JPH05236508A - 撮像記録システム及び記録装置 - Google Patents
撮像記録システム及び記録装置Info
- Publication number
- JPH05236508A JPH05236508A JP4069328A JP6932892A JPH05236508A JP H05236508 A JPH05236508 A JP H05236508A JP 4069328 A JP4069328 A JP 4069328A JP 6932892 A JP6932892 A JP 6932892A JP H05236508 A JPH05236508 A JP H05236508A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- circuit
- recording
- image pickup
- low
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Abstract
(57)【要約】
【目的】 撮像装置と記録装置とが別体に構成された撮
像記録システムの小型化、低消費電力化、ローコスト化
及び撮像装置の小型化を実現する。 【構成】 撮像装置は撮像素子１、サンプルホールド回
路２、ＡＧＣ回路３、色復調回路４、プロセス回路５、
Ｙ信号出力端子６及び色差信号出力端子７を備えてい
る。エンコーダ回路及びその出力から不要な成分を除去
するローパスフィルタ及びバンドパスフィルタは、この
撮像装置に接続した記録装置に設けられており、撮像装
置の信号処理と記録装置の信号処理に共通に用いられ
る。さらに、プロセス回路５を記録装置に設けてもよ
い。
像記録システムの小型化、低消費電力化、ローコスト化
及び撮像装置の小型化を実現する。 【構成】 撮像装置は撮像素子１、サンプルホールド回
路２、ＡＧＣ回路３、色復調回路４、プロセス回路５、
Ｙ信号出力端子６及び色差信号出力端子７を備えてい
る。エンコーダ回路及びその出力から不要な成分を除去
するローパスフィルタ及びバンドパスフィルタは、この
撮像装置に接続した記録装置に設けられており、撮像装
置の信号処理と記録装置の信号処理に共通に用いられ
る。さらに、プロセス回路５を記録装置に設けてもよ
い。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビカメラ等の撮像
装置とビデオテープレコーダ等の記録装置から構成され
た撮像記録システム、特に、撮像装置と記録装置におけ
る回路の共用化に関するものである。
装置とビデオテープレコーダ等の記録装置から構成され
た撮像記録システム、特に、撮像装置と記録装置におけ
る回路の共用化に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図３は従来の単板式テレビカメラのビデ
オ信号処理回路の構成を示すブロック図（「テレビジョ
ン画像情報工学ハンドブック」Ｐ．１９２，Ｐ．１８１
参照）である。図３において、撮像素子５１は色フィル
タ５１ａを介して結像された被写体（図示せず）の画像
を電気信号に変換し、サンプルホールド回路５２は輝度
信号（以下、Ｙ信号という）成分及び色信号成分（Ｇ成
分、Ｃｙ成分等）の抽出を行い、ＡＧＣ回路５３はレベ
ル調整を行い、色復調回路５４は前記Ｙ信号成分及び色
信号成分からＲ，Ｇ，Ｂの原色信号を作成する。また、
プロセス回路５５はＹ信号とＲ，Ｇ，Ｂの原色信号から
Ｙ信号、Ｒ−Ｙ信号及びＢ−Ｙ信号を作成し、エンコー
ダ回路５６はＲ−Ｙ信号及びＢ−Ｙ信号でカラー副搬送
波を直交変調して合成することにより搬送色信号（以
下、Ｃ信号という）を作成し、Ｙ信号とＣ信号からコン
ポジット信号を作成する。そして、ローパスフィルタ５
７はＹ信号から不要な成分を除去してＹ信号出力端子５
９に出力し、バンドパスフィルタ５８はＣ信号から不要
な成分を除去してＣ信号出力端子６０に出力する。コン
ポジット信号はコンポジット信号出力端子６１に出力さ
れる。
オ信号処理回路の構成を示すブロック図（「テレビジョ
ン画像情報工学ハンドブック」Ｐ．１９２，Ｐ．１８１
参照）である。図３において、撮像素子５１は色フィル
タ５１ａを介して結像された被写体（図示せず）の画像
を電気信号に変換し、サンプルホールド回路５２は輝度
信号（以下、Ｙ信号という）成分及び色信号成分（Ｇ成
分、Ｃｙ成分等）の抽出を行い、ＡＧＣ回路５３はレベ
ル調整を行い、色復調回路５４は前記Ｙ信号成分及び色
信号成分からＲ，Ｇ，Ｂの原色信号を作成する。また、
プロセス回路５５はＹ信号とＲ，Ｇ，Ｂの原色信号から
Ｙ信号、Ｒ−Ｙ信号及びＢ−Ｙ信号を作成し、エンコー
ダ回路５６はＲ−Ｙ信号及びＢ−Ｙ信号でカラー副搬送
波を直交変調して合成することにより搬送色信号（以
下、Ｃ信号という）を作成し、Ｙ信号とＣ信号からコン
ポジット信号を作成する。そして、ローパスフィルタ５
７はＹ信号から不要な成分を除去してＹ信号出力端子５
９に出力し、バンドパスフィルタ５８はＣ信号から不要
な成分を除去してＣ信号出力端子６０に出力する。コン
ポジット信号はコンポジット信号出力端子６１に出力さ
れる。
【０００３】図４は従来のビデオテープレコーダのビデ
オ信号処理回路の構成を示すブロック図である。まず、
記録時の処理について説明する。Ｙ信号入力端子７１は
テレビカメラ又はライン入力からのＹ信号を入力し、ロ
ーパスフィルタ７２はＹ信号から不要な成分を除去し、
周波数変調回路７３はＹ信号を所定の周波数偏移及び帯
域を有するＦＭ−Ｙ信号に変換し、バンドパスフィルタ
７４はＦＭ−Ｙ信号から不要な成分を除去して加算回路
７５に出力する。
オ信号処理回路の構成を示すブロック図である。まず、
記録時の処理について説明する。Ｙ信号入力端子７１は
テレビカメラ又はライン入力からのＹ信号を入力し、ロ
ーパスフィルタ７２はＹ信号から不要な成分を除去し、
周波数変調回路７３はＹ信号を所定の周波数偏移及び帯
域を有するＦＭ−Ｙ信号に変換し、バンドパスフィルタ
７４はＦＭ−Ｙ信号から不要な成分を除去して加算回路
７５に出力する。
【０００４】また、Ｃ信号入力端子７７はテレビカメラ
又はライン入力からのＣ信号を入力し、バンドパスフィ
ルタ７７はＣ信号から不要な成分を除去し、低域変換回
路７８はＣ信号を、例えば、７４３ｋＨｚに中心とした
低域変換Ｃ信号に変換し、ローパスフィルタ７９は低域
変換Ｃ信号から不要な成分を除去し、加算回路７５に出
力する。
又はライン入力からのＣ信号を入力し、バンドパスフィ
ルタ７７はＣ信号から不要な成分を除去し、低域変換回
路７８はＣ信号を、例えば、７４３ｋＨｚに中心とした
低域変換Ｃ信号に変換し、ローパスフィルタ７９は低域
変換Ｃ信号から不要な成分を除去し、加算回路７５に出
力する。
【０００５】加算回路７５はＦＭ−Ｙ信号と低域変換Ｃ
信号を合成し、記録増幅回路８０は加算回路７５の出力
を所定の記録レベルに増幅し、記録ヘッド８１は記録増
幅回路８０の出力を磁気テープ８２に記録する。コンポ
ジット信号入力端子８３から入力されたコンポジット信
号の場合は、ＹＣ分離回路８４によりＹ信号とＣ信号を
分離し、それぞれ周波数変調回路７３と低域変換回路７
８の前段に入力する。
信号を合成し、記録増幅回路８０は加算回路７５の出力
を所定の記録レベルに増幅し、記録ヘッド８１は記録増
幅回路８０の出力を磁気テープ８２に記録する。コンポ
ジット信号入力端子８３から入力されたコンポジット信
号の場合は、ＹＣ分離回路８４によりＹ信号とＣ信号を
分離し、それぞれ周波数変調回路７３と低域変換回路７
８の前段に入力する。
【０００６】次に、再生時の処理について説明する。再
生ヘッド８５は磁気テープ８２からビデオ信号を再生
し、再生増幅回路８６は再生されたビデオ信号を所定の
レベルに増幅する。ハイパスフィルタ８７は再生増幅回
路８６の出力からＦＭ−Ｙ信号を分離し、リミッタ８８
はＦＭ−Ｙ信号のレベルを一定値以下に制限し、復調回
路８９はＦＭ−Ｙ信号を復調してＹ信号を出力し、ロー
パスフィルタ９０はＹ信号から不要な成分を除去してＹ
信号出力端子９１に出力する。
生ヘッド８５は磁気テープ８２からビデオ信号を再生
し、再生増幅回路８６は再生されたビデオ信号を所定の
レベルに増幅する。ハイパスフィルタ８７は再生増幅回
路８６の出力からＦＭ−Ｙ信号を分離し、リミッタ８８
はＦＭ−Ｙ信号のレベルを一定値以下に制限し、復調回
路８９はＦＭ−Ｙ信号を復調してＹ信号を出力し、ロー
パスフィルタ９０はＹ信号から不要な成分を除去してＹ
信号出力端子９１に出力する。
【０００７】また、ローパスフィルタ９２は再生増幅回
路８６の出力から低域変換Ｃ信号を分離し、色復調回路
９３は低域変換Ｃ信号からＲ−Ｙ信号とＢ−Ｙ信号を復
調し、エンコーダ回路９４はＲ−Ｙ信号とＢ−Ｙ信号で
カラー副搬送波を直交変調して合成することによりＣ信
号を作成し、バンドパスフィルタ９５はＣ信号から不要
な成分を除去してＣ信号出力端子９６に出力する。
路８６の出力から低域変換Ｃ信号を分離し、色復調回路
９３は低域変換Ｃ信号からＲ−Ｙ信号とＢ−Ｙ信号を復
調し、エンコーダ回路９４はＲ−Ｙ信号とＢ−Ｙ信号で
カラー副搬送波を直交変調して合成することによりＣ信
号を作成し、バンドパスフィルタ９５はＣ信号から不要
な成分を除去してＣ信号出力端子９６に出力する。
【０００８】コンポジット信号の場合は、ローパスフィ
ルタ９０の出力とバンドパスフィルタ９５の出力をＹＣ
合成回路９７により合成し、コンポジット信号出力端子
９８に出力する。そして、図３のように構成されたテレ
ビカメラと図４のように構成されたビデオテープレコー
ダにより撮像記録システムが構成されていた。
ルタ９０の出力とバンドパスフィルタ９５の出力をＹＣ
合成回路９７により合成し、コンポジット信号出力端子
９８に出力する。そして、図３のように構成されたテレ
ビカメラと図４のように構成されたビデオテープレコー
ダにより撮像記録システムが構成されていた。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の撮像記録システムにおいては、テレビカメラの信号
処理回路とビデオテープレコーダの信号処理回路にロー
パスフィルタ、バンドパスフィルタ、エンコーダ回路
等、同一の回路があり、ビデオテープレコーダで再生時
しか使わない回路はテレビカメラ録画時は遊んでいるに
もかかわらず、テレビカメラとビデオテープレコーダと
が別々の筐体になっているため、それらを共用すること
ができないという問題点があった。
来の撮像記録システムにおいては、テレビカメラの信号
処理回路とビデオテープレコーダの信号処理回路にロー
パスフィルタ、バンドパスフィルタ、エンコーダ回路
等、同一の回路があり、ビデオテープレコーダで再生時
しか使わない回路はテレビカメラ録画時は遊んでいるに
もかかわらず、テレビカメラとビデオテープレコーダと
が別々の筐体になっているため、それらを共用すること
ができないという問題点があった。
【００１０】本発明は、前記問題点を解決するために、
撮像装置と記録装置とが別体に構成された撮像記録シス
テムにおいて、撮像装置の信号処理回路の一部を記録装
置内に収容し、その記録装置内に収容した回路を撮像装
置と記録装置で共用することにより、撮像装置と記録装
置の信号処理を一体化した信号処理回路で行うことを可
能し、システムの小型化、低消費電力化、ローコスト化
及び撮像装置の小型化を実現する撮像記録システム及び
記録装置を提供することを目的とする。
撮像装置と記録装置とが別体に構成された撮像記録シス
テムにおいて、撮像装置の信号処理回路の一部を記録装
置内に収容し、その記録装置内に収容した回路を撮像装
置と記録装置で共用することにより、撮像装置と記録装
置の信号処理を一体化した信号処理回路で行うことを可
能し、システムの小型化、低消費電力化、ローコスト化
及び撮像装置の小型化を実現する撮像記録システム及び
記録装置を提供することを目的とする。
【００１１】
【課題を解決するための手段】前記問題点を解決するた
めに、本発明は、撮像装置と、撮像装置と別体に構成さ
れ、撮像装置が出力した信号を記録する記録装置からな
る撮像記録システムにおいて、少なくともエンコーダ回
路、ローパスフィルタ及びバンドパスフィルタを記録装
置のみに設け、記録装置のみに設けた回路及びフィルタ
を撮像装置の信号処理と記録装置の信号処理に共用する
ように構成した。
めに、本発明は、撮像装置と、撮像装置と別体に構成さ
れ、撮像装置が出力した信号を記録する記録装置からな
る撮像記録システムにおいて、少なくともエンコーダ回
路、ローパスフィルタ及びバンドパスフィルタを記録装
置のみに設け、記録装置のみに設けた回路及びフィルタ
を撮像装置の信号処理と記録装置の信号処理に共用する
ように構成した。
【００１２】また、本発明は、撮像装置が出力した信号
を記録する記録装置において、少なくともエンコーダ回
路、ローパスフィルタ及びバンドパスフィルタを設け、
記録装置に設けた回路及びフィルタを撮像装置と記録装
置の信号処理に共用するように構成した。
を記録する記録装置において、少なくともエンコーダ回
路、ローパスフィルタ及びバンドパスフィルタを設け、
記録装置に設けた回路及びフィルタを撮像装置と記録装
置の信号処理に共用するように構成した。
【００１３】
【作用】本発明によれば、以上のように撮像記録システ
ム及び記録装置を構成したので、エンコーダ回路は撮像
装置が出力した色差信号からＣ信号を作成し、再生時に
色差信号からＣ信号を作成する。また、ローパスフィル
タは撮像装置が出力したＹ信号から不要な成分を除去
し、記録再生時にＹ信号から不要な成分を除去する。そ
して、バンドパスフィルタはエンコーダ回路が作成した
Ｃ信号から不要な成分を除去し、記録再生時にＣ信号か
ら不要な成分を除去する。
ム及び記録装置を構成したので、エンコーダ回路は撮像
装置が出力した色差信号からＣ信号を作成し、再生時に
色差信号からＣ信号を作成する。また、ローパスフィル
タは撮像装置が出力したＹ信号から不要な成分を除去
し、記録再生時にＹ信号から不要な成分を除去する。そ
して、バンドパスフィルタはエンコーダ回路が作成した
Ｃ信号から不要な成分を除去し、記録再生時にＣ信号か
ら不要な成分を除去する。
【００１４】さらに、プロセス回路も記録装置に設けれ
ば、パソコン等が出力したＲ，Ｇ，Ｂ信号をプロセス回
路により色差信号に変換し、エンコーダ回路によりその
色差信号からＣ信号を作成することもできる。
ば、パソコン等が出力したＲ，Ｇ，Ｂ信号をプロセス回
路により色差信号に変換し、エンコーダ回路によりその
色差信号からＣ信号を作成することもできる。
【００１５】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。図１は本発明の実施例における
撮像装置のビデオ信号処理の構成を示すブロック図であ
る。図１において、撮像素子１は色フィルタ１ａを介し
て結像された被写体（図示せず）の画像を電気信号に変
換し、サンプルホールド回路２はＹ信号成分及び色信号
成分（Ｇ成分、Ｃｙ成分等）の抽出を行い、ＡＧＣ回路
３はレベル調整を行い、色復調回路４は前記Ｙ信号成分
及び色信号成分からＲ，Ｇ，Ｂの原色信号を作成する。
また、プロセス回路５はＹ信号とＲ，Ｇ，Ｂの原色信号
からＹ信号を作成してＹ出力端子６に出力し、Ｒ−Ｙ信
号及びＢ−Ｙ信号を作成して色差信号出力端子７に出力
する。すなわち、本撮像装置は図３に示した従来のテレ
ビカメラにおいてエンコーダ回路５６以降の信号処理回
路を除去したものと考えることができる。そして、この
後に説明するように、除去した信号処理回路を記録装置
に設けている。なお、色差信号出力端子７は、実際には
Ｒ−Ｙ信号用とＢ−Ｙ信号用の２系統設けてあるが、便
宜上、１系統として記載した。
ながら詳細に説明する。図１は本発明の実施例における
撮像装置のビデオ信号処理の構成を示すブロック図であ
る。図１において、撮像素子１は色フィルタ１ａを介し
て結像された被写体（図示せず）の画像を電気信号に変
換し、サンプルホールド回路２はＹ信号成分及び色信号
成分（Ｇ成分、Ｃｙ成分等）の抽出を行い、ＡＧＣ回路
３はレベル調整を行い、色復調回路４は前記Ｙ信号成分
及び色信号成分からＲ，Ｇ，Ｂの原色信号を作成する。
また、プロセス回路５はＹ信号とＲ，Ｇ，Ｂの原色信号
からＹ信号を作成してＹ出力端子６に出力し、Ｒ−Ｙ信
号及びＢ−Ｙ信号を作成して色差信号出力端子７に出力
する。すなわち、本撮像装置は図３に示した従来のテレ
ビカメラにおいてエンコーダ回路５６以降の信号処理回
路を除去したものと考えることができる。そして、この
後に説明するように、除去した信号処理回路を記録装置
に設けている。なお、色差信号出力端子７は、実際には
Ｒ−Ｙ信号用とＢ−Ｙ信号用の２系統設けてあるが、便
宜上、１系統として記載した。
【００１６】図２は本発明の実施例における記録装置の
信号処理回路を示すブロック図である。なお、以下の説
明から明らかであるが、第１〜第６のスイッチング回路
１２，１４，１９，２１，２２ ，２４はカメラ信号記
録時に端子ａを選択し、ライン信号記録時に端子ｂを選
択し、再生時に端子ｃを選択するように連動して制御さ
れること及び第３のスイッチング回路１９の端子ｂには
信号の入力がなく、第４のスイッチング回路２１の端子
ｂには信号の出力がないことを予め記載しておく。ま
た、図１と同様、色差信号は１系統として記載した。
信号処理回路を示すブロック図である。なお、以下の説
明から明らかであるが、第１〜第６のスイッチング回路
１２，１４，１９，２１，２２ ，２４はカメラ信号記
録時に端子ａを選択し、ライン信号記録時に端子ｂを選
択し、再生時に端子ｃを選択するように連動して制御さ
れること及び第３のスイッチング回路１９の端子ｂには
信号の入力がなく、第４のスイッチング回路２１の端子
ｂには信号の出力がないことを予め記載しておく。ま
た、図１と同様、色差信号は１系統として記載した。
【００１７】まず、記録時の信号処理について説明す
る。カメラＹ信号入力端子１１は図１に示した撮像装置
のＹ信号出力端子６が出力したＹ信号を入力し、第１の
スイッチング回路１２は端子ａを介してＹ信号をローパ
スフィルタ１３に出力し、ローパスフィルタ１３はＹ信
号から不要な成分を除去し、第２のスイッチング回路１
４は端子ａを介してＹ信号を周波数変調回路１５に出力
し、周波数変調回路１５はＹ信号を所定の周波数偏移及
び帯域を有するＦＭ−Ｙ信号に変換し、バンドパスフィ
ルタ１６はＦＭ−Ｙ信号から不要な成分を除去して加算
回路１７に出力する。
る。カメラＹ信号入力端子１１は図１に示した撮像装置
のＹ信号出力端子６が出力したＹ信号を入力し、第１の
スイッチング回路１２は端子ａを介してＹ信号をローパ
スフィルタ１３に出力し、ローパスフィルタ１３はＹ信
号から不要な成分を除去し、第２のスイッチング回路１
４は端子ａを介してＹ信号を周波数変調回路１５に出力
し、周波数変調回路１５はＹ信号を所定の周波数偏移及
び帯域を有するＦＭ−Ｙ信号に変換し、バンドパスフィ
ルタ１６はＦＭ−Ｙ信号から不要な成分を除去して加算
回路１７に出力する。
【００１８】ラインＹ信号入力端子３０が入力したＹ信
号の場合は、第１のスイッチング回路１２が端子ｂを介
してＹ信号をローパスフィルタ１３に出力する。以降の
処理は前記カメラＹ信号の場合と同じである。また、カ
メラ色差信号入力端子１８は図１に示した撮像装置の色
差信号出力端子７が出力したＲ−Ｙ信号とＢ−Ｙ信号を
入力し、第３のスイッチング回路１９は端子ａを介して
Ｒ−Ｙ信号とＢ−Ｙ信号をエンコーダ回路２０に出力
し、エンコーダ回路２０はＲ−Ｙ信号とＢ−Ｙ信号でカ
ラー副搬送波を直交変調して合成することによりＣ信号
を作成し、第４のスイッチング回路２１は端子ａを介し
てＣ信号を第５のスイッチング回路２２に出力し、第５
のスイッチング回路２２は端子ａを介してＣ信号をバン
ドパスフィルタ２３に出力し、バンドパスフィルタ２３
はＣ信号から不要な成分を除去して第６のスイッチング
回路２４に出力し、第６のスイッチング回路２４は端子
ａを介してＣ信号を低域変換回路２５に出力する。低域
変換回路２５はＣ信号を、例えば、７４３ｋＨｚに中心
として低域変換Ｃ信号に変換し、ローパスフィルタ２６
は低域変換Ｃ信号から不要な成分を除去し、加算回路１
７に出力する。
号の場合は、第１のスイッチング回路１２が端子ｂを介
してＹ信号をローパスフィルタ１３に出力する。以降の
処理は前記カメラＹ信号の場合と同じである。また、カ
メラ色差信号入力端子１８は図１に示した撮像装置の色
差信号出力端子７が出力したＲ−Ｙ信号とＢ−Ｙ信号を
入力し、第３のスイッチング回路１９は端子ａを介して
Ｒ−Ｙ信号とＢ−Ｙ信号をエンコーダ回路２０に出力
し、エンコーダ回路２０はＲ−Ｙ信号とＢ−Ｙ信号でカ
ラー副搬送波を直交変調して合成することによりＣ信号
を作成し、第４のスイッチング回路２１は端子ａを介し
てＣ信号を第５のスイッチング回路２２に出力し、第５
のスイッチング回路２２は端子ａを介してＣ信号をバン
ドパスフィルタ２３に出力し、バンドパスフィルタ２３
はＣ信号から不要な成分を除去して第６のスイッチング
回路２４に出力し、第６のスイッチング回路２４は端子
ａを介してＣ信号を低域変換回路２５に出力する。低域
変換回路２５はＣ信号を、例えば、７４３ｋＨｚに中心
として低域変換Ｃ信号に変換し、ローパスフィルタ２６
は低域変換Ｃ信号から不要な成分を除去し、加算回路１
７に出力する。
【００１９】加算回路１７はＦＭ−Ｙ信号と低域変換Ｃ
信号を合成し、記録増幅回路２７は加算回路１７の出力
を所定の記録レベルに増幅し、記録ヘッド２８は記録増
幅回路２７の出力を磁気テープ２９に記録する。また、
ラインＣ信号入力端子３１が入力したＣ信号の場合は、
第５のスイッチング回路２２がｂ端子を介してバンドパ
スフィルタ２３に出力する。以降の処理は前記カメラ色
差信号入力端子１８が入力したＲ−Ｙ信号及びＢ−Ｙ信
号の処理と同じである。
信号を合成し、記録増幅回路２７は加算回路１７の出力
を所定の記録レベルに増幅し、記録ヘッド２８は記録増
幅回路２７の出力を磁気テープ２９に記録する。また、
ラインＣ信号入力端子３１が入力したＣ信号の場合は、
第５のスイッチング回路２２がｂ端子を介してバンドパ
スフィルタ２３に出力する。以降の処理は前記カメラ色
差信号入力端子１８が入力したＲ−Ｙ信号及びＢ−Ｙ信
号の処理と同じである。
【００２０】次に、再生時の処理について説明する。再
生ヘッド３２は磁気テープ２９からビデオ信号を再生
し、再生増幅回路３３はそのビデオ信号を所定のレベル
に増幅する。ハイパスフィルタ３４は再生増幅回路３３
の出力からＦＭ−Ｙ信号を分離し、リミッタ３５はＦＭ
−Ｙ信号のレベルを一定値以下に制限し、復調回路３６
はＦＭ−Ｙ信号を復調してＹ信号を第１のスイッチング
回路１２に出力し、第１のスイッチング回路１２は端子
ｃを介してＹ信号をローパスフィルタ１３に出力し、ロ
ーパスフィルタ１３はＹ信号から不要な成分を除去して
第２のスイッチング回路１４に出力し、第２のスイッチ
ング回路１４は端子ｃを介してＹ信号を再生Ｙ信号出力
端子３７に出力する。
生ヘッド３２は磁気テープ２９からビデオ信号を再生
し、再生増幅回路３３はそのビデオ信号を所定のレベル
に増幅する。ハイパスフィルタ３４は再生増幅回路３３
の出力からＦＭ−Ｙ信号を分離し、リミッタ３５はＦＭ
−Ｙ信号のレベルを一定値以下に制限し、復調回路３６
はＦＭ−Ｙ信号を復調してＹ信号を第１のスイッチング
回路１２に出力し、第１のスイッチング回路１２は端子
ｃを介してＹ信号をローパスフィルタ１３に出力し、ロ
ーパスフィルタ１３はＹ信号から不要な成分を除去して
第２のスイッチング回路１４に出力し、第２のスイッチ
ング回路１４は端子ｃを介してＹ信号を再生Ｙ信号出力
端子３７に出力する。
【００２１】また、ローパスフィルタ３８は再生増幅回
路３３の出力から低域変換Ｃ信号を分離し、色復調回路
３９は低域変換Ｃ信号からＲ−Ｙ信号とＢ−Ｙ信号を復
調して第３のスイッチング回路１９に出力し、第３のス
イッチング回路１９は端子ｃを介してＲ−Ｙ信号とＢ−
Ｙ信号をエンコーダ回路２０に出力する。エンコーダ回
路２０はＲ−Ｙ信号とＢ−Ｙ信号でカラー副搬送波を直
交変調して合成することによりＣ信号を作成して第４の
スイッチング回路２１に出力し、第４のスイッチング回
路２１は端子ｃを介してＣ信号を第５のスイッチング回
路２２に出力し、第５のスイッチング回路２２は端子ｃ
を介してＣ信号をバンドパスフィルタ２３に出力し、バ
ンドパスフィルタ２３はＣ信号から不要な成分を除去し
て第６のスイッチング回路２４に出力し、第６のスイッ
チング回路２４は端子ｃを介してＣ信号を再生Ｃ信号出
力端子４０に出力する。
路３３の出力から低域変換Ｃ信号を分離し、色復調回路
３９は低域変換Ｃ信号からＲ−Ｙ信号とＢ−Ｙ信号を復
調して第３のスイッチング回路１９に出力し、第３のス
イッチング回路１９は端子ｃを介してＲ−Ｙ信号とＢ−
Ｙ信号をエンコーダ回路２０に出力する。エンコーダ回
路２０はＲ−Ｙ信号とＢ−Ｙ信号でカラー副搬送波を直
交変調して合成することによりＣ信号を作成して第４の
スイッチング回路２１に出力し、第４のスイッチング回
路２１は端子ｃを介してＣ信号を第５のスイッチング回
路２２に出力し、第５のスイッチング回路２２は端子ｃ
を介してＣ信号をバンドパスフィルタ２３に出力し、バ
ンドパスフィルタ２３はＣ信号から不要な成分を除去し
て第６のスイッチング回路２４に出力し、第６のスイッ
チング回路２４は端子ｃを介してＣ信号を再生Ｃ信号出
力端子４０に出力する。
【００２２】以上詳細に説明したように、本実施例では
ローパスフィルタ１３は従来のローパスフィルタ５７，
７２，９０を共用したものであり、バンドパスフィルタ
２３は従来のバンドパスフィルタ５８，７７，９５を共
用したものであり、エンコーダ回路２０は従来のエンコ
ーダ回路５６，９４を共用したものである。なお、前記
実施例においては従来のテレビカメラに収容していたエ
ンコーダ回路５６以降の信号処理回路をビデオテープレ
コーダに収容したが、プロセス回路５５以降の信号処理
回路をビデオテープレコーダに収容してもよい。このよ
うにすれば、パソコン等が出力したＲ，Ｇ，Ｂ信号をビ
デオテープレコーダに入力して記録することができる。
その他、本発明の趣旨に基づき種々の変形が可能であ
り、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
ローパスフィルタ１３は従来のローパスフィルタ５７，
７２，９０を共用したものであり、バンドパスフィルタ
２３は従来のバンドパスフィルタ５８，７７，９５を共
用したものであり、エンコーダ回路２０は従来のエンコ
ーダ回路５６，９４を共用したものである。なお、前記
実施例においては従来のテレビカメラに収容していたエ
ンコーダ回路５６以降の信号処理回路をビデオテープレ
コーダに収容したが、プロセス回路５５以降の信号処理
回路をビデオテープレコーダに収容してもよい。このよ
うにすれば、パソコン等が出力したＲ，Ｇ，Ｂ信号をビ
デオテープレコーダに入力して記録することができる。
その他、本発明の趣旨に基づき種々の変形が可能であ
り、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
【００２３】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、撮像装置の信号処理回路の一部を記録装置内に
収容し、その回路を撮像装置と記録装置で共用するよう
にしたので、以下に記載した効果を奏する。 （１）撮像装置と記録装置の信号処理を１チップＬＳＩ
等の一体化した信号処理回路で行うことが可能になる。
そのため、低消費電力化、小型化、ローコスト化が実現
できる。 （２）撮像装置筺体内に信号処理回路を集中させたの
で、撮像装置の小型化、軽量化が実現でき、撮影の自由
度が向上する。 （３）撮像装置から一旦通常のコンポジット映像信号と
して出力し、再度、記録装置内でＹ信号とＣ信号に戻す
手間が省けるため、低消費電力化、高画質化が可能にな
る。
よれば、撮像装置の信号処理回路の一部を記録装置内に
収容し、その回路を撮像装置と記録装置で共用するよう
にしたので、以下に記載した効果を奏する。 （１）撮像装置と記録装置の信号処理を１チップＬＳＩ
等の一体化した信号処理回路で行うことが可能になる。
そのため、低消費電力化、小型化、ローコスト化が実現
できる。 （２）撮像装置筺体内に信号処理回路を集中させたの
で、撮像装置の小型化、軽量化が実現でき、撮影の自由
度が向上する。 （３）撮像装置から一旦通常のコンポジット映像信号と
して出力し、再度、記録装置内でＹ信号とＣ信号に戻す
手間が省けるため、低消費電力化、高画質化が可能にな
る。
【図１】本発明の実施例における撮像装置のビデオ信号
処理の構成を示すブロック図である。
処理の構成を示すブロック図である。
【図２】本発明の実施例における記録装置の信号処理回
路を示すブロック図である。
路を示すブロック図である。
【図３】従来の単板式テレビカメラのビデオ信号処理回
路の構成を示すブロック図である。
路の構成を示すブロック図である。
【図４】従来のビデオテープレコーダのビデオ信号処理
回路の構成を示すブロック図である。
回路の構成を示すブロック図である。
１ 撮像素子 ２ サンプルホールド回路 ４ 色復調回路 ５ プロセス回路 １３ ローパスフィルタ ２０ エンコーダ回路 ２３ バンドパスフィルタ
Claims (2)
- 【請求項１】 撮像装置と、該撮像装置と別体に構成さ
れ、該撮像装置が出力した信号を記録する記録装置から
なる撮像記録システムにおいて、 少なくとも、エンコーダ回路、ローパスフィルタ及びバ
ンドパスフィルタを前記記録装置のみに設け、該記録装
置のみに設けた回路及びフィルタを前記撮像装置及び記
録装置の信号処理に共用することを特徴とする撮像記録
システム。 - 【請求項２】 撮像装置が出力した信号を記録する記録
装置において、 少なくともエンコーダ回路、ローパスフィルタ及びバン
ドパスフィルタを設け、該回路及びフィルタを前記撮像
装置と記録装置の信号処理に共用することを特徴とする
記録装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04069328A JP3103909B2 (ja) | 1992-02-20 | 1992-02-20 | 撮像記録再生システム及び記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04069328A JP3103909B2 (ja) | 1992-02-20 | 1992-02-20 | 撮像記録再生システム及び記録再生装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05236508A true JPH05236508A (ja) | 1993-09-10 |
| JP3103909B2 JP3103909B2 (ja) | 2000-10-30 |
Family
ID=13399377
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP04069328A Expired - Fee Related JP3103909B2 (ja) | 1992-02-20 | 1992-02-20 | 撮像記録再生システム及び記録再生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3103909B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5761779A (en) * | 1989-12-07 | 1998-06-09 | Nippon Steel Corporation | Method of producing fine metal spheres of uniform size |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102014632B1 (ko) * | 2018-01-10 | 2019-10-21 | 소의석 | 스마트 게시판 |
-
1992
- 1992-02-20 JP JP04069328A patent/JP3103909B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5761779A (en) * | 1989-12-07 | 1998-06-09 | Nippon Steel Corporation | Method of producing fine metal spheres of uniform size |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3103909B2 (ja) | 2000-10-30 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5119179A (en) | Video signal processing circuit for extracting a chroma signal from a luminous signal | |
| JPH0137914B2 (ja) | ||
| JP3103909B2 (ja) | 撮像記録再生システム及び記録再生装置 | |
| JPH0937296A (ja) | 記録再生装置、記録装置及び再生装置 | |
| JP3406938B2 (ja) | カメラ一体型記録再生装置 | |
| GB2249451A (en) | A circuit for folding the high frequency component of a luminance signal | |
| JP3101374B2 (ja) | 映像信号記録装置 | |
| JP3059846B2 (ja) | 画像記録再生方式 | |
| JP2892869B2 (ja) | 色信号処理回路 | |
| JP2926793B2 (ja) | 画像処理装置 | |
| US5699469A (en) | Image sensing recording apparatus for digital recording of digitally modulated video signals without frequency rate conversion | |
| JPH01318485A (ja) | くし形フィルタ | |
| JP3030925B2 (ja) | 磁気記録再生装置 | |
| JPS6170880A (ja) | ビデオ信号の記録処理方法 | |
| JPH10164617A (ja) | カメラ一体型ｖｔｒ | |
| JPH08289317A (ja) | ダブルデッキビデオテープレコーダ | |
| JPH01101092A (ja) | Ｖｔｒ | |
| JPH05304682A (ja) | 信号処理装置およびそれを使用した映像記録装置 | |
| JP2000115578A (ja) | 信号処理装置及びビデオカメラ一体型ｖｔｒ | |
| JPH0738730B2 (ja) | ノイズ除去回路 | |
| JPH11341515A (ja) | 映像信号出力回路 | |
| JPS6327188A (ja) | 磁気記録再生装置 | |
| JPH0583741A (ja) | 色にじみ補正回路 | |
| JPH06351044A (ja) | ディジタルビデオカメラ装置 | |
| JPH02241286A (ja) | 色信号処理回路 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |