JPH0523065Y2 - - Google Patents

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JPH0523065Y2
JPH0523065Y2 JP1985107419U JP10741985U JPH0523065Y2 JP H0523065 Y2 JPH0523065 Y2 JP H0523065Y2 JP 1985107419 U JP1985107419 U JP 1985107419U JP 10741985 U JP10741985 U JP 10741985U JP H0523065 Y2 JPH0523065 Y2 JP H0523065Y2
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storage box
storage
safety switch
stop bar
storage boxes
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JP1985107419U
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Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案は、室内に設置される収納装置に関する
ものである。
[背景技術] 室内の収納装置として第5図に示すものがあ
る。このものは部屋の対向する壁1,1間に側面
が収納部2として開口した複数の収納箱3,3…
を配設して両端部の収納箱3c,3d以外の収納
箱3a,3bを床のレール11に沿つて壁1に向
かう方向で移動自在にし、一方の端部の固定され
る収納箱3cとその隣の移動される収納箱3aと
の間に収納箱3a,3bを移動させることができ
るスペース6を形成しておいて、端部の収納箱3
cの前端に取り付けた折り戸で形成される扉7に
よつて通常はこのスペース6を閉塞できるように
したものである。そしてこのものにあつて、扉7
を開いてこのスペース6に人が入つたり、または
このスペース6に収納箱3a,3bを移動させて
他の収納箱3,3間に形成されるスペースに人が
入つたりして、収納箱3の収納部2に側面の開口
から物を出し入れできるようにしてある。このも
のでは各収納箱3,3…に側面から物の出し入れ
をおこなうことができるために、収納箱3の奥行
き寸法を大きく取ることができ、収納容量を大き
く確保できるという利点を有するものである。
そしてこの収納装置にあつて移動される収納箱
3a,3bの移動操作が容易になるよう、操作ス
イツチの操作によつてモータなど電気動力を作動
させ、この電気動力で収納箱3a,3bの下面に
設けた車輪を駆動させることによつて、レール1
1に沿つて移動させることができるようにしたも
のがある。この場合問題になるのは、収納箱3
a,3c間のスペース6、収納箱3a,3b間や
収納箱3b,3d間のスペースに人が入つて収納
物の出し入れをおこなつている際に、これに気付
かず操作スイツチを操作して収納箱3aや3bを
走行移動させるおそれがあるということである。
そしてこのように不注意に収納箱3aや3bを走
行移動させると収納箱3aと3cの間や収納箱3
aと3bの間、収納箱3bと3cの間で人が押し
潰されるという事故が発生するおそれがある。
[考案の目的] 本考案は、上記の点に鑑みて為されたものであ
り、収納箱の間で人が押し潰されるようなことを
防止することのでき、かつかかる場合の安全スイ
ツチの取付け位置の変更も容易におこなえ、安全
動作を所定通りにおこなうことができる収納装置
を提供することを目的とするものである。
[考案の開示] しかして本考案に係る収納装置は、部屋の対向
する壁1,1間に側面に収納部2が形成された複
数の収納箱3,3…を配設して、少なくとも両端
に位置する以外の収納箱3a,3bを電気動力に
よつて壁1に向かう方向で走行移動自在になし、
収納箱3の側面外面に収納箱3の前端部から後端
部に至る停止バー4を略水平状態で配設し、この
停止バー4をばね33にて収納箱3の側面外方に
突出付勢して保持し、ばね33に抗しての停止バ
ー4の収納箱3側への移動によつて押されて作動
され電気動力への通電を遮断する安全スイツチ5
を収納箱3側に設けるのに、安全スイツチ5にね
じ筒23が突出され、安全スイツチ5のねじ筒2
3が収納箱3側の通孔25に挿通され、ねじ筒2
3にナツト24が螺合されて安全スイツチ5が上
記ばね33とは異なる位置において収納箱3に取
付けられて成ることを特徴とするものであり、か
かる停止バー4で作動される安全スイツチ5を収
納箱3に設けて人が収納箱3間において押し潰さ
れる前に収納箱3の走行移動を停止するように
し、もつて上記目的を達成するようにしたもので
あつて、以下本考案を実施例により詳述する。
部屋の壁1,1間に第4図、第5図に示すよう
に複数の収納箱3,3…が配設されるが、この収
納箱3,3…としては両端に位置して固定される
収納箱3c,3dとその間に配置されて壁1に向
かう方向で移動が自在になつた収納箱3a,3b
とを用いる。収納箱3a,3bは例えばその下面
に設けた車輪をモータなどの電気動力で駆動して
床に設置したレール11に沿つて転動させること
によつて走行移動自在になつているものである。
収納箱3d,3bの天板の間、収納箱3b,3a
の天板の間には屈曲自在なパンタグラフ14が取
り付けてあり、壁1の電源から引き出した電線
を、収納箱3dからパンタグラフ14を通して収
納箱3bに導き、収納箱3bに取り付けたモータ
などの電気動力に給電がなされるようにし、さら
に電線を収納箱3bからパンタグラフ14を通し
て収納箱3aに導き、収納箱3aに取り付けたモ
ータなどの電気動力に給電がなされるようにして
ある。また収納箱3のうち固定される収納箱3
c,3dにはその一方の側面を開口させて収納部
2が形成してあり、また移動される収納箱3a,
3bには両側の側面を開口させて両側に収納部
2,2が形成されるようにしてある。さらに収納
箱3a,3b,3dにはその前面にも開口を設け
て前面収納部12が形成してあり、この前面収納
部12には前面扉13が開閉自在に取り付けてあ
る。さらに一方の端部の固定された収納箱3cの
前端部には、折り戸として形成した扉7の一方端
部を水平回動自在に枢着することによつて取り付
けてある。この扉7の他方端部の上端にランナー
18が取り付けてあつて、収納箱3cの上端に設
けた扉支持レール19にこのランナー18を走行
自在に取り付け、ランナー18を扉支持レール1
9に沿つて走行させることによつて扉7を屈曲延
展させることができるようにしてある。収納箱3
a,3bの下端部の地板15の両側の側面には第
1図に示すように収納箱3a,3bの前端部から
後端部に至る長さの停止バー4がそれぞれ配設し
てあり、この停止バー4は地板15より突出、引
退自在に突設された支持具16の先端に取着して
ある。収納箱3a,3bの地板15内にはリミツ
トスイツチなどで形成される安全スイツチ5が配
設してあり、安全スイツチ5は通常地板15の前
端部と後端部とにそれぞれ設けられ、安全スイツ
チ5から突出される作動片26はばねによつて突
出方向に付勢されているものである。また安全ス
イツチ5は収納箱3aや3b内のモータなどの電
気動力への通電経路中に設けられるもので、安全
スイツチ5から突出する状態に作動片26が保持
されているときにおいては電気動力への通電が保
持され、また停止バー4が押されて作動片26が
安全スイツチ5の内方へ没入されるように押され
ることによつて、電気動力への通電が遮断される
ようにしてある。第2図に示すように、安全スイ
ツチ5にねじ筒23が突出され、安全スイツチ5
のねじ筒23が収納箱3側の地板15の通孔25
に挿通され、ねじ筒23にナツト24が螺合され
て安全スイツチ5が収納箱3に取付けられてい
る。また、第3図に示すように、地板15に形成
された通孔25にその係止突部35を介して抜け
止め不能に支持具16が挿通され、地板15の内
面に固定したコ字型の押さえ具36と支持具16
の後端との間にばね33を介装するようにし、支
持具16の先端にビス28で停止バー4を取り付
け、しかして停止バー4に押圧力が作用するとば
ね33が圧縮されるように弾性変形して停止バー
4が地板15側へ変位され、安全スイツチ5の作
動片26に停止バー4によつて押圧力が働くよう
にしてある。安全スイツチ5から突出される作動
片26はばねによつて突出方向に付勢されてい
る。
そして、安全スイツチ5が上記ばね33とは異
なる位置において収納箱3に取付けられている。
つまり、安全スイツチ5の位置とばね33の位置
とを停止バー4の長さ方向において異ならせてあ
る。
しかして、上記のように形成される収納装置に
あつて、扉7を折り畳んで収納箱3aと3cとの
間に形成されるスペース6を開口させることによ
つて、このスペース6内に人が入つて収納箱3a
の収納部2と収納箱3cの収納部2とに収納物を
出し入れすることができる。そして操作スイツチ
を操作することによつて収納箱3aや3bを収納
箱3c側に移動させ、収納箱3a,3b間や収納
箱3b,3d間にスペースを形成させてこのスペ
ースに人が入つて収納箱3aや3b,3dの収納
部2に収納物を出し入れすることができることに
なる。ここで、扉7を開いて収納箱3a,3c間
のスペース6内に人が入つている際や、収納箱3
aや3bを走行移動させて収納箱3a,3b間や
収納箱3b,3d間に人が入つている際に、他の
人が不注意で収納箱3aや収納箱3cを走行移動
させるように操作スイツチを操作した場合、収納
箱3aや収納箱3bの移動に伴つて収納箱3a,
3c間や3a,3b間、3b,3d間において人
は挟まれることになるが、この挟まれる際に体の
一部(主として脚)に収納箱3aや収納箱3bに
設けた停止バー4が当接し、停止バー4には押圧
力が作用することになる。そしてこの停止バー4
への押圧力によつて停止バー4と共に支持具16
が内方に移動し、支持具16とともに移動される
停止バー4が安全スイツチ5の作動片26を押圧
し、安全スイツチ5の作動片26が安全スイツチ
5内に没入されるように押圧され、安全スイツチ
5の働きで電気動力への通電が遮断されて収納箱
3aや3bはその走行移動が非常停止される。従
つて収納箱3a,3c間や3a,3b間、3b,
3d間において人が押し潰されることを防止する
ことができるものである。
[考案の効果] 上述のように本考案にあつては、電気動力によ
つて走行自在になした収納箱の側面外面に収納箱
の前端部から後端部に至る停止バーを略水平状態
で配設し、収納箱の側面外面より突出、引退自在
に支持具を設け、この支持具の先端に停止バーを
取着し、収納箱内において支持具の内方に停止バ
ーの収納箱側への移動によつて押されて作動され
電気動力への通電を遮断する安全スイツチの作動
片を設けてあるので、収納箱間に人が入つている
際に他の人が不注意に収納箱を走行移動させた場
合、収納箱間において人が挟まれても体の一部に
停止バーが当接して安全スイツチの働きで電気動
力への通電が遮断され、収納箱の走行移動が非常
停止されることになり、収納箱間において人が押
し潰されることを防止することができるのは勿
論、停止バーをばねにて収納箱の側面外方に突出
付勢して保持し、ばねに抗しての停止バーの収納
箱側への移動によつて押されて作動され電気動力
への通電を遮断する安全スイツチを収納箱側に設
けるのに、安全スイツチにねじ筒が突出され、安
全スイツチのねじ筒が収納箱側の通孔に挿通さ
れ、ねじ筒にナツトが螺合されて安全スイツチが
上記ばねとは異なる位置において収納箱に取付け
られているから、つまり安全スイツチの取付け
は、通孔に挿通したねじ筒にナツトを螺合させる
から、ねじ筒の通孔への挿通長さを変更するなど
のことで、安全スイツチの収納箱への取付け位置
の変更が容易におこなえ、安全スイツチの作動位
置の変更を容易におこなえ、かかる場合、停止バ
ーを特定位置に突出付勢しているばねは安全スイ
ツチとは別な位置で安全スイツチにはかかわりな
くなされていて、安全スイツチの取付け位置の変
更を容易に行なえるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の一部の斜視図、第
2図は同上の安全スイツチの取り付け状態を示す
断面図、第3図は同上の停止バーの支持状態を示
す断面図、第4図は同上の全体の分解斜視図、第
5図は同上の全体の斜視図である。 1は壁、2は収納部、3は収納箱、3a,3b
は移動される収納箱、3c,3dは固定される収
納箱、4は停止バー、5は安全スイツチ、16は
支持具、26は作動片である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 部屋の対向する壁間に側面に収納部が形成され
    た複数の収納箱を配設して、少なくとも両端に位
    置する以外の収納箱を電気動力によつて壁に向か
    う方向で走行移動自在になし、収納箱の側面外面
    に収納箱の前端部から後端部に至る停止バーを略
    水平状態で配設し、この停止バーをばねにて収納
    箱の側面外方に突出付勢して保持し、ばねに抗し
    ての停止バーの収納箱側への移動によつて押され
    て作動され電気動力への通電を遮断する安全スイ
    ツチを収納箱側に設けるのに、安全スイツチにね
    じ筒が突出され、安全スイツチのねじ筒が収納箱
    側の通孔に挿通され、ねじ筒にナツトが螺合され
    て安全スイツチが上記ばねとは異なる位置におい
    て収納箱に取付けられて成る収納装置。
JP1985107419U 1985-07-12 1985-07-12 Expired - Lifetime JPH0523065Y2 (ja)

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JP1985107419U JPH0523065Y2 (ja) 1985-07-12 1985-07-12

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JPS6216337U JPS6216337U (ja) 1987-01-31
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