JPH052356A - 記録紙再生装置 - Google Patents

記録紙再生装置

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JPH052356A
JPH052356A JP3032494A JP3249491A JPH052356A JP H052356 A JPH052356 A JP H052356A JP 3032494 A JP3032494 A JP 3032494A JP 3249491 A JP3249491 A JP 3249491A JP H052356 A JPH052356 A JP H052356A
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潤子 冨田
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良博 堺
Masato Ohashi
理人 大橋
Toru Iida
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明案の目的は、印字装置が設置されている
場所で再生処理を行われた記録紙の再使用可能なものお
よびサイズ毎の分類を自動的に行うことにある。 【構成】本発明は、再生処理された記録紙の濃度および
サイズを検知して、その結果に応じた分類を行う機構を
備えたことを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録紙再生装置に関
し、さらに詳しくは、記録紙再生装置における再生記録
紙の再給紙を含めた搬送制御構造に関する。
【0002】
【従来の技術】所謂、複写や印字等に用いられる記録紙
は、その表面にインクやトナ−を付着させることで可視
画像を担持して記録媒体としての機能を発揮するように
なっている。ところで、このような記録紙は、パルプを
原料として作られているが、近年、資源保護の意味にお
いて、再利用することが提案されている。すなわち、上
述した再利用を行う場合の方法としては、脱墨可能なイ
ンクが用いられた記録紙および脱墨不可能なインクが用
いられた記録紙の混在する中で、脱墨可能なインクを用
いられた記録紙を選びだして回収し、これを繊維化して
再生する方法がある。一方、このような再生処理とは別
に、脱墨可能なトナ−を主要部とする現像剤を用い、こ
のトナ−を消去して再生記録紙とすることも提案されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、後者の方法
で再生処理された記録紙は、再生処理された全てのもの
が再使用できるのものとは限らないので、つまり、再使
用できる白色度がたりない記録紙もあるので、その分類
をする必要がある。しかしながら、このような分類作業
には手間がかかる虞れがあり、迅速な印字作業を行う場
合には不利となる。また、再生処理される記録紙は一様
サイズのものばかりとはいえず、このため再生処理され
た記録紙が仮に再使用可能なものに分類されたとして
も、今度はサイズ毎の分類が必要になり、このことから
も上述した迅速な印字作業ができなくなる虞れがある。
さらに、再使用可能な記録紙が得られた場合にあって
も、その記録紙がどの程度あるかをあらかじめ判ってい
なければ、その再生記録紙を用いて印字を行うときに支
障を来すことがあり、資源保護のために再生記録紙を用
いようとする意図が達成できなくなることもある。そこ
で、本発明は上述した記録紙再生装置における問題に鑑
み、再生処理された記録紙を用いる場合の使い勝手を良
くして、迅速な印字作業を行えることのできる記録紙再
生装置を得ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明は、印字装置により得られる印字済みの記録
紙を給紙する手段と、上記記録紙上の印字部を消去して
再生する再生処理手段と、再生処理後の記録紙を貯蔵す
る手段とを有する記録紙再生装置であって、上記再生処
理手段から排出される記録紙の搬送路中に配置されてい
て排出された記録紙の再生面の濃度を検知する手段と、
上記濃度検知手段を入力側に接続され、出力側には上記
記録紙の貯蔵手段へ向かう搬送路と再使用不可の記録紙
の回収手段への搬送路とを切り換える手段の駆動部が接
続されている制御部とを備え、上記制御部は、再生処理
後の記録紙の再生面の濃度が所定濃度以下にあることを
判断した場合に上記記録紙の貯蔵手段への搬送路を設定
すべく搬送路の切り換え設定を行うことを特徴としてい
る。
【0005】また、本発明は、印字装置により得られる
印字済みの記録紙を給紙する手段と、上記記録紙上の印
字部を消去して再生する再生処理手段と、再生処理後の
記録紙をサイズごとに貯蔵する手段とを有する記録紙再
生装置であって、上記再生処理手段から排出される記録
紙の搬送路中に配置されていて排出された記録紙サイズ
およびの再生面の濃度を検知する手段と、上記記録紙の
サイズおよび濃度検知手段を入力側に接続され、出力側
には上記記録紙の貯蔵手段のうちのいずれかに向かう搬
送路と再使用不可の記録紙の回収手段への搬送路とを切
り換える手段の駆動部が接続されている制御部とを備
え、上記制御部は、再生処理後の記録紙の再生面の濃度
が所定濃度以下にあることを判断した場合に上記記録紙
の彫像手段への搬送路を設定すべく搬送路の切り換え設
定を行うとともに、上記サイズ検知手段によるサイズ検
知に応じた記録紙貯蔵手段への搬送路を設定すべく搬送
路の切り換え設定を行うことを特徴としている。
【0006】さらに本発明は、制御部がサイズ検知手段
によるサイズ毎の搬送回数を計数して表示するようにな
っていることを特徴している。
【0007】そして、本発明は、サイズ毎の記録紙を貯
蔵する記録紙貯蔵手段と印字装置の給紙部との間には再
給紙部が設けられており、印字装置側での印字モ−ドに
おいて再生記録紙を使用するモ−ドが選択されたときに
は、上記再給紙部から記録紙の搬送を行うようにしたこ
とを特徴としている。している。
【0008】また、本発明は、印字装置により得られる
印字済みの記録紙を給紙する手段と、上記記録紙上の印
字部を消去して再生する再生処理手段と、再生処理後の
記録紙を貯蔵する手段とを有する記録紙再生装置であっ
て、上記印字装置における給紙部に貯蔵されている未使
用の記録紙の有無を検知する第1の検知手段と、上記記
録紙貯蔵手段内の再生記録紙の有無を検知する第2の検
知手段と、上記第1、第2の検知手段および記録紙のサ
イズ検知手段とが入力側に接続され、出力側には、上記
印字装置における給紙機構および上記記録紙貯蔵手段に
おける給紙機構の駆動部がそれぞれ接続されている制御
部とを備え、上記制御部は、印字時、上記記録紙貯蔵手
段からの再生処理後の記録紙を給紙しているときに、こ
の記録紙がなくなった時点で給紙されていた記録紙と同
じ記録紙があるのを検知した場合に印字装置側の給紙機
構を駆動し、同じサイズの記録紙が印字装置側にない場
合には上記給紙手段から再生処理部へ記録紙を給紙して
上記記録紙貯蔵手段に再生処理後の記録紙を貯蔵してこ
の手段からの記録紙の給紙を再開させることを特徴とし
ている。
【0009】
【作用】本発明によれば、再生処理された記録紙は、再
使用可能なものであるかを判別され、再使用可能なもの
は再給紙態位に設定される。また、本発明によれば、再
生処理された記録紙のうち再使用可能なものはそのサイ
ズ毎に区分されて再給紙態位に設定される。さらに本発
明によれば、サイズ毎の記録紙貯蔵手段に収容されてい
る記録紙の枚数を表示することで、この記録紙を用いて
印字処理を行う場合の枚数の識別が簡単にできる。そし
て、本発明によれば、サイズ毎の記録紙貯蔵手段に収容
されている記録紙を印字装置側の給紙部に向け搬送でき
ることで再生記録紙を分類等の処理を行うことなく、そ
のまま印字装置における印字作業に提供することができ
る。
【0010】
【実施例】以下、図1乃至図10において、本発明実施
例の詳細を説明する。図1は本発明の第1実施例による
記録紙再生装置の全体構成を説明するための模型視的な
配置図である。
【0011】すなわち、図1に示す記録紙再生装置1
は、印字装置をなす複写機2と一体に構成された場合の
ものであり、ハウジング1Aの一方壁に複写後の記録紙
Sを収容する給紙部1Bが設けてある。上述した給紙部
1Bは、記録紙収容カセット1B1とこのカセット1B
1内の記録紙Sの先端に対して選択的に接離自在の繰り
出しロ−ラ1B2と給送ロ−ラ1B3とで構成してあ
り、後述する再生処理部1Cに向けカセット1B1内の
記録紙Sを繰り出して給送するようになっている。
【0012】一方、再生処理部1Cは、図において上方
から下方に向かう記録紙搬送路を設定されており、その
搬送路中には、記録紙の印字面(図中、符号Aで示す面)
を反転させるための蛇行経路1Caが設けてある。記録
紙Sの印字面Aを反転するのは、複写機2に向け再給紙
された際に、再生記録紙Sにおける未使用面を印字面と
させるためである。そして、再生処理部1Cは、本実施
例の場合、複写機2内で使用される現像剤中のトナ−と
して、生分解可能な成分を用いた場合の印字部を消去す
るための構造を備えており、具体的には、図2、図3に
示す構成とされている再生処理部1C1と乾燥部1C2
およびクリ−ニング部1C3とを備えている。すなわ
ち、再生処理部1C1は、分解剤貯蔵タンク1C1aと
このタンク1C1aと搬送ベルト1C1b上の記録紙表
面との間に延長された例えば、フェルト等からなる分解
剤塗布装置1C1cとで構成されており、また、乾燥部
1C2は、ヒ−タとしての遠赤外線ランプ1C2aと搬
送ベルト1C2bおよび蒸気排出用ファン1C2cとで
構成してある。従って、給紙部から給送された記録紙S
は、搬送ベルト1C1bの搬送速度を設定されること
で、分解剤塗布装置1C1cによる分解剤の塗布を受け
て表面の印字部を生分解されて消去され、乾燥部1C2
において乾燥されて後述するクリ−ニング部1C3に給
送される。なお、再生処理部1C1の内部は、分解を促
進するための温湿度の管理を温湿度センサ1C1dによ
り行われるようになっており、このセンサ1C1dによ
る温湿度の設定は超音波加湿器1C1eおよび記録紙S
の非再生処理面に対向する搬送ベルト1C1b内のセラ
ミックヒ−タ1C1fにより行われるようになってい
る。
【0013】一方、上述したクリ−ニング部1C3は、
乾燥することで記録紙表面に遊離した印字部のトナ−を
除去する機能をもち、具体的には、記録紙表面を摺擦可
能な回転ブラシ1C3aと、このブラシ1C3aに接触
して記録紙表面から掃き取ったトナ−を除去するクリ−
ニングブレ−ド1C3bと、クリ−ニングブレ−ド1C
3bにより回転ブラシ1C3aから除去したトナ−を回
収するパドルホィ−ルあるいはスクリュウ体からなるト
ナ−回収部材1C3cと記録紙Sを挾んで回転ブラシ1
C3aに対向して配置してある超音波振動子1C3dと
によって構成してある。そして、クリ−ニング部1C3
を通過した記録紙Sは、印字面Aを反転されて非再生面
(図1中、符号A´で示す面)、所謂、未使用面を上に向
けた状態で搬送路出口側に位置する記録紙貯蔵用の記録
紙格納スタッカ1Dに排出されるようになっている。
【0014】上述した記録紙格納スタッカ1Dは、再生
処理部1C1から排出される記録紙Sを複数の種類に分
類できるように複数設置されており、その一つは、再使
用不可能な記録紙を回収する回収スタッカ1D1であ
り、そして他の一つはサイズ毎に分類して収容するサイ
ズ区分用スタッカであり、本実施例の場合は、例えば、
A版系列のA3版とA4版とがそれぞれ収容できる第1
の再給紙用スタッカ1D2および第2の再給紙用スタッ
カ1D3である。
【0015】このため、再生処理部1C1から延長され
る記録紙搬送路1Eは、再生処理部1C1から排出され
た記録紙Sの非再生処理面を図において上側にした状態
で各スタッカに導入できる経路を設定され、各スタッカ
のうち、回収スタッカ1D1と第1、第2の再給紙用ス
タッカD2、1D3への分岐位置には、搬送路切り換え
部材としての揺動可能な第1の搬送路切り換え爪1E1
が、そして、第1、第2の再給紙用スタッカ1D2、1
D3への分岐位置には第2の搬送路切り換え爪1E2が
配置してあり、これら搬送路切り換え爪は、通常態位を
例えば、各搬送路のいずれに対しても記録紙の搬送を行
えない中立の向きを設定され、この態位からの態位変換
は後述する制御部によって駆動制御されるようになって
いる。一方、上述した再給紙用スタッカ1D2、1D3
と複写機2の底面に形成してある給紙取り込み口2aと
の間には記録紙の搬送方向に沿って複数の給送ロ−ラ1
F1を配置した再給紙路1Fが設けてあり、この再給紙
路1Fにおける記録紙搬送方向上流側に相当するスタッ
カの上方には記録紙に対して接離可能な繰り出しロ−ラ
1F2が配置してある。上述した再給紙用スタッカ1D
2、1D3は、複写機2側の給紙装置とは別に、再生さ
れた記録紙を用いるモ−ドが設定されたときに後述する
制御部により繰り出しロ−ラの回転を制御されることで
記録紙を繰り出すようになっている。
【0016】ここで、上述した再生処理部1C1におい
て分解処理されるトナ−の構成につき説明すると、この
トナ−は、生分解性プラスチックを用いたものであり、
例えば、その成分構成としては、多糖類に分類されるプ
ラスチックが用いられる。そして、このプラスチックの
具体的なものとしてはエコスタ−、エコスタ−プラス
(いずれも荻原工業製の商品名)があり、このプラスチッ
クは結着剤樹脂100部に対して1乃至70重量部とさ
れ、好ましくは、1.5乃至50重量部が選択される。ま
た、このプラスチックによるトナ−の粒径は約30μm
以下、好ましくは3乃至20μmが選択される。そし
て、トナ−の流動性を改善するために、TiO2、Si
2、SnO2あるいはAl22等の他の外添加剤が添加
されることもある。さらに、上述した生分解性のプラス
チックを用いた場合にこのトナ−を分解するための酵素
としては、リパ−ゼあるいはリパ−ゼ作用物が用いられ
る。上述したリパ−ゼは、酵素分解上のリパ−ゼの他
に、エステル分解するエステラ−ゼ、ホスホリパ−ゼ、
リゾホスリパ−ゼ等が用いられてもよい。さらに、リパ
−ゼ作用物はリパ−ゼと同様な作用を行うものであって
具体的には、粗リパ−ゼ、リパ−ゼ含有物、リパ−ゼ生
産菌およびリパ−ゼ生産培養物がある。また、分解本能
を促進するために、分解時のpHを維持させる緩衝剤、
そして、分解酵素との接触面積を大きくするための界面
活性剤を用いる場合もあり、この場合の材料としては、
第1燐酸塩、第2燐酸塩および界面活性剤としての非イ
オン系界面活性剤を用いることもある。
【0017】一方、複写機2の内部には、感光体2Aが
図示矢印方向に回転可能に設けてあり、この周囲には、
回転方向に沿って、周知の電子写真複写行程を実行する
ための帯電装置2B、露光装置2C、現像装置2D、転
写装置2E、分離装置2Fおよびクリ−ニング装置2G
がそれぞれ配置してある。そして、転写装置2Eの近傍
には後述する給紙装置2Hが、また、分離装置の近傍に
は、定着装置2Iがそれぞれ配置してある。上述した給
紙装置2Hは、転写装置2Eに対して矢印で示す給紙方
向の上流側に位置しており、この給紙装置2Hから繰り
出される記録紙Sは転写装置2Eの近傍に設けてあるレ
ジストロ−ラ2Jにより感光体2A上の画像先端との位
置合わせを行われるようになっている。そして、上述し
た給紙装置2Hは、異なるサイズの記録紙Sを収容でき
る複数の給紙カセット2H1、2H2が脱着可能に設け
てあり、上述したレジストロ−ラ2Jを給紙方向後端部
とする給紙路2Kに向け繰り出しロ−ラ2H3により記
録紙Sを繰り出すようになっている。
【0018】また、上述した給紙路2Kは、給紙カセッ
ト2H1、2H2からレジストロ−ラ2Jに向かう経路
のほかに、前述した記録紙再生装置1における再給紙路
1Eの末端部に連通可能な記録紙取り込み口2aが形成
してあり、記録紙再生装置1からの再生記録紙をレジス
トロ−ラ2Jに向け給送できるようになっている。さら
に、この給紙路2Kには、定着装置2Iから排出された
記録紙Sを反転させて両面複写態位を設定するための反
転給紙路2Mが接続してあり、この反転給紙路2Mは、
その途中に給紙方向に沿って設けられた複数の揺動爪の
一つを動作させて記録紙Sを載置トレ−2N上にセット
して再給紙のための態位を設定するようになっている。
【0019】また、上述した制御部3は、図4に示すよ
うに主要部をマイクロコンピュ−タ3Aにより構成され
ており、I/Oインタ−フェ−ス3Bを介して外部機器
と接続されている。すなわち、I/Oインタ−フェ−ス
3Bの入力側には、再生処理部1C1からの記録紙排出
部に設けてある反射型のフォトセンサ4および複写機2
側に設けてある再生紙使用モ−ド設定スイッチ5が接続
され、そして、出力側には、第1、第2の搬送路切り換
え爪1E1、1E2および繰り出しロ−ラ1F2の駆動
回路および再給紙用スタッカ1D2、1D3への記録紙
の貯蔵枚数を表示する表示部6が接続されている。上述
したフォトセンサ4は、例えば、記録紙の搬送方向に沿
った長手方向において各サイズに相当する位置に並べて
配置してあり、いずれかのものが記録紙の通過を検知し
た時点から検知終了までの時間を信号として出力すると
共に、記録紙の再生処理面の濃度を検知するようになっ
ている。
【0020】そして、制御部3にあっては、上述したフ
ォトセンサ4からの信号によって、図5に示すように、
再生処理面の濃度が所定値以下の場合に再使用可能と判
断し、再生された記録紙Sのサイズに応じた搬送経路を
設定すべく第1、第2の搬送路切り換え爪1E1、1E
2の駆動回路を駆動制御するとともに、各サイズが再給
紙用スタッカに収容された回数をカウントしてこれを表
示する。この計数の方法としては、例えば、フォトセン
サ4を通過した記録紙が第1の搬送路切り換え爪1E1
により回収スタッカ1D1以外の搬送路、つまり再給紙
用スタッカ1D2、1D3側に導入された場合この搬送
路側での第2の搬送路切り換え爪1E2の切り換え方向
の設定回数を基に計数することが考えられる。また、制
御部3においては、上述した再生処理後の記録紙搬送経
路の設定に加えて、複写機2側で再使用モ−ド設定スイ
ッチ5が操作された場合には、複写サイズに応じた記録
紙Sが収容されている再給紙用スタッカから記録紙を繰
り出すべくそのスタッカに対応して設けてある繰り出し
ロ−ラ1F2を駆動するようになている。
【0021】本実施例は以上のような構成であるから、
制御部3の動作を示した図6のフロ−チャ−トにおい
て、給紙部1Bから再生処理部1Cに導入された記録紙
Sが再生処理部1Cから排出されるとフォトセンサ4に
より通過を検知されると共に、サイズ検知のための計時
が開始され、サイズ検知に関する情報が記憶部に取り込
まれると共に、濃度検知の結果が取り込まれて所定濃度
以下かであるかを判別される。そして、上述した各検知
デ−タに基づいて、第1の搬送路切り換え爪1E1およ
び第2の搬送路切り換え爪1E2の態位設定が行われ
る。すなわち、排出された記録紙Sの濃度が所定値以下
にない場合、つまり、再使用可能なものでないと判別さ
れた場合には、回収用スタッカ1D1に記録紙Sを導入
することができる態位に搬送路切り換え爪1E1が設定
され、また、記録紙Sが再使用可能なものであると判別
された場合には、第1の搬送路切り換え爪1E1は再給
紙用スタッカのいずれかに向かう向きの搬送路を設定す
べく態位設定され、そして、第2の搬送路切り換え爪1
E2は、サイズ検知デ−タに基づいてそのサイズに応じ
た再給紙用スタッカ経の導入を可能にする態位を設定さ
れる。そして、上述した再給紙用スタッカへの搬送路が
設定された場合には、第2の搬送路切り換え爪1E2の
揺動切り換え設定に基づいて該当する再給紙用スタッカ
への記録紙の導入回数が計数されてこの結果が表示され
る。一方、複写機2において再使用モ−ド設定スイッチ
5が投入されると、例えば、複写サイズに応じた記録紙
サイズを自動的に選択する自動給紙モ−ドあるいはオペ
レ−タが手動で記録紙サイズを選択する手動選択のいず
れの場合にあっても、制御部においては、図示しない、
複写シ−ケンスでの記録紙選定処理の結果に基づいて再
給紙スタッカのいずれかの繰り出しロ−ラ1F2を駆動
制御して選択された記録紙を繰り出す。このとき、例え
ば、手動選択の場合に、再給紙スタッカの収容枚数は表
示されているので、オペレ−タが複写枚数との兼ね合い
を考慮する必要はない。
【0022】ところで、上述した再生処理部1Cにおい
ては、生分解性のプラスチックを用いたトナ−を前提と
した構造が示されていたが、このようなトナ−を対象と
することに限らない。図7は、上述したトナ−として、
光分解性のプラスチックを用いた場合の構造を示してお
り、この場合の分解処理部は、印字分解処理部10Cお
よび図3に示したものと同様の構造からなるクリ−ニン
グ部1C3とで構成してある。上述した印字分解処理部
10Cは、記録紙Sの導入部および排出部に開閉可能な
開口10Ca、10Cbを形成された密閉空間で構成さ
れ、内部に光照射装置10C1と搬送ベルト10C2と
を備えている。上述した光照射装置10C1は、キセノ
ンランプ、水銀灯、LEDおよびレ−ザ−光を用いたラ
ンプ等の短波長を含む光源が用いられるようになってい
る。そして、この光照射装置10C1は、記録紙Sの給
紙が開始されたのを図示しない検知部材が検出するのに
併せて点灯を開始し、印字分解処理部10C内に位置す
る記録紙Sの全面を照射するようになっている。
【0023】また、搬送ベルト10C2は、駆動プ−リ
10C3および従動プ−リ10C4に掛け回されてお
り、駆動プ−リ10C3が図示しない駆動モ−タにより
駆動されることで、記録紙Sの載置面側を上述した記録
紙Sの搬送方向に移動できるようになっているととも
に、上述した光照射装置10C1からの光照射が行われ
ている間は停止できるようになっている。なお、搬送ベ
ルト10C2は、上述した光照射装置10C1による全
面照射ができない場合または部分的な分解を行うような
場合には、分解に必要な時間間隔を以って間歇的に移動
したり、あるいは低速に切り換えられて移動することも
できるようになっている。従って、印字分解処理部10
Cに導入された記録紙Sは、搬送ベルト10C2の移動
速度あるいは移動状態の設定により移動し、光照射装置
10C1による光分解処理を受けることができる。
【0024】そして、このような分解処理部10Cにお
いて消去される光分解性のプラスチックを用いたトナ−
は、ビニルケトン系モノマ−の重合体を含むプラスチッ
クが用いられ、具体的には、次のような成分がある。メ
チルビニルケトン、メチルイソプロペニルケトン、t−
ブチルビニルケトン、エチルビニルケトン、フェニルビ
ニルケトン、ジビニルケトン、アセトキシメトルケト
ン、クロルメチルケトン、α−アセトキシメチルビニル
ケトン、β−クロルビニルメチルケトン、α−クロルメ
チルビニルケトン。また、これらのビニル系モノマ−の
重合体としては、単独重合体や共重合体であっても良
く、共重合体の相手のモノマ−として具体的にはビニル
系モノマ−のエチレン、スチレン、メチルメタアクリル
レ−ト、α−ブチルメタクリレ−ト、α−エチレンヘキ
シルメタアクリルレ−ト、塩化ビニル、α−メチルスチ
レン、アクリルニトリル、酢酸ビニル、プロピレン等が
挙げられる。このプラスチックは結着樹脂100部に対
して1乃至70重量部、好ましくは、1.5乃至50重
量部とされている。さらに、光分解促進剤としては、ア
ルド−ル−α−ナフチルアミン縮合体、アセチルアセト
ン、金属ジエチル−ジチオカルバメ−ト鉄、サルチルア
ルデヒド、α−メチルカプトベンゾチアゾ−ル、ステア
リン酸金属塩、チオジプロピオン酸、鉄アセチルアセト
ネ−ト、p−ベンゾンキノン、α−ナフトキノン、アン
トラキノンおよびその誘導体が選択される。さらに、上
述した分解促進剤は前記した結着樹脂に添加することに
より、結着剤10C0部に対して1乃至70重量部が選
択され、好ましくは、1.5乃至50重量部とされる。ま
た、分解促進剤は単独だけでなく、2種以上混合しても
良いものである。そして、トナ−粒径は約30μm以下
とし、好ましくは3乃至20μmとする。 また、トナ
−の流動性を改善するために、TiO2、SiO2、Sn
2、Al23等の他の添加材を加えても良い。
【0025】上述した光分解性プラスチックは、トナ−
を構成した場合、光照射によりその中のケトン基が効率
的に光エネルギ−を吸収し、−C−C結合を切断するた
めにトナ−としての定着付着性等の機能を除去される。
従って、光照射に用いられる光源としては、吸収性が良
い短波長の光が良く、このため、紫外線を多く含むキセ
ノンランプ、水銀灯などの照明装置が用いられると良
い。また、これらの照明光源に代えて、短波長レ−ザ−
を使用しても良い。 さらに、上述した短波長の光は、
結着樹脂に添加された分解促進剤に対しても有効に作用
するので、この種短波長の光を用いた光源が有利であ
る。
【0026】さらに、上述した再生処理部は、記録紙S
に形成されている画像が電子受容性呈色有機化合物ある
いは電子供与性呈色有機化合物と該色素を含有した顕色
剤で構成された現像トナ−を用いた場合を対象としても
良く、この場合の構造としては、図8に示すように、記
録紙Sの搬送方向(図示矢印方向)の上流側から下流側に
向けて配置されている消色処理部30A、乾燥部30B
で構成してある。
【0027】以下、この構造について説明する。すなわ
ち、消色処理部30Aは、電子受容性呈色有機化合物あ
るいは電子供与性呈色有機化合物と該色素を含有した顕
色剤で構成されたトナ−を消色するための部分であり、
図8において、内部にトナ−の消色剤を収容した消色剤
容器30A1と消色剤剤塗布装置30A2と消色剤回収
装置30A3とを備えて構成してある。上述した消色剤
塗布装置30A2は、後述する成分構成の消色剤を記録
紙の印字面全域に供給する場合の構造を備えており、具
体的には、消色剤貯蔵容器30A1に内蔵されている塗
布フェルト30A4と記録紙Sの搬送路との間に位置し
て回転可能とされた金属等の剛体あるいはゴム等の弾性
体からなる塗布ロ−ラ30A5で構成してあり、消色剤
塗布装置30A4が消色剤容器30A3に内蔵されてい
る塗布フェルト30A4を介して消色剤の供給を受け、
搬送されてくる記録紙Sの画像面に接触することで消色
剤を塗布するようになっている。上述した塗布ロ−ラ3
0A5は、駆動モ−タ30A5aの出力軸に一体化され
ることで駆動力を受けて回転できるようになっている。
【0028】また、消色剤回収装置30A5は、記録紙
Sを挾んで消色剤塗布装置30A2に接触可能とされ、
金属等の剛体あるいはゴム等の弾性体からなる従動ロ−
ラ30A6とこの従動ロ−ラ30A6の周面に当接して
いるスクレ−パ30A7と従動ロ−ラ30A6およびス
クレ−パ30A7を内部に配置している回収容器30A
8とで構成してあり、消色剤塗布装置30A2の周面に
残留する消色剤を記録紙の非通過時に回収するようにな
っている。一方、乾燥部30Bは、搬送ベルト30B1
とこの搬送ベルト30B1における記録紙載置面側を挾
んで上下に対向する加熱器30B2、30B3とで構成
してあり、印字分解部30Aにおいて消色剤の供給を受
けた記録紙Sの乾燥を行うようになっている。この加熱
器のうち、記録紙Sの下方に位置する加熱器30B2
は、記録紙Sを乾燥させる機能を設定されており、この
ため、搬送ベルト30B1は熱伝導が良好な材質を設定
されている。また、この加熱器に加えて記録紙Sの上方
に位置する加熱器は、下方のものと合わせて記録紙Sの
乾燥を促進してカ−ル等が発生するのを防いで再使用可
能な状態にすることを目的としているものである。
【0029】上述した構成は、記録紙Sにおける印字面
全域に消色剤を供給する場合であったが、乾燥時間の短
縮等を考慮して印字面の必要部分、つまり、実際にトナ
−が付着している部分のみに消色剤を供給するようにし
ても良い。図9は上述した場合の構成例であり、この構
成では消色剤の供給を消色剤のジェット噴射により行う
ようになっている。すなわち、図8に示す構造は、記録
紙上の印字部におけるトナ−付着箇所を検出する位置検
知部60と消色部70とで構成されている。上述した位
置検知部60は、記録紙Sの搬送方向と直角な方向に相
当する幅方向に延長された電荷結合素子(CCD)60A
を主要部としており、搬送されてくる記録紙Sの印字面
に付着しているトナ−の位置を座標位置として、さら
に、付着しているトナ−の量を濃度として検知するよう
になっている。なお、この電荷結合素子60Aによる検
知開始は、記録紙Sの搬送方向上流側に位置する反射型
のフォトセンサ60Bによる記録紙Sの先端検知に対応
して開始されるようになっている。また、この位置検知
部60を通過した記録紙Sは、その搬送経路を、水平方
向から垂直方向に変換され、この垂直方向の位置で消色
部70と対向するようになっている。
【0030】すなわち、消色部70は、記録紙Sの幅方
向に移動可能な噴射ヘッド70Aを備えている。この噴
射ヘッド70Aは、例えば、記録紙Sの幅方向に沿って
平行する2本のロッド70A1上を摺動可能に支持して
あり、このロッド70A1上での移動は、幅方向の両端
に位置するプ−リ70A2による折り返し部を持ちその
端部が噴射ヘッド70Aの幅方向両端の面に固定してあ
る無端ベルト70A3とこの無端ベルト70A3の折り
返し部の一方に位置している駆動プ−リを出力軸に一体
化されている駆動モ−タ70A4とで行われるようにな
っている。この駆動モ−タ70A4の駆動制御は後述す
る制御部からの信号により行われる。そして、この噴射
ヘッド70Aは、噴射開口を垂直方向に搬送方向を変換
された記録紙Sの印字面に対向させており、例えば、振
動子によりインク室内の圧力を変化させてインクを噴射
する機械力学的な原理を用いるもの、あるいは、振動子
により噴射されたインクをグリッドを用いて、さらに
は、インクを静電力により引き出すようにした物理学的
な原理を用いるものを含む周知構造のインクジェット装
置と同じ構造を、インクに代えて消色剤の噴射が行える
ようにしたものである。なお、図中、符号60Cおよび
70Cはピンチロ−ラをそれぞれ示している。また、符
号70A5は、例えば、消色剤を充填するためのポンプ
を内蔵した消色剤収容タンクを示している。
【0031】この噴射ヘッド70Aからの消色剤の噴射
時期は、上述した位置検知部60における電荷結合素子
60Aにより検知された位置情報を基に、図10に示す
制御部80からの駆動信号により設定されるようになっ
ている。すなわち、制御部80においては、位置検知部
60でのフォトセンサ60Bによる記録紙先端検知が行
われた時点から電荷結合素子60Aによる座標上でのト
ナ−付着位置の検知およびトナ−の付着量を検知し、こ
の検知情報を記憶部に取り込み、この情報を基に、消色
部70での記録紙Sの搬送速度を踏まえた上で、フォト
センサ70Bによる記録紙先端の検知が行われた時点か
らの噴射時期を割り出し、記録紙印字面のトナ−に対向
した時点に消色材を噴射するための駆動指令および消色
剤の充填機器、例えば、ポンプ等を駆動するようになっ
ている。上述した噴射ヘッド70Aを記録紙Sが通過す
る位置には、記録紙Sの搬送経路を垂直方向から水平方
向に変換するためのガイド板90が設けてあり、このガ
イド板90により搬送方向を変換された記録紙Sは、搬
送ベルト100に載置搬送されて前述した分離部4に向
け排出される。本実施例は以上のような構成であるか
ら、消色剤の供給態位を制御することができ、例えば、
記録紙の印字面に付着しているトナ−の状況等を判断す
ることで消色に必要な剤の量設定を行うことができるよ
うになり、必要最小限の使用量で最大限の消色効果を引
き出すことができる。また、このことが、再生記録紙を
得る際のコスト低減にもつながる。なお、上述した構造
は、記録紙Sの片面に対向する噴射ヘッドを設けた場合
であるが、これに限ることなく、必要に応じ、記録紙の
両面への噴射ヘッド設置によって両面印字がなされた記
録紙の消色を行うように構成することも可能である。
【0032】ここで、図8、図9の構造に用いられるト
ナ−および消色剤について以下述べる。図8、図9に示
した構造の記録紙再生装置によって再生される記録紙
は、前述したように、電子受容性呈色有機化合物あるい
は電子供与呈色有機化合物と該色素を含有するものであ
り、電子受容性呈色有機化合物として無色ないしは淡色
のものが用いられるフタレオン、フルオレセイン類があ
り、具体的なものには次のものがある。チモ−ル−フタ
レイン、フェノ−ルフタレイン、0−クレゾ−ルフタレ
イン、1,4−ジメチル−5−ヒドロキシベンゼンスルフ
ォフタレイン、m−クレゾ−ルスルフォフタレイン、α
−ナフト−ルフタレイン、0−クレゾ−ルスルフォフタ
レイン、フェノ−ルスルフォフタレイン、フルオロセイ
ン、スルフォフルオロセイン、テトラブロモフルオロセ
イン、テトラクロロフォフルオロセイン等である。ま
た、電子受容性呈色有機化合物の顕色剤としては、オク
チルアミン、ラウリルアミン、ステアリルアミン、ジブ
チルアミン、トリプロピリアミン、ジメチルアニリン、
P−トルイジン、β−ナフチルアミン、ビリジン、ピコ
リン、ルチジン、キノリン、ピペリジン、イミダゾ−
ル、トリアジン、モルホリン等のアミン類、テトラエチ
ルアンモニウム塩等の第4級アンモニウム塩類、グリシ
ン、アラニン等のアミノ酸類、水酸化カリウム、水酸化
ナトリウム等の無機塩類等がある。
【0033】さらに、バインダ−樹脂としては、公知の
トナ−用の樹脂を使用することができ、具体的には次の
ようなものである。ポリスチレン、ポリ−p−スチレ
ン、ポリビニルトルエン等のスチレンおよびその置換体
の単重合体、スチレン−p−クロルスチレン重合体、ス
チレン−プロピレン共重合体、スチレン−ビニルトルエ
ン共重合体、スチレン−アクリル酸メチル共重合体、ス
チレン−アクリル酸エチル共重合体、スチレン−アクリ
ル酸ブチル共重合体、スチレン−α−クロルメタクリル
酸メチル共重合体、スチレン−アクリロニトリル共重合
体、スチレン−ビニルメチルエ−テル共重合体、スチレ
ン−ビニルメチルケトン共重合体、スチレン−ブタジェ
ン共重合体、スチレン−イソブレン共重合体、スチレン
−マレイン酸共重合体、スチレン−マレイン酸エステル
共重合体等のスチレン系共重合体、ポリエチルメタクリ
レ−ト、ポリブチルメタクリレ−ト、ポリ塩化ビニルポ
リ酢酸ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリウ
レタン、ポリアミド、ポリエステル樹脂、エポキシ樹
脂、ポリビニルブチラ−ル、ポリアクリル酸樹脂、ロジ
ン、変性ロジン、テルペン樹脂、フェノ−ル樹脂、脂肪
族または脂肪族炭化水素樹脂、芳香族系石油樹脂、塩素
化パラフィン、パラフィンワックス等が単独あるいは混
合して使用される。
【0034】さらに上述したトナ−は、より効率的な帯
電付与を得られるために、少量の極性制御剤、例えば、
染顔料、荷電制御剤等を含有しても良いが、無色あるい
は淡色の機能を損ねないものを使用することとし、極性
制御剤としての具体的なものは、例えば、モノアゾ染料
の金属錯塩、ニトロフミン酸およびその塩、サリチルさ
ん、ナフトエ酸、ジカルボン酸およびそれらの誘導体の
Co、Cr、Fe等の金属錯塩、スルボン化した銅フタ
ロシアニン顔料、ニトロ基、ハロゲンを導入したスチレ
ンオリゴマ−、塩素化パラフィン、メラミン樹脂等があ
る。また、必要に応じて、コロイダルシリカ、酸化チタ
ン、酸化アルミニウム等の金属酸化物微粉末の流動化剤
や炭化ケイ素等の研磨剤、脂肪酸金属塩等の滑剤等を含
有させても良い。また、上述したトナ−は、1成分系現
像剤として、またキャリアと混合して2成分系現像剤と
してのいずれにも用いることができるものであり、2成
分系現像剤として用いる場合には、キャリアは、周知の
ものが用いられ、具体的には、粒径が20乃至200μ
m程度の鉄粉、ニッケル粉、フェライト粉、マグネタイ
ト粉、ガラスビ−ズ、あるいは、これらを芯材として、
素の表面にフッ素系樹脂、シリコ−ン樹脂、スイチレン
系樹脂、アクリル系樹脂等の樹脂を被覆したものが用い
られる。
【0035】一方、消色剤としては、次のものが挙げら
れる。n−オクチルアルコ−ル、n−ノニルアルコ−ル、
n−ラウリルアルコ−ル、n−ステアリルアルコ−ル、
シクロヘキサノ−ル、ベンジルアルコ−ル、シンナミル
アルコ−ル、エチレングリコ−ル、ジエチレングリコ−
ル、トリエチレングリコ−ル、プロピレングリコ−ル、
トリメチ−ルプロパン、ペンタエリスリット、ゾルビッ
ト、マンニット等のアルコ−ル類、酢酸オクチル、プロ
ビオン酸ブチル、ラウリル酸エチル、安息香酸エチル、
フタル酸ジメチル、フタル酸ジオクチル、フタル酸ジシ
クロヘキル等のエステル類、ベンゾフェノン、メチルシ
クロヘキサノン、アセトニルアセトン、ジアセトンアル
コ−ル等のケトン類、ジフェニルエ−テル、ジオキサ
ン、エチレングリコ−ルジエチルエ−テル等のエ−テル
類、アセトアミド、プロピオン酸アミド等の酸アミド
類、フェノ−ル性水酸基を有する化合物およびその誘導
体やカルボキシル基を有する化合物およびその誘導体が
ある。上述したフェノ−ル性水酸基を有する化合物およ
びその誘導体としては、モノフェノ−ル類からポリフェ
ノ−ル類およびその金属塩があり、さらに、その置換基
として、アルキル基、アリ−ル基、アシル基、アルコキ
シカルボニル基、ハロゲン基等がある。これらの化合物
を挙げると、ノニルフェノ−ル、スチレネ−ティドフェ
ノ−ル類、α−ナフト−ル、β−ナフト−ル、ハイドロ
キノン、p−オキシ安息香酸ブチル、4,4−メチレンジ
フェニル、ビスフェノ−ルA、ビスフェノ−ルS、没食
子酸オクチル、フェノ−ル樹脂等があり、その金属塩と
しては、前記フェノ−ル性水酸基を有する化合物のナト
リウム、カリウム、リチウム、カルシウム、亜鉛、アル
ミニウム、ニッケル、コバルト、鉄、チタン、鉛、モリ
ブデン等の金属塩がある。また、カルボキシル基を有す
る化合物およびその誘導体としては、モノカルボン酸か
らポリカルボン酸およびその置換誘導体およびその金属
塩がある。これらの化合物を挙げると、酢酸、プロピオ
ン酸、カブロン酸、カブリン酸、ラウリン酸、ミリスチ
リン酸、バルミチン酸、ステアリン酸、ベヘニン酸、12
−ヒドロキシステアリン酸、安息香酸、プロトカテキュ
−酸、没食子酸、フタル酸、ナフタレンジカルボン酸、
セバチン酸、ナフテン酸、クエン酸等があり、その金属
塩としては、前記カルボン酸のナトリウム、カリウム、
リチウム、カルシウム、亜鉛、アルミニウム、鉄、ニッ
ケル、コバルト、チタン、鉛、モリブデン等の金属塩、
塩酸、硫酸、硝酸等の無機酸がある。
【0036】上述した消色剤は液体のままで用いられる
場合には、図7に示した消色剤塗布装置30A4による
記録紙上への塗布によって、白色化させることができ
る。また、液体で用いる場合、水溶性のものは水に、ま
た溶剤可溶性のものはアルコ−ル、アセトン、トルエン
等の有機溶剤に任意の割合で希釈して用いる。また、液
体では任意の粘度が得られるように、必要に応じてポリ
ビニ−ルピロリドン、エチレングリコ−ル、グリセリン
等を混合しても良い。以下に、上述した成分構成を用い
た例を説明する。
【0037】 (1) スチレン/n−ブチルメタクリレ−ト共重合体 100重量部 (重量平均分子量 190,000 軟化点 125度C) テトラクロルテトラブロモフルオロセイン 3重量部 2−アミノベンゾチアゾ−ル 6重量部 ボントロンE−84(荷電制御剤=オリエント化学社製:商品名) 3重量部 上記原材料をヘンシェルミキサ−で混合した後、3本ロ
−ルミルで混練して冷却した。この後、混練物を粗粉砕
し、さらにジェット粉砕機で粉砕して風力分級機により
平均粒径10.8μmのトナ−を得た。このトナ−100重量部
に疎水性シリカ微粒子(R972=日本エアロジル社製:商
品名)1重量部を加えヘンシャルミキサ−で混合した。
さらに、シリコン樹脂コ−トキャリアと混合し、2成分
系現像剤を作成して通常の電子写真複写行程により画像
を形成し、この画像を、クエン酸の1.5%水溶液を供給
される図7に示した消色剤塗布装置30A4に通過させ
たところ、略完全に消去した。また、消色剤塗布装置を
通過した後の記録紙を20日間放置したところ、空気中の
二酸化炭素の影響あるいは紙中の酸性物質の影響と思わ
れるが、画像がほとんど消去し、印字前の白色を呈する
ようになった。
【0038】 (2) スチレン/n−ブチルメタクリレ−ト共重合体 100重量部 (重量平均分子量 190,000 軟化点 125度C) 3,3−ジメトキシフェノ−ルフタレイン 4重量部 ジ−0−トリルグアニジン 8重量部 ボントロンE−84(荷電制御剤=オリエント化学社製:商品名) 4重量部 上記材料を(1)の場合と同様にして混練トナ−を作成
し、画像を形成した上で、この画像をクエン酸の1.5%
水溶液を供給される図1に示した消色剤塗布装置3A4
に通過させたところ、略完全に消去した。また、消色剤
塗布装置を通過した後の記録紙を20日間放置したとこ
ろ、空気中の二酸化炭素の影響あるいは紙中の
【0039】一方、次の例は、本発明者が従来の顔料に
よるトナ−を用いた画像に対して同様な消色処理を行っ
た場合の結果を示すものである。 スチレン/n−ブチルメタクリレ−ト共重合体 100重量部 (重量平均分子量 190,000 軟化点 125度C) カ−ボンブラック 5重量部 ボントロンE−84(荷電制御剤=オリエント化学社製:商品名) 2重量部 上記原材料を(1)の場合と同様にして混練トナ−を作成
し、画像を形成したうえでこの画像をクエン酸の1.5%
水溶液を供給される図8に示した消色剤塗布装置30A
4に通過させたところ、画像での変化は全く生じない
で、残ったままであった。さらにこの画像を20日間放置
したところ、画像での変化はみられなかった。
【0040】次に、図8に示した構造による消色作用の
例を説明する。一般に、インクジェット装置により画像
を形成する場合に用いられるインクは、公害性、入手の
容易性、調合のし易さ等の点から勘案して、水、あるい
は水とアルコ−ルとを混合した液媒体が好適とされてい
るが、上述した電子受容性あるいは電子供与性の有機か
合物からなる色素はアルコ−ルにより消色されてしまう
ために画像として得ることができないことから、図8に
示した構造の再生処理部を用いる場合には、消色される
画像を形成するインクとして水を使用する。そして、液
媒体と上述した有機化合物および色素からなる記録剤と
の量は液媒体100部に対して記録剤が1乃至50重量
部とされ、好ましくは3乃至30重量部とされる。記録
剤、つまりトナ−の粒径は0.01乃至30μm、好ましく
は、0.01乃至8μmとされる。また、上述したように、
粘度調整剤、表面張力調整剤、比抵抗調整剤および潤滑
剤が添加物として適宜用いられる。
【0041】上述した色素と該色素の顕色剤を含有した
トナ−の例としては、次のものが挙げられる。電子受容
性呈色有機化合物の色素と該色素の顕色剤の場合、 テトラクロルテトラブロモフルオロセイン 3重量部 2・アミノベンゾチアゾ−ル 6重量部 水 91重量部
【0042】 3,3−ジメトキシフェノ−ルフタレイン 4重量部 ジ−0−トリルグアニジン 8重量部 水 88重量部
【0043】電子供与性有機化合物の色素と該色素の顕
色剤の場合、 PSD−150(フルオラン系ロイコ染料;日曹化工商品名) 5重量部 ビスフェノ−ルA亜鉛塩 12重量部 水 83重量部
【0044】 クリスタルバイオレットラクトン 4重量部 2,3−キシリルアシッドフォスフェ−ト 10重量部 水 86重量部
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、オペレ−タによる、再
生記録紙のサイズ毎の仕分け作業および再使用できるか
どうかの判別作業を省くことができるので、再生記録紙
を用いた迅速な印字作業を可能になる。また、差し用で
きる記録紙の枚数も表示できるので、オペレ−タにとっ
ての再生記録紙の選択作業を簡便なものとすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例による記録紙再生装置の全体構成
を説明するための配置図である。
【図2】図1に示した装置における再生処理部の一部を
説明するための模型視的な斜視図である。
【図3】図1に示した装置における再生処理部の他の部
分を説明するための模型視的な斜視図である。
【図4】図1に示した装置における制御部を説明するた
めのブロック図である。
【図5】図4に示した制御部の特性を説明するための線
図である。
【図6】図4に示した制御部の動作を説明するためのフ
ロ−チャ−トである。
【図7】図1に示した装置における再生処理部の別の構
造を説明するための模型視的な斜視図である。
【図8】図1に示した装置における再生処理部の他の構
造を説明するための配置関係を示す斜視図である。
【図9】図8に示した再生処理部の別の構造を説明する
ための配置関係を示した斜視図である。
【図10】図9に示した別の構造の制御構成を説明する
ためのブロック図である。
【符号の説明】
1 記録紙再生装置 1B 給紙部 1C 再生処理部 1D スタッカ 1D1 回収用スタッカ 1D2 再給紙用スタッカ 1D3 再給紙用スタッカ 1E 搬送路 1E1 第1の搬送路切り換え爪 1E2 第2の搬送路切り換え爪 1F 再給紙路 2 複写機 2a 記録紙取り込み口 3 制御部 4 フォトセンサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 飯田 徹 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株式 会社リコー内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】印字装置により得られる印字済みの記録紙
    を給紙する手段と、上記記録紙上の印字部を消去して再
    生する再生処理手段と、再生処理後の記録紙を貯蔵する
    手段とを有する記録紙再生装置であって、上記再生処理
    手段から排出される記録紙の搬送路中に配置されていて
    排出された記録紙の再生面の濃度を検知する手段と、上
    記濃度検知手段を入力側に接続され、出力側には上記記
    録紙の貯蔵手段へ向かう搬送路と再使用不可の記録紙の
    回収手段への搬送路とを切り換える手段の駆動部が接続
    されている制御部とを備え、上記制御部は、再生処理後
    の記録紙の再生面の濃度が所定濃度以下にあることを判
    断した場合に上記記録紙の貯蔵手段への搬送路を設定す
    べく搬送路の切り換え設定を行うことを特徴とする記録
    紙再生装置。
  2. 【請求項2】印字装置により得られる印字済みの記録紙
    を給紙する手段と、上記記録紙上の印字部を消去して再
    生する再生処理手段と、再生処理後の記録紙をサイズご
    とに貯蔵する手段とを有する記録紙再生装置であって、
    上記再生処理手段から排出される記録紙の搬送路中に配
    置されていて排出された記録紙サイズおよびの再生面の
    濃度を検知する手段と、上記記録紙のサイズおよび濃度
    検知手段を入力側に接続され、出力側には上記記録紙の
    貯蔵手段のうちのいずれかに向かう搬送路と再使用不可
    の記録紙の回収手段への搬送路とを切り換える手段の駆
    動部が接続されている制御部とを備え、上記制御部は、
    再生処理後の記録紙の再生面の濃度が所定濃度以下にあ
    ることを判断した場合に上記記録紙の彫像手段への搬送
    路を設定すべく搬送路の切り換え設定を行うとともに、
    上記サイズ検知手段によるサイズ検知に応じた記録紙貯
    蔵手段への搬送路を設定すべく搬送路の切り換え設定を
    行うことを特徴とする記録紙再生装置。
  3. 【請求項3】請求項2記載の記録紙再生装置において、
    制御部はサイズ検知手段によるサイズ毎の搬送回数を計
    数して表示するようになっていることを特徴とする記録
    紙再生装置。
  4. 【請求項4】請求項2記載の記録紙再生装置において、
    サイズ毎の記録紙を貯蔵する記録紙貯蔵手段と印字装置
    の給紙部との間には再給紙部が設けられており、印字装
    置側での印字モ−ドにおいて再生記録紙を使用するモ−
    ドが選択されたときには、上記再給紙部から記録紙の搬
    送を行うようにしてある記録紙再生装置。
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