JPH0523571B2 - - Google Patents

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JPH0523571B2
JPH0523571B2 JP7993387A JP7993387A JPH0523571B2 JP H0523571 B2 JPH0523571 B2 JP H0523571B2 JP 7993387 A JP7993387 A JP 7993387A JP 7993387 A JP7993387 A JP 7993387A JP H0523571 B2 JPH0523571 B2 JP H0523571B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
positioning
lower mold
mold
resin
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP7993387A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63246215A (ja
Inventor
Makoto Shimanuki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP7993387A priority Critical patent/JPS63246215A/ja
Publication of JPS63246215A publication Critical patent/JPS63246215A/ja
Publication of JPH0523571B2 publication Critical patent/JPH0523571B2/ja
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、例えば半導体装置の製造工程のう
ちの樹脂封止工程で用いられる成型装置に関する
ものである。
〔従来の技術〕
第5図a〜cは従来の半導体装置の製造工程を
説明するための図である。
これらの図において、21はフレーム、22は
フレーム位置決め穴、23はダイパツド、24
a,24bはフインガ、25,26a,26bは
リード、27は部品としての半導体チツプ、28
a,28bはワイヤ、29は封止樹脂部である。
次に、その製造工程を簡単に説明する。
まず、第5図aに示すように、加工されたフレ
ーム21のダイパツド23に半導体チツプ27を
接着させた後、この半導体チツプ27とフインガ
24a,24bとの間をワイヤ28a,28bに
より電気的に接続する(第5図b)。
次に、半導体チツプ27とワイヤ28a,28
bの周囲を樹脂により封止して封止樹脂部29を
形成する(第5図c)。
ここで、フレーム位置決め穴22は各工程での
フレーム21の位置決めに使用されるものであ
る。
次に、この樹脂封止工程時に使用されるモール
デイング金型について説明する。
第6図はモールデイング金型を簡略化して示し
た斜視図である。
この図において、30は上金型、31は下金型
で、フレーム21がその上に並べられる。
第7図a,bは樹脂封止を行うための従来の成
型装置を説明するための図である。
これらの図において、第6図と同一符号は同一
部分を示し、32は上部キヤビテイ、33は下部
キヤビテイ、34は樹脂移送路、35は注入口、
36a,36bは位置決めピン、37は逃げ穴
で、上金型30と下金型31が合致する際に、位
置決めピン36a,36bを逃がすための穴であ
る。
次に樹脂封止工程についてさらに詳しく説明す
る。
まず、第7図bに示した下金型31の上に、第
5図bに示した状態のフレーム21をフレーム位
置決め穴22が位置決めピン36aに合うように
載せる。そして、上金型30と下金型31を合致
させた後、樹脂を注入すると(図示せず)、樹脂
は樹脂移送路34を流れ、注入口35を経て上部
キヤビテイ32および下部キヤビテイ33の中に
注入される。この時、上金型30および下金型3
1は高温状態になつているので、注入された樹脂
が温度により硬化し、樹脂封止部29が成型され
る。
次にフレーム21の位置決め方法についてさら
に詳しく説明する。
第8図は従来のフレームの位置決め方法を説明
するための図である。
この図において、第5図a〜cおよび第7図
a,bと同一符号は同一部分を示す。
従来よりフレームの位置決めは、位置決めピン
36a,36bにフレーム21のフレーム位置決
め穴22を第8図に示したように通すことによつ
て行われる。
ここで、フレーム位置決め穴22よりも径の小
さい位置決めピン36bは、フレーム21と下金
型31との平行関係を決めるためのものであり、
フレーム21の長手方向の位置決めは、位置決め
ピン36a1本で行われている。したがつて、位
置決めピン36aはフレーム21のフレーム位置
決め穴22の形状に合わせて円筒形状になつてお
り、フレーム21を載せるのが容易であるように
先端が細くなつているのが通例である。また、位
置決めピン36bは、フレーム21の中方向のみ
の位置決めをする目的から楕円または菱形になつ
ている。
フレーム21の長手方向の位置決めを1本の位
置決めピン36aで行う理由は、フレーム21が
熱によつて膨張するためである。つまり、フレー
ム21は高温状態になつている下金型31に載せ
られると熱膨張を生じるので、あらかじめ膨張を
予想して小寸法で形成する必要がある。このた
め、長手方向に2本の位置決めピン36aを設け
ても、フレーム21のフレーム位置決め穴22の
膨張前の間隔を、この2本の位置決めピン36a
の間隔にできず、また、フレーム21が膨張前で
あるので、2本の位置決めピン36aをフレーム
位置決め穴22に通すことができないのである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記のような従来の成型装置では、フレーム2
1と下金型31の位置合せ精度が悪いため、半導
体チツプ27の位置決め精度も悪く、本来第9図
aに示すように成型されるべき樹脂封止部29が
第9図bに示すようにずれて成型されることがあ
るという問題点があつた。
これは、下金型31の温度のばらつきによつて
フレーム21の伸びがばらつくためであり、した
がつて、あまり長いフレーム21を用いて樹脂封
止を行うことが不可能であり、最大でも250mm程
度までしか使用できず、実用上は200mm以下で行
わなければならないという問題点もあつた。
この発明は、かかる問題点を解決するためにな
されたもので、フレーム位置合せ精度を高めて長
いフレームを用いての成型を可能にする成型装置
を得ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係る成型装置は、上金型に、フレー
ムの位置決め穴に差し込まれる少なくとも2本の
位置決めピンと、上金型と下金型の分離時にフレ
ームを押し下げる上下にスライドするフレーム押
出し機構とを設け、下金型に、位置決めピンが差
し込まれる逃げ穴を設けたものである。
〔作用〕
上下金型の接近、合致時に、下金型上の所定の
位置に載せられ、熱が加えられて膨張したフレー
ムのフレーム位置決め穴を通して下金型の逃げ穴
に上金型の位置決めピンが差し込まれることによ
つてフレーム位置決め穴の位置合せが行われ、フ
レーム上に形成された部品の位置決めが行われ
る。そして、フレーム上に形成された複数個の部
品のそれぞれに対して樹脂が移送され成型された
後、上下金型の分離時に、フレーム押出し機構に
よつてフレームが押し下げられて位置決めピンよ
り抜き出される。
〔実施例〕
第1図a,bはこの発明の成型装置の一実施例
の構造を説明するための図である。
ここでは、半導体チツプの樹脂封止を行う場合
について説明する。
これらの図において、1は上金型、2は下金
型、3は上部キヤビテイ、4は下部キヤビテイ、
5は位置決めピン、6は逃げ穴で、下金型2に位
置決めピン5を逃がすために設けられている。7
はガイド穴、8はフレーム押出し機構を構成する
ためのフレーム押出しピンで、上金型1のガイド
穴7の中に設けられ、図示しないイジエクト機構
によつて上下方向にスライドされる。9は樹脂移
送路、10は注入口である。
第2図a〜fはこの発明の成型装置による樹脂
封止工程を説明するための図である。
これらの図において、第1図a,bおよび第5
図a〜cと同一符号は同一部分を示す。
まず、あらかじめ第5図bで説明したのと同様
に、フレーム21のダイパツド23に部品として
の半導体チツプ27を接着させた後、半導体チツ
プ27とフインガ24a,24bとの間をワイヤ
28a,28bにより電気的に接続しておく。
次に、第2図aに示すように、下金型2上の所
定の位置にフレーム21を載せる。この時、下金
型2にはピン等の邪魔するものが何もないため、
フレーム21は容易に下金型2に密着し、容易に
下金型2と同じ温度まで上昇して膨張し、所定の
寸法になる。
次に、第2図bに示すように、上下金型1,2
を接近させると、位置決めピン5がフレーム位置
決め穴22に入り始める。この時、フレーム押出
しピン8は上下金型1,2に組み込まれたイジエ
クト機構により(図示せず)徐々に上昇し、フレ
ーム21には接触しないようにされている。
次に、第2図cに示すように、位置決めピン5
がフレーム位置決め穴22を通して下金型2の逃
げ穴6に差し込まれることによつてフレーム位置
決め穴22の位置合せが行われ、フレーム21上
に形成された半導体チツプ27の位置決めが行わ
れる。
このように上下金型1,2が合致した状態の
時、上部キヤビテイ3および下部キヤビテイ4内
に従来と同様にしてモールド材としての樹脂が移
送されることによつて半導体チツプ27の封止が
行われる。
そして、成型後、第2図dに示すように、上下
金型1,2が分離し始める。
この時、フレーム21は位置決めピン5によつ
て前述のように位置合せされているので、上金型
1に密着している。
次いで、第2図eに示すように、さらに上下金
型1,2の間隔が大きくなると、フレーム押出し
ピン8が図示しないインジエクト機構によつて駆
動されて、フレーム21を押し下げる。
そして、第2図fに示すように、フレーム21
が位置決めピン5から完全に抜き出されることに
よつて樹脂封止工程が完了する。
すなわち、この発明の成型装置では、上下金型
1,2の接近、合致時に各位置決めピン5により
あらかじめ熱が加えられたフレーム21が長手方
向に引つ張られるので、フレーム21と上金型1
との間に寸法精度の狂いがあつても矯正され、フ
レーム21上に形成された半導体チツプ27の高
精度の位置決めが可能になる。
したがつて、長いフレームを用いても上下金型
1,2との位置合せが容易であり、発明者の経験
では約500mmの長さのフレームを用いても容易に
位置決めを行うことができる。
また、第3図に示すような非常に長いフレーム
21aを用いることが可能になるほか、第4図に
示すような非常に長尺な(例えばエンドレス)フ
レーム21bを送りローラ11で搬送しながら作
業することも可能になる。
なお、上記実施例ではフレーム21に3本リー
ドを構成した場合について説明したが、この発明
はこれに限定されることなく、2本リード、また
は4本以上のリードを有する構成にも適用できる
ことは明白である。
また、上記実施例では位置決めピン5の1本に
対してフレーム押出しピン8が2本ずつ配置され
た構成について述べたが、位置決めピン1本に対
してフレーム押出しピン1本を配置した構成とし
てもよい。
また、上記実施例では半導体装置の樹脂封止工
程について述べたが、この発明は半導体装置のみ
に限らず、他の部品に応用することも可能であ
る。
〔発明の効果〕
この発明は以上説明したとおり、上金型に、フ
レームの位置決め穴に差し込まれる少なくとも2
本の位置決めピンと、上金型と下金型の分離時に
フレームを押し下げる上下にスライドするフレー
ム押出し機構とを設け、下金型に、位置決めピン
が差し込まれる逃げ穴を設けたので、非常に長い
フレームを用いての成型が可能になり、その際の
フレームの長さの制約がなくなるため、作業能率
の向上、自動化、製造システムの簡略化等の実施
が容易になり、製造コストを大幅に低減できると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の成型装置の一実施例の構造
を説明するための図、第2図はこの発明の成型装
置による樹脂封止工程を説明するための図、第3
図、第4図はこの発明の成型装置の応用例を説明
するための図、第5図は従来の半導体装置の製造
工程を説明するための図、第6図はモールデイン
グ金型を簡略化して示した斜視図、第7図は従来
の成型装置を説明するための図、第8図は従来の
フレームの位置決め方法を説明するための図、第
9図は樹脂封止状態を説明するための図である。 図において、1は上金型、2は下金型、3は上
部キヤビテイ、4は下部キヤビテイ、5は位置決
めピン、6は逃げ穴、7はガイド穴、8はフレー
ム押出しピン、9は樹脂移送路、10は注入口、
11は送りローラ、21,21a,21bはフレ
ーム、22はフレーム位置決め穴である。なお、
各図中の同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 位置合せに用いる位置決め穴を有するフレー
    ムと、このフレーム上に形成された部品を、下部
    キヤビテイが形成された下金型と上部キヤビテイ
    が形成された上金型とで挾み込み樹脂封止を行う
    成型装置において、前記上金型に、前記フレーム
    の位置決め穴に差し込まれる少なくとも2本の位
    置決めピンと、前記上金型と前記下金型の分離時
    に前記フレームを押し下げる上下にスライドする
    フレーム押出し機構とを設け、前記下金型に、前
    記位置決めピンが差し込まれる逃げ穴を設けたこ
    とを特徴とする成型装置。
JP7993387A 1987-03-31 1987-03-31 成型装置 Granted JPS63246215A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7993387A JPS63246215A (ja) 1987-03-31 1987-03-31 成型装置

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JP7993387A JPS63246215A (ja) 1987-03-31 1987-03-31 成型装置

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Publication Number Publication Date
JPS63246215A JPS63246215A (ja) 1988-10-13
JPH0523571B2 true JPH0523571B2 (ja) 1993-04-05

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