JPH0518379Y2 - - Google Patents

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JPH0518379Y2
JPH0518379Y2 JP4894989U JP4894989U JPH0518379Y2 JP H0518379 Y2 JPH0518379 Y2 JP H0518379Y2 JP 4894989 U JP4894989 U JP 4894989U JP 4894989 U JP4894989 U JP 4894989U JP H0518379 Y2 JPH0518379 Y2 JP H0518379Y2
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JP
Japan
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rubber body
bag
endless band
air
rubber
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JP4894989U
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  • Cleaning Or Clearing Of The Surface Of Open Water (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は膨張バツグの端部シール構造に関す
る。
(従来の技術) 筒状のゴム本体の両端部を気密ないし液密にシ
ールして袋状と成し、その内部にエア圧、水圧等
流体圧を導いてこれを膨張させるようにした膨張
バツグが知られている。この膨張バツグは比較的
低い圧力でも大きな力を発生し、またその厚みも
薄いことから、重量物の持上げ、搬送等に便利に
用いられている。
この膨張バツグにおいては、従来、ゴム本体の
両端部をシールするために金属製の帯板とこれを
締結するボルトとが用いられており、この帯板に
よりゴム本体の端部を挟み込んでこれをボルトに
より締め付けることにより、同端部をシールする
ようにしていた。第5図はその一例を示してい
る。図において100は筒状のゴム本体、102
は金属製の帯板であり、この帯板102をゴム本
体100の端部上下に配した上でこれらをボルト
104により締結することによつて、ゴム本体1
00の端部を気密ないし液密にシールし得るよう
になつている。
(考案が解決しようとする課題) ところでこの膨張バツグにおいては、帯板10
2として肉厚が厚く(10mm程度)且つ幅の広いも
の(例えば100mm程度)を用いる必要があり、ま
たボルト104としても大きいものを使用する必
要があり、このために膨張バツクの端部が見た目
に煩雑となつて外観が損なわれる問題があつた。
帯板102の厚みが薄かつたり幅が狭かつたりす
ると、或いはまたボルト104が小さかつたりす
ると、ゴム本体100の端部を強く締め付けるこ
とができず、これにより内部のエア圧等が逃げて
しまうためである。
而してこのように帯板102、ボルト104が
大きくなれば、上記外観の問題の外、膨張バツグ
使用時等における取扱性が悪くなる問題も生ず
る。
(課題を解決するための手段) 本考案はこのような課題を解決するためになさ
れたものであり、その要旨は、筒状のゴム本体の
両端部をシールして袋状と成し、内部にエア、水
等流体を導いて膨張させるように成した膨張バツ
グにおいて、前記ゴム本体の端部に金属製且つ環
状のエンドレスバンドを埋め込んで加硫接着し、
該エンドレスバンドの埋設部位をボルト等締結具
により締め付けて端部内面を密着状態にシールす
るように成したことにある。
(作用及び考案の効果) 本考案のシール構造によれば、ゴム本体端部の
シール用金具、即ちエンドレスバンドとして厚み
の薄いものを使用することができる。
従来のシール構造では、金属製の帯板をゴム本
体の外面に当ててその端部を挟み込み、且つボル
トによる締付けにより同端部を圧迫してその内面
を密着状態にシールするようにしており、従つて
その際の圧迫力をよほど強くしないと、ゴム本体
端部の弾性変形により内部のエア圧、水圧等が漏
れてしまう恐れがある。このため従来のシール構
造では上記帯板を厚くしなければならなかつたの
であるが、本考案のシール構造では、ゴム本体の
端部内面、即ちシール面に近い位置に金具(エン
ドレスバンド)が埋設されるため、その金具の内
側のゴム肉厚が薄くなつて、それ程強い力で締め
付けなくても、ゴムの弾性変形に基づくエア圧等
の漏れを防止できるからである。
本考案のシール構造によれば、膨張バツグ端部
の外観もすつきりとして見映えも良好となる。金
具が外部に突出しておらず、ゴム本体の内部に埋
まり込んでいて外部に現われず、加えて上記のよ
うに締付力をそれ程強くしなくても良いことか
ら、ボルト等締結具として小さいものを使用し得
るようになるからである。また金具が外側に突出
しなくなることから、膨張バツグ使用時等の取扱
性も大幅に向上する。
(実施例) 次に本考案の実施例を図面に基づいて詳しく説
明する。
第2図乃至第4図において、10はゴム本体1
2の両端部を気密にシールして袋状と成したエア
バツグ(膨張バツグ)で、一方の端部14にエア
取入口16が設けてあり、この取入口16よりエ
ア圧を内部に導いて全体的に膨張するようになつ
ている。尚ここでエアバツグ10は、幅が40mm、
長さが10m程度の大きさのものである。
第1図は、このエアバツグ10の端部14の断
面構成を示したものである。図に示しているよう
にこのエアバツグ10は、ゴム本体12が内面ゴ
ム層18と、補強層20と、外面ゴム層22との
積層構造を成している。また端部14においては
増しゴム部24が設けられていて、全体の厚みが
他の部分よりも厚くされており、その内部に金属
製且つ環状のエンドレスバンド26が埋設されて
いる。ここでエンドレスバンド26は、第1図中
左右方向の幅が30mm程度、厚みが3.2mm程度の大
きさのものである。
このエンドレスバンド26は、加硫接着により
ゴム本体12に一体に固着されている。また端部
14の内面、即ち合せ面28は、接着材にて固着
されている。
上記端部14には、横一列に複数のボルト30
が配列されており、これらボルト30の締付力に
よつて、ゴム本体端部14の合せ面28が一定の
圧迫力で密着状態にシールされている。
本例のエアバツグ10においては、金具(エン
ドレスバンド26)がゴム本体12内部に埋め込
まれているため、ボルト30の締付力が端部14
の合せ面(シール面)28に効果的に及ぼされ
る。従つてエンドレスバンド26として厚みの薄
いものを使用することが可能であり、かかるエン
ドレスバンド26を埋設した場合において、ゴム
本体12の端部14の肉厚が不必要に厚くなるの
を回避できる。
また同様の理由によつて、ボルト30として小
さいものを使用し得る。
このように本例のエアバツグ10においては、
金具が外部に突出しておらず、しかもボルト30
として小さいものを用いるために外観がすつきり
として見映えが良く、しかも金具が外面に突出し
ていないことから取扱性も良好である。
尚、金具として上記エンドレスバンドに代えて
従来と同様に帯板を用い、これをゴム本体12の
内部に埋設することも考えられるが、この場合、
金具の長手方向端部においてゴム本体12に局部
的に大きな歪みが発生し、同部分からクラツクが
発生し易くなる。
これに対して、上記のように金具としてエンド
レスバンドを用いれば、このような不具合を発生
させる恐れはない。
以上本考案の実施例を詳述したが、本考案はそ
の他の形態で構成することも可能である。
例えば上記したエアバツグの大きさ及びエンド
レスバンドの寸法はあくまで一例示であり、本考
案においてはこれらを種々寸法に変更することが
可能であるし、また上例では締結具としてボルト
を用いているが、他の締結具を用いることも可能
である。更にゴム弾性体の断面構造を他の構造と
することも可能であるし、本考案を上記エアバツ
グ以外のウオーターバツグその他の膨張バツグに
適用することも可能であるなど、本考案はその主
旨を逸脱しない範囲において、当業者の知識に基
づき様々な変更を加えた形態で構成可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例であるエアバツグの
端部シール構造の要部断面図であり、第2図,第
3図及び第4図は夫々同エアバツグの斜視図、平
面図及び側面図である。第5図は従来のエアバツ
グを端部シール構造とともに示す斜視図である。 10……エアバツグ、12……ゴム本体、26
……エンドレスバンド、30……ボルト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 筒状のゴム本体の両端部をシールして袋状と成
    し、内部にエア、水等流体を導いて膨張させるよ
    うに成した膨張バツグにおいて、 前記ゴム本体の端部に金属製且つ環状のエンド
    レスバンドを埋め込んで加硫接着し、該エンドレ
    スバンドの埋設部位をボルト等締結具により締め
    付けて端部内面を密着状態にシールするように成
    したことを特徴とする膨張バツグの端部シール構
    造。
JP4894989U 1989-04-26 1989-04-26 Expired - Lifetime JPH0518379Y2 (ja)

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JP4894989U JPH0518379Y2 (ja) 1989-04-26 1989-04-26

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JP4894989U JPH0518379Y2 (ja) 1989-04-26 1989-04-26

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JPH02139890U JPH02139890U (ja) 1990-11-22
JPH0518379Y2 true JPH0518379Y2 (ja) 1993-05-17

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ID=31566215

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016098285A1 (ja) * 2014-12-18 2016-06-23 株式会社横井製作所 薄型エアージャッキ

Cited By (4)

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WO2016098285A1 (ja) * 2014-12-18 2016-06-23 株式会社横井製作所 薄型エアージャッキ
WO2016098144A1 (ja) * 2014-12-18 2016-06-23 株式会社横井製作所 薄型エアージャッキ
JP6017103B1 (ja) * 2014-12-18 2016-10-26 株式会社横井製作所 薄型エアージャッキ
TWI572552B (zh) * 2014-12-18 2017-03-01 Yokoi Manufacturing Ltd Thin air jack

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JPH02139890U (ja) 1990-11-22

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