JPH07300586A - 液晶用スペーサ - Google Patents

液晶用スペーサ

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JPH07300586A
JPH07300586A JP16309294A JP16309294A JPH07300586A JP H07300586 A JPH07300586 A JP H07300586A JP 16309294 A JP16309294 A JP 16309294A JP 16309294 A JP16309294 A JP 16309294A JP H07300586 A JPH07300586 A JP H07300586A
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JP
Japan
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group
side chain
particles
graft
polymerizable
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JP16309294A
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English (en)
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Takeshi Shiraishi
武士 白石
Masahito Sakai
雅仁 酒井
Nagahiko Yamakado
祥彦 山門
Hironori Hata
宏則 畑
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NATOKO PAINT KK
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NATOCO PAINT KK
NATOKO PAINT KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明の目的は、配向基板に付着性が良好でか
つ付着層が剥離しない液晶用スペーサを提供することに
ある。 【構成】上記目的に対して本発明では粒子表面に重合性
オレフィンを含む低重合度グラフト鎖を導入し、該オレ
フィンを起点として重合性ビニル単量体を重合してグラ
フト重合鎖を形成し、これを付着層とし、更に所望なら
ば該グラフト重合鎖から一次、二次、三次の側鎖を形成
して付着層の厚みを増大させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は液晶が内部に充填される
一対の配向基板に介在する液晶用スペーサに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】この種の液晶用スペーサとしては、シリ
カ粒子、金属酸化物粒子の表面に、配向基板に付着性を
有する低融点の合成樹脂やワックス等の付着物を被覆し
たものが提供されていた(特開昭63−94224
号)。上記液晶用スペーサを用いると、該スペーサは配
向基板表面に該付着層を介して固定され、切断時や液晶
注入時、あるいは振動が及ぼされてもスペーサが移動し
ない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の液晶用スペーサにあっては粒子表面から付着層が剥離
し易く、剥離した付着層は液晶側に混入して液晶の性能
を妨害すると云う問題点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の課題
を解決するための手段として表面に−SiH基を有する
粒子にエポキシ基を有する重合性ビニル化合物を反応付
加せしめることによって導入した重合性オレフィンを含
む低重合度グラフト鎖の重合性オレフィンを起点として
重合性ビニル単量体の一種または二種以上から構成され
配向基板に対して付着性を有するグラフト重合鎖からな
る付着層が形成されている液晶用スペーサを提供するも
のである。
【0005】本発明の液晶用スペーサとしては、更に該
グラフト重合鎖に一次側鎖が形成されたもの、該一次側
鎖に更に二次側鎖が形成されたもの、および該二次側鎖
に更にポリアルキレングリコール三次側鎖が形成された
ものが含まれる。
【0006】〔配向基板〕配向基板としては通常ガラス
板またはプラスチック板またはプラスチックフィルムあ
るいはポリイミドコーティングされたガラス板またはプ
ラスチック板またはプラスチックフィルムが用いられ
る。ポリイミドコーティングはポリイミドをコーティン
グするか、またはポリイミド前駆体をコーティングして
加熱することによってイミド化することによって行なわ
れる。
【0007】〔粒子〕本発明においては、表面に−Si
H基を有する粒子に重合性ビニル化合物を反応付加せし
めて重合性ビニル基を導入し、該重合性ビニル基を起点
として重合性ビニル単量体の一種または二種以上をグラ
フト重合することによって配向基板に対して付着性を有
するグラフト重合鎖を形成する。上記表面に−SiH基
を有する粒子は、例えば表面にシラノール基(Si−O
H)、アルコール性OH基、カルボキシル基(−COO
H)、アミノ基(−NH2 )、酸アミド基(−CONH
2 )、イミノ基(−NH)、メルカプト基(−SH)等
の活性水素を有する官能基を有する粒子にテトラメチル
ジシラザン等のシラザンを反応させることによって得ら
れる。上記表面に活性水素を有する粒子は上記活性水素
を有する官能基を有する重合性ビニル単量体、加水分解
または付加、縮合、開環等の反応により上記活性水素を
有する官能基となるような官能基を有する重合性ビニル
単量体、あるいは活性水素を有する官能基または加水分
解または付加、縮合、開環等の反応により上記活性水素
を有する官能基となるような官能基を有する化合物と反
応可能な官能基を有する重合性ビニル単量体を含む単量
体混合物を、該単量体混合物は溶解し、該単量体混合物
にもとづく重合体は溶解しない溶剤中で該単量体混合物
を重合して重合体粒子を析出せしめる析出重合法、上記
析出重合法によって得られた重合体粒子を上記単量体混
合物によって膨潤せしめ、該重合体粒子に内蔵されてい
るラジカルによって該単量体混合物を重合せしめて二次
重合体を得るシード重合方法等が適用される。
【0008】上記析出重合およびシード重合にあっては
単量体の一部としてジビニルベンゼン、ジアリルフタレ
ート、テトラアリロキシエタン等の多価ビニル化合物を
用いた架橋重合体粒子が望ましい。架橋重合体粒子は耐
溶剤性、耐熱性が良好である。
【0009】上記析出重合およびシード重合にあって
は、液晶用スペーサとして適当な真球状でかつ均一な粒
度分布を有する粒子が得られ、特にシード重合にあって
は粒子の大きな真球状粒子が得られる。
【0010】このようにして重合体粒子を製造した後そ
のまゝ、あるいは必要ならば加水分解または付加、縮
合、開環等の反応によりあるいは活性水素を有する官能
基または加水分解または付加、縮合、開環等の反応によ
って活性水素を有する官能基となるような官能基を有す
る化合物を反応させ必要ならば更に加水分解または付
加、縮合、開環等をして表面に活性水素を有する粒子を
製造する。
【0011】〔重合性オレフィンを含む低重合度グラフ
ト鎖の導入〕本発明においては、上記表面に−SiH基
を有する粒子にエポキシ基を有する重合性ビニル化合物
を反応付加せしめることによって重合性オレフィンを含
む低重合度グラフト鎖を導入する。上記エポキシ基を有
する重合性ビニル化合物としては、例えばグリシジルア
クリレート、グリシジルメタクリレート、アリルグリシ
ジルエーテル、1,2-エポキシ-5- ヘキセン、ビニルシク
ロヘキセンモノエポキシド、メタクリロイルオキシメチ
ルシクロヘキセンモノエポキシド、アクリロイルオキシ
メチルシクロヘキセンモノエポキシド等がある。上記反
応は通常4塩化スズ、3フッ化ホウ素ジエチルエーテ
ル、塩化白金酸、テトラフルオロホウ酸、塩化亜鉛、塩
化チタン、水素化フッ化スズ等のカチオン重合触媒を使
用してメタノール、エタノール、iso-プロパノール、n-
ブタノール、iso-ブタノール、t-ブタノール、シクロヘ
キサノール等のアルコール系溶媒、アセトン、メチルエ
チルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノ
ン等のケトン系溶媒、酢酸エチル、酢酸n-ブチル、酢酸
アミル等のエステル系溶媒、ベンゼン、トルエン、キシ
レン等の芳香族系溶媒、セロソルブアセテート、メチル
セロソルブ、エチルセロソルブ、n-ブチルセロソルブ等
のセロソルブ系溶媒等の有機溶媒の存在下で行われる。
【0012】〔グラフト重合鎖の形成〕上記粒子表面に
導入された低重合グラフト鎖オレフィンを起点として重
合性ビニル単量体の一種または二種以上を重合開始剤を
使用してグラフト重合することによって、該粒子表面に
配向基板に対して付着性を有するグラフト重合鎖を形成
する。
【0013】上記重合性ビニル単量体としては、例えば
メチルアクリレート、エチルアクリレート、n-プロピル
アクリレート、iso-プロピルアクリレート、n-ブチルア
クリレート、iso-ブチルアクリレート、t-ブチルアクリ
レート、2-エチルヘキシルアクリレート、シクロヘキシ
ルアクリレート、テトラヒドロフルフリルアクリレー
ト、イソボルニルアクリレート、イソアミルアクリレー
ト、オクチルアクリレート、イソオクチルアクリレー
ト、ラウリルアクリレート、ステアリルアクリレート、
ベンジルアクリレート、ノニルフェノキシエチルアクリ
レート、β−(パーフロロオクチル)エチルアクリレー
ト、メチルメタクリレート、エチルメタクリレート、n-
プロピルメタクリレート、iso-プロピルメタクリレー
ト、n-ブチルメタクリレート、iso-ブチルメタクリレー
ト、t-ブチルメタクリレート、2-エチルヘキシルメタク
リレート、ステアリルメタクリレート、ラウリルメタク
リレート、イソボルニルメタクリレート、オクチルメタ
クリレート、イソオクチルメタクリレート、セチルメタ
クリレート、ベヘニルメタクリレート、イソデシルメタ
クリレート、トリデシルメタクリレート、シクロヘキシ
ルメタクリレート、テトラヒドロフルフリルメタクリレ
ート、ベンジルメタクリレート、グリシジルメタクリレ
ート、2,2,2-トリフロロエチルメタクリレート、2,2,3,
3-テトラフロロプロピルメタクリレート、2,2,3,4,4,4-
ヘキサフロロブチルメタクリレート、β−(パーフロロ
オクチル)エチルメタクリレート、メトキシポリエチレ
ングリコールモノメタクリレート、メチルビニルエーテ
ル、エチルビニルエーテル、n-プロピルビニルエーテ
ル、n-ブチルビニルエーテル、iso-ブチルビニルエーテ
ル、アリルグリシジルエーテル、スチレン、α−メチル
スチレン、アクリロニトリル、メタクリロニトリル、酢
酸ビニル、塩化ビニル、塩化ビニリデン、弗化ビニル、
弗化ビニリデン、エチレン、プロピレン、イソプレン、
クロロプレン、ブタジエン等のモノマーが使用される。
また重合開始剤としては、例えば過酸化ベンゾイル、メ
チルエチルケトンパーオキサイド、クメンヒドロパーオ
キサイド、t-ブチルヒドロパーオキサイド、シクロヘキ
サノンパーオキサイド、t-ブチルパーオキサイド、t-ブ
チルパーオキシベンゾエート、t-ブチルパーオキシ-2-
エチルヘキサナート、t-ブチルパーオキシパバレート、
t-ブチルパーオキシネオデカノエート、3,5,5-トリメチ
ルヘキサノイルパーオキサイド、ジイソプロピルベンゼ
ンヒドロパーオキサイド、ラウロイルパーオキサイドお
よびジクミルパーオキサイド等の過酸化物系重合開始
剤、2,2'- アゾビスイソブチロニトリル、2,2'- アゾビ
スメチルブチロニトロニトリル、2,2'- アゾビス-2,4-
ジメチルバレロニトリル、2,2'- アゾビス-2- シクロプ
ロピルプロピオニトリル、2,2'- アゾビス-4- メトキシ
-2,4- ジメチルバレロニトリル、1,1'- アゾビスシクロ
ヘキサン-1- カルボニトリル、2-フェニラゾ-4- メトキ
シ-2,4- ジメチルバレロニトリル、2,2'- アゾビス-N,
N'-ジメチレンイソブチラミジン等アゾ系重合開始剤の
ような主として油溶性重合開始剤が使用される。
【0014】上記グラフト重合は通常メタノール、エタ
ノール、iso-プロパノール、n-ブタノール、iso-ブタノ
ール、t-ブタノール、シクロヘキサノール等のアルコー
ル系溶剤、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソ
ブチルケトン、シクロヘキサノンのようなケトン系溶
剤、酢酸エチル、酢酸n-ブチル、酢酸アミル等のエステ
ル系溶剤、ベンゼン、トルエン、キシレンの芳香族系溶
剤、セロソルブアセテート、メチルセロソルブ、エチル
セロソルブ、n-ブチルセロソルブ等のセロソルブ系溶剤
等の有機溶剤の存在下に行われる。
【0015】〔一次側鎖の形成〕上記配向基板に対して
付着性を有するグラフト重合鎖を表面に形成した粒子は
そのまゝ液晶用スペーサとして用いられるが、更に該グ
ラフト重合鎖に上記配向基板に対して付着性を有する一
次側鎖を形成してもよい。この場合には該グラフト重合
鎖は必ずしも配向基板に対して付着性を有するものであ
る必要はない。
【0016】上記一次側鎖を形成するには、上記グラフ
ト重合鎖の側鎖に重合性ビニル基を導入し、該重合性ビ
ニル基を起点として重合性ビニル単量体の一種または二
種以上をグラフト重合する。上記グラフト重合鎖の側鎖
に重合性ビニル基を導入するには、粒子表面に重合性ビ
ニル基を導入する場合と同様に、該グラフト重合鎖中に
シラノール基(Si−OH)、Si−H基、アルコール
性OH基、カルボキシル基(−COOH)、アミノ基
(−NH2 )、酸アミド基(−CONH2 )、イミノ基
(−NH)、メルカプト基(−SH)等の活性水素を有
する官能基、あるいは加水分解または付加、縮合、開環
等の反応により上記活性水素を有する官能基となるよう
な官能基を導入し、例えばアクリロイルイソシアナー
ト、メタクリロイルイソシアナート、アリルイソシアナ
ート、m-イソプロペニル- α, α- ジメチルベンジルイ
ソシアナート等のような重合性ビニル基を有するイソシ
アナート化合物を反応付加せしめる方法、あるいは上記
活性水素を有する官能基を導入したグラフト重合鎖の該
官能基に上記したと同様なシラザンを反応せしめてSi
−H基を導入し、該Si−H基に更にエポキシ基を有す
るオレフィン化合物を反応付加せしめて重合性オレフィ
ンを含む低重合性グラフト鎖形成する方法、上記Si−
H基にアクリレートまたはメタクリレートの重合性不飽
和結合を有するアルキルアクリレートまたはメタクリレ
ートを反応させる方法、上記Si−OH基に加水分解性
シリル基を有する重合性ビニル単量体を反応させる方
法、上記Si−OH基に加水分解性シリル基を有するエ
ポキシ化合物を反応させてエポキシ基を導入し、該エポ
キシ基にアミノ基を有する重合性ビニル単量体を反応さ
せる方法、上記Si−OH基に加水分解性シリル基を有
するアミン化合物を反応させてアミノ基を導入し、該ア
ミノ基にエポキシ基を有する重合性ビニル単量体を反応
させる方法、上記Si−H基にハロゲン化オレフィンを
反応させてハロゲン化し、更にカルボキシル基を有する
重合性ビニル単量体を反応させる方法、上記Si−OH
基にジビニルシラザンを反応させる方法等が適用され
る。
【0017】上記グラフト重合鎖に上記活性水素を有す
る官能基を導入するには、例えば2-ヒドロキシエチルメ
タクリレート、2-ヒドロキシエチルアクリレート、2-ヒ
ドロキシプロピルメタクリレート、2-ヒドロキシプロピ
ルアクリレート、2-ヒドロキシブチルメタクリレート、
ポリエチレングリコールモノメタクリレート、ポリプロ
ピレングリコールモノメタクリレート、アリルアルコー
ル、アクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、マレイン
酸、クロトン酸、ジメチルアミノエチルメタクリレー
ト、ジメチルアミノエチルアクリレート、ジメチルアミ
ノプロピルメタクリレート、ジメチルアミノプロピルア
クリレート、アクリルアミド、メタクリルアミド等のよ
うな活性水素を有する官能基を有する重合性ビニル単量
体を使用する。また上記グラフト重合鎖にSi−OH基
を導入するには、例えばγ- メタクリロキシプロピルト
リメトキシシラン、γ- メタクリロキシプロピルトリエ
トキシシラン、γ- メタクリロキシプロピルメチルジメ
トキシシラン、γ- メタクリロキシプロピルメチルジエ
トキシシラン、γ- アクリロキシプロピルメチルジメト
キシシラン、γ- メタクリロキシプロピルビス(トリメ
トキシ)メチルシラン、11- メタクリロキシウンデカメ
チレントリメトキシシラン、ビニルトリエトキシシラ
ン、4-ビニルテトラメチレントリメトキシシラン、8-ビ
ニルオクタメチレントリメトキシシラン、3-トリメトキ
シシリルプロピルビニルエーテル、ビニルトリアセトキ
シシラン、p-トリメトキシシリルスチレン、p-トリエト
キシシリルスチレン、p-トリメトキシシリル- α- メチ
ルスチレン、p-トリエトキシシリル- α- メチルスチレ
ン、γ- アクリロキシプロピルトリメトキシシラン、ビ
ニルトリメトキシシラン、N-β(N-ビニルベンジルアミ
ノエチル- γ- アミノプロピル)トリメトキシシラン・
塩酸塩等のような加水分解性シリル基を有する重合性ビ
ニル単量体を使用する。
【0018】上記グラフト重合鎖の側鎖に導入されたビ
ニル基を起点として重合性ビニル単量体の一種または二
種以上を重合開始剤を使用してグラフト重合することに
よって、該グラフト重合鎖に配向基板に対して付着性を
有する一次側鎖を形成する。上記重合性ビニル単量体と
しては上記グラフト重合鎖を形成する際に用いられた重
合性ビニル単量体と同種のものが用いられ、また重合開
始剤も上記グラフト重合鎖を形成する際に用いられたも
のと同種のものが用いられる。そして上記グラフト重合
は上記グラフト重合鎖の形成の場合と同様に通常有機溶
剤の存在下で行われる。
【0019】〔二次側鎖の形成〕上記配向基板に対して
付着性を有する一次側鎖を有するグラフト重合鎖を表面
に形成した粒子はそのまゝ液晶用スペーサとして用いら
れるが、更に該一次側鎖に上記配向基板に対して付着性
を有する二次側鎖を形成してもよい。この場合には該グ
ラフト重合鎖および一次側鎖は必ずしも上記配向基板に
対して付着性を有するものである必要はない。
【0020】上記二次側鎖を形成するには、上記一次側
鎖の側鎖に重合性ビニル基を導入し、該重合性ビニル基
を起点として重合性ビニル単量体の一種または二種以上
をグラフト重合する。側鎖に重合性ビニル基を導入する
方法および該重合性ビニル基を起点として重合性ビニル
単量体の一種または二種以上をグラフト重合する方法は
グラフト重合鎖に一次側鎖を形成する場合と同様であ
る。
【0021】〔三次側鎖の形成〕上記配向基板に対して
付着性を有する一次側鎖、二次側鎖を有するグラフト重
合鎖を表面に形成した粒子はそのまゝ液晶用スペーサと
した用いられるが、更に該二次側鎖に上記配向基板に対
して付着性を有するポリアルキレングリコール三次側鎖
を形成してもよい。この場合には該グラフト重合鎖、一
次側鎖および二次側鎖は必ずしも上記配向基板に対して
付着性を有するものである必要はない。
【0022】上記三次側鎖を形成するには、上記二次側
鎖に水酸基またはカルボキシル基と反応可能な官能基を
導入し、該官能基にポリアルキレングリコールまたはポ
リアルキレングリコールのモノまたはジカルボン酸を反
応させる。上記水酸基と反応可能な官能基としては、例
えばカルボキシル基、イソシアナート基、エポキシ基等
があり、上記カルボキシル基と反応可能な官能基として
は、例えば水酸基、イソシアナート基、エポキシ基等が
ある。そして該官能基を二次側鎖に導入するには、該官
能基を有する重合性ビニル単量体を該二次側鎖に重合あ
るいは他の重合性ビニル単量体と混合して共重合する。
このような重合性ビニル単量体としては、例えばアクリ
ル酸、メタクリル酸、イタコン酸、マレイン酸、クロト
ン酸(以上カルボキシル基含有重合性ビニル単量体
2-ヒドロキシエチルメタクリレート、2-ヒロドキシエチ
ルアクリレート、2-ヒドロキシプロピルメタクリレー
ト、2-ヒドロキシプロピルアクリレート、アリルアルコ
ール、ヒドロキシブチルメタクリレート、ポリエチレン
グリコールモノメタクリレート、ポリプロピレングリコ
ールモノメタクリレート(以上水酸基含有重合性ビニル
単量体)、粒子表面に重合性ビニル基を導入するために
使用されるものと同様なイソシアナート基含有重合性ビ
ニル単量体、グリシジルアクリレート、グリシジルメタ
クリレート、グリシジルアリルエーテル、脂環式エポキ
シ基を含有するアクリレートまたはメタクリレート(以
上エポキシ基含有重合性ビニル単量体)等がある。
【0023】
【作用】本発明においては、粒子表面に導入したビニル
基を起点として重合性ビニル単量体の一種または二種以
上を重合して配向基板に対して付着性を有するグラフト
重合側鎖からなる付着層を形成するから、該付着層は粒
子表面と共有結合によって結合されており、該粒子表面
から剥離することはない。更に該グラフト重合鎖に配向
基板に対して付着性を有する一次側鎖、二次側鎖、三次
側鎖を形成させれば、付着層の厚みが次第に増加して固
着性が向上する。
【0024】
【実施例】 〔実施例1〕(SiOHの導入) 分子量1.0×105 のヒドロキシプロピルセルロース
30g、スチレン単量体8g、γ−メタクリロキシプロ
ピルトリメトキシシラン4g、エチルアルコール250
g、2,2'- アゾビスイソブチロニトリル0.1gを反応
器に仕込み、65℃、10時間、窒素気流下で分散重合
させることによって平均粒径5.8μm、標準偏差1.
5%の均一な粒子を得た。上記粒子を洗浄後、酸あるい
はアルカリ処理することによって粒子内部ではSi−O
−Siのシロキサン結合の架橋、粒子表面ではシラノー
ル基(Si−OH)が存在する架橋粒子Aが合成され
た。
【0025】〔実施例2〕(−OHの導入) n-ブチルパーオキサイド2gをラウリル硫酸ソーダ0.
15gを溶解した水20g中に油滴径が0.5μm以下
になるように乳化微分散せしめた。上記開始剤分散液を
5重量%のポリスチレン粒子(粒径1.2μm)の水分
散液40g中に投入し、30℃、12時間にわたりゆっ
くり攪拌することによって該開始剤油滴をポリスチレン
粒子に吸収させシード粒子分散液とした。次いでスチレ
ン45g、2−ヒドロキシプロピルメタクリレート15
g、およびジビニルベンゼン10gの単量体混合物をラ
ウリル硫酸ソーダ2.85gを溶解した水350g中に
微分散し、該分散液に上記シード粒子分散液を添加混合
し、該シード粒子に該単量体混合物を吸収させた。その
後上記分散液にポリビニルアルコール10重量%水溶液
100gを添加し、80℃に昇温して該シード粒子に吸
収されている該単量体混合物を重合させた。昇温してか
ら6時間後に上記単量体は消滅し、平均粒径7μm、標
準偏差4.5%の均一真球粒子が得られた。この粒子を
酸あるいはアルカリ処理することによって表面にアルコ
ール性OH基が存在する架橋粒子Bが合成された。
【0026】〔実施例3〕(−COOHの導入) 分子量4×105 のヒドロキシプロピルセルロース50
g、スチレン10g、ジビニルベンゼン5g、メタクリ
ル酸2g、メチルアルコール300g、2,2'-アゾビス
イソブチロニトリル0.2gを反応器に仕込み、60
℃、8時間、窒素気流下で分散重合させることによっ
て、表面に−COOH基を有する平均粒径6.25μ
m、標準偏差3%の架橋粒子Cが合成された。
【0027】〔実施例4〕(SiH基の導入) 実施例1〜3によって作成した表面にシラノール基(−
SiOH)、あるいはアルコール性OH基、カルボキシ
ル基(−COOH)等の活性水素を有する粒子A〜Cそ
れぞれの10gに対し、トルエン30g、テトラメチル
ジシラザン30gを一括に仕込み、80〜90℃で3〜
5時間反応させ、表面にSi−H基を有する架橋粒子D
を得た。
【0028】〔実施例5〕(重合性オレフィンを含む低
重合度グラフト鎖の導入) 実施例4によって作成した表面に−SiH基を有する架
橋粒子D10g、トルエン30gエポキシ基を有するオ
レフィン化合物(例えばアリルグリシジルエーテル)3
0g、カチオン重合触媒(例えば4塩化スズ、3フッ化
ホウ素ジエチルエーテル等)の5%トルエン溶液を窒素
気流下60〜70℃で3〜5時間反応させ、粒子表面に
重合性オレフィンを含む低重合度ポリマーを有する架橋
粒子を合成する。
【0029】〔実施例6〕(グラフト粒子の製造) 実施例5によって作成した表面に重合性オレフィンを含
む低重合度グラフト鎖を有する架橋粒子1gに対し、メ
チルエチルケトン20g、重合開始剤(例えばベンゾイ
ルパーオキサイド等の過酸化物開始剤等)0.1gを仕
込み開始剤開裂温度まで昇温し、2時間反応させて粒子
表面の重合性オレフィンにラジカルを発生させる。2時
間後ホモポリマーがメタノールに溶解し得る重合性モノ
マー(例えばビニルピロリドン,(メタ)アクリル酸
等)10gを滴下し、1時間後余分な重合体を除去すれ
ばメタノールや水等の誘電率の高い溶媒に分散しやすい
グラフト粒子が製造される。該グラフト粒子はメチルセ
ロソルブにより洗浄し、その後乾燥する。この粒子は重
合体層が水で膨潤し付着性を発現する。SEMによる測
定の結果、粒子径増加Δd=0.5μmであった。
【0030】〔実施例7〕(重合性ビニル単量体を用い
たグラフト一次側鎖を形成した粒子の製造) 実施例5によって作成した表面に重合性オレフィンを含
む低重合度グラフト鎖を有する粒子10gに対し、重合
開始剤(例えば2,2'- アゾビスイソブチロニトリル)1
g、メチルセロソルブ100gを仕込み開始剤開裂温度
まで昇温し、窒素気流下2時間反応させて粒子表面のビ
ニル基にラジカルを発生させる。2時間後OH基を持ち
ホモポリマーがメチルセロソルブに溶解し得る重合ビニ
ル単量体(例えば2-ヒドロキシプロピルメタクリレート
等)50gを滴下し、1時間反応させると表面にグラフ
ト重合鎖からなる付着層を有する粒子が製造される。該
粒子はメチルセロソルブにより洗浄しその後乾燥され
る。該粒子10gに対し、再度メタクリロイルイソシア
ナート30%トルエン溶液3g、メチルエチルケトン2
0gを一括に仕込み、20〜25℃で30〜60分反応
させ、該グラフト重合鎖の側鎖にビニル基が導入された
粒子Hが製造される。該粒子はメチルエチルケトンによ
り洗浄しその後乾燥される。該粒子1gに対し、重合開
始剤(例えば2,2'- アゾビスイソブチロニトリル)0.
1g、トルエン10gを仕込み開始剤開裂温度まで昇温
し、窒素気流下2時間反応させて粒子表面のグラフト重
合鎖のビニル基にラジカルを発生させる。2時間後ホモ
ポリマーがトルエンに溶解し得る重合性ビニル単量体
(例えばスチレン、メチルメタクリレート、酢酸ビニル
等)5gを滴下し、1時間反応させると該グラフト重合
鎖には該ビニル基を起点として該重合性ビニル単量体の
重合鎖からなる一次側鎖が形成される。このようにして
製造された一次側鎖を有するグラフト重合鎖を付着層と
した粒子はトルエンにより洗浄しその後乾燥される。該
粒子のSEM(走査電子顕微鏡)による測定の結果粒子
径増加Δd=0.3μmであった。
【0031】〔実施例8〕(重合性ビニル単量体を用い
たグラフト二次側鎖を形成した粒子の製造) 実施例7において得られたグラフト重合鎖の側鎖にビニ
ル基が導入された粒子H10gに対し、メチルエチルケ
トン100g、メチルメタクリレート30g、2−ヒド
ロキシプロピルメタクリレート20g、重合開始剤(例
えばベンゾイルパーオキサイド)1gを一括に仕込み、
窒素気流下80℃で2時間反応させると該グラフト重合
鎖には該ビニル基を起点として、OH基を含む該重合性
ビニル単量体の重合鎖からなる一次側鎖が形成される。
該粒子はメチルエチルケトンにより洗浄しその後乾燥さ
れる。該粒子10gに対し、再度メタクリロイルイソシ
アナート30%トルエン溶液3g、メチルエチルケトン
20gを一括に仕込み、20〜25℃で30〜60分反
応させ、該グラフト重合鎖の一次側鎖にビニル基が導入
された粒子Iが製造される。該粒子はメチルエチルケト
ンにより洗浄し、その後乾燥される。該粒子1gに対
し、重合開始剤(例えばベンゾイルパーオキサイド)
0.1g、メチルエチルケトン10g、重合性ビニル単
量体(例えばグリシジルメタクリレート)5gを一括に
仕込み、窒素気流下70〜80℃で2〜3時間反応させ
ると、該グラフト重合一次側鎖には該ビニル基を起点と
してグリシジルメタクリレート単量体重合鎖からなる二
次側鎖が形成される。このようにして製造された二次側
鎖を付着層とした粒子はメチルエチルケトンにより洗浄
し、その後乾燥される。該粒子のSEM(走査電子顕微
鏡)による測定の結果粒子径増加Δd=0.6μmであ
った。
【0032】〔実施例9〕(ポリアルキレングリコール
を用いたグラフト三次側鎖を形成した粒子の製造) 実施例8で作成したグラフト重合鎖の一次側鎖にビニル
基が導入された粒子I10gに対し、重合開始剤(例え
ば2,2'- アゾビスイソブチロニトリル)1g、メチルセ
ロソルブ100g、水酸基またはカルボキシル基と反応
可能な官能基を有する重合性ビニル単量体(例えばグリ
シジルメタクリレート)50gを一括に仕込み、窒素気
流下70〜80℃で2〜3時間反応させると、該グラフ
ト重合一次側鎖には該ビニル基を起点として水酸基また
はカルボキシル基と反応可能な官能基を有するグラフト
二次側鎖が形成される。該粒子1gに対し、メチルセロ
ソルブ30g、ポリエチレングリコールジカルボン酸
(平均分子量200以上)10gを一括に仕込み、メチ
ルセロソルブ還流下で2〜6時間反応させ、余分なポリ
エチレングリコールジカルボン酸を除去し、乾燥する。
このようにして製造された三次側鎖を付着層とした粒子
は水に対して容易に分散し、低温でメルトし、配向膜に
対する固着性を示す。該グラフト粒子のSEM(走査電
子顕微鏡)による測定の結果、粒子径増加Δd=1.2
μmであった。
【0033】実施例6〜9によって得られたグラフト粒
子について下記の試験を行った。 〔試験1〕(液晶に対する不純物溶出試験) 各グラフト粒子0.1gを1gの液晶(メルク:ZLI
−1565)中に分散させ、150℃で24時間放置
し、その後液晶を抽出して、示差走査熱量分析(DS
C)、ガスクロマトグラフィー(GC)により耐液晶性
を調べた。また、各グラフト粒子0.5gを10mlの
iso-プロパノールに浸漬し、10日間室温放置後、分光
光度計(UV)を用いて不純物量を測定した。その結果
は表1に示される。
【0034】
【表1】 *比較例:ゾル・ゲル法によって合成された5.3μm
粒径のシリカ粒子と0.25μm粒径のメチルメタクリ
レート樹脂粒子5gとを混合して該樹脂を吸着させた。
樹脂を吸着した該シリカ粒子を熱処理することによって
被覆させ、厚さ0.1μmの有機接着層を有するシリカ
粒子を作成し、該粒子を比較例として用いた。 表1によれば、本発明のグラフト粒子からの液晶への不
純物の混入はまったくないことが分かり、一方比較例の
粒子では液晶の純度が下がってしまった。このことか
ら、本発明のグラフト固着粒子は液晶の配向性も損なわ
ないことが確認された。
【0035】〔試験2〕(ポリイミド配向膜付き基板に
対する固着性能) 実施例6〜9で作成した粒子並びに比較例の粒子および
シリカ粒子の各粒子0.1gをiso-プロパノール5gに
分散させ、超音波分散を10分間行なった後1.0,
2.0Kg/cm2の各エアー圧でイミド基板(ポリイミドは
日産化学製 サンエバーSE−150をカタログ標準焼
成条件にて焼成して用いた)に散布した。基板焼成を1
00℃、120℃、150℃、180℃の温度条件でそ
れぞれ10分間行ない、エアーブロー方式によるビーズ
残存率により本発明の粒子の固着性を評価した。その結
果は表2に示される。
【0036】
【表2】 表2によれば、本発明の粒子の固着性は比較粒子に比べ
かなり優れていることが分かる。
【0037】
【発明の効果】したがって、本発明においては配向基板
に付着性が良好でかつ付着層が剥離しない液晶用スペー
サが得られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 畑 宏則 愛知県名古屋市瑞穂区二野町8番3号 ナ トコペイント株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表面に−SiH基を有する粒子にエポキシ
    基を有する重合性ビニル化合物を反応付加せしめること
    によって導入した重合性オレフィンを含む低重合度グラ
    フト鎖の重合性オレフィンを起点として重合性ビニル単
    量体の一種または二種以上から構成され配向基板に対し
    て付着性を有するグラフト重合鎖からなる付着層が形成
    されていることを特徴とする液晶用スペーサ
  2. 【請求項2】該グラフト重合鎖には更に配向基板に対し
    て付着性を有する一次側鎖が形成されている請求項1に
    記載の液晶用スペーサ
  3. 【請求項3】該一次側鎖には重合性ビニル基が導入され
    ており、該重合性ビニル基を起点として重合性ビニル単
    量体の一種または二種以上から構成され配向基板に対し
    て付着性を有する二次側鎖が形成されている請求項2に
    記載の液晶用スペーサ
  4. 【請求項4】該二次側鎖には水酸基またはカルボキシル
    基と反応可能な官能基が導入されており、該官能基にポ
    リアルキレングリコールまたはポリアルキレングリコー
    ルのモノまたはジカルボン酸を反応させることによって
    配向基板に対して付着性を有するポリアルキレングリコ
    ール三次側鎖が形成されている請求項3に記載の液晶用
    スペーサ
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999006415A1 (fr) * 1997-07-31 1999-02-11 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Substance a chimisorption, film de cristaux liquides alignes et afficheur a cristaux liquides faits de cette substance, procede de fabrication correspondant
JP2001133788A (ja) * 1999-11-02 2001-05-18 Sekisui Chem Co Ltd 液晶表示装置用スペーサ及び液晶表示装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO1999006415A1 (fr) * 1997-07-31 1999-02-11 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Substance a chimisorption, film de cristaux liquides alignes et afficheur a cristaux liquides faits de cette substance, procede de fabrication correspondant
US6495221B1 (en) 1997-07-31 2002-12-17 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Chemisorptive substance, aligned liquid-crystal film and liquid-crystal display element both made by using the same, and processes for producing these
JP2001133788A (ja) * 1999-11-02 2001-05-18 Sekisui Chem Co Ltd 液晶表示装置用スペーサ及び液晶表示装置

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