JPH0523617Y2 - - Google Patents

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JPH0523617Y2
JPH0523617Y2 JP3810590U JP3810590U JPH0523617Y2 JP H0523617 Y2 JPH0523617 Y2 JP H0523617Y2 JP 3810590 U JP3810590 U JP 3810590U JP 3810590 U JP3810590 U JP 3810590U JP H0523617 Y2 JPH0523617 Y2 JP H0523617Y2
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rubber
rubber bag
gas
bag body
bag
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、海洋における汚濁水拡散防止膜や河
川におけるゴム製堰堤のような気体や液体を入れ
たり排出したりするゴム製袋体の端部構造に関す
る。
〔従来の技術〕
ゴム製袋体の従来例を以下に図面を用いて説明
する。第4図はゴム製袋体を連結した状態の側面
図、第5図は端部構造の正面図、第6図は側面
図、第7図は端部構造の平面図であり、図におい
て1は気体や液体を入れたり排出したりするゴム
製袋体であり、接続構造によつて端部が互いに接
続されて連続している。
このゴム製袋体1はゴムシート1aと帆布等の
補強材1bが接着した状態で構成されており、こ
のゴム製袋体1の端部に、気体の注入、排出口を
設け、この注入、排出口に口金パイプ2を嵌め、
この口金パイプ2を注入、排出口の両外側から挟
み付けるように押さえ板3によつて挟み、係止孔
4にボルト等の締め付け具を挿入して締め付ける
ことによつて隙間を閉じて密着させた構造として
ある。
また、この押さえ板3で挟む際に、押させ板3
の内側に丸鋼等のシール材5を介在させてゴムシ
ート1aの貼り合わせ面や補強材1b等から気体
が漏出するのを防止している。
〔考案が解決しようとする課題〕
以上説明した従来技術によると、注入、排出口
は口金パイプと押さえ板によつてシール材を介在
させて締め付けているが、かならずしも充分では
なく圧力のかかつている袋体内の気体や液体がゴ
ムシートの貼り合わせ面や補強材等から漏れる問
題がある。
また、押さえ板によつてゴム製袋体端部を両側
から挟んで締め付けているが、使用が長期間にわ
たると押さえ板やそれを締め付けいるボルト等が
腐食したり緩んだりして締め付けに信頼性がなく
なり、ゴム製袋体内の圧力によつて上記同様に気
体が漏れるおそれもあり、そのような場合の気体
の漏れによつて袋体本体の機能が損なわれてしま
う問題がある。
〔課題を解決する為の手段〕
本考案は、ゴム製袋体の端部に取り付けた口金
パイプを連結してゴム製袋体を順次連通させた状
態とし、気体や液体を一端の口金パイプから注
入、排出することにより、すべてのゴム製袋体内
に気体や液体の注入、排出を行うことができるよ
うにしたゴム製袋体の端部構造において、ゴム製
袋体を加硫成形する際または加硫成形後に袋体の
端部および締め付け用の孔の内周面にゴムシート
の貼り合わせ端面と補強材の端面が露出しないよ
うにゴム層を加硫接着させてゴム製袋体に一体と
したことを特徴とする。
〔作用〕
以上の構成によると、ゴム製袋体の端部および
締め付け用の孔となる部分をゴムで覆つているた
めにゴムシートの貼り合わせ端面と補強材の端面
が露出しないことになり、ゴムシートの貼り合わ
せ端面と補強材の端面からの気体の漏出がなくな
ることになる。
〔実施例〕
以下に本考案の一実施例を図面を用いて説明す
る。
第1図は端部構造の正面図、第2図は側面図、
第3図は拡大断面図であり、図において、6は気
体を注入したり排出したりするゴム製袋体であ
り、ゴムシート6aと帆布等の補強材6bとが加
硫接着して積層されたシートでできており、互い
に接続され、気体を入れて膨らました状態で連続
体を形成するもので、その接続端面には口金パイ
プ7が取り付けてあり、これによつて互いに連結
される。
さらにこのゴム製袋体6の端部側面には押さえ
板8を取り付けるための係止孔9が貫通してあけ
てある。
このようにしたゴム製袋体6の端部に接続端面
を覆うようにゴム層10が加硫形成してあり、さ
らに係止孔9の内周面を覆うようにゴム層11が
加硫形成してある。これらのゴム層10,11は
ゴム製袋体6を加硫形成する際に形成するか加硫
形成後に形成する。
以上のようにして接続端面および係止孔9の内
周面を覆うようにゴム層を形成したことにより、
接続端面および係止孔9の内周面のゴムシートの
貼り合わせ端面や補強材の端面を覆うことにな
り、これによつてゴム製袋体6に圧入した気体が
ゴムシート6aの貼り合わせ面や補強材6bを伝
わつて漏出することがなくなることになる。
なお、上記端部は押さえ板8によつて締め付け
具によつて両側から押さえ、シール材を介在させ
ることは従来技術と同様である。
〔考案の効果〕
以上詳細に説明した本考案によると、ゴム製袋
体を加硫成形する際または加硫成形後に袋体の端
部および締め付け用の孔の内周面にゴムシートの
貼り合わせ端面と補強材の端面が露出しないよう
にゴム層を加硫接着させてゴム製袋体に一体とし
たことにより、ゴム製袋体に圧入した気体がゴム
シートの貼り合わせ面や補強材を伝わつて漏出す
ることがなくなり、ゴム製袋体の本来の機能の耐
久性が向上する効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は端部構造の正面図、第2図は側面図、
第3図は拡大断面図、第4図はゴム製袋体を連結
した状態の側面図、第5図は従来例の端部構造の
正面図、第6図は側面図、第7図は端部構造の平
面図。 6……ゴム製袋体、6a……ゴムシート、6b
……補強材、7……口金パイプ、8……押さえ
板、9……係止孔、10,11……ゴム層。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ゴム製袋体の端部に取り付けた口金パイプを連
    結してゴム製袋体を順次連通させた状態とし、気
    体や液体を一端の口金パイプから注入、排出する
    ことにより、すべてのゴム製袋体内に気体や液体
    の注入、排出を行うことができるようにしたゴム
    製袋体の端部構造において、ゴム製袋体を加硫成
    形する際または加硫成形後に袋体の端部および締
    め付け用の孔の内周面にゴムシートの貼り合わせ
    端面と補強材の端面が露出しないようにゴム層を
    加硫接着させてゴム製袋体に一体としたことを特
    徴とするゴム製袋体の端部構造。
JP3810590U 1990-04-11 1990-04-11 Expired - Lifetime JPH0523617Y2 (ja)

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JPH03128721U JPH03128721U (ja) 1991-12-25
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