JPH05232256A - パルス幅測定タイマ - Google Patents
パルス幅測定タイマInfo
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- JPH05232256A JPH05232256A JP3622592A JP3622592A JPH05232256A JP H05232256 A JPH05232256 A JP H05232256A JP 3622592 A JP3622592 A JP 3622592A JP 3622592 A JP3622592 A JP 3622592A JP H05232256 A JPH05232256 A JP H05232256A
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- external input
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 外部入力信号のHパルス幅とLパルス幅のど
ちらか一方、または両方のパルス幅を測定できるパルス
幅測定タイマを得る。 【構成】 カウンタ8とレジスタ9を備えるとともに外
部入力信号1の変化を検出する外部入力変化検出回路2
と、外部入力変化検出回路2から出力される外部入力変
化検出信号3を受けて、カウンタ8内のデータをレジス
タ9に転送させるカウントデータ転送信号5を発生する
カウントデータ転送信号発生回路4と、カウントデータ
転送信号発生回路4からの信号を受けて、カウンタ8を
初期化するカウンタ初期化信号7を発生するカウンタ初
期化信号発生回路6を設ける。
ちらか一方、または両方のパルス幅を測定できるパルス
幅測定タイマを得る。 【構成】 カウンタ8とレジスタ9を備えるとともに外
部入力信号1の変化を検出する外部入力変化検出回路2
と、外部入力変化検出回路2から出力される外部入力変
化検出信号3を受けて、カウンタ8内のデータをレジス
タ9に転送させるカウントデータ転送信号5を発生する
カウントデータ転送信号発生回路4と、カウントデータ
転送信号発生回路4からの信号を受けて、カウンタ8を
初期化するカウンタ初期化信号7を発生するカウンタ初
期化信号発生回路6を設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、測定するパルス幅の
選択ができるようにしたパルス幅測定タイマに関するも
のである。
選択ができるようにしたパルス幅測定タイマに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来のパルス幅測定タイマの構
成を示すブロック図であり、図において、外部入力信号
(以下、この信号名をEXTとする。)1は外部入力変
化検出回路2に入り、この外部入力変化検出回路2によ
って外部入力信号EXT1の変化毎に、外部入力変化検
出信号(以下、この信号名をTRGとする。)3が発生
される。この外部入力変化検出信号TRG3は、カウン
トデータ転送信号発生回路4に入り、このカウントデー
タ転送信号発生回路4は、外部入力変化検出信号TRG
3が入る度に、カウントデータ転送信号(以下、この信
号名をTRANとする。)5を発生する。またこの時、
カウントデータ転送信号発生回路4は、カウンタ初期化
信号発生回路6に信号を送る。このカウンタ初期化信号
発生回路6は、カウントデータ転送信号発生回路4から
の信号を受ける毎に、カウンタ初期化信号(以下、この
信号名をINLとする。)7を発生する。カウンタ8
は、カウントクロック毎にカウントデータが大きくなる
アップカウントを実施するが、カウンタ初期化信号IN
L7を受けることにより初期化されて、カウントデータ
が1H(Hは16進を表す。以下、同様。) になる。ま
た、カウンタ8は、カウントデータ転送信号TRAN5
を受けることによって、その時のカウントデータを、カ
ウントデータ転送ライン10を通して、レジスタ9に転送
する。このため、カウントデータ転送信号TRAN5が
発生されることにより、1つの外部入力信号EXT1の
パルス幅に対して、測定が終了したことを知ることがで
きる。レジスタ9は、カウンタ8から次のカウントデー
タが転送されるまで、カウントデータを保持することに
より、1つの外部入力信号EXT1のパルス幅測定完了
の後、カウンタ8が次の外部入力信号EXT1のパルス
幅を測定中に、測定完了したパルス幅を読みとることが
できる。
成を示すブロック図であり、図において、外部入力信号
(以下、この信号名をEXTとする。)1は外部入力変
化検出回路2に入り、この外部入力変化検出回路2によ
って外部入力信号EXT1の変化毎に、外部入力変化検
出信号(以下、この信号名をTRGとする。)3が発生
される。この外部入力変化検出信号TRG3は、カウン
トデータ転送信号発生回路4に入り、このカウントデー
タ転送信号発生回路4は、外部入力変化検出信号TRG
3が入る度に、カウントデータ転送信号(以下、この信
号名をTRANとする。)5を発生する。またこの時、
カウントデータ転送信号発生回路4は、カウンタ初期化
信号発生回路6に信号を送る。このカウンタ初期化信号
発生回路6は、カウントデータ転送信号発生回路4から
の信号を受ける毎に、カウンタ初期化信号(以下、この
信号名をINLとする。)7を発生する。カウンタ8
は、カウントクロック毎にカウントデータが大きくなる
アップカウントを実施するが、カウンタ初期化信号IN
L7を受けることにより初期化されて、カウントデータ
が1H(Hは16進を表す。以下、同様。) になる。ま
た、カウンタ8は、カウントデータ転送信号TRAN5
を受けることによって、その時のカウントデータを、カ
ウントデータ転送ライン10を通して、レジスタ9に転送
する。このため、カウントデータ転送信号TRAN5が
発生されることにより、1つの外部入力信号EXT1の
パルス幅に対して、測定が終了したことを知ることがで
きる。レジスタ9は、カウンタ8から次のカウントデー
タが転送されるまで、カウントデータを保持することに
より、1つの外部入力信号EXT1のパルス幅測定完了
の後、カウンタ8が次の外部入力信号EXT1のパルス
幅を測定中に、測定完了したパルス幅を読みとることが
できる。
【0003】ここで、外部入力信号EXT1と、外部入
力変化検出信号TRG3と、カウントデータ転送信号T
RAN5と、カウンタ初期化信号INL7との間の時間
的関係を図6に示す。図6に示すように、外部入力信号
EXT1の変化によって外部入力変化検出信号TRG3
が発生された後、まず、カウントデータ転送信号TRA
N5が発生され、次にカウンタ初期化信号INL7が発
生されるため、カウンタ8は外部入力信号EXT1のパ
ルス幅に相当する時間の間、カウントクロックでアップ
カウントしたカウントデータを、レジスタ9に転送した
後初期化され、再び次の外部入力信号EXT1のパルス
幅に対してカウントを実施する。このため、カウントデ
ータ転送信号TRAN5によって、カウンタ8からカウ
ンタデータ転送ライン10を通して、レジスタ9に転送さ
れたカウントデータを読み出すことによって、外部入力
信号EXT1のパルス幅を、カウントクロックでカウン
トしたカウントデータとして測定することができる。
力変化検出信号TRG3と、カウントデータ転送信号T
RAN5と、カウンタ初期化信号INL7との間の時間
的関係を図6に示す。図6に示すように、外部入力信号
EXT1の変化によって外部入力変化検出信号TRG3
が発生された後、まず、カウントデータ転送信号TRA
N5が発生され、次にカウンタ初期化信号INL7が発
生されるため、カウンタ8は外部入力信号EXT1のパ
ルス幅に相当する時間の間、カウントクロックでアップ
カウントしたカウントデータを、レジスタ9に転送した
後初期化され、再び次の外部入力信号EXT1のパルス
幅に対してカウントを実施する。このため、カウントデ
ータ転送信号TRAN5によって、カウンタ8からカウ
ンタデータ転送ライン10を通して、レジスタ9に転送さ
れたカウントデータを読み出すことによって、外部入力
信号EXT1のパルス幅を、カウントクロックでカウン
トしたカウントデータとして測定することができる。
【0004】次に動作について、図5のパルス幅測定タ
イマの回路図を示す図7と、図7の動作を説明するタイ
ミングチャートを示す図8を用いて説明する。まず、外
部入力変化検出回路2について説明する。外部入力変化
検出回路2は、EXNOR回路11と、インバータ回路12
から構成されており、外部入力信号EXT1を入力し
て、外部入力変化検出信号TRG3を出力する。この外
部入力変化検出回路2の動作原理は、次のように説明さ
れる。外部入力信号EXT1を入力とするインバータ回
路12によって、外部入力信号EXT1が、ある遅延時間
後に反転され、図8の外部入力信号EXT1に対して、
aのような信号を作成する。また、EXNOR回路11
は、外部入力信号EXT1とインバータ回路12で作成さ
れた信号を入力することで、この2つの入力が同じ信号
レベルとなった時に、Hレベルの信号を出力する。この
ため、図8に示す外部入力変化検出信号TRG3のよう
に、外部入力信号EXT1の変化時において、インバー
タ回路12の入力信号から出力信号が作成されるのに要す
る遅延時間の幅のHパルス信号が作成される。
イマの回路図を示す図7と、図7の動作を説明するタイ
ミングチャートを示す図8を用いて説明する。まず、外
部入力変化検出回路2について説明する。外部入力変化
検出回路2は、EXNOR回路11と、インバータ回路12
から構成されており、外部入力信号EXT1を入力し
て、外部入力変化検出信号TRG3を出力する。この外
部入力変化検出回路2の動作原理は、次のように説明さ
れる。外部入力信号EXT1を入力とするインバータ回
路12によって、外部入力信号EXT1が、ある遅延時間
後に反転され、図8の外部入力信号EXT1に対して、
aのような信号を作成する。また、EXNOR回路11
は、外部入力信号EXT1とインバータ回路12で作成さ
れた信号を入力することで、この2つの入力が同じ信号
レベルとなった時に、Hレベルの信号を出力する。この
ため、図8に示す外部入力変化検出信号TRG3のよう
に、外部入力信号EXT1の変化時において、インバー
タ回路12の入力信号から出力信号が作成されるのに要す
る遅延時間の幅のHパルス信号が作成される。
【0005】次に、カウントデータ転送信号発生回路4
について説明する。カウントデータ転送信号発生回路4
は、3つのD−FF13と、2入力NOR回路17と、2入
力AND回路18から構成されている。D−FF13はCL
K入力(図7ではCLKの部分に相当。)に入力された
クロック信号がH期間の間は、D入力(図7ではDの部
分に相当。)に入力された信号を、Q出力(図7ではQ
の部分に相当。)から出力し、CLK入力がHからLに
なった時点のD入力を、内部のラッチに保持してQ出力
から出力する。また、D−FF13はリセット入力(図7
ではRの部分に相当。)に入力されたリセット信号によ
って、Q出力をL出力にクリアすることができる。ここ
で、図7の3つのD−FF13に対して、左から順番にD
−FF1、D−FF2、D−FF3とすると、それぞれ
のD−FF13の入出力は表1のようになっている。
について説明する。カウントデータ転送信号発生回路4
は、3つのD−FF13と、2入力NOR回路17と、2入
力AND回路18から構成されている。D−FF13はCL
K入力(図7ではCLKの部分に相当。)に入力された
クロック信号がH期間の間は、D入力(図7ではDの部
分に相当。)に入力された信号を、Q出力(図7ではQ
の部分に相当。)から出力し、CLK入力がHからLに
なった時点のD入力を、内部のラッチに保持してQ出力
から出力する。また、D−FF13はリセット入力(図7
ではRの部分に相当。)に入力されたリセット信号によ
って、Q出力をL出力にクリアすることができる。ここ
で、図7の3つのD−FF13に対して、左から順番にD
−FF1、D−FF2、D−FF3とすると、それぞれ
のD−FF13の入出力は表1のようになっている。
【0006】
【表1】
【0007】また、リセット信号に対してはD−FF1
のみ、システム初期化信号RESET14とD−FF3の
Q出力を入力とする2入力NOR回路17の出力となって
いるが、D−FF2及びD−FF3に対しては、システ
ム初期化信号RESET14が入力されている。ここで、
システム初期化信号RESET14は、このパルス幅測定
タイマを使用する前にタイマを初期化するために出力さ
れる信号で、タイマ初期化時にH出力、タイマ使用中は
L出力となる。
のみ、システム初期化信号RESET14とD−FF3の
Q出力を入力とする2入力NOR回路17の出力となって
いるが、D−FF2及びD−FF3に対しては、システ
ム初期化信号RESET14が入力されている。ここで、
システム初期化信号RESET14は、このパルス幅測定
タイマを使用する前にタイマを初期化するために出力さ
れる信号で、タイマ初期化時にH出力、タイマ使用中は
L出力となる。
【0008】以上のような構成によりD−FF1は、外
部入力変化検出信号TRG3が発生するたびにH信号を
出力するが、2入力NOR回路17の出力をリセット入力
としているため、図8に示すように、外部入力変化検出
信号TRG3入力後、カウントクロックTCLK15の最
初の立ち下がりでL信号に戻る。また、D−FF2は、
図8に示すタイミングチャートにおける左の部分の、外
部入力信号EXT1の立ち上がり時におけるように、外
部入力変化検出信号TRG3がカウントクロックTCL
K15のL期間に出される場合は、外部入力変化検出信号
TRG3が出力されてから、最初のカウントクロックT
CLK15の立ち上がりからQ出力としてH信号を出力
し、次のカウントクロックTCLK15の立ち上がりにお
いてL信号を出力する。また、図8に示すタイミングチ
ャートの真ん中の部分の、外部入力信号EXT1の立ち
下がり時におけるように、外部入力変化検出信号TRG
3が、カウントクロックTCLK15のH期間に出力され
る場合は、外部入力変化検出信号TRG3の発生ととも
にQ出力としてH信号を出力し、外部入力変化検出信号
TRG3が出力されてから、最初のカウントクロックT
CLK15の立上がりにおいてL信号を出力する。また、
D−FF3はD−FF2がQ出力としてH信号出力後、
最初のカウントクロックTCLK15の立ち下がりにおい
てQ出力としてH信号を出力し、次のカウントクロック
TCLK15の立ち下がりにおいてL信号を出力する。こ
のD−FF3のQ出力と、パルス幅測定中はL信号とな
るシステム初期化信号RESET14を2入力とする2入
力NOR回路17の出力が、D−FF1のリセット入力と
なっており、D−FF3のQ出力がH信号になるととも
に、D−FF1がリセットされる。そして、D−FF3
のQ出力とカウントクロックTCLK15の反転出力を入
力とする2入力AND回路18の出力がカウントデータ転
送信号TRAN5となっている。
部入力変化検出信号TRG3が発生するたびにH信号を
出力するが、2入力NOR回路17の出力をリセット入力
としているため、図8に示すように、外部入力変化検出
信号TRG3入力後、カウントクロックTCLK15の最
初の立ち下がりでL信号に戻る。また、D−FF2は、
図8に示すタイミングチャートにおける左の部分の、外
部入力信号EXT1の立ち上がり時におけるように、外
部入力変化検出信号TRG3がカウントクロックTCL
K15のL期間に出される場合は、外部入力変化検出信号
TRG3が出力されてから、最初のカウントクロックT
CLK15の立ち上がりからQ出力としてH信号を出力
し、次のカウントクロックTCLK15の立ち上がりにお
いてL信号を出力する。また、図8に示すタイミングチ
ャートの真ん中の部分の、外部入力信号EXT1の立ち
下がり時におけるように、外部入力変化検出信号TRG
3が、カウントクロックTCLK15のH期間に出力され
る場合は、外部入力変化検出信号TRG3の発生ととも
にQ出力としてH信号を出力し、外部入力変化検出信号
TRG3が出力されてから、最初のカウントクロックT
CLK15の立上がりにおいてL信号を出力する。また、
D−FF3はD−FF2がQ出力としてH信号出力後、
最初のカウントクロックTCLK15の立ち下がりにおい
てQ出力としてH信号を出力し、次のカウントクロック
TCLK15の立ち下がりにおいてL信号を出力する。こ
のD−FF3のQ出力と、パルス幅測定中はL信号とな
るシステム初期化信号RESET14を2入力とする2入
力NOR回路17の出力が、D−FF1のリセット入力と
なっており、D−FF3のQ出力がH信号になるととも
に、D−FF1がリセットされる。そして、D−FF3
のQ出力とカウントクロックTCLK15の反転出力を入
力とする2入力AND回路18の出力がカウントデータ転
送信号TRAN5となっている。
【0009】次に、カウンタ初期化信号発生回路6は、
カウントデータ転送信号発生回路4のD−FF3のQ出
力をD入力とし、カウントクロックTCLK15をCLK
入力とし、システム初期化信号RESET14をリセット
入力とするD−FF13と、2入力AND回路18から構成
され、この2入力AND回路18の出力が、カウンタ初期
化信号INL7となっている。このように、カウントデ
ータ転送信号TRAN5のD−FF3NOの出力が、カ
ウンタ初期化信号発生回路6に入力される構成になって
いるとともに、カウントデータ転送信号TRAN5はカ
ウントクロックTCLK15の反転信号とANDをとった
信号であり、カウンタ初期化信号INL7は、カウンタ
初期化信号発生回路6のD−FF13の出力と、カウント
クロックTCLK15のANDをとった信号であるため、
カウントデータ転送信号TRAN5発生後、カウンタの
初期化信号INL7が発生される。そして、カウントデ
ータ転送信号TRAN5が、カウンタデータ転送ライン
10を制御し、カウンタ初期化信号INL7がカウンタ
8に入力されることから、カウントデータをレジスタ9
に転送後、カウンタ8が初期化される。
カウントデータ転送信号発生回路4のD−FF3のQ出
力をD入力とし、カウントクロックTCLK15をCLK
入力とし、システム初期化信号RESET14をリセット
入力とするD−FF13と、2入力AND回路18から構成
され、この2入力AND回路18の出力が、カウンタ初期
化信号INL7となっている。このように、カウントデ
ータ転送信号TRAN5のD−FF3NOの出力が、カ
ウンタ初期化信号発生回路6に入力される構成になって
いるとともに、カウントデータ転送信号TRAN5はカ
ウントクロックTCLK15の反転信号とANDをとった
信号であり、カウンタ初期化信号INL7は、カウンタ
初期化信号発生回路6のD−FF13の出力と、カウント
クロックTCLK15のANDをとった信号であるため、
カウントデータ転送信号TRAN5発生後、カウンタの
初期化信号INL7が発生される。そして、カウントデ
ータ転送信号TRAN5が、カウンタデータ転送ライン
10を制御し、カウンタ初期化信号INL7がカウンタ
8に入力されることから、カウントデータをレジスタ9
に転送後、カウンタ8が初期化される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来のパルス幅測定タ
イマは以上のように構成されているので、外部入力信号
のHパルス幅及びLパルス幅の両方に対して測定を行っ
ても、その測定データはどちらのパルス幅のものかの区
別がつかないため、どちらか一方のパルス幅に対してだ
けのパルス幅に対して測定を行う必要がある場合は、外
部入力信号レベルをソフトウエアで監視しなければなら
ないという問題点があった。
イマは以上のように構成されているので、外部入力信号
のHパルス幅及びLパルス幅の両方に対して測定を行っ
ても、その測定データはどちらのパルス幅のものかの区
別がつかないため、どちらか一方のパルス幅に対してだ
けのパルス幅に対して測定を行う必要がある場合は、外
部入力信号レベルをソフトウエアで監視しなければなら
ないという問題点があった。
【0011】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、外部入力信号のHパルスと動作
クロックの出力のLパルスの両方のパルス幅を測定でき
るとともに、外部入力信号のHパルス幅のみを測定する
場合と、外部入力信号のLパルス幅のみを測定する場合
との選択ができるようにしたパルス幅測定タイマを得る
ことを目的とする。
ためになされたもので、外部入力信号のHパルスと動作
クロックの出力のLパルスの両方のパルス幅を測定でき
るとともに、外部入力信号のHパルス幅のみを測定する
場合と、外部入力信号のLパルス幅のみを測定する場合
との選択ができるようにしたパルス幅測定タイマを得る
ことを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明に係わるパルス
幅測定タイマは、カウンタとレジスタを備えるとともに
外部入力の変化を検出する外部入力変化検出回路と、外
部入力変化検出回路から出力される外部入力変化検出信
号を受けて、カウンタ内のデータをレジスタに転送させ
るカウントデータ転送信号を発生するカウントデータ転
送信号発生回路と、カウントデータ転送信号発生回路か
らの信号を受けて、カウンタを初期化するカウンタ初期
化信号を発生するカウンタ初期化信号発生回路を設けた
ものである。
幅測定タイマは、カウンタとレジスタを備えるとともに
外部入力の変化を検出する外部入力変化検出回路と、外
部入力変化検出回路から出力される外部入力変化検出信
号を受けて、カウンタ内のデータをレジスタに転送させ
るカウントデータ転送信号を発生するカウントデータ転
送信号発生回路と、カウントデータ転送信号発生回路か
らの信号を受けて、カウンタを初期化するカウンタ初期
化信号を発生するカウンタ初期化信号発生回路を設けた
ものである。
【0013】
【作用】この発明におけるパルス幅測定タイマは、測定
対象のパルス幅に対してのみパルス幅測定完了時のみ、
カウントデータ転送信号を発生するように働く。
対象のパルス幅に対してのみパルス幅測定完了時のみ、
カウントデータ転送信号を発生するように働く。
【0014】
実施例1.図1は、この発明の実施例1によるパルス幅
測定タイマの構成を示すブロック図であり、図におい
て、1〜10は従来のパルス幅測定タイマのものと同一
のため説明を省略する。19は測定パルス選択回路で、こ
の測定パルス選択回路19によりカウントデータ転送信号
TRAN5は、カウントデータ転送信号発生回路4以外
の制御を受ける。図1における外部入力信号EXT1
と、外部入力変化検出信号TRG3と、カウントデータ
転送信号TRAN5と、カウンタ初期化信号INL7と
の間の時間的な関係を図2(a)及び図2(b)に示
す。図2(a)、及び図2(b)は、それぞれ、外部入
力信号EXT1のHパルスのみを測定する場合と、Lパ
ルスのみを測定する場合を示しており、図2(a)は外
部入力信号EXT1の立ち下がり後のみ、カウントデー
タ信号TRAN5が出力され、図2(b)では外部入力
信号EXT1の立ち上がり後のみ、カウントデータ転送
信号TRAN5が出力される。すなわち、測定する外部
入力信号EXT1のパルス終了後の、測定パルスとは逆
のパルス入力期間中にのみ、カウントデータ転送信号T
RAN5が出力される。ここで、カウンタ初期化信号I
NL7は、従来と同じように出力されるため、測定対象
の外部入力信号EXT1のパルス幅のみに対して、カウ
ントデータを読みとることができる。
測定タイマの構成を示すブロック図であり、図におい
て、1〜10は従来のパルス幅測定タイマのものと同一
のため説明を省略する。19は測定パルス選択回路で、こ
の測定パルス選択回路19によりカウントデータ転送信号
TRAN5は、カウントデータ転送信号発生回路4以外
の制御を受ける。図1における外部入力信号EXT1
と、外部入力変化検出信号TRG3と、カウントデータ
転送信号TRAN5と、カウンタ初期化信号INL7と
の間の時間的な関係を図2(a)及び図2(b)に示
す。図2(a)、及び図2(b)は、それぞれ、外部入
力信号EXT1のHパルスのみを測定する場合と、Lパ
ルスのみを測定する場合を示しており、図2(a)は外
部入力信号EXT1の立ち下がり後のみ、カウントデー
タ信号TRAN5が出力され、図2(b)では外部入力
信号EXT1の立ち上がり後のみ、カウントデータ転送
信号TRAN5が出力される。すなわち、測定する外部
入力信号EXT1のパルス終了後の、測定パルスとは逆
のパルス入力期間中にのみ、カウントデータ転送信号T
RAN5が出力される。ここで、カウンタ初期化信号I
NL7は、従来と同じように出力されるため、測定対象
の外部入力信号EXT1のパルス幅のみに対して、カウ
ントデータを読みとることができる。
【0015】図3は、この発明の実施例1によるパルス
幅測定タイマの回路図であり、図において、カウントデ
ータ転送信号発生回路4以外の1〜18は、従来のものと
同様であるため説明を省略する。測定パルス選択回路19
は、EXNOR回路11と2入力AND回路18とインバー
タ回路12から構成され、EXNOR11は外部入力信号E
XT1と測定パルス選択信号(以下、この信号名をPO
Lとする。)20を入力する。ここで、測定パルス選択信
号POL20は、外部入力信号EXT1のHパルスのみを
測定する場合はH信号となり、外部入力信号EXT1の
Lパルス幅のみを測定する場合はL信号となる。
幅測定タイマの回路図であり、図において、カウントデ
ータ転送信号発生回路4以外の1〜18は、従来のものと
同様であるため説明を省略する。測定パルス選択回路19
は、EXNOR回路11と2入力AND回路18とインバー
タ回路12から構成され、EXNOR11は外部入力信号E
XT1と測定パルス選択信号(以下、この信号名をPO
Lとする。)20を入力する。ここで、測定パルス選択信
号POL20は、外部入力信号EXT1のHパルスのみを
測定する場合はH信号となり、外部入力信号EXT1の
Lパルス幅のみを測定する場合はL信号となる。
【0016】また、2入力AND回路18は、EXNOR
回路11の出力と測定パルス選択イネーブル信号(以下、
この信号名をENAとする。)21を入力とする。ここ
で、測定パルスイネーブル信号ENA21は、従来のパル
ス幅測定タイマのように、外部入力信号EXT1のHパ
ルス及びLパルスの両方を測定する場合はL信号とな
り、HパルスまたはLパルスのみを測定する場合はH信
号となる。このため、従来のパルス幅測定タイマのカウ
ントデータ転送信号発生器4の、2入力AND回路18の
かわりに用いられている3入力AND回路22に対して、
それぞれの測定時に測定パルス選択回路19から表2の様
な信号が入力される。
回路11の出力と測定パルス選択イネーブル信号(以下、
この信号名をENAとする。)21を入力とする。ここ
で、測定パルスイネーブル信号ENA21は、従来のパル
ス幅測定タイマのように、外部入力信号EXT1のHパ
ルス及びLパルスの両方を測定する場合はL信号とな
り、HパルスまたはLパルスのみを測定する場合はH信
号となる。このため、従来のパルス幅測定タイマのカウ
ントデータ転送信号発生器4の、2入力AND回路18の
かわりに用いられている3入力AND回路22に対して、
それぞれの測定時に測定パルス選択回路19から表2の様
な信号が入力される。
【0017】
【表2】
【0018】この発明においては、カウントデータ転送
信号TRAN5はAND入力であるため、それぞれ表3
の場合に発生される。
信号TRAN5はAND入力であるため、それぞれ表3
の場合に発生される。
【0019】
【表3】
【0020】すなわち、外部入力信号EXT1のHパル
ス及びLパルスを測定する場合は、従来のパルス幅測定
タイマと同じ様に出力されるのに対して、Hパルスのみ
の測定またはLパルスのみの測定の場合は、測定する外
部入力信号EXT1のパルス終了後の、測定パルスとは
逆のパルス入力期間中にのみ、カウントデータ転送信号
TRAN5が出力される。
ス及びLパルスを測定する場合は、従来のパルス幅測定
タイマと同じ様に出力されるのに対して、Hパルスのみ
の測定またはLパルスのみの測定の場合は、測定する外
部入力信号EXT1のパルス終了後の、測定パルスとは
逆のパルス入力期間中にのみ、カウントデータ転送信号
TRAN5が出力される。
【0021】図4は、図3の回路図における外部入力信
号EXT1のHパルスのみを測定する場合のタイミング
チャートであり、測定パルス選択回路19からの出力は、
外部入力信号EXT1を反転したものとなっており、外
部入力信号EXT1の立ち下がり後のみカウントデータ
信号TRAN5が出力されている。
号EXT1のHパルスのみを測定する場合のタイミング
チャートであり、測定パルス選択回路19からの出力は、
外部入力信号EXT1を反転したものとなっており、外
部入力信号EXT1の立ち下がり後のみカウントデータ
信号TRAN5が出力されている。
【0022】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、カウン
タとレジスタを備えるとともに外部入力の変化を検出す
る外部入力変化検出回路と、外部入力変化検出回路から
出力される外部入力変化検出信号を受けて、カウンタ内
のデータをレジスタに転送させるカウントデータ転送信
号を発生するカウントデータ転送信号発生回路と、カウ
ントデータ転送信号発生回路からの信号を受けて、カウ
ンタを初期化するカウンタ初期化信号を発生するカウン
タ初期化信号発生回路を設けた構成としたので、外部入
力信号のHパルスまたはLパルスのどちらか一方、ある
いは両方のパルス幅の測定を、ソフトウェアの監視を必
要とせずに行うことができる効果がある。
タとレジスタを備えるとともに外部入力の変化を検出す
る外部入力変化検出回路と、外部入力変化検出回路から
出力される外部入力変化検出信号を受けて、カウンタ内
のデータをレジスタに転送させるカウントデータ転送信
号を発生するカウントデータ転送信号発生回路と、カウ
ントデータ転送信号発生回路からの信号を受けて、カウ
ンタを初期化するカウンタ初期化信号を発生するカウン
タ初期化信号発生回路を設けた構成としたので、外部入
力信号のHパルスまたはLパルスのどちらか一方、ある
いは両方のパルス幅の測定を、ソフトウェアの監視を必
要とせずに行うことができる効果がある。
【図1】この発明の実施例1によるパルス幅測定タイマ
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図2】この発明の実施例1によるパルス幅測定タイマ
でHパルス及びLパルス測定のタイミングチャートを示
す波形図である。
でHパルス及びLパルス測定のタイミングチャートを示
す波形図である。
【図3】この発明の実施例1によるパルス幅測定タイマ
を示す回路図である。
を示す回路図である。
【図4】この発明の実施例1によるパルス幅測定タイマ
の回路図の動作をタイミングチャートで示す波形図であ
る。
の回路図の動作をタイミングチャートで示す波形図であ
る。
【図5】従来のパルス幅測定タイマを示すブロック図で
ある。
ある。
【図6】従来のパルス幅測定タイマによるパルス測定の
タイミングチャートを示す波形図である。
タイミングチャートを示す波形図である。
【図7】従来のパルス幅測定タイマを示す回路図であ
る。
る。
【図8】従来のパルス幅測定タイマの回路図の動作をタ
イミングチャートで示す波形図である。
イミングチャートで示す波形図である。
1 外部入力信号EXT 2 外部入力変化検出回路 3 外部入力変化検出信号TRG 4 カウントデータ転送信号発生回路 5 カウントデータ転送信号TRAN 6 カウンタ初期化信号発生回路 7 カウンタ初期化信号INL 8 カウンタ 9 レジスタ
Claims (1)
- 【請求項1】 カウンタとレジスタを備えるとともに外
部入力の変化を検出する外部入力変化検出回路と、上記
外部入力変化検出回路から出力される外部入力変化検出
信号を受けて、カウンタ内のデータをレジスタに転送さ
せるカウントデータ転送信号を発生するカウントデータ
転送信号発生回路と、上記カウントデータ転送信号発生
回路からの信号を受けて、カウンタを初期化するカウン
タ初期化信号を発生するカウンタ初期化信号発生回路を
備え、外部入力信号のHパルス幅とLパルス幅の両方の
パルス幅を測定するとともに、測定パルス選択回路によ
りHパルス幅のみのパルス幅を測定する場合と、Lパル
ス幅のみのパルス幅を測定する場合を選択できるように
したことを特徴とするパルス幅測定タイマ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3622592A JPH05232256A (ja) | 1992-02-24 | 1992-02-24 | パルス幅測定タイマ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3622592A JPH05232256A (ja) | 1992-02-24 | 1992-02-24 | パルス幅測定タイマ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05232256A true JPH05232256A (ja) | 1993-09-07 |
Family
ID=12463841
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3622592A Pending JPH05232256A (ja) | 1992-02-24 | 1992-02-24 | パルス幅測定タイマ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05232256A (ja) |
-
1992
- 1992-02-24 JP JP3622592A patent/JPH05232256A/ja active Pending
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