JPH06125690A - ピザパイの製造方法および装置 - Google Patents

ピザパイの製造方法および装置

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JPH06125690A
JPH06125690A JP2324292A JP2324292A JPH06125690A JP H06125690 A JPH06125690 A JP H06125690A JP 2324292 A JP2324292 A JP 2324292A JP 2324292 A JP2324292 A JP 2324292A JP H06125690 A JPH06125690 A JP H06125690A
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JP
Japan
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furnace
conveyor
pizza pie
dough
temperature
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JP2324292A
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JP3333225B2 (ja
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Yukio Miyahara
行雄 宮原
Junichi Tozaki
淳一 戸崎
Kenichi Otsuka
謙一 大塚
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NIPPON SHIEEKIIZU KK
Hakko Electric Machine Works Co Ltd
Original Assignee
NIPPON SHIEEKIIZU KK
Hakko Electric Machine Works Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、ピザパイの焼成時間の短縮を図る
ことを目的とする。 【構成】 炉の前半部で後半部より高く、かつ、調整可
能な温度で赤外線及び対流によって上下から加熱し、後
半部で仕上げの加熱を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はピザパイ製造方法および
装置に関し、特に、短時間、例えば、1分少々の時間で
ピザパイを焼き上げることができるピザパイの製造方法
および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の食品を加熱加工する方法として、
例えば、特公平3−130059号および特公平3−1
47767号に示されるお好み焼の製造方法および海苔
の加熱焼成装置がある。
【0003】お好み焼の製造方法は1cm3 当たりの熱
容量が0.15cal/℃以上の耐熱性の平板の上にお
好み焼の生地を広げて載せ、それを280℃より330
℃の温度に設定した熱風オーブンによって両面から加熱
するものである。
【0004】また、海苔の加熱焼成装置は海苔を搬送す
るコンベアと、コンベアの上側に設けられたヒータと、
コンベアの下側に設けられた反射板を有しており、ヒー
タは複数のブロックに分けられている。以上の海苔の加
熱焼成装置において、感熱素子で乾燥室内の温度を測定
し、ヒータをブロック毎に独立に制御してコンベア上の
海苔を加熱焼成している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のお好み
焼の加熱方法および海苔の加熱焼成装置はピザパイの製
造方法および装置として使用すると、ピザパイの製造に
長時間、例えば、7分から15分の時間を要することが
確認されており、店頭におけるファーストフード用とし
ての方法および装置として適当でない。
【0006】従って、本発明の目的はピザパイを短時
間、例えば、1分少々の時間で製造することができるピ
ザパイの製造方法および装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明はピザパイを短時
間、例えば、1分少々の時間で製造するため、炉内を遠
赤外線によって400℃より560℃の温度に設定する
とともに炉内前半部を炉内後半部より高温に設定し、炉
内に0.2m/秒以上の風速の対流を発生させ、ピザパ
イ生地をコンベアで130cm/分以下の速度で搬送す
ることにより炉の入口より前記炉内前半部から前記炉内
後半部を経て炉の出口へ移動させるピザパイの製造方法
を提供するものであり、炉内を入口より出口の方向へ移
動してピザパイ生地を搬送するコンベアと、前記コンベ
アの下側に位置し、前記入口より出口の方向に行くに従
って間隔が大になるように配置された複数の遠赤外線シ
ーズヒータと、前記コンベアの上側で炉内の前半部に配
置された単数又は複数の遠赤外線シーズヒータと、炉の
天井に設けられ、炉内に所定の風速の対流を発生させる
ファンと、前記コンベアの上下の遠赤外線シーズヒータ
を制御して炉内を400℃から560℃の温度に設定
し、前記ファンを制御して炉内に0.2m/秒以上の対
流を発生させ、前記コンベアを制御して前記ピザパイ生
地を130cm/分以下の速度で炉内を移動させる制御
部を備えたピザパイの製造装置を提供するものである。
【0008】
【実施例】以下、本発明のピザパイの製造方法および装
置を詳細に説明する。
【0009】図1および図2は本発明の一実施例を示
し、キャスター1および固定脚2を有する本体3の上部
に炉4が設けられ、その下部に制御装置(図示せず)が
収納されている。炉3は入口4および出口5を有し、入
口4から出口5にかけてコンベア6が設けられている。
コンベア6はロール7a,7b,7c,7d,7e,7
fによって回転的に支持され、モータ8からベルト9に
よって駆動される。炉3の入口4および出口5のコンベ
ア面には安定台10,11が設けられており、炉3の内
部にはコンベア6の下側に遠赤外線シーズヒータ12
が、その上側で前半部に補助となる遠赤外線シーズヒー
タ13が相互に平行に設けられている。シーズヒータ1
3は3本等間隔に配置されているが、シーズヒータ12
は入口4より出口5にかけて間隔が大になるように(d
1 <d2 )9本配置されている。d1/d2 は1/3〜
5が適切である。コンベア6の下側の略中央位置に熱セ
ンサ14が設けられており、センサ14を含むシーズヒ
ータ12の下側には下側反射板15が設けられている。
炉3の上方部に上側反射板16が設けられており、ま
た、出口側に透明ののぞき窓17が設けられている。上
側反射板16は通気穴18A,18B,18C,18D
を有し、通気穴18B,18Cには対流発生用ファン1
9,20が位置している。
【0010】以上の構成において、動作を説明すると以
下の通りである。遠赤外線シーズヒータ12,13をオ
ンして炉3の内部温度を30分で400℃に昇温させ
る。炉3の入口4のコンベア6に適当なサイズおよび厚
さのピザパイの生地を置く。コンベア6は制御部による
モータ8の制御により130cm/分以下の速度に設定
され、炉3の内部温度を400℃より560℃の温度に
設定する。この温度はピザパイの生地の大きさとコンベ
ア6の搬送速度に基づいて制御部が決定する。同時に、
ファン19,20が駆動され、通気孔18B,18Dよ
り上向きに気流が生じ、熱気対流を発生させる。ピザパ
イの生地はコンベア6に載置されて炉3の内部を搬送さ
れ、炉3の前半部において遠赤外線の浸滲力によって急
速に加熱され、炉3の後半部において仕上げの加熱が行
われる。焼上げられたピザパイは炉3の出口5より排出
される。この実施例によると、焼成時間は70秒であ
り、従来の約1/10に時間短縮が行われた。
【0011】制御部はメモリにセンサ14が検出する炉
3の温度と、コンベア6の搬送速度と、ピザパイの生地
の大きさの関係を定めたテーブルを記憶させており、そ
のデータに基づいてモータ8,およびシーズヒータ1
2,13を制御する。
【0012】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明のピザパイの
製造方法および装置によると、炉の前半部の温度を後半
部より大にし、しかも遠赤外線ヒータによって直接加熱
するようにし、また、ピザパイの生地の上下より熱風対
流によって加熱するようにしたため、ピザパイの焼成時
間を大幅に短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す正面図。
【図2】図1の要部の側面図。
【符号の説明】
1 キャスタ 2 固定脚 3 本体 4,5 入口,
出口 6 コンベア 7a〜7f ロ
ール 8 モータ 9 ベルト 10,11 安定台 12,13 遠
赤外線シーズヒータ 14 センサ 15,16A〜1
6C 反射板 17 のぞき窓 18A〜18D
通気孔 19,20 ファン
フロントページの続き (72)発明者 大塚 謙一 東京都渋谷区道玄坂1丁目10番5号 日本 シェーキーズ株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 炉内を遠赤外線によって400℃より5
    60℃の温度に設定するとともに炉内前半部を炉内後半
    部より高温に設定し、 炉内に0.2m/秒以上の風速の対流を発生させ、 ピザパイ生地をコンベアで130cm/分以下の速度で
    搬送することにより炉の入口より前記炉内前半部から前
    記炉内後半部を経て炉の出口へ移動させることを特徴と
    するピザパイの製造方法。
  2. 【請求項2】 炉内を入口より出口の方向へ移動してピ
    ザパイ生地を搬送するコンベアと、 前記コンベアの下側に位置し、前記入口より出口の方向
    に行くに従って間隔が大になるように配置された複数の
    遠赤外線シーズヒータと、 前記コンベアの上側で炉内の前半部に配置された単数又
    は複数の遠赤外線シーズヒータと、 炉の天井に設けられ、炉内に所定の風速の対流を発生さ
    せるファンと、 前記コンベアの上下の遠赤外線シーズヒータを制御して
    炉内を400℃から560℃の温度に設定し、前記ファ
    ンを制御して炉内に0.2m/秒以上の対流を発生さ
    せ、前記コンベアを制御して前記ピザパイ生地を130
    cm/分以下の速度で炉内を移動させる制御部を備えた
    ことを特徴とするピザパイ製造装置。
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Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6369360B1 (en) * 1999-05-21 2002-04-09 Maytag Corporation Combination high speed infrared and convection conveyor oven and method of using
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GB2619736A (en) * 2022-06-14 2023-12-20 Ooni Ltd Electric pizza oven and method of use

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