JPH05231771A - 穀物乾燥装置 - Google Patents

穀物乾燥装置

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JPH05231771A
JPH05231771A JP133392A JP133392A JPH05231771A JP H05231771 A JPH05231771 A JP H05231771A JP 133392 A JP133392 A JP 133392A JP 133392 A JP133392 A JP 133392A JP H05231771 A JPH05231771 A JP H05231771A
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pressure receiving
level sensor
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grain tank
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惣一 山本
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隆二 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 装置の設置場所や穀物量の多少に拘わらず、
正確に穀物収容量を確認することができかつこれを低コ
ストで実現できる穀物乾燥装置を得る。 【構成】 機体12の前面壁16には透孔82が形成さ
れると共に、レベルセンサ90が配置されている。レベ
ルセンサ90は、機体12(穀物槽24)内に収容され
た穀物圧力によって変形する受圧部94とこの受圧部9
4の変形によって導通するスイッチ部96を備えてい
る。したがって、穀物が存在する部位においてはスイッ
チ部96が導通するため、装置の設置場所や穀物量の多
少に拘わらず穀物量の確認を自動的かつ正確に行なうこ
とができ、適切に乾燥運転条件を設定することができ
る。また、レベルセンサ90は簡単な構造であり、単に
レール84に嵌め込むだけで取り付けることができるた
め、低コストになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は機体内に設けられた穀物
槽に穀物を収容し穀物を循環流動させながら乾燥風を送
給して乾燥する穀物乾燥装置に関する。
【0002】
【従来の技術】穀物を乾燥するために、機体内で穀物を
循環流動させながら乾燥風を送給して乾燥する循環型穀
物乾燥装置が用いられている。
【0003】この種の穀物乾燥装置においては、機壁に
よって箱状に構成された機体内に穀物収容用の穀物槽が
設けられており、張り込まれた穀物はこの穀物槽に収容
される。穀物槽の下方には、通気性の隔壁によって導風
路及び排風路が形成されており、導風路と排風路の間が
穀物が流下する穀物流下路となっている。さらに、導風
路はバーナに連通されており、排風路は吸引排風機に連
通されている。
【0004】穀物を乾燥する際には、導風路から穀物流
下路へ乾燥風が送給され、穀物は穀物槽から順次穀物流
下路を流下し、この際に乾燥風を浴びて乾燥され、さら
に穀物流下路を通過後の穀物は再び穀物層へと搬送され
る構成である。
【0005】ここで、このような穀物乾燥装置では、穀
物槽に収容された(張り込まれた)穀物の量に応じて、
熱風温度やその送給量あるいは穀物循環速度等の運転条
件(乾燥条件)を設定して乾燥運転を実施している。こ
の場合、穀物槽に収容された穀物の収容量を確認する手
段として、従来では、表示窓を介して目視によりこれを
行なっていた。すなわち、穀物槽に対応する機体側壁に
上下方向に沿って所定間隔に透孔を形成し、この透孔に
透明プラスチック板を嵌め込んで表示窓を設けている。
これにより、穀物槽に収容された穀物が表示窓を介して
視認することができ、穀物の収容量を確認できる構成で
ある。
【0006】ところで、穀物乾燥装置の機体は比較的大
型(例えば、高さが2〜5m程度)に構成されているた
め、前述の如き従来の穀物収容量確認手段では、機体
(穀物槽)の上部に設けられた表示窓は下部に設けられ
た表示窓に比べて、当然のことながら視認し難くく、こ
のため多量の穀物を収容した場合に穀物収容量の確認が
不正確になりがちであった。特に、穀物乾燥装置は比較
的薄暗い場所に設置されることが多く、確実な穀物収容
量の確認が困難な場合が多かった。したがって、このよ
うな不正確な穀物収容量の確認しかできない場合には、
乾燥運転する際の適切な運転条件を設定することができ
ない。
【0007】この場合、正確な穀物収容量の確認のため
に、穀物槽の天井部分から電磁波を照射して穀物収容量
を検出するセンサが提案されているが、極めて高価であ
る。また、穀物槽に対応する機体側壁に、上下方向に沿
って多数のリミットスイッチを配置して穀物収容量を確
認するという手段も提案されているが、多数のリミット
スイッチを用いる構成であるために全体としては高価で
あり、またその取付け作業等も煩雑であった。
【0008】このように、従来の何れの穀物収容量確認
手段でも、正確に穀物収容量を確認することができかつ
低コストでこれを実現できるという点においては、未だ
不充分なものであり改善の余地があった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実を考
慮し、装置の設置場所や穀物量の多少に拘わらず、正確
に穀物収容量を確認することができかつ低コストでこれ
を実現できる穀物乾燥装置を得ることが目的である。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る穀
物乾燥装置は、機壁によって箱状に構成された機体内
に、穀物収容用の穀物槽が設けられた穀物乾燥装置にお
いて、所定の剛性を有する基部と、前記基部に対して所
定間隔離間した状態で設けられ外部からの押圧力によっ
て圧縮変形する受圧部と、前記基部と受圧部との間に配
置され前記受圧部の変形によって導通して前記受圧部の
変形を検出するスイッチ部と、から成るレベルセンサ
を、前記受圧部が前記穀物槽の側に位置して穀物槽に連
通する状態で前記穀物槽の機壁に取り付けたことを特徴
としている。
【0011】請求項2の発明に係る穀物乾燥装置は、機
壁によって箱状に構成された機体内に、穀物収容用の穀
物槽が設けられた穀物乾燥装置において、所定の剛性を
有する基部と、前記基部に対して所定間隔離間した状態
で設けられ外部からの押圧力によって圧縮変形する受圧
部と、前記基部と受圧部との間に配置され前記受圧部の
変形によって導通して前記受圧部の変形を検出するスイ
ッチ部と、から成るレベルセンサを、前記受圧部が前記
穀物槽の側に位置する状態で前記穀物槽の機壁内周面に
取り付けたことを特徴としている。
【0012】請求項3の発明に係る穀物乾燥装置は、請
求項1または請求項2記載の穀物乾燥装置において、前
記レベルセンサの受圧部を長尺状に連続して形成すると
共に、前記基部を所定の間隔毎に分離して設け、前記基
部の分離部分において前記受圧部を折り畳み自在に構成
したことを特徴としている。
【0013】請求項4の発明に係る穀物乾燥装置は、請
求項1または請求項3記載の穀物乾燥装置において、前
記レベルセンサの基部および受圧部を、光透過性の透明
材によって形成したことを特徴としている。
【0014】請求項5の発明に係る穀物乾燥装置は、請
求項1、請求項2、請求項3または請求項4記載の穀物
乾燥装置において、前記レベルセンサを、前記穀物槽の
穀物収容満了位置に対応して取り付け、前記穀物槽に収
容する穀物の満了状態を検出することを特徴としてい
る。
【0015】
【作用】請求項1に記載の穀物乾燥装置では、機体内に
設けられた穀物槽に穀物が収容されると(張り込まれる
と)、穀物槽に連通する状態で取り付けられたレベルセ
ンサの受圧部が、収容された穀物によって押圧されて圧
縮変形される。これにより、レベルセンサのスイッチ部
が導通されて受圧部の変形が検出される。すなわち、受
圧部の変形は穀物が存在する部位において行なわれるた
め、穀物の存在が検出されることになる。
【0016】したがって、穀物槽の所望の収容量に対応
する部位にレベルセンサを配置することにより自動的に
所望の穀物収容量を確認することができ、あるいは、受
圧部やスイッチ部を複数箇所(複数個)に設けることに
より穀物収容量を連続的に(アナログ的に)検出して確
認することができる。
【0017】また、機体が大型に構成されている場合や
比較的薄暗い場所に設置された場合であっても、正確に
穀物収容量を確認することができ、乾燥運転する際の適
切な運転条件を設定することができる。また、レベルセ
ンサは前述の如く簡単な構成であるため、低コストであ
り、また単に機壁に取り付けるだけでよく取付け作業等
も容易になる。
【0018】請求項2に記載の穀物乾燥装置では、機体
内に設けられた穀物槽に穀物が収容されると(張り込ま
れると)、穀物槽の機壁内周面に取り付けられたレベル
センサの受圧部が、収容された穀物によって押圧されて
圧縮変形される。これにより、レベルセンサのスイッチ
部が導通されて受圧部の変形が検出される。すなわち、
この場合にも受圧部の変形は穀物が存在する部位におい
て行なわれるため、穀物の存在が検出されることにな
る。
【0019】したがって、穀物槽の所望の収容量に対応
する部位にレベルセンサを配置することにより自動的に
穀物収容量を確認することができ、あるいは、受圧部や
スイッチ部を複数箇所(複数個)に設けることにより穀
物収容量を連続的に(アナログ的に)検出して確認する
ことができる。
【0020】また、機体が大型に構成されている場合や
比較的薄暗い場所に設置された場合であっても、正確に
穀物収容量を確認することができ、乾燥運転する際の適
切な運転条件を設定することができる。また、レベルセ
ンサは前述の如く簡単な構成であるため、低コストであ
り、また単に穀物槽の内周面に取り付けるだけでよく取
付け作業等も容易になる。
【0021】請求項3に記載の穀物乾燥装置では、長尺
状に形成された受圧部は、基部の分離部分において折り
畳み自在に構成されているため、例えば、このレベルセ
ンサを単体の部品として出荷したり梱包する際に嵩張る
ことがなく、運搬や保管の際の作業性も向上する。
【0022】請求項4に記載の穀物乾燥装置では、レベ
ルセンサの基部および受圧部が透明材によって形成され
ているため、スイッチ部の導通によって単に穀物の存在
を検出できるのみならず、基部および受圧部を介して直
接目視によっても穀物を確認することができる。したが
って、一層正確かつ確実に穀物量を把握することができ
る。
【0023】請求項5に記載の穀物乾燥装置では、穀物
槽に収容される穀物の満了状態が検出されるため、例え
ばこの検出信号(スイッチ部の導通)によってブザーや
ランプ等が作動するように設定しておくと、穀物槽の満
了状態が自動的に確認でき、穀物満了センサ等の他の特
別な手段を設ける必要がなくなる。
【0024】
【実施例】図1には本発明に係る穀物乾燥装置10の全
体斜視図が示されており、図2には穀物乾燥装置10の
要部拡大斜視図が示されている。また、図3には穀物乾
燥装置10の縦断面図が示されており、図4には図3の
4−4線に沿った縦断面図が示されている。
【0025】穀物乾燥装置10の機体12は、機壁とし
ての左右一対の側壁14、前面壁16、後面壁18、天
井壁20及び底壁22によって、上下に高く前後に長い
箱状に構成されている。
【0026】機体12の上部内洞は穀物槽24となって
いる。また下部には乾燥部26が配設されている。乾燥
部26には、一対の通気性の排風路隔壁28が正面視
(図3)において漏斗状で機体前後方向(前面壁16と
後面壁18との間)に架け渡されている。この排風路隔
壁28と側壁14との間に排風路30が形成されてい
る。
【0027】排風路隔壁28の機体内方側には、排風路
隔壁28と平行に一対の通気性の導風路隔壁32が排風
路隔壁28と同様に機体前後方向に架け渡されている。
導風路隔壁32の上部は機体内方に向けて屈曲し、さら
に上端部は互いに連続結合されている。このため対向す
る導風路隔壁32によって囲まれる部分が正面視におい
て菱形状の導風路34となっている。
【0028】排風路隔壁28上部と導風路隔壁32上部
との間には、通気性の隔壁36が配置されており、導風
路34と同様に正面視菱形状の補助導風路38が設けら
れている。
【0029】導風路34と補助導風路38との間、補助
導風路38と排風路30との間、及び導風路34と排風
路30との間が穀物槽24内の穀物が流下する流下路4
0となっている。
【0030】排風路隔壁28及び導風路隔壁32の一端
は、前面壁16に連結されている。図4に示す如く、前
面壁16には導風連通路42が形成されており、導風路
34に連通している。この導風連通路42の下端部に乾
燥風発生用のバーナー44が配設されている。このた
め、バーナー44によって発生した乾燥風は導風連通路
42を通って導風路34へ送り込まれる。
【0031】一方、排風路隔壁28及び導風路隔壁32
の他端は、後面壁18に連結されており、このため導風
路34及び流下路40は機体後方側の端部が遮蔽されて
いる。したがって、導風路34へ送給された乾燥風は流
下路40へ送られた後に、排風路30へ排出されるよう
になっている。この際に、流下路40内の穀物が導風路
34から送られる乾燥風を受けながら流下路40下方へ
流下して乾燥される構成である。
【0032】排風路30に対応する後面壁18には開口
46が形成されると共に排風ダクト48が取付けられて
おり、後面壁18とによって排風路30と連通する排風
連通路50が形成されている。また、排風連通路50の
中央部には排風用の吸引排風機52が配設されている。
このため、吸引排風機52の作動時には、バーナー44
によって発生した乾燥風は導風路34から排風路30へ
と送給され、排風連通路50を介して機体12外へ排出
される構成である。
【0033】排風ダクト48の直上には熱風ダクト54
が取付けられており、後面壁18とによって導風連通路
56が形成されている。この導風連通路56は、後面壁
18に形成された開口58を介して導風路34に連通す
ると共に、開口60を介して前述の補助導風路38にも
連通している。したがって、吸引排風機52によって導
風路34に送給された乾燥風の一部は、開口58から導
風連通路56へ送り込まれた後に開口60を介して補助
導風路38へ送り込まれ、さらに補助導風路38から排
風路30へと排出される構成である。
【0034】流下路40の各下端は、前記排風路隔壁2
8と導風路隔壁32の下端傾斜部間に形成される流出口
62を経てシャッタドラム64へ連結されている。
【0035】シャッタドラム64は軸心が水平とされた
中空円筒状であり、外周一部に所定幅寸法で軸方向に沿
ったスリット状の切欠が形成されている。このシャッタ
ドラム64は軸心回りに回転して切欠と前記流出口62
とが対面することにより、切欠を通して流下路40内の
穀物がシャッタドラム64の内部に流入し、さらにシャ
ッタドラム64が回転して切欠が下向きに位置する状態
となることにより流入した穀物が排出される。
【0036】シャッタドラム64の下方には、側壁14
間の中央部へ向けて下向きにテーパーとなった一対の張
込流し板66が配置されている。また側壁14の下部に
は、張込流し板66の上端縁に対応して張込ホッパ68
が配設され、機体12内へ穀物を張込むことができる。
このため、シャッタドラム64から排出された穀物及び
張込ホッパ68から張込まれた穀物は、張込流し板66
によって側壁14間の略中央部に搬送されるようになっ
ている。
【0037】張込流し板66の各下方端には、穀物搬送
用の下スクリューコンベヤ70が配設されている。下ス
クリューコンベヤ70は、機体12の長手方向に渡って
配設されており、外周の螺旋羽根の間へ入り込む穀物を
前面壁16側へと送り出すようになっている。
【0038】前面壁16の外側には下スクリューコンベ
ヤ70に連結して搬送された穀物を受け取れるように昇
降機72が立設している。昇降機72内には、一定間隔
で穀物搬送用バケット74が無端ベルトに取り付けられ
ており、下スクリューコンベヤ70から送り出され下端
部に堆積した穀物を機体12の最上部まで持上搬送する
ことができる。
【0039】昇降機72の上端部には上スクリューコン
ベヤ76の一端が対応しており、持上げ搬送された穀物
を受け取ることができる。この上スクリューコンベヤ7
6の他端は機体12の長手方向中央部まで延長されてお
り、この上スクリューコンベヤ76の他端直下に、軸心
が垂直とされた回転式均分機78が配置されている。し
たがって、上スクリューコンベヤ76によって機体12
の上方中央部まで搬送された穀物は回転式均分機78上
へ落下し、この回転式均分機78の回転時に遠心力で機
体12内の穀物槽24へ均等に放散分配されることにな
る。
【0040】上スクリューコンベヤ76の一端下方に
は、穀物排出口80が設けられており、乾燥処理後の穀
物を機体12外へ取り出せるようになっている。
【0041】以上の構成による機体12の前面壁16に
は、図2に詳細に示す如く、穀物槽24に対応する部位
に上下方向に沿って透孔82が形成されると共に、レベ
ルセンサ90が配置されている。
【0042】レベルセンサ90は、全体として帯状に構
成されており、図5乃至図7に詳細に示す如く、薄肉長
尺状の基部92を備えている。基部92は、比較的高剛
性で光透過性を有する透明プラスチック板によって断面
略コ字形に形成されており、本実施例においては、幅寸
法が約20mm、両端部の高さ(肉厚)寸法が約2mm
とされている。この基部92には、受圧部94が一体的
に固着されている。受圧部94は、比較的低剛性で(弾
性を有し)光透過性を有する薄肉の透明プラスチック板
によってシート状に形成されており、基部92との間に
隙間を設けた状態で固着されている。この受圧部94に
所定の押圧力が図6及び図7の矢印A方向から作用した
場合には、受圧部94が基部92の側へ圧縮変形するよ
うになっている。
【0043】基部92と受圧部94との間隙には、スイ
ッチ部96が配置されている。スイッチ部96は、複数
のオーバレイ固定接点98と複数のクロスバー移動接点
100とによって構成されている。オーバレイ固定接点
98は、基部92に貼着されたシート102上に導電性
材料によってパターン状に施されており、基部92に一
体的に取り付けられている。一方、クロスバー移動接点
100は、受圧部94に一体的に固着されており、オー
バレイ固定接点98に対応している。このクロスバー移
動接点100は、受圧部94が押圧されて圧縮変形した
場合に、オーバレイ固定接点98に接触し導通する(回
路を閉じる)ようになっている。これら複数のオーバレ
イ固定接点98及びクロスバー移動接点100は、基部
92及び受圧部94の長手方向に沿って所定間隔に複数
でかつそれぞれ独立して設けられている。
【0044】以上の構成のレベルセンサ90は、前述の
前面壁16に形成された透孔82に対向して、この透孔
82の周囲の固定されたレール84によって保持されて
おり、受圧部94が穀物槽24の側に位置した状態で取
り付けられている。したがって、レベルセンサ90の受
圧部94は、透孔82を介して穀物槽24に連通してお
り、穀物槽24に収容された穀物が受圧部94を押圧可
能となっている。また、レベルセンサ90及び透孔82
を介して機体12の外部から穀物槽24も視認すること
ができる。また、レベルセンサ90の複数のオーバレイ
固定接点98及びクロスバー移動接点100は、レベル
センサ90の下端部に設けられたコネクタ104を介し
て、操作盤86に設けられた穀物量表示部(図示省略)
に電気的に接続されており、各接点の導通を表示するこ
とができる。
【0045】次に上記構成の穀物乾燥装置10の作用を
説明する。穀物を張込むため穀物乾燥装置10の循環系
装置(下スクリューコンベヤ70、昇降機72、上スク
リューコンベヤ76、回転式均分機78)を駆動させ
る。そして、機体12の下方側面にある張込ホッパ68
を開放して穀物を機体12内へ張込む。張込まれた穀物
は張込流し板66に案内されて下スクリューコンベヤ7
0へ搬送される。搬送された穀物は、下スクリューコン
ベヤ70によって逐次昇降機72側に搬送され、さらに
回転する昇降機72のバケット74で掬われて持ち上げ
搬送される。昇降機72によって機体12の上方に持上
げ搬送された穀物は、上スクリューコンベヤ76によっ
て機体12の上方中央部に送られ、回転式均分機78に
よって機体12内の穀物槽24へ貯蔵される。
【0046】張込終了後には、シャッタドラム64を回
転させて穀物を繰り出し、さらにバーナ44を点火する
と共に吸引排風機52を駆動すると、乾燥風は吸引排風
機52に吸引されて導風連通路42を経て導風路34へ
送り込まれる。導風路34に送り込まれた乾燥風は、導
風路隔壁32を通過して流下路40内の穀物に直接供給
される。穀物の水分を吸収した後の乾燥風は、排風路隔
壁28を通過して排風路30を経て排風連通路50へ至
り、機体12外へ排出される。また、導風路34に送り
込まれた乾燥風の一部は、開口58から導風連通路56
へ送給された後に開口60を介して補助導風路38へ送
り込まれ、さらに補助導風路38から隔壁36を通過し
て流下路40内の穀物に供給されて穀物の水分を吸収し
た後に、排風路30へと排出される。
【0047】一方、流下路40内の穀物は、シヤッタド
ラム64の回転により流出口62を通過した後に再び張
込流し板66によって案内搬送される。搬送された穀物
は、必要に応じて所望の含水率に達するまで機体12内
で前述の循環作用が繰り返され、再び昇降機72によっ
て持ち上げ搬送された後に穀物排出口80から取出され
る。
【0048】ここで、乾燥運転を開始するために機体1
2内の穀物槽24に穀物を収容する際には、穀物槽24
に連通する状態で取り付けられたレベルセンサ90の受
圧部94が、収容された穀物によって押圧されて圧縮変
形される。これにより、スイッチ部96のクロスバー移
動接点100がオーバレイ固定接点98に接触して導通
(ON)され、受圧部94の変形が検出される。この受
圧部94の変形は穀物が存在する部位において行なわれ
るため、穀物の存在が検出される。すなわち、複数個設
けられたオーバレイ固定接点98及びクロスバー移動接
点100によって、穀物槽24に収容された穀物量を自
動的かつ連続的に(アナログ的に)検出して確認するこ
とができる。
【0049】したがって、穀物槽24に収容された(張
り込まれた)穀物の量に応じて、熱風温度やその送給量
あるいは穀物循環速度等の運転条件(乾燥条件)を適切
に設定して乾燥運転を実施することができる。
【0050】なお、これら複数のオーバレイ固定接点9
8とクロスバー移動接点100の配置数は、所望により
設定することができ、例えば、多数設定することによ
り、よりきめ細かい穀物量の検出が可能となる。また、
スイッチ部96のクロスバー移動接点100及びオーバ
レイ固定接点98のうち最上位に位置するクロスバー移
動接点100及びオーバレイ固定接点98を、穀物槽2
4の穀物収容満了位置に対応して取り付けておくと、穀
物槽24に収容する穀物の満了状態を検出することがで
き、例えばこの検出信号(スイッチ部の導通)によって
ブザーやランプ等が作動するように設定しておくと、穀
物槽24の満了状態が自動的に確認でき、穀物満了セン
サ等の他の特別な手段を設ける必要がなくなる。
【0051】さらに、機体12が大型に構成されている
場合や比較的薄暗い場所に設置された場合であっても、
正確に穀物収容量を確認することができ、乾燥運転する
際の適切な運転条件を設定することができる。また、レ
ベルセンサ90は前述の如く簡単な構成であるため、低
コストであり、また単に前面壁16のレール84に嵌め
込むだけで取り付けることができ、取付け作業等も容易
になる。
【0052】また、機体12(穀物槽24)の大きさ
(換言すれば、穀物収容量)が異なる機種にこのレベル
センサ90を用いる場合に、穀物収容量が最も多い機種
に対応してこのレベルセンサ90を製作しておき、穀物
収容量が少ない(したがって、機体12の高さが低い)
他の機種にレベルセンサ90を取り付ける際には、不要
な上部を切断して用いる等により適用することができ
る。したがって、適用の範囲も広くなる。なお、当然の
ことながら、穀物収容量の異なる機種毎にこのレベルセ
ンサ90を予め設定(用意)しておいてもよい。
【0053】なお、本実施例においては、レベルセンサ
90のスイッチ部96を構成するオーバレイ固定接点9
8は、基部92に貼着されたシート102上に施された
構成としたが、このシート102は特に必須のものでは
なく、図8に示す如くオーバレイ固定接点98を基部9
2に一体的に直接設ける構成としてもよい。また、本実
施例においては、レベルセンサ90のスイッチ部96と
してオーバレイ固定接点98及びクロスバー移動接点1
00を用いる構成としたが、他の構成のスイッチ、例え
ば一般的なメンブレンスイッチを用いてもよい。この場
合も、前記実施例と同様に、穀物槽24に収容された穀
物量を正確かつ確実に確認することができる。
【0054】また、前記実施例においては、穀物槽24
に対応する前面壁16に透孔82を形成すると共にこの
透孔82に対応してレベルセンサ90を配置する構成と
したが、これに限らず、他の機壁、例えば側壁14に取
り付ける構成としてもよい。さらに、各機壁の外側にレ
ベルセンサ90を取り付けるに限らず、図9に示す如
く、受圧部94が穀物槽24の側に位置する状態でこの
穀物槽24の側壁内周面に取り付ける構成としてもよ
い。この場合には、レベルセンサ90の基部92及び受
圧部94を透明材料で形成する必要が無く、さらに機壁
に透孔82やレール84を設ける必要もなくなり、より
一層低コストになる。なお、この場合にレベルセンサ9
0を取り付ける手段としては、両面接着テープや磁石等
を用いることができる。
【0055】またさらに、前記実施例においては、レベ
ルセンサ90は薄肉長尺状の基部92と受圧部94によ
って連続する帯状に形成された構成としたが、基部92
を所定の間隔毎に分離して設け、この基部92の分離部
分において受圧部94を折り畳み自在に構成してもよ
い。すなわち、図10に示す如く、レベルセンサ110
の受圧部114を長尺状に連続して形成すると共に、基
部112を所定の間隔毎に分離して設け、この基部11
2の分離部分において受圧部114を折り畳み自在に構
成してもよい。
【0056】このレベルセンサ110によれば、長尺状
に形成された受圧部114は、基部112の分離部分に
おいて折り畳み自在であるため、例えば、このレベルセ
ンサ110を単体の部品として出荷したり梱包する際に
嵩張ることがなく、運搬や保管の際の作業性も向上す
る。
【0057】
【発明の効果】以上説明した如く本出願に係る穀物乾燥
装置は、以下の優れた効果を有している。
【0058】請求項1に記載の穀物乾燥装置では、装置
の設置場所や穀物量の多少に拘わらず(換言すれば、暗
い場所に設置されたり、穀物収容量が多く装置が高く構
成された場合であっても)、正確に穀物収容量を確認す
ることができ、かつ低コストでこれを実現できる。
【0059】請求項2に記載の穀物乾燥装置では、装置
の設置場所や穀物量の多少に拘わらず、正確に穀物収容
量を確認することができ、かつ一層低コストでこれを実
現できる。
【0060】請求項3に記載の穀物乾燥装置では、レベ
ルセンサを単体の部品として出荷したり梱包する際に嵩
張ることがなく、運搬や保管の際の作業性も向上する。
【0061】請求項4に記載の穀物乾燥装置では、スイ
ッチ部の導通によって単に穀物の存在を検出できるのみ
ならず、直接目視によっても穀物を確認することがで
き、一層正確かつ確実に穀物量を把握することができ
る。
【0062】請求項5に記載の穀物乾燥装置では、穀物
槽に収容される穀物の満了状態が検出されるため、穀物
満了センサ等の他の特別な手段を設ける必要がなくな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る穀物乾燥装置の全体斜視
図である。
【図2】レベルセンサを示す穀物乾燥装置の要部拡大斜
視図である。
【図3】穀物乾燥装置の縦断面図である。
【図4】図3の4−4線に沿った穀物乾燥装置の縦断面
図である。
【図5】レベルセンサの概略全体構成図である。
【図6】図5の6−6線に沿ったレベルセンサの横断面
図である。
【図7】図6の7−7線に沿ったレベルセンサの縦断面
図である。
【図8】レベルセンサの他の例を示す図6に対応する横
断面図である。
【図9】レベルセンサの他の取付け例を示す図2に対応
する斜視図である。
【図10】レベルセンサの他の例を示す概略側面図であ
る。
【符号の説明】
10 穀物乾燥装置 12 機体 16 前面壁(機壁) 24 穀物槽 82 透孔 84 レール 90 レベルセンサ 92 基部 94 受圧部 96 スイッチ部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機壁によって箱状に構成された機体内
    に、穀物収容用の穀物槽が設けられた穀物乾燥装置にお
    いて、 所定の剛性を有する基部と、前記基部に対して所定間隔
    離間した状態で設けられ外部からの押圧力によって圧縮
    変形する受圧部と、前記基部と受圧部との間に配置され
    前記受圧部の変形によって導通して前記受圧部の変形を
    検出するスイッチ部と、から成るレベルセンサを、前記
    受圧部が前記穀物槽の側に位置して穀物槽に連通する状
    態で前記穀物槽の機壁に取り付けたことを特徴とする穀
    物乾燥装置。
  2. 【請求項2】 機壁によって箱状に構成された機体内
    に、穀物収容用の穀物槽が設けられた穀物乾燥装置にお
    いて、 所定の剛性を有する基部と、前記基部に対して所定間隔
    離間した状態で設けられ外部からの押圧力によって圧縮
    変形する受圧部と、前記基部と受圧部との間に配置され
    前記受圧部の変形によって導通して前記受圧部の変形を
    検出するスイッチ部と、から成るレベルセンサを、前記
    受圧部が前記穀物槽の側に位置する状態で前記穀物槽の
    機壁内周面に取り付けたことを特徴とする穀物乾燥装
    置。
  3. 【請求項3】 前記レベルセンサの受圧部を長尺状に連
    続して形成すると共に、前記基部を所定の間隔毎に分離
    して設け、前記基部の分離部分において前記受圧部を折
    り畳み自在に構成したことを特徴とする請求項1または
    請求項2記載の穀物乾燥装置。
  4. 【請求項4】 前記レベルセンサの基部および受圧部
    を、光透過性の透明材によって形成したことを特徴とす
    る請求項1または請求項3記載の穀物乾燥装置。
  5. 【請求項5】 前記レベルセンサを、前記穀物槽の穀物
    収容満了位置に対応して取り付け、前記穀物槽に収容す
    る穀物の満了状態を検出することを特徴とする請求項
    1、請求項2、請求項3または請求項4記載の穀物乾燥
    装置。
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