JPS6326467A - 密封装置

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(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

【発明の詳細な説明】〈産業上の利用分野〉本発明は、密封装置に関するものである。

〈従来の技術〉一般に密封装置は、気体や液体等の流体の漏出防止を目
的とした密封手段である。

この密封装置として、相対運動がなく静止用の前記した
従来のガスケットは材料や形状によって多種存在する。

〈本発明が解決しようとする問題点〉従来のガスケットは、フランジを載置してボルト締めす
る部分が棒状に形成しである。

そして、従来のガスケットは、フランジを紋り込む以外
に密封性を向上させる対策が存在しなかった。

しかし、フランジを絞り込むことは容易ではな（、シー
ル効果の信頼性が低いという問題があった。

く本発明の目的〉本発明は以上の問題点を解決するためになされたもので
、シール効果に優れた密封装置を提供することを目的と
する。

〈本発明の構成〉以下、図面を参照しながら本発明の一実施例について説
明する。

くイ〉ガスケットの構造第１図に本発明に係る密封装置であるところのガスケッ
ト１の一例を示す。

なお、本実施例では板状のガスケットについて説明する
。

この板状のガスケット１は、内部に中空の空洞１１を有
する。

空洞１１はガスケット１の全長に断続して形成したり、
あるいはガスケット１のほぼ全長にわたって連続して形
成することが可能である。

この場合、空洞１１の両端部はガスケット１の端面を貫
通せずに閉塞して密封式に形成する。

ガスケット１の側面には、空洞１１に連通させて導管１
２を接続し、この導管１２を介して空洞１１内に空気や
ガス等の気体あるいは各種の液体を圧入し得るよう構成
する。

ガスケット１の素材としては例えば伸縮性を有するゴム
等の弾性材を使用して製作できる。

く口〉作用［密封前１　（第１図）封入部材である下方材２および上方材３との各密封面の
間に板状のガスケット１を介在して、図示しないボルト
等で締結する。

このとき、導管１２は画材２．３の外方に露出させてお
く。

［密封時］　（第２図）ボルト等でガスケット１を画材２．３に圧接しただけで
は、ガスケット１の内部に空洞１１が開設しであるから
大きい圧着力は期待できず、優れた密封性は期待できな
い。

そこで、導管１２の端から気体または液体等の加圧流体
４を圧入してやる。

すると、圧入された加圧流体４は逃げ場を失ってガスケ
ット１を膨脹させる。

ガスケット１が膨脹するにつれてガスケット１の外周と
画材２．３の密封面との圧着力が増加する。

このように、ボルトによる締結力を特別に増大すること
なく、ガスケット１の膨脹量を適宜選択することにより
任意の密封性を得ることができる。

くその他の実施例〉前記実施例は板状のガスケット１について説明したが、
第３図に示すように板体の両端を接続してリング状に形
成したガスケット１を使用することも考えられる。

本実施例の場合、空洞１１は連続したエンドレス形に形
成する。

また、同じリング形でも、第４図に示すような断面円形
のガスケット１も考えられる。

以上の各実施例は、内部に空洞１１を形成して外部から
加圧流体４を圧入して膨脹させることは前記実施例と同
様であるので説明を省略する。

く本発明の効果〉本発明は以上説明したようになるがら次のような効果を
得ることができる。

（イ）チューブ状のガスケット内に加圧流体を充填する
ことにより、任意の圧力で密封面にガスケットを圧接で
きる。

従って、従来の密封装置に比べて密封性能が著しく向上
する。

（ロ）密封性能の調整は、チューブ状のガスケット内へ
の加圧流体の注入量によって行える。

従って、従来のよにガスケットが載置するフランジを紋
り込む必要はなくなり、手数がかがらない。

〈ハ）種々の用途に使用でき汎用性が広い。

【図面の簡単な説明】

第１図：本発明に係る一実施例の説明図第２図：ガスケ
ットの膨脹時の説明国策３．４図：その他のガスケットの説明図第１図第２図

【特許請求の範囲】対向する密封面の間に介在する部材であって、伸縮性を
有する素材からなり、密封面と接触予定の位置に沿って連続した空洞を形成し
、外部から前記空洞内に加圧流体を注入して膨脹するよう
構成したことを特徴とする、密封装置