JPH0523169Y2 - - Google Patents

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JPH0523169Y2
JPH0523169Y2 JP1989043199U JP4319989U JPH0523169Y2 JP H0523169 Y2 JPH0523169 Y2 JP H0523169Y2 JP 1989043199 U JP1989043199 U JP 1989043199U JP 4319989 U JP4319989 U JP 4319989U JP H0523169 Y2 JPH0523169 Y2 JP H0523169Y2
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conveyor
heating
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outlet
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  • General Preparation And Processing Of Foods (AREA)
  • Baking, Grill, Roasting (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、ピザやハンバーグ、魚等を短時間で
連続的に焼き上げる連続焼物機の如き連続加熱機
に関するものである。
従来の技術 最近、ピザやハンバーグ、魚等を短時間で連続
的に焼き上げる連続焼物機が普及し、コンベヤー
に焼き上げるべき物をのせるだけでオーブンから
その物が出たときが焼き上がりというシステムが
実現している。これらシステムにおいて採用され
ている調理物の加熱方式としては、ネツトコンベ
ヤーによつて搬送されていく被調理物に対してそ
のネツトコンベヤの上下から遠赤外線を当てるよ
うにする遠赤外線方式や、熱風を強制的に被調理
物に対して一方向から吹き付け加熱する強制対流
式(コンベクシヨンオーブン方式)や、ネツトコ
ンベヤーによつて搬送されていく被調理物の上下
に対して熱風噴射ノズルより熱風を数多くのスポ
ツトとして衝突させ、被調理物のまわりを包み込
んでいる冷たい空気の境界層を吹き飛ばし短時間
で焼き上げる放射流加熱方式が主として採用され
ている。
これら従来の連続式焼物機の全体的構成として
は、添付図面の第8図に平面的に示すように、前
述したような加熱方式による加熱手段を内蔵した
直線的に延びる本体10Aと、この本体10Aを
通して被調理物を搬送する直線的に延びるコンベ
ヤー20Aとを備えるものであつた。このような
従来の連続式加熱機においてピザやハンバーグや
魚等を焼き上げるには、作業者1は、本体10A
の入口外側のコンベヤー20Aの部分21A上に
生のピザやハンバーグや魚等を載せていく。これ
ら生のピザやハンバーグや魚等は、コンベヤー2
0Aによつて本体10A内へ自動的に搬送されて
いく。これらの連続式焼物機の加熱手段およびコ
ンベヤー速度は、コンベヤー20Aによつて搬送
されていく生のピザやハンバーグや魚等が本体1
0Aの内部の加熱手段によつて次第に焼き上げら
れていき、本体10Aの出口外側のコンベヤー2
0Aの部分22Aの位置まで搬送されてきたと
き、丁度焼き上げられるように、調整されてい
る。したがつて、作業者1は、その焼き上げられ
たものを、コンベヤー20Aの部分22Aの位置
から次々と取り上げていけばよい。
考案が解決しようとする課題 しかしながら、コンベヤーで搬送しながら被調
理物を連続的に焼き上げるには、一定の加熱搬送
長が必要であり、前述したような従来の直線的に
延びる連続式焼物機の構成では、そのコンベヤー
の直線長さそのものに応じた設置スペースが必要
となる。その上、第8図に示すように、作業者1
は、コンベヤー20Aの部分21Aの位置に生の
被調理物を手で載せた後、矢印方向に移動して参
照符号1′で示す位置にきて調理済の物を取り上
げ、また、矢印方向とは反対の方向に移動して、
被調理物をコンベヤーの部分21A上に載せなけ
ればならない。作業者1は、多数の被調理物を連
続的に調理するためには、このような作業を繰り
返さなければならない。このように従来の直線型
の連続式焼物機は、多くの設置場所スペースをと
るものである上、作業性も悪いものであつた。
本考案の目的は、前述したような従来技術の問
題点を解消しうる連続式焼物機として使用しうる
ような連続式加熱機を提供することである。
課題を解決するための手段 本考案による連続式加熱機は、互いにほぼ直交
する向けとされた入口および出口並びにこれら入
口および出口の間に延びるほぼL字形に曲がつた
通路を定める本体と、前記入口から前記出口へと
前記通路にそつて被加熱物を搬送するほぼL字形
に曲がつたコンベヤーと、前記本体内に設けられ
前記コンベヤー上の被加熱物の加熱を行うための
加熱手段と、前記入口から前記出口へと前記加熱
物が搬送される間にその被加熱物の加熱処理が完
了するような値に、前記コンベヤーの移動速度と
前記加熱手段の加熱力とを設定するための制御手
段とを備えており、前記入口の外側に位置する前
記コンベヤーの入口部分と前記出口の外側に位置
する前記コンベヤーの出口部分との間に囲まれた
前記本体の隅部に作業空間が与えられており、前
記本体の大きさは、前記作業空間における作業者
がその場で実質的に移動する必要なしに前記コン
ベヤーの入口部分および出口部分に右手または左
手でアクセスしうる程度の大きさとされており、
前記制御手段は、前記本体の隅部にて作業者が操
作しうる位置に配置されていることを特徴とす
る。
実施例 次に、添付図面の第1図から第7図を参照し
て、本考案の実施例について本考案をより詳細に
説明する。
第1図は、本考案による連続式加熱機の全体的
構造を概略的に示す平面図である。この第1図に
示すように、この本考案による連続式加熱機は、
互いに直交する向きとされた入口および出口並び
にこれら入口および出口の間に延びるL字形に曲
がつた通路を定める本体10と、この本体10の
入口から出口へとそのL字形の通路にそつて被加
熱物を搬送するL字形に曲がつたコンベヤー20
とを備えている。第1図には示されてはいない
が、本体10の内部には、コンベヤー20の上の
被加熱物の加熱を行うための加熱手段が設けられ
ている。また、本体10の入口の外側に位置する
コンベヤー20の部分21と本体10の出口の外
側に位置するコンベヤー20の部分22との間の
本体10の隅部には、作業者1が立つて作業しう
る作業空間が与えられている。
第2図は、第1図に平面的に且つ概略的に示し
た本考案の連続式加熱機の構造をより詳細に示す
透視斜視図であり、第3図は、第2図の中央断面
図である。この連続式加熱機は、焼物機として特
に適したもので、第2図および第3図によく示さ
れるように、本体10は、本体ケース100を備
え、この本体ケース100の右側には入口101
が設けられており、左側には、出口102が設け
られている。また、本体ケース100の内部に
は、入口101と出口102との間に延びるL字
形の通路103が形成されている。本体10に対
して、ギヤーモータ24によつて駆動されるL字
形のコンベヤー20が組み合わせて設けられる。
このコンベヤー20は、本体ケース100の入口
101から被調理物を本体10の内部へ搬送し、
通路103にそつてそれを搬送していき、出口1
02から本体10の外へと搬送しうるものであれ
ば、どのような構造のものでもよい。このコンベ
ヤー20は、いわゆる従来のコーナー型コンベヤ
ーといわれるものでよく、例えば、左右を互いに
直交する別々のネツトまたは格子状のコンベヤー
とし、これら左右のコンベヤーの間にそれら左右
のコンベヤーの橋渡しを行う回転型のコンベヤー
を配置したものであつてよい。
本体ケース100内には、加熱手段が設けられ
ており、この加熱手段は、主として、ブラスト式
ガスバーナー30と、フアンモータ32によつて
駆動されるフアン32Aと、吹出しコーン33
と、熱風吹出し上部フインガー34と、熱風吹出
し下部フインガー35とからなつている。熱風吹
出し上部フインガー34および熱風吹出し下部フ
インガー35には、それぞれ、吹出しノズル36
が設けられている。そして、これら熱風吹出し上
部フインガー34および熱風吹出し下部フインガ
ー35は、第3図によく示されるように、コンベ
ヤー20を上下に挟んで、吹出しノズル36が設
けられた側を互いに対向させるようにして、コン
ベヤー20にそつて4箇所に配置されている。
ガスバーナー30から吹き出す炎31によつて
加熱された空気は、フアンモータ32によつて駆
動されるフアン32Aにより、矢印37で示すよ
うに、吹出しコーン33を介して、各熱風吹出し
上部フインガー34および熱風吹出し下部フイン
ガー35へ送り込まれる。上部フインガー34お
よび下部フインガー35へ送り込まれた加熱空気
は、矢印38で示すように、その吹出しノズル3
6からコンベヤー20の上および下へ吹き付けら
れる。このようにしてコンベヤー20に対して吹
き付けられた空気は、フアン32Aの作用によ
り、矢印39で示すように戻される。一方、コン
ベヤー20は、ギアモータ24の駆動により、矢
印25で示すような方向にエンドレスに移動させ
られる。したがつて、本体ケース100の入口1
01の外側に位置するコンベヤー20の部分21
の上に、ピザやハンバーグや魚等の生の被調理物
を載せれば、それら被調理物は、コンベヤー20
により自動的に本体ケース100内へ搬送されて
いく。そこで、被調理物は、前述したようにして
コンベヤー20の上面および下面に対して吹出し
ノズル36から吹き付けられる熱風により放射流
加熱方式にて加熱されていく。本体ケース100
の出口102の外側のコンベヤー20の部分22
の位置まで被調理物が搬送されてくるまでに、そ
の被調理物の焼上げ等の調理が済むように、加熱
温度やコンベヤー20の移動速度は調整される。
このような調整は、本体ケース100の中央前面
に設けられた制御盤40にて、ガスバーナー3
0、フアンモータ32、ギアモータ24等の駆動
を、被調理物の種類等に合わせて、作業者1が行
えるようになつている。
第4図は、本考案の別の実施例を示す第3図と
同様の断面図である。この第4図の実施例では、
空気の加熱源としてガスバーナーの代わりに、電
気ヒータを用いている。また、前述の実施例では
用いた上部フインガおよび下部フインガは使用せ
ずに、フアンモータ32によつて回転させられる
フアン32Aの周辺に電熱ヒータ(又はガスバー
ナー)を配置し、電気ヒータ50によつて加熱さ
れた空気を、フアン32Aによりコンベヤー20
上および下の調理スペース内へ強制的に吹き込
み、コンベヤー20にて移動されてくる被調理物
を順次調理していくことができる。この実施例
は、強制コンベクシヨンオーブン方式のものであ
る。
第5図は、本考案のさらに別の実施例を示す平
面図であり、この第5図の実施例では、本体10
内にコンベヤー20の上下に、遠赤外線を放射す
るシースヒータ60を配置して、遠赤外線方式に
て被調理物を調理するようにしたものである。
第6図は、本考案の遠赤外線方式によるさらに
別の実施例を示す平面図である。この第6図の実
施例では、第5図におけるシースヒータ60の代
わりに、プレート式のヒータ70を使用したもの
である。
第7図は、本考案の遠赤外線方式によるさらに
別の実施例を示す平面図である。この第7図の実
施例では、石英管ヒータ80を使用している。
なお、前述した実施例では、本考案の連続式加
熱機を焼物機として使用する場合について特に説
明したが、本考案の連続式加熱機は、焼物機のほ
かに、解凍機や乾燥機等のその他の目的に使用し
て同様に効果のあるものである。
考案の効果 本考案の連続式加熱機は、前述したような構成
であるので、第1図の平面図によく示されるよう
に、作業者1は、本体10の入口の外側に位置す
るコンベヤー20の部分21と本体10の出口の
外側に位置するコンベヤー20の部分22との間
の本体10の隅部に与えられた作業空間に立つた
ままで、その場から移動せずに作業を続けること
ができるので、非常に作業性がよい。すなわち、
例えば、作業者1は、右手で被加熱物をコンベヤ
ー20の部分21の上に載せていき、調理済の物
をコンベヤー10の部分22から左手で取り上げ
ていくことにより、その場に立つたままで、連続
的に作業を続けることができる。
その上、本考案の連続式加熱機は、全体として
L字形にまとめられているので、設置スペースを
コンパクトにでき、特に、厨房等のコーナーに設
置するのに適したものとされ、スペースの有効利
用、省スペースに寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案による連続式加熱機の全体的
構造を概略的に示す平面図、第2図は、第1図に
平面的に且つ概略的に示した本考案の連続式加熱
機の構造をより詳細に示す透視斜視図、第3図
は、第2図の中央断面図、第4図は、本考案の別
の実施例を示す第3図と同様の断面図、第5図
は、本考案のさらに別の実施例を示す平面図、第
6図は、本考案の遠赤外線方式によるさらに別の
実施例を示す平面図、第7図は、本考案の遠赤外
線方式によるさらに別の実施例を示す平面図、第
8図は、従来の直線的に延びる連続式焼物機の構
成例を概略的に示す平面図である。 1……作業者、10……本体、20……コンベ
ヤー、24……ギアモータ、30……ガスバーナ
ー、32……フアンモータ、32A……フアン、
33……吹出しコーン、34……熱風吹出し上部
フインガ、35……熱風吹出し下部フインガ、3
6……吹出しノズル、40……制御盤、100…
…本体ケース、101……入口、102……出
口、103……通路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 互いにほぼ直交する向きとされた入口および
    出口並びにこれら入口および出口の間に延びる
    ほぼL字形に曲がつた通路を定める本体と、前
    記入口から前記出口へと前記通路にそつて被加
    熱物を搬送するほぼL字形に曲がつたコンベヤ
    ーと、前記本体内に設けられ前記コンベヤー上
    の被加熱物の加熱を行うための加熱手段と、前
    記入口から前記出口へと前記加熱物が搬送され
    る間にその被加熱物の加熱処理が完了するよう
    な値に、前記コンベヤーの移動速度と前記加熱
    手段の加熱力とを設定するための制御手段とを
    備えており、前記入口の外側に位置する前記コ
    ンベヤーの入口部分と前記出口の外側に位置す
    る前記コンベヤーの出口部分との間に囲まれた
    前記本体の隅部に作業空間が与えられており、
    前記本体の大きさは、前記作業空間における作
    業者がその場で実質的に移動する必要なしに前
    記コンベヤーの入口部分および出口部分に右手
    または左手でアクセスしうる程度の大きさとさ
    れており、前記制御手段は、前記本体の隅部に
    て作業者が操作しうる位置に配置されているこ
    とを特徴とする連続式加熱機。 (2) 前記加熱手段は、放射流加熱方式のものであ
    る請求項(1)記載の連続式加熱機。 (3) 前記加熱手段は、コンベクシヨンオーブン方
    式のものである請求項(1)記載の連続式加熱機。 (4) 前記加熱手段は、遠赤外線加熱方式のもので
    ある請求項(1)記載の連続式加熱機。
JP1989043199U 1989-04-13 1989-04-13 Expired - Lifetime JPH0523169Y2 (ja)

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JPH02134940U JPH02134940U (ja) 1990-11-08
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5320476A (en) * 1976-08-07 1978-02-24 Kouzou Yamada Automatic baking machine for making rice cracker and like

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5320476A (en) * 1976-08-07 1978-02-24 Kouzou Yamada Automatic baking machine for making rice cracker and like

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JPH02134940U (ja) 1990-11-08

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