JPH0738730B2 - ノイズ除去回路 - Google Patents

ノイズ除去回路

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JPH0738730B2
JPH0738730B2 JP61042549A JP4254986A JPH0738730B2 JP H0738730 B2 JPH0738730 B2 JP H0738730B2 JP 61042549 A JP61042549 A JP 61042549A JP 4254986 A JP4254986 A JP 4254986A JP H0738730 B2 JPH0738730 B2 JP H0738730B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、輝度信号と搬送色信号とを合成して映像信号
を出力するものに適用されるノイズ除去回路に関する。
〔発明の概要〕
本発明は、輝度信号と搬送色信号とを合成して映像信号
を出力するものに適用されるノイズ除去回路において、
搬送色信号系のノイズを簡単な方法で除去するようにし
たことにより、映像信号のS/Nの向上を図るようにした
ものである。
〔従来の技術〕
例えばNTSC方式のカラー映像信号を磁気テープに記録す
るのに、第4図に示すように、輝度信号Yは例えばシン
クチップが3.8MHz、ホワイトピークが5.4MHzとなるよう
にFM変調されたFM変調輝度信号YFMとし、搬送色信号C
は色副搬送波周波数が例えば688kHzとなるように周波数
変換された低域変換搬送色信号CLとし、これらの合成信
号を記録することが知られている。
第5図は、このように記録された磁気テープを再生する
ビデオテープレコーダ(VTR)の再生系の一例を示すも
のである。
同図において、(1)は磁気テープであり、上述したよ
うにFM変調輝度信号YFMと低域変換搬送色信号CLとの合
成信号が記録されている。また、(2)は再生磁気ヘッ
ドであり、この磁気ヘッド(2)が磁気テープ(1)上
を走査することにより得られる再生信号はプリアンプ
(3)を介してハイパスフィルタ(4)に供給される。
このハイパスフィルタ(4)からはFM変調輝度信号YFM
が取り出され、このFM変調輝度信号YFMはリミッタ
(5)を介してFM復調器(6)に供給されて復調され
る。そして、この復調器(6)より得られる輝度信号Y
はローパスフィルタ(7)を介してノイズ除去回路
(8)に供給される。このノイズ除去回路(8)は、高
域の低レベル成分はノイズ成分であるとみなして、ノイ
ズ除去を行うものである。このノイズ除去回路(8)で
ノイズが除去された輝度信号Yはレベル調整用の抵抗器
(9)を介して加算器(10)に供給される。
また、プリアンプ(3)からの再生信号はローパスフィ
ルタ(11)に供給される。このローパスフィルタ(11)
からは低域変換搬送色信号CLが取り出され、この低域変
換搬送色信号CLはACC回路(12)でその利得が調整され
た後周波数変換回路(13)に供給される。そして、この
変換回路(13)において色副搬送波周波数が3.58MHzと
なるように周波数変換される。この変換回路(13)より
得られる搬送色信号Cはバンドパスフィルタ(14)、レ
ベル調整用の抵抗器(15)を介して加算器(10)に供給
される。
加算器(10)からは輝度信号Yと搬送色信号Cとの合成
信号である映像信号が得られ、この映像信号は出力増幅
器(16)を介して出力端子(17)に導出される。
〔発明が解決しようとする問題点〕
この第5図例において、輝度信号系にはノイズ除去回路
(8)が設けられてS/Nの改善が図られている。しか
し、輝度信号Yと搬送色信号Cの混合時のS/Nは、搬送
色信号系のノイズが支配的であるにもかかわらず、搬送
色信号系でのS/Nの改善は図られていない。これは、適
当なノイズ除去方法がなかったためである。
例えば、搬送色信号系にノイズ除去回路(8)と同様の
ものを設けることが考えられるが、このノイズ除去回路
(8)は高域信号に所定ノイズレベルで振幅制限(リミ
ッタ)をかけ、反転して原信号から減算してノイズを除
去するものであり、同時に搬送色信号Cの振幅が小さく
され、色度が減少する不都合がある。
また、ノイズ除去回路として垂直相関を利用したくし型
フィルタを設けることが考えられるが、相関性の処理に
多大の回路が要求され簡単には構成できないものであっ
た。
本発明は斯る点に鑑み、簡単な方法で搬送色信号系のノ
イズを除去できるようにしたものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は上述問題点を解決するため、搬送色信号系の出
力信号を夫々異なるレベルに増幅すると共に、この増幅
された信号を夫々同一レベルで振幅制限をし、その差信
号を出力する信号処理回路を備えるものである。そし
て、信号処理回路からの差信号により搬送色信号系のノ
イズを除去するものである。信号処理回路は、例えば、
夫々A〔dB〕及び(A+6)〔dB〕の利得を有する増幅
器(21)及び位相反転増幅器(24)と、これら増幅器
(21)及び(24)からの出力信号を同一レベルV0{但
し、制限レベルV0は、増幅器(21)で増幅して得られる
レベル以下である}で振幅制限するリミッタ(22)及び
(25)と、これらリミッタ(22)及び(25)の出力信号
を加算する加算器(23)とで構成される。
〔作用〕
以上の構成において、信号処理回路からの差信号は、搬
送色信号の存在するところでは零となり、搬送信号の存
在しないところでは搬送色信号系のノイズSnとなる。し
たがって、この差信号により搬送色信号の存在しないと
ころでの搬送色信号系のノイズSnが相殺されて除去され
る。
〔実施例〕
以下、第1図を参照しながら本発明の一実施例について
説明しよう。この第1図において、第5図と対応する部
分には同一符号を付し、その詳細説明は省略する。
同図において、バンドパスフィルタ(14)の出力信号、
即ち搬送色信号系の出力信号は利得がA〔dB〕の増幅器
(21)に供給され、この増幅器(21)の出力信号はリミ
ッタ(22)に供給されて振幅レベルが制限された後加算
器(23)に供給される。また、バンドパスフィルタ(1
4)の出力信号は利得が(A+6)〔dB〕の位相反転増
幅器(24)に供給され、この増幅器(24)の出力信号は
リミッタ(25)に供給されて振幅レベルが制限された後
加算器(23)に供給される。
この場合、リミッタ(22)及び(25)の振幅制限レベル
は等しく、例えばV0とされる。また、増幅器(21)及び
(24)の利得A〔dB〕及び(A+6)〔dB〕は、例えば
搬送色信号Cの振幅レベルがリミッタ(22),(25)の
制限レベルV0より大となると共に、搬送色信号系のノイ
ズSnの振幅レベルはリミッタ(22),(24)の制限レベ
ルV0より小さくなるようにされる。即ち、制限レベルV0
は、増幅器(21)で増幅して得られるレベル以下である
ことが必要となる。
また、加算器(23)の出力信号はレベル調整用の抵抗器
(26)及びコンデンサ(27)を介して加算器(10)に供
給される。
本例は以上のように構成され、その他は第5図例と同様
に構成される。
以上の構成において、リミッタ(22)からは、搬送色信
号Cが存在するところでは振幅レベルがV0とされた搬送
色信号Cが出力され、搬送色信号Cが存在しないところ
では利得A〔dB〕の搬送色信号系のノイズSnが出力され
る。また、リミッタ(25)からは、搬送色信号Cが存在
するところでは振幅レベルがV0とされ位相反転された搬
送色信号Cが出力され、搬送色信号Cが存在しないとこ
ろでは位相反転されると共に利得(A+6)〔dB〕の搬
送色信号系のノイズSnが出力される。そのため、加算器
(23)の出力信号は、搬送色信号Cが存在するところで
は零となり、搬送色信号Cが存在しないところでは位相
反転されると共に所定レベルとされた搬送色信号系のノ
イズSnとなる。この加算器(23)の出力信号が抵抗器
(26)及びコンデンサ(27)を介してレベル調整された
のち加算器(10)に供給される。したがって、搬送色信
号Cが存在しないところではバンドパスフィルタ(14)
より加算器(10)に供給される搬送色信号系のノイズSn
は、加算器(23)の出力信号のレベル調整されたものに
よって相殺され除去される。
例えば、バンドパスフィルタ(14)の出力信号が第2図
Aに示すような場合を考える。ここで、SCはカラーバー
スト信号である。この場合、リミッタ(22)及び(25)
の出力信号は夫々同図B及びCに示すようになる。そし
て、加算器(23)の出力信号は、同図Dに示すように、
搬送色信号Cが存在するところでは零となり、搬送色信
号Cが存在しないところでは搬送色信号系のノイズSnと
なる。また、例えば、バンドパスフィルタ(14)の出力
信号が第3図Aに示すような場合を考える。この場合、
リミッタ(22)及び(25)の出力信号は夫々同図B及び
Cに示すようになる。そして、加算器(23)の出力信号
は、同図Dに示すように、搬送色信号Cが存在しないと
ころでは零となり、搬送色信号Cが存在しないところで
は搬送色信号系のノイズSnとなる。したがって、搬送色
信号Cが存在しないところでは、バンドパスフィルタ
(14)より加算器(10)に供給される搬送色信号系のノ
イズSnは、加算器(23)の出力信号のレベル調整された
ものによって相殺され除去される。
このように本例によれば、搬送色信号Cが存在しないと
ころでは、搬送色信号系のノイズSnを完全に除去するこ
とができ、映像信号のS/Nの向上を図ることができる。
例えば、再生信号がカラーキラー回路が動かないカラー
バースト信号SC付の実質的に白黒映像信号の場合(第3
図A参照)に、特に有効である。また、搬送色信号Cが
存在するところでは加算器(23)の出力信号は零となる
ので、搬送色信号Cに対しては何等悪影響を及ぼすこと
はない。また、回路構成が簡単で安価に構成することが
できる。
尚、上述実施例においては、増幅器(24)は位相反転増
幅器とされたものであるが、位相反転増幅器でない場合
には、加算器(23)を減算器とすればよい。また、上述
実施例においては、増幅器(24)が位相反転増幅器とさ
れたものであるが、逆に増幅器(21)が位相反転増幅器
とされる場合には、加算器(23)の出力信号は非反転状
態で得られるので、加算器(10)では、加算器(23)の
出力信号を減算するようにすればよい。また、増幅器
(21),(24)は1個の差動型増幅器で構成することが
できる。
〔発明の効果〕
以上述べた本発明によれば、搬送色信号に何等悪影響を
与えることなく、搬送色信号が存在しないところでの搬
送色信号系のノイズを完全に除去することができ、映像
信号のS/Nの向上を図ることができる。しかも、回路構
成が簡単で安価に構成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す構成図、第2図及び第
3図はその説明のための図、第4図は記録信号の周波数
スペクトラムを示す図、第5図は従来例の構成図であ
る。 (21)及び(24)は増幅器、(22)及び(25)はリミッ
タ、(23)は加算器である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】輝度信号と搬送色信号とを合成して映像信
    号を出力するものにおいて、 搬送色信号系の出力信号を夫々異なる第1及び第2の振
    幅レベル(但し、第1の振幅レベル<第2の振幅レベ
    ル)に増幅すると共にこの増幅された信号を夫々同一の
    振幅制限レベル(但し、振幅制限レベル≦第1の振幅レ
    ベル)で振幅制限をし、その差信号を出力する信号処理
    回路を備え、 上記信号処理回路からの上記差信号により上記搬送色信
    号系のノイズを除去することを特徴とするノイズ除去回
    路。
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