JPH05235176A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPH05235176A
JPH05235176A JP7315792A JP7315792A JPH05235176A JP H05235176 A JPH05235176 A JP H05235176A JP 7315792 A JP7315792 A JP 7315792A JP 7315792 A JP7315792 A JP 7315792A JP H05235176 A JPH05235176 A JP H05235176A
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JP
Japan
Prior art keywords
hole
aluminum
aluminum wiring
wiring
interlayer insulating
Prior art date
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Pending
Application number
JP7315792A
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English (en)
Inventor
Taichi Miyazaki
太一 宮崎
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Citizen Watch Co Ltd
Original Assignee
Citizen Watch Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 半導体基板17に第1アルミ配線15を形成
し、層間絶縁膜13を全面に形成し、この層間絶縁膜上
にレジスト11を形成し、このレジストをパターニング
する工程と、レジストをマスクにして層間絶縁膜をドラ
イエッチングによりエッチングしてスルーホール23を
形成する工程と、レジストを酸素プラズマを用いた灰化
処理によって除去する工程と、リン酸と酢酸と硝酸とフ
ッ化アンモンとの混合溶液に半導体基板を浸漬する工程
と、第2アルミ配線21を形成する工程とを有する。 【効果】 スルーホール内で第2アルミ配線が断線する
ことがなくなり、第1アルミ配線と第2アルミ配線との
電気的接続を確実に行うことが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は層間絶縁膜を介して、ア
ルミ配線を多層に設ける多層アルミ配線を有する半導体
装置の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の多層アルミ配線を有する半導体装
置の製造方法を、図6(a)〜(d)の断面図を用いて
説明する。
【0003】まず図6(a)に示すように、半導体基板
17上に第1アルミ配線15と、シリコン酸化膜からな
る層間絶縁膜13とを形成する。その後、レジスト11
を全面に形成し、レジスト11をパターニングする。
【0004】つぎに図6(b)に示すように、レジスト
11をエッチングマスクとして用いて、層間絶縁膜13
をエッチングしてスルーホール23を形成する。この層
間絶縁膜13のエッチングは、CF4 (四フッ化炭素)
を主成分とするエッチングガスを用いてドライエッチン
グ法で行い、スルーホール23を形成する。
【0005】スルーホール23形成の際、スルーホール
23の底面部に層間絶縁膜13が残らないように、層間
絶縁膜13のオーバーエッチングをほどこす。このと
き、第1アルミ配線15の表面がスルーホール23の底
面部において露出すると、エッチングガスにより第1ア
ルミ配線15の表面が削られ、スルーホール23の内壁
の全面にアルミ化合物19が堆積する。このアルミ化合
物19は、第1アルミ配線15が表面に露出しないと発
生しないことから、アルミニウムを主成分としている。
【0006】つぎに図6(c)に示すように、スルーホ
ール23形成後、レジスト11を酸素プラズマを用いて
灰化して除去する。図6(c)に示すように、アルミ化
合物19は、酸素プラズマでは除去することはできず、
スルーホール23の内壁領域に冠状に残る。
【0007】つぎに図6(d)に示すように、第2アル
ミ配線19を形成すると、冠状に残存するアルミ化合物
19によって、スルーホール23内で第2アルミ配線2
1が断線して、第1アルミ配線15と第2アルミ配線2
1との間の電気的接続を行うことができない。
【0008】またさらに、第2アルミ配線21を形成す
る前に行なう、スルーホール23内に露出した第1アル
ミ配線15の表面の酸化膜を除去することを目的とする
スパッタエッチング処理の際に、冠状のアルミ化合物1
9が破砕される。この結果、冠状のアルミ化合物19が
破片となって、スルーホール23内を塞ぎ、第1アルミ
配線15と第2アルミ配線21との電気的接続を行うこ
とができない原因になる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の多層アルミ配線
の形成方法は、図6を用いて説明したように、スルーホ
ール23を形成するとき、下層の第1アルミ配線15が
露出すると、エッチングガスにより第1アルミ配線15
がエッチングされ、スルーホール23内壁にアルミニウ
ムを主成分とするアルミ化合物19が堆積する。
【0010】酸素プラズマによるレジスト11剥離後、
スルーホール23の内壁周囲に冠状の形状にアルミ化合
物19が残存する。このことから第2アルミ配線21を
形成すると、スルーホール23内で第2アルミ配線21
が断線して、第1アルミ配線15と第2アルミ配線21
との間で電気的接続を行うことができない。
【0011】本発明の目的は、上記のような課題点を解
決するために、スルーホール形成時にスルーホール内壁
に形成されるアルミ化合物をエッチングにより除去し、
第1アルミ配線と第2アルミ配線とのスルーホール内で
の接続を確実に行うことが可能な半導体装置の製造方法
を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の半導体装置の製造方法においては、下記記載の
工程を採用する。
【0013】本発明の半導体装置の製造方法は、半導体
基板に第1アルミ配線を形成し、全面に層間絶縁膜を形
成し、この層間絶縁膜上にレジストを形成し、このレジ
ストをパターニングする工程と、パターニングしたレジ
ストをマスクにして層間絶縁膜をドライエッチングによ
りエッチングしてスルーホールを形成する工程と、レジ
ストを酸素プラズマを用いて灰化処理して除去する工程
と、リン酸と酢酸と硝酸とフッ化アンモンとの混合溶液
に半導体基板を浸漬する工程と、第2アルミ配線を形成
する工程とを有することを特徴とする。
【0014】
【作用】本発明における半導体装置の製造方法は、第1
アルミ配線と第2アルミ配線のとの電気的接続を行うた
めに、スルーホールをドライエッチング法で形成した場
合に、スルーホール内壁に形成されるアルミニウムを主
成分としたアルミ化合物をエッチングにより除去し、信
頼性の高い多層配線の製造技術を得る。
【0015】
【実施例】以下本発明における半導体装置の製造方法の
実施例を図面を用いて説明する。図1〜図5は、本発明
における半導体装置の製造方法を示す断面図である。
【0016】まず図1に示すように、半導体基板17上
に第1アルミ配線15を形成し、さらにこの第1アルミ
配線15上にシリコン酸化膜からなる層間絶縁膜13を
形成する。その後、回転塗布法によりレジスト11を全
面に形成し、所定のホトマスクを用いて露光し、現像処
理を行い、レジスト11をパターニングする。
【0017】つぎに図2に示すように、パターニングし
たレジスト11をエッチングマスクとして、層間絶縁膜
13を四フッ化炭素を主成分とするエッチングガスを用
いたドライエッチング法により、スルーホール23を形
成する。
【0018】スルーホール23形成の際、スルーホール
23の底面部に層間絶縁膜13が残らないように、層間
絶縁膜13のオーバーエッチングをほどこす。このと
き、第1アルミ配線15の表面がスルーホール23の底
面部で露出すると、エッチングガスによりスルーホール
23内に露出した第1アルミ配線15の表面が削られ、
図2に示すように、スルーホール23の内壁にアルミ化
合物19が堆積する。このアルミ化合物19は、アルミ
ニウムを主成分としている。
【0019】つぎに図3に示すように、層間絶縁膜13
にスルーホール23を形成後、エッチングマスクとして
用いた、レジスト11を酸素プラズマを用いて灰化して
除去する。この図3に示すように、アルミ化合物19は
酸素プラズマでは除去することはできず、スルーホール
23の内壁の周辺部に冠状に残る。このアルミ化合物1
9は、酸素プラズマを用いた灰化処理により、アルミニ
ウムの酸化物であるアルミナに変化している。
【0020】つぎに図4に示すように、冠状に残ったア
ルミ化合物19を、アルミニウムのエッチング溶液、た
とえば、リン酸:酢酸:硝酸:水=75:15:3:5
の体積比で混合した溶液に40%フッ化アンモン(NH
4 F)水溶液を、このアルミニウムのエッチング溶液の
体積の1.5%以上混合したエッチング溶液でエッチン
グを行なう。
【0021】アルミニウムのエッチング溶液とフッ化ア
ンモン水溶液とを混合することで、アルミニウムとアル
ミナのエッチング速度の選択性が得られ、アルミナのエ
ッチング速度がアルミニウムより速くなる。
【0022】このアルミニウムのエッチング溶液にフッ
化アンモン水溶液を添加したエッチング溶液では、フッ
化アンモン水溶液の量が1.5%未満では、アルミニウ
ムのエッチング速度がアルミナのエッチング速度より速
くなるため、用いることができない。
【0023】アルミニウムのエッチング溶液にフッ化ア
ンモン水溶液を添加したエッチング溶液は、アルミニウ
ムのエッチング溶液が主成分であるため、スルーホール
23内に露出した第1アルミ配線15の表面がわずかの
膜厚でエッチングされるが、スルーホール23内壁のア
ルミ化合物19は、完全に除去できる。
【0024】つぎに図5に示すように、アルミ化合物1
8を除去したのち、第2アルミ配線21を形成する。第
2アルミ配線21は、スルーホール23領域で断線する
ことなく、第2アルミ配線21と第1アルミ配線15と
は、スルーホール23領域で電気的接続を行うことがで
きる。この結果、信頼性の高い第1アルミ配線15と第
2アルミ配線21との電気的接続が得られる。
【0025】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明の
半導体装置の製造方法は、下層がアルミ配線でその上に
形成した層間絶縁膜に、下層のアルミ配線と接合を目的
としたスルーホールを形成する場合に、スルーホール内
の側壁に形成されるアルミ化合物をエッチングにより除
去している。この結果、スルーホール内で第2アルミ配
線が断線することがなくなり、下層の第1アルミ配線と
上層の第2アルミ配線とのスルーホール内での接続を完
全に行うことができ、信頼性の高い半導体装置が得られ
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における多層アルミ配線を有す
る半導体装置の製造方法を示す断面図である。
【図2】本発明の実施例における多層アルミ配線を有す
る半導体装置の製造方法を示す断面図である。
【図3】本発明の実施例における多層アルミ配線を有す
る半導体装置の製造方法を示す断面図である。
【図4】本発明の実施例における多層アルミ配線を有す
る半導体装置の製造方法を示す断面図である。
【図5】本発明の実施例における多層アルミ配線を有す
る半導体装置の製造方法を示す断面図である。
【図6】従来技術における多層アルミ配線を有する半導
体装置の製造方法を示す断面図である。
【符号の説明】
11 レジスト 13 層間絶縁膜 15 第1アルミ配線 17 半導体基板 19 アルミ化合物 21 第2アルミ配線 23 スルーホール

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多層アルミ配線を有する半導体装置の製
    造方法において、半導体基板に第1アルミ配線を形成
    し、全面に層間絶縁膜を形成し、層間絶縁膜上にレジス
    トを形成し、レジストをパターニングする工程と、レジ
    ストをマスクにして層間絶縁膜をドライエッチングによ
    りエッチングしてスルーホールを形成する工程と、レジ
    ストを酸素プラズマを用いて灰化処理して除去する工程
    と、リン酸と酢酸と硝酸とフッ化アンモンとの混合溶液
    に半導体基板を浸漬する工程と、第2アルミ配線を形成
    する工程とを有することを特徴とする半導体装置の製造
    方法。
JP7315792A 1992-02-25 1992-02-25 半導体装置の製造方法 Pending JPH05235176A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6012469A (en) * 1997-09-17 2000-01-11 Micron Technology, Inc. Etch residue clean
JP2018049105A (ja) * 2016-09-21 2018-03-29 大日本印刷株式会社 パターン形成方法、凹凸構造体の製造方法及びレプリカモールドの製造方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6012469A (en) * 1997-09-17 2000-01-11 Micron Technology, Inc. Etch residue clean
US6192899B1 (en) 1997-09-17 2001-02-27 Micron Technology, Inc. Etch residue clean with aqueous HF/organic solution
JP2018049105A (ja) * 2016-09-21 2018-03-29 大日本印刷株式会社 パターン形成方法、凹凸構造体の製造方法及びレプリカモールドの製造方法

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