cの期間
内で積分値を保持し、Cの時間で積分値を初期化
(ダンプ)し、更に同様の動作を行うことによつ
てデータ復調が可能である。
さて、上記スペクトラム拡散受信機等で使用さ
れている従来の積分回路は、例えば第4図に示す
ように演算増幅器OP、入力抵抗R、積分コンデ
ンサCから成る積分器I、積分用スイツチSW1、
ダンプ用スイツチSW2を備えており、スイツチ
SW1がオン、SW2がオフの時、入力電圧Viは積
分され、SW1及びSW2がオフの時、積分出力電圧
V0がホールドされ、そしてSW2がオンの時はコ
ンデンサに蓄積された電荷が放電(ダンプ)され
る。
れている従来の積分回路は、例えば第4図に示す
ように演算増幅器OP、入力抵抗R、積分コンデ
ンサCから成る積分器I、積分用スイツチSW1、
ダンプ用スイツチSW2を備えており、スイツチ
SW1がオン、SW2がオフの時、入力電圧Viは積
分され、SW1及びSW2がオフの時、積分出力電圧
V0がホールドされ、そしてSW2がオンの時はコ
ンデンサに蓄積された電荷が放電(ダンプ)され
る。
[考案が解決しようとする問題点]
而して上記従来の積分回路の構成では、積分出
力電圧のホールド状態において、演算増幅器OP
が入力インピーダンス、コンデンサCの並列抵抗
成分、ダンプ用スイツチSW2のオフ抵抗などが無
限大でないためコンデンサCに蓄積されている電
荷がリークされてしまい積分出力電圧が減少して
しまう。
力電圧のホールド状態において、演算増幅器OP
が入力インピーダンス、コンデンサCの並列抵抗
成分、ダンプ用スイツチSW2のオフ抵抗などが無
限大でないためコンデンサCに蓄積されている電
荷がリークされてしまい積分出力電圧が減少して
しまう。
即ち、信号M,tに対して、第6図のbのよう
に、積分器出力X,tがリークによつて積分値低
下を招き、データ復調出力O,tは、送信のデー
タ情報と異なるデータとなる。
に、積分器出力X,tがリークによつて積分値低
下を招き、データ復調出力O,tは、送信のデー
タ情報と異なるデータとなる。
[考案の目的]
従つて本考案の目的は、相関器の出力信号を積
分ダンプ動作によつて処理しデータ復調を行う場
合等において、リークによる電荷の減少を防止
し、理想的な積分動作を可能にした積分回路を提
供するにある。
分ダンプ動作によつて処理しデータ復調を行う場
合等において、リークによる電荷の減少を防止
し、理想的な積分動作を可能にした積分回路を提
供するにある。
[問題点を解決するための手段]
本考案は上記目的を達成するため、スペクトラ
ム拡散受信機の相関器からの相関スパイクが入力
される積分器の入出力間に、その出力の一部を入
力に正帰還する手段を設けたことを要旨とする。
ム拡散受信機の相関器からの相関スパイクが入力
される積分器の入出力間に、その出力の一部を入
力に正帰還する手段を設けたことを要旨とする。
[作用]
積分出力電圧の一部が積分器の入力に正帰還さ
れるので、電荷のリークによる電圧降下が補償さ
れる。
れるので、電荷のリークによる電圧降下が補償さ
れる。
[実施例]
以下図面に示す実施例を参照して本考案を説明
すると、第1図は本考案による積分回路の一実施
例を示す。
すると、第1図は本考案による積分回路の一実施
例を示す。
同図において第4図と同一符号は同一又は類似
の回路部品を示し、PFは正帰還用抵抗減衰回路
で、積分出力電圧V0の一部を、演算増幅器OPの
+側入力端子へ正帰還する。
の回路部品を示し、PFは正帰還用抵抗減衰回路
で、積分出力電圧V0の一部を、演算増幅器OPの
+側入力端子へ正帰還する。
上記回路PFは、例えば、第2図に示すように
分圧抵抗R1,R2から成るもので、積分出力電圧
V0を分圧して、その分圧電圧が演算増幅器OPに
正帰還される。これにより電荷のリークによる電
圧V0の減少が補償される。
分圧抵抗R1,R2から成るもので、積分出力電圧
V0を分圧して、その分圧電圧が演算増幅器OPに
正帰還される。これにより電荷のリークによる電
圧V0の減少が補償される。
従つて、相関器からの相関出力(相関スパイ
ク)を積分し、積分値を保持する場合、リークに
よる積分値低下を招くことなく確実な積分値を得
ることができる。
ク)を積分し、積分値を保持する場合、リークに
よる積分値低下を招くことなく確実な積分値を得
ることができる。
なお、上記実施例の積分ダンプ動作は、第4図
のものと同様であり、また本考案は例えば第3図
に示すような電圧−電流変換回路VEとコンデン
サCから成る積分器I′を用いた場合にも適用でき
る。
のものと同様であり、また本考案は例えば第3図
に示すような電圧−電流変換回路VEとコンデン
サCから成る積分器I′を用いた場合にも適用でき
る。
[考案の効果]
以上説明した所から明らかなように本考案によ
れば、電荷のリークによる積分出力電圧の降下を
補償して正確な積分を行うことが可能となり、デ
ータ復調に際し、誤つたデータ復調がなくなる等
の効果がある。また正帰還回路は簡単な抵抗減衰
回路で充分なのでIC化にも好適である。
れば、電荷のリークによる積分出力電圧の降下を
補償して正確な積分を行うことが可能となり、デ
ータ復調に際し、誤つたデータ復調がなくなる等
の効果がある。また正帰還回路は簡単な抵抗減衰
回路で充分なのでIC化にも好適である。
第1図は本考案の一実施例を示すブロツク図、
第2図は抵抗減衰回路の一例を示す図、第3図は
本考案の他の実施例を示すブロツク図、第4図は
従来の積分回路を示す図、第5図は、積分器を用
いたデータ復調回路例を示すブロツク図、第6図
はその動作説明用タイミングチヤートである。 I……積分器、OP……演算増幅器、C……積
分用コンデンサ、PF……正帰還回路。
第2図は抵抗減衰回路の一例を示す図、第3図は
本考案の他の実施例を示すブロツク図、第4図は
従来の積分回路を示す図、第5図は、積分器を用
いたデータ復調回路例を示すブロツク図、第6図
はその動作説明用タイミングチヤートである。 I……積分器、OP……演算増幅器、C……積
分用コンデンサ、PF……正帰還回路。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) スペクトラム拡散受信機の相関器からの相関
スパイクが入力される積分器において、その出
力の一部を入力に正帰還する手段を設けたこと
を特徴とする積分回路。 (2) 上記正帰還手段が上記積分器の入出力間に接
続された抵抗減衰回路から成ることを特徴とす
る実用新案登録請求の範囲第1項記載の積分回
路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988002200U JPH0525003Y2 (ja) | 1988-01-12 | 1988-01-12 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988002200U JPH0525003Y2 (ja) | 1988-01-12 | 1988-01-12 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01106962U JPH01106962U (ja) | 1989-07-19 |
JPH0525003Y2 true JPH0525003Y2 (ja) | 1993-06-24 |
Family
ID=31202764
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988002200U Expired - Lifetime JPH0525003Y2 (ja) | 1988-01-12 | 1988-01-12 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0525003Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3170470U (ja) | 2011-07-07 | 2011-09-15 | 阪和電子工業株式会社 | 積分値測定回路 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5244137A (en) * | 1975-10-03 | 1977-04-06 | Japan Storage Battery Co Ltd | Analog integration circuit |
JPS56103766A (en) * | 1980-01-18 | 1981-08-19 | Norio Akamatsu | Integrating circuit |
JPS62257224A (ja) * | 1986-04-30 | 1987-11-09 | Nec Home Electronics Ltd | スペクトラム拡散電力線搬送通信方法および装置 |
-
1988
- 1988-01-12 JP JP1988002200U patent/JPH0525003Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5244137A (en) * | 1975-10-03 | 1977-04-06 | Japan Storage Battery Co Ltd | Analog integration circuit |
JPS56103766A (en) * | 1980-01-18 | 1981-08-19 | Norio Akamatsu | Integrating circuit |
JPS62257224A (ja) * | 1986-04-30 | 1987-11-09 | Nec Home Electronics Ltd | スペクトラム拡散電力線搬送通信方法および装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01106962U (ja) | 1989-07-19 |
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