JPH05232480A - 液晶スペーサ - Google Patents

液晶スペーサ

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JPH05232480A
JPH05232480A JP7526792A JP7526792A JPH05232480A JP H05232480 A JPH05232480 A JP H05232480A JP 7526792 A JP7526792 A JP 7526792A JP 7526792 A JP7526792 A JP 7526792A JP H05232480 A JPH05232480 A JP H05232480A
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雅仁 酒井
Nagahiko Yamakado
祥彦 山門
Hironori Hata
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明の目的は、配向基板に付着性が良好でか
つ付着層が剥離しない液晶スペーサを提供することにあ
る。 【構成】上記目的に対して本発明では粒子表面と付着層
とを共有結合によって結合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は液晶が内部に充填される
一対の配向基板に介在する液晶スペーサに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】この種の液晶スペーサとしては、シリカ
粒子、金属粒子の表面に、配向基板に付着性を有する低
融点の合成樹脂やワックス等の付着層を被覆したものが
提供されていた(特開昭63−94224号)。上記液
晶スペーサ用いると、該スペーサは配向基板表面に該付
着層を介して固定され、切断時や液晶注入時、あるいは
振動が及ぼされてもスペーサが移動しない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の液晶スペーサにあっては粒子表面から付着層が剥離し
易く、剥離した付着層は液晶側に混入して液晶の性能を
妨害すると云う問題点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の課題
を解決するための手段として、粒子と付着層とを共有結
合によって結合するものである。
【0005】〔配向基板〕配向基板としては通常ガラス
板またはポリイミドコーティングされたガラス板が用い
られる。ポリイミドコーティングはポリイミドをコーテ
ィングするか、またはポリイミド前駆体をコーティング
して加熱することによってイミド化することによって行
なわれる。
【0006】〔粒子〕本発明に用いられる粒子として望
ましいものは析出重合法またはシード重合法によって得
られる粒子である。析出重合法とは単量体は溶解し、該
単量体にもとづく重合体は溶解しない溶剤中で該単量体
を重合し、重合体粒子を析出せしめる重合法である。シ
ード重合法とは上記析出重合法によって得られた重合体
粒子を単量体によって膨潤せしめ、該重合体粒子に内蔵
されているラジカルによって該単量体を更に重合せしめ
て二次重合体粒子を得る方法である。
【0007】上記析出重合およびシード重合にあっては
単量体の一部としてジビニルベンゼン、ジアリルフタレ
ート、テトラアリロキシエタン等の多価ビニル化合物を
用いた架橋重合体粒子が望ましい。架橋重合体粒子は耐
溶剤性、耐熱性が良好である。
【0008】上記析出重合およびシード重合にあって
は、液晶スペーサとして適当な真球状でかつ均一な粒度
分布を有する粒子が得られ、特にシード重合にあっては
粒径の大きな真球状粒子が得られる。
【0009】上記粒子以外に本発明においては、その他
の重合法で重合される重合体粒子、ガラス粒子、セラミ
ック粒子、金属粒子等が用いられてもよいが、液晶スペ
ーサとしては上記したように該粒子は真球状でかつ粒度
分布が均一なものが望ましい。
【0010】〔付着層〕本発明において付着層として用
いられる材料としては、メチルアクリレート、エチルア
クリレート、n-ブチルアクリレート、iso-ブチルアクリ
レート、2-エチルヘキシルアクリレート、シクロヘキシ
ルアクリレート、テトラヒドロフルフリルアクリレー
ト、メチルメタクリレート、エチルメタクリレート、n-
ブチルメタクリレート、iso-ブチルメタクリレート、2-
エチルヘキシルメタクリレート、ステアリルメタクリレ
ート、ラウリルメタクリレート、メチルビニルエーテ
ル、エチルビニルエーテル、n-プロピルビニルエーテ
ル、n-ブチルビニルエーテル、iso-ブチルビニルエーテ
ル、スチレン、α−メチルスチレン、アクリロニトリ
ル、メタクリロニトリル、酢酸ビニル、塩化ビニル、塩
化ビニリデン、弗化ビニル、弗化ビニリデン、エチレ
ン、プロピレン、イソプレン、クロロプレン、ブタジエ
ン等の重合可能な単量体の単独重合体または上記単量体
の二種以上の共重合体であって熱可塑性を有するもので
ある。
【0011】この様な熱可塑性重合体または共重合体は
加熱によって軟化して配向基板表面に良好な付着性を示
す。更に付着層の材料としてはグリシジルアクリレー
ト、グリシジルメタクリレート、グリシジルアリルエー
テル、脂環式エポキシ基を含むアクリレートまたはメタ
クリレート等のエポキシ基含有単量体の単独重合体また
は上記エポキシ基含有単量体の二種以上の共重合体、ま
たはエポキシ基含有単量体と上記エポキシ基含有単量体
以外の単量体との共重合体等のエポキシ基含有重合体
や、ポリビニルアルコール等、ガラス面またはポリイミ
ドコーティングガラス面に親和性を有する官能基を有す
る重合体も用いられる。なおポリビニルアルコールは酢
酸ビニルを重合した後加水分解することによって得られ
る。
【0012】付着層にエポキシ基が含有される場合は、
ガラス板にコーティングされたポリイミドが環化する際
の反応残基と該エポキシ基とが加熱により化学結合する
ことにより、付着層がより強固な付着性を示す。また付
着層の厚みは特に限定されるものではないが、薄過ぎる
と付着力が低下し、厚過ぎるとギャップ制御が困難にな
り、また粒子径の標準偏差も大きくなるので、一般に
0.01〜0.3μmとすることが望ましい。このよう
な厚みの付着層を形成した粒子の径はしたがって0.0
2〜0.6μm増大することになる。
【0013】〔共有結合〕本発明においては、粒子表面
に上記付着層を構成する重合体を共有結合によって結合
せしめるのであるが、その方法としてはグラフト重合法
がある。グラフト重合法においては、粒子表面に重合可
能なビニル基を導入し、該ビニル基を出発点として上記
単量体を重合する方法、粒子表面に重合開始剤を導入
し、該開始剤により上記単量体を重合する方法の二つが
考えられる。
【0014】(1)ビニル基導入法 ビニル基導入法においては、粒子表面に水酸基、カルボ
キシル基、エポキシ基、シリル基、シラノール基、イソ
シアナート基等の官能基を存在せしめ、上記官能基と反
応して共有結合することの出来る官能基を有する単量体
を反応せしめることによりビニル基を導入する。
【0015】(2) 開始剤導入法 粒子表面に上記官能基を存在せしめ、上記官能基と共有
結合することの出来る官能基を有する過酸化物、過水酸
化物、アゾ化合物等の開始剤を反応せしめることにより
開始剤を導入する。
【0016】(3) 官能基を表面に存在させる方法 粒子を上記析出重合あるいはシード重合によって製造す
る場合には、溶剤としてメタノール、エタノール、iso-
プロパノール、sec-プロパノール、t-ブタノール等のア
ルコール、アセトン、メチルエチルケトン等のケトン等
の極性溶剤を使用し、上記官能基を有する単量体を含む
単量体混合物を重合する。このような重合によって製造
される粒子は表面に官能基を配向する。上記官能基を有
する単量体としては下記のようなものがある。カルボキ
シル基含有単量体としてはアクリル酸、メタクリル酸、
イタコン酸、クロトン酸、マレイン酸、無水マレイン
酸、シトラコン酸等がある。水酸基含有単量体としては
2-ヒドロキシエチルアクリレート、2-ヒドロキシエチル
メタクリレート、2-ヒドロキシプロピルアクリレート、
2-ヒドロキシプロピルメタクリレート、アリルアルコー
ル等がある。エポキシ基含有単量体としてはグリシジル
アクリレート、グリシジルメタクリレート、グリシジル
アリルエーテル等がある。メチロール基含有単量体とし
てはN−メチロールアクリルアミド、N−メチロールメ
タクリルアミド等がある。アミノ基含有単量体としては
ジメチルアミノエチルアクリレート、ジメチルアミノエ
チルメタクリレート等がある。酸アミド基含有単量体と
しては、アクリルアミド、メタクリルアミド等がある。
シリル基含有単量体としてはγ−メタクリロキシプロピ
ルトリメトキシシラン、ビニルトリアセトキシシラン、
p−トリメトキシシリルスチレン、p−トリエトキシシ
リルスチレン、p−トリメトキシシリル−α−メチルス
チレン、p−トリエトキシシリル−α−メチルスチレ
ン、γ−アクリロキシプロピルトリメトキシシラン、ビ
ニルトリメトキシシラン、N−β−(N−ビニルベンジ
ルアミノエチル−γ−アミノプロピル)トリメトキシシ
ラン・塩酸塩等がある。
【0017】更にシリル基を導入する方法としては、シ
ラノール基、水酸基、カルボキシル基等の活性水素を有
する官能基を表面に有する粒子にシランガスを反応させ
る方法も適用される。
【0018】上記重合体粒子以外、ガラス、セラミッ
ク、金属等の無機質粒子である場合は、例えばγ−(2
−アミノエチル)アミノプロピルメチルジシラン、γ−
(2−アミノエチル)アミノプロピルトリメトキシシラ
ン、γ−グリシドキシトリプロピルメトキシシラン、γ
−メルカプトプロピルトリメトキシシラン、メチルトリ
メトキシシラン、p−トリメトキシシリルスチレン、メ
チルトリクロロシラン等のシランカップリング剤によっ
て処理することによってシリル基を表面に導入すること
が出来る。
【0019】上記シリル基を表面に導入した重合体粒子
または無機質粒子はアルカリまたは酸処理によってシリ
ル基を加水分解することにより、シラノール基を表面に
有する粒子となる。
【0020】
【作用】本発明においては、付着層と粒子表面とは共有
結合によって結合されているから、付着層は粒子と一体
的であり剥離することはない。
【0021】
【実施例】
実施例1 分子量1.0×105 のヒドロキシプロピルセルロース
30g,スチレン単量体8g,γ−メタクリロキシプロ
ピルトリメトキシシラン4g,エチルアルコール250
g,アゾビスイソブチロニトリル0.1gを反応器に仕
込み、65℃、10時間、窒素気流下で分散重合させる
ことによって平均粒径5.8μm、標準偏差1.5%の
均一な粒子を得た。上記粒子を洗浄後、酸あるいはアル
カリ処理することによって粒子内部ではSi −O−Si
のシロキサン結合の架橋、粒子表面ではシラノール基
(Si −OH)が存在する架橋粒子Aが合成された。
【0022】実施例2 n−ブチルパーオキサイド2gをラウリル硫酸ソーダ
0.15gを溶解した水20g中に油滴径が0.5μm
以下になるように乳化微分散せしめた。上記開始剤分散
液を5重量%のポリスチレン粒子(粒径1.2μm)の
水分散液40g中に投入し、30℃,12時間にわたり
ゆっくり攪拌することによって該開始剤油滴をポリスチ
レン粒子に吸収させシード粒子分散液とした。次いでス
チレン45g,γ−メタクリロキシプロピルトリメトキ
シシラン15g,およびジビニルベンゼン10gの単量
体混合物をラウリル硫酸ソーダ2.85gを溶解した水
350g中に微分散し、該分散液に上記シード粒子分散
液を添加混合し、該シード粒子に該単量体混合物を吸収
させた。その後上記分散液にポリビニルアルコール10
重量%水溶液100gを添加し、80℃に昇温して該シ
ード粒子に吸収されている該単量体混合物を重合させ
た。昇温してから5時間後に上記単量体は消滅し、平均
粒径6.2μm、標準偏差4%の均一真球粒子が得られ
た。この粒子を酸あるいはアルカリ処理することによっ
て表面にシラノール基が存在する架橋粒子Bが合成され
た。
【0023】実施例3 実施例1の重合処方に更に2-ヒドロキシプロピルメタク
リレート1gを共重合させることによって、表面にシラ
ノール基とアルコール性OH基の両方の官能基を有する
平均粒径6.5μm、標準偏差3%の均一な粒子Cが合
成された。
【0024】実施例4 実施例2の単量体混合物をスチレン45g,2-ヒドロキ
シプロピルメタクリレート15g,およびジビニルベン
ゼン10gの単量体混合物とし、同様にして80℃、6
時間重合させることによって、表面にアルコール性OH
基を有する平均粒径7μm、標準偏差4.5%の均一な
架橋粒子Dが合成された。
【0025】実施例5 分子量4×105 のヒドロキシプロピルセルロース50
g,スチレン10g,ジビニルベンゼン5g,メタクリ
ル酸2g,メチルアルコール300g,アゾビスイソブ
チロニトリル0.2gを反応器に仕込み、60℃、8時
間、窒素気流下で分散重合させることによって、表面に
−COOH基を有する平均粒径6.25μm、標準偏差
3%の架橋粒子Eが合成された。
【0026】実施例6 第3リン酸カルシウム3重量%,塩化ナトリウム3重量
%を溶解した水溶液を調整し、これを連続相成分とし
て、スチレン250g,γ−メタクリロキシプロピルト
リメトキシシラン80gの単量体混合物にアゾビスイソ
ブチロニトリル12gを溶解させて上記連続相に分散さ
せ、65℃で4時間、その後85℃で6時間重合させる
ことによって3〜12μmの粒径分布を有する重合粒子
が得られた。上記重合粒子酸あるいはアルカリ処理し、
更に分級することによって表面にシラノール基を有する
平均粒径5.5μm、標準偏差6%の架橋粒子Fが合成
された。
【0027】実施例7 実施例6において、単量体混合物処方をスチレン200
g,2-ヒドロキシプロピルメタクリレート20g,ジビ
ニルベンゼン60gとし、重合後更に分級することによ
って表面にアルコール性OH基を有する平均粒径6.1
μm、標準偏差4%の均一な架橋粒子Gが合成された。
【0028】実施例8 エチルアルコール480gと水390gとの混合液を攪
拌しながら、35℃に保ち、この混合液にアンモニアガ
ス70gを溶解させた。これに28重量%エチルシリケ
ート17gを加え、その後2時間攪拌を続けてSi O2
として0.5重量%に相当するシード粒子が分散した白
濁液を得た。上記シード粒子分散液にNa OH0.03
gが溶解した水溶液3.3gを加えてから90gのシー
ド粒子分散液を採取し、35℃下アンモニアガスでpH
を11.5に保ちながら、このシード粒子分散液にエチ
ルアルコール450gと水880gおよび28重量%エ
チルシリケート580gを同時に20時間かけて徐々に
添加した。これに1重量%Na OH水溶液100gを加
え、70℃で2時間処理をした。この分散液110gを
35℃下エチルアルコール65gと水50gを加え、p
Hを11.5に保ちながら、エチルアルコール640g
と水815gおよび28重量%エチルシリケート325
gを2.0時間かけて添加した。全量添加後液中にNa
OH0.7gが溶解した水溶液65gを加えこれを70
℃に加熱して2時間保持し分散液を得た。この分散液9
4.6gを攪拌下65℃に保ちエチルアルコール120
gと水95gを加えpHを11.5に保ちながら、エチ
ルアルコール310gと水440gとの混合液および2
8重量%エチルシリケート205gを同時に20時間か
けて添加した。全量添加後液Na OH0.7gが溶解し
た水溶液65gを加えこれを70℃に加熱して2時間保
持し、この分散液1100gを35℃に保ちエチルアル
コール150gと水125gをpH11.5に保ちエチ
ルアルコール165gと水275gおよび28重量%エ
チルシリケート160gを20時間かけて添加した。そ
こにNa OH0.7gが溶解した水溶液65gを加えこ
れを70℃に加熱して2時間保持し分散液を得た。この
分散液1300gを攪拌下65℃に保ちエチルアルコー
ル190gと水150gを加えアンモニアガスでpHを
11.5に保ちながら、エチルアルコール93gと水1
50gおよび28重量%エチルシリケート80gを同時
に20時間かけて添加し、更にNa OH0.6gが溶解
した水溶液58gを加えこれを70℃に加熱して2時間
保持し分散液を得た。これを110℃で乾燥して表面に
シラノール基を有する平均粒径5.3μmの粒子Hを得
た。
【0029】実施例9(ビニル基導入粒子の製造) 実施例1〜8によって作成した表面にシラノール基(S
i-OH),あるいはアルコール性OH基,カルボキシル
基(−COOH)等の活性水素を有する架橋粒子A〜H
の夫々の10gに対しテトラメチルジシラザン30g,
トルエン30gを一括に仕込み、80〜90℃で3〜5
時間反応させ表面にSi-H基を導入する。このSi-H化
粒子10gに対しトルエン30g, グリシジル基(エポ
キシ基)を有するオレフィン化合物(例えばグリシジル
アリルエーテル)30g, 塩化白金酸0.1gを一括に
仕込み80〜90℃で3〜5時間反応させグリシジル基
に変換する。次にこの粒子10gに対しトルエン30
g, アミノ基(1〜3級)を有する単量体(例えばN,
N−ジメチルアミノエチルアクリレート)30gを一括
に仕込み70〜80℃で5〜7時間反応させ粒子表面に
ビニル基を導入する。
【0030】実施例10(ビニル基導入粒子の製造) 実施例9において作成したグリシジル基(エポキシ基)
を有する粒子10gに対し、トルエン30g, カルボキ
シル基を有する単量体(例えばメタクリル酸)30gを
一括に仕込み80〜90℃で5〜7時間反応させ表面に
ビニル基を導入する。
【0031】実施例11(ビニル基導入粒子の製造) 実施例9において作成した表面にSi-H基を有する粒子
10gに対しトルエン30g, アルコール(フェノー
ル)性OH基を有するオレフィン化合物(例えばアリル
アルコール)30g, 塩化白金酸0.1gを一括に仕込
み80〜90℃で3〜5時間反応させOH基を導入後、
過剰のビニル単量体の酸クロリド(例えばメタクリル酸
クロライド)を加え室温で反応後エステル化反応により
表面にビニル基を導入する。
【0032】実施例12(ビニル基導入粒子の製造) 実施例9において作成した表面にSi-H基を有する粒子
10gに対しトルエン30g, アリルメタクリレート3
0g, 塩化白金酸0.1gを一括に仕込み80〜90℃
で3〜5時間反応させ表面にビニル基を導入する。
【0033】実施例13(ビニル基導入粒子の製造) 表面にSi-OHを有する架橋粒子A,B,F,H10g
に対し夫々トルエン20g, 加水分解性シリル基を有す
る単量体(例えばγ−メタクリロキシプロピルトリメト
キシシラン)30gを一括に仕込みトルエン還流下5〜
7時間反応させ表面にビニル基を導入する。
【0034】実施例14(ビニル基導入粒子の製造) 表面にSi-OHを有する架橋粒子A,B,F,H10g
に対し夫々トルエン20g, 加水分解性シリル基を有す
るエポキシ化合物(例えばγ−グリシドキシトリメトキ
シシラン)30gを一括に仕込みトルエン還流下5〜7
時間反応させ表面にエポキシ基を導入し、アミノ基を有
する単量体(例えばジメチルアミノエチルアクリレー
ト)と所定温度で所定時間反応させて表面にビニル基を
導入する。
【0035】実施例15(ビニル基導入粒子の製造) 表面にSi-OHを有する架橋粒子A,B,F,H10g
に対し夫々トルエン20g, 加水分解性シリル基を有す
るアミン化合物(例えばγ−(2−アミノエチル)アミ
ノプロピルメチルジトキシシラン)30gを一括に仕込
み所定温度、所定時間反応させ表面にアミノ基を導入
し、エポキシ基を有する単量体(例えばグリシジルメタ
クリレート)と反応させて表面にビニル基を導入する。
【0036】実施例16(ビニル基導入粒子の製造) 実施例9において作成した表面にSi-H基を有する粒子
10gに対しトルエン30g, ハロゲン化オレフィン
(例えば臭化アリル)30g, 塩化白金酸0.1gを一
括に仕込み表面をハロゲン化する。次にハロゲン化粒子
10gに対しカルボキシル基を有する単量体(例えばメ
タクリル酸)10g,ジメチルホルムアミド10g,テ
トラエチルアンモニウム塩0.1gを一括に仕込み60
〜70℃で8〜9時間反応させ表面にビニル基を導入す
る。
【0037】実施例17(ビニル基導入粒子の製造) 表面にSi-OHを有する架橋粒子A,B,F,H10g
に対し夫々トルエン30g, 1,3-ジビニル-1,1,3,3- テ
トラメチルジシラザン30gを一括に仕込み80〜90
℃で3〜5時間反応させ表面にビニル基を導入する。
【0038】実施例18(開始剤導入粒子の製造) 実施例9で作成した表面にエポキシ基を有する粒子10
gに対し4,4-アゾビス-4- シアノ吉草酸10g,ジメチ
ルホルムアミド50g,トリエチルベンジルアンモニウ
ム塩0.1gを一括に仕込み50℃で5時間反応させ表
面にアゾ基を導入する。
【0039】実施例19(開始剤導入粒子の製造) 実施例9で作成した表面にエポキシ基を有する粒子10
gに対し2,2-アゾビス-2-(2-イミダゾリン)プロパン1
0gを50℃で5時間反応させ表面にアゾ基を導入す
る。
【0040】実施例20(開始剤導入粒子の製造) 表面にアルコール性OH基を有する架橋粒子C,D,G
10gに対し夫々4,4-アゾビス-4- シアノ吉草酸の酸ク
ロリド10g,トリエチルアミン10gを滴下し、表面
にアゾ基を導入する。
【0041】実施例21(開始剤導入粒子の製造) 実施例9において作成された表面にSi-Hを有する粒子
10gに対しイソシアネート基を有するオレフィン化合
物(例えばアリルイソシアネート)10g, 塩化白金酸
0.1gを一括に仕込み80〜90℃で5時間反応させ
表面にイソシアネート基を導入する。上記粒子10gに
対し活性水素を含む官能基(例えばOH,COOH,C
ONH2 ) を有するアゾ化合物もしくは過酸化物を所定
温度、所定時間反応させて表面に開始剤を導入する。
【0042】実施例22(開始剤導入粒子の製造) 実施例9において作成された表面にSi-Hを有する粒子
10gに対しアリル基を有する開始剤(例えば2,2-アゾ
ビス-2-N- アリルアミジノプロパン)5g,塩化白金酸
0.1gを一括に仕込み50〜60℃で5時間反応させ
表面に開始剤を導入する。
【0043】実施例23(グラフト粒子の製造) 実施例18〜22で得られた開始剤導入粒子1gに対し
夫々トルエン20g,ステアリルメタクリレート50g
を一括仕込み、窒素気流下70〜80℃で8〜10時間
反応させ粒子表面がポリステアリルメタクリレート層で
覆われた低温メルト型(融点38℃)の付着層を有する
グラフト粒子が製造される。該グラフト粒子はトルエン
により洗浄しその後乾燥される。該グラフト粒子のSE
M(走査電子顕微鏡)による測定の結果粒径増加△d=
0.2μmであった。
【0044】実施例24(グラフト粒子の製造) 実施例18〜22で得られた開始剤導入粒子1gに対し
夫々トルエン20g,グリシジルメタクリレート50g
を一括仕込み、窒素気流下70〜80℃で8〜10時間
反応させ、150℃の加熱で配向基板のイミドコーティ
ング膜上の残存基(COOH,NH2 ) と反応し得かつ
低温メルト型(融点44℃)のグラフト粒子が製造され
る。該グラフト粒子は実施例23と同様に洗浄乾燥し、
SEMによる測定の結果、△d=0.12μmであっ
た。
【0045】実施例25(グラフト粒子の製造) 実施例9〜17で得られたビニル基導入粒子1gに対し
ラジカル開始剤(例えばアゾビスイソブチロニトリル)
0.1gトルエン10gを仕込み開始剤解裂温度まで昇
温し、2時間反応させて粒子表面のビニル基にラジカル
を発生させる。2時間後ホモポリマーがトルエンに溶解
し得る単量体スチレン5gを滴下し、1時間反応させる
と重合体層を有するグラフト粒子が製造される。該グラ
フト粒子は実施例23と同様に洗浄乾燥する。この粒子
はトルエン、テトラヒドロフラン等の有機溶剤に容易に
分散するし、トルエンにより重合体層が膨潤し付着性を
発現する。SEMによる測定の結果、△d=0.15μ
mであった。
【0046】実施例26(グラフト粒子の製造) 実施例9〜17で得られたビニル基導入粒子1gに対し
ラジカル開始剤0.1gメタノール10gを仕込み所定
温度まで昇温し、2時間反応させて粒子表面のビニル基
にラジカルを発生させる。2時間後重合体がメタノール
に溶解し得る単量体ビニルピロリドン5gを滴下し、1
時間後余分な重合体を除去すればメタノールや水等の誘
電率の高い溶媒に分散し易いグラフト粒子が製造され
る。該グラフト粒子は実施例23と同様に洗浄乾燥す
る。この粒子は重合体層が水で膨潤し付着性を発現す
る。SEMにより測定した結果、△d=0.10μmで
あった。
【0047】実施例27(グラフト粒子の製造) 実施例1〜9で得られたビニル基導入粒子1gに対しア
ゾビスイソブチロニトリル0.1g,ジオキサン20g
を仕込み70℃で1.5時間反応後グリシジルメタクリ
レート5g,2-ヒドロキシエチルアクリレート5gの混
合単量体を滴下し、1時間後過剰な重合体を除去すれば
水分散が容易でかつ配向基板のイミドコーティング膜に
付着性のあるグラフト粒子が製造される。該グラフト粒
子は実施例23と同様に洗浄乾燥する。この粒子をSE
Mによる測定の結果、△d=0.32μmであった。
【0048】実施例23〜26によって得られたグラフ
ト粒子について下記の試験を行なった。 (1)液晶に対する不純物溶出試験 各グラフト粒子0.2gを2ccの液晶(メルクSTN;
ZL1−4720−000)中に分散させ、90℃で1
5分処理後、80℃で200時間放置する。その後液晶
を抽出して、DSC,ガスクロマトグラフィーにより耐
液晶性を調べたその結果は表1に示される。
【0049】
【表1】 *比較例:実施例8と同様なゾル−ゲル法によって合成
された5.3μm粒径のシリカ粒子80gと0.25μ
m粒径のメチルメタクリレート樹脂粒子5gとを混合し
て樹脂を吸着させた。それを熱処理によって被覆させ、
厚さ0.1μmの有機接着層を有するシリカ粒子を用い
た。
【0050】表1によれば本発明のグラフト粒子からの
液晶への不純物の混入は全くないことがわかり、一方比
較例の粒子では液晶の純度を下げてしまった。このこと
から本発明のグラフト粒子は液晶の配向性も損なわない
ことが確認された。
【0051】(2)イミド基板に対する固着性能 各粒子0.1gをフロン5gに分散させ、超音波分散1
0分後3Kg/cm2 のエアー圧でイミド基板に散布した。
基板焼成を100℃×5分,110℃×5分,140℃
×10分,180℃×10分の温度条件で行なった。付
着評価はエアーブロー方式と軽粘着テープ剥離の2種類
によりビーズ残存率測定により評価した。その結果は表
2に示される。
【0052】
【表2】
【0053】表2によれば2種類の付着評価は相関性が
あり、低温付着タイプと高温付着タイプの2種類の付着
タイプの粒子を合成することが出来る。また本発明の粒
子の付着性は比較粒子に比して可成り優れていることが
わかる。
【0054】
【考案の効果】したがって、本発明においては配向基板
に付着性が良好でかつ付着層が剥離しない液晶スペーサ
が得られる。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年8月11日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0054
【補正方法】変更
【補正内容】
【0054】
【発明の効果】 したがって、本発明においては配向基板
に付着性が良好でかつ付着層が剥離し ない液晶スペー
サが得られる。
フロントページの続き (72)発明者 畑 宏則 愛知県名古屋市瑞穂区二野町8番3号 ナ トコペイント株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】粒子表面を配向基板に対して付着性を有す
    る付着層によって被覆した構成であって、該粒子表面と
    付着層とは共有結合によって結合されていることを特徴
    とする液晶スペーサ
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