JPH05233977A - 森林火災センサー - Google Patents

森林火災センサー

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Publication number
JPH05233977A
JPH05233977A JP3821392A JP3821392A JPH05233977A JP H05233977 A JPH05233977 A JP H05233977A JP 3821392 A JP3821392 A JP 3821392A JP 3821392 A JP3821392 A JP 3821392A JP H05233977 A JPH05233977 A JP H05233977A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
forest
sensor
fire
detecting
light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3821392A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Yamada
耕一 山田
Shigeo Akiyama
茂夫 秋山
Kiyoshi Hosoya
清志 細谷
Masato Miyamoto
正人 宮本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP3821392A priority Critical patent/JPH05233977A/ja
Publication of JPH05233977A publication Critical patent/JPH05233977A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • GPHYSICS
    • G08SIGNALLING
    • G08BSIGNALLING OR CALLING SYSTEMS; ORDER TELEGRAPHS; ALARM SYSTEMS
    • G08B17/00Fire alarms; Alarms responsive to explosion
    • G08B17/005Fire alarms; Alarms responsive to explosion for forest fires, e.g. detecting fires spread over a large or outdoors area

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Biodiversity & Conservation Biology (AREA)
  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Emergency Management (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Fire-Detection Mechanisms (AREA)
  • Thyristors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】広大な森林地帯に多数個を分散して配置しても
安価な防災システムを構築できるような小型で安価な森
林火災センサーを提供する。 【構成】森林1の火災2を検知するためのセンサー3に
おいて、赤外線を検出するための検出素子として光点弧
サイリスタ4を備え、この光点弧サイリスタ4の受光部
に赤外線透過フィルター5を配した。 【効果】光点弧サイリスタにより赤外線を検知すると同
時に負荷電流を直接的に制御できるため、検出信号の増
幅回路が不要になり、小型且つ安価に構成でき、広大な
森林地帯に使用しても、システムのコストを安価に抑え
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、森林火災センサーに関
するものであり、森林で発生した火災を検出する用途に
利用されるものである。
【0002】
【従来の技術】従来、赤外線の検出には光導電効果を有
するセンサーが用いられる。この種のセンサーとして
は、例えば、PN接合領域を有するフォトダイオードや
フォトトランジスタが利用されることが多い。PN接合
領域に赤外線が照射されると、電子−正孔対が生成され
て、光電流が流れる。これにより赤外線の存在を検出で
きる。ただし、フォトダイオードやフォトトランジスタ
は、可視光の波長帯域でも感度を有するので、赤外線の
みを検出するために、赤外線透過フィルターをセンサー
の受光面に装着することが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
光導電効果を用いたセンサーでは、検出信号電流は微弱
であり、増幅回路を必要とする。したがって、センサー
は大型な装置となり、広大な森林地帯に多数個を分散し
て配置すると、大変高価なシステムにならざるを得なか
った。
【0004】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、広大な森林地帯に
多数個を分散して配置しても安価な防災システムを構築
できるような小型で安価な森林火災センサーを提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明にあっては、上記
の課題を解決するために、図1に示すように、森林1の
火災2を検知するための森林火災センサー3において、
赤外線を検出するための検出素子として光点弧サイリス
タ4を備え、この光点弧サイリスタ4の受光部に赤外線
透過フィルター5を配したことを特徴とするものであ
る。
【0006】
【作用】本発明では、森林火災センサー3において、赤
外線を検出するための検出素子として、赤外線透過フィ
ルター5を受光部に配した光点弧サイリスタ4を使用し
ているため、赤外線検出信号を送信するための発信器6
等の電源を直接ONできるので、赤外線検出信号の増幅
回路が不要となり、回路構成が小型で、しかも安価に構
成できるものである。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいてさら
に詳細に説明する。図1は、本発明の一実施例の概略構
成を示している。この森林火災センサー3は、透明実装
された光点弧サイリスタ4を収容した容器の受光部に赤
外線透過フィルター5を装着した構造を有している。
【0008】本実施例に用いる光点弧サイリスタ4の断
面構造(例えば、特願平2−43332号参照)を図2
に示す。N型の半導体基板10の表面には、P型のアノ
ード領域11及びベース領域12が形成され、P型のベ
ース領域12内に含まれるように、N型のカソード領域
13を形成し、PNPN4層構造のサイリスタを構成し
ている。ベース領域12にはゲート電極Gが接続されて
おり、アノード領域11にはアノード電極Aが接続され
ており、カソード領域13にはカソード電極Kが接続さ
れている。そして、ベース領域12から離間し、ベース
領域12を取り囲むようにP型の接合保護領域14を形
成している。この接合保護領域14は、カソード電極K
に部分的なコンタクト(図示せず)によって接続されて
いる。半導体基板10上の絶縁膜15には、例えば、多
結晶シリコン層よりなる半導体層16,17を埋め込
み、アノード電極Aとなる第1のフィールドプレートに
半導体層16を接続し、カソード電極Kとなる第2のフ
ィールドプレートに半導体層17を接続している。
【0009】上記の構造のサイリスタにおいては、ゲー
ト電極Gに正のバイアスを印加しなくても、所定強度の
光が照射されると、P型のアノード領域11と、N型の
半導体基板10と、P型のベース領域12よりなるPN
Pトランジスタのうち、ベース電極に相当するN型の半
導体基板10に電子−正孔対が発生し、このPNPトラ
ンジスタがONして、サイリスタが導通状態となる。こ
れにより、図1の発信器6の電源を直接的にONできる
程度の電力制御が可能となる。
【0010】ここで、発信器6は、アンテナ7を備えて
おり、火災検知を無線で知らせるための装置である。図
1に示すように、森林1で火災2が発生した際には、放
射熱により所定強度以上の赤外線が発生するので、火災
を確実に検知することができる。また、発信器6に固有
の識別番号を割り当てておいて、この識別番号を無線信
号で送信するように構成すれば、火災発生箇所を容易に
知ることができ、消火作業を迅速に行うことができるの
で、森林資源の喪失を最小限に食い止めることができ、
地球環境保護に寄与するものである。
【0011】本発明に用いる光点弧サイリスタは、上記
のような発信器6の電源を直接的にONできる程度の電
力制御が可能であるにもかかわらず、通常のICと同じ
プレーナ構造を有していると共に、消費電力が小さいた
め、実装形態が簡素であり、放熱板を設ける必要がない
小型デバイスである。したがって、森林火災センサーの
ように、広大な森林地帯に多数のセンサーを分散配置し
て、火災の発生による赤外線の照射を検知する場合に
は、安価で信頼性の高いセンサーが必要となることか
ら、本発明のように、光点弧サイリスタを用いることが
最も適している。
【0012】
【発明の効果】本発明による森林火災センサーは、森林
火災を検知するためのセンサーにおいて、赤外線を検出
するための検出素子として光点弧サイリスタを備え、こ
の光点弧サイリスタの受光部に赤外線透過フィルターを
配したものであるから、光点弧サイリスタにより赤外線
を検知すると同時に負荷電流を直接的に制御できるた
め、検出信号の増幅回路が不要になり、小型且つ安価に
構成でき、広大な森林地帯に使用しても、システム全体
のコストを安価に抑えることができるという効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の森林火災センサーの概略構成図であ
る。
【図2】本発明の森林火災センサーに用いる光点弧サイ
リスタの断面図である。
【符号の説明】
1 森林 2 火災 3 森林火災センサー 4 光点弧サイリスタ 5 赤外線透過フィルター 6 発信器 7 アンテナ
フロントページの続き (72)発明者 宮本 正人 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 森林火災を検知するためのセンサーに
    おいて、赤外線を検出するための検出素子として光点弧
    サイリスタを備え、この光点弧サイリスタの受光部に赤
    外線透過フィルターを配したことを特徴とする森林火災
    センサー。
JP3821392A 1992-02-25 1992-02-25 森林火災センサー Pending JPH05233977A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3821392A JPH05233977A (ja) 1992-02-25 1992-02-25 森林火災センサー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3821392A JPH05233977A (ja) 1992-02-25 1992-02-25 森林火災センサー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05233977A true JPH05233977A (ja) 1993-09-10

Family

ID=12519039

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3821392A Pending JPH05233977A (ja) 1992-02-25 1992-02-25 森林火災センサー

Country Status (1)

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JP (1) JPH05233977A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2811456A1 (fr) * 2000-07-10 2002-01-11 Giat Ind Sa Dispositif permettant de detecter le declenchement des incendies dans une zone
KR100816177B1 (ko) 2001-06-27 2008-03-21 가부시키가이샤 메이지 고무 가세이 합성수지제 팰릿

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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FR2811456A1 (fr) * 2000-07-10 2002-01-11 Giat Ind Sa Dispositif permettant de detecter le declenchement des incendies dans une zone
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