JPH05232154A - 電子機器 - Google Patents

電子機器

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Publication number
JPH05232154A
JPH05232154A JP4069011A JP6901192A JPH05232154A JP H05232154 A JPH05232154 A JP H05232154A JP 4069011 A JP4069011 A JP 4069011A JP 6901192 A JP6901192 A JP 6901192A JP H05232154 A JPH05232154 A JP H05232154A
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JP
Japan
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voltage
radio
warning
voltage source
output
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JP4069011A
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English (en)
Inventor
Shiro Morotomi
司郎 諸冨
Rihei Nakagome
利平 中込
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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  • Direct Current Feeding And Distribution (AREA)
  • Measurement Of Current Or Voltage (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 動作可能電圧範囲が異なる複数の構成要素
(例えば、テレビジョン受像機およびラジオ)に共通の
直流電圧源を使用する場合において、動作中の構成要素
に対して減電警告を行う。 【構成】 マイクロコンピュータ4は、動作モード選択
部2によって選択された動作モード、および電圧比較部
8からの比較結果を示す信号に基づいて、直流主電圧源
10の出力電圧がテレビジョン受像機減電警告範囲また
はラジオ減電警告範囲にあるか否かを判断し、それに応
じた表示を警告表示部12に表示させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばラジオ付き液晶
テレビジョン受像機のような、動作可能電圧範囲が異な
る複数の構成要素を有し、これらの構成要素に共通の直
流電圧源を使用する電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電子機器において、複数
の構成要素のそれぞれの動作可能電圧に関連づけて、直
流電圧源の出力電圧に関する表示を行うものは、見当た
らない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】例えばラジオ付き液晶
テレビジョン受像機の場合、テレビジョン受像機の動作
時の方が、ラジオの動作時よりもはるかに消費電力が大
きいために、直流電圧源の出力電圧が低下すると、テレ
ビジョン受像機の方が、先に動作不能に近くなる。
【0004】この状態でも、ラジオは、十分動作可能で
ある。このとき、テレビジョン受像機としては、減電
(直流電圧源の出力電圧が動作限界値付近まで低下した
こと)警告が必要であるが、ラジオには、減電警告は不
要である。従って、テレビジョン受像機にとって減電警
告が必要だからといって、ラジオの動作時にも減電警告
を出すのはおかしいといえる。
【0005】また、テレビジョン受像機がシャットオフ
する電圧で、ラジオの動作も強制的に止めてしまうこと
も考えられるが、直流電圧源(バッテリ)駆動機器の中
でも比較的低電圧動作可能という利点を有するラジオの
長所を無視することになる。
【0006】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たものであり、動作可能電圧範囲が異なる複数の構成要
素を有し、これらの構成要素に共通の直流電圧源を使用
する電子機器において、複数の構成要素のそれぞれに対
応させて減電警告を行うことを第1の目的とする。
【0007】本発明の第2の目的は、動作可能電圧範囲
が異なる複数の構成要素を有し、これらの構成要素に共
通の直流電圧源を使用する電子機器において、動作中の
構成要素に対して減電警告を行うことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の電子機
器は、表示手段(例えば、実施例の警告表示部12)
と、直流電圧源(例えば、実施例の直流主電圧源10)
の出力電圧の変化に応じて、複数の構成要素のそれぞれ
について、動作限界値に近いことをを表示手段に表示さ
せる制御手段(例えば、実施例のマイクロコンピュータ
4、基準電圧切換部6および電圧比較部8)とを備える
ことを特徴とする。
【0009】請求項2に記載の電子機器は、表示手段
(例えば、実施例の警告表示部12)と、直流電圧源
(例えば、実施例の直流主電圧源10)の出力電圧が、
複数の構成要素のうち動作中の構成要素の動作限界値に
近いことを表示手段に表示させる制御手段(例えば、実
施例の動作モード選択部2、マイクロコンピュータ4、
基準電圧切換部6および電圧比較部8)とを備えること
を特徴とする。
【0010】
【作用】請求項1の構成の電子機器においては、制御手
段が、直流電圧源の出力電圧の変化に応じて、複数の構
成要素のそれぞれについて、動作限界値に近いことをを
表示手段に表示させる。従って、複数の構成要素のそれ
ぞれに対応させて減電警告を行うことができる。
【0011】請求項2の構成の電子機器においては、制
御手段が、直流電圧源の出力電圧が、複数の構成要素の
うち動作中の構成要素の動作限界値に近いことを表示手
段に表示させる。従って、動作中の構成要素に対して減
電警告を行うことができるから、直流電圧源の出力電圧
が、動作可能電圧範囲が高い構成要素にとってが不十分
であっても、動作中の構成要素にとって十分であれば、
ユーザは、動作を継続させることができる。
【0012】
【実施例】図1は、本発明をラジオ付き液晶テレビジョ
ン受像機に適用した場合の一実施例の構成を示す。動作
モード選択部2は、ユーザがキー操作によってテレビジ
ョンモードまたはラジオモードを選択できるようになっ
ており、ユーザによって選択されたモードを示す信号
を、マイクロコンピュータ4に出力する。
【0013】マイクロコンピュータ4は、テレビジョン
モードを示す信号を受けたときには、高基準電圧指示信
号を、ラジオモードを示す信号を受けたときには、低基
準電圧指示信号を、それぞれ、基準電圧切換部6に出力
する。基準電圧切換部6は、高基準電圧指示信号を受け
てときには、高い基準電圧を、低基準電圧指示信号を受
けてときには、低い基準電圧を、それぞれ、電圧比較部
8に出力する。
【0014】図5に示されているように、テレビジョン
受像機(以下、TVと称す)減電警告範囲は、TV減電
警告上限電圧VTWとTVオフ電圧VTO(すなわちTV動
作限界値)との間の範囲であり、ラジオ減電警告範囲
は、ラジオ減電警告上限電圧VRWとラジオオフ電圧VRO
(すなわちラジオ動作限界値)との間である。基準電圧
切換部6は、高基準電圧指示信号を受けたときには、T
V減電警告上限電圧VTWおよびTVオフ電圧VTOを示す
電圧を基準電圧として出力し、低基準電圧信号を受けた
ときには、ラジオ減電警告上限電圧VRWおよびラジオオ
フ電圧VROを示す電圧を基準電圧として出力する。
【0015】電圧比較部8は、基準電圧切換部6から供
給された基準電圧と、直流主電圧源10の出力電圧を示
す電圧とを比較し、比較結果を示す信号をマイクロコン
ピュータ4に出力する。マイクロコンピュータ4は、動
作モード選択部2によって選択された動作モード、およ
び電圧比較部8からの比較結果を示す信号に基づいて、
直流主電圧源10の出力電圧がTV減電警告範囲または
ラジオ減電警告範囲にあるか否かを判断し、それに応じ
た表示を警告表示部12に表示させる。また、マイクロ
コンピュータ4は、直流主電圧源6の出力電圧が、TV
のシャットダウン電圧すなわちTVオフ電圧VTOより低
いのときには、TV本体にシャットダウン命令を出力
し、ラジオのシャットダウン電圧すなわちラジオオフ電
圧VROより低いのときには、ラジオ本体にシャットダウ
ン命令を出力する。
【0016】図2は、図1の実施例中、主として、基準
電圧切換部6および電圧比較部8の具体的構成例を示
す。基準電圧切換部6は、NPNトランジスタQ3およ
びQ4を中心に構成されている。NPNトランジスタQ
3およびQ4のベースには、マイクロコンピュータ4の
P‐con2から、それぞれ、抵抗R32およびR42
を介して、高基準電圧指示信号(すなわち、低レベル電
圧信号)または低基準電圧指示信号(すなわち、高レベ
ル電圧信号)が供給される。また、NPNトランジスタ
Q3およびQ4のベースは、それぞれ、抵抗R31およ
びR41を介して接地されている。また、NPNトラン
ジスタQ3およびQ4のエミッタは、接地されている。
【0017】NPNトランジスタQ3およびQ4のコレ
クタは、それぞれ、抵抗R3およびR4を介して演算増
幅器C1およびC2の反転入力端子に接続されている。
演算増幅器C1およびC2は、電圧比較部8の主構成要
素である。演算増幅器C1およびC2の反転入力端子と
接地点との間には、それぞれ、抵抗R1およびR2が接
続されている。
【0018】直流主電圧源10は、例えば通常動作時に
直流9Vを出力する電池である。直流電圧源10は、T
V系20、ラジオ系30およびオーディオ系40に直流
電圧を供給する。他方、直流主電圧源10の出力電圧
は、抵抗R5とR6とによって分圧される。なお、抵抗
R6に並列にツェナーダイオードZが接続されている。
上記分圧点の電圧が、それぞれ抵抗R12およびR22
を介して、電圧比較部8の主構成要素である演算増幅器
C1およびC2の非反転入力端子に供給される。従っ
て、演算増幅器C1およびC2の非反転入力端子には、
直流主電圧源10の実際の電圧に比例した電圧が供給さ
れることになる。
【0019】また、直流主電圧源10の出力電圧は、電
圧制御部14によって例えば5V一定に昇降圧すなわち
安定化される。電圧制御部14の出力電圧は、マイクロ
コンピュータ4のポートVDDにマイクロコンピュータ4
の電源電圧として供給される。
【0020】また、電圧制御部14の出力電圧は、抵抗
R11およびR1によって分圧されて、演算増幅器C1
の非反転入力端子に供給される。また、電圧制御部14
の出力電圧は、抵抗R21およびR2によって分圧され
て、演算増幅器C2の非反転入力端子に供給される。基
準電圧切換部6の抵抗R3およびNPNトランジスタQ
3の直列回路が、抵抗R1に並列に接続される。また、
基準電圧切換部6の抵抗R4およびNPNトランジスタ
Q4の直列回路が、抵抗R2に並列に接続される。従っ
て、演算増幅器C1およびC2の反転入力端子には、マ
イクロコンピュータ4から供給される高基準電圧指示信
号(すなわち、低レベル電圧信号)または低基準電圧指
示信号(すなわち、高レベル電圧信号)に従って、切り
替わる基準電圧が、それぞれ、供給されることになる。
【0021】すなわち、テレビジョンモードのときに
は、演算増幅器C1およびC2の反転入力端子には、そ
れぞれ、TV減電警告上限電圧VTWおよびTVオフ電圧
TOを示す電圧が供給され、ラジオモードのときには、
演算増幅器C1およびC2の反転入力端子には、それぞ
れ、ラジオ減電警告上限電圧VRWおよびラジオオフ電圧
ROを示す電圧が供給される(図5参照)。
【0022】演算増幅器C1の出力端子と、電圧制御部
14の出力端子との間には、抵抗R13が接続されてい
る。演算増幅器C2の出力端子と、電圧制御部14の出
力端子との間には、抵抗R23が接続されている。
【0023】演算増幅器C1は、非反転入力端子に供給
される直流主電圧源10の出力電圧に比例した電圧が、
反転入力端子に供給される基準電圧以上のときには、
「H」信号を出力し、非反転入力端子に供給される直流
主電圧源10の出力電圧に比例した電圧が、反転入力端
子に供給される基準電圧未満のときには、「L」信号を
出力する。演算増幅器C1の出力信号は、マイクロコン
ピュータ4のポートBATTに供給される。
【0024】演算増幅器C2も、非反転入力端子に供給
される直流主電圧源10の出力電圧に比例した電圧が、
反転入力端子に供給される基準電圧以上のときには、
「H」信号を出力し、非反転入力端子に供給される直流
主電圧源10の出力電圧に比例した電圧が、反転入力端
子に供給される基準電圧未満のときには、「L」信号を
出力する。演算増幅器C2の出力信号は、マイクロコン
ピュータ4のポートVcc1に供給される。
【0025】マイクロコンピュータ4は、演算増幅器C
1およびC2の出力信号がともに「H」であるときに
は、動作モード選択部2によって選択された動作モード
(テレビジョンモードまたはラジオモード)において、
直流主電圧源10の出力電圧は十分と判断し、警告表示
部12には、何も表示しない(図3参照)。
【0026】マイクロコンピュータ4は、演算増幅器C
1の出力信号が「L」で、演算増幅器C2の出力信号が
「H」であるときには、動作モード選択部2によって選
択された動作モード(テレビジョンモードまたはラジオ
モード)において、直流主電圧源10の出力電圧が低下
し減電警告範囲と判断し、警告表示部12に、減電警告
を表示する(図3参照)。
【0027】マイクロコンピュータ4は、演算増幅器C
1およびC2の出力信号がともに「L」であるときに
は、動作モード選択部2によって選択された動作モード
(テレビジョンモードまたはラジオモード)において、
直流主電圧源10の出力電圧が低下しシャットダウンが
必要と判断し、動作モードに対応する構成要素(TV系
20またはラジオ系30)に、P‐con1またはP‐
con2からシャットダウン命令を出力する(図3参
照)。
【0028】図4は、図1の実施例が適用されるラジオ
付き液晶テレビジョン受像機のテレビジョン画面12A
およびLCD画面からなるクロック兼用ラジオ表示部1
2Bの配置例を示す図である。本実施例では、テレビジ
ョン画面12Aおよびラジオ表示部12Bを、図1の警
告表示部12として使用する。
【0029】図3は、図2の回路動作例を示す図表であ
る。図6は、図1の直流主電圧源10の電圧減衰の各状
態R、SおよびTと、テレビジョン画面12Aおよびラ
ジオ表示部12Bのテレビジョン受像機減電警告表示お
よびラジオ減電警告表示との関係を示す説明図である。
図7は、図1の直流主電圧源10のテレビジョン受像機
減電警告範囲におけるテレビジョン画面12Aおよびラ
ジオ表示部12Bのテレビジョン受像機減電警告表示の
一例を示す表示画面図である。図8は、図1の直流主電
圧源10のラジオ減電警告範囲におけるテレビジョン画
面12Aの状態およびラジオ表示部12Bのテレビジョ
ン受像機減電警告表示の一例を示す表示画面図である。
図9は、図1の直流主電圧源10の電圧減衰の各状態
R、SおよびTに対する、テレビジョン画面12Aおよ
びラジオ表示部12Bのテレビジョン受像機減電警告表
示およびラジオ減電警告表示を示す説明図である。以
下、これらの図を参照して、図1および図2に示された
実施例の動作を説明する。
【0030】まず、ユーザが動作モード選択部2のキー
を操作してテレビジョンモードを選択したとする。これ
に応じて、マイクロコンピュータ4は、ポートP‐co
n2から、抵抗R32およびR42を介して、それぞ
れ、トランジスタQ3およびQ4に高基準電圧指示信号
(すなわち、低レベル電圧信号)が供給される。このた
め、トランジスタQ3およびQ4は、オフとなり、演算
増幅器C1およびC2の反転入力端子と接地点との間の
抵抗値は、それぞれ抵抗R1およびR2の値となる。従
って、演算増幅器C1およびC2の反転入力端子には、
それぞれ、高基準電圧すなわちTV減電警告上限電圧V
TWおよびTVオフ電圧VTOを示す電圧が供給される。
【0031】今、直流主電圧源10の出力電圧が、TV
減電警告上限電圧VTWより高いとすると、演算増幅器C
1およびC2の出力信号がともに「H」となり、マイク
ロコンピュータ4は、直流主電圧源10の出力電圧は十
分と判断し、警告表示部12には、何も表示しない。従
って、テレビジョン画面12Aには、テレビジョン画像
が表示され、ラジオ表示部12Bには、時刻が表示され
る。
【0032】直流主電圧源10の出力電圧が、TV減電
警告範囲すなわちTV減電警告上限電圧VTWおよびTV
オフ電圧VTOの間にある(図6のRの状態)ときには、
演算増幅器C1の出力信号が「L」で、演算増幅器C2
の出力信号が「H」となるので、マイクロコンピュータ
4は、直流主電圧源10の出力電圧が低下しTV減電警
告範囲と判断し、図7および図9に示すように、テレビ
ジョン画面12Aに、「BATTERY LOW」とい
う減電警告を表示し、ラジオ表示部12Bには電池の図
柄に斜線を付した減電警告を表示する。
【0033】直流主電圧源10の出力電圧が、TVオフ
電圧VTOより低くなった(図6のSの状態)ときには、
演算増幅器C1およびC2の出力信号が「ともに「L」
となるので、マイクロコンピュータ4は、ポートP‐c
on1からTV系20にシャットダウン命令を出力し
て、図9に示すように、テレビジョン画面12Aには何
も表示させず(図9中、「OFF」はOFFという表示
をするという意味ではなく、何も表示しないという意味
である)、ラジオ用表示部12Bには電池の図柄に斜線
を付した減電警告を表示する。
【0034】ここで、ユーザが、動作モード選択部2の
キーを操作してラジオモードを選択したとする。これに
応じて、マイクロコンピュータ4は、ポートP‐con
2から、抵抗R32およびR42を介して、それぞれ、
トランジスタQ3およびQ4に低基準電圧指示信号(す
なわち、高レベル電圧信号)が供給される。このため、
トランジスタQ3およびQ4は、オンとなり、演算増幅
器C1およびC2の反転入力端子と接地点との間の抵抗
値は、それぞれ並列接続された抵抗R1とR3との値、
および並列接続された抵抗R2とR4との値となる。従
って、演算増幅器C1およびC2の反転入力端子には、
それぞれ、低基準電圧すなわちを示すラジオ減電警告上
限電圧VRWおよびラジオオフ電圧VROが供給される。
【0035】今、直流主電圧源10の出力電圧が、TV
オフ電圧VTOより低いが、ラジオ減電警告上限電圧VRW
より高いとする(図6のSの状態)と、演算増幅器C1
およびC2の出力信号がともに「H」となり、マイクロ
コンピュータ4は、直流主電圧源10の出力電圧はラジ
オ系30には十分と判断し、警告表示部12には、何も
表示しない。従って、図9に示されているように、テレ
ビジョン画面12Aには、何も表示されず、ラジオ表示
部12Bには、受信周波数が表示される。
【0036】直流主電圧源10の出力電圧が、ラジオ減
電警告範囲すなわちラジオ減電警告上限電圧VRWおよび
TVオフ電圧VROの間にある(図6のTの状態)ときに
は、演算増幅器C1の出力信号が「L」で、演算増幅器
C2の出力信号が「H」となるので、マイクロコンピュ
ータ4は、直流主電圧源10の出力電圧が低下しラジオ
減電警告範囲と判断し、図8および図9に示すように、
テレビジョン画面12Aには何も表示せず、ラジオ用表
示部12Bには電池の図柄に斜線を付した減電警告を表
示する。
【0037】直流主電圧源10の出力電圧が、ラジオオ
フ電圧VROより低くなったときには、演算増幅器C1お
よびC2の出力信号が「ともに「L」となるので、マイ
クロコンピュータ4は、ポートP‐con2からラジオ
系30にシャットダウン命令を出力してラジオ系30の
動作を停止させる。
【0038】上記実施例によれば、基準電圧切換部6に
よってテレビジョンモードとラジオモードとで基準電圧
を切り換えるようにしたので、共通の電圧比較部8およ
び警告表示部12を使用して、TV減電警告およびラジ
オ減電警告の双方を行うことができる。
【0039】なお、上記実施例は、テレビジョン受像機
およびラジオの減電警告を行うものであるが、クロック
の減電警告を行うこともできる。図10に示されている
ように、TV減電警告範囲、ラジオ減電警告範囲および
クロック減電警告範囲は、互いに重ならないので、基準
電圧切換部6が、クロック減電警告上限電圧およびクロ
ックオフ電圧を電圧比較部8に設定できるようにしてや
ればよい。
【0040】また、本発明は、テレビジョン受像機、ラ
ジオおよびクロックの組み合わせに限定されず、例え
ば、テレビジョン受像機とコンパクトディスクプレーヤ
との組み合わせ、テレビジョン受像機とカセットテープ
レコーダとの組み合わせ、テレビジョン受像機とラジオ
とコンパクトディスクプレーヤとの組み合わせ、コンパ
クトディスクプレーヤとカセットテープレコーダとの組
み合わせ、ラジオとコンパクトディスクプレーヤとの組
み合わせ等、種々の構成要素の組み合わせを有する電子
機器に適用できる。
【0041】
【発明の効果】請求項1の電子機器によれば、制御手段
が、直流電圧源の出力電圧の変化に応じて、複数の構成
要素のそれぞれについて、動作限界値に近いことをを表
示させるようにしたので、複数の構成要素のそれぞれに
対応させて減電警告を行うことができる。
【0042】請求項2の電子機器によれば、制御手段
が、直流電圧源の出力電圧が、複数の構成要素のうち動
作中の構成要素の動作限界値に近いことを表示させるよ
うにしたので、動作中の構成要素に対して減電警告を行
うことができるから、直流電圧源の出力電圧が、動作可
能電圧範囲が高い構成要素例えばテレビジョン受像機に
とってが不十分であっても、動作中の構成要素例えばラ
ジオにとって十分であれば、ユーザは、動作を継続させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明をラジオ付き液晶テレビジョン受像機に
適用した場合の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】図1の実施例中、主として、基準電圧切換部6
および電圧比較部8の具体的構成例を示す回路図であ
る。
【図3】図2の回路動作例を示す図表である。
【図4】図1の実施例が適用されるラジオ付き液晶テレ
ビジョン受像機のテレビジョン画面12Aおよびラジオ
表示部12Bの配置例を示す図である。
【図5】図1の直流主電圧源10のテレビジョン受像機
減電警告範囲およびラジオ減電警告範囲を示す説明図で
ある。
【図6】図1の直流主電圧源10の電圧減衰の各状態
R、SおよびTと、テレビジョン画面12Aおよびラジ
オ表示部12Bのテレビジョン受像機減電警告表示およ
びラジオ減電警告表示との関係を示す説明図である。
【図7】図1の直流主電圧源10のテレビジョン受像機
減電警告範囲におけるテレビジョン画面12Aおよびラ
ジオ表示部12Bのテレビジョン受像機減電警告表示の
一例を示す表示画面図である。
【図8】図1の直流主電圧源10のラジオ減電警告範囲
におけるテレビジョン画面12Aの状態およびラジオ表
示部12Bのテレビジョン受像機減電警告表示の一例を
示す表示画面図である。
【図9】図1の直流主電圧源10の電圧減衰の各状態
R、SおよびTに対する、テレビジョン画面12Aおよ
びラジオ表示部12Bのテレビジョン受像機減電警告表
示およびラジオ減電警告表示を示す説明図である。
【図10】ラジオ付き液晶テレビジョン受像機にさらに
クロックが付加された場合における、テレビジョン受像
機減電警告範囲、ラジオ減電警告範囲およびクロック減
電警告範囲の関係を示す説明図である。
【符号の説明】
2 動作モード選択部 4 マイクロコンピュータ 6 基準電圧切換部 8 電圧比較部 10 直流主電圧源 12 警告表示部 12B テレビジョン受像機画面 12A ラジオ表示部 C1,C2 演算増幅器 Q1,Q2 NPNトランジスタ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動作可能電圧範囲が異なる複数の構成要
    素を有し、これらの構成要素に共通の直流電圧源を使用
    する電子機器において、 表示手段と、 前記直流電圧源の出力電圧の変化に応じて、前記複数の
    構成要素のそれぞれについて、動作限界値に近いことを
    前記表示手段に表示させる制御手段とを備えることを特
    徴とする電子機器。
  2. 【請求項2】 動作可能電圧範囲が異なる複数の構成要
    素を有し、これらの構成要素に共通の直流電圧源を使用
    する電子機器において、 表示手段と、 前記直流電圧源の出力電圧が、前記複数の構成要素のう
    ち動作中の構成要素の動作限界値に近いことを前記表示
    手段に表示させる制御手段とを備えることを特徴とする
    電子機器。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002158042A (ja) * 2000-11-21 2002-05-31 Seiko Instruments Inc 電池寿命の報知方法および電子機器

Cited By (1)

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JP2002158042A (ja) * 2000-11-21 2002-05-31 Seiko Instruments Inc 電池寿命の報知方法および電子機器

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