JPH05234259A - 回転ヘッド形磁気記録・再生装置と、これらに用いる信号処理回路、及び磁気テープ - Google Patents

回転ヘッド形磁気記録・再生装置と、これらに用いる信号処理回路、及び磁気テープ

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JPH05234259A
JPH05234259A JP19888092A JP19888092A JPH05234259A JP H05234259 A JPH05234259 A JP H05234259A JP 19888092 A JP19888092 A JP 19888092A JP 19888092 A JP19888092 A JP 19888092A JP H05234259 A JPH05234259 A JP H05234259A
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Kazuhito Endo
和仁 遠藤
Masayuki Ishida
雅之 石田
Sadayoshi Ishida
禎宜 石田
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 情報信号をディジタル信号に変換し、回転ヘ
ッドで斜め又は垂直に走査して磁気テープに記録再生す
る回転ヘッド記録再生装置とその信号処理回路、特にそ
のデータのインタリーブの改良を行う。 【構成】 トラック中央付近より長手方向の前半部と後
半部の第1,2領域があり、前者はトラック中央の0〜
m−1番のm個のサブ領域を、後者はトラック中央から
他端に向う0〜m−1番のm個のサブ領域を有し、単時
間内に入力のディジタル信号を第1,2、トラックの第
1,2、第2領域に配置し、最初に入力のワードの入力
順序が0番目のとき、4n及び4n+1番目の第1,2
のワード群を第1及び第2トラックの第1領域にそれぞ
れ配し、入力順序が4n+2及び4n+3番目の複数ワ
ードからなる第3及び第4ワード群は第2及び第1トラ
ックの領域にそれぞれ配し、該各領域の各ワードを入力
順に従って0〜m−1番のサブ領域に1ワードずつ繰り
返し配する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報信号をディジタル
信号に変換し、回転ヘッドにより斜めあるいは垂直に走
査して磁気テープに記録・再生する回転ヘッド形磁気記
録・再生装置とこれらに用いる信号処理回路、及び磁気
テープに関し、特にそのデータのインタリーブの改良に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】回転ヘッド形PCM磁気記録再生装置は
オーディオ信号をディジタル信号に変換し、回転ヘッド
によって磁気テープに記録再生するものであるが、この
種の装置には一般に誤り訂正符号が用いられる。誤り訂
正符号は、磁気テープの記録再生に伴うデータの誤りを
訂正し、高品位なオーディオ信号を再現するのが目的で
ある。ところが、誤りの数が訂正能力を越えて、訂正が
できない場合には前後のデータの平均値をとって内挿す
るなどの補正処理が行なわれる。また、磁気テープ上の
誤りはバースト誤りとなることが多く、誤り訂正符号の
能力を高めるためにインターリーブ(交錯)処理を施し
て誤りデータを分散させることが行なわれる。前述のご
とく誤りの訂正ができない場合には補正処理が行なわれ
るが、簡単な回路で効果のある方法は平均値内挿であ
る。平均値内挿が行えるためには前後のデータが正しい
データである必要がある。そこで、インターリーブを行
なうときに、奇数サンプル群のデータと偶数サンプル群
のデータをできるだけ離すことが行なわれる。
【0003】図1および図2は従来の回転ヘッド形PC
M磁気記録再生装置によって磁気テープ上に記録される
磁化パターンを示す図である。以下の説明では一例とし
て2ヘッドヘリカルスキャンの回転ヘッド形PCM録音
再生装置について考えてみる。図1および図2におい
て、データはチャンネルAとBの2チャンネルであり、
また偶数サンプル群aと、奇数サンプル群bとに分けら
れる。すなわち、A+Bのaとは、AチャンネルとBチ
ャンネルの偶数サンプル群であり、AaとはAチャンネ
ルのみの偶数サンプルを示す。また、Sはヘッド走査方
向、Dはテープの走行方向を示す。インターリーブの量
は、誤りのバースト長および誤り訂正符号の訂正能力な
どを考慮して決められることが多く、図1に示すよう
に、1走査区間を越えて偶数サンプル群aと奇数サンプ
ル群bとが並ぶもの、あるいはその反対のものなどがあ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図2は、1走査区間を
等分して偶数サンプル群aおよび奇数サンプル群bを並
べたものである。 このようなインターリーブを行なっ
た場合には一方のヘッドが、はがれ落ちた磁性粉で瞬間
的に目づまりを生じたとき、すなわち、一方のヘッドか
らの再生信号が欠落したような状態においては連続した
データに誤りが生じるために、平均値内挿を行うことが
不可能で、耳につきやすい雑音が発生するという欠点が
あった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記のような
従来の課題に鑑み為されたもので、各トラックのトラッ
ク中央付近よりトラック長手方向に対し、前半部に位置
する第1領域と後半部に位置する第2領域とを少なくと
も有し、第1領域はトラック中央に向って0番からm−
1番なるm個のサブ領域を有し、第2領域はトラック中
央から他端に向って0番からm−1番なるm個のサブ領
域を有し、各サブ領域には複数ワードのディジタル信号
を配し、単位時間内に入力されるディジタル信号を第
1、第2の2トラックの前記第1、第2領域に配置し、
前記単位時間内で最初に入力されたワードの入力順序を
0番目としたとき、入力順序が4n番目(nは整数)の
複数ワードからなる第1のワード群を前記第1トラック
の第1領域に、入力順序が4n+1番目の複数ワードか
らなる第2のワード群は前記2トラックの第1領域に、
入力順序が4n+2番目の複数ワードからなる第3のワ
ード群は前記第2トラックの第2領域に、入力順序が4
n+3番目の複数ワードからなる第4のワード群は第1
トラックの第2領域にそれぞれ配し、各領域内におい
て、該各領域に対応するワード群を対象に各ワードを入
力順に従って0番からm−1番までのサブ領域に1ワー
ドずつ繰り返し配することにより、連続して誤る確率及
び集中したデータ欠落が起こる確率の低い磁気記録装置
またはこれに用いる信号処理回路を得ることを目的とし
ている。また本発明にもとづいて記録された信号を、大
きな誤りを生じさせずに精度良く再生し得る磁気再生装
置またはこれに用いる信号処理回路を得ることを目的と
している。さらに、本発明に基づいて、データが精度良
く再生できるように記録された磁気テープを得ることを
目的としている。
【0006】
【作用】この発明における磁気記録装置またはこれに用
いる信号処理回路は、連続して誤る確率及び集中したデ
ータ欠落が起こる確率の低くすることができ、この発明
における磁気記録再生装置またはこれに用いる信号処理
回路は本発明にもとづいて記録された信号を、大きな誤
りを生じさせずに精度良く再生し得る。さらに、この発
明における磁気テープは、本発明に基づいて、データが
精度良く再生できるように記録された磁気テープを得る
ことができる。
【0007】
【実施例】まず、本発明の実施例の説明に先立って、2
チャンネルの回転ヘッド形磁気記録再生装置を例にとり
その原理について説明する。図3は、2チャンネルの回
転ヘッド形PCM磁気記録再生装置によって、記録され
たテープ上の磁化パターン図である。図に示したよう
に、本発明の回転ヘッド形磁気記録再生装置によるイン
ターリーブの特徴は、同一チャンネルの偶数サンプルデ
ータ群と奇数サンプルデータ群を走査毎に、しかもヘッ
ドの走査方向に対して離れた位置に配することである。
このように配置することにより、前述したようにヘッド
目づまりによって、2個のヘッドのうちのどちらか片方
の信号が欠落した場合でも同一チャンネル内の偶数サン
プル群か奇数サンプル群の、少なくともどちらか一方は
必ず信号が得られるので連続したサンプル誤りは生じな
い。また、テープのエッジからのある幅をもったテープ
走行方向のバースト誤りに対しても、図においてテープ
の幅の半分までは同一チャンネル内の偶数サンプル群も
しくは奇数サンプル群のどちらか一方は信号は得られ、
同一チャンネル内で連続したサンプル誤りが生ずること
はない。
【0008】図4は、磁気パターンの他の例を示す図で
ある。この例でも、同一チャンネルの偶数サンプル群と
奇数サンプル群は走査毎に、かつ走査方向に対して離れ
た位置を配しており、図3の例と同様の信号欠落に対応
可能である。
【0009】次に、上述のような磁気パターンを記録再
生する回転ヘッド型PCM磁気記録再生装置について説
明する。図5は図3あるいは図4の磁気パターンの記
録、再生を可能にする装置の一構成例の概略ブロック図
である。以下、この図5を参照してその構成と動作につ
いて説明する。記録系は2チャンネルの入力端子1と帯
域制限のためのローパスフィルタ(LPF)2と、アナ
ログ信号をディジタル信号に変換するためのアナログー
ディジタル(A/D)変換回路3と、ディジタル信号を
一時蓄えるメモリ回路4と、ディジタル信号に誤り訂正
や誤り検出用の符号を付加する符号化回路5と、符号化
されたディジタル信号を変調するための変調回路6と、
記録アンプ7と、ヘッドを選択する第1のスイッチ8
と、ヘッド9及び10から構成される。
【0010】入力端子1にはLとRの2チャンネルのア
ナログ信号が入力され、それぞれローパスフィルタ2に
よって帯域制限される。ローパスフィルタ2の出力はA
/D変換回路に与えられ、ディジタル信号WLn、WRnに
変換される。ここで、nは標本化の順序を示しており、
L、Rの2チャンネルのアナログ信号は順次標本化さ
れ、WL0、WR0、WL1、WR1、WL2、WR2、…というよ
うに両チャンネルが交互にディジタル信号として出力さ
れる。このディジタル信号WLn、WRnはメモリ回路4に
与えられ、メモリ回路4に含まれるメモリアドレス制御
回路(図示はしていない)によって、順次メモリに書き
込まれる。このメモリアドレス制御については後で詳し
く述べる。メモリ回路に関連して設けられた符号化回路
5は、メモリ内の必要なサンプルを読み出して訂正符号
を生成し、これをメモリに書き込む。そしてディジタル
信号および訂正符号は、前述のメモリアドレス制御回路
によって、順次読み出される。読み出されたディジタル
信号は変調回路7に入力され、磁気テープに記録するの
に適したデータに変換され、記録アンプ7で増幅され、
第1の切換スイッチ8を介して2つのヘッド9、10に
より磁気テープに記録される。なお、第1の切換スイッ
チ8は記録時と再生時におけるヘッドに接続される回路
を切換えるためのものである。
【0011】次に、再生系の構成とその動作について説
明する。再生系はヘッド9および10と、第2の切換ス
イッチ11と、再生アンプ12と、再生ディジタル信号
を復調するための復調回路13と、復調されたディジタ
ル信号を一時蓄えるメモリ回路14と、誤り訂正、誤り
検出を行なう復号回路15と、復号されたディジタル信
号をアナログ信号に変換するディジタルーアナログ変換
回路16と、ローパスフィルタ17と、2チャンネルの
出力端子18から構成される。2つのヘッド9および1
0から読出された信号は第1の切換スイッチ8を介して
第2の切換スイッチ11に与えられる。この第2の切換
スイッチ11はヘッド9および10の出力信号を1系統
の信号として再生アンプ12に与えるためのものであ
る。再生ディジタル信号は再生アンプ12で増幅され、
復調回路13に与えられ、変調される前のディジタル信
号に戻され、メモリ回路14に与えられる。メモリ回路
14はこのディジタル信号を書き込む。メモリ回路14
に関連して設けられている復号回路15では、必要なサ
ンプルをメモリから読出して誤り訂正や検出を行なう。
訂正されたメモリ内のサンプルは前述のようにメモリア
ドレス制御回路によって順次メモリから読出され、D/
A変換回路16に与えられ、アナログ信号に変換され
て、ローパスフィルタ17で帯域制限され、出力端子1
8より出力される。
【0012】なお、クロック発生回路19は記録系及び
再生系の各部に必要なクロックパルスを与えるものであ
る。次に図5に示したメモリ回路19は記録系及び再生
系の各部に必要なクロックパルスを与えるものである。
次に図5に示したメモリ回路4および14に関連し、前
述のようなデータインターリーブを行なう手段の一例を
具体的に説明する。図6はこのようなデータインターリ
ーブを可能ならしめるメモリ構成図を示す。図におい
て、2スキャンに記録するサンプルは、L、R両チャン
ネルそれぞれ32サンプルづつであるとしている。ま
た、横方向の数字は列単位のメモリアドレス(以下フレ
ームアドレスと呼ぶ)を、縦方向の数字は行単位のメモ
リアドレス(以下サンプルアドレスと呼ぶ)を示してい
る。記録系においては、前述したようにWL0、WR0、W
L1、WR1、…とA/D変換されて順次送られてくるサン
プルを、図に示した配列となるようにメモリアドレス制
御回路によってアドレスを制御しながらメモリに書き込
む。すなわち、サンプルアドレスを0とし、フレームア
ドレスを0、8、12、4、…としながら順次書込みを
行ない、フレームアドレスが7となり、WR7のサンプル
を書き込んだら、サンプルアドレスを1更新して、再び
フレームアドレスを制御しながら、順次書き込みを行
う。
【0013】このようにして、4×16のマトリクス状
にサンプル配置されるが、このときすでに、各チャンネ
ルの偶数サンプル群、奇数サンプル群は分離されてい
る。このサンプルのマトリクスに対して図5の符号化回
路にて符号化が行なわれるが、符号化については本発明
の主旨でないので割愛する。ここでは、誤りを訂正ワー
ドとしてはフレーム単位でCLn、CRnを用いている。メ
モリからの読出しは縦の4サンプルと誤り訂正ワード1
ワードを1フレームとしてフレーム単位で順次伝送す
る。すなわち、フレームアドレスを0とし、サンプルア
ドレスを順次、0、1、2、…と更新して、4で誤り訂
正ワードを伝送したら、フレームアドレスを1更新して
同様に送り出す。フレームアドレス7までが、1スキャ
ン内にはいるデータで、メモリ全体のデータは2スキャ
ンにて完結する。このようにして伝送されたデータはテ
ープ上では図3に示したようなパターンとなり、前述し
たように、1スキャンの信号欠落もしくはテープエッジ
からテープの幅の半分のテープ走行方向のバースト誤り
が生じた場合でも連続するサンプル誤りは生じず、平均
値内挿の補正が可能である。
【0014】図4のような磁化パターンを得るときに
は、上述のようなメモリへのサンプル書き込みの化ドレ
ス制御を適当に変更すれば可能である。なお、以上の説
明では2チャンネルの例を示したが、3以上の複数チャ
ンネルについても同様に実現可能である。図7にはA、
B、C、Dの4つのチャンネルの場合の磁気テープパタ
ーン状態を示しており、これが本発明の一実施例方式に
より記録されたテープパターンを示すものである。 こ
の実施例はA、B、C、Dの4つのチャンネルの偶数サ
ンプル群のみを第1のトラックに、奇数サンプル群のみ
を第2のトラックにそれぞれ配置するようにしている
が、この場合においても2チャンネルの場合と同様に1
スキャンの信号欠落およびテープエッジからテープ幅の
半分のテープ走行方向のバースト誤りが生じても、各チ
ャンネルにおいては連続するサンプルの誤りが生じず平
均値内挿が可能である。
【0015】さらに、以上の例ではオーディオ信号を対
象とする装置について述べたが、平均値内挿による補正
が有効である信号、例えば画像信号を対象とした装置に
も用いることができるとともに、ディジタル信号記録再
生方式としてPCM方式以外の方式についても適用でき
ることは当然である。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明の回転ヘッド形磁気
記録装置およびこれに用いる信号処理回路によれば、各
トラックのトラック中央付近よりトラック長手方向に対
し、前半部に位置する第1領域と後半部に位置する第2
領域とを少なくとも有し、第1領域はトラック中央に向
って0番からm−1番なるm個のサブ領域を有し、第2
領域はトラック中央から他端に向って0番からm−1番
なるm個のサブ領域を有し、各サブ領域には複数ワード
のディジタル信号を配し、単位時間内に入力されるディ
ジタル信号を第1、第2の2トラックの前記第1、第2
領域に配置し、前記単位時間内で最初に入力されたワー
ドの入力順序を0番目としたとき、入力順序が4n番目
(nは整数)の複数ワードからなる第1のワード群を前
記第1トラックの第1領域に、入力順序が4n+1番目
の複数ワードからなる第2のワード群は前記2トラック
の第1領域に、入力順序が4n+2番目の複数ワードか
らなる第3のワード群は前記第2トラックの第2領域
に、入力順序が4n+3番目の複数ワードからなる第4
のワード群は第1トラックの第2領域にそれぞれ配し、
各領域内において、該各領域に対応するワード群を対象
に各ワードを入力順に従って0番からm−1番までのサ
ブ領域に1ワードずつ繰り返し配するようにしたので次
のような効果を奏する。 (イ)1スキャンの信号欠落に対しても大きな連続ワード
の欠落は生じない。従って、情報が集中して欠落するこ
となく、情報の内容解読に支障がない。(ロ)テープ幅の
半分程度の大きさを有するテープ走行方向のバースト誤
りに対しても大きな連続ワードの欠落は生じない。 (ハ)テープ幅のほぼ半分以上離れてサブ領域長以下の連
続エラーが第1と第2のトラックに同時に起こっても大
きな連続誤りは生じにくい。また、本発明の回転ヘッド
形磁気再生装置またはこれに用いる信号処理回路によれ
ば、本発明に基づいて記録された信号について、大きな
連続誤りの生じにくい再生をすることができる効果を奏
する。さらに本発明の磁気テープによれば、本発明に基
づいて記録されたデータの再生に関し、テープの汚れ等
に対して大きな連続誤りが生じる確率の低い再生ができ
る効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例の磁化パターン状態図である。
【図2】従来例の磁化パターン状態図である。
【図3】本発明の原理を説明するための2チャンネル記
録再生方式による磁化パターン状態図である。
【図4】本発明の原理を説明するための2チャンネル記
録再生方式による磁化パターン状態図である。
【図5】図4の2チャンネル記録再生方式の概略ブロッ
ク図である。
【図6】図5のメモリ状態図である。
【図7】本発明の一実施例による磁化パターン状態図で
ある。
【符号の説明】
1 入力端子 2 ローパスフィルタ 3 A/D変換回路 4 メモリ回路 5 符号化回路 6 変調回路 7 記憶アンプ 8 第一の切換スイッチ 9 ヘッド 10 ヘッド 11 第二の切換スイッチ 12 再生アンプ 13 復調回路 14 メモリ回路 15 復号回路 16 D/A変換回路 17 ローパスフィルタ 18 出力端子 19 クロック発生回路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単位時間に順次入力されるディジタル信
    号を記録媒体上に斜めトラックを形成しながら記録を行
    なう装置であり、各トラックはトラック中央付近よりト
    ラック長手方向に対し、前半部に位置する第1領域と後
    半部に位置する第2領域とを少なくとも有し、第1領域
    はトラック中央に向って0番からm−1番なるm個のサ
    ブ領域を有し、第2領域はトラック中央から他端に向っ
    て0番からm−1番なるm個のサブ領域を有し、各サブ
    領域には複数ワードを配するように前記ディジタル信号
    を記録する回転ヘッド形磁気記録装置において、単位時
    間内に入力されるディジタル信号を第1、第2なる2ト
    ラックの第1および第2領域に配するものであって、最
    初に入力されたワードの入力順序を0番目としたとき、
    入力順序が4n番目(nは整数)の複数ワードからなる
    第1のワード群を前記第1トラックの第1領域に、入力
    順序が4n+1番目の複数ワードからなる第2のワード
    群を前記第2トラックの第1領域に、入力順序が4n+
    2番目の複数ワードからなる第3のワード群を前記第2
    トラックの第2領域に、入力順序が4n+3番目の複数
    ワードからなる第4のワード群を前記第1トラックの第
    2領域に配するとともに、各領域内において、該各領域
    に対応するワード群を対象に各ワードを入力順に従って
    0番からm−1番のサブ領域に順次1ワードずつ繰り返
    し配するように前記ディジタル信号を供給する記録信号
    処理手段を備えたことを特徴とする回転ヘッド形磁気記
    録装置。
  2. 【請求項2】 記録媒体上に形成されている斜めトラッ
    クを走査してディジタル信号の再生を行なう装置であ
    り、各トラックはトラック中央付近よりトラック長手方
    向に対し、前半部に位置する第1領域と後半部に位置す
    る第2領域とを少なくとも有し、第1領域はトラック中
    央に向って0番からm−1番なるm個のサブ領域を有
    し、第2領域はトラック中央から他端に向って0番から
    m−1番なるm個のサブ領域を有し、各サブ領域には複
    数ワードが配されており、単位時間分のディジタル信号
    が第1、第2の2トラックの前記各領域に分散配置され
    ているものを再生して所定の順序に並べ替えて出力する
    回転ヘッド形磁気再生装置において、第1、第2の2ト
    ラック分のディジタル信号を単位としてディジタル信号
    を並べ替えて出力する再生信号処理手段を備え、最初に
    出力するワードの出力順序を0番目としたとき、前記第
    1トラックの第1領域から再生された複数ワードからな
    る第1のワード群を4n番目(nは整数)に出力し、前
    記第2トラックの第1領域から再生した複数ワードから
    なる第2のワード群を4n+1番目に出力し、前記第2
    トラックの第2領域から再生した複数ワードからなる第
    3のワード群を4n+2番目に出力し、前記第1トラッ
    クの第2領域から再生した複数ワードからなる第4のワ
    ード群を4n+3番目に出力するとともに、各領域内に
    おいて、該各領域に対応するワード群を対象に各ワード
    を出力順に従って0番からm−1番までのサブ領域から
    順次1ワードずつ繰り返し出力することを特徴とする回
    転ヘッド形磁気再生装置。
  3. 【請求項3】 単位時間に順次入力されるディジタル信
    号を記録媒体上に斜めトラックを形成しながら記録を行
    なう回転ヘッド形磁気記録装置に適用する回路であり、
    各トラックはトラック中央付近よりトラック長手方向に
    対し、前半部に位置する第1領域と後半部に位置する第
    2領域とを少なくとも有し、第1領域はトラック中央に
    向って0番からm−1番なるm個のサブ領域を有し、第
    2領域はトラック中央から他端に向って0番からm−1
    番なるm個のサブ領域を有し、各サブ領域には複数ワー
    ドを配するように前記ディジタル信号を並べ替えて出力
    するものにおいて、単位時間内に入力されるディジタル
    信号を第1、第2なる2トラックの第1および第2領域
    に配する信号として出力するものであって、最初に入力
    されたワードの入力順序を0番目としたとき、入力順序
    が4n番目(nは整数)の複数ワードからなる第1のワ
    ード群を前記第1トラックの第1領域に、入力順序が4
    n+1番目の複数ワードからなる第2のワード群を前記
    第2トラックの第1領域に、入力順序が4n+2番目の
    複数ワードからなる第3のワード群を前記第2トラック
    の第2領域に、入力順序が4n+3番目の複数ワードか
    らなる第4のワード群を前記第1トラックの第2領域に
    配置するとともに、各領域内において、該各領域に対応
    するワード群を対象に各ワードを入力順に従って0番か
    らm−1番のサブ領域に順次1ワードずつ繰り返し配置
    するように前記ディジタル信号を出力する信号処理手段
    を備えたことを特徴とする回転ヘッド形磁気記録装置用
    記録信号処理回路。
  4. 【請求項4】 記録媒体上に形成されている斜めトラッ
    クを走査してディジタル信号の再生を行なう装置に適用
    する回路であり、各トラックはトラック中央付近より長
    手方向に対し、前半部に位置する第1領域と後半部に位
    置する第2領域とを少なくとも有し、第1領域はトラッ
    ク中央に向かって0番からm−1番なるm個のサブ領域
    を有し、第2領域はトラック中央から他端に向かって0
    番からm−1番なるm個のサブ領域を有し、各サブ領域
    には複数ワードが配されており、単位時間分のディジタ
    ル信号が第1、第2の2トラックの前記、各領域に分散
    配置されているものから再生した信号を所定の順序に並
    べ替えて出力するものにおいて、最初に出力するワード
    の出力順序を0番目としたとき、前記第1トラックの第
    1領域から再生された複数ワードからなる第1のワード
    群を4n番目(nは整数)に出力し、前記第2トラック
    の第1領域から再生した複数ワードからなる第2のワー
    ド群を4n+1番目に出力し、前記第2トラックの第2
    領域から再生した複数ワードからなる第3のワード群を
    4n+2番目に出力し、前記第1トラックの第2領域か
    ら再生した複数ワードからなる第4のワード群を4n+
    3番目に出力するとともに、各領域内において、該各領
    域に対応するワード群を対象に各ワードを出力順に従っ
    て0番からm−1番までのサブ領域から順次1ワードず
    つ繰り返し出力する信号処理手段を備えた事を特徴とす
    る回転ヘッド形磁気再生装置用再生信号処理回路。
  5. 【請求項5】 単位時間に順次入力されたディジタル信
    号が2本の斜めトラックを形成するように配されたもの
    であって、各トラックはトラック中央付近よりトラック
    長手方向に対し、前半部に位置する第1領域と後半部に
    位置する第2領域とを少なくとも有し、第1領域はトラ
    ック中央に向って0番からm−1番なるm個のサブ領域
    を有し、第2領域はトラック中央から他端に向って0番
    からm−1番なるm個のサブ領域を有し、各サブ領域に
    は複数ワードが配された磁気テープにおいて、最初に入
    力されたワードの入力順序を0番目としたとき、入力順
    序が4n番目(nは整数)の複数ワードからなる第1の
    ワード群は前記第1トラックの第1領域に、入力順序が
    4n+1番目の複数ワードからなる第2のワード群は前
    記第2トラックの第1領域に、入力順序が4n+2番目
    の複数ワードからなる第3のワード群は前記第2トラッ
    クの第2領域に、入力順序が4n+3番目の複数ワード
    からなる第4のワード群は前記第1トラックの第2領域
    に配されているとともに、各領域内において、該各領域
    に対応するワード群を対象に各ワードは入力順に従って
    0番からmー1番のサブ領域に順次1ワードずつ繰り返
    し配されたことを特徴とする磁気テープ。
  6. 【請求項6】 第1、第2なる2チャンネルのディジタ
    ル信号が斜めトラックを形成するように配された磁気テ
    ープにおいて、単位時間分のディジタル信号が第1、第
    2なる2トラックに配されているとともに、前記第1ト
    ラックの前半には前記第1チャンネルの偶数サンプルま
    たは奇数サンプルのいずれか一方が配され、前記第1ト
    ラックの後半には前記第2チャンネルの偶数サンプルま
    たは奇数サンプルのいずれか一方が配され、前記第2ト
    ラックの前半には前記第2チャンネルの偶数サンプルま
    たは奇数サンプルの他方が配され、前記第2トラックの
    後半には前記第1チャンネルの偶数サンプルまたは奇数
    サンプルの他方が配されたことを特徴とする磁気テー
    プ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS58166506A (ja) * 1982-03-25 1983-10-01 Sony Corp 磁気記録装置
JPS58188314A (ja) * 1982-04-26 1983-11-02 Sony Corp Pcmデータの記録装置及び再生装置

Patent Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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