JPH05232590A - 写真作成装置 - Google Patents

写真作成装置

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Publication number
JPH05232590A
JPH05232590A JP3820792A JP3820792A JPH05232590A JP H05232590 A JPH05232590 A JP H05232590A JP 3820792 A JP3820792 A JP 3820792A JP 3820792 A JP3820792 A JP 3820792A JP H05232590 A JPH05232590 A JP H05232590A
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JP
Japan
Prior art keywords
printing
image
photosensitive material
photothermographic material
slit
Prior art date
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Pending
Application number
JP3820792A
Other languages
English (en)
Inventor
Masataka Murata
正孝 村田
Yuzuru Sano
譲 佐野
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP3820792A priority Critical patent/JPH05232590A/ja
Publication of JPH05232590A publication Critical patent/JPH05232590A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 透過原稿から簡単かつ迅速に所望の焼付条件
を設定できる写真作成装置。 【構成】 上部本体12内では原稿台18に設ける透過
原稿からズームレンズ112を介して焼付部26へ焼付
画像が投影される。この焼付部26では中央部に感光材
料Fの搬送方向と直角方向にスリット178が形成され
たスリット板102が設けられ、これを回転し案内板1
74上へ接近させ、感光材料Fを間欠的に搬送しながら
異なる焼付条件で3回焼き付けて、同一感光材料Fへ3
個の異なる焼付条件による焼付画像を投影する。投射さ
れた焼付画像は下部本体14の焼付部26で熱現像感光
材料Fに焼付られ、受像材料Rと密着され、熱現像され
かつ転写され、受像材料Rを感光材料Fから引き剥がす
ことにより3個の異なる焼付条件による画像を有した写
真プリントを得る。従ってこの3個の焼付画像の内から
最適な焼付条件の画像を選択して本焼きを行うことがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、写真作成装置にかか
り、特に、スライド等の写真フィルムに記録された画像
を熱現像転写感光材料へ露光し、画像形成溶媒を付着さ
せた後に現像して受像材料へ転写する写真作成装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】ネガフィルムの画像をプリントして製品
とするためには、ネガフィルムの画像を印画紙へ焼付
け、この印画紙を現像液、漂白液、定着液、水洗水等の
一連の現像処理層へと挿入した後に乾燥させて製品とす
る必要がある。
【0003】このためネガフィルムから印画紙へ画像を
焼付けるプリンターの他に大型の現像機が必要になり、
個人用に、主としてホビー用に写真を作成するには大型
の装置や熟練した技術が必要であった。
【0004】また、仕上がりプリントを最適な濃度及び
色合いにするためには露光条件をネガフィルムの状態
(透過濃度、露光量)及び印画紙の特性を考慮に入れて
決定する必要がある。この場合、オペレータが最適な焼
付条件を決定するために、簡便な方法として複数の焼付
条件で試験的にプリントを作成することが考えられる
が、試験的に作成するプリントであっても焼付時と同一
の大きさのプリントを複数作成しなければならないた
め、無駄が多くなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記事実を
考慮して、最小限の材料で仕上がり状態における最適な
焼付条件を設定することができる写真作成装置を得るこ
とが目的である。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に記載の発明は、透過原稿を投射して熱現像
感光材料へ画像を露光しプリントするに際して、焼付露
光部において前記熱現像感光材料を間欠的に送って、前
記熱現像感光材料へ透過原稿の一部かつ同一の分割画像
を複数の焼付条件で露光して試し焼きを行うことを特徴
としている。
【0007】請求項2に記載の発明は、透過原稿を投射
して画像を露光した熱現像感光材料に、画像形成用溶媒
を付与し受像材料と重ね合わせて熱現像転写後剥離して
受像材料に画像を得る装置であって、前記透過原稿を前
記熱現像感光材料に投射するための露光手段と、前記熱
現像感光材料を搬送する搬送手段と、平伏状態で前記熱
現像感光材料へ照射される光を遮光しかつ前記熱現像感
光材料の搬送方向に所定幅のスリットを有したマスク
と、前記熱現像感光材料を露光したのち前記スリットの
幅に対応した長さだけ搬送するように前記搬送手段を制
御する制御手段と、を有することを特徴としている。
【0008】
【作用】請求項1に記載の写真作成装置は、透過原稿を
投射して熱現像感光材料へ画像を露光しプリントするに
際して、焼付露光部において熱現像感光材料を間欠的に
送る。このとき、熱現像感光材料へ透過原稿の一部かつ
同一の分割画像を複数の焼付条件で露光して試し焼きを
行う。従って、熱現像感光材料には同一の画像による異
なる焼付条件の複数画像が得られる。このため、オペレ
ータは容易に焼付条件を決定することができる。
【0009】請求項2に記載の写真作成装置は、マスク
を有しており、マスクは平伏状態で熱現像感光材料へ照
射される光を遮光しかつ熱現像感光材料の搬送方向に所
定幅のスリットを有している。そして焼付位置にある熱
現像感光材料に露光手段によって透過原稿を投射して画
像を露光する。露光後の熱現像感光材料の搬送は搬送手
段によってなされ、制御手段は、露光が終了した熱現像
感光材料がマスクのスリットの幅に対応した長さだけ搬
送されるように搬送手段を制御する。従って、熱現像感
光材料にマスクのスリットを通過した透過原稿の同一の
画像を異なる焼付条件で照射することができる。熱現像
感光材料の全ての露光面の露光を終えると画像形成用溶
媒が付与され受像材料と重ね合わせて加熱によって熱現
像感光材料の現像及びこの現像後の画像が受像材料へと
転写される。従ってこの受像材料を熱現像感光材料から
引き剥がせば複数の焼付条件によって露光された分割画
像を複数形成した受像材料が写真プリントとして得ら
れ、これをオペレータが例えば目視によって最適な焼付
条件で露光された画像を選択してこの焼付条件で最適な
本画像の写真プリントを作成することができる。
【0010】
【実施例】
(全体構成)図1〜図3には本発明が適用された写真作
成装置の全体図が示されている。この写真作成装置は上
部本体12と下部本体14とを有しており、上部本体1
2は焼付部として、下部本体14は写真処理部としての
役目を有している。オペレータは主としてこの装置の前
方から後方へ向かって(図2の矢印OP方向)作業をす
る。
【0011】上部本体12の上部は光源部16とされ、
原稿台18に保持されたネガホルダ22の画像が光学手
段24を通して垂直な光軸Lによって、下部本体14の
上部にある焼付部26へと投影するようになっている。
【0012】下部本体14内にはマガジン32へ熱現像
感光材料Fが収容され感光材料案内路34に沿って感光
材料Fが引出され、焼付部26において水平に配置され
て画像が焼付露光された後に水塗布部36を通してドラ
ム38の外周へと送られる。一方ドラム38の下方にあ
る受像材料収容部42内の受像材料Rは受像材料案内路
44を通ってドラム38の外周へと送られて感光材料F
と密着される。これらの感光材料Fと受像材料Rはドラ
ム38によって加熱され、熱現像、転写が行われた後に
取り出しトレイ46へと送られる。従って受像材料Rを
感光材料Fと引き剥がせば受像材料Rが写真プリントと
しての製品となる。
【0013】(光源部16の構成)この光源部16は図
2に示される如く上部本体12の上端部へ一体的に連結
された箱状とされており、後部(矢印OP方向)に光源
52が収容されている。この光源52の前方にはミラー
54が配置されて光源52からの射出光を光軸Lへと垂
直下方に反射させる。この光源52とミラー54との間
にはシアン、マゼンタ、イエローのカラーフィルター5
6、57、58が配置されており、図1に示される如く
光源部16の側方に突出した調整つまみ61、62、6
3を各々回転させることにより、それぞれ別個に光軸内
へと必要量だけ入り込ませて焼付露光条件を変更できる
ようになっている。また、図11に示される如く、各調
整つまみ61、62、63の外周には回転位置を認知さ
せるための標線65が刻設され、光源部16の側部には
各調整つまみ61、62、63の位置に対応して円盤形
状の目盛板60が取付られている。この各々の目盛板6
0にはカラーフィルターの光軸内への挿入量と調整つま
み61、62、63の回転位置とが対応するように複数
の線が刻設され、カラーフィルター56、57、58の
光軸内への挿入量を外部より目視できるようになってい
る。従って、それぞれのカラーフィルターの光軸内への
挿入量を光源部16の内部を見ることなく調整できる。
図1に示される如く光源部16の側方に突出した引出し
棒55を引出し押し戻すことにより、カラーフィルター
を光軸内へ出没できるようになっている。
【0014】なおこの光源部16の頂部及び前方部は開
閉蓋64とされて、光源部16内の保守点検時に開放で
きるようになっている。
【0015】(原稿台18の構成)この原稿台18は図
2に示される如く上部本体12の頂部と光源部16の下
部との間に配置されており、図4に示される如くネガホ
ルダ68を矢印S方向に挿入して収容できるようになっ
ている。ネガホルダ68は挟持板72、73がヒンジ7
4で連結されており、挟持板72、73間へネガフィル
ムNを挟持できるようになっている。これらの挟持板7
2、73には焼付けるべきネガコマを露出させるための
矩形開口72A、73Aが形成されている。このネガホ
ルダ68はネガフィルムNを挟んだ状態で原稿台18へ
挿入できるように、原稿台18に挿入スリット76が形
成されている。この原稿台18には挿入スリット76と
連通する開口78が光軸Lと同軸的に形成されてネガフ
ィルムNの焼付画像コマを光軸L上へと配置できるよう
になっている。
【0016】この原稿台18は画像焼付位置の調整やト
リミング操作のために水平面内で交差する方向(矢印
A、B方向)への移動及び光軸L回りに回転(矢印C方
向)が可能となっている。このために原稿台18はその
下面に同軸的に円形溝82が形成され、円板形状の上移
動台84がこの円形溝82内へ同軸的に挿入されてい
る。このため原稿台18は上移動台84に対して同軸的
に回転可能(矢印C方向)となっている。この上移動台
84にも開口78と同軸的な開口85が形成されてい
る。
【0017】この開口85はその下面に矩形溝86が形
成され、この矩形溝86内へ下移動台88が挿入されて
いる。この下移動台88は矩形枠状であり、下移動台8
6内へ矢印A方向にのみ相対移動可能に矩形溝86が形
成されている。またこの下移動台88は下部本体14の
頂部へ固定された支持台92へ矢印B方向へ移動可能に
載置されている。すなわち支持台92の開口94の近く
に固定された一対の案内板96の間へ下移動台88が挿
入されることによって下移動台88が矢印B方向にのみ
移動可能とされる。
【0018】この図4の取付状態によって原稿台18は
支持台92に対して支持台92と下移動台88との相対
移動で矢印B方向に、上移動台84と下移動台88の相
対移動によって矢印A方向に、上移動台84と原稿台1
8との相対回転によって矢印C方向にそれぞれ移動可能
であり、ネガフィルムNの焼付画像コマにおけるどの位
置をも光軸L状へと配置できるようになっている。
【0019】なおこの原稿台18の水平面内での移動状
態においても、ネガフィルムNの焼付画像コマを確実に
投影するために、上移動台84、下移動台88、支持台
92に形成される各開口は原稿台18の開口78よりも
大きな内径となっている。
【0020】(上部本体12の構成)上部本体12は図
1〜図3に示される如く中空の略四角錘台形状となって
いる。天井部には光学手段24が、焼付部26にはスリ
ット板102が配置している。また、この上部本体12
は図1に示される如く上部付近の左右側壁に開閉蓋10
4、開閉蓋105が配置されて、操作開口106(図
2)を覆っている。従ってこれらの開閉蓋104、10
5は想像線で示される如く回転した状態では、オペレー
タが操作開口106を通して上移動台12内の光学手段
24等を操作できるようになっている。
【0021】(光学手段24の構成)図5に詳細に示さ
れる如く原稿台18の下方には光学手段24の主要部で
あるズームレンズ112が配置され、焼付画像光を焼付
部26へと結像させるようになっている。
【0022】このズームレンズ112は固定部114と
回転部115とを有しており、回転部115を固定部1
14に対して回転させることにより焼付部26へピント
合わせを行う。またズームレンズ112は回転部115
を固定部114に対して伸縮させることにより焼付部2
6上の結像位置が大きくずれることなく焦点距離を変更
できる構成となっている。従って、光学手段24と焼付
部26との間隔を変更することなく焼付倍率を変更でき
るので、上部本体12へ固定的にズームレンズ112を
取り付けた状態で焼付倍率の変更が可能となり、焼付倍
率を変更するための光学手段取付位置の上下移動調節は
不要となる。
【0023】この回転部115はその外周にリングギヤ
116が固定されておりモータ118の出力軸ピンオン
122と噛み合っている。このモータ118は制御装置
124によって駆動されるようになっている。制御装置
124はズームレンズ112を挟んで対象位置に配置さ
れる一対の画像センサ126、127の画像検知信号が
入力されるようになっており、この検知信号によってズ
ームレンズ112の結像位置が焼付部26上から光軸L
に沿う方向のズレを無くすようにモータ118が回転駆
動され、ピント合わせが行われる。この場合、焼付部2
6上にズームレンズ112の結像位置があるとき、画像
センサ126、127に入射される光が最大になるよう
にすれば、この検知信号の大小によって最適な結像位置
を判別することができる。なお、画像センサにはCCD
イメージセンサ、フォトダイオードやフォトトランジス
タ等の光学素子がある。また画像センサを用いることな
く超音波等のセンサを用いてもよい。
【0024】図2に示される如く上部本体12の前方側
の側面には段部142が形成され、拡大鏡144が取り
付けられている。この拡大鏡144は焼付部26へ焦点
を合わせることにより、焼付部26の焦点付近を拡大し
て目視することができ、焼付部26における焼付画像の
結像状態が適正であるかが外部から目視によって判断で
きる。
【0025】この拡大鏡144はヒンジ145で上部本
体12へ軸支される開閉蓋146によって常時は閉止さ
れて外光が上部本体12内に入り込まないようになって
いる。また、この段部142の拡大鏡144の周囲は透
明媒体(例えば透明アクリル、硝子等)とされ、手動で
のピント調整や画像枠等を決定するトリミング、フレー
ミングを行うときには開閉蓋146を開閉することで容
易に行うことができる。
【0026】図6に示される如く拡大鏡144の上端部
は測光ユニット148が取り付け可能となっている。こ
の測光ユニット148は係止紐152によって上部本体
12へ取り付けられており、拡大鏡144の先端へ取り
付けた図6の実線状態から想像線の如く取り外した状態
とすることができる。この測光ユニット148には測光
センサ154が取り付けられており、この測光センサ1
54は測光ユニット148を拡大鏡144へ取り付けた
状態で拡大鏡144の光軸上へ位置し焼付部26におけ
る光量を測定できるように係止紐152内を通る信号線
が制御装置124へ接続されている。このため測光セン
サ154は光路の途中に測光機を設置したり、ハーフミ
ラーを用いて光路外に焼付光を導く必要がなく、ピント
合わせを行った後にこの測光ユニット148を単に拡大
鏡144の先端へ取り付けるだけで、実際の焼付時に合
致する露出条件を決定することができる。さらにこの拡
大鏡144は測光したい部分を狙ってスポット測光を行
うことができ、使用者が任意の露出条件でプリントを作
成することが可能となる。
【0027】なお、測光センサ154への入射光は、目
視のための拡大鏡144による平行光となっているが、
測光センサ154の入射側にレンズを設けて集光するよ
うにしてもよい。この場合、拡大鏡144の射出光を集
光しその焦点位置にスリットやピンホールを配置するこ
とによってノイズが除去された焼付画像のみの光を効率
良く測光センサ154へ照射することもできる。
【0028】(スリット板102の構成)図1、2に示
される如く下部本体14の頂部では焼付部26の周囲が
立壁部172によって枠状に囲まれており、この立壁部
172の底面は感光材料Fの案内板174となってい
る。
【0029】図7に示される如く感光材料Fの焼付部2
6における移動方向(矢印D方向)の片側であってオペ
レータの反対側である奥側には、立壁部172の頂部に
ヒンジ176及びL形アーム177を介してスリット板
102が軸支されている。このスリット板102は図7
に示される如く立設して焼付光路から退避した状態と、
矢印E方向に回転して図8に示される如く案内板174
上へ接近する状態となることができる。このスリット板
102の中央部に感光材料Fの搬送方向と直角方向に形
成されたスリット178は焼付画像面積を移動方向(矢
印D方向)に複数個に分割して焼付けるためのものであ
る。即ちこのスリット178の幅寸法は焼付部26にお
ける画像焼付長さの1/n(本実施例では1/3)とな
っており、感光材料Fを矢印D方向に間欠的に搬送しな
がら異なる焼付条件で複数回焼き付けることによって、
長さmの同一感光材料Fへn個の異なる露光条件による
焼付を行うことができる。従ってオペレータは現像後に
n個(本実施例では3個)の焼付条件の内から最適な焼
付条件を選択して本焼きを行うことができる。
【0030】焼付部26における感光材料Fの搬送方向
の上流側及び下流側には立壁部172の下端部へヒンジ
182を介して各々上流側遮蔽板184及び下流側遮蔽
板186が軸支されている。これらの上流側遮蔽板18
4、下流側遮蔽板186は図7に示される如く焼付画像
枠から退避した立設状態と、矢印F方向に回転して図8
に示される如く立壁部174上に配置される平伏状態を
とることができる。これらの上流側遮蔽板184、下流
側遮蔽板186はスリット板102の上流側及び下流側
をも覆って焼付部26上の感光材料Fへスリット178
のみによる焼付露光を行わせるようになっている。なお
スリット板102の幅寸法を大きくして上流側遮蔽板1
84及び下流側遮蔽板186の役目をも付与させる場合
には、この幅広とされるスリット板102が上部本体1
2の両側面と干渉して回転不可能となる。
【0031】なお、このスリット板102の後方にはリ
ミットスイッチ188が配置され、上流側遮蔽板184
及び下流側遮蔽板186の側方にはリミットスイッチ1
89、190が配置されている。このリミットスイッチ
188、189、190はスリット板102、上流側遮
蔽板184及び下流側遮蔽板186の各々が立設状態
(図7の状態)でオフ信号、平伏状態(図8の状態)で
オン信号を出力するように制御回路124へ接続されて
いる。
【0032】(制御装置124の構成)図12に示され
る如く、制御装置124は中央演算処理装置(CPU)
130、ランダムアクセスメモリ(RAM)134及び
リードオンリーメモリ(ROM)132を備えたマイク
ロコンピュータで構成されており、これらはバス138
によって接続されデータ及びコマンドが相互にやりとり
が可能になっている。このROM132は自動測光、焼
付露光処理及び駆動等の制御プログラム(後述)が予め
記憶されている。また、制御装置124は、外部の装置
との入出力を行なう入出力回路(I/O)136を備え
ており、I/O136はバス138に接続されている。
I/O136の入力側には、リミットスイッチ188、
189、190がアンド素子128を介して接続され、
画像センサ126、127、測光センサ154、センサ
224、242が接続されている。なお、画像センサ1
26、127はアナログ信号をデジタル信号に変換した
信号が入力されるようにアナログデジタル変換器を介し
て接続してもよい。I/O136の出力側には、モータ
118、120、図示しないドライバを介してヒータ2
20、ハロゲンランプ238、239が接続されてい
る。また、I/O136には操作パネル162の各種ス
イッチ及び表示器(図13)に接続されている。
【0033】(操作パネル156の構成)図3に示され
る如く、下部本体14の前面上部には操作パネル156
が配置している。
【0034】図13に示される如く、操作パネル156
には写真作成装置の露光時間や温度等の状態を表示する
表示器157、これらを設定するための設定スイッチ1
58が設けられている。さらに、操作パネル156には
感光材料Fを搬入するための搬入スイッチ160、感光
材料Fを搬出するための搬出スイッチ161、焼付画像
を測光するための測光スイッチ162、焦点位置調整を
自動的に行うためのフォーカススイッチ163、試し焼
きスイッチ164、手動・自動切換スイッチ166、ス
タートスイッチ168が設けられている。
【0035】(下部本体14の構成)下部本体14は図
1乃至図3に示される如く上部本体12よりも平面形状
が大きな矩形箱状とされており内部に感光材料F及び受
像材料Rの処理部が収容されている。
【0036】感光材料Fはロール状に巻き取られてマガ
ジン32内へ収容されている。このマガジン32は図1
に示される如く焼付部26の上流側下部に配置されてお
りガイドレール204に案内されて手前側へ引出しされ
て交換補修が可能となっている。
【0037】感光材料Fは支持体上に感光性のハロゲン
化銀、バインダー、色素供与性物質、還元剤を有するも
のであり、その感光(露光)面が外側に面してマガジン
32へ巻取られている。
【0038】下部本体14内にマガジン32の出口部に
対応して配置される一対の挟持搬送ローラ206は感光
材料Fの先端部を挟持して感光材料案内路34へと送り
出すようになっている。この感光材料案内路34はマガ
ジン202の上部で水平方向に屈曲しており、中間部に
カッタ208が配置されている。このカッタ208は感
光材料Fを一回の画像焼付に充分な大きさに切断する。
【0039】感光材料案内路34は焼付部26において
水平に配置され案内板174上へと感光材料Fを配置さ
せるようになっている。また焼付部26の下流側では感
光材料案内路34が下方へと屈曲し水塗布部36を経
て、焼付部26の下方にあるドラム38の外周へと感光
材料Fを送り込むようになっている。
【0040】水塗布部36は図9に示される如く塗布タ
ンク214が皿状に配置され、貯留タンク216(図
1)からの画像形成用溶媒である水が供給されるように
なっている。この塗布タンク214の底面には感光材料
Fを円滑に案内するためのリブ218が形成されてい
る。また、この塗布タンク214には貯留される水を加
熱するためのヒータ220がカバー222へ設けられ、
さらに水温を検出するためのセンサ224が配置されて
水温を適切範囲に常に制御している。
【0041】塗布タンク214の下流側には、塗布タン
ク214から送り出される感光材料Fを挟持して余剰水
分を除去するためのニップローラ226が配置されてい
る。このニップローラ226の表面粗さ、硬度及びニッ
プ力は感光材料Fの表面に生ずるアワムラと関係する。
表面粗さについては、好ましくはJIS規格で25S以
下、さらに好ましくは10S以下であり、硬度は25〜
60、ニップ力を500g以上とするのが良いことが判
った。感光材料Fの表面は平滑でかつ軟かいローラでス
クイズすることによりアワムラが良化し、逆に表面が粗
く、硬いローラで力を加えてスクイズすると感光材料表
面に微細な凹凸ができ、そこにミクロなエアー溜りが生
じ、アワムラを引き起こすと考えられる。またニップ力
は表1に示すように500g以上とすることによって、
スクイズムラによる画像濃淡ムラ及びアワムラの双方の
発生をなくすことができる。
【0042】
【表1】
【0043】また、この感光材料Fは塗布タンク214
内を2〜5秒で搬送することによって確実に必要な水分
が付与されることになる。これは以下の理由による。す
なわち感光材料への水塗布量は水温と相関性を有する
(図16)。水温を任意に設定すれば、低温では長時
間、高温では短時間の搬送速度となるものであり、水温
25℃では図17、水温50℃では図18の水塗布量と
なる。従って、必要塗布量13g/m2 〜16g/m2
を得るためには水温の設定温度が室温25℃〜50℃で
あれば、感光材料Fの塗布タンク内通過時間は2〜5秒
が好ましいことになる。水塗布量が13g/m2 未満で
あると水不足により現像転写不良となり、16g/m2
を越えると水素イオン濃度が変化し、現像転写濃度が薄
くなる。
【0044】この塗布タンク214内への水供給は貯留
タンク216からチキンフィーダー式のレベル制御で常
に一定高さの水が供給されて、すなわち水出口が下に向
けて設置された貯留タンク216の水出口高さに水位が
保たれているが、センサーを設けて水高さを検出し、必
要量の水をポンプや開閉弁の駆動によって送るようにし
てもよい。
【0045】図10に示される如くドラム38は、薄肉
のアルミパイプによって製作されており、本実施例にお
いては、肉厚3mm、外径156mm、軸線方向横幅350
mmに形成されている。加熱ドラム38の表面にはテフロ
ン加工が施されており、また内周面には耐熱黒色塗装が
施されている。
【0046】このドラム38の外周には複数の案内ロー
ラ232へ巻掛られる無端圧着ベルト234が設けられ
ている。この無端圧着ベルト234は織布材をゴムで被
覆した構成で本実施例においては幅寸法が340mmに形
成されている。織布材は芳香族ポリアミド繊維(例え
ば、ケブラー或いはノーメックス、何れもデュポン社の
登録商標)などの耐熱性の繊維によって縫製されてい
る。また被覆用のゴムはカーボンを含有したシリコンゴ
ムであり、導電性を有している。
【0047】この無端圧着ベルト234は1Kg以上の引
張力を付与して感光材料Fと受像材料Rとを密着してド
ラム38の外周へ押圧するようになっている。すなわ
ち、感光材料Fと受像材料Rがベルト234とドラム3
8との間へ挟持される場合は、案内ローラ232とドラ
ム38とで挟持されて貼り合わされるので、ニップ圧は
0.5Kg以上が必要となる。このニップ力にうち勝っ
てベルト234を駆動するためには1Kg以上の張力が
必要となり、これによってドラム38へ接触する前に別
個に貼り合わせローラを設けなくてもベルト234が貼
り合わせローラをも兼ねて確実に貼り合わせ作業が可能
となる。
【0048】ドラム38の内部には一対のハロゲンラン
プ238、239が配置されている。これらはそれぞれ
例えば350Wの出力となっており、ドラム38の表面
を例えば81°Cに加熱できるようになっている。この
ドラム38の表面温度はこのドラム38の表面に接触す
る温度センサ242によって検出され、制御装置124
によってハロゲンランプ238、239の出力温度が制
御されてドラム212の表面が一定の範囲内の温度にな
る。
【0049】図1に示される如くドラム38の下方には
受像材料収容部42が配置され、トレー246内に多数
枚のあらかじめ所定寸法に切断された受像材料Rが収容
されている。この受像材料Rの画像形成面には媒染剤を
有する色素固定材料が塗布されている。この受像材料R
は最上層から取り出しローラ238の回転によって受像
材料案内路44へと送り出され、ドラム38の外周へと
導かれて感光材料Fと共にドラム38と無端圧着ベルト
234との間へ密着挟持されるようになっている。
【0050】なお上記感光材料案内路34や受像材料案
内路44に設けられる搬送ローラ244及びドラム3
8、無端圧着ベルト234は図示しないモータの駆動力
によって回転し、感光材料Fや受像材料Rを所定速度で
搬送するようになっている。また、搬送中に適切にこれ
らを搬送させるためのガイド板が必要に応じて設けられ
ている。
【0051】また上記案内板174上における感光材料
Fの搬送は搬送ローラ245によってなされ、この搬送
ローラ245は制御装置124に接続されたステッピン
グモータ等のモータ120の駆動力によって回転し、感
光材料Fを所定速度で搬送するようになっている。
【0052】取出しトレイ46は一端がドラム38の下
方に、他の一端がマガジン202の下方に配置されてお
り、ドラム38の外周で熱現像、転写が行われた受像材
料Rと感光材料Fとを密着したまま収容するようになっ
ている。この取出しトレイ46内へ収容された受像材料
Rはオペレータがこれを感光材料Fから引き剥がすこと
によって写真プリントである製品とすることができる。
【0053】上記ドラム38の側方に配置される水塗布
部36はヒータ220によって昇温されるので高温とな
るが、受像材料Rはドラム38の下方に配置されている
ためこの蒸発水分を吸収することが少ない。また焼付部
26の下部には焼付部26をドラム38や塗布タンク2
14と区画するために水平配置された隔壁250が設け
られまた、この隔壁250へ上端部が接する約L字形の
隔壁252がマガジン32とドラム38との間を隔離し
て塗布タンク214内の蒸発水分がマガジン32内の感
光材料Fへ悪影響を与えることがないように配慮されて
いる。
【0054】なおドラム38や塗布タンク214、トレ
イ246もマガジン202と同様にガイドレールに案内
されて手前側へ引出し可能となっている。このために図
2に示される如く下部本体14の前方には開閉蓋254
が設けられている。
【0055】(実施例の作用)図4に示される如くネガ
フィルムNはネガホルダ68の挟持板72、73間へ挟
持して必要な焼付コマを開口72A、73Aへと配置さ
せる。このネガホルダ68を原稿台18内のスリット7
6へ挿入セットして、焼付コマを開口78へ配置する。
【0056】なお、オペレータはスタートスイッチ16
8を押し写真作成装置のウォーミングアップを行うと共
にスイッチ164、166を押すことにより手動処理、
試し焼き処理及び自動処理の何れかを予め設定してお
く。この試し焼き処理は手動処理においてのみ実行可能
となる。
【0057】先ず、手動処理の場合を説明する。オペレ
ータは光源52を点灯し、光学手段24のズームレンズ
112を操作して焼付部26におけるピント合わせを行
うと共に焼付倍率を調整する。この調整は開閉蓋105
を開放することによって操作開口106を通して光学手
段24の回転部115を直接操作する。
【0058】ここで、原稿台18は支持台92に対して
回転(図4矢印B方向)、前後(図4矢印A方向)、左
右(図4矢印C方向)の各移動が可能であり、ネガホル
ダ68に挟持された焼付画像コマにおけるどの位置であ
ってもオペレータの所望の位置を光軸L状へと配置でき
る。また、上部本体12へ固定されたズームレンズ11
2によって焼付倍率が変更できるため、光学手段を上下
させ倍率を変更するような煩わしい操作を行うことな
く、最適な焼付倍率に設定することができる。従って、
オペレータは焼付画像コマを移動し拡大縮小することを
簡易な操作で行うことができ、容易に所望の位置及び大
きさの焼付画像を得ることができる。
【0059】手動処理において上記ピント合わせを自動
調整するときには、フォーカススイッチ163を押すこ
とによりこの自動調整を単独で行うことができる。この
場合、画像センサ126、127により検出した光量に
基づいて自動調整を行う。例えば画像センサ126、1
27を用いて焼付部26上の焼付画像の光量を読取り、
画像センサ126、127で読取る光量が最大になるま
でモータ118で回転部115を回転させる。これによ
り、オペレータは焼付部26上の焼付画像を目視しなが
ら焼付画像のピント位置を判断することなく、ピントが
合致した最適な焼付画像を自動的に得ることができる。
【0060】焼付画像コマの位置、ピント及び大きさが
定まると、調整つまみ61、62、63を各々回転させ
ることによってカラーフィルター56、57、58の光
路への挿入量を調節して所望の焼付条件とする。この焼
付条件は図6に示される如く拡大鏡144によってピン
ト合わせを調節したのちに測光ユニット148を拡大鏡
144へ被せて測光スイッチ162を押すことにより自
動的に露光量を決定することができる。この場合、測光
後の露光量に基づいてカラーフィルター56、57、5
8の挿入量を決定することもできる。従って、目視位置
における露光量によって焼付条件を決定することができ
るため、得られる仕上がりプリントは目視感に合致した
色合い及び明るさになる。
【0061】焼付に際しては搬入スイッチ160が押さ
れることにより、挟持搬送ローラ206によってマガジ
ン32から感光材料Fが引出され、感光材料案内板路3
4を送られるとカッタ208がこれを必要寸法に切断す
る。切断された後の感光材料Fは焼付部26の案内板1
74上へ配置される。この後、感光材料Fには焼付画像
が焼付露光される。
【0062】次に、上記焼付条件を試し焼きによって決
定する試し焼き処理について図14の露光処理のフロー
チャートを参照して説明する。この場合には、予め上記
説明した如くピント調整及び測光を行い、オペレータ所
望の焼付条件を複数用意しておく。また、図7〜図8の
ようにスリット板102、上流側遮蔽板184、下流側
遮蔽板186を回転させてスリット178によるスリッ
ト露光を可能とする。その後搬入スイッチを押すことに
より感光材料Fを所定の焼付部26へ搬送させる。つぎ
にスタートスイッチ168を押し、焼付処理が開始され
た後、リミットスイッチのオンオフ信号を判断すること
により、焼付部26の露光状態が試し焼きのスリット露
光状態であるか否かを判断し、設定と異なる状態である
場合には表示等で警報する(ステップ302〜30
4)。スリット露光状態であるときスタートスイッチ1
68を押す毎に感光材料Fはスリット178の幅寸法ご
とに間欠駆動され、異なる焼付条件の画像が複数個露光
されることになる(ステップ306〜314)。従っ
て、この複数露光された感光材料Fをプリントとして得
ることによって、作業者が最適な焼付条件を決定するこ
とができる。なお、上記異なる焼付条件の設定は、ズー
ムレンズの絞り量、露光時間及びカラーフィルターの挿
入量等によって容易に変更可能である(ステップ30
8)。また、上記異なる焼付条件の設定が色調整による
場合、カラーフィルター56、57、58の挿入量は目
盛板60の目盛と各つまみの標線65とを対応させるこ
とによって容易に変更することができる。
【0063】露光後の感光材料Fは、搬出スイッチ16
1が押されることにより焼付部26から搬出される(ス
テップ316)。この感光材料Fは感光材料案内路34
を通って水塗布部36を通過したのちにドラム38の外
周へと送られる。水塗布部36では塗布タンク214が
ヒータ220によって常に所定温度に維持されているの
で、確実に水塗布が行われると共にニップローラ226
で余剰の水分が除去される。このためトレイ246から
引出された受像材料Rと確実に密着された感光材料Fは
ドラム38の外周へ送られて無端圧着ベルト234によ
ってドラム38の外周へと強圧される。このためハロゲ
ンランプ238、239で加熱されているドラム38の
保有熱が付与され、感光材料Fは可動性の色素を放出
し、同時にこの色素が受像材料Rの色素固定層に転写さ
れて画像が得られる。現像転写後の感光材料Fと受像材
料Rはトレイ246上と送り出されるので、オペレータ
はトレイ246上の受像材料Rと感光材料Fとを取出し
受像材料Rを感光材料Fから引き剥がして製品とする。
【0064】上記手動で焼付露光処理を行うときについ
て説明したが、次に上記試し焼き等で決定された焼付条
件によって自動処理を行う場合ついて、図15のフロー
チャートを参照して説明する。オペレータは、所望の位
置及び大きさの焼付画像を焼付部26へ投射したのち、
スタートスイッチ168を押す。次に、リミットスイッ
チの状態を判断することにより自動処理であるか否か、
即ちスリット板102、上流側遮蔽板184及び下流側
遮蔽板186が立設状態であるか否かを判断し全ての板
が立設状態でない場合には表示等で警報し処理を中止す
る(ステップ320、322)。全て立設状態のとき焼
付画像のピント位置が自動的に調整され(ステップ32
4)、カラーフィルター56、57、58の挿入量に応
じて照射された焼付画像を測光し焼付条件が自動的に決
定される(ステップ326、328)。この後、挟持搬
送ローラ206によってマガジン32から感光材料Fが
焼付部26の案内板174上へ配置され(ステップ33
0)、焼付画像が焼付露光される(ステップ332)。
露光後の感光材料Fは搬出され(ステップ334)、上
記と同様転写現像がなされた後オペレータによりトレイ
246上の受像材料Rと感光材料Fとが取出され受像材
料Rが感光材料Fから引き剥がされて製品を得る。
【0065】上記実施例における感光材料としては熱現
像転写型感光材料であれば種類は問わず、ポジ型のスラ
イドやネガ型のネガフィルムを共に適用できる。また処
理部における標準処理条件は、水塗布量を13〜16g
/m2 、水塗布温度を20〜50°C、水塗布時間は2
〜5秒、熱現像温度は60〜90°C、熱現像時間は1
0〜30秒程度とする。
【0066】上記実施例では、ピント調整のためのセン
サと測光センサとを各々別個に設けて独立した処理を行
うようにしたが、測光センサのみによってピント調整及
び測光を行っても良い。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、光
源及び透過原稿の種類や特性、熱現像感光材料の種類や
特性が如何なる状態であっても、容易に露光条件を設定
できる写真プリントを作成でき、仕上がり状態が良好な
写真プリントを簡単でかつ迅速に得ることができる、と
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用された写真作成装置を示す正面図
である。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】図1の一部破断平面図である。
【図4】原稿台及びその関連部品を示す分解斜視図であ
る。
【図5】光学手段を示す拡大断面図である。
【図6】拡大鏡及びその関連部を示す拡大図である。
【図7】スリット板の退避状態を示す斜視図である。
【図8】スリット板の光路への入り込み状態を示す斜視
図である。
【図9】塗布タンクを示す分解斜視図である。
【図10】ドラム及び無端圧着ベルトを示す斜視図であ
る。
【図11】カラーフィルタ調整ツマミの周辺を示す斜視
図である。
【図12】制御装置の構成を示すブロック図である。
【図13】操作パネルの構成を示すイメージ図である。
【図14】焼付露光時の試し焼き処理の流れを示すフロ
ーチャートである。
【図15】焼付露光時の自動処理の流れを示すフローチ
ャートである。
【図16】感光材料への水塗布量と水温との関係を示す
線図である。
【図17】水温25℃(室温)における感光材料のタン
ク内搬送時間と水塗布量の関係を示す線図である。
【図18】水温50℃における感光材料のタンク内搬送
時間と水塗布量の関係を示す線図である。
【符号の説明】
L 光軸 F 熱現像感光材料 R 受像材料 12 上部本体 14 下部本体 16 光源部(露光手段) 18 原稿台 24 光学手段 26 焼付部 32 マガジン 34 感光材料案内部 36 水塗布部 38 ドラム 42 受像材料収容部 44 受像材料案内路 102 スリット板(マスク) 120 モータ 124 制御装置(制御手段) 245 搬送ローラ(搬送手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透過原稿を投射して熱現像感光材料へ画
    像を露光しプリントするに際して、 焼付露光部において前記熱現像感光材料を間欠的に送っ
    て、前記熱現像感光材料へ透過原稿の一部かつ同一の分
    割画像を複数の焼付条件で露光して試し焼きを行うこと
    を特徴とする写真作成装置。
  2. 【請求項2】 透過原稿を投射して画像を露光した熱現
    像感光材料に、画像形成用溶媒を付与し受像材料と重ね
    合わせて熱現像転写後剥離して受像材料に画像を得る装
    置であって、 前記透過原稿を前記熱現像感光材料に投射するための露
    光手段と、 前記熱現像感光材料を搬送する搬送手段と、 平伏状態で前記熱現像感光材料へ照射される光を遮光し
    かつ前記熱現像感光材料の搬送方向に所定幅のスリット
    を有したマスクと、 前記熱現像感光材料を露光したのち前記スリットの幅に
    対応した長さだけ搬送するように前記搬送手段を制御す
    る制御手段と、 を有することを特徴とする写真作成装置。
JP3820792A 1992-02-25 1992-02-25 写真作成装置 Pending JPH05232590A (ja)

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